JPH05132239A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH05132239A
JPH05132239A JP3320942A JP32094291A JPH05132239A JP H05132239 A JPH05132239 A JP H05132239A JP 3320942 A JP3320942 A JP 3320942A JP 32094291 A JP32094291 A JP 32094291A JP H05132239 A JPH05132239 A JP H05132239A
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JP
Japan
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sheet
feeding
intermediate tray
image forming
sheets
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Application number
JP3320942A
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English (en)
Inventor
Hidekazu Takamura
英一 高村
Shigenao Ishibashi
繁尚 石橋
Kenji Suzuki
健司 鈴木
Michiro Koike
道郎 小池
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】中間トレイに対するシートの積載性、及び中間
トレイからの再給紙性の向上を図ったシート給送装置を
備えた画像形成装置を提供する。 【構成】トレイ上へのシートSの排出装置において、或
いは一度画像形成されたシートSを再画像形成すべく中
間トレイ17に収納させた複数枚のシートを1枚毎に分
離部材27と再給送部材26により再給送を行う画像形
成装置Mにおいて、中間トレイ17等の上方に揺動自在
に配置され、搬入されてきたシートSを中間トレイ17
の所定位置に送り出す送り手段55と該送り手段55が
シートSを搬送するタイミングを制御する制御手段とを
具備し、該送り手段の揺動中心56と送り手段55の連
接部の通紙側に可撓性シート55aを送り手段搬送面の
略接線位置に設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複写機等の画像形成装置
に係り、詳しくは、シートを画像形成装置より排出、積
載する装置、あるいは1度画像形成したシートを再び画
像形成するためにシートを再給送するシート給送装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、1枚のシートの両面に画像形成す
る両面モード、あるいは同一面に複数の画像を重ねて形
成する多重モードを備えた複写機等の画像形成装置があ
る。そして、図6はその画像形成装置の概略を示す断面
図である。
【0003】この画像形成装置Mには、図6、図14に
示すように、画像形成部11、該画像形成部11にシー
トSを給送するシー給送部12、該画像形成部11で形
成されたシートSの画像を定着する定着部13、画像形
成を完了したシートSを排出するシート排出部16、1
度画像形成されて再度画像形成部11に給送されるシー
トSを一旦収納する中間トレイ17、再給送するシート
Sを該中間トレイ17に誘導する再給送シート誘導部
7、及び中間トレイ17に収納されたシートSを再度画
像形成部11に給送するシート再給送部22がそれぞれ
配置されている。
【0004】同装置において両面モード、あるいは多重
モードが選択された際に、1度画像形成部11で画像形
成されたシートSは、定着部13で画像を定着される
と、直ちにシート排出部16に排出されることなく再給
送誘導部19によって中間トレイ17上に積載・収納さ
れ、所定数収納されたところで、シート再給送部22に
よって画像形成部11に再度給送されるようになってい
る。
【0005】しかし、シート給送部12から始まって中
間トレイ17に積載・収納されるシートSは、長い搬送
経路を通ってきているので斜行していることが多く、ま
た中間トレイ17に積載・収納される際にも斜行するの
で、中間トレイ17上で向け、位置のばらつき(シート
Sの進行方向をたて方向として横方向のばらつき)がで
る。従って、中間トレイ17に積載・収納されたシート
Sはばらばらに積載された状態であって、このまま再給
送されると斜行、あるいは給送不良強いてはジャム等の
原因となる。また特に多重モードの際には、再給送シー
トSの横方向の位置がずれると重ね合わされた画像にず
れが生じる(横レジずれ)。
【0006】そこで、これを防止するため、中間トレイ
17、モータ等の駆動力によって移動する規制側板2
3,23が配置されており、該規制側板23,23は中
間トレイ17に入っていくるシートSの両側端を規制し
てシートSの向き、横方向の位置を修正する(幅寄
せ)。
【0007】また、収納時に中間トレイ上方に揺動自在
に配設され、搬入されてきたシートを中間トレイ上の所
定の位置に送り出す送り手段と、この送り手段がシート
を搬送するタイミングを制御する制御手段をもってい
た。
【0008】また、上記中間トレイ17には半月状の給
紙ローラ25が設けられており、また上記シート再給送
部22には再給紙ローラ26及び分離ローラ27が配設
されていて、上記中間トレイ17に積載・収納されたシ
ートSの下位の何枚かが該半月状の給紙ローラ25の1
