JPH0513178A - 液晶表示装置用バツクライトおよび液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示装置用バツクライトおよび液晶表示装置

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JPH0513178A
JPH0513178A JP3161401A JP16140191A JPH0513178A JP H0513178 A JPH0513178 A JP H0513178A JP 3161401 A JP3161401 A JP 3161401A JP 16140191 A JP16140191 A JP 16140191A JP H0513178 A JPH0513178 A JP H0513178A
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liquid crystal
crystal display
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light amount
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Satoshi Tsuruta
智 鶴田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 液晶表示装置におけるバックライトのランプ
寿命を正確に検出しオペレータに知らせる。 【構成】 ランプ2の光量を光量センサ5で検出する。
検出された微少信号は増幅部6で増幅され、光量信号L
MNとしてバックライト1から外部へ出力される。 【効果】 本発明によるバックライトを用いれば、オペ
レータにランプ寿命を正確に知らせることができる液晶
表示装置が容易に構成できる。これにより、オペレータ
はバックライトのランプ寿命を容易かつ的確に判断する
ことができるため、適切な保守を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は液晶表示装置用バックラ
イト(背面光源装置)、およびそれを用いた液晶表示装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、パーソナルコンピュータやワード
プロセッサ、さらには数値制御装置といった産業機器に
いたるまで、その表示器として液晶表示装置が多く用い
られている。従来は陰極線管(CRT)が表示器の主要
機器であったが、軽量、薄型、低消費電力、ひずみがな
い、磁気による影響を受けない、X線を出さない等のさ
まざまな利点を持つ液晶表示装置の利用が増えつつあ
る。
【0003】逆に液晶表示器の欠点としては、明るさ、
応答速度等が挙げられるが、これについても最近市場に
出回りつつある薄膜トランジスタを利用したアクティブ
マトリクスタイプのカラー液晶表示装置では、カラーC
RTに匹敵する程度の良好な画像が得られるようになっ
た。このような背景から、液晶表示装置を搭載した機器
は今後増加するものと予想される。
【0004】図16は従来のバックライトの構成図であ
る。図において、1はバックライト、2はバックライト
1を構成するランプであり、液晶表示パネルに光を照射
する光源として用いられている。ランプ2は蛍光ランプ
からなり、熱陰極線管を用いたものと、冷陰極線管を用
いたものが製品化されている。3は調光制御部であり、
外部電源VBLと外部に設置される輝度コントロール抵
抗CNTが接続されている。4はランプ制御部であっ
て、インバータ回路からなり、調光制御部3の信号によ
り、ランプ2を点灯させるように接続している。
【0005】次にこのバックライト1の動作について説
明する。調光制御部3では、接続された外部輝度コント
ロール抵抗CNTの抵抗値により、ランプ2の調光率を
決定し、その情報を信号としてランプ制御部4へ送る。
ランプ制御部4では、この調光率情報をもとに高周波高
電界を発生し、ランプ2の電極に供給する。ランプ2は
この高電界を受けて電極から電子を放出し、放電の開
始、維持を行う。
【0006】図17は上記のバックライトを用いた従来
の液晶表示装置の構成図であり、本発明の説明に必要な
最小限の構成要素以外は省略して図示されている。図に
おいて、10は制御装置、20は表示部である。
【0007】11は制御装置10を構成する演算処理装
