JPH05133062A - パーゴラ取付構造 - Google Patents
パーゴラ取付構造Info
- Publication number
- JPH05133062A JPH05133062A JP29418091A JP29418091A JPH05133062A JP H05133062 A JPH05133062 A JP H05133062A JP 29418091 A JP29418091 A JP 29418091A JP 29418091 A JP29418091 A JP 29418091A JP H05133062 A JPH05133062 A JP H05133062A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pergola
- roof panel
- eaves
- panel body
- support
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Building Awnings And Sunshades (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】建物本体に設けられた既存の設備を避けながら
外観が低下するようなことなくパーゴラ構成材を取付け
てパーゴラの取付けを行う。 【構成】縦部材1と横部材2とで略L字状に形成される
パーゴラ構成材3を複数並設してパーゴラAを構成す
る。パーゴラ構成材3の横部材2の先部を建物本体4の
外壁面5より外方に突出する屋根パネル体12の軒先部
6下方に配置する。軒棟方向で相対向するように配され
た屋根パネル体12の鋼材14間に受け材13を架設す
る。受け材13を屋根パネル体12の軒棟方向と直交す
る幅方向の中間部に配置する。受け材13に取付けられ
た支持金具11の支持ボルト11bを下方に向けて突設
する。支持ボルト11bにパーゴラ構成材3の横部材2
の先部を連結固定する。
外観が低下するようなことなくパーゴラ構成材を取付け
てパーゴラの取付けを行う。 【構成】縦部材1と横部材2とで略L字状に形成される
パーゴラ構成材3を複数並設してパーゴラAを構成す
る。パーゴラ構成材3の横部材2の先部を建物本体4の
外壁面5より外方に突出する屋根パネル体12の軒先部
6下方に配置する。軒棟方向で相対向するように配され
た屋根パネル体12の鋼材14間に受け材13を架設す
る。受け材13を屋根パネル体12の軒棟方向と直交す
る幅方向の中間部に配置する。受け材13に取付けられ
た支持金具11の支持ボルト11bを下方に向けて突設
する。支持ボルト11bにパーゴラ構成材3の横部材2
の先部を連結固定する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パーゴラを家屋等の建
物本体と隣接して構築する場合のパーゴラ取付構造に関
するものである。
物本体と隣接して構築する場合のパーゴラ取付構造に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、家屋等の建物本体と隣接してパー
ゴラを設置することが行われており、これらのものにお
いては、例えば建物本体に設けられたバルコニーを利用
してバルコニーの上方にパーゴラを構築するようになっ
ており、取付けにあたっては縦部材と横部材とで略L字
状に形成される横部材の先部を屋根パネル体の軒先部ま
たは建物本体の壁面に連結固定し、縦部材の下部をバル
コニーの床面に連結固定することで建物本体に設けられ
たバルコニーの上方に取付けられるようになっている。
ゴラを設置することが行われており、これらのものにお
いては、例えば建物本体に設けられたバルコニーを利用
してバルコニーの上方にパーゴラを構築するようになっ
ており、取付けにあたっては縦部材と横部材とで略L字
状に形成される横部材の先部を屋根パネル体の軒先部ま
たは建物本体の壁面に連結固定し、縦部材の下部をバル
コニーの床面に連結固定することで建物本体に設けられ
たバルコニーの上方に取付けられるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のような
従来例にあっては、横部材の先部が連結固定されること
となる建物本体の外壁面に換気口や窓やシャッターボッ
クス等の付帯設備が設けられているような場合には横部
材を壁面に連結固定することができないという問題があ
