JPH0513295B2 - - Google Patents
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- JPH0513295B2 JPH0513295B2 JP58132155A JP13215583A JPH0513295B2 JP H0513295 B2 JPH0513295 B2 JP H0513295B2 JP 58132155 A JP58132155 A JP 58132155A JP 13215583 A JP13215583 A JP 13215583A JP H0513295 B2 JPH0513295 B2 JP H0513295B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnification
- lens
- optical lens
- moving
- speed
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 claims description 43
- 108091008695 photoreceptors Proteins 0.000 claims description 11
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 claims 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 21
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 4
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 4
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 3
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 2
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- 230000010355 oscillation Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G15/00—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
- G03G15/04—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for exposing, i.e. imagewise exposure by optically projecting the original image on a photoconductive recording material
- G03G15/041—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for exposing, i.e. imagewise exposure by optically projecting the original image on a photoconductive recording material with variable magnification
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
- Variable Magnification In Projection-Type Copying Machines (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
技術分野
本発明はレンズ位置の制御装置を有する複写機
に関するものである。
に関するものである。
従来技術
一般に変倍機能を有する複写機においては、変
倍率に応じて光学レンズを所定の位置まで移動さ
せる必要があるため複写開始まで時間を要した。
倍率に応じて光学レンズを所定の位置まで移動さ
せる必要があるため複写開始まで時間を要した。
また、レンズの基準位置を1つしか設けていな
い場合、レンズを現在位置より基準位置へ移動し
た後、所定の倍率に対応する位置にレンズを移動
する際に、一定の速度でレンズを移動させるため
移動時間がかかるという欠点があつた。
い場合、レンズを現在位置より基準位置へ移動し
た後、所定の倍率に対応する位置にレンズを移動
する際に、一定の速度でレンズを移動させるため
移動時間がかかるという欠点があつた。
また、移動時間を短縮しようとして移動速度を
上げると、モータのイナーシヤにより精度良くレ
ンズを所定位置に停止できないという問題があつ
た。
上げると、モータのイナーシヤにより精度良くレ
ンズを所定位置に停止できないという問題があつ
た。
目的
本発明の目的は、光学レンズの移動中に倍率が
変更が指令された場合に、変更された倍率に対応
する位置に光学レンズを正確且つ迅速にセツトす
ることのできる複写機を提供することにある。
変更が指令された場合に、変更された倍率に対応
する位置に光学レンズを正確且つ迅速にセツトす
ることのできる複写機を提供することにある。
この目的を達成するために、本発明は、露光さ
れた原稿の変倍像を感光体上に結像させるための
光学レンズと、倍率の変更を指令する指令手段
と、倍率に応じた位置に上記光学レンズをセツト
すべく上記光学レンズを移動させる駆動手段と、
上記光学レンズの位置を把握するために上記光学
レンズの移動に同期してパルスをカウントするカ
ウント手段を備え、上記カウント手段のカウント
値に応じて上記光学レンズの位置から倍率に対応
する位置までの距離が所定距離より短い場合は所
定距離以上の場合より遅くなる様に上記光学レン
ズの速度を設定し、上記光学レンズの位置と倍率
に対応する位置が一致すると上記光学レンズを停
止させる制御手段とを有し、上記制御手段は、上
記光学レンズの移動中に上記指令手段により倍率
