JPH0513079A - 電池用亜鉛合金粉末の製造方法およびその亜鉛合金粉末を用いたアルカリ電池 - Google Patents
電池用亜鉛合金粉末の製造方法およびその亜鉛合金粉末を用いたアルカリ電池Info
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- JPH0513079A JPH0513079A JP3162657A JP16265791A JPH0513079A JP H0513079 A JPH0513079 A JP H0513079A JP 3162657 A JP3162657 A JP 3162657A JP 16265791 A JP16265791 A JP 16265791A JP H0513079 A JPH0513079 A JP H0513079A
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- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22F—WORKING METALLIC POWDER; MANUFACTURE OF ARTICLES FROM METALLIC POWDER; MAKING METALLIC POWDER; APPARATUS OR DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR METALLIC POWDER
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 電池用亜鉛合金粉末の表面に付着した腐食を
助長する不純物を除去することにより、耐漏液性に優
れ、電池性能のバラツキの少ない、品質の安定したアル
カリ電池を提供する。 【構成】 水または酸性かアルカリ性の水溶液を分散媒
とし、これに亜鉛合金粉末を撹拌分散させることによ
り、前記不純物を浮遊物として分離除去し、またこの処
理の前後いずれかに磁力選別により磁性を有する不純物
を除去することにより、亜鉛合金粉末の耐食性を向上さ
せ、耐漏液性に優れ、電池性能のバラツキを低減できる
アルカリ電池の負極用亜鉛合金粉末を得ることができ
る。
助長する不純物を除去することにより、耐漏液性に優
れ、電池性能のバラツキの少ない、品質の安定したアル
カリ電池を提供する。 【構成】 水または酸性かアルカリ性の水溶液を分散媒
とし、これに亜鉛合金粉末を撹拌分散させることによ
り、前記不純物を浮遊物として分離除去し、またこの処
理の前後いずれかに磁力選別により磁性を有する不純物
を除去することにより、亜鉛合金粉末の耐食性を向上さ
せ、耐漏液性に優れ、電池性能のバラツキを低減できる
アルカリ電池の負極用亜鉛合金粉末を得ることができ
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はアルカリ電池の負極用亜
鉛合金粉末の製造方法に関し、詳しくは粉体化した亜鉛
合金粉末に付着する不純物の除去方法に関するものであ
り、不純物を除去して得られた亜鉛合金粉末をアルカリ
電池に用いることにより、耐漏液性を向上させ、しかも
電池性能のバラツキを低減し、製品の品質を安定化させ
るものである。
鉛合金粉末の製造方法に関し、詳しくは粉体化した亜鉛
合金粉末に付着する不純物の除去方法に関するものであ
り、不純物を除去して得られた亜鉛合金粉末をアルカリ
電池に用いることにより、耐漏液性を向上させ、しかも
電池性能のバラツキを低減し、製品の品質を安定化させ
るものである。
【0002】
【従来の技術】亜鉛を負極活物質として用いたアルカリ
電池においては、亜鉛の腐食反応により、電池保存中に
水素ガスが発生し、電池内圧が増加して電解液を外部へ
押し出し、耐漏液性が低下するという問題があり、場合
によっては電池の破裂現象を伴う危険性もあった。
電池においては、亜鉛の腐食反応により、電池保存中に
水素ガスが発生し、電池内圧が増加して電解液を外部へ
押し出し、耐漏液性が低下するという問題があり、場合
によっては電池の破裂現象を伴う危険性もあった。
【0003】その対策として、負極活物質である亜鉛表
面の水素過電圧を高め、亜鉛の腐食を防止し電池内部の
水素ガス発生を抑制する目的で水銀を添加した汞化亜鉛
粉末を負極活物質として用いることが一般的に行われて
きた。一方、世界的に工業製品による環境破壊問題が懸
念される中で、アルカリ電池中の水銀の低減化、あるい
は無水銀化の電池の開発が要望されるようになってき
た。
面の水素過電圧を高め、亜鉛の腐食を防止し電池内部の
水素ガス発生を抑制する目的で水銀を添加した汞化亜鉛
粉末を負極活物質として用いることが一般的に行われて