置としてのCPU(中央処理装置)、12はCPU11
とバス17を介して接続されている読出専用のROM
(リードオンリメモリ)であり、CPU11が機器の所
望の動作を行うためのプログラムが格納されている。1
3はROM12と同様に、バス17を介してCPU11
に接続されている読出、書込可能なRAM(ランダムア
クセスメモリ)である。14はバス17を介してCPU
11に接続されている画像データ生成部であり、一般に
は画像データを記憶するRAMや、表示部20の仕様に
合ったタイミングを生成する制御部や、信号を表示部2
0へ転送するドライバーなどで構成されている。
【0008】8は表示部20を構成する液晶表示パネル
であり、画像データ生成部14とケーブル18等により
接続されている。バックライト1は、液晶表示パネル8
の裏面に機械的に取付けられている。
【0009】次に動作について説明する。制御装置10
は機器により、その目的とする動作は異なるが、ここで
は説明を簡潔にするために、表示部20に画像を表示す
る動作に限定して説明する。
【0010】制御装置10に電源が投入されると、一般
にCPU11は0番地に格納されている命令を読出す動
作を行う。通常0番地にはROM12が割付けられてお
り、CPU11はその読出した命令を実行した後、順次
ROM12に格納されているプログラムを読出しながら
実行していく。RAM13はプログラムを実行する過程
においてデータの一時的な格納部として、あるいは図示
されていない他の処理部とのデータの受渡し等に用いら
れる。
【0011】CPU11がプログラム実行中に画面表示
に関する命令をROM12から読出した場合、その命令
によるデータを画像データ生成部14へ転送する。画像
データ生成部14では、受取ったデータによって内部の
画像データを記憶しているRAMの内容を書換える。こ
れにより液晶表示パネル8へ転送する画像データが変更
され、結果として液晶表示パネル8に表示されている画
像が更新される。
【0012】液晶表示パネル8は、画素に対応した液晶
セルに電圧をかけることにより、液晶にねじれを生じさ
せ、これにより光の透過を制御して画像を得るものであ
るが、液晶自体は光を発しないため外部に光源を持つ必
要がある。この外部光源がバックライト20であり、ラ
ンプ2が点灯することにより、液晶表示パネル8に画像
を表示する。
【0013】ところでこのバックライトには寿命があ
り、通常、輝度が初期値に対して50%に低下した時点
を寿命としている。これを使用時間に換算すると、ある
バックライトでは標準使用状態で約10000時間とさ
れている。このためバックライトは定期交換が必要な保
守部品として扱われなければならない。
【0014】そこで、バックライトの寿命を判定するた
めには、輝度を測定する必要があるが、一般に不特定多
数の液晶表示装置を有するエンドユーザは輝度を測定す
るための計測器を持っていないので、判定することがで
きない。また使用時間の累積で寿命を判断する方法が考
えられるが、10000時間という値はそれ自体が参考
値である上に、単品ごとのバラツキや、周囲温度等の使
用環境によるバラツキも加味されるため、寿命について
誤った判定をする可能性がある。また実開昭63−15
3278号には、蛍光ランプの点滅回数が予め定められ
た回数に達した際に、警告を表示するようにした液晶表
示装置が記載されている。これによると、エンドユーザ
によるバックライト寿命の判定が可能になるが、点滅回
数でランプ寿命を判定するため、使用時間で判定する場
合と同様の欠点があり、判定精度が悪い。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】従来の液晶表示装置は
以上のように構成されているので、エンドユーザによる
バックライト寿命の判定が困難であり、適切な保守がで
きないといった問題点があった。
【0016】本発明は上記のような問題点を解決するた
めになされたもので、エンドユーザによるバックライト
寿命の判定を容易かつ的確に行うことができるバックラ
イト、およびこれを用いた保守性のよい液晶表示装置を
提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は次の液晶表示装
置用バックライトおよび液晶表示装置である。 (1) 液晶表示パネルに光を照射するランプと、この
ランプの光量を検出する光量センサと、この光量センサ
の検出した信号を増幅して光量信号を出力する増幅部と