り、また、パーゴラ構成材の横部材を屋根パネル体の軒
先部に連結固定するような場合には屋根パネル体の鋼材
が横部材に当たるようなことがあり、この結果、パーゴ
ラの取付けを行うことができないという問題があった。
このため、パーゴラ構成材の取付位置を少しだけずらせ
て取付けを行うようなことも考えられるが、付帯設備や
屋根パネル体の鋼材を避けるようにして取付けを行うと
納まりが悪いと共に見栄えが悪くなるという問題があっ
た。
従来例にあっては、横部材の先部が連結固定されること
となる建物本体の外壁面に換気口や窓やシャッターボッ
クス等の付帯設備が設けられているような場合には横部
材を壁面に連結固定することができないという問題があ
り、また、パーゴラ構成材の横部材を屋根パネル体の軒
先部に連結固定するような場合には屋根パネル体の鋼材
が横部材に当たるようなことがあり、この結果、パーゴ
ラの取付けを行うことができないという問題があった。
このため、パーゴラ構成材の取付位置を少しだけずらせ
て取付けを行うようなことも考えられるが、付帯設備や
屋根パネル体の鋼材を避けるようにして取付けを行うと
納まりが悪いと共に見栄えが悪くなるという問題があっ
た。
【0004】本発明は上記問題点の解決を目的とするも
のであり、建物本体に設けられる付帯設備や屋根パネル
体の鋼材を避けながら外観が低下するようなことなくパ
ーゴラ構成材を取付けてパーゴラの取付けを行うことが
できるパーゴラ取付構造を提供しようとするものであ
る。
のであり、建物本体に設けられる付帯設備や屋根パネル
体の鋼材を避けながら外観が低下するようなことなくパ
ーゴラ構成材を取付けてパーゴラの取付けを行うことが
できるパーゴラ取付構造を提供しようとするものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記目的を
達成するために、縦部材1と横部材2とで略L字状に形
成されるパーゴラ構成材3を複数並設してパーゴラAを
構成し、パーゴラ構成材3の横部材2の先部を建物本体
4の外壁面5より外方に突出する屋根パネル体12の軒
先部6下方に配置し、軒棟方向で相対向するように配さ
れた屋根パネル体12の鋼材14間に受け材13を架設
し、この受け材13を屋根パネル体12の軒棟方向と直
交する幅方向の中間部に配置し、受け材13に取付けら
れた支持金具11の支持ボルト11bを下方に向けて突
設し、支持ボルト11bにパーゴラ構成材3の横部材2
の先部を連結固定したものである。
達成するために、縦部材1と横部材2とで略L字状に形
成されるパーゴラ構成材3を複数並設してパーゴラAを
構成し、パーゴラ構成材3の横部材2の先部を建物本体
4の外壁面5より外方に突出する屋根パネル体12の軒
先部6下方に配置し、軒棟方向で相対向するように配さ
れた屋根パネル体12の鋼材14間に受け材13を架設
し、この受け材13を屋根パネル体12の軒棟方向と直
交する幅方向の中間部に配置し、受け材13に取付けら
れた支持金具11の支持ボルト11bを下方に向けて突
設し、支持ボルト11bにパーゴラ構成材3の横部材2
の先部を連結固定したものである。
【0006】
【作用】しかして、パーゴラ構成材3の横部材2は屋根
パネル体12の軒棟方向と直交する幅方向の中間部に配
置された受け材13より下方に突出する支持金具11の
支持ボルト11bに連結固定されて取付けが行われる。
そして、パーゴラ構成材3の横部材2は屋根パネル体1
2の下面側に配された支持金具11の支持ボルト11b
に連結固定されるようになっていることによって建物本
体4の外壁面5に換気口やシャッターボックス等の付帯
設備7が設けられているような場合にも付帯設備7の配
置に関係なく取付けを行うことができるものであり、し
かも、屋根パネル体12の軒棟方向と直交する幅方向の
中間部に配置された受け材13より下方に突出する支持
金具11の支持ボルト11bに連結固定されるようにな
っていることから屋根パネル体12の鋼材14が邪魔に
なったりするようなことなく取付けを行うことができ、
さらに、支持金具11は屋根パネル体12の軒棟方向と
直交する幅方向の中間部に配置されていることによって
屋根パネル体12の幅方向のセンターに連結部分が位置
することとなって納まり及び見栄えが向上する。
パネル体12の軒棟方向と直交する幅方向の中間部に配
置された受け材13より下方に突出する支持金具11の
支持ボルト11bに連結固定されて取付けが行われる。