〜2回の回転によってシートSガイド15に沿って再給
紙ローラ26と分離ローラ27との接合部(ニップ部)
A′に送り込まれる。そして、これら再給紙ローラ26
と分離ローラ27とのニップ部A′に送り込まれたシー
トSは、図9に示すように、再給紙ローラ26及び分離
ローラ27のそれぞれの回転によって最下位のシートS
から順に1枚ごとに分離さえれた画像形成部11に再給
送される。
【0009】次に、複写装置本体と下分離型自動両面給
紙装置の別の例を、図11に示す。自動原稿給紙装置1
03もしくはブックモードで直接プラテン105上に置
かれた原稿は光学装置106により読み取りが行われ、
その画像は露光フード101を経由して感光ドラム11
上に潜像として記録された後、現像装置99により可視
像化される。大容量給紙装置97及びフロントローディ
ング給紙装置113から給紙されたシートは感光ドラム
11の近傍に設けられたレジストローラ部で斜行補正の
ためにループを形成して一時待機する。
【0010】そして、感光ドラム上の画像先端とシート
先端が同期するようにレジストレーションされながらシ
ートは感光ドラム上の画像を転写され、ベルト搬送部1
15を経て定着装置109に搬送される。シート上の転
写像は定着装置109において、定着された後、片面モ
ード時は排紙装置110を経て複写装置本体外の排紙ト
レイもしくはソータに排出される。また、両面モード時
は排紙装置110に設けられたスイッチバック反転部に
おいてシートは反転され、両面搬送部111を経て中間
トレイ112に積載される。
【0011】ここで、両面搬送部111は搬送ローラ1
21、フラッパ117、フラッパを開閉させるソレノイ
ド119で構成され、搬送されたシートのサイズによっ
てフラッパを開閉制御することで中間トレイ上に排出す
るための排出口を分けている。中間トレイ112上に積
載されたシートは幅寄せ板122によって、幅方向に揃
えながら上下に昇降可能なスポンジローラ55によって
シャッタ板91に突き当たるまで送られる。
【0012】ここで、シャッタ板91は図15のように
シート突き当て面が斜めに構成され、搬送されたシート
がシャッタ板91と再給紙下ガイド31の当接部をすり
抜けないように加圧アーム25によって加圧されてい
る。
【0013】上記の結果、中間トレイ上のシートはシャ
ッタ板91の斜面に沿って先端がずらされながら積載さ
れる。(以下、これをかわら積みと称する。)かわら積
みされたシートの状態を図16に示す。再給紙時はシャ
ッタ板123を加圧している加圧アームが解除ソレノイ
ド49とリンクした解除アーム126によって解除さ
れ、シャッタ板123が自重のみでシート上を加圧して
いる状態となる。これを図17に示す。
【0014】上記の状態で、シートSはDカットローラ
25にピックアップされフィードローラ26、リタード
ローラ27のローラ対で分離、搬送される。
【0015】また、図6に示す画像形成装置において
は、シート給送部12から始まって中間トレイ17に積
載・収納されるシートは、長い搬送経路を通ってきてい
るので斜行していることが多く、また中間トレイ17に
積載・収納される際にも斜行するので、中間トレイ17
上で向き、位置のばらつき(シートの進行方向を縦方向
として横方向のばらつき)がでる。従って、中間トレイ
17に積載・収納されたシートはばらばらに積載された
状態であって、このまま再給送されると斜行、あるいは
給送不良強いてはジャム等の原因となる。また特に多重
モードの際には、再給送シートの横方向の位置がずれる
と重ね合わされた画像にずれが生じる(横レジずれ)。
そこで、これを防止するため、中間トレイ17に、モー
タ等の駆動力によって移動する規制側板23が配置され
ており、該規制側板23は中間トレイ17に入ってくる
シートの両側端を規制してシートの向き、横方向の位置
を修正する(幅寄せ)。また、中間トレイ17に入って
きたシートは、積載補助ローラ55により傾斜のついた
シートストッパ43まで送られるので、下のシートの先
端が上のシートの先端より前の状態(通称瓦積)で積載
されていく。
【0016】また、上記中間トレイ17には半月状の給
紙ローラ25が設けられており、また上記シート再給送
部22には再給紙ローラ26及び分離ローラ27が配設
されていて、上記中間トレイ17に積載・収納されたシ
ートの下位の何枚かが該半月状の給紙ローラ25の1〜
2回の回転によってシートガイド15に沿って再給紙ロ
ーラ26と分離ローラ27との接合部(ニップ部)Aに
送り込まれたシートSは図5に示すように、再給紙ロー
ラ26及び分離ローラ27のそれぞれの回転によって最
下位のシートから順に1枚ごとに分離され画像形成部1
に再給送される。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
例では、中間トレイ上方に揺動自在に配置される補助送
りローラの給紙上流側に中間トレイに搬入・積載され
る。特に、搬送方向先端上カール紙が、搬送積載時に補
助送りローラの搬送上流側等に直撃し、ひっかかりとな
って、あるいは丸まりを生ずると共に下流側の紙がその
ひっかかりとなった紙に順にぶつかり、シートS詰まり
の程度をひどくして装置の動作を不能にさせると共に、
既に中間トレイ上に整列された紙までも不用ジャム紙と
してい使用不可となる欠点があった。
【0018】また、図11に示す上記従来例では以下の
ような欠点があった。
【0019】従来例における下分離型自動両面給紙装置
は中間トレイ17上に積載された最下部のシートから最
給紙が行われるため、上部に積載されたシートが引きず
られて、分離手段であるリタードローラ部まで搬送され
る。ここで、紙種、環境によってシートのあばれを防止