を備えた液晶表示装置用バックライト。 (2) 光量センサは、ランプの光量が寿命点に達した
時点でオンまたはオフするオン/オフスイッチタイプの
ものである上記(1)記載のバックライト。 (3) 光量センサは、ランプの光量に応じたアナログ
信号を出力するタイプのものである上記(1)記載のバ
ックライト。 (4) ランプとその他の電気的構成部が機械的に分離
され、コネクタで脱着可能とされている上記(1)ない
し(3)のいずれかに記載のバックライト。
【0018】(5) 液晶表示パネルに光を照射するラ
ンプと、このランプの光量を検出する光量センサと、こ
の光量センサの検出した信号を増幅して光量信号を出力
する増幅部とを有するバックライト、前記バックライト
の光量信号を入力する光量信号入力部と、この光量信号
入力部の光量データに基づいて、画像データ生成部に光
量表示データを書込む演算処理装置とを有する制御装
置、ならびに前記画像データ生成部の光量表示データに
より、光量表示を行う液晶表示パネルを備えた液晶表示
装置。 (6) バックライトの光量センサがオン/オフスイッ
チタイプのものであり、その光量信号によりランプの寿
命点に達した時に、液晶表示パネルにアラーム表示を行
うようにした上記(5)記載の液晶表示装置。 (7) バックライトの光量センサがアナログ信号を出
力するタイプのものであり、その光量信号によりランプ
の光量を液晶表示パネルにアナログ量で表示するように
した上記(5)記載の液晶表示装置。
【0019】
【作用】本発明の請求項1のバックライトにおいては、
ランプの光量を光量センサが検出し、この光量センサが
検出した信号を増幅部が増幅し、光量信号として出力す
る。
【0020】請求項2のバックライトにおいては、光量
センサはランプの光量がある値以下になると、オンまた
はオフして、光量信号を出力する。請求項3のバックラ
イトにおいては、光量センサはランプの光量に応じたア
ナログ信号を出力する。請求項4のバックライトにおい
ては、バックライトがランプ部と制御部で独立して脱着
式になっており、これらを結合することにより、バック
ライトが形成される。
【0021】本発明の請求項5の液晶表示装置において
は、バックライトの増幅部から出力する光量信号を、制
御装置の光量信号入力部に入力する。光量信号入力部の
光量データに基づいて、演算処理装置が画像データ生成
部に光量表示データを書込み、この光量表示データによ
り液晶表示パネルに光量表示を行う。
【0022】請求項6の液晶表示装置においては、バッ
クライトの光量センサが、ランプの寿命点に達した時
に、オン/オフの光量信号を出力し、この光量信号によ
り、液晶表示パネルにアラーム表示が行われる。
【0023】請求項7の液晶表示装置においては、バッ
クライトの光量センサが、アナログ信号としての光量信
号を出力し、その光量信号によりランプの光量が液晶表
示パネルに表示される。
【0024】
【実施例】以下、本発明の実施例を図について説明す
る。なお、図において、従来装置と同一部分には同一符
号を付し、その説明は省略する。
【0025】図1は本発明の一実施例によるバックライ
トを示す構成図であり、図において、5はランプ2の光
量を検出する光量センサであり、ランプ2の近くに設け
られている。この光量センサ5は寿命の基準となる輝度
を検出するものであるが、検出量を輝度に変換できるも
のを検出できればよく、例えば照度を検出するセンサで
あってもよい。6は光量センサ5が検出した信号を増幅
して光量信号LMNを出力する増幅部であり、光量セン
サ5と接続されている。
【0026】次に動作について説明する。ランプ2から
発する光は常時光量センサ5に照射されている。光量セ
ンサ5はランプ2の光量が時間の経過とともに低下して
いく過程で、常時または光量がある点に達した時点で、
その時の光量に応じた電気信号を増幅部6へ与える。増
幅部6は入力された微少な電気信号を外部に送信可能な
レベルまで増幅し、光量信号LMNとして出力する。光
量信号LMNは、数ボルトの電圧とするのがよい。
【0027】光量センサ5の具体例としては、ホトダイ
オード、ホトトランジスタなどが使用できる。いずれも
光信号を電気信号に変換する受光素子であり、素子の光
導電効果を利用して光量を検出するものである。ここで
光導電効果とは、素子の両端に電圧を印加し、素子に照
射する光の強弱によって素子の抵抗が変化し、流れる電
流が変化する効果を言う。
【0028】図2はホトダイオードのV−I特性図であ
り、暗黒時のV−I特性は通常のダイオードと同一の特
性であるが、光が照射されると、光の強さにしたがって
V−I特性が下方に移動する。つまり入射光量が大きい
ほど逆方向電流が大きくなる。この逆方向電流を検出す
ることによって光量を検出することができる。
【0029】ホトトランジスタは通常のトランジスタと
同様、NPNあるいはPNPの3層構造になっており、
ベースに光をあてて使用する。図3はNPN形ホトトラ
ンジスタの動作説明図であり、ホトトランジスタは光電
変換を行う受光部21と、増幅を行う増幅部22とに分
けて考えることができる。Bはベース、Cはコレクタ、
Eはエミッタである。このためホトダイオードより広範
囲な特性を得ることができる。
【0030】図4はホトトランジスタのV−I特性図で
あり、入射光量が大きいほどコレクタ電流ICが大きく
なる。VCEはコレクタC、エミッタE間の電圧であ
る。したがってこのコレクタ電流ICを検出することに
よって光量を検出することができる。
【0031】図5は実施例のバックライトに使用される
光量センサの動作を示すタイムチャートであり、横軸は
時間を示す。図において、光量センサ5は検出した光量
がある値以下になるとオンするオン/オフスイッチタイ
プのものである。図5において、光量センサ5の出力信
号はランプ2の光量が50%より多い時は0であるが、
時間の経過とともに光量が低下していく過程で光量が5
0%になった時点(図5の寿命点X)で、電気量Dとし
て出力される。このDは、電圧、電流、磁気、その他の
電気量でもよい。
【0032】図1の増幅部6はこのDを増幅し、前述の
光量信号LMNを出力する。この場合、増幅部6の出力
である光量信号LMNは、その電気量を電圧とすれば、
ランプ2の光量が初期の50%より多い場合は0V、5
0%以下の場合は数〓という2種類の出力状態を持つこ
とになる。
【0033】図6は光量センサがオン/オフスイッチタ
イプの場合の具体例を示す接続図であり、ホトダイオー
ドとオペレーショナルアンプを用いた例を示す。図にお
いて、23はホトダイオード、24、25はオペレーシ
ョナルアンプ、26はツェナーダイオード、27は電圧
比較部で、これらは光量センサ5を構成している。28
はトランジスタで、増幅部6を構成している。ホトダイ
オード23の負荷は短絡された状態になっており、この
場合電流ILの大きさは、ホトダイオード23に照射さ
れる光の強さに正比例する。オペレーショナルアンプ2
4は、電流ILを電圧に変換するが、変換された電圧E
1も電流ILと同様に、光の強さに比例することにな
る。次段のオペレーショナルアンプ25はコンパレータ
として動作する。ツェナーダイオード26により比較基
準電圧VSが決められるが、このVSの値は、光量が初
期の50%に相当するILに対応したE1の値と同一で
あるように決定されたものである。トランジスタ28は
オペレーショナルアンプ25の出力E2を外部へ送信す
るに足るレベルまで増幅し、光量信号LMNとして出力
する。
【0034】図7は本例の動作を示すタイムチャートで
あり、横軸は時間を示す。初期は光量が大きく、E1の
値はVSよりも大きな値となる。このためオペレーショ
ナルアンプ25の出力E2はHレベルとなる。その後時
間の経過とともに光量は低下していき、初期の50%の
光量LHとなる(図中の寿命点X)。この時オペレーシ
ョナルアンプ24の出力E1はVSと等しい値となり、
E2はLレベルとなる。トランジスタ28の出力である
光量信号LMNは本例では反転出力となる。
【0035】図8は本発明の実施例に使用される他の光
量センサの動作を示すタイムチャートである。この実施
例では、光量センサ5は検出した光量に応じたアナログ
信号を出力するタイプのものである。ランプ2の光量が
初期の50%に低下した時点(図中の寿命点X)での光
量センサ5の出力をDとすると、本実施例においてはラ
ンプ2の光量が100%の時の光量センサ5の出力は2
Dとなる。また、ランプ2の光量が25%に低下した時
点では0.5Dとなる。このように光量センサ5の出力
はランプ2の光量に応じてアナログ的に変化するもので
あり、両者はある関数として定義されるものである。
【0036】このような光量センサ5として、アナログ
信号を出力するタイプのものは、図6の構成中、電圧比
較部27を省略したものが使用できる。
【0037】図9は本発明の他の実施例によるバックラ
イトを示す構成図、図10はその外観図である。この実
