JPH05131784A - 印字可能なプリペイドカード - Google Patents

印字可能なプリペイドカード

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JPH05131784A
JPH05131784A JP3299444A JP29944491A JPH05131784A JP H05131784 A JPH05131784 A JP H05131784A JP 3299444 A JP3299444 A JP 3299444A JP 29944491 A JP29944491 A JP 29944491A JP H05131784 A JPH05131784 A JP H05131784A
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JP
Japan
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prepaid card
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Withdrawn
Application number
JP3299444A
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English (en)
Inventor
Akira Kitayama
昭 北山
Takashi Nakajima
孝 中島
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 印字可能なプリペイドカードに関し、製造ロ
ットなどによって印字条件がばらついても、常に良好な
印字品質が得られることを目的とする。 【構成】 基材1に被着された低融点金属薄膜からなる
熱印字層2を有する印字可能なプリペイドカードであっ
て、前記熱印字層2の印字条件が予め記憶されているよ
うに構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は印字可能なプリペイドカ
ードに係わり、カード自体に印字条件を記憶させてお
き、製造ロットなどによって印字条件がばらついても、
常に良好な印字品質が得られてなる印字可能なプリペイ
ドカードに関する。
【0002】近年、キャッシュレス時代の到来がいわれ
るようになり、電話や交通機関などの料金を予め支払っ
てカードにしておく、いわゆるプリペイド(前払い)カ
ードが急速に普及し、今後もますます増える傾向にあ
る。そして、このプリペイドカードにはいわゆる磁気カ
ードが多用されている。
【0003】このプリペイドカードとして用いられる磁
気カードは、取り扱える分野がどんどん広がっており、
それに伴っていろいろな機能をもった磁気カードが開発
されている。そのなかで、磁気カードに印字を行うこと
はプリペイドカードの残額を知る上で是非欲しい機能で
あるが、まだ改良の余地がある。
【0004】
【従来の技術】磁気カードは、カードの搬送手段と磁気
ヘッドを構成要素とした磁気カードリーダ/ライタによ
って処理されるが、磁気カードの適用分野の拡大ととも
にいろいろな機能が要求されるようになっている。
【0005】磁気カードに印字を行わせる機能もその一
つで、プリペイドカードとして用いる際に、支払い後の
残額をカード上に表示することは、穿孔などのマーキン
グとともに欠かせない機能となっている。
【0006】図4は印字可能なプリペイドカードの構成
例を示す断面図、図5はプリペイドカード上の印字例で
ある。図において、1は基材、2は熱印字層、2aは印
字、4は磁気記録層、7は保護膜、10はプリペイドカー
ドである。
【0007】図4において、プリペイドカード10は、基
材1が例えばポリエステルからなり、その表側にはカー
ドの名称や商標などが印刷され、最上層には保護膜7が
被着された構成になっている。
【0008】一方、プリペイドカード10の裏面には、黒
色や茶色の磁性塗料が塗られて磁気記録層4が構成され
ている。この磁気記録層4は、通常全面に塗られている
が、情報をリード/ライトする領域は3本のトラックが
帯状になっているので、磁気ストライプとも呼ばれる。
そして、カード使用上の注意事項などが印刷され、最上
層には保護膜7で被着された構成になっている。
【0009】ところで、電話用のカードのような度数を
計数するプリペイドカードの場合には、穿孔によるマー
キングで用が足りるが、デパートなどで発行しているシ
ョッピング用のプリペイドカードの場合には、買物した
日付や残額などがカードに印字してあると具合がいい。
そこで、プリペイドカード10の裏面には印字ができるよ
うになっている。
【0010】こうしたプリペイドカード10に行う印字に
は、インクによって印刷する方法もあるが、一般には印
刷した文字の摩滅やカードに汚れが生じるのを嫌って、
熱による印字が多用されている。すなわち、プリペイド
カード10の裏面には熱印字層2が設けられている。
【0011】この熱印字層2は、例えば膜厚が10μm程
度のSnなどの低融点金属の蒸着膜で、磁気記録層4と
保護膜7の間に構成されている。そして、感熱記録で用
いられるのと同様のサーマルヘッドによって印字が行わ
れる。
【0012】こうした金属の薄膜は、一般に下地が平滑
であれば鏡面になるが、下地が微細な凹凸をもつ磁気記
録層4なので、熱印字層2の表面は銀色の梨地に見えて
違和感がない。そして、図示してないサーマルヘッドに
よって加熱すると、熱印字層2を構成しているSnが溶
融して開口し、ドット状に孔が明くので熱印字層2の下
地の着色した磁気記録層4が透けて見えるようになる。
そして、図5に例示したようなドット状の印字2aとして
印字される。この印字例はショッピング用のプリペイド
カードの場合で、日付と残金が印字されている。
【0013】こうした熱印字は、プリペイドカード10の
裏面の保護膜7に被われた中で行われるので、印字が消
滅したりカードが汚れたりすることがなく具合がいい。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】ところで、プリペイド
カード10は撓めることはできるが折り曲げ難い固いカー
ドになっている。また、直に感熱層に密接させて印字が