の変更が指令されると、上記カウント手段のカウ
ント値に応じて移動中の上記光学レンズの位置か
ら変更された倍率に対応する位置までの距離が所
定距離より短い場合は所定距離以上の場合より遅
くなる様に移動中の上記光学レンズの速度を変更
する様にしたものである。
れた原稿の変倍像を感光体上に結像させるための
光学レンズと、倍率の変更を指令する指令手段
と、倍率に応じた位置に上記光学レンズをセツト
すべく上記光学レンズを移動させる駆動手段と、
上記光学レンズの位置を把握するために上記光学
レンズの移動に同期してパルスをカウントするカ
ウント手段を備え、上記カウント手段のカウント
値に応じて上記光学レンズの位置から倍率に対応
する位置までの距離が所定距離より短い場合は所
定距離以上の場合より遅くなる様に上記光学レン
ズの速度を設定し、上記光学レンズの位置と倍率
に対応する位置が一致すると上記光学レンズを停
止させる制御手段とを有し、上記制御手段は、上
記光学レンズの移動中に上記指令手段により倍率
の変更が指令されると、上記カウント手段のカウ
ント値に応じて移動中の上記光学レンズの位置か
ら変更された倍率に対応する位置までの距離が所
定距離より短い場合は所定距離以上の場合より遅
くなる様に移動中の上記光学レンズの速度を変更
する様にしたものである。
実施例
以下本発明の実施例を図面を参照して説明す
る。
る。
第1図は本発明が適用できる電子写真複写機の
概略構成図である。
概略構成図である。
ドラム状の回転形感光体1は、帯電器6により
一様に帯電され、次いで像露光と同時に7の帯電
器で除電され、その後ランプ5により前面露光さ
れる。この結果感光体1の表面には原稿面からの
露光で原稿像に対応した静電潜像が形成される。
すなわち原稿を載置するコンタクトガラス17の
下方には、露光ランプ4が水平面上に固定され、
この露光ランプ4からの光はミラー2で反射され
て、レンズ3を通つて感光体1に投射される。感
光体1の表面に原稿像に対応した静電潜像が形成
される。この潜像は次の現像部18で現像剤が付
着されて可視像化される。転写紙10は給紙ロー
ラ9によりレジストローラ11を通つて感光体1
側へ供給され、転写用帯電器12で感光体1に付
着していた現像剤が転写紙10に転写されて正像
が形成される。
一様に帯電され、次いで像露光と同時に7の帯電
器で除電され、その後ランプ5により前面露光さ
れる。この結果感光体1の表面には原稿面からの
露光で原稿像に対応した静電潜像が形成される。
すなわち原稿を載置するコンタクトガラス17の
下方には、露光ランプ4が水平面上に固定され、
この露光ランプ4からの光はミラー2で反射され
て、レンズ3を通つて感光体1に投射される。感
光体1の表面に原稿像に対応した静電潜像が形成
される。この潜像は次の現像部18で現像剤が付
着されて可視像化される。転写紙10は給紙ロー
ラ9によりレジストローラ11を通つて感光体1
側へ供給され、転写用帯電器12で感光体1に付
着していた現像剤が転写紙10に転写されて正像
が形成される。
その後転写紙10は感光体1から分離され、搬
送部13によつて定着器14まで搬送され定着器
14で定着されトレイ16上に排出される。
送部13によつて定着器14まで搬送され定着器
14で定着されトレイ16上に排出される。
複写画像を変倍する場合には、露光経路中に記
置されたレンズ3をその光軸に沿つて位置を変
え、原稿の走査速度と感光体1の回転速度との比
を変倍率に応じて一定に変化させる必要がある。
置されたレンズ3をその光軸に沿つて位置を変
え、原稿の走査速度と感光体1の回転速度との比
を変倍率に応じて一定に変化させる必要がある。
尚、上述した電子写真複写機の構造及び動作は
周知のものであるのでこれ以上の詳細な説明は省
略する。
周知のものであるのでこれ以上の詳細な説明は省
略する。
次に複写画像を変倍する系のうちレンズ移動に
関して説明する。
関して説明する。
まず、本発明を実施した複写機の複写用光学レ
ンズ移動機構の構成例を第2図に示すとともに、
その移動機構の制御回路の構成例を第3図に示
す。図示の構成においては、DC直流モータ21
の回転を、プーリ22を介し、プーリ25,26
間に展張したワイヤ24に伝達し、そのワイヤ2
4に結合したズームレンズ3を直線移動させると
ともに、その直線移動に伴う回転によりズームレ
ンズ3の焦点距離を変化させて複写倍率を変え
る。さらに、DCモータ21の回転軸に直結した
円板8の周縁部に例えば20個の穴を等間隔に設
け、その周縁部に設置したフオトインタラプタ2
7により周縁部の穴の通過を検出して円板8の回
転、つまり、DCモータ21の回転をパルス列に
変換する。また、ズームレンズ3に取付けた遮蔽
板29によりズームレンズ3が所定の基準位置P
1に設けたフオトインタラプタ30を遮断するこ
とにより、その基準位置(ホームポジシヨン)P
1にズームレンズ3が到達したことを検知する。
ンズ移動機構の構成例を第2図に示すとともに、
その移動機構の制御回路の構成例を第3図に示
す。図示の構成においては、DC直流モータ21
の回転を、プーリ22を介し、プーリ25,26
間に展張したワイヤ24に伝達し、そのワイヤ2
4に結合したズームレンズ3を直線移動させると
ともに、その直線移動に伴う回転によりズームレ
ンズ3の焦点距離を変化させて複写倍率を変え
る。さらに、DCモータ21の回転軸に直結した
円板8の周縁部に例えば20個の穴を等間隔に設
け、その周縁部に設置したフオトインタラプタ2
7により周縁部の穴の通過を検出して円板8の回
転、つまり、DCモータ21の回転をパルス列に
変換する。また、ズームレンズ3に取付けた遮蔽
板29によりズームレンズ3が所定の基準位置P
1に設けたフオトインタラプタ30を遮断するこ
とにより、その基準位置(ホームポジシヨン)P
1にズームレンズ3が到達したことを検知する。
それらのフオトインタラプタ27および30の
検知パルスを制御用マイクロコンピユータ33に
供給するとともに、不図示の操作部上のテンキー
34により指定した複写倍率のデータをもマイク