施例では、ランプ2とその他の電気的構成部が機械的に
分離されており、コネクタで脱着可能に接続されてい
る。すなわちランプ2はそれだけで1つの構成部品バッ
クライトランプ部1aを構成し、その他の構成要素であ
る調光制御部3、ランプ制御部4、光量センサ5、増幅
部6はそれらが一体となってバックライト制御部1bを
構成する。そしてバックライトランプ部1aとバックラ
イト制御部1bは両者に設けられているコネクタ7a、
コネクタ7bを接続することにより、電気的に接続さ
れ、図1に示すバックライト1と同じ構成となり、同じ
動作を行う。
【0038】図11はこの発明の実施例による上記のバ
ックライトを用いた液晶表示装置を示す構成図であり、
バックライトの寿命の状況を液晶表示パネル8に表示
し、オペレータに知らせるようになっている。
【0039】図11において制御装置10の構成要素
中、CPU11、ROM12、 RAM13、画像デー
タ生成部14は、図17で示した従来のものと同一のも
のである。15はCPU11とバス17を介して接続さ
れている光量信号入力部である。
【0040】表示部20において、液晶表示パネル8は
従来のものと同一である。バックライト1から出力され
る光量信号LMNは信号線19により光量信号入力部1
5に接続されている。なお、バックライト1は図1に示
す構成となっており、液晶表示パネル8の裏面に機械的
に取付けられている。バックライト1としては、図5に
示すように、ランプ2の寿命点Xに達した時点でオンま
たはオフするオン/オフスイッチタイプの光量センサ5
を有するものでもよく、また図8に示すように、ランプ
2の光量に応じたアナログ信号を出力するタイプの光量
センサ5を有するものでもよい。
【0041】上記の液晶表示装置においては、バックラ
イト1の増幅部6(図1に表示)から出力される光量信
号LMNは制御装置10の光量信号入力部15に入力さ
れる。CPU11はROM12に格納されたプログラム
によって、光量信号入力部15の光量データを読出し、
ランプ2の光量が50%以下になった時点で、画像デー
タ生成部14にデータを書込む。これによって液晶表示
パネル8にアラームまたは光量が表示される。
【0042】図12にはオン/オフスイッチタイプの光
量センサを有する場合のアラーム表示を示す液晶表示パ
ネルの正面図、図13はその表示のためのプログラムを
示すフローチャートである。図において、31はアラー
ム表示、L0は光量が初期の50%に相当する光量設定
値である。
【0043】バックライト1がオン/オフスイッチタイ
プの光量センサ5を有する場合、図11における光量信
号入力部15には、バックライト1から入力される光量
信号LMNをCPU11が取扱えるデジタル信号に変換
する。この場合CPU11が知るべき情報は、ランプ2
の光量が50%より多いか、50%以下かの2つだけな
ので、データは1ビットあればよい。この光量データは
CPU11からバス17を介して常時読出可能なように
構成されている。
【0044】図13において、CPU11はROM12
に格納されているプログラムによって周期的に光量デー
タLを読出す(a)。そして光量データLによってラン
プ2の光量が50%以下になったことを知ると、アラー
ムメッセージの表示処理を開始する。そのためには、光
量データLを設置値L0と比較し(b)、L≦L0の場
合、画像データ生成部14に対して所望のデータを書込
む(c)。これにより、図12に示すように、液晶表示
パネル8上にアラーム表示31が表示される。この例は
オペレータに対しバックライト1のランプ2の輝度が5
0%に低下したことを知らせるとともに交換をうながす
ものである。
【0045】図14は光量に応じたアナログ信号を出力
するタイプの光量センサ5を有する場合の光量表示を示
す液晶パネルの正面図、図15はその表示のためのプロ
グラムを示すフローチャートであり、図において、32
は光量表示、L1は光量データの表示値である。
【0046】バックライト1がアナログ信号を出力する
タイプの光量センサ5を有する場合、バックライト1か
らの光量信号LMNはランプ2の光量に対応したアナロ
グ信号である。また、図11における光量信号入力部1
5はバックライト1からの光量信号LMNがアナログ信
号であるため、CPU11が取扱えるデジタルデータに
変換するA/D変換機能を持つ必要があり、このデジタ
ルデータには複数のビットが必要となる。例えば8ビッ
トであれば28 =256段階の光量データとして表すこ
とができ、このビット数が多い程精度がよくなる。
【0047】図15において、CPU11はROM12
に格納されているプログラムによって、周期的に光量デ
ータLの読出を行う(a)。そして読出したデータLに
よって現在ランプ2の光量が初期値の何パーセントであ
るかを計算して求める。そしてそのパーセントに応じた
グラフィック表示処理を実行する。そのためには、光量
データLと表示値L1とを比較し(b)、L≠L1の場
合、画像データ生成部14に対して所望のデータを書込
む(c)、(d)。すると液晶表示パネル8上にグラフ
ィック図形からなる光量表示32が表示される。本実施
例では、オペレータが現時点のランプ2の光量を常時知
ることができる。
【0048】上記の本実施例では、バックライト1のラ
ンプ2の寿命を検出する手段として光量センサ5を用い
ており、光量センサ5として輝度センサと照度センサに
ついて述べたが、光の強さを直接検出するのではなく
て、例えばランプに流れる電流や、ランプの発熱温度な
どのパラメータから光量に換算できるのであれば、それ
らを検出できるセンサを設けることができる。
【0049】
【発明の効果】本発明の請求項1のバックライトによれ
ば、ランプの光量を光量センサで検出し、増幅部で増幅
するようにしたので、ランプの寿命を正確に判定できる
光量信号を得ることができる。
【0050】請求項2のバックライトによれば、光量セ
ンサとしてオン/オフスイッチタイプのものを用いたの
で、ランプが寿命点に達した時点で正確に光量信号を得
ることができる。
【0051】請求項3のバックライトによれば、光量セ
ンサとしてアナログ信号を出力するものを用いたので、
ランプの光量データを常に表示することができる。
【0052】請求項4のバックライトによれば、ランプ
部と他の部分を分離したので、ランプの寿命点におい
て、ランプ部のみの交換が可能であり、他の部分の再利
用が可能になる。
【0053】請求項5の液晶表示装置によれば、バック
ライトの光量信号に基づいて、液晶表示パネルに光量表
示を行うようにしたので、ランプの寿命点において、正
確に光量表示を行うことができ、これにより、ランプの
交換時期を的確に知ることができ、適切な保守が可能で
ある。
【0054】請求項6の液晶表示装置によれば、液晶表
示パネルにアラーム表示を行うようにしたので、ランプ
の寿命点において、正確にランプ交換のアラームを表示
することができる。
【0055】請求項7の液晶表示装置によれば、液晶パ
ネルにランプの光量をアナログ量で表示するようにした
ので、ランプ光量を常に正確に表示することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるバックライトを示す構
成図。
【図2】ホトダイオードのV−I特性図。
【図3】ホトトランジスタの動作説明図。
【図4】ホトトランジスタのV−I特性図。
【図5】実施例に使用される光量センサのタイムチャー
ト。
【図6】実施例の光量センサの接続図。
【図7】図6の動作を示すタイムチャート。
【図8】他の光量センサのタイムチャート。
【図9】他の実施例のバックライトの構成図。
【図10】図9の外観図。
【図11】実施例の液晶表示装置の構成図。
【図12】実施例のアラーム表示を示す液晶表示パネル
の正面図。
【図13】図12のプログラムを示すフローチャート。
【図14】他の実施例の光量表示を示す液晶表示パネル
の正面図。
【図15】図14のプログラムを示すフローチャート。
【図16】従来のバックライトの構成図。
【図17】従来の液晶表示装置の構成図。
【符号の説明】
1 バックライト 1a バックライトランプ部 1b バックライト制御部 2 ランプ 3 調光制御部 4 ランプ制御部 5 光量センサ 6 増幅部 7a、7b コネクタ 8 液晶表示パネル 10 制御装置 11 CPU 12 ROM 13 RAM 14 画像データ生成部 15 光量信号入力部 20 表示部 31 アラーム表示 32 光量表示
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成3年10月29日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】図16は従来のバックライトの構成図であ
る。図において、1はバックライト、2はバックライト
1を構成するランプであり、液晶表示パネルに光を照射