そして、パーゴラ構成材3の横部材2は屋根パネル体1
2の下面側に配された支持金具11の支持ボルト11b
に連結固定されるようになっていることによって建物本
体4の外壁面5に換気口やシャッターボックス等の付帯
設備7が設けられているような場合にも付帯設備7の配
置に関係なく取付けを行うことができるものであり、し
かも、屋根パネル体12の軒棟方向と直交する幅方向の
中間部に配置された受け材13より下方に突出する支持
金具11の支持ボルト11bに連結固定されるようにな
っていることから屋根パネル体12の鋼材14が邪魔に
なったりするようなことなく取付けを行うことができ、
さらに、支持金具11は屋根パネル体12の軒棟方向と
直交する幅方向の中間部に配置されていることによって
屋根パネル体12の幅方向のセンターに連結部分が位置
することとなって納まり及び見栄えが向上する。
【0007】
【実施例】以下、本発明を図示された実施例に基づいて
詳述する。パーゴラAは図10に示されるように建物本
体4に設けられたバルコニー8の上方に配置されるよう
になっており、略L字状に形成された複数のパーゴラ構
成材3によって主体が構成されている。パーゴラ構成材
3は縦部材1と横部材2とによって略L字状に形成され
ており、図3に示されるように横部材2の先部を建物本
体4の外壁面5より外方に位置する屋根パネル体12の
軒先部6に連結固定すると共に縦部材1の下部をバルコ
ニー8の腰壁9に連結固定することによって複数隣合う
ようにしてバルコニー8の上方に配置されている。横部
材2の先部上面には角筒状の連結筒体10が溶接等によ
って固着されており、図1に示されるように軒先部6よ
り垂下された支持金具11を連結筒体10に連結固定す
ることで横部材2は軒先部6に吊り下げ保持されてい
る。
詳述する。パーゴラAは図10に示されるように建物本
体4に設けられたバルコニー8の上方に配置されるよう
になっており、略L字状に形成された複数のパーゴラ構
成材3によって主体が構成されている。パーゴラ構成材
3は縦部材1と横部材2とによって略L字状に形成され
ており、図3に示されるように横部材2の先部を建物本
体4の外壁面5より外方に位置する屋根パネル体12の
軒先部6に連結固定すると共に縦部材1の下部をバルコ
ニー8の腰壁9に連結固定することによって複数隣合う
ようにしてバルコニー8の上方に配置されている。横部
材2の先部上面には角筒状の連結筒体10が溶接等によ
って固着されており、図1に示されるように軒先部6よ
り垂下された支持金具11を連結筒体10に連結固定す
ることで横部材2は軒先部6に吊り下げ保持されてい
る。
【0008】支持金具11は薄板状の固定板11aに支
持ボルト11bを溶接固定して構成されており、固定板
11aを屋根パネル体12に取付けられた受け材13に
連結固定することで屋根パネル体12より下方に突設さ
れている。木質材にて形成される受け材13は屋根パネ
ル体12の枠を構成するC型鋼等の鋼材14間に架設さ
れており、つまり、図2に示されるように受け材13の
端部に形成された係合凸部13aを対向する鋼材14の
側面開口14aに係合するようにして対向する鋼材14
間の隙間に架設されており、固定板11aは受け材13
の側面に当接した状態で固着具15によって受け材13
に連結固定されている。ここで、対向する鋼材14間に
架設される受け材13は鋼材14の長さ方向(屋根パネ
ル体12の軒棟方向と直交する方向)のいずれの位置で
あっても取付けを行うことができるようになっており、
取付位置を調整して支持金具11の取付位置を自在に調
整することができるようになっている。そして、図9に
示されるように隣合う屋根パネル体12のモジュールの
半分の位置(屋根パネル体12の幅方向の中間部)に受
け材13を位置させることによって取付部材である受け
材13が屋根パネル体12の鋼材に当たったりするよう
なことなく取付けを行うことができ、また、後述するバ
ルコニー8の腰壁9に固定される縦部材1の固定部分に
おいては、腰壁9に取付けられることとなる手摺りブラ
ケット16が邪魔になったりするようなことなく取付け
を行うことができるようになっており、屋根パネル体1
2及び隣合う手摺りブラケット16間のセンターに縦部
材1または横部材2を位置させることができて見栄えを
良くすることができるようになっている。横部材2は連
結筒体10に支持ボルト11bを挿通すると共に支持ボ
ルト11bにナット17を螺着することによって連結固
定されており、連結筒体10の連結時に屋根パネル体1
2の下方に配されることとなる軒天井18も連結固定さ
れている。19は建物本体4の外壁面5に設けられるこ
ととなる付帯設備7としてのシャッターボックスであ
り、このようにシャッターボックス19が設けられてい
たとしてもパーゴラ構成材3の横部材2は軒先部6に取
付けられるようになっているためにシャッターボックス
19の配置状態に関係なく取付けが行われるようになっ
ている。20は屋根パネル体12上からの雨水を受ける
ための雨樋である。
持ボルト11bを溶接固定して構成されており、固定板
11aを屋根パネル体12に取付けられた受け材13に
連結固定することで屋根パネル体12より下方に突設さ
れている。木質材にて形成される受け材13は屋根パネ
ル体12の枠を構成するC型鋼等の鋼材14間に架設さ
れており、つまり、図2に示されるように受け材13の
端部に形成された係合凸部13aを対向する鋼材14の
側面開口14aに係合するようにして対向する鋼材14
間の隙間に架設されており、固定板11aは受け材13
の側面に当接した状態で固着具15によって受け材13
に連結固定されている。ここで、対向する鋼材14間に
架設される受け材13は鋼材14の長さ方向(屋根パネ
ル体12の軒棟方向と直交する方向)のいずれの位置で
あっても取付けを行うことができるようになっており、
取付位置を調整して支持金具11の取付位置を自在に調
整することができるようになっている。そして、図9に
示されるように隣合う屋根パネル体12のモジュールの
半分の位置(屋根パネル体12の幅方向の中間部)に受
け材13を位置させることによって取付部材である受け
材13が屋根パネル体12の鋼材に当たったりするよう
なことなく取付けを行うことができ、また、後述するバ
ルコニー8の腰壁9に固定される縦部材1の固定部分に
おいては、腰壁9に取付けられることとなる手摺りブラ
ケット16が邪魔になったりするようなことなく取付け
を行うことができるようになっており、屋根パネル体1
2及び隣合う手摺りブラケット16間のセンターに縦部
材1または横部材2を位置させることができて見栄えを
良くすることができるようになっている。横部材2は連
結筒体10に支持ボルト11bを挿通すると共に支持ボ
ルト11bにナット17を螺着することによって連結固
定されており、連結筒体10の連結時に屋根パネル体1
2の下方に配されることとなる軒天井18も連結固定さ
れている。19は建物本体4の外壁面5に設けられるこ
ととなる付帯設備7としてのシャッターボックスであ
り、このようにシャッターボックス19が設けられてい
たとしてもパーゴラ構成材3の横部材2は軒先部6に取
付けられるようになっているためにシャッターボックス
19の配置状態に関係なく取付けが行われるようになっ
ている。20は屋根パネル体12上からの雨水を受ける
ための雨樋である。
【0009】パーゴラ構成材3の縦部材1の下部には図
8に示されるように連結金具21が取付けられており、
この連結金具21をバルコニー8の腰壁9に取付けられ
た受け金具22に連結した状態で縦部材1は腰壁9に連
結固定されている。縦部材1の側面に取付けられる連結
金具21はコ字状に形成された本体21aの両端より側
方に向けて連結片23を突設して構成されており、本体
21aの内面には下方に向けて引っかけ片24が突設さ
れており、図7に示されるように本体21aを固着具2
5によって縦部材1の外面に固着することで腰壁9に取
付けられている。腰壁9に設けられる受け金具22は固
定片22aより上方に向けて受け片22bを突設して構
成されており、固定片22aを固着具25にて腰壁9内
面に固着することで腰壁9に取付けられている。そし
て、縦部材1は図7に示されるように連結金具21の引
っかけ片24を受け金具22の受け片22bに係止した
状態で連結金具21の連結片23を図6に示されるよう
に固着具25にて腰壁9に連結することで取付けが行わ
れている。ここで、縦部材1の下端はバルコニー8の床
面8aより浮かせるようにして、つまり、バルコニー8
の床面8aと離間させるようにして腰壁9に連結固定さ
れている。これは、図5に示されるように取付部位によ
って屋根勾配が変化するとパーゴラ構成材3の取付高さ
も変化するためであり、このように床面8aと離間させ
るようにして取付けを行うことで縦部材1の下端が床面