する再給紙下ガイド93と再給紙上ガイド95における
ギャップよりも積載されたシートの厚みが大きくなる
と、図18に示したように、リタードローラよりも上流
側でシートがガイド板間にくさび状にくい込み、ガイド
板間とシートの摩擦抵抗力が大きくなった結果、送らず
ジャム、重送等の搬送性不良が発生し易くなる。
【0020】また、図6の画像形成装置においては、中
間トレイに入ってきたシートは、積載補助ローラによ
り、シートがシートストッパに付きあたった後も搬送力
を加えられるため、このシートが積載補助ローラとシー
トストッパの間で上方に浮き上がるように座屈し、次に
入ってくるシートの進入の妨げとなり、安定した積載が
できないことがあった。
【0021】本発明は、中間トレイに対するシートの積
載性、及び中間トレイからの再給紙性の向上を図ったシ
ート給送装置を備えた画像形成装置を提供することを目
的とするものである。
【0022】
【課題を解決するめの手段】本発明は、上述事情に鑑み
なされたものであって、トレイ上へのシートの排出装置
において、或いは一度画像形成されたシートを再画像形
成すべく中間トレイに収納させた複数枚のシートを1枚
毎に分離部材と再給送部材により再給送を行う画像形成
装置において、中間トレイ等の上方に揺動自在に配置さ
れ、搬入されてきたシートを中間トレイの所定位置に送
り出す送り手段と該送り手段がシートを搬送するタイミ
ングを制御する制御手段とを具備し、該送り手段の揺動
中心と送り手段の連接部の通紙側に可撓性シートを送り
手段搬送面の略接線位置に設けることを特徴とする。
【0023】また、片面コピー終了後のシートを複数枚
一時的に積載するための中間トレイと、積載されたシー
トを両面コピーさせるためのDカットローラ、フィード
ローラと、再給紙時に複数枚のシートを分離するための
リタードローラと、中間トレイに積載されるシート先端
をずらしながら積載させるためのシャッター部材と、該
シャッター部材を加圧、及び解除可能な制御装置と、再
給紙時のシートを規制するガイド部材を具備した下分離
型自動両面給紙装置において、シートの再給紙方向に対
して、フィード、リタードローラ対の上流側領域におけ
るガイド部材間のギャップが中間トレイ上に積載可能な
シートの最大厚さよりも大きいことを特徴とする。
【0024】また、一度画像形成されたシートを再画像
形成すべく収納する中間トレイと、下分離方式の分離部
材及び再給送部材と、該中間トレイに積載されたシート
の先端が下になるほど先に出るように傾斜を与えられた
シートストッパと、該シートストッパまでシートを給送
する積載補助ローラと、シートの上方を規制するシート
ガイドからなり、該シートガイド中央部に積載補助ロー
ラの間までくる、突き出し部を設けたことを特徴とす
る。
【0025】
【作用】以上構成に基づき、両面多重を行うための中間
トレイ収納時又は排紙スタッカ部にて、中間トレイ等の
上方に揺動自在に配置され、搬入されてきたシートを中
間トレイの所定位置に送り出す送りローラが、シートを
搬送するタイミングで動作する場合、送りローラのシー
ト搬送上流側に設けた可撓性シートにより、上カール紙
等が送りローラに滑らかにガイドされ、積載性の悪いシ
ートの補助送り性が向上される。これにより、信頼性の
高い両面・多重送り機構を実現することができる。
【0026】
【実施例】本発明の詳細を実施例に基づき、詳細に説明
する。
【0027】本発明が適用できる画像形成装置Mとして
の電子写真複写機の構成概要は前述図6で示したものと
同様であるので、その説明を省略する。
【0028】図5は中間トレイ17周辺部の概略図を示
すもので、画像形成されたシートSは中間排出部19a
の搬送ローラ対39,40を介して中間トレイ17上へ
搬送されるようになっている。中間トレイ17上でのシ
ートS幅方向のそろえはサイドガイド41,42により
行われる。中間トレイ17の再給送方向にはシートスト
ッパ43が配設されている。シートストッパ43は回動
軸45中心に回動可能となっており、ばね46付勢され
て、その先端43a中間トレイ上面47に圧接してい
る。シートストッパ43は、その一部43bがソレノイ
ド49と連結している。
【0029】ソレノイド49に所定の信号が入るとソレ
ノイド49はONとなって、ばね46の付勢力に抗し
て、シートストッパ43を引き上げる。この状態では、
シートストッパ先端部43aは、中間トレイ上面47よ
りtだけ離間し、シートSが通過可能となる。またシー
トストッパ先端部43aの下には給紙補助ローラ25が
配設されており、該ローラ25は中間トレイ上面47に
設けられた開口部を介してシートSと接するようになっ
ている。
【0030】また、給紙ローラ対12,26,27の手
前側にはシート検出用の検知レバー50が配設されてお
り、この検出レバー50はフォトインタラプタ51によ
りシートSが正規位置に到達したか否か検出するように
なっている。本実施例の作用は以下のようになってい
る。
【0031】図示しない操作部から、両面あるいは多重
コピーの複数枚を枚数設定後に、原稿を原稿自動送り装
置にセットして、コピースタートスイッチ(図示略)を
ONすると、シートSは給紙部12から給紙され、画像
形成部11により画像形成された後、定着器にて表面の
画像を定着されて、再給送誘導部19を通って、中間排
出部19aより中間トレイ17に排出される。このとき
コピースタートスイッチONと同時にソレノイド49も
ONとなって、シートストッパ43は解除される。
【0032】従って、1枚目のシートSは、中間排出部
から排出された後空中を飛び、中間トレイ47の上面か
つサイドフェンス41,42の間にてシートSの幅方向
の位置決めをされた後、シートストッパ43と中間トレ
イ上面47の隙間tを通過し、ローラ対12,26,2
7のニップ部Aに突き当って停止する。ここで積載され
たシートSはシート検知手段52,53により検知され
る。この検知と同時にソレノイド49がOFFされ、シ
ートストッパ43はばね46に付勢されて閉じる。
【0033】2枚目以後のシートSは、シートストッパ
43に順次突き当たるまで、軸35の中心に回動可能な
表面が発泡性ウレタンフォーム等からなっている積載補
助ローラ55によって補助送りされる。ここで積載補助
ローラ55は、中間排出部19aから排出されて空中を
飛ぶシート先端が、ローラ55によりシートストッパ4
3寄りにきてはじめて、図示しないソレノイドにて駆動
される補助ローラ駆動手段57によって回動する。
【0034】この積載補助ローラ55は、55′の位置
において積載シートSをシートストッパ43まで順次送
り、積載された下側のシートSの先端が上側のシートS
よりも先に出るように瓦状に積載する。ここで一番下の
シート先端と2枚目のシート先端の距離は、2枚目と3
枚目あるいはn枚目とn+1枚目(n>2)の先端の距
離よりも大きくなっていて、1番下のシートSのみが突
出して先行して積載されている。
【0035】図1に積載補助ローラ55の要部の斜視図
を示す。積載補助ローラ55のシート通紙側には、この
積載補助ローラ55を保持し、軸56回りに回転する通
紙側上流の可動ガイド55bのシート通紙側に、可撓性
シート55aが設けられている。この可撓性シート55
aは、ガイド55bとのローラ55との間のギャップを
うめるべく、ローラ55の略接線状態にガイド55b上
からローラ55の接点近傍位置までの間、ガイド55b
上に取り付けられている。可撓性シート55aは、中間
トレイ排出口19a等から排出されたシートSの先端を
スムースに補助ローラ55表面に導き、特に排出された
シート先端が上カールの時のシート先端をガイドして、
シートSが、ローラ55表面に直撃して、ローラ55が
55′位置まで下降した時にシート先端の丸まり等によ
る積載不良のないように構成されている。
【0036】図5において、可撓性シート55aの表面
は、切欠部′55a′とそれによってできるベロによ
り、ローラ55をプーリ55cを介して駆動する駆動ベ
ルト56b及びプーリ56a前面に積載される上カール
のシートSがぶつからないようにカバーすると共に、切
欠部′55a′の下流側はひっかかりのないように下流
側が略V部状にすぼまった形状となっている。これによ
り、積載されるシートSと可撓性シート55a,55b
及びガイドの軸56近傍でのふところxを十分に確保す
ることができると共に、図1のように積載補助ローラ5
5が下降時の34′の位置で積載されるシートSを補助
送りする本来の機能をそのままに可撓性シート55aの
先端位置のみで実現させた。
【0037】次に、積載されたシートSを再給送すべ
く、図示しない操作部のコピースタートスイッチが押さ
れる。このスイッチ操作により、ソレノイド49は再び
ONされて、シートストッパ43は解除される。そして
給紙補助ローラ25、再給紙ローラ26がシートSを下
流に搬送すべく回転する。このローラの回転により、突
出先行している1番下のシートSのみがローラ対12,
26,27にて挟持され下流側に搬送される。ところが
一番下のシートS上に瓦状に積載されているシート束
も、一番下のシートSにひきずられ下流のローラ対5
9,60の方にひきずられ下流方向に移動する。
【0038】このように一番下のシートSに接している
そのすぐ上の2枚目のシートSは、一番下のシートS表
面との摩擦のため、その動きにつれて常に下流方向へ引
きずられる力を受けるので、一番下のシートSがローラ
対12,26,27を抜ける直前でローラ対12,2
6,27の駆動を切り、下流のローラ対59,60によ
り一番下のシートSを引き抜き、ローラ対12,26,
27はそれ自体に持っているワンウェイにより従動する
ことになる。
【0039】またその時2枚目のシートSは、ローラ対
12,26,27のニップ部Aに当接して止まってい
る。これは2枚目のシートSが、分離ローラ27がばね
かけ27cに掛けられたばね27cと係合するリンク2
7aを介して給紙ローラ26へ加圧されると共に、図示
しないトルクリミッタにより分離ローラ27が2枚目の
シートSを戻すべく作用してるからである。それによっ
てローラ対12,26,27により挟持搬送されること
はない。
【0040】次に2枚目のシートSが再給送された時
は、上述1枚目と全く同様の作用により3枚目のシート
Sがローラ対12,26,27のニップ部Aに当接して
停止する。ローラ対12,26,27で搬送されたシー
トSは、ローラ対59,60にて引き抜かれた後、大ロ
ーラ対61,62に挟持された後、レジローラ対66,
67に再び給送され、感光ドラム1上のトナー像を転写
されて、再度画像形成に供する。
【0041】次に図2〜図4において、中間トレイ17
上のサイドフェンス41,42の要部の形状動作につい
て説明する。図3は図2(前視図)におけるA視図(左
視図)、図4は図2におけるB視図(上視図)をそれぞ
れ示している。
【0042】同図において、シートSはシート排出部7
aより排出され、中間トレイ17上のサイドフェンス4
1,42の前奥の間に収納される。サイドフェンス4
1,42は、水平部から連続する高さhの垂直部41
b,42bからなり、上記高さhは積載シートSの最大
積載枚数を収納、整列させるのに十分な高さとする。そ
の垂直部41b,42bの上部から傾斜部41a,42
aにかけてサイドフェンスは連続している。サイドフェ
ンス41,42の傾斜は、積載紙の収納の水平方向のス
パンL1 に対し、図4においてLT のスパンだけ収納方
向、上流側が開いており、(実施形では0.5°<tan
-1 ×(Lt /L1 )<30°)、かつ図3においても
垂直部41b,42bの上部から積載紙の収納の高さ方
向のスパンh1に対し、図3においてLT のスパンだけ
収納方向、上流側が開いている(実施形では0.5°<
tan-1 ×(LT /h1 )<45°)。
【0043】実施例では更に、傾斜部41a,42aの
上部から水平に収納方向に先細りの先細部23e,24
eを持ち、シートSを確実に下方向へ収納させるこの幅
Tの収納方向に先細の傾斜部により、サイドフェンス
41,42を固定状態での収納及び再給送を実現させて
いる。
【0044】図4において、サイドフェンス規制幅Lを
積載するシート幅LS に対し、通常圧板のブックモード
コピー時でのシートSの収納は、幅狭時の場合はL=L
S となるように、ステッピングモータ50にて23,2
4のサイドフェンスが駆動される。
【0045】ジョギング幅広時には、片側のジョギング
量LJ (実施例は3mm)ずつシフトされた状態でシート
Sが収納された後、1回又は複数回L=LS とL=LS
+2×LJ との間でレシプロしジョギング動作を行い、
垂直部41b,42bにて積載シートSを整列、サイド
規制させて、再給紙時はL=LS +Ln (実施例では
1.2mm)としてサイドフェンスの垂直部41b,42
bによるサイド規制効果を持たせ、再給送時の斜行を抑
えかつサイドフェンスの垂直部41b,42bのによる
再給送時のサイド規制抵抗を少なくして、給紙補助ロー
ラ25、フィードリタードローラ対12,26,27に
よる下分離による再給送を安定して行えるようにした。
【0046】一方、RFモード時においては、多数枚両
面又は多重コピー時、原稿交換を紙間に行ってしまうた
め、中間トレイ17上において中間排出部19aからの
排出紙の収納動作とフィードリタードローラ対12,2
6,27による再給送動作を同時行うスキップ動作を行
う必要があり、ジョギング動作を素早く行ってもシート
Sの折れ、収納不良につながるので、本実施例ではサイ
ドフェンス間距離LをL=LS +Lm (Lm <Ln ,実
施例1ではLm =0.5mm、他の実施例では0<Lm
2)に固定することにより、サイドフェンス41,42
の収納側のふところが広いため収納性も良好でかつ下部
の垂直部41b,42bのサイド規制効果により、収納
性の向上と斜行を出さない再給送の実現を共に両立させ
ることができた。
【0047】図4のサイドフェンス41,42のサイド
規制幅Lは、中央に振り分けでステッピングモータ50
により移動される時、初めにホームポジションセンサ4
5を奥側サイドフェンス42に取り付けられたフラグ4
2fの切る位置からのステッピングモータ50の駆動ス
テップ数にてサイド規制幅Lを再現させている。このサ
イド規制幅Lは、使用される紙幅が例として同じLTR
サイド幅だとしても、全体の傾向として幅が広い裁断の
場合、サイド規制幅がL=LS +Lm の場合、Lm
0.5が正規の規格値の紙サイズの公差内に入ってしま
う程、紙サイズLS が幅広又は幅狭の場合等には、紙サ
イズLS に対しホームポジションセンサ位置の微調整を
行う必要が生じる。
【0048】図4において、このセンサ微調整機構20
を示す。センサ微調整時は、固定ビス70を緩められた
後に行われる。ホームポジションセンサ取付板71には
六角穴付ボルト73の係合するねじ山が切ってあり、ス
テッピングモータ76のベース板に取付られたボルト位
置決め部と該センサ取付板71との間に、圧縮ばね72
がボルト73のねじ山まわりに配設されている。ボルト
73をθrad 回転させると、(θ/2π)×PICHだけ
(PICHは49のねじにより決定される)、センサ板47
及び、センサ位置45の微調が実現される。
【0049】また、センサ位置の微調をしなくとも、図
示しないキーボードからの入力により、ホームポジショ
ンセンサ位置からサイドフェンス41,42動作時の規
制幅Lまでのステップ数切換を行うことにより、以上と
同様なサイド規制位置の微調を行うことができる。
【0050】以上により、ユーザの使用する紙の裁断あ
るいは紙サイズが規格外の場合においても6の中間トレ
イ収納性及び、シート再給送時の積載性のよい、両面、
多重コピーをスピーディに提供することができる。
【0051】また、図2、図4において、サイドフェン
ス水平面23,24上には導電性ポリエチレンシート2
3c,24cが貼り付けてあり、該シート上に下カール
のひっかかり易いシートSが収納される時には該シート
Sの下丸まりやひっかかりのなきようにシート先端をガ
イドする。
【0052】また、このガイドは先端部LO の長さにわ
たり下流に続く中間トレイ17上のガイドとの受け渡し
を確実にすべく延長されていて、サイドフェンス41,
42先端と中間トレイ17とのギャップLG に対しLO
>LG となるようにポリエチレンシート41c,42c
は設けられている。またポリエチレンシート41c,4
2c中央にはサイドフェンス水平部41d,42dより
上方へ突出しったリブを逃げ、下流側にシートSのひっ
かかりを防ぐべく下流側にV字形に先細りのヌキ穴が設
けられていて、サイドフェンス水平部41d,42dの
リブの機能を損なうことなく積載面の低抵抗化により下
カール紙の収納時のジャムをなくし積載性の向上を実現
している。
【0053】以上説明したように、積載補助ローラ55
とその取付アーム34b部に可撓性シート55aを設
け、またアーム34bの揺動中心部近傍の駆動系部の可
撓性シート55aに逃げを設け、そこに連続して駆動部
上流からの直撃を防止するベロ34′a55a′を設け
ることにより、シートSが積載補助ローラ搬送上流部に
直撃して、丸まりジャムになることを防止すると共に、
駆動系部分の可撓性シート55aを逃げ、かつ紙の直撃
を防止することにより省スペースかつ積載許容ラチチュ
ードが高く信頼性の高い積載搬送系を広いジャム処理空
間をもって実現させた。
【0054】次に、他の実施例について図7により説明
する。
【0055】前記実施例では、画像形成装置本体内での
中間トレイ17の積載補助送りローラ部への可撓性シー
ト55aの適用について説明したが、図7に排紙部、ス
タック装置において補助送りローラ部の可撓性シート5
5aの応用実施例を示す。
【0056】図7において上部に原稿自動送り装置を持
った両面、多重送りモードを備えた複写機等の画像形成
装置のおいて、画像形成装置本体Mには画像形成部1
1、この画像形成装置部1にシートSを給送するシート
給送部12、この画像形成部11で形成されたシートS
の画像を定着する定着部13、画像形成を完了したシー
トSを排出あるいは一時スタックして再給送できる排紙
・スタック部16、フラッパ15aの動作により定着後
のシートSを直接あるいはローラ対4,15,27に挟
持され、排紙スタック部16に積載されたシートSを補
助送りローラ25及び分離、再給送手段12,26,2
7を介して1枚ごと、再給送パス19を通じて画像形成
部11へ再給送する。ここで排紙スタック部16には前
記実施例と同様に1対のサイドフェンス部によってサイ
ド規制される。
【0057】シート排出時、軸4まわりに揺動するアー
ム34bにリンクして駆動系により回転する補助送りロ
ーラ55を持ち、アーム55b下部に可撓性シート55
aを設け、シート排出時のひっかかりのないスムーズな
紙送りをアーム55bに係合し、リンク55fを介して
ソレノイド55eにて紙サイズごとの送り時間で送り時
間が制御される。これにより紙種、紙サイズ等によって
も、シートの丸まり等の積載不良のない排紙スタッカを
実現させる。
【0058】サイドフェンス対は、積載面と水平な面と
それに連続する積載面と垂直面16b、及びこの垂直面
16bに連続する、シート搬送の排出積載上流方に幅方
向に広がった傾斜面16aを有している。画像形成装置
M上部の原稿自動送り装置によって、複数枚の両面又は
多重コピーを行う場合、シートSの一面目画像形成定着
後のシートSの排出スタック部16のサイドフェンス対
16b間の幅Lは、図4と同様にして積載時、再給送時
共に積載シート幅LS +Lm (Lm 実施例では0.5)
になるように、サイドフェンス駆動手段5cによって位
置決めされる。
【0059】サイドフェンス入口部16aの傾斜部が滑
らかなため、収納不良が抑えらえると同時にサイドフェ
ンス16bの垂直部にて斜行のないようにシートSは確
実に紙ぞろえされ、シートS積載時、再給送時共に動か
ない状態にて積載される上方のシートSの一番下のシー
トSを同時に順次再給送し、両面及び多重のプロダクテ
ィビィティの高いコピーをジャムらずに安定して提供す
ることができる。加えて、またこの場合、従来例図6の
反転機構7や、分岐中間排出搬送路7aも不要なため、
画像形成装置の上下方向のスペースが有利になる。
【0060】本発明における実施例を図9に示す。
【0061】図中17は中間トレイ、55はスポンジロ
ーラ、91はシャッタ板、49は解除ソレノイド、は加
圧アーム、25はDカットローラ、26はフィードロー
ラ、28はリタードローラ、29は引抜きローラ、31
は再給紙下ガイド、93は再給紙上ガイド、43bは解
除アーム、96は規制シートである。
【0062】また、図10に本実施例における再給紙時
のシートの状態を示す。図中34がシートである。
【0063】本実施例において、再給紙上ガイド95は
フィードリタードローラ対の上流側領域における間口が
大きくなっており、再給紙下ガイド93とのギャップが
hなる高さになっている。hの具体的な数値は中間トレ
イ50枚積載のスペック機の場合、最大積載時のシート
厚さ6〜7mmと、カールのマージンを考慮して10〜
12mm程度が望ましい。また、フィード、リタードロ
ーラ対の上流側領域に設けられた規制シート35はシー
トに過度の抵抗をあたえない0.1〜0.2mmのポリ
エステルフィルムもしくは0.05mm〜0.1mmの
薄板バネで構成されている。
【0064】上記の構成により、再給紙されたシートは
上部に積載された全てのシートを伴って搬送されても、
再給紙下ガイド93と再給紙上ガイド95の間に進入す
る以前に再上部紙からリタードローラ28によって分離
されるため、1枚ずつ確実な給紙が可能になる。また、
再給紙下ガイド93と再給紙上ガイド95のギャップを
広げたことでフィード、リタードローラ対26,27の
ニップに進入する以前のシートのカールによるあばれば
が心配されるが規制シート96の設置により、上カール
紙の場合においてもシートは規制シートの斜面に沿って
ガイドされ、ニップ部まで安定的に搬送される。また、
規制シートは可倒性部材であり、シートに対して上部か
ら押えつける力はごく微量であるため送らずジャム及び
重送に対しては弊害にならない。
【0065】本発明の適用できる電子写真複写機の構成
概要は前述図6で示したものと同様であり、説明を省略
する。
【0066】図5は中間トレイ17周辺部の概略図を示
すもので、画像形成されたシートは、中間排出部19a
の搬送ローラ対39,40を介して中間トレイ17上へ
搬送されるようになっている。中間トレイ17上でのシ
ート幅方向の揃えが可動フェンス41,42により行っ
ている。中間トレイ17の再給送の方向にはシートスト
ッパ43が配設されている。
【0067】シートストッパ43は回動軸45中心に回