きた。一方、世界的に工業製品による環境破壊問題が懸
念される中で、アルカリ電池中の水銀の低減化、あるい
は無水銀化の電池の開発が要望されるようになってき
た。
【0004】そのような社会的ニーズを背景に、アルカ
リ電池の低水銀化、あるいは無水銀化技術に関するアプ
ローチがなされ、亜鉛合金組成に関する防食技術や防食
効果を高める働きをする無機インヒビターあるいは有機
インヒビターの提案,発表がなされている。また亜鉛中
の不純物の含有量を低減することによって、水素ガスの
発生を抑制し、かつ放電性能を向上させる試みもなされ
ている。
リ電池の低水銀化、あるいは無水銀化技術に関するアプ
ローチがなされ、亜鉛合金組成に関する防食技術や防食
効果を高める働きをする無機インヒビターあるいは有機
インヒビターの提案,発表がなされている。また亜鉛中
の不純物の含有量を低減することによって、水素ガスの
発生を抑制し、かつ放電性能を向上させる試みもなされ
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記提
案のような防食技術による方法によっても、水銀無添加
亜鉛合金粉末では耐食性に優れ、しかも電池性能のバラ
ツキを低減し製品の安定化を高い水準で達成したアルカ
リ電池を得るには至っていなかった。
案のような防食技術による方法によっても、水銀無添加
亜鉛合金粉末では耐食性に優れ、しかも電池性能のバラ
ツキを低減し製品の安定化を高い水準で達成したアルカ
リ電池を得るには至っていなかった。
【0006】本発明は上記従来の問題を解決するもの
で、水銀無添加でも水素ガスの発生を抑制して耐食性を
向上させることにより、耐漏液性に優れ、しかも電池性
能のバラツキを低減するアルカリ電池の負極用亜鉛合金
粉末の製造方法を提供し、無水銀アルカリ電池の製品品
質を安定化させることを目的とする。
で、水銀無添加でも水素ガスの発生を抑制して耐食性を
向上させることにより、耐漏液性に優れ、しかも電池性
能のバラツキを低減するアルカリ電池の負極用亜鉛合金
粉末の製造方法を提供し、無水銀アルカリ電池の製品品
質を安定化させることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らはこの目的に
沿って鋭意研究の結果、水銀無添加の亜鉛合金粉末をア
ルカリ電池に用いた場合、亜鉛合金粉末表面に付着する
不純物、特に亜鉛合金粉末の製造工程で容易に混入し得
る鉄系の不純物が亜鉛合金の腐食反応を著しく促進し、
水素ガスの発生を増大させることがわかった。しかも水
素ガスが連続的に発生する部位は鉄系の不純物が亜鉛合
金粉末の表面上に微量偏在する場所であることをつきと
めた。
沿って鋭意研究の結果、水銀無添加の亜鉛合金粉末をア
ルカリ電池に用いた場合、亜鉛合金粉末表面に付着する
不純物、特に亜鉛合金粉末の製造工程で容易に混入し得
る鉄系の不純物が亜鉛合金の腐食反応を著しく促進し、
水素ガスの発生を増大させることがわかった。しかも水
素ガスが連続的に発生する部位は鉄系の不純物が亜鉛合
金粉末の表面上に微量偏在する場所であることをつきと
めた。
【0008】これらの知見より、亜鉛合金粉末の表面に
付着する不純物を除去することにより亜鉛合金粉末の腐
食による水素ガスの発生を抑制し、耐食性を向上させる
ことができることから本発明に到達した。
付着する不純物を除去することにより亜鉛合金粉末の腐
食による水素ガスの発生を抑制し、耐食性を向上させる
ことができることから本発明に到達した。
【0009】本発明は亜鉛合金粉末を、水を媒体とし、
前記亜鉛合金粉末を撹拌分散させることにより、粉末表
面に付着する不純物を浮遊物として除去することを特徴
とする。
前記亜鉛合金粉末を撹拌分散させることにより、粉末表
面に付着する不純物を浮遊物として除去することを特徴
とする。
【0010】亜鉛合金粉末の製造方式としては、現在ア
トマイズ法が一般的であり、この製造工程は所望の亜鉛
合金の溶融,噴霧、得られた亜鉛合金粉末の分級、さら
に粒度分布の調整等の各工程からなり、各工程は、亜鉛
合金粉末表面に鉄等の不純物が付着混入し得る環境下に
ある。そこで従来から亜鉛合金粉末に混入する鉄を主体
とした不純物を磁力により除去する方法が一般的に行わ
れている。
トマイズ法が一般的であり、この製造工程は所望の亜鉛
合金の溶融,噴霧、得られた亜鉛合金粉末の分級、さら
に粒度分布の調整等の各工程からなり、各工程は、亜鉛
合金粉末表面に鉄等の不純物が付着混入し得る環境下に
ある。そこで従来から亜鉛合金粉末に混入する鉄を主体
とした不純物を磁力により除去する方法が一般的に行わ
れている。
【0011】しかしこの方法は、金属の鉄に対しては効
果的であるが、鉄系の酸化物や水酸化物あるいはステン
レス系の不純物等の中には磁力効果の少ないものもあ
り、またこれらの不純物が微細な粒子として亜鉛合金粉
末表面に付着している場合が多く、磁力選別だけでは除
去しきれないという問題がある。
果的であるが、鉄系の酸化物や水酸化物あるいはステン
レス系の不純物等の中には磁力効果の少ないものもあ
り、またこれらの不純物が微細な粒子として亜鉛合金粉
末表面に付着している場合が多く、磁力選別だけでは除
去しきれないという問題がある。
【0012】特に水銀無添加の亜鉛合金粉末において
は、優れた防食効果を有する水銀がないために、鉄系の
不純物は亜鉛合金の腐食反応を著しく促進し、水素ガス
の発生を増大させるため、鉄系の酸化物や水酸化物ある
いはステンレス系の不純物等も亜鉛合金の腐食反応を著
しく促進させる大きな要因となる。
は、優れた防食効果を有する水銀がないために、鉄系の
不純物は亜鉛合金の腐食反応を著しく促進し、水素ガス
の発生を増大させるため、鉄系の酸化物や水酸化物ある
いはステンレス系の不純物等も亜鉛合金の腐食反応を著
しく促進させる大きな要因となる。
【0013】そこで本発明者らは亜鉛合金粉末の製造工
程で容易に混入し得る前記鉄系の亜鉛合金粉末表面に付
着する微細な不純物を、水を媒体とし、亜鉛合金粉末を
撹拌分散させる方法(以下この方法をデカンデーション
と称する)により、浮遊物として効果的に分離除去で
き、水銀無添加の亜鉛合金粉末の腐食反応を抑制できる
ことを見出した。
程で容易に混入し得る前記鉄系の亜鉛合金粉末表面に付
着する微細な不純物を、水を媒体とし、亜鉛合金粉末を
撹拌分散させる方法(以下この方法をデカンデーション
と称する)により、浮遊物として効果的に分離除去で
き、水銀無添加の亜鉛合金粉末の腐食反応を抑制できる
ことを見出した。
【0014】また水に代えて、酸性またはアルカリ性の
水溶液を媒体としてデカンデーションをすることによ
り、亜鉛合金粉末の耐食性はさらに向上する。これは酸
性またはアルカリ性の水溶液による亜鉛合金粉末表面の
化学研磨作用で、不純物の亜鉛合金粉末表面からの分離
が促進され、デカンデーションによる除去効果が増大す
るためと推察される。
水溶液を媒体としてデカンデーションをすることによ
り、亜鉛合金粉末の耐食性はさらに向上する。これは酸
性またはアルカリ性の水溶液による亜鉛合金粉末表面の
化学研磨作用で、不純物の亜鉛合金粉末表面からの分離
が促進され、デカンデーションによる除去効果が増大す
るためと推察される。
【0015】また、このデカンデーション処理の前か後
に磁力選別を行なうことにより、さらに亜鉛合金粉末の
腐食反応を抑制できることを確認した。
に磁力選別を行なうことにより、さらに亜鉛合金粉末の
腐食反応を抑制できることを確認した。
【0016】次に本発明の製造方法について説明する。
先ず本発明に用いる亜鉛合金粉末を得る。その方法とし
ては、例えば亜鉛溶融中に所定の金属を添加し、撹拌し
て合金化させた後、圧縮空気によりアトマイズして粉体
化させ、さらにふるい分けを行なって整粒する方法で行
われる。
先ず本発明に用いる亜鉛合金粉末を得る。その方法とし
ては、例えば亜鉛溶融中に所定の金属を添加し、撹拌し
て合金化させた後、圧縮空気によりアトマイズして粉体
化させ、さらにふるい分けを行なって整粒する方法で行
われる。
【0017】次に本発明である亜鉛合金粉末に付着ある
いは混入した不純物の除去方法の具体例について、図1
により説明する。図1に示す浮遊選別装置の容器1に亜
鉛合金粉末とその見掛け体積に対し2〜3倍の水を投入
する。横型のリボン羽根2の回転により亜鉛合金粉末は
水の中で3次元方向へ分散され、粉末表面の付着不純物
が懸濁された状態で水の上層に浮遊する。さらに懸濁状
態の浮遊物が沈降しない程度までリボン羽根2の回転数
を徐々に下げるとともに、容器1を傾斜させ、容器1の
上部に設けた排水口3より前記の懸濁状態の水の上層の
浮遊物を水とともに排出する。
いは混入した不純物の除去方法の具体例について、図1
により説明する。図1に示す浮遊選別装置の容器1に亜
鉛合金粉末とその見掛け体積に対し2〜3倍の水を投入
する。横型のリボン羽根2の回転により亜鉛合金粉末は
水の中で3次元方向へ分散され、粉末表面の付着不純物
が懸濁された状態で水の上層に浮遊する。さらに懸濁状
態の浮遊物が沈降しない程度までリボン羽根2の回転数
を徐々に下げるとともに、容器1を傾斜させ、容器1の
上部に設けた排水口3より前記の懸濁状態の水の上層の
浮遊物を水とともに排出する。
【0018】以上の操作を必要に応じて繰り返すことに
より、亜鉛合金粉末表面の不純物を除去する事ができ
る。
より、亜鉛合金粉末表面の不純物を除去する事ができ
る。
【0019】このようにして得られた亜鉛合金粉末を図
2に示すような方法により磁力選別を行なう。以下その
方法について説明する。図2に示す磁力選別装置は強力
な磁力を有するマグネットをその表面に貼り付けたマグ
ネットプーリー11を介したベルトコンベアー12から
なる。亜鉛合金粉末13がこのベルトコンベアー12上
を移動する際、マグネットプーリー11に当接するコン
ベアー上の、亜鉛合金粉末13に混入もしくは亜鉛合金
粉末の表面に付着した鉄等の強磁性体14は、ベルトを
介してマグネットプーリー11に付着しながら移動し、
図2で示す状態の位置、すなわちマグネットプーリー1
1の真下付近に落下する。一方、磁石の影響を受けない
亜鉛合金粉末13はベルトコンベアーの進行方向のより
遠い位置に落下する。以上の原理および機構により鉄等
の強磁性体と亜鉛合金粉末を分離区分することができ
る。この装置のベルトコンベアーは必要に応じて1段か
または数段組合せてもよい。この方法により亜鉛合金粉
末と共に混在する金属鉄を主体とする不純物を取り除く
ことができる。
2に示すような方法により磁力選別を行なう。以下その
方法について説明する。図2に示す磁力選別装置は強力
な磁力を有するマグネットをその表面に貼り付けたマグ
ネットプーリー11を介したベルトコンベアー12から
なる。亜鉛合金粉末13がこのベルトコンベアー12上
を移動する際、マグネットプーリー11に当接するコン
ベアー上の、亜鉛合金粉末13に混入もしくは亜鉛合金
粉末の表面に付着した鉄等の強磁性体14は、ベルトを
介してマグネットプーリー11に付着しながら移動し、
図2で示す状態の位置、すなわちマグネットプーリー1
1の真下付近に落下する。一方、磁石の影響を受けない
亜鉛合金粉末13はベルトコンベアーの進行方向のより
遠い位置に落下する。以上の原理および機構により鉄等
の強磁性体と亜鉛合金粉末を分離区分することができ
る。この装置のベルトコンベアーは必要に応じて1段か
または数段組合せてもよい。この方法により亜鉛合金粉
末と共に混在する金属鉄を主体とする不純物を取り除く
ことができる。
【0020】いうまでもなく前述のデカンデーションだ
けでも亜鉛合金粉末の耐食性の向上に有効であるが、磁
力選別を併用するとさらに効果的であり、両方法を組合
せ、繰り返してもよい。
けでも亜鉛合金粉末の耐食性の向上に有効であるが、磁
力選別を併用するとさらに効果的であり、両方法を組合
せ、繰り返してもよい。
【0021】このようにして得られた亜鉛合金粉末は、
水銀無添加でも水素ガスの発生が抑制され、耐食性が向
上し安定化する。
水銀無添加でも水素ガスの発生が抑制され、耐食性が向
上し安定化する。
【0022】
【作用】水銀無添加の亜鉛合金粉末をアルカリ電池用負
極活物質に用いると、水銀を含有する亜鉛合金粉末に比
べて鉄系の不純物が腐食反応を著しく促進し、水素ガス
の発生を増大させるが、亜鉛合金粉末表面に付着する不
純物として、特に亜鉛合金粉末の製造工程で容易に混入
し得る鉄系の不純物が悪影響を及ぼしていることがわか
った。また水素ガスが連続的に発生する部位は鉄系の不
純物が亜鉛合金粉末の表面上に微量偏在する場所である
ことから、その表面上の不純物を効果的に除去すること
によって水素ガスの発生が抑制され、耐漏液性に優れ、
電池性能のバラツキを低減し、無水銀アルカリ電池の品
質を安定化することができる。
極活物質に用いると、水銀を含有する亜鉛合金粉末に比
べて鉄系の不純物が腐食反応を著しく促進し、水素ガス
の発生を増大させるが、亜鉛合金粉末表面に付着する不
純物として、特に亜鉛合金粉末の製造工程で容易に混入
し得る鉄系の不純物が悪影響を及ぼしていることがわか
った。また水素ガスが連続的に発生する部位は鉄系の不
純物が亜鉛合金粉末の表面上に微量偏在する場所である
ことから、その表面上の不純物を効果的に除去すること
によって水素ガスの発生が抑制され、耐漏液性に優れ、
電池性能のバラツキを低減し、無水銀アルカリ電池の品
質を安定化することができる。
【0023】
【実施例】以下、実施例および比較例に基づいて本発明
を具体的に説明する。
を具体的に説明する。
【0024】実施例1
純度99.97%以上の亜鉛地金を使用し、これに鉛と
インジウムとビスマスを各々0.05重量%になるよう
に加え、均一溶解させた後、圧縮空気で噴霧して粉体化
する、いわゆるアトマイズ法で粉体化する。これをふる
いで分級して粒度範囲45〜150メッシュに調整し
た。次に得られた亜鉛合金粉末500kgを図1に示す装
置により、水を媒体に用い、撹拌分散時間を15分間と
して前述の操作によりデカンデーションの後にろ過,乾
燥を行ない亜鉛合金粉末を得た。
インジウムとビスマスを各々0.05重量%になるよう
に加え、均一溶解させた後、圧縮空気で噴霧して粉体化
する、いわゆるアトマイズ法で粉体化する。これをふる
いで分級して粒度範囲45〜150メッシュに調整し
た。次に得られた亜鉛合金粉末500kgを図1に示す装
置により、水を媒体に用い、撹拌分散時間を15分間と
して前述の操作によりデカンデーションの後にろ過,乾
燥を行ない亜鉛合金粉末を得た。
【0025】実施例2
純度99.97%以上の亜鉛地金を使用し、これに鉛と
インジウムとビスマスを各々0.05重量%になるよう
に加え、均一溶解させた後、圧縮空気で噴霧して粉体化
する、いわゆるアトマイズ法で粉体化し、これをふるい
で分級して粒度範囲45〜150メッシュに調整した。
次に得られた亜鉛合金粉末500kgを図1の装置によ
り、濃度5重量%の塩酸水溶液を媒体に用い、撹拌分散
時間を15分間とし前述の操作によりデカンデーション
処理をし、その後に水を媒体として同様の操作により水
洗処理をし、ろ過,乾燥を行ない亜鉛合金粉末を得た。
インジウムとビスマスを各々0.05重量%になるよう
に加え、均一溶解させた後、圧縮空気で噴霧して粉体化
する、いわゆるアトマイズ法で粉体化し、これをふるい
で分級して粒度範囲45〜150メッシュに調整した。
次に得られた亜鉛合金粉末500kgを図1の装置によ
り、濃度5重量%の塩酸水溶液を媒体に用い、撹拌分散
時間を15分間とし前述の操作によりデカンデーション
処理をし、その後に水を媒体として同様の操作により水
洗処理をし、ろ過,乾燥を行ない亜鉛合金粉末を得た。
【0026】実施例3
デカンデーションの媒体として、濃度10重量%の水酸
化カリウム水溶液を用いる他は、上記実施例2と同様に
して亜鉛合金粉末を得た。
化カリウム水溶液を用いる他は、上記実施例2と同様に
して亜鉛合金粉末を得た。
【0027】実施例4
実施例1と同様にして得た亜鉛合金粉末を図2に示す装
置により磁力選別をし、亜鉛合金粉末を得た。
置により磁力選別をし、亜鉛合金粉末を得た。
【0028】このように実施例1〜4により得られた亜
鉛合金粉末と分離区分された浮遊物について、鉄分の分
析と水素ガス発生試験を行なった。それらの結果を(表
1)に示す。なお、水素ガス発生試験は、電解液として
濃度40重量%の水酸化カリウム水溶液に酸化亜鉛を飽
和させたものを5ml用い、試料を各々10g用いて60
℃でのガス発生速度(μl/g・day)を測定した。
鉛合金粉末と分離区分された浮遊物について、鉄分の分
析と水素ガス発生試験を行なった。それらの結果を(表
1)に示す。なお、水素ガス発生試験は、電解液として
濃度40重量%の水酸化カリウム水溶液に酸化亜鉛を飽
和させたものを5ml用い、試料を各々10g用いて60
℃でのガス発生速度(μl/g・day)を測定した。
【0029】
【表1】
【0030】比較例1
実施例1と同様の純度99.97%以上の亜鉛地金を使
用し、これに鉛とインジウムとビスマスを各々0.05
重量%になるように加え、均一溶解させた後、圧縮空気
で噴霧して粉体化する、いわゆるアトマイズ法で粉体化
する。これをふるいで分級して粒度範囲45〜150メ
ッシュに調整しただけのものを比較例1とした。
用し、これに鉛とインジウムとビスマスを各々0.05
重量%になるように加え、均一溶解させた後、圧縮空気
で噴霧して粉体化する、いわゆるアトマイズ法で粉体化
する。これをふるいで分級して粒度範囲45〜150メ
ッシュに調整しただけのものを比較例1とした。
【0031】比較例2
比較例1と同様にして得た亜鉛合金粉末を図2に示す装
置により磁力選別をし、亜鉛合金粉末を得た。
置により磁力選別をし、亜鉛合金粉末を得た。
【0032】このように比較例1〜2により得られた亜
鉛合金粉末について、鉄分の分析と水素ガス発生試験を
行なった。その結果を(表1)に示す。
鉛合金粉末について、鉄分の分析と水素ガス発生試験を
行なった。その結果を(表1)に示す。
【0033】(表1)に示す結果より、本発明の実施例
1〜4においては、いずれの処理品も比較例に対し、鉄
分の含有量が低減し、一方分離除去された浮遊物の鉄分
の含有量が高いことからもデカンデーションの効果が認
められる。また分散媒として水に代えて、酸性およびア
ルカリ性の水溶液を用いると、より良い結果が得られ
た。
1〜4においては、いずれの処理品も比較例に対し、鉄
分の含有量が低減し、一方分離除去された浮遊物の鉄分
の含有量が高いことからもデカンデーションの効果が認
められる。また分散媒として水に代えて、酸性およびア
ルカリ性の水溶液を用いると、より良い結果が得られ
た。
【0034】また実施例4の結果から、デカンデーショ
ンをした後に磁力選別処理を行なうとデカンデーション
だけの処理に比べてより良い結果が得られた。
ンをした後に磁力選別処理を行なうとデカンデーション
だけの処理に比べてより良い結果が得られた。