する光源として用いられている。ランプ2は蛍光ランプ
からなり、熱陰極線管を用いたものと、冷陰極線管を用
いたものが製品化されている。3は調光制御部であり、
外部電源VBLと外部に設置される輝度コントロール抵
から生成される輝度コントロール信号CNTが接続さ
れている。4はランプ制御部であって、インバータ回路
からなり、調光制御部3の信号により、ランプ2を点灯
させるように接続している。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】次にこのバックライト1の動作について説
明する。調光制御部3では、接続された外部輝度コント
ロール抵抗の抵抗値から生成された輝度コントロール信
号CNTにより、ランプ2の調光率を決定し、その情報
を信号としてランプ制御部4へ送る。ランプ制御部4で
は、この調光率情報をもとに高周波高電界を発生し、ラ
ンプ2の電源に供給する。ランプ2はこの高電界を受け
て電極から電子を放出し、放電の開始、維持を行う。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】液晶表示パネル8は、画素に対応した液晶
セルに電圧をかけることにより、液晶にねじれを生じさ
せ、これにより光の透過を制御して画像を得るものであ
るが、液晶自体は光を発しないため外部に光源を持つ必
要がある。この外部光源がバックライトであり、ラン
プ2が点灯することにより、液晶表示パネル8に画像を
表示する。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0032
【補正方法】変更
【補正内容】
【0032】図1の増幅部6はこのDを増幅し、前述の
光量信号LMNを出力する。この場合、増幅部6の出力
である光量信号LMNは、その電気量を電圧とすれば、
ランプ2の光量が初期の50%より多い場合は0V、5
0%以下の場合は数という2種類の出力状態を持つこ
とになる。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液晶表示パネルに光を照射するランプ
    と、このランプの光量を検出する光量センサと、この光
    量センサの検出した信号を増幅して光量信号を出力する
    増幅部とを備えたことを特徴とする液晶表示装置用バッ
    クライト。
  2. 【請求項2】 光量センサは、ランプの光量が寿命点に
    達した時点でオンまたはオフするオン/オフスイッチタ
    イプのものであることを特徴とする請求項1記載の液晶
    表示装置用バックライト。
  3. 【請求項3】 光量センサは、ランプの光量に応じたア
    ナログ信号を出力するタイプのものであることを特徴と
    する請求項1記載のバックライト。
  4. 【請求項4】 ランプとその他の電気的構成部が機械的
    に分離され、コネクタで脱着可能とされていることを特
    徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の液晶表示
    装置用バックライト。
  5. 【請求項5】 液晶表示パネルに光を照射するランプ
    と、このランプの光量を検出する光量センサと、この光
    量センサの検出した信号を増幅して光量信号を出力する
    増幅部とを有するバックライト、 前記バックライトの光量信号を入力する光量信号入力部
    と、この光量信号入力部の光量データに基づいて、画像
    データ生成部に光量表示データを書込む演算処理装置と
    を有する制御装置、ならびに前記画像データ生成部の光
    量表示データにより、光量表示を行う液晶表示パネルを
    備えたことを特徴とする液晶表示装置。
  6. 【請求項6】 バックライトの光量センサがオン/オフ
    スイッチタイプのものであり、その光量信号によりラン
    プの寿命点に達した時に、液晶表示パネルにアラーム表
    示を行うようにしたことを特徴とする請求項5記載の液
    晶表示装置。
  7. 【請求項7】 バックライトの光量センサがアナログ信
    号を出力するタイプのものであり、その光量信号により
    ランプの光量を液晶表示パネルにアナログ量で表示する
    ようにしたことを特徴とする請求項5記載の液晶表示装
    置。
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