ロコンピユータ33に供給する。そしてスイツチ
35からのレンズ移動開始指令に従つて、マイク
ロコンピユータ33によりモータ正逆転切換え回
路31およびモータ高速・低速切換え回路32を
制御してDCモータ21を駆動し、指定倍率に対
応した位置まで、その移動距離に対応した速度に
てズームレンズ3を移動させ、停止させる。
検知パルスを制御用マイクロコンピユータ33に
供給するとともに、不図示の操作部上のテンキー
34により指定した複写倍率のデータをもマイク
ロコンピユータ33に供給する。そしてスイツチ
35からのレンズ移動開始指令に従つて、マイク
ロコンピユータ33によりモータ正逆転切換え回
路31およびモータ高速・低速切換え回路32を
制御してDCモータ21を駆動し、指定倍率に対
応した位置まで、その移動距離に対応した速度に
てズームレンズ3を移動させ、停止させる。
上述のようにして設定する複写倍率と、円板8
の周縁部の穴およびフオトインタラプタ27によ
り発生させるクロツクパルスの個数との関係、す
なわち、各指定倍率における基準位置P1とクロ
ツクパルス数との関係は、例えば第4図に示すよ
うに設定する。
の周縁部の穴およびフオトインタラプタ27によ
り発生させるクロツクパルスの個数との関係、す
なわち、各指定倍率における基準位置P1とクロ
ツクパルス数との関係は、例えば第4図に示すよ
うに設定する。
次に、第5図のフローチヤートに基づき本発明
を実施した複写機の複写用光学レンズ移動制御に
ついて説明する。
を実施した複写機の複写用光学レンズ移動制御に
ついて説明する。
尚、第5図に示すフローチヤートは1チツプマ
イクロコンピユータ33のROM(リードオンリ
ーメモリー)にプログラム化されて格納されてい
る。また後述する第2、第3の実施例及び第10
図に用いられるフローチヤートもROMにプログ
ラム化されて格納されているものとする。
イクロコンピユータ33のROM(リードオンリ
ーメモリー)にプログラム化されて格納されてい
る。また後述する第2、第3の実施例及び第10
図に用いられるフローチヤートもROMにプログ
ラム化されて格納されているものとする。
動作説明すると、ステツプS1にて、テンキー
34により指定した複写倍率のデータを読み込
み、ついで、ステツプS2にて、レンズ移動開始
指令スイツチ35が押下されたか否かを反復して
判別し、スイツチ35が押下されたときには、ス
テツプS3にて、ズームレンズ3の現在位置に対
応した倍率と指定倍率とを比較し、前者が大きい
ときには切換え回路31により設定するモータ2
1の回転方向をステツプS5にて逆転にし、また、
前者が小さいときにはステツプS4にてモータ2
1の回転方向を正転にする。尚、現在位置、指定
倍率に対応した位置は例えばホームポジシヨンか
らのクロツクパルス数に換算してRAMに格納し
ておけば良い。ついでステツプS6にて、第4図
示の関係に基づき、現在位置に対応するクロツク
パルス数と指定倍率に対応するクロツクパルス数
との差によりズームレンズ3の移動距離に対応し
たクロツクパルス数を算出する。ついで、ステツ
プS7にて判別して、移動クロツクパルス数が150
以下であればステツプS11にて高速・低速切換回
路32を低速に切換えてモータ1を低速回転させ
る。そしてモータ21の回転、つまり、円板3の
回転に伴い、ステツプS12にて、移動クロツクパ
ルス数を漸減させ、ステツプS13にて判別して、
移動クロツクパルス数が零に達するまでその減算
を続行させて、ステツプS14にてモータ21を停
止させる。一方、ステツプS7にて判別して移動
クロツクパルス数が150以上であつたときには、
ステツプS8にてモータ21を高速回転させる。
そして、その回転に伴い、ステツプS9にて移動
クロツクパルス数を漸減させ、ステツプS10にて
反復して判別して、移動クロツクパルス数が100
まで漸減したときには、上述したステツプS11に
移行して、低速回数の状態にする。なお、電源投
入時には、ズームレンズ3を一旦、ホームポジシ
ヨンに移動させた後に、上述の過程により、ま
ず、等倍の位置に移動させるのが好ましい。
34により指定した複写倍率のデータを読み込
み、ついで、ステツプS2にて、レンズ移動開始
指令スイツチ35が押下されたか否かを反復して
判別し、スイツチ35が押下されたときには、ス
テツプS3にて、ズームレンズ3の現在位置に対
応した倍率と指定倍率とを比較し、前者が大きい
ときには切換え回路31により設定するモータ2
1の回転方向をステツプS5にて逆転にし、また、
前者が小さいときにはステツプS4にてモータ2
1の回転方向を正転にする。尚、現在位置、指定
倍率に対応した位置は例えばホームポジシヨンか
らのクロツクパルス数に換算してRAMに格納し
ておけば良い。ついでステツプS6にて、第4図
示の関係に基づき、現在位置に対応するクロツク
パルス数と指定倍率に対応するクロツクパルス数
との差によりズームレンズ3の移動距離に対応し
たクロツクパルス数を算出する。ついで、ステツ
プS7にて判別して、移動クロツクパルス数が150
以下であればステツプS11にて高速・低速切換回
路32を低速に切換えてモータ1を低速回転させ
る。そしてモータ21の回転、つまり、円板3の
回転に伴い、ステツプS12にて、移動クロツクパ
ルス数を漸減させ、ステツプS13にて判別して、
移動クロツクパルス数が零に達するまでその減算
を続行させて、ステツプS14にてモータ21を停
止させる。一方、ステツプS7にて判別して移動
クロツクパルス数が150以上であつたときには、
ステツプS8にてモータ21を高速回転させる。
そして、その回転に伴い、ステツプS9にて移動
クロツクパルス数を漸減させ、ステツプS10にて
反復して判別して、移動クロツクパルス数が100
まで漸減したときには、上述したステツプS11に
移行して、低速回数の状態にする。なお、電源投
入時には、ズームレンズ3を一旦、ホームポジシ
ヨンに移動させた後に、上述の過程により、ま
ず、等倍の位置に移動させるのが好ましい。
尚、第3図に示した構成例において、レンズ移
動開始指令スイツチ35は、コピーボタンに置換
することができ、また、倍率テンキー34は、コ
ピー枚数テンキーと兼用にすることもできる。こ
れは後述する第2、第3の実施例についても同様
のことが言える。さらに、誤差の累積をおさえる
ため、予め定めた回数だけズームレンズ3の移動
を行なつたときには、新たに基準位置から位置決
めを行ない、位置精度を向上させることもでき
る。この場合、予め定めた回数はRAM(ランダ
ムアクセスメモリー)に記憶させておけば良い。
動開始指令スイツチ35は、コピーボタンに置換
することができ、また、倍率テンキー34は、コ
ピー枚数テンキーと兼用にすることもできる。こ
れは後述する第2、第3の実施例についても同様
のことが言える。さらに、誤差の累積をおさえる
ため、予め定めた回数だけズームレンズ3の移動
を行なつたときには、新たに基準位置から位置決
めを行ない、位置精度を向上させることもでき
る。この場合、予め定めた回数はRAM(ランダ
ムアクセスメモリー)に記憶させておけば良い。
この様に本実施例では、現在のレンズ位置と指
定された倍率に対応するレンズ位置との距離が離
れている場合はモータ21を高速回転させ、レン
ズ3が指定倍率に対応するレンズ位置に近づいた
ときは低速回転に切換えるので短時間でレンズの
移動ができるとともに、モータのイナーシヤによ
る影響を防ぐことができるのでレンズを精度良く
正確な位置に移動させることができる。
定された倍率に対応するレンズ位置との距離が離
れている場合はモータ21を高速回転させ、レン
ズ3が指定倍率に対応するレンズ位置に近づいた
ときは低速回転に切換えるので短時間でレンズの
移動ができるとともに、モータのイナーシヤによ
る影響を防ぐことができるのでレンズを精度良く
正確な位置に移動させることができる。
尚、本実施例ではズームレンズの移動速度を2
段階に切換える様構成したが、ズームレンズの移
動速度をズームレンズが指定倍率に対応する位置
に近づくに従つて複数段階(例えば3段階)に切
換える様構成しても良い。またズームレンズの移
動速度を第1の速度から第2の速度へ切換える
際、徐々に第1の速度から第2の速度に切換わる
様に構成しても良い。これによりレンズの動き
(速度変化)がスムーズになり、装置へ与える振
動等の影響を少なくすることができる。
段階に切換える様構成したが、ズームレンズの移
動速度をズームレンズが指定倍率に対応する位置
に近づくに従つて複数段階(例えば3段階)に切
換える様構成しても良い。またズームレンズの移
動速度を第1の速度から第2の速度へ切換える
際、徐々に第1の速度から第2の速度に切換わる
様に構成しても良い。これによりレンズの動き
(速度変化)がスムーズになり、装置へ与える振
動等の影響を少なくすることができる。
以上の説明から明らかなように、本実施例によ
れば、複写機における複写用光学レンズの複写倍
率に対応した位置までの移動を、簡単な構成によ
り制御して、十分な精度をもつて位置決めを行な
うことができ、しかも、移動に要する時間を短縮
し得るという格別の効果を得ることができた。特
に連続的な変倍機構を有するものには効果的であ
る。
れば、複写機における複写用光学レンズの複写倍
率に対応した位置までの移動を、簡単な構成によ
り制御して、十分な精度をもつて位置決めを行な
うことができ、しかも、移動に要する時間を短縮
し得るという格別の効果を得ることができた。特
に連続的な変倍機構を有するものには効果的であ
る。
次に第2の実施例について第6図のフローチヤ
ートを用いて説明する。
ートを用いて説明する。
尚、第2実施例における構成は第2図〜第4図
に示したものと同一であるので説明は省略する。
に示したものと同一であるので説明は省略する。
まず、ステツプS1にて、テンキー34により
指定した複写倍率のデータを読み込み、ついで、
ステツプS2にて、レンズ移動開始指令スイツチ
35が押下されたか否かを反復して判別する。ス
イツチ35が押下されたときには、ステツプS3
に進み、正逆転切換回路31を正転に切り換え、
次のステツプS4では高速低速切換回路32を高
速側に切換える。
指定した複写倍率のデータを読み込み、ついで、
ステツプS2にて、レンズ移動開始指令スイツチ
35が押下されたか否かを反復して判別する。ス
イツチ35が押下されたときには、ステツプS3
に進み、正逆転切換回路31を正転に切り換え、
次のステツプS4では高速低速切換回路32を高
速側に切換える。
次いで、ステツプS5に進み、センサ30でズ
ームレンズ3が基準位置(ホームポジシヨン)P
1に来たか否かを判断する。ホームポジシヨンを
検知すると、次のステツプS6に進み、マイコン
33内にソフト的に構成された100msタイマをセ
ツトする。このタイマの100ms計時は、センサ3
0でズームレンズ3を検知した後、ズームレンズ
3を確実にホームポジシヨンに戻すためのもので
ある。かかる計時がなされたか否かをステツプ
S7で判断し、この100ms計時完了と共にステツプ
S8に進んでモータ21を停止させる。次いで、
ステツプS9において、正逆転切換回路31によ
りモータ21の回転方向を逆転に切り換える。
ームレンズ3が基準位置(ホームポジシヨン)P
1に来たか否かを判断する。ホームポジシヨンを
検知すると、次のステツプS6に進み、マイコン
33内にソフト的に構成された100msタイマをセ
ツトする。このタイマの100ms計時は、センサ3
0でズームレンズ3を検知した後、ズームレンズ
3を確実にホームポジシヨンに戻すためのもので
ある。かかる計時がなされたか否かをステツプ
S7で判断し、この100ms計時完了と共にステツプ
S8に進んでモータ21を停止させる。次いで、
ステツプS9において、正逆転切換回路31によ
りモータ21の回転方向を逆転に切り換える。
次に、ステツプS10に進み、基準位置からの指
定倍率に対応する移動クロツクパルス数が150以
下であればステツプS14に進んでモータ21を低
速回転させる。そしてモータ21つまり、円板8
の回転に伴い、ステツプS15にて、移動クロツク
パルス数を漸減させる。その移動クロツクパルス
数をステツプS16で判別して、移動クロツクパル
ス数が零に達するまでその減算を続行させ、ステ
ツプS17にてモータ21を停止させる。
定倍率に対応する移動クロツクパルス数が150以
下であればステツプS14に進んでモータ21を低
速回転させる。そしてモータ21つまり、円板8
の回転に伴い、ステツプS15にて、移動クロツク
パルス数を漸減させる。その移動クロツクパルス
数をステツプS16で判別して、移動クロツクパル
ス数が零に達するまでその減算を続行させ、ステ
ツプS17にてモータ21を停止させる。
一方、ステツプS10において移動クロツクパル
ス数が150以上であると判別されたときには、ス
テツプS11に進み、モータ21を高速回転させ
る。そしてその回転に伴つて、ステツプS12にお
いて移動クロツクパルス数を漸減させる。その移
動クロツクパルス数をステツプS13にて反復して
判別する。ステツプS13の判別により、移動クロ
ツクパルス数が100まで漸減したときには、上述
したステツプS14に移行して、モータ21を低速
回転の状態にする。
ス数が150以上であると判別されたときには、ス
テツプS11に進み、モータ21を高速回転させ
る。そしてその回転に伴つて、ステツプS12にお
いて移動クロツクパルス数を漸減させる。その移
動クロツクパルス数をステツプS13にて反復して
判別する。ステツプS13の判別により、移動クロ
ツクパルス数が100まで漸減したときには、上述
したステツプS14に移行して、モータ21を低速
回転の状態にする。
なお、電源投入時には、ズームレンズ3を一
旦、ホームポジシヨンに移動させた後に、上述の
過程により、まず、等倍の基準位置に移動させて
も良い。
旦、ホームポジシヨンに移動させた後に、上述の
過程により、まず、等倍の基準位置に移動させて
も良い。
この様に本実施例ではレンズ3を指定された倍
率の位置まで移動させる場合、レンズ3を一旦ホ
ームポジシヨンに戻した後レンズ移動を行なつて
いるので常に正確なレンズ位置制御ができる。ま
た前述した様にレンズの移動距離に応じてレンズ
の移動速度を切換えるので、短時間かつ精度良い
レンズの位置制御を行なうことができる。
率の位置まで移動させる場合、レンズ3を一旦ホ
ームポジシヨンに戻した後レンズ移動を行なつて
いるので常に正確なレンズ位置制御ができる。ま
た前述した様にレンズの移動距離に応じてレンズ
の移動速度を切換えるので、短時間かつ精度良い
レンズの位置制御を行なうことができる。
尚、本実施例ではレンズを一旦ホームポジシヨ
ンに戻してから位置決めを行なうので現在位置を
特に記憶しておかなくとも良い。
ンに戻してから位置決めを行なうので現在位置を
特に記憶しておかなくとも良い。
またレンズを基準位置に戻す際、レンズが基準
位置からある距離に到達した時点でレンズの移動
速度を切換え様にしても良い。またレンズがホー
ムポジシヨンに近づくに従つて徐々に速度を落と
していつても良い。これによりレンズのホームポ
ジシヨンに対する衝撃を押えることができる。
位置からある距離に到達した時点でレンズの移動
速度を切換え様にしても良い。またレンズがホー
ムポジシヨンに近づくに従つて徐々に速度を落と
していつても良い。これによりレンズのホームポ
ジシヨンに対する衝撃を押えることができる。
以上の説明から明らかなように、本発明によれ
ば、複写機における複写用光学レンズの複写倍率
に対応した位置までの移動を、簡単な構成により
制御して、十分な精度をもつて短時間に位置決め
を行なうことができるという格別の効果を得るこ
とができた。
ば、複写機における複写用光学レンズの複写倍率
に対応した位置までの移動を、簡単な構成により
制御して、十分な精度をもつて短時間に位置決め
を行なうことができるという格別の効果を得るこ
とができた。
次に第3の実施例について第7図〜第9図を用
いて説明する。
いて説明する。
第7図は第3実施例における複写用光学レンズ
移動機構の構成例であり、その移動機構の制御回
路の構成例を第8図に示す。
移動機構の構成例であり、その移動機構の制御回
路の構成例を第8図に示す。
尚、第2図、第3図と同様の機能を有するもの
には同じ符号を付けた。ここでは第2図、第3図
と異なる部分についてのみ説明する。
には同じ符号を付けた。ここでは第2図、第3図
と異なる部分についてのみ説明する。
ズームレンズ3には2つの遮蔽板29及び39
が取付けられており、遮蔽板29がフオトインタ
ラプタ30を遮断することによりズームレンズ3
が第1の基準位置30に到達したことが検知され
る。
が取付けられており、遮蔽板29がフオトインタ
ラプタ30を遮断することによりズームレンズ3
が第1の基準位置30に到達したことが検知され
る。
また遮蔽板39がフオトインタラプタ40を遮
断することによりズームレンズ3が第2の基準位
置40に到達したことが検地される。
断することによりズームレンズ3が第2の基準位
置40に到達したことが検地される。
またフオトインタラプタ27,30および40
の検知パルスは制御用マイクロコンピユータ33
に供給される。
の検知パルスは制御用マイクロコンピユータ33
に供給される。
尚、各指定倍率における第1基準位置P1とク
ロツクパルス数との関係は他の実施例と同様例え
ば第4図に示すとおりである。
ロツクパルス数との関係は他の実施例と同様例え
ば第4図に示すとおりである。
第9図のフローチヤートを用いて第3の実施例
につき詳細に説明する。
につき詳細に説明する。
まず、ステツプS1にて、テンキー34により
指定した複写倍率のデータを読み込み、ついで、
ステツプS2にてレンズ移動開始指令スイツチ3
5が押下されたか否かを反復して判別する。スイ
ツチ35が押下されたときには、ステツプS3に
進み、ズームレンズ3が現在位置から基準位置を
介して指定倍率に応じた位置に移動するのに最短
距離となる基準位置を現在位置の移動クロツク数
によつて判断する。尚、現在位置はクロツク数で
RAMに記憶しておけば良い。かかる基準位置が
第1基準位置30のときにはステツプS4に進ん
でモータ21の回転方向を正転に切り換え、逆に
第2基準位置40のときにはステツプS5に進ん
でモータ21の回転方向を逆転に切り換える。
指定した複写倍率のデータを読み込み、ついで、
ステツプS2にてレンズ移動開始指令スイツチ3
5が押下されたか否かを反復して判別する。スイ
ツチ35が押下されたときには、ステツプS3に
進み、ズームレンズ3が現在位置から基準位置を
介して指定倍率に応じた位置に移動するのに最短
距離となる基準位置を現在位置の移動クロツク数
によつて判断する。尚、現在位置はクロツク数で
RAMに記憶しておけば良い。かかる基準位置が
第1基準位置30のときにはステツプS4に進ん
でモータ21の回転方向を正転に切り換え、逆に
第2基準位置40のときにはステツプS5に進ん
でモータ21の回転方向を逆転に切り換える。
次のステツプS6では、高速低速切換回路32
を高速側に切り換える。次いで、ステツプS7に
進み、センサ30または40によりズームレンズ
3が第1または第2基準位置に到達したことを検
知する。しかして、基準位置に到達したことが検
知されると、次のステツプS8に進み、マイコン
33内にソフト的に構成された100msタイマをセ
ツトする。このタイマの100ms計時はセンサ30
または40によりズームレンズ3を検知した後、
ズームレンズ3を確実に第1または第2基準位置
に戻すためのものであり、かかる計時がなされた
か否かを次のステツプS9で判断し、この100ms計
時の完了と共にステツプS10に進んでモータ21
を停止させる。次いで、ステツプS11において、
モータ21の回転方向を今までのそれとは逆方向
に切り換える。
を高速側に切り換える。次いで、ステツプS7に
進み、センサ30または40によりズームレンズ
3が第1または第2基準位置に到達したことを検
知する。しかして、基準位置に到達したことが検
知されると、次のステツプS8に進み、マイコン
33内にソフト的に構成された100msタイマをセ
ツトする。このタイマの100ms計時はセンサ30
または40によりズームレンズ3を検知した後、
ズームレンズ3を確実に第1または第2基準位置
に戻すためのものであり、かかる計時がなされた
か否かを次のステツプS9で判断し、この100ms計
時の完了と共にステツプS10に進んでモータ21
を停止させる。次いで、ステツプS11において、
モータ21の回転方向を今までのそれとは逆方向
に切り換える。
次にステツプS21に進み、各基準位置からの指
定倍率に対応する移動クロツクパルス数が150以
下であればステツプS16に進んでモータ21を低
速回転させる。そしてモータ21の回転に伴い、
ステツプS17にて移動クロツクパルス数を漸減さ
せる。その移動クロツクパルス数をステツプS18
で判別して、移動クロツクパルス数が零に達する
までその減算を続行させ、ステツプS19にてモー
タ21を停止させる。
定倍率に対応する移動クロツクパルス数が150以
下であればステツプS16に進んでモータ21を低
速回転させる。そしてモータ21の回転に伴い、
ステツプS17にて移動クロツクパルス数を漸減さ
せる。その移動クロツクパルス数をステツプS18
で判別して、移動クロツクパルス数が零に達する
までその減算を続行させ、ステツプS19にてモー
タ21を停止させる。
一方、ステツプS12において移動クロツクパル
ス数が150以上であると判別されたときには、ス
テツプS13に進み、モータ21を高速回転させ、
その回転に伴つて、ステツプS14において移動ク
ロツクパルス数を漸減させる。その移動クロツク
パルス数をステツプS15にて反復して判別する。
かかるステツプS15における判別により、移動ク
ロツクパルス数が100まで漸減したときには、上
述したステツプS16に移行して、モータ21を低
速回転の状態にする。
ス数が150以上であると判別されたときには、ス
テツプS13に進み、モータ21を高速回転させ、
その回転に伴つて、ステツプS14において移動ク
ロツクパルス数を漸減させる。その移動クロツク
パルス数をステツプS15にて反復して判別する。
かかるステツプS15における判別により、移動ク
ロツクパルス数が100まで漸減したときには、上
述したステツプS16に移行して、モータ21を低
速回転の状態にする。
尚、電源投入時には、ズームレンズ3を一旦、
基準位置(ホームポジシヨン)に移動させた後
に、上述の過程により、まず、等倍の基準位置に
移動させても良い。
基準位置(ホームポジシヨン)に移動させた後
に、上述の過程により、まず、等倍の基準位置に
移動させても良い。
また、基準位置を他の箇所、例えば等倍の位置
に設けても良い。
に設けても良い。
これにより更にレンズの移動時間の短縮が可能
となる。
となる。
この様に本実施例では基準位置を複数個所に設
けたのでレンズを移動させる際、最も短かい移動
距離を選択することができる。従つて短時間にレ
ンズを所望位置まで移動させることができる。更
には移動距離に応じて速度を切り換えているので
短時間かつ正確なレンズの位置制御ができる。
けたのでレンズを移動させる際、最も短かい移動
距離を選択することができる。従つて短時間にレ
ンズを所望位置まで移動させることができる。更
には移動距離に応じて速度を切り換えているので
短時間かつ正確なレンズの位置制御ができる。
以上の説明から明らかなように、本実施例によ
れば、複写機における複写用光学レンズの複写倍
率に対応した基準位置までの移動を、従来のよう
に位置センサの使用個数を増大させることなく、
簡単な構成により制御して、十分な精度をもつて
位置決めを行なうことができ、しかも、移動に要
する時間を短縮し得るという格別の効果を得るこ
とができる。
れば、複写機における複写用光学レンズの複写倍
率に対応した基準位置までの移動を、従来のよう
に位置センサの使用個数を増大させることなく、
簡単な構成により制御して、十分な精度をもつて
位置決めを行なうことができ、しかも、移動に要
する時間を短縮し得るという格別の効果を得るこ
とができる。
尚、本実施例おいて、高速・低速切り換え回路
32は、マイコン33の出力によつてDCモータ
21への印加電圧を切り換える様に構成したもの
であれば良い。またDCモータ21がPLL(フエイ
ズロツクループ)制御されているものであれば、
基準発振周波数が切り換わる様構成したものであ
れば良い。これらは前述した高速の複数段切り換
えの際にも適用できる。
32は、マイコン33の出力によつてDCモータ
21への印加電圧を切り換える様に構成したもの
であれば良い。またDCモータ21がPLL(フエイ
ズロツクループ)制御されているものであれば、
基準発振周波数が切り換わる様構成したものであ
れば良い。これらは前述した高速の複数段切り換
えの際にも適用できる。
またレンズの移動速度も第1の速度から第2の
速度へ徐々に切り換えるときは、DCモータ21
への印加電圧を徐々に切り換えれば良い。
速度へ徐々に切り換えるときは、DCモータ21
への印加電圧を徐々に切り換えれば良い。
また、正逆転切換回路31は、マイコン33の
出力によつてDCモータ21に流れる電流方向を
切り換える様に構成したものであれば良い。
出力によつてDCモータ21に流れる電流方向を
切り換える様に構成したものであれば良い。
また、本実施例ではDCモータ21の回転数を
パルス列に変換し、このパルス数をカウントする
ことによりレンズ3の位置制御を行なつたが、本
発明はこの方法に限ることなく、例えばステツピ
ングモータによりレンズ3の位置制御を行なつて
も良い。
パルス列に変換し、このパルス数をカウントする
ことによりレンズ3の位置制御を行なつたが、本
発明はこの方法に限ることなく、例えばステツピ
ングモータによりレンズ3の位置制御を行なつて
も良い。
ステツピングモータを用いた場合、レンズ3の
移動量はステツピングモータに与えるパルス数に
よつて決定される。
移動量はステツピングモータに与えるパルス数に
よつて決定される。
従つてこれから移動する距離に応じた数だけパ
ルスをステツピングモータに与えることによりレ
ンズ3を所望の倍率に対応した位置へ到達させる
ことができる。ステツピングモータを用いた場
合、エンコーダからのパルスをカウントする必要
がないので制御が簡単になる。尚、移動する距離
が長くモータを高速回転させる必要があるとき
は、ステツピングモータに与えるパルスの周波数
を高くしてやれば良い。
ルスをステツピングモータに与えることによりレ
ンズ3を所望の倍率に対応した位置へ到達させる
ことができる。ステツピングモータを用いた場
合、エンコーダからのパルスをカウントする必要
がないので制御が簡単になる。尚、移動する距離
が長くモータを高速回転させる必要があるとき
は、ステツピングモータに与えるパルスの周波数
を高くしてやれば良い。
そしてレンズ3が指定倍率に対応するレンズ位
置に近づいたときは、パルスの周波数を下げて低
速回転にさせれば前述と同様の効果が得られる。
置に近づいたときは、パルスの周波数を下げて低
速回転にさせれば前述と同様の効果が得られる。
ところでレンズの移動中に倍率の変更指令があ
つたときは、その時点におけるレンズの位置と変
更された倍率に対応する位置とによりレンズの移
動速度を切り換える様にしても良い。
つたときは、その時点におけるレンズの位置と変
更された倍率に対応する位置とによりレンズの移
動速度を切り換える様にしても良い。
例えば、現在のレンズ位置が最初に指定された
倍率に対応する位置に近く、モータを低速回転し
ていたとする。このとき変更指令があり、レンズ
を再び長い距離移動させなければならないときは
モータを高速回転に切り換えてやるものである。
この場合のフローチヤートを第10図に示す。
倍率に対応する位置に近く、モータを低速回転し
ていたとする。このとき変更指令があり、レンズ
を再び長い距離移動させなければならないときは
モータを高速回転に切り換えてやるものである。
この場合のフローチヤートを第10図に示す。
ステツプS1において倍率の変更指令があるか
否かを判断する。変更指令がない場合は現在行な
つている制御を続行する。変更指令があつたとき
はステツプS2で現在の位置と、変更倍率に対応
する位置との距離(クロツク数)を計算し、所定
距離以上あつたときはステツプS2でモータを高
速回転させる。また所定距離未満であるときはス
テツプS4でモータを低速回転させる。尚、ステ
ツプS2においてモータの回転方向を切り換える
必要があるときは、ステツプ3、ステツプ4で切
り換えてやれば良い。
否かを判断する。変更指令がない場合は現在行な
つている制御を続行する。変更指令があつたとき
はステツプS2で現在の位置と、変更倍率に対応
する位置との距離(クロツク数)を計算し、所定
距離以上あつたときはステツプS2でモータを高
速回転させる。また所定距離未満であるときはス
テツプS4でモータを低速回転させる。尚、ステ
ツプS2においてモータの回転方向を切り換える
必要があるときは、ステツプ3、ステツプ4で切
り換えてやれば良い。
これにより、レンズの移動中に倍率変更指令が
あたとしても、迅速かつ精度よくレンズを変更倍
率の位置に移動させることができる。
あたとしても、迅速かつ精度よくレンズを変更倍
率の位置に移動させることができる。
v 効果
本発明によれば、光学レンズの移動中に指令手
段により倍率の変更が指令されると、カウント手
段のカウント値に応じて移動中の光学レンズの位
置から変更された倍率に対応する位置までの距離
が所定距離より短い場合は所定距離以上の場合よ
り遅くなる様に移動中の光学レンズの速度を変更
することにより、光学レンズの移動中に倍率の変
更が指令された場合に、変更された倍率に対応す
る位置に光学レンズを正確かつ迅速にセツトする
ことができる。
段により倍率の変更が指令されると、カウント手
段のカウント値に応じて移動中の光学レンズの位
置から変更された倍率に対応する位置までの距離
が所定距離より短い場合は所定距離以上の場合よ
り遅くなる様に移動中の光学レンズの速度を変更
することにより、光学レンズの移動中に倍率の変
更が指令された場合に、変更された倍率に対応す
る位置に光学レンズを正確かつ迅速にセツトする
ことができる。
第1図は本発明が適用できる複写機の概略構成
図、第2図は本発明を実施した複写機の複写用光
学レンズ移動機構の構成例を示す図、第3図は第
2図の移動機構の制御回路の構成例を示す図、第
4図は複写倍率と移動クロツクパルス数との関係
の例を示す図、第5図は光学レンズ移動制御のた
めの制御フローチヤート、第6図は第2実施例に
おける光学レンズ移動制御のための制御フローチ
ヤート、第7図は第3実施例における光学レンズ
移動機構の構成例を示す図、第8図は第7図の移
動機構の制御回路の構成例を示す図、第9図は第
3実施例における制御フローチヤート、第10図
は倍率変更指令がある場合の制御フローチヤート
である。 ここで1は感光体、3はズームレンズ、8は円
板、21はDCモータ、27,30,40はフオ
トインタラプタ、33はマイクロコンピユータで
ある。
図、第2図は本発明を実施した複写機の複写用光
学レンズ移動機構の構成例を示す図、第3図は第
2図の移動機構の制御回路の構成例を示す図、第
4図は複写倍率と移動クロツクパルス数との関係
の例を示す図、第5図は光学レンズ移動制御のた
めの制御フローチヤート、第6図は第2実施例に
おける光学レンズ移動制御のための制御フローチ
ヤート、第7図は第3実施例における光学レンズ
移動機構の構成例を示す図、第8図は第7図の移
動機構の制御回路の構成例を示す図、第9図は第
3実施例における制御フローチヤート、第10図
は倍率変更指令がある場合の制御フローチヤート
である。 ここで1は感光体、3はズームレンズ、8は円
板、21はDCモータ、27,30,40はフオ
トインタラプタ、33はマイクロコンピユータで
ある。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 露光された原稿の変倍像を感光体上に結像さ
せるための光学レンズと、 倍率の変更を指令する指令手段と、 倍率に応じた位置に上記光学レンズをセツトす
べく上記光学レンズを移動させる駆動手段と、 上記光学レンズの位置を把握するために上記光
学レンズの移動に同期したパルスをカウントする
カウント手段を備え、上記カウント手段のカウン
ト値に応じて上記光学レンズの位置から倍率に対
応する位置までの距離が所定距離より短い場合は
所定距離以上の場合より遅くなる様に上記光学レ
ンズの速度を設定し、上記光学レンズの位置と倍
率に対応する位置が一致すると上記光学レンズを
停止させる制御手段とを有し、 上記制御手段は、上記光学レンズの移動中に上
記指令手段により倍率の変更が指令されると、上
記カウント手段のカウント値に応じて移動中の上
記光学レンズの位置から変更された倍率に対応す
る位置までの距離が所定距離より短い場合は所定
距離以上の場合より遅くなる様に移動中の上記光
学レンズの速度を変更することを特徴とする複写
機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13215583A JPS6024530A (ja) | 1983-07-20 | 1983-07-20 | 複写機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13215583A JPS6024530A (ja) | 1983-07-20 | 1983-07-20 | 複写機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6024530A JPS6024530A (ja) | 1985-02-07 |
JPH0513295B2 true JPH0513295B2 (ja) | 1993-02-22 |
Family
ID=15074644
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13215583A Granted JPS6024530A (ja) | 1983-07-20 | 1983-07-20 | 複写機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6024530A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5713859A (en) * | 1980-06-30 | 1982-01-23 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | Facsimile equipment |
JPS5790666A (en) * | 1980-10-02 | 1982-06-05 | Xerox Corp | Copying machine and method of and apparatus for controlling speed of scanning mechanism |
-
1983
- 1983-07-20 JP JP13215583A patent/JPS6024530A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5713859A (en) * | 1980-06-30 | 1982-01-23 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | Facsimile equipment |
JPS5790666A (en) * | 1980-10-02 | 1982-06-05 | Xerox Corp | Copying machine and method of and apparatus for controlling speed of scanning mechanism |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6024530A (ja) | 1985-02-07 |
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