動可能となっており、ばね27に付勢されて、その先端
43a部は中間トレイ上面47に圧接している。シート
ストッパ43はその一部43bがソレノイド49と連結
している。ソレノイド49に所定の信号が入るとソレノ
イド49はONとなり、ばね46の付勢力に抗して、シ
ートストッパ43を引き上げる。
【0068】この状態ではシートストッパ先端43a部
は中間トレイ17上面よりtだけ離間し、シートが通過
可能となる。また、シートストッパ先端43a部の下に
は給紙補助ローラ25が配設されており、該ローラ25
は中間トレイ底板47に設けられた開口部を介してシー
トと接するようになっている。また、給紙ローラ対2
6,27の手前側にはシート検出用検知レバー50が配
設されており、フォトインタラプタ51によりシートが
正規位置に到達したか否か検出するようになっている。
【0069】これより、本実施例の作用を説明する。
【0070】図示しない操作部から両面あるいは多重コ
ピーを選択し、枚数を設定してコピースタートボタンを
ONするとシートは給紙部2から給紙され、画像形成部
1により画像形成された後、定着器にて表面の画像を定
着されて、再給送シート誘導部7を通って、中間排出部
19aより中間トレイ17に排出される。このとき、コ
ピースタートボタンONと同時にソレノイド49もON
となりシートストッパ43は解除される。
【0071】従って、1枚目のシートは中間排出部から
排出され後、空中を飛び、中間トレイ底板47かつ可動
フェンス41,42の間にてシートの幅方向の位置決め
をされた後、シートストッパ43と中間トレイ底板47
の隙間上を通過し、ローラ対12,13のニップ部Aに
突き当たって停止する。ここで積載されたシートは、シ
ート検知手段32,33により検知される。この検知と
同時にソレノイド49がOFFされ、シートストッパ4
3はばね46に付勢されて閉じる。
【0072】2枚目以後のシートは、回動可能で表面が
発泡性ウレタンフォ〜ム等からなる積載補助ローラ55
により、シートストッパ43へと送られる。ここで、積
載補助ローラ55はシートの先端がシートストッパ43
に当たった後も回転を続けるが、シートガイド16中央
部につき出し部43aがあるので、積載補助ローラ55
とシートストッパ43の間でシートが浮いたり座屈した
りすることはない。
【0073】そしてシートストッパ43は傾斜を与えら
れているので、積載された下のシートの先端が上のシー
トよりも先にでるように積載される(通称瓦積)。ここ
で、1番下のシート先端と2枚目のシート先端の距離
は、2枚目と3枚目あるいはn枚目とn+1枚目(n>
2)の先端の距離よりも大きく、1番下のシートのみが
突き出して先行して積載されている。
【0074】次に図示しない操作部から積載されたシー
トを再給送すべく、コピースタートボタンを押すと、ソ
レノイド49は再びONされ、シートストッパ43は解
除される。そして給紙補助ローラ25、再給紙ローラ2
6がシートを下流に搬送すべく回転する。すると、突き
出し先行している1番下のシートのみがローラ対26,
27にて挟持され下流側に搬送される。ところが、1番
下のシートの上に瓦状に積載されているシート束も、1
番下のシートの引きずられ下流のローラ対59,60の
方に引きずられ下流方向に移動する。
【0075】このように1番下のシートに接しているそ
のすぐ上の2枚目のシートは1番下のシート表面との摩
擦のため、その動きにつれて常に下流方向へ引きずられ
る力を受けるため、1番下のシートがローラ対26,2
7を抜ける直前でローラ対26,27の駆動を切り、下
流の59,60のローラ対により1番下のシートを引き
抜き、ローラ対26,27はそれ自体に持っているワン
ウェイクラッチにより従動することになる。
【0076】またその時2枚目のシートはローラ対2
6,27のニップ部Aに当接して止まっている。次ぎに
2枚目のシートが再給送された時は上述1枚目と全く同
様の作用により3枚目のシートがローラ対26,27の
ニップ部Aに当接して停止する。ローラ対26,27で
搬送された紙はローラ対59,60にて引き抜かれた
後、39,40の大ローラ対に挟持された後、43,4
4のレジローラ対に再び給送され、ドラム1上のトナー
像を転写され再度画像形成される。
【0077】
【発明の効果】以上説明したように、積載補助ローラと
その取付アーム部に可撓性シート55aを設けることに
より、また、アームの揺動中心部の近傍の駆動系部の可
撓性シート55aを逃げ、そこに連続して駆動部上流か
らの直撃を防止するベロを設けることにより、積載補助
ローラ搬送上流部に直撃して、丸まりジャムになること
を防止すると共に駆動系部分の可撓性シート55aを逃
げ、かつ紙の直撃を防止することにより省スペースかつ
積載許容ラチチュードが高く信頼性の高い積載搬送系を
広いジャム処理空間をもって実現させた。
【0078】また、フィード、リタードローラ対の給紙
上流側領域におけるガイド部材のギャップを中間トレイ
上に積載可能なシートの厚さより大きくして、かつカー
ル紙対策の規制マイラーを設けることにより、ジャム、
重送がない安定した再給紙搬送が実現される。
【0079】また、中間トレイシート積載部のシートガ
イド中央部につき出し部を設けることにより、積載され
るシートの浮や座屈を防止することにより、次ぎに入っ
てくるシートの進入をスムーズにし、積載を安定させる
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すシート給送装置の積載
補助ローラ部の斜視図。
【図2】同じく可動フェンス部の側面図。
【図3】同じく可動フェンス部の正面図。
【図4】同じく可動フェンス部の平面図。
【図5】本発明の画像形成装置に係るシート送り装置の
全体を示す縦断側面図。
【図6】同じく本発明が提供できる画像形成装置の縦断
側面図。
【図7】本発明の第2の実施例が提供された画像形成装
置の縦断側面図。
【図8】中間トレイ上のシート積載状態を示す側面図。
【図9】別の実施例に係わるシート搬送装置の縦断側面
図。
【図10】同じく作用図。
【図11】本発明が適用可能な画像形成装置の縦断側面
図。
【図12】本発明のさらに別の実施例を示すシートスト
ッパ部の平面図。
【図13】同じく側面図。
【図14】従来のシート搬送装置の一例を示す縦断側面
図。
【図15】従来の別のシート搬送装置を示す縦断側面
図。
【図16】同じく作用図。
【図17】同じく作用図。
【図18】同じく作用図。
【符号の説明】
M 画像形成装置 S シート 11 画像形成部 17 中間トレイ 25 再給送補助手段(Dカットローラ) 26,27 再給送部材 26 フィードローラ 27 リタードローラ 41,42 サイドフェンス前、奥 43 シートストッパ 49 ソレノイド 55 積載補助ローラ 55a 可撓性シート 55a 駆動系逃げ穴及び舌部 96 可撓性部材 91 シャッタ部材 130 シートガイド 130a シートガイドつき出し部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小池 道郎 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トレイ上へのシートの排出装置におい
    て、或いは一度画像形成されたシートを再画像形成すべ
    く中間トレイに収納させた複数枚のシートを1枚毎に分
    離部材と再給送部材により再給送を行う画像形成装置に
    おいて、中間トレイ等の上方に揺動自在に配置され、搬
    入されてきたシートを中間トレイの所定位置に送り出す
    送り手段と該送り手段がシートを搬送するタイミングを
    制御する制御手段とを具備し、該送り手段の揺動中心と
    送り手段の連接部の通紙側に可撓性シートを送り手段搬
    送面の略接線位置に設けることを特徴とする画像形成装
    置。
  2. 【請求項2】 前記送り手段の揺動中心或いは送り手段
    の回転中心まわりのプーリ、ギヤ、ベルト等駆動手段を
    避ける穴を該可撓性シートに設けると共に、該駆動手段
    の上流をカバーする該シートの穴に連続する舌部を設
    け、該シート穴の搬送下流側が略V字形状を形成してい
    る請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記シートの厚みが50μm〜500μ
    mであることを特徴とする請求項1又は2記載の画像形
    成装置。
  4. 【請求項4】 前記中間トレイ或いは排紙トレイに収納
    された複数枚のシートを下から1枚ずつ再給送するこ
    と、を特徴とした請求項1ないし3のいづれかに記載の
    画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記再給送部材はシートを下流方向に搬
    送する搬送ローラであり、前記分離部材は再給送部材に
    圧接対向し、シートの給送方向と逆方向に駆動されるリ
    タードローラであることを特徴とした請求項1ないし3
    のいづれかに記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記可撓性シートの材 がポリエステ
    ル、塩ビ、ポリプロピレン、ポリエチレン等を主体とす
    る熱可塑性樹脂、或いはポリイミド、テフロンを含むこ
    とを特徴とした請求項1ないし5のいづれかに記載の画
    像形成装置。
  7. 【請求項7】 片面コピー終了後のシートを複数枚一時
    的に積載するための中間トレイと、積載されたシートを
    両面コピーさせるためのDカットローラ、フィードロー
    ラと、再給紙時に複数枚のシートを分離するためのリタ
    ードローラと、中間トレイに積載されるシート先端をず
    らしながら積載させるためのシャッター部材と、該シャ
    ッター部材を加圧、及び解除可能な制御装置と、再給紙
    時のシートを規制するガイド部材を具備した下分離型自
    動両面給紙装置において、 シートの再給紙方向に対して、フィード、リタードロー
    ラ対の上流側領域におけるガイド部材間のギャップが中
    間トレイ上に積載可能なシートの最大厚さよりも大きい
    ことを特徴とする画像形成装置。
  8. 【請求項8】 シートの再給紙方向に対してフィード、
    リタードローラ対の上流側領域に可倒性部材を具備する
    請求項1記載の画像形成装置。
  9. 【請求項9】 一度画像形成されたシートを再画像形成
    すべく収納する中間トレイと、下分離方式の分離部材及
    び再給送部材と、該中間トレイに積載されたシートの先
    端が下になるほど先に出るように傾斜を与えられたシー
    トストッパと、該シートストッパまでシートを給送する
    積載補助ローラと、シートの上方を規制するシートガイ
    ドからなり、該シートガイド中央部に積載補助ローラの
    間までくる、突き出し部を設けたことを特徴とする画像
    形成装置。
  10. 【請求項10】 前記シートガイド中央部にマイラー等
    の弾性体シート部材の突き出し部を設けたことを特徴と
    する請求項9記載の画像形成装置。
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