JPH05131300A - プレス機械のspm監視装置 - Google Patents

プレス機械のspm監視装置

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Publication number
JPH05131300A
JPH05131300A JP3295990A JP29599091A JPH05131300A JP H05131300 A JPH05131300 A JP H05131300A JP 3295990 A JP3295990 A JP 3295990A JP 29599091 A JP29599091 A JP 29599091A JP H05131300 A JPH05131300 A JP H05131300A
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JP
Japan
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spm
press
press machine
set value
value
Prior art date
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Pending
Application number
JP3295990A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeru Miura
茂 三浦
Sadamitsu Kodama
定満 児玉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamada Dobby Co Ltd
Original Assignee
Yamada Dobby Co Ltd
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Publication date
Application filed by Yamada Dobby Co Ltd filed Critical Yamada Dobby Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ミスフィード等の異常運転状態を検出するた
めの特別のセンサ等を用いないで異常運転を停止させる
こと。 【構成】 プレス機械の運転を停止させるプレス停止装
置100と電気的に接続された制御装置200と、プレ
ス機械のSPM(ストローク・パー・ミニッツ)を電気
的に検出するためのSPM検出器300とを備える。制
御装置200に、SPM検出器300の電気出力信号に
基いてSPM現在値を検出するSPM現在値検出部40
0と、SPM設定値を記憶するSPM設定値記憶部50
0と、前記検出されたSPM現在値と前記SPM設定値
とを比較し、SPM現在値がSPM設定値を基準とした
許容範囲を外れたかどうかを判断し、外れたと判断する
とプレス停止装置100へプレス停止指令信号を出力す
るプレス停止判定部600とを設けたことを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、プレス機械のSPM
監視装置、詳しくは、プレス機械運転中にそのSPM
(ストローク・パー・ミニッツ)が予め定めたSPM設
定値を基準とした許容範囲を外れた値になったとき、そ
の運転を停止させるよう構成し、ミスフィード等の異常
運転状態を検出するための特別のセンサ等を用いなくて
も異常運転を停止することができるようにしたプレス機
械のSPM監視装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、プレス機械は、ミスフィードに
よる金型の損傷等から金型を保護するために、ミスフィ
ード検出用センサを取付け、このセンサがミスフィード
を検出すると、プレスの運転を停止させる異常検出シス
テムを採用している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
異常検出システムにおいては、異常検出用の特別のセン
サ等を必須要素としており、部品点数が多い等の問題が
あった。
【0004】ところで、精密プレス加工においては、S
PMの変動によりスライドの下死点位置が変動し、この
下死点位置の変動が製品精度に及ぼす影響が大であるこ
とにかんがみ、SPMの変動を抑えるための制御を行な
っており、例えばSPM設定値から上下1SPMの範囲
内にSPMが常時入るように制御するSPM制御システ
ムを採用している。
【0005】本発明は、次のような経験則、すなわち、
ミスフィードの発生とSPMとは密接な関係にあり、ミ
スフィードが発生するときにはSPMが低下するという
経験則に着目し、この経験則を上記SPM制御システム
に組み込むことにより、ミスフィード検出用センサ等を
特別に準備しなくても異常検出システムを実現すること
ができるプレス機械のSPM監視装置を提供することを
課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、この発明に係るプレス機械のSPM監視装置は、ク
レーム対応図としての図1に示すように、プレス機械の
運転を停止させるプレス停止装置100と電気的に接続
された制御装置200と、プレス機械のSPM(ストロ
ーク・パー・ミニッツ)を電気的に検出するためのSP
M検出器300と、を備えたプレス機械のSPM監視装
置であって、前記制御装置200に、前記SPM検出器
300の電気出力信号に基いてSPM現在値SPMN
検出するSPM現在値検出部400と、SPM設定値S
PMO を記憶するSPM設定値記憶部500と、前記S
PM現在値検出部400により検出されたSPM現在値
SPMN と前記SPM設定値記憶部500に記憶されて
いるSPM設定値SPMO とを比較し、前記SPM現在
値SPMN が前記SPM設定値SPMO を基準とした許
容範囲を外れたかどうかを判断し、前記SPM現在値S
PMN が前記許容範囲を外れたとき前記プレス停止装置
100へプレス停止指令信号STを出力するプレス停止
判定部600と、を設けたことを特徴とする。
【0007】
【作用】SPM検出器は、例えば、プレス機械のクラン
クシャフトの回転を検出する回転検出器からなり、クラ
ンクシャフト1回転当たり1個の電気パルスを出力す
る。
【0008】制御装置はマイクロコンピュータからな
り、そのSPM現在値検出部は、例えば、上記回転検出
器から入力されてくるパルスの時間間隔に基いてSPM
現在値を演算する。
【0009】SPM設定値記憶部は、例えば、マイクロ
コンピュータのROM又はRAMの記憶領域に対応す
る。
【0010】プレス停止判定部は、SPM現在値SPM
N がSPM設定値SPMO を基準とする許容範囲内例え
ば±1SPMの範囲内にあるかどうかを判定する。SP
M現在値SPMN が上記許容範囲を外れたと判断した場
合には、プレス停止装置へプレス停止指令信号が出力さ
れ、プレス機械は運転を停止する。
【0011】このように、本発明では、ミスフィードを
検出するための特別のセンサ類は一切設けておらず、プ
レス機械のクランクシャフトの回転数、即ちSPMの回
転変動を制御装置内部で演算し、その変動幅が許容範囲
外となったときプレス機械の運転を停止させるようにし
ている。
【0012】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図2及び図3に
基づいて説明する。
【0013】本実施例のプレス機械のSPM監視装置
は、図2に示すように、プレス機械のクランクシャフト
(図示せず。)の回転を検出する回転検出器1と、プレ
ス機械の運転を停止させるプレス停止装置2と、制御装
置3とから構成される。
【0014】回転検出器1は、例えば電磁ピックアップ
で構成され、クランクシャフト1回転に1個のパルスを
発生し、このパルス信号を制御装置3の入出力回路34
へ入力するよう構成されている。なお、この回転検出器
1が本発明にいうSPM検出器300に対応する。回転
検出器1は、その他ロータリーエンコーダ等であっても
よい。
【0015】プレス停止装置2は、具体的には、クラッ
チ・ブレーキ21及びその駆動回路22から構成され
る。クラッチ・ブレーキ21は、フライホイール(図示
せず。)とクランクシャフトとの間を接続又は開放させ
てフライホイールの放出エネルギーをクランクシャフト
へ伝達又は遮断させると共に、クラッチ開放時にクラン
クシャフトの慣性回転に制動をかける公知の構成のもの
である。駆動回路22は、制御装置3からの停止指令信
号STに従いクラッチ・ブレーキ21を作動させる公知
の構成のものである。
【0016】制御装置3は、中央処理装置(以下、CP
Uという。)31とROM(リード・オンリー・メモ
リ)32とRAM(ランダム・アクセス・メモリ)33
と入出力回路34とからなり、CPU31とROM3
2、RAM33、入出力回路34との間はコモンバスで
接続されている。入出力回路34は、回転検出器1、プ
レス停止装置2の駆動回路22と電気的に接続されてい
る。ROM32又はRAM33には、SPM設定値SP
O が予め所定のアドレスに記憶されている。このSP
M設定値SPMO を記憶しているROM32又はRAM
33の記憶領域が、本発明にいうSPM設定値記憶部5
00に対応する。
【0017】CPU31は、基準クロックに同期しなが
ら、予めROM32に格納されているプログラムに従っ
てSPM監視のための演算処理を行なう。
【0018】以下、CPU31のSPM監視演算処理を
図3を併せ参照しつつ各ステップごと順に説明する。図
3に示すフローチャートは、回転検出器1からパルス信
号が入力されてくるたびに実行開始される割り込みルー
チンを表わしている。
【0019】Sー1 SPM現在値SPMN を検出する。この検出方法は、例
えば、回転検出器1から今回入力されてきたパルスと前
回入力されたパルスとの時間間隔に基いて1分当たりの
ストローク数の現在値SPMN を演算する。このような
CPU31による演算機能が、本発明にいうSPM現在
値検出部400に対応する。
【0020】Sー2 ROM32又はRAM33のSPM設定値記憶部500
からSPM設定値SPMO を読み出す。
【0021】Sー3 SPM現在値SPMN のSPM設定値SPMO からの偏
差値△SPMを演算する。
【0022】Sー4 偏差値△SPMが所定値例えば±1SPMの範囲よりも
外にあるかどうかを判定する。この範囲が、本発明にい
う許容範囲に対応し、SPM設定値SPMOを基準とし
てミスフィードが発生した時のSPMの減少量に基いて
定めてある。そして、△SPMが上記許容範囲内にある
と判断した場合は、当該ルーチンを終了する。一方、△
SPMが上記許容範囲外にあると判断した場合は、入出
力回路34からプレス停止装置2の駆動回路22へプレ
ス停止指令信号STを出力するようにする。このプレス
停止指令信号STを受けた駆動回路22は、クラッチを
開放するとともにブレーキを作動し、これによりプレス
機械は運転を停止する。
【0023】上記ステップSー2〜Sー4のようなCP
Uによる機能が、本発明にいうプレス停止判定部600
に対応する。
【0024】以上説明したように、本実施例によると、
SPM現在値を基盤とし、このSPM現在値が予め定め
たSPM設定値を基準とする許容範囲から外れたかどう
かを判定し、外れたと判断した場合、プレス停止装置に
よりプレス機械の運転を停止するよう構成した。
【0025】このため、ミスフィード検出用の特別なセ
ンサ類を設けなくてもミスフィード検出と同様な機能を
発揮でき、ミスフィードによる損傷から金型を護ること
ができる。
【0026】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、この発
明に係るプレス機械のSPM監視装置によると、精密プ
レス加工におけるSPM変動抑制制御システムを一部利
用し、ミスフィードの発生と密接な関係に立つSPMの
低下に着目し、ミスフィード検出用センサ等を特別に準
備しなくても異常検出システムを実現することができる
ようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】クレーム対応図
【図2】一実施例の構成図
【図3】その動作を示すフローチャート
【符号の説明】
1,300 SPM検出器 2,100 プレス停止装置 3,200 制御装置 400 SPM現在値検出部 500 SPM設定値記憶部 600 プレス停止判定部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プレス機械の運転を停止させるプレス停
    止装置と電気的に接続された制御装置と、プレス機械の
    SPM(ストローク・パー・ミニッツ)を電気的に検出
    するためのSPM検出器と、を備えたプレス機械のSP
    M監視装置であって、 前記制御装置に、 前記SPM検出器の電気出力信号に基いてSPM現在値
    を検出するSPM現在値検出部と、 SPM設定値を記憶するSPM設定値記憶部と、 前記SPM現在値検出部により検出されたSPM現在値
    と前記SPM設定値記憶部に記憶されているSPM設定
    値とを比較し、前記SPM現在値が前記SPM設定値を
    基準とした許容範囲を外れたかどうかを判断し、前記S
    PM現在値が前記許容範囲を外れたとき前記プレス停止
    装置へプレス停止指令信号を出力するプレス停止判定部
    と、 を設けたことを特徴とするプレス機械のSPM監視装
    置。
JP3295990A 1991-11-12 1991-11-12 プレス機械のspm監視装置 Pending JPH05131300A (ja)

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JP3295990A JPH05131300A (ja) 1991-11-12 1991-11-12 プレス機械のspm監視装置

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JP3295990A JPH05131300A (ja) 1991-11-12 1991-11-12 プレス機械のspm監視装置

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JPH05131300A true JPH05131300A (ja) 1993-05-28

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ID=17827712

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JP3295990A Pending JPH05131300A (ja) 1991-11-12 1991-11-12 プレス機械のspm監視装置

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JP (1) JPH05131300A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106696342A (zh) * 2017-03-28 2017-05-24 广东华中科技大学工业技术研究院 一种伺服压力机安全控制系统

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106696342A (zh) * 2017-03-28 2017-05-24 广东华中科技大学工业技术研究院 一种伺服压力机安全控制系统

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19981208