8aに当たって取付けを行うことができないというよう
なことなく種々の屋根勾配に一種類のパーゴラ構成材3
で対応しながら取付けを行ってパーゴラAを構築するこ
とができるようになっている。また、縦部材1を取付け
るにあたり、連結金具21の引っかけ片24を受け金具
22の受け片22bに係止することで縦部材1を所定位
置で仮止めした状態とすることができ、正確に位置出し
を行いながら一人作業であっても縦部材1を固着具25
によって正確な位置に本固定することができるようにな
っている。
8に示されるように連結金具21が取付けられており、
この連結金具21をバルコニー8の腰壁9に取付けられ
た受け金具22に連結した状態で縦部材1は腰壁9に連
結固定されている。縦部材1の側面に取付けられる連結
金具21はコ字状に形成された本体21aの両端より側
方に向けて連結片23を突設して構成されており、本体
21aの内面には下方に向けて引っかけ片24が突設さ
れており、図7に示されるように本体21aを固着具2
5によって縦部材1の外面に固着することで腰壁9に取
付けられている。腰壁9に設けられる受け金具22は固
定片22aより上方に向けて受け片22bを突設して構
成されており、固定片22aを固着具25にて腰壁9内
面に固着することで腰壁9に取付けられている。そし
て、縦部材1は図7に示されるように連結金具21の引
っかけ片24を受け金具22の受け片22bに係止した
状態で連結金具21の連結片23を図6に示されるよう
に固着具25にて腰壁9に連結することで取付けが行わ
れている。ここで、縦部材1の下端はバルコニー8の床
面8aより浮かせるようにして、つまり、バルコニー8
の床面8aと離間させるようにして腰壁9に連結固定さ
れている。これは、図5に示されるように取付部位によ
って屋根勾配が変化するとパーゴラ構成材3の取付高さ
も変化するためであり、このように床面8aと離間させ
るようにして取付けを行うことで縦部材1の下端が床面
8aに当たって取付けを行うことができないというよう
なことなく種々の屋根勾配に一種類のパーゴラ構成材3
で対応しながら取付けを行ってパーゴラAを構築するこ
とができるようになっている。また、縦部材1を取付け
るにあたり、連結金具21の引っかけ片24を受け金具
22の受け片22bに係止することで縦部材1を所定位
置で仮止めした状態とすることができ、正確に位置出し
を行いながら一人作業であっても縦部材1を固着具25
によって正確な位置に本固定することができるようにな
っている。
【0010】
【発明の効果】本発明は上述のように、縦部材と横部材
とで略L字状に形成されるパーゴラ構成材を複数並設し
てパーゴラを構成し、パーゴラ構成材の横部材の先部を
建物本体の外壁面より外方に突出する屋根パネル体の軒
先部下方に配置し、軒棟方向で相対向するように配され
た屋根パネル体の鋼材間に受け材を架設し、この受け材
を屋根パネル体の軒棟方向と直交する幅方向の中間部に
配置し、受け材に取付けられた支持金具の支持ボルトを
下方に向けて突設し、支持ボルトにパーゴラ構成材の横
部材の先部を連結固定するようになっているので、つま
り、パーゴラ構成材の横部材は屋根パネル体の下面側に
配された支持金具の支持ボルトに連結固定されるように
なっていることによって建物本体の外壁面に換気口やシ
ャッターボックス等の付帯設備が設けられているような
場合にも付帯設備の配置に関係なく取付けを行うことが
できるものであり、しかも、屋根パネル体の軒棟方向と
直交する幅方向の中間部に配置された受け材より下方に
突出する支持金具の支持ボルトに連結固定されるように
なっていることから屋根パネル体の鋼材が邪魔になった
りするようなことなく取付けを行うことができ、さら
に、支持金具は屋根パネル体の軒棟方向と直交する幅方
向の中間部に配置されていることによって屋根パネル体
の幅方向のセンターに連結部分が位置することとなって
納まり及び見栄えが向上するものである。
とで略L字状に形成されるパーゴラ構成材を複数並設し
てパーゴラを構成し、パーゴラ構成材の横部材の先部を
建物本体の外壁面より外方に突出する屋根パネル体の軒
先部下方に配置し、軒棟方向で相対向するように配され
た屋根パネル体の鋼材間に受け材を架設し、この受け材
を屋根パネル体の軒棟方向と直交する幅方向の中間部に
配置し、受け材に取付けられた支持金具の支持ボルトを
下方に向けて突設し、支持ボルトにパーゴラ構成材の横
部材の先部を連結固定するようになっているので、つま