感熱紙などの場合と違って、保護膜7を介して熱印字層
2に熱を印加する形態になっている。
【0015】従って、保護膜7と図示してないサーマル
ヘッドとの接触状態が印字品質に大きな影響を与えるこ
とは勿論であるが、熱印字層2を構成する金属薄膜や保
護膜7の膜厚のばらつきによっても印字条件が影響され
る。
【0016】そして、多種多様な不特定多数のプリペイ
ドカード10で安定な印字品質を得ることは厄介であり、
印字されないことを恐れて過剰気味に熱エネルギを印加
すれば、ヘッドの寿命が短くなってしまう問題があっ
た。
【0017】そこで本発明は、プリペイドカードの製造
ロットなどによって印字条件がばらついても、常に良好
な印字品質が得られてなる印字可能なプリペイドカード
を提供することを目的としている。
【0018】
【課題を解決するための手段】上で述べた課題は、基材
に被着された低融点金属薄膜からなる熱印字層を有する
印字可能なプリペイドカードであって、前記熱印字層の
印字条件が予め記憶されているように構成された印字可
能なプリペイドカードによって解決される。
【0019】
【作用】プリペイドカードに熱印字を行うに際して、プ
リペイドカード自体に予め印字条件を記憶せさるように
している。
【0020】そうすると、印字の際に記憶さている印字
条件を読み出し、その印字条件に見合った条件で印字を
行えば、製造ロットが異なったりして印字条件がいろい
ろなプリペイドカードに対して、常に安定した印字品質
を得ることができる。
【0021】
【実施例】図1は本発明の第一の実施例の説明図で、図
1(A)はその一例、図1(B)は他の例、図2は本発
明の第二の実施例の説明図、図3は本発明の第三の実施
例の説明図である。図において、1は基材、2は熱印字
層、3はマーキング領域、4は磁気記録層、4aは磁気ス
トライプ、5は印刷マーク、6は穿孔、7は保護膜、10
はプリペイドカードである。
【0022】ポリエステルのシートなどからなる基材1
の裏面に、例えばSnなどの低融点金属の蒸着膜からな
る熱印字層2が被着されている。さらに、熱印字層2に
は保護膜7が被着された構成になっている。
【0023】ところで、熱印字層2の印字条件は、つま
りは所定の時間内に熱印字層2を構成する金属薄膜の溶
融温度(融点)に達するまで加熱することである。この
ことは、図示してないサーマルヘッドから見ると、印加
するパルスの電圧と印加時間の少なくとも一方が規定で
きればよい。
【0024】つまり、例えば印加電圧の場合には、中心
値が5Vのヘッドに対して、4.08Vと5.02Vを予め設定
しておき、1:4.08V、2:5V、3:5.02Vというよ
うに3水準に条件設定すれば安定した印字品質が得られ
る。
【0025】実施例:1 図1(A)において、プリペイドカード10に設けられた
マーキング領域3は、磁気記録層4になっており、熱印
字層2の印字条件が磁気記録によって記憶されるように
なっている。この場合には、図示してないが、プリペイ
ドカード10を処理する印字機構付きの磁気カードリーダ
/ライタに、マーキング領域3の磁気記録層4を読み取
る磁気ヘッドを設ける。
【0026】印字条件は、例えば同一製造ロットからサ
ンプリングしたカードについて印字を行い、最適な印字
条件を確認する。そして、例えばプリペイドカード10を
エンコード(発券)する際に、印字条件の情報を記憶さ
せる。
【0027】なお、一般にプリペイドカード10には磁気
カードが用いられているので、マーキング領域3に磁気
記録層4を別個に設けず、図1(B)に示したように、
磁気カードとして設けられている磁気ストライプ4aにマ
ーキング領域3を設定して、印字条件の情報を磁気記録
して記憶させることもできる。この場合には、別個に読
み取りヘッドを設けなくてもよい。
【0028】実施例:2 図2において、プリペイドカード10のマーキング領域3
には、印字条件の情報が例えばバーコードのような形態
の印刷マーク5として印刷されている。また、条件の設
定数が少ないときには、例えば1、2、3の3段階のど
の位置かに印刷マーク5が印刷されているようにしても
よい。
【0029】この場合には、印字機構付きの磁気カード
リーダ/ライタに光学的に読み取る例えばイメージセン
サを設けて、マーキング領域3に印刷された印刷マーク
5を読み取るようにする。
【0030】実施例:3 図3において、プリペイドカード10のマーキング領域3
には、印字条件の情報が例えばパンチによって穿孔6の
形態で孔明けされている。
【0031】この場合には、印字機構付きの磁気カード
リーダ/ライタに光学的に読み取る例えばホトインタラ
プタを設けて、マーキング領域3に孔明けされた穿孔6
を読み取るようにする。
【0032】ところで、印刷マーク5や穿孔6を印字条
件の記憶手段とした場合には、目視によって確認するこ
ともできる。しかし、不特定多数の人が使用するプリペ
イドカード10の場合には、手作業による条件設定は得策
ではなく、磁気カードリーダ/ライタが印字条件を読み
取って自動的にサーマルヘッドの印字条件を設定するよ
うにする。
【0033】
【発明の効果】本発明によれば、プリペイドカード自体
に印字条件が記憶されているので、種々雑多なプリペイ
ドカードに対して、常に安定した良好な印字を行うこと
ができるようになる。
【0034】従って、今後ますますいろいろな分野での
用途の拡大が期待され、しかも欠かせない機能の一つと
なっている印字機能をもったプリペイドカードの一層の
普及に対して、本発明は寄与するところが大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第一の実施例の説明図で、(A)は
その一例、(B)は他の例である。
【図2】 本発明の第二の実施例の説明図である。
【図3】 本発明の第三の実施例の説明図である。
【図4】 印字可能なプリペイドカードの構成例を示す
断面図である。
【図5】 プリペイドカード上の印字例である。
【符号の説明】
1 基材 2 熱印字層 3 マーキング領域 4 磁気記録層 4a 磁気ストライ
プ 5 印刷マーク 6 穿孔 7 保護膜 10 プリペイドカ
ード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G11B 5/00 Z 7426−5D

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基材(1) に被着された低融点金属薄膜か
    らなる熱印字層(2)を有する印字可能なプリペイドカー
    ドであって、 前記熱印字層(2) の印字条件が予め記憶されていること
    を特徴とする印字可能なプリペイドカード。
  2. 【請求項2】 マーキング領域(3) を有し、 前記マーキング領域(3) に前記熱印字層(2) の印字条件
    が磁気記録されている請求項1記載の印字可能なプリペ
    イドカード。
  3. 【請求項3】 前記マーキング領域(3) に前記熱印字層
    (2) の印字条件が印刷されている請求項2記載の印字可
    能なプリペイドカード。
  4. 【請求項4】 前記マーキング領域(3) に前記熱印字層
    (2) の印字条件が穿孔されている請求項2記載の印字可
    能なプリペイドカード。
JP3299444A 1991-11-15 1991-11-15 印字可能なプリペイドカード Withdrawn JPH05131784A (ja)

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JP3299444A JPH05131784A (ja) 1991-11-15 1991-11-15 印字可能なプリペイドカード

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JPH05131784A true JPH05131784A (ja) 1993-05-28

Family

ID=17872662

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021193757A1 (ja) * 2020-03-24 2021-09-30 株式会社 東芝 感熱媒体及びレーザ記録装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021193757A1 (ja) * 2020-03-24 2021-09-30 株式会社 東芝 感熱媒体及びレーザ記録装置
JP2021151747A (ja) * 2020-03-24 2021-09-30 株式会社東芝 感熱媒体及びレーザ記録装置
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