JPH05131479A - プレス成形方法 - Google Patents

プレス成形方法

Info

Publication number
JPH05131479A
JPH05131479A JP3297182A JP29718291A JPH05131479A JP H05131479 A JPH05131479 A JP H05131479A JP 3297182 A JP3297182 A JP 3297182A JP 29718291 A JP29718291 A JP 29718291A JP H05131479 A JPH05131479 A JP H05131479A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mold
skin material
cavity
cavity mold
core
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP3297182A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3145152B2 (ja
Inventor
Kinji Okudaira
奥平欣示
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Marelli Corp
Original Assignee
Kansei Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kansei Corp filed Critical Kansei Corp
Priority to JP29718291A priority Critical patent/JP3145152B2/ja
Publication of JPH05131479A publication Critical patent/JPH05131479A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3145152B2 publication Critical patent/JP3145152B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】キャビティ型22と一次コア型24により、表
皮材を形成し、次いでキャビティ型22上に残されてい
るその表皮材上に加熱軟化された、ガラス繊維混入熱可
塑性樹脂シートを位置せしめた後、前記キャビティ型2
2と二次コア型21により、前記表皮材と軟化されてい
るガラス繊維混入熱可塑性樹脂シートを共に加圧して多
層成形品を得る。 【効果】これによれば多層成形品を比較的低圧力でプレ
ス成形することができるので大型成形品の作成も容易に
できる。さらに熱可塑性樹脂シートは、予め熱軟化せし
めていることでプレス成形時における型との馴染みが良
好であって、複雑形状の成形品も精度及び品質良く生産
することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プレス成形装置を用い
て異材質の樹脂原料を用いて多層成形品を製造するプレ
ス成形方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば樹脂製の芯材とその芯材樹脂とは
異質の樹脂である表皮材とを一体構造とする多層成形品
をプレス成形するための従来のプレス成形装置(成形
法)として図1に示す如きものがある。すなわち1は固
定盤であって、この固定盤1上には芯材成形キャビティ
型2と、表皮成形キャビティ型3とが設置され、これら
のキャビティ型2及び3は直径方向対称位置に配置さ
れ、さらに一方のキャビティ型2には第1の樹脂射出機
4が接続され、他方のキャビティ型3には第2の樹脂射
出機5が接続されている。それらキャビティ型2及び3
上には、上下動する可動盤6が設けられており、この可
動盤6の下面には、ロータリーテーブル7が水平方向に
回動可能に支持されており、さらにこのロータリーテー
ブル7の下面かつ直径方向対称位置には、前記キャビテ
ィ型2,3に対応する同形のコア型8,8´が取付けら
れている。9は上記の可動盤6を上下動せしめるための
駆動装置、10はロータリーテーブル7を回動せしめる
ためのインデックスを示す。
【0003】そしてかかるプレス成形装置により例えば
図2で示すような多層成形品を成形するには、先ず可動
盤6を降下させて、キャビティ型2及び3にコア型8及
び8’を型閉めし、そのキャビテイ型2とコア型8との
内部に、例えば図2で示す芯材11を成形すべき樹脂を
射出し得る第1の樹脂射出機4により芯材成形樹脂を射
出し、これで一次成形品(芯材11)を射出成形する。
【0004】次に上記可動盤6を上昇させ、キャビティ
型2,3よりコア型8,8’を型開きするが、この型開
き時において、キャビティ型2とコア型8で射出成形さ
れた一次成形品11は、コア型8と共に上昇される。
【0005】次にロータリーテーブル7を180。回転
させることにより一次成形品を保持するコア型8がコア
型8’の位置へ移動する。次いで可動盤6を降下させ、
一次成形品11を保持するコア型8と、キャビティ型3
とを型閉めする。この型閉め後第2の樹脂射出機5より
図2で示す表皮材12を成形すべき樹脂を射出すること
により、一次成形品と一体の二次成形品(表皮材)12
が射出成形される。このときキャビティ型2とコア型
8’とも型閉めされるために、この双方型2と8’との
型内に第1の樹脂射出機4より樹脂を射出させれば二次
成形と並行して一次成形品が間欠的に連続生産できるも
のである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところがかかるロータ
リーテーブル使用の連続生産のプレス成形装置にあって
は、成形品が小型のものである場合は支障ないが、例え
ば自動車に取付け使用される例えば長さが1600mm
もあるインストルメント等の大型成形品を同種のプレス
成形装置により成形しようとするならば、それら長尺の
型を直径方向に複数個保持するロータリーテーブルの回
転半径が、莫大なものとなりプレス成形装置が巨大化す
ることは勿論のこと、それら複数の大型材を同時にプレ
スするためのプレス力は莫大なものとなって成形が困難
であり、さらには、製品寸法に比して強力な型締め装置
が必要となるという不具合があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明はかかる従来の不
具合に着目してなされたもので、例えば一つのキャビテ
ィ型に対して、上下方向から型閉めされる第1のコア型
と、起伏動作によって型閉めされる第2のコア型とを設
備すると共に、上記キャビティ型と第2のコア型とによ
り表皮材を成形し、次いで予め加熱軟化されている芯材
成形用シート材を上記キャビティ型内の表皮材上に位置
せしめ、しかる後キャビティ型と第1のコア型とにより
表皮材と芯材成形用シート材とをプレスして多層成形品
を得るプレス成形方法を提供するものである。
【0008】従ってこの発明によれば、異形の型を交換
するためのロータリーテーブルを省くことができるの、
プレス装置全体を小型化することができると共に芯材を
成形するための押圧力が低圧でよいことから大型成品の
プレス成形が可能である等の特長がある。
【0009】
【実施例】以下に本発明を図3に示す実施例に基いて詳
細に説明する。
【0010】13は予め所定の形状に裁断されている芯
材成形用シート材であって、このシート材13はポリプ
ロピレン等の熱可塑性樹脂中にガラス線維を混入してな
る所謂スタンパブルシートであって、このシート材13
は、コンベア14により移送される間に、例えば190
〜250℃に加熱されるヒータ15からの発熱を受けて
軟化される。該ヒータ15により加熱軟化されたシート
材13は熱膨張によりその厚みが増大し加熱処理室16
の導出口に到達する。導出口に達した軟化シート材1
3’はフィードロボット17の握持器18によって握持
され、プレス成形機19のキャビティ型上へ供給される
ものであるが、以下このプレス成形機19の構成につい
て述べる。20はその固定盤、21は可動盤であって、
固定盤20上にはキャビティ型22が固定され、また可
動盤21の下面には二次コア型23が取付けられてい
る。24は固定盤20に対して回転ヒンジ25を介して
起伏可能に支持されている一次コア型である。26は固
定盤20と一体のスライドレール28上で横方向に摺動
可能に支持されている樹脂原料押出機であって、その樹
脂原料押出機26からは表皮材成形樹脂27が前記キャ
ビティ型22上に押出されるものである。
【0011】以上が装置の構造説明であるが、次にその
装置を使用して多層成形品を成形する工程について述べ
る。
【0012】先ずキャビティ型22上に、例えば熱可塑
性エラストマー樹脂27を押出機26より注入し、しか
る後、このキャビティ型22上に一次コア型24を嵌入
プレスさせて表皮材12を成形する。次にその表皮材1
2をキャビティ型22上に残したままで、一次コア型2
4を離型した後、キャビティ型22内の表皮材12上
に、加熱処理室16内で加熱軟化されたスタンパブルシ
ート13’を、ロボット17により持運び、上記表皮材
12上に載置する。
【0013】次いで二次コア型23を降下させて、キャ
ビティ型22内に嵌入プレスさせることで、表皮材14
と一体に層成されるスタンパブルシート13’が芯材1
1となって形成されるものである。
【0014】従ってこの実施例プレス成形方法によれ
ば、キャビティ型22と、一次コア型により表皮材12
を形成し、次いで、その表皮材12上に加熱軟化された
スタンパブルシートを載置して、二次コア型とキャビテ
ィ型22とにより、上記表皮材12と一体の芯材11を
プレス成形するものであるから、多層成形品を比較的低
圧でプレス成形することができるので大型成形品の成形
も容易にできる。さらに本実施例では表皮成形材料とし
て熱可塑性エラストマを使用しまた芯材として加熱軟化
シートを使用しているため、複雑形状の多層成形品を精
度よく生産することができる。
【0015】
【発明の効果】以上のように本発明は、キャビティ型2
2と一次コア型24により、表皮材12を形成し、次い
でキャビティ型22上に残されているその表皮材12上
に加熱軟化された、ガラス繊維混入熱可塑性樹脂シート
を位置せしめた後、前記キャビティ型22と二次コア型
21により、前記表皮材12と軟化されているガラス繊
維混入熱可塑性樹脂シートを共に加圧して多層成形品を
得るプレス成形法であるから、これによれば多層成形品
を比較的低圧力でプレス成形することができるので大型
成形品の作成も容易にできる。さらに熱可塑性樹脂シー
トは、予め熱軟化せしめていることでプレス成形時にお
ける型との馴染みが良好であって、複雑形状の成形品も
精度及び品質良く生産することができるという効果が得
られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来成形法に使用する装置の説明図。
【図2】多層成形品の断面説明図。
【図3】本発明実施例の成形法に使用される装置の説明
図。
【符号の説明】
11…芯材 12…表皮材 13…成形品 13’…シート材 14…コンベア 15…ヒータ 16…加熱処理室 17…フィードロボッ
ト 18…握持器 19…プレス成形機 20…固定盤 21…可動板 22…キャビティ型 23…二次コア型 24…一次コア型 25…回転ヒンジ 26…原料押出機 27…成形樹脂 28…スライドレール