【0035】一方、従来例である比較例2の磁力選別だ
けでは本発明の実施例に比べて良い結果が得られない。
なお上記実施例4において、磁力選別処理をデカンデー
ション処理の前に実施しても同様の効果が得られた。
けでは本発明の実施例に比べて良い結果が得られない。
なお上記実施例4において、磁力選別処理をデカンデー
ション処理の前に実施しても同様の効果が得られた。
【0036】次に、実施例1〜4と比較例1〜2により
得られた亜鉛合金粉末を負極活物質に用いて図3に示す
アルカリマンガン電池を作成し、負極のガス発生速度、
電池の耐漏液特性、さらには開路電圧特性の評価を行な
った。
得られた亜鉛合金粉末を負極活物質に用いて図3に示す
アルカリマンガン電池を作成し、負極のガス発生速度、
電池の耐漏液特性、さらには開路電圧特性の評価を行な
った。
【0037】図3は用意したアルカリマンガン電池LR
6の側断面図である。この図3において、21は正極合
剤、22は負極、23はセパレータ、24は負極集電体
である。25は正極端子キャップ、26は金属ケース、
27は電池の外装缶、28はケース6の開口部を閉塞す
るポリエチレン製樹脂封口体、29は負極端子をなす底
板である。
6の側断面図である。この図3において、21は正極合
剤、22は負極、23はセパレータ、24は負極集電体
である。25は正極端子キャップ、26は金属ケース、
27は電池の外装缶、28はケース6の開口部を閉塞す
るポリエチレン製樹脂封口体、29は負極端子をなす底
板である。
【0038】この電池による負極のガス発生速度の測定
は、20℃の放電条件により1Ωの定抵抗で終止電圧
0.9Vまでの放電持続時間に体し、25%までの部分
放電を行ない、60℃保存下のガス発生速度(μl/ce
ll・day)の測定結果を(表2)に示す。
は、20℃の放電条件により1Ωの定抵抗で終止電圧
0.9Vまでの放電持続時間に体し、25%までの部分
放電を行ない、60℃保存下のガス発生速度(μl/ce
ll・day)の測定結果を(表2)に示す。
【0039】電池の耐漏液特性の評価の方法は、上記と
同様の25%までの部分放電を行ない、60℃で2ヵ月
貯蔵した後の漏液個数(目視判定)を(表2)に示す。
同様の25%までの部分放電を行ない、60℃で2ヵ月
貯蔵した後の漏液個数(目視判定)を(表2)に示す。
【0040】また電池の開路電圧について、初度と20
℃保存下で3ヵ月貯蔵したものについて、その平均値−
10mV以下の個数をバラツキ度合を示す指標として合わ
せて(表2)に示す。
℃保存下で3ヵ月貯蔵したものについて、その平均値−
10mV以下の個数をバラツキ度合を示す指標として合わ
せて(表2)に示す。
【0041】
【表2】
【0042】(表2)に示す結果により、本発明の実施
例1〜4は、いずれの処理品を負極活物質に用いても、
比較例に比べて負極のガス発生速度が低減する。また、
漏液試験の結果も60℃で2ヵ月貯蔵後でいずれも漏液
せず、実用的な耐漏液特性が確保できる。一方、比較例
においては、いずれも漏液し、実用的な耐漏液特性は確
保できない。
例1〜4は、いずれの処理品を負極活物質に用いても、
比較例に比べて負極のガス発生速度が低減する。また、
漏液試験の結果も60℃で2ヵ月貯蔵後でいずれも漏液
せず、実用的な耐漏液特性が確保できる。一方、比較例
においては、いずれも漏液し、実用的な耐漏液特性は確
保できない。
【0043】さらに電池の開路電圧については、初度に
おいては実施例,比較例とも平均値−10mV以下の個数
は0個であるが、20℃保存下で3ヵ月貯蔵すると、比
較例1と2では各々12,9個発生しバラツキが大きく
なるが、実施例では0個であり、明らかにバラツキが小
さく、製品の品質が安定化していることを示している。
おいては実施例,比較例とも平均値−10mV以下の個数
は0個であるが、20℃保存下で3ヵ月貯蔵すると、比
較例1と2では各々12,9個発生しバラツキが大きく
なるが、実施例では0個であり、明らかにバラツキが小
さく、製品の品質が安定化していることを示している。
【0044】
【発明の効果】以上のように、亜鉛合金粉末を媒体中に
撹拌分散させて粉末表面に付着する不純物を浮遊物とし
て除去することにより、得られた水銀無添加の亜鉛合金
粉末をアルカリ電池の負極活物質に用いても、水素ガス
の発生を抑制して耐食性を向上でき、耐漏液性に優れ、
しかも電池性能のバラツキを低減し製品品質の安定化を
図ることができる。
撹拌分散させて粉末表面に付着する不純物を浮遊物とし
て除去することにより、得られた水銀無添加の亜鉛合金
粉末をアルカリ電池の負極活物質に用いても、水素ガス
の発生を抑制して耐食性を向上でき、耐漏液性に優れ、
しかも電池性能のバラツキを低減し製品品質の安定化を
図ることができる。
【図1】本発明に用いた浮遊選別装置を示す図
【図2】本発明に用いた磁力選別装置を示す図
【図3】本発明の実施例で用いたアルカリマンガン電池
の半断面図
の半断面図
1 容器
2 リボン羽根
3 排水口
11 マグネットプーリー
12 ベルトコンベアー
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 北川 幸平
大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器
産業株式会社内
(72)発明者 佐藤 公一
大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器
産業株式会社内
Claims (5)
- 【請求項1】水を媒体とし、これに亜鉛合金粉末を撹拌
分散させることにより、粉末表面に付着する不純物を浮
遊物として除去することを特徴とする電池用亜鉛合金粉
末の製造方法。 - 【請求項2】酸性またはアルカリ性の水溶液を媒体と
し、これに亜鉛合金粉末を撹拌分散させることにより、
粉末表面に付着する不純物を浮遊物として除去すること
を特徴とする電池用亜鉛合金粉末の製造方法。 - 【請求項3】亜鉛合金粉末と共に混在する磁性を有する
不純物を磁力選別により除去し、その後に分散媒に分散
させ、撹拌分散させることにより粉末表面に付着する不
純物を浮遊物として除去することを特徴とする電池用亜
鉛合金粉末の製造方法。 - 【請求項4】分散媒に分散させ、撹拌分散させることに
より粉末表面に付着する不純物を浮遊物として除去し、
その後に亜鉛合金粉末と共に混在する磁性を有する不純
物を磁力選別により除去することを特徴とする電池用亜
鉛合金粉末の製造方法。 - 【請求項5】前記特許請求項第1項から第4項のいずれ
かに記載の電池用亜鉛合金粉末を用いたことを特徴とす
るアルカリ電池。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3162657A JPH0513079A (ja) | 1991-07-03 | 1991-07-03 | 電池用亜鉛合金粉末の製造方法およびその亜鉛合金粉末を用いたアルカリ電池 |
AU18657/92A AU639184B2 (en) | 1991-07-03 | 1992-06-29 | Method of producing zinc alloy powder for cell and alkaline cell with the zinc alloy powder |
CA002072784A CA2072784A1 (en) | 1991-07-03 | 1992-06-30 | Method of producing zinc alloy powder for cell and alkaline cell with the zinc alloy powder |
KR1019920011741A KR960005809B1 (ko) | 1991-07-03 | 1992-07-02 | 전지용 아연합금분말의 제조방법 및 그 아연합금분말을 사용한 알칼리전지 |
EP19920111237 EP0521508A3 (en) | 1991-07-03 | 1992-07-02 | Method of producing zinc alloy powder for cell and alkaline cell with the zinc alloy powder |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3162657A JPH0513079A (ja) | 1991-07-03 | 1991-07-03 | 電池用亜鉛合金粉末の製造方法およびその亜鉛合金粉末を用いたアルカリ電池 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0513079A true JPH0513079A (ja) | 1993-01-22 |
Family
ID=15758799
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3162657A Pending JPH0513079A (ja) | 1991-07-03 | 1991-07-03 | 電池用亜鉛合金粉末の製造方法およびその亜鉛合金粉末を用いたアルカリ電池 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0521508A3 (ja) |
JP (1) | JPH0513079A (ja) |
KR (1) | KR960005809B1 (ja) |
AU (1) | AU639184B2 (ja) |
CA (1) | CA2072784A1 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2742927B1 (fr) * | 1995-12-21 | 1998-03-06 | Leclanche Sa | Piles miniatures etanches alcalines sans mercure et methode de fabrication de ces piles |
CN110434117A (zh) * | 2019-08-06 | 2019-11-12 | 陈岩 | 一种用于废铁回收的固体废料处理方法 |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR525566A (fr) * | 1919-10-24 | 1921-09-24 | Electrolyt Zinc Australasia | Perfectionnements au traitement du zinc finement divisé |
FR529905A (fr) * | 1920-11-22 | 1921-12-09 | Rheinisch Nassauische Bergwerk | Procédé de production de poussière de zinc d'une haute teneur en zinc métallique |
SE350770B (ja) * | 1971-05-14 | 1972-11-06 | Hoeganaes Ab | |
JPS56114283A (en) * | 1980-02-13 | 1981-09-08 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Manufacture of battery |
JPS58188057A (ja) * | 1982-04-27 | 1983-11-02 | Citizen Watch Co Ltd | 電池用「あ」化亜鉛の製法 |
JPS5933757A (ja) * | 1982-08-19 | 1984-02-23 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 亜鉛アルカリ電池の製造法 |
JPS62105372A (ja) * | 1985-11-01 | 1987-05-15 | Arukari Kandenchi Gijutsu Kenkyu Kumiai | アルカリ電池用粒状亜鉛合金の製造方法 |
ZA886696B (en) * | 1987-09-11 | 1989-04-26 | Alcan Int Ltd | Method of separating metal alloy particles |
KR950009282B1 (ko) * | 1992-07-14 | 1995-08-18 | 현대전자산업주식회사 | 워드선 분기시의 금속 콘택 형성 방법 |
-
1991
- 1991-07-03 JP JP3162657A patent/JPH0513079A/ja active Pending
-
1992
- 1992-06-29 AU AU18657/92A patent/AU639184B2/en not_active Ceased
- 1992-06-30 CA CA002072784A patent/CA2072784A1/en not_active Abandoned
- 1992-07-02 EP EP19920111237 patent/EP0521508A3/en not_active Withdrawn
- 1992-07-02 KR KR1019920011741A patent/KR960005809B1/ko not_active IP Right Cessation
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
AU639184B2 (en) | 1993-07-15 |
KR960005809B1 (ko) | 1996-05-01 |
AU1865792A (en) | 1993-01-07 |
KR930003455A (ko) | 1993-02-24 |
CA2072784A1 (en) | 1993-01-06 |
EP0521508A2 (en) | 1993-01-07 |
EP0521508A3 (en) | 1993-04-14 |
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