り、パーゴラ構成材の横部材は屋根パネル体の下面側に
配された支持金具の支持ボルトに連結固定されるように
なっていることによって建物本体の外壁面に換気口やシ
ャッターボックス等の付帯設備が設けられているような
場合にも付帯設備の配置に関係なく取付けを行うことが
できるものであり、しかも、屋根パネル体の軒棟方向と
直交する幅方向の中間部に配置された受け材より下方に
突出する支持金具の支持ボルトに連結固定されるように
なっていることから屋根パネル体の鋼材が邪魔になった
りするようなことなく取付けを行うことができ、さら
に、支持金具は屋根パネル体の軒棟方向と直交する幅方
向の中間部に配置されていることによって屋根パネル体
の幅方向のセンターに連結部分が位置することとなって
納まり及び見栄えが向上するものである。
【図1】本発明の一実施例を示す拡大断面図である。
【図2】同上の部分拡大側断面図である。
【図3】同上のパーゴラ構成材の配置状態を示す側断面
図である。
図である。
【図4】同上の屋根勾配が異なる場合の取付状態を示す
部分拡大側断面図である。
部分拡大側断面図である。
【図5】同上の屋根勾配の各実施例を示す側断面図であ
る。
る。
【図6】同上のパーゴラ構成材を形成する縦部材の取付
状態を示す正面図である。
状態を示す正面図である。
【図7】同上の縦部材の取付状態を示すものであり、
(a)は一部省略した側面図、(b)は一部省略した平
面図である。
(a)は一部省略した側面図、(b)は一部省略した平
面図である。
【図8】同上の取付金具の配置状態を示す斜視図であ
る。
る。
【図9】同上のパーゴラを構成するパーゴラ構成材の配
置状態を示す平断面図である。
置状態を示す平断面図である。
【図10】同上のパーゴラの配置状態を示す一部破断し
た外観図である。
た外観図である。
1 縦部材 2 横部材 3 パーゴラ構成材 4 建物本体 5 外壁面 6 軒先部 11 支持金具 11a 支持ボルト 12 屋根パネル体 13 受け材 14 鋼材 A パーゴラ
Claims (1)
- 【請求項1】 縦部材と横部材とで略L字状に形成され
るパーゴラ構成材を複数並設してパーゴラを構成し、パ
ーゴラ構成材の横部材の先部を建物本体の外壁面より外
方に突出する屋根パネル体の軒先部下方に配置し、軒棟
方向で相対向するように配された屋根パネル体の鋼材間
に受け材を架設し、この受け材を屋根パネル体の軒棟方
向と直交する幅方向の中間部に配置し、受け材に取付け
られた支持金具の支持ボルトを下方に向けて突設し、支
持ボルトにパーゴラ構成材の横部材の先部を連結固定し
て成ることを特徴とするパーゴラ取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29418091A JPH0684665B2 (ja) | 1991-11-11 | 1991-11-11 | パーゴラ取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29418091A JPH0684665B2 (ja) | 1991-11-11 | 1991-11-11 | パーゴラ取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05133062A true JPH05133062A (ja) | 1993-05-28 |
JPH0684665B2 JPH0684665B2 (ja) | 1994-10-26 |
Family
ID=17804350
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29418091A Expired - Fee Related JPH0684665B2 (ja) | 1991-11-11 | 1991-11-11 | パーゴラ取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0684665B2 (ja) |
-
1991
- 1991-11-11 JP JP29418091A patent/JPH0684665B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0684665B2 (ja) | 1994-10-26 |
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