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャビティ型(22)と一次コア型(2
    4)により、表皮材(12)を形成し、次いでキャビテ
    ィ型(22)上に残されているその表皮材(12)上に
    加熱軟化された、ガラス繊維混入熱可塑性樹脂シートを
    位置せしめた後、前記キャビティ型(22)と二次コア
    型(21)により、前記表皮材(12)と軟化されてい
    るガラス繊維混入熱可塑性樹脂シートを共に加圧して多
    層成形品を得ることを特徴とするプレス成形方法。
JP29718291A 1991-11-13 1991-11-13 プレス成形方法 Expired - Fee Related JP3145152B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29718291A JP3145152B2 (ja) 1991-11-13 1991-11-13 プレス成形方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29718291A JP3145152B2 (ja) 1991-11-13 1991-11-13 プレス成形方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05131479A true JPH05131479A (ja) 1993-05-28
JP3145152B2 JP3145152B2 (ja) 2001-03-12

Family

ID=17843237

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29718291A Expired - Fee Related JP3145152B2 (ja) 1991-11-13 1991-11-13 プレス成形方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3145152B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019059371A1 (ja) * 2017-09-21 2019-03-28 株式会社日本製鋼所 繊維強化熱可塑性樹脂からなる成形品の成形方法および成形装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019059371A1 (ja) * 2017-09-21 2019-03-28 株式会社日本製鋼所 繊維強化熱可塑性樹脂からなる成形品の成形方法および成形装置
JP2019055519A (ja) * 2017-09-21 2019-04-11 株式会社日本製鋼所 繊維強化熱可塑性樹脂からなる成形品の成形方法および成形装置
KR20200041924A (ko) * 2017-09-21 2020-04-22 가부시끼가이샤 니혼 세이꼬쇼 섬유 강화 열가소성 수지로 이루어지는 성형품의 성형 방법 및 성형 장치
US11472082B2 (en) 2017-09-21 2022-10-18 The Japan Steel Works, Ltd. Molding method and molding apparatus of molded article comprising fiber-reinforced thermoplastic resin

Also Published As

Publication number Publication date
JP3145152B2 (ja) 2001-03-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5460497A (en) Machine for moulding composite plastic material
CA1161216A (en) Method and apparatus for producing molded plastic articles such as packaging tubes
US6719551B2 (en) Thermoplastic molding process and apparatus
CN100595045C (zh) 模内镶件注塑膜片的拉胀复合成型方法及其装置
JPH07137124A (ja) 積層合成樹脂成形品を製造する方法及び装置
JP6211503B2 (ja) 成形品の製造方法、成形品、および成形品の製造装置
JPH032010A (ja) 薄いシート状で供給される熱可塑性材料を成形するための方法および装置
JP2002544001A (ja) エンボス加工されたパターンを有するプラスチック部品の製作法及び該方法を実施するための装置
JPH05131479A (ja) プレス成形方法
WO2004080683A3 (en) Twinsheet thermoforming apparatus and method
JPH10128816A (ja) 射出成形同時絵付装置及び方法
JPS5967008A (ja) 熱可塑性樹脂のプレス成形方法
CN101391485A (zh) 模制件的热成型
TWI641564B (zh) Transfer board
US9713888B2 (en) Integrated contact heating for thermoplastically bound mats in an injection-molding tool
CN107793013A (zh) 模造立体玻璃连续成型装置的加热装置
JPH10230531A (ja) 加飾成形品の製造装置
JP4815283B2 (ja) 成形・成膜システム
JP3107879B2 (ja) プレス成形装置
CN112157866B (zh) 一种多穴硅胶直排的生产装置及其工艺
JP3347062B2 (ja) ゴムの成形方法及び同成形装置
CN219006801U (zh) 一种注塑模具生产用的翻转式功能架装置
CN115592927A (zh) 一种改性片材热塑加工模具及其成型方法
TWI613160B (zh) 氣密式模造立體玻璃連續成型裝置
TWM560471U (zh) 移載板

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees