JPH05130707A - 電気車用制御装置 - Google Patents
電気車用制御装置Info
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- JPH05130707A JPH05130707A JP3314002A JP31400291A JPH05130707A JP H05130707 A JPH05130707 A JP H05130707A JP 3314002 A JP3314002 A JP 3314002A JP 31400291 A JP31400291 A JP 31400291A JP H05130707 A JPH05130707 A JP H05130707A
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- Japan
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- regenerative
- overvoltage
- brake
- control circuit
- electric vehicle
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/60—Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
- Y02T10/64—Electric machine technologies in electromobility
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- Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
- Stopping Of Electric Motors (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】回生ブレーキの制御に制限を加えて、過電圧制
御回路の動作頻度を減少し、また、回生電流を抑制する
電気車用制御装置を提供することにある。 【構成】電力回生ブレーキを備え、回生電圧の過電圧を
検知して、過電圧抑制半導体素子6と抵抗器5を介して
回生電力を短絡し、架線の過電圧を防止する過電圧制御
回路を有する電気車1用制御装置において、回生ブレー
キ制限装置13を設け、回生ブレーキ時に過電圧制御回
路の動作頻度が高いときは、この過電圧制御回路の動作
頻度に応じて、回生電流を所定範囲に制限し、または、
回生電力の架線Lへの回生を阻止する。 【効果】回生電力を吸収する負荷が少ないとき、回生ブ
レーキを操作する度に発生する過電圧抑制回路の動作頻
度が少なくなり、回生ブレーキが失効するときに発生す
る乗心地の悪化及び過電圧抑制半導体素子ならびに抵抗
器の過熱による破損事故を防止することができる。
御回路の動作頻度を減少し、また、回生電流を抑制する
電気車用制御装置を提供することにある。 【構成】電力回生ブレーキを備え、回生電圧の過電圧を
検知して、過電圧抑制半導体素子6と抵抗器5を介して
回生電力を短絡し、架線の過電圧を防止する過電圧制御
回路を有する電気車1用制御装置において、回生ブレー
キ制限装置13を設け、回生ブレーキ時に過電圧制御回
路の動作頻度が高いときは、この過電圧制御回路の動作
頻度に応じて、回生電流を所定範囲に制限し、または、
回生電力の架線Lへの回生を阻止する。 【効果】回生電力を吸収する負荷が少ないとき、回生ブ
レーキを操作する度に発生する過電圧抑制回路の動作頻
度が少なくなり、回生ブレーキが失効するときに発生す
る乗心地の悪化及び過電圧抑制半導体素子ならびに抵抗
器の過熱による破損事故を防止することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電力回生ブレーキを備
えた電気車用制御装置に係り、特に、過電圧抑制の制御
に好適な電気車用制御装置に関する。
えた電気車用制御装置に係り、特に、過電圧抑制の制御
に好適な電気車用制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】昭和51年6月15日に刊行された、
「チョッパ制御ハンドブック」 発行者電気学会 第4
章の5及び特開昭62ー71404号公報に記述されて
いるように、従来の技術は、回生ブレーキ中に架線電圧
が過電圧になると、過電圧制御回路が動作して主回路を
開放する。従って、回生電力電力吸収する負荷が少ない
ときは、回生ブレーキを操作する度に、過電圧制御回路
が動作するようになっている。
「チョッパ制御ハンドブック」 発行者電気学会 第4
章の5及び特開昭62ー71404号公報に記述されて
いるように、従来の技術は、回生ブレーキ中に架線電圧
が過電圧になると、過電圧制御回路が動作して主回路を
開放する。従って、回生電力電力吸収する負荷が少ない
ときは、回生ブレーキを操作する度に、過電圧制御回路
が動作するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、回生
電力を吸収する負荷が少ないときは、回生ブレーキを操
作する度に、過電圧制御回路が動作することになり、こ
のため、回生ブレーキが失効するときに発生する電車の
乗心地を悪化し、また、過電圧制御回路のスイッチの役
目をする半導体素子と短絡電流を制限する抵抗器の熱的
容量を大きくする必要がある、という問題があった。本
発明の目的は、上記事情に鑑み、回生ブレーキの制御に
制限を加えて、過電圧制御回路の動作頻度を低減し、ま
た、回生電流を抑制する電気車用制御装置を提供するこ
とにある。
電力を吸収する負荷が少ないときは、回生ブレーキを操
作する度に、過電圧制御回路が動作することになり、こ
のため、回生ブレーキが失効するときに発生する電車の
乗心地を悪化し、また、過電圧制御回路のスイッチの役
目をする半導体素子と短絡電流を制限する抵抗器の熱的
容量を大きくする必要がある、という問題があった。本
発明の目的は、上記事情に鑑み、回生ブレーキの制御に
制限を加えて、過電圧制御回路の動作頻度を低減し、ま
た、回生電流を抑制する電気車用制御装置を提供するこ
とにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的は、回生ブレー
キ制限装置を設け、回生ブレーキ時に過電圧制御回路の
動作頻度の割合が高いときは、強い回生ブレーキが指令
されても、回生電流を制限して過電圧にならない範囲の
制御をする、あるいは、ブレーキ操作が指令されても、
回生ブレーキ制御動作を実行しない、というような回生
ブレーキ制御に制限を加えることによって、達成され
る。
キ制限装置を設け、回生ブレーキ時に過電圧制御回路の
動作頻度の割合が高いときは、強い回生ブレーキが指令
されても、回生電流を制限して過電圧にならない範囲の
制御をする、あるいは、ブレーキ操作が指令されても、
回生ブレーキ制御動作を実行しない、というような回生
ブレーキ制御に制限を加えることによって、達成され
る。
【0005】
【作用】回生ブレーキ制御によって、過電圧制御回路が
高頻度に動作するのは、回生電力を吸収する負荷が少な
い条件、つまり、同一路線に他の電気車が運行していな
い路線において運転されるとき、あるいは、電気車編成
の運行密度が閑散な早朝、深夜の時間帯に運転されてい
るなど、条件がある程度決まっており、そのような状況
のもとで回生電力が大きく、高頻度または強い回生ブレ
ーキ制御動作をしたときであることに着目した。回生ブ
レーキ制限装置は、回生ブレーキ指令の回数P/min
と過電圧制御回路の動作回数Q/minの比率Q/Pあ
るいは所定時間当りの過電圧制御回路の動作回数Qが所
定値になると、過電圧にならない範囲の回生電流に制限
し、また、前述の比率Q/Pあるいは所定時間当りの過
電圧制御回路の動作回数Qが前記所定値より高い一定値
以上のとき、回生ブレーキ制御動作を実行しない。
高頻度に動作するのは、回生電力を吸収する負荷が少な
い条件、つまり、同一路線に他の電気車が運行していな
い路線において運転されるとき、あるいは、電気車編成
の運行密度が閑散な早朝、深夜の時間帯に運転されてい
るなど、条件がある程度決まっており、そのような状況
のもとで回生電力が大きく、高頻度または強い回生ブレ
ーキ制御動作をしたときであることに着目した。回生ブ
レーキ制限装置は、回生ブレーキ指令の回数P/min
と過電圧制御回路の動作回数Q/minの比率Q/Pあ
るいは所定時間当りの過電圧制御回路の動作回数Qが所
定値になると、過電圧にならない範囲の回生電流に制限
し、また、前述の比率Q/Pあるいは所定時間当りの過
電圧制御回路の動作回数Qが前記所定値より高い一定値
以上のとき、回生ブレーキ制御動作を実行しない。
【0006】
【実施例】以下、本発明の一実施例を説明する。図1
は、本発明の一実施例である電力回生ブレーキを備えた
電気車用制御装置の全体構成を示す。架線Lに、電力回
生ブレーキを備えた電気車(自車)1と電気車(負荷
車)14が接続される。電力回生ブレーキを備えた電気
車(自車)1は、遮断機2とフィルターリアクトル3を
介して、フィルターコンデンサ7と6ケのGT0素子8
と6ケのフリーホイールダイオード9及び電気車の駆動
モータとして三相誘導電動機10により構成される。G
TO素子8は、オン・オフ制御を指令するゲート論理部
11によって制御される。ゲート論理部11は、架線電
圧検出器4によって検出された架線Lの過電圧を検知
し、GTO素子8のゲートをオフすると共に、過電圧制
御半導体素子6のゲートオン指令と遮断器2を開放する
信号を出力する。過電圧制御半導体素子6と制限抵抗5
は過電圧制御回路を形成し、制限抵抗5は、過電圧制御
半導体素子6と直列に接続され、短絡電流を制限する。
回生ブレーキ制限装置13は、回生ブレーキの制御を制
限する機能を有し、ゲート論理部11に接続する。回生
ブレーキ指令器12は回生ブレーキ指令とブレーキ力を
指令する。
は、本発明の一実施例である電力回生ブレーキを備えた
電気車用制御装置の全体構成を示す。架線Lに、電力回
生ブレーキを備えた電気車(自車)1と電気車(負荷
車)14が接続される。電力回生ブレーキを備えた電気
車(自車)1は、遮断機2とフィルターリアクトル3を
介して、フィルターコンデンサ7と6ケのGT0素子8
と6ケのフリーホイールダイオード9及び電気車の駆動
モータとして三相誘導電動機10により構成される。G
TO素子8は、オン・オフ制御を指令するゲート論理部
11によって制御される。ゲート論理部11は、架線電
圧検出器4によって検出された架線Lの過電圧を検知
し、GTO素子8のゲートをオフすると共に、過電圧制
御半導体素子6のゲートオン指令と遮断器2を開放する
信号を出力する。過電圧制御半導体素子6と制限抵抗5
は過電圧制御回路を形成し、制限抵抗5は、過電圧制御
半導体素子6と直列に接続され、短絡電流を制限する。
回生ブレーキ制限装置13は、回生ブレーキの制御を制
限する機能を有し、ゲート論理部11に接続する。回生
ブレーキ指令器12は回生ブレーキ指令とブレーキ力を
指令する。
【0007】ここで、回生ブレーキの制御を制限する方
法としては、回生ブレーキ指令の回数P/minと過電
圧信号出力の回数Q/minの比率Q/Pがある値以上
のとき、または、回生ブレーキ時において、所定時間当
りの過電圧信号の出力回数Qがある値になると、つま
り、過電圧動作となる割合が高いとき、ブレーキ指令器
12のブレーキ指令が出力されても、遮断器2の投入を
禁止し、回生ブレーキを行わない方法、あるいは、図2
に示すように、回生電流を制限して過電圧にならない範
囲の回生ブレーキを行なう方法がある。図2において、
横軸はブレーキ力指令、縦軸は回生電流を示し、回生負
荷が多く過電圧となる比率が低いときは、ブレーキ力指
令に比例した0−aに示す回生電流を回生するように制
御を行なうのに対し、回生負荷が少なく過電圧となる比
率が高いときは、過電圧にならない範囲の制御を行なう
ように、例えば、0−c−bに示すように回生電流にリ
ミッターを設ける。
法としては、回生ブレーキ指令の回数P/minと過電
圧信号出力の回数Q/minの比率Q/Pがある値以上
のとき、または、回生ブレーキ時において、所定時間当
りの過電圧信号の出力回数Qがある値になると、つま
り、過電圧動作となる割合が高いとき、ブレーキ指令器
12のブレーキ指令が出力されても、遮断器2の投入を
禁止し、回生ブレーキを行わない方法、あるいは、図2
に示すように、回生電流を制限して過電圧にならない範
囲の回生ブレーキを行なう方法がある。図2において、
横軸はブレーキ力指令、縦軸は回生電流を示し、回生負
荷が多く過電圧となる比率が低いときは、ブレーキ力指
令に比例した0−aに示す回生電流を回生するように制
御を行なうのに対し、回生負荷が少なく過電圧となる比
率が高いときは、過電圧にならない範囲の制御を行なう
ように、例えば、0−c−bに示すように回生電流にリ
ミッターを設ける。
【0008】次に、回生ブレーキ制御装置13の詳細な
一具体例を図3に示す。図3において、カウンター部1
5は、ブレーキ指令5回中過電圧を2回の割合でカウン
トした時出力するAカウンター、ブレーキ指令5回中過
電圧を3回の割合でカウントした時出力するBカウンタ
ー、2分間に過電圧を2回カウントした時出力するCカ
ウンター、2分間に過電圧を3回カウントした時出力す
るDカウンターからなる。なお、具体的数字は、説明を
容易にするために用いたものであり、任意に設定できる
ことは云うまでもない。これらカウンターA、B、C、
Dには、アンド回路18を介して、ブレーキ指令器12
からブレーキ指令、また、ゲート論理部11から過電圧
信号が入力される。カウンターA、Cの出力は、オア回
路19を介して、回生電流リミッタ指令部16に入力さ
れ、カウンターB、Dの出力は、オア回路20を介し
て、遮断器投入禁止指令部17に入力される。回生電流
リミッタ指令部16及び遮断器投入禁止指令部17は、
それぞれゲート論理部11に出力される。
一具体例を図3に示す。図3において、カウンター部1
5は、ブレーキ指令5回中過電圧を2回の割合でカウン
トした時出力するAカウンター、ブレーキ指令5回中過
電圧を3回の割合でカウントした時出力するBカウンタ
ー、2分間に過電圧を2回カウントした時出力するCカ
ウンター、2分間に過電圧を3回カウントした時出力す
るDカウンターからなる。なお、具体的数字は、説明を
容易にするために用いたものであり、任意に設定できる
ことは云うまでもない。これらカウンターA、B、C、
Dには、アンド回路18を介して、ブレーキ指令器12
からブレーキ指令、また、ゲート論理部11から過電圧
信号が入力される。カウンターA、Cの出力は、オア回
路19を介して、回生電流リミッタ指令部16に入力さ
れ、カウンターB、Dの出力は、オア回路20を介し
て、遮断器投入禁止指令部17に入力される。回生電流
リミッタ指令部16及び遮断器投入禁止指令部17は、
それぞれゲート論理部11に出力される。
【0009】以上の構成に基づいて動作を説明する。電
気車1の力行時には、架線Lより電力を得て、遮断機2
とフィルターリアクトル3及びフィルターコンデンサ7
を介して、6ケのGT0素子8に供給され、6ケのGT
0素子8は、直交変換を行うと同時に、出力電圧及び周
波数を変化させて三相電動機10の速度制御を行う。一
方、電気車1の回生ブレーキ時には、回生電力が三相誘
導電動機10より6ケのGT0素子8を介して発生し、
回生電力は、架線Lに回生され、同一架線Lの他の負荷
車14により消費される。しかし、電気車(自車)1の
回生電力を消費する負荷車つまり回生負荷が少ないと
き、あるいは、回生負荷が全く無いときに、電気車(自
車)1が回生ブレーキをすると、架線電圧は上昇する。
このとき、架線電圧が一定値以上になると、架線電圧検
出器4の出力によって、ゲート論理部11は、過電圧を
検知し、GTO素子8のゲートをオフすると共に、過電
圧制御半導体素子6のゲートオン指令と遮断器2を開放
する信号を出力する。回生電力は、遮断器2の開放によ
り架線Lへの回生を阻止し、過電圧制御半導体素子6の
ゲートオンにより制限抵抗5において消費される。この
場合、過電圧の発生回数または頻度が多くなると、過電
圧制御半導体素子6と制限抵抗5が過熱し、破損してし
まうことになる。また、回生ブレーキの失効に伴い発生
する乗心地の悪化を招来する。
気車1の力行時には、架線Lより電力を得て、遮断機2
とフィルターリアクトル3及びフィルターコンデンサ7
を介して、6ケのGT0素子8に供給され、6ケのGT
0素子8は、直交変換を行うと同時に、出力電圧及び周
波数を変化させて三相電動機10の速度制御を行う。一
方、電気車1の回生ブレーキ時には、回生電力が三相誘
導電動機10より6ケのGT0素子8を介して発生し、
回生電力は、架線Lに回生され、同一架線Lの他の負荷
車14により消費される。しかし、電気車(自車)1の
回生電力を消費する負荷車つまり回生負荷が少ないと
き、あるいは、回生負荷が全く無いときに、電気車(自
車)1が回生ブレーキをすると、架線電圧は上昇する。
このとき、架線電圧が一定値以上になると、架線電圧検
出器4の出力によって、ゲート論理部11は、過電圧を
検知し、GTO素子8のゲートをオフすると共に、過電
圧制御半導体素子6のゲートオン指令と遮断器2を開放
する信号を出力する。回生電力は、遮断器2の開放によ
り架線Lへの回生を阻止し、過電圧制御半導体素子6の
ゲートオンにより制限抵抗5において消費される。この
場合、過電圧の発生回数または頻度が多くなると、過電
圧制御半導体素子6と制限抵抗5が過熱し、破損してし
まうことになる。また、回生ブレーキの失効に伴い発生
する乗心地の悪化を招来する。
【0010】そこで、本実施例は、ゲート論理部11の
過電圧信号を回生ブレーキ制限装置13に入力し、回生
ブレーキ制限装置13において、ブレーキ指令器12の
回生ブレーキ指令の回数P/minと過電圧信号の出力
回数Q/minの比率Q/Pあるいは所定時間当りの過
電圧信号の出力回数Qが所定値になると、過電圧になら
ない範囲の回生電流に制限し、また、前述の比率Q/P
あるいは所定時間当りの過電圧信号の出力回数Qが一定
値以上のとき、遮断器2の投入を禁止する指令をゲート
論理部11に出力する。具体的に、カウンター部15
に、ブレーキ指令器12からの回生ブレーキ指令の回数
5/min中に、過電圧信号が出力回数2/minの割
合で入力した時、アンド回路18を介して、Aカウンタ
ーがこれをカウントし、オア回路19を介して、回生電
流リミッタ指令部16に出力する。回生電流リミッタ指
令部16の指令はゲート論理部11に入力され、ゲート
論理部11は6ケのGT0素子8のゲートを制御して、
回生電流を過電圧にならない範囲に制限する。また、カ
ウンター部15に、ブレーキ指令器12からの回生ブレ
ーキ指令の回数5/min中に、過電圧信号が出力回数
3/minの割合で入力した時、アンド回路18を介し
て、Bカウンターがこれをカウントし、オア回路20を
介して、遮断器投入禁止指令部17に出力する。遮断器
投入禁止指令部17の指令はゲート論理部11に入力さ
れ、ゲート論理部11は遮断器2の投入を禁止すると共
に過電圧制御半導体素子6をゲートオンする。あるい
は、ブレーキ指令器12による回生ブレーキ時におい
て、2分間の間に過電圧信号の出力回数が2回カウント
された時、Cカウンターがこれをカウントし、オア回路
19を介して、回生電流リミッタ指令部16に出力す
る。回生電流リミッタ指令部16の指令はゲート論理部
11に入力され、ゲート論理部11は6ケのGT0素子
8のゲートを制御して、回生電流を過電圧にならない範
囲に制限する。また、ブレーキ指令器12による回生ブ
レーキ時において、2分間の間に過電圧信号の出力回数
が3回カウントされた時、Dカウンターがこれをカウン
トし、オア回路20を介して、遮断器投入禁止指令部1
7に出力する。遮断器投入禁止指令部17の指令はゲー
ト論理部11に入力され、ゲート論理部11は遮断器2
の投入を禁止すると共に過電圧制御半導体素子6をゲー
トオンする。なお、回生電流の制限及び回生ブレーキの
操作回数または頻度の低減によるブレーキ力の低下につ
いては、他のエアブレーキなどにより補償することは云
うまでもない。
過電圧信号を回生ブレーキ制限装置13に入力し、回生
ブレーキ制限装置13において、ブレーキ指令器12の
回生ブレーキ指令の回数P/minと過電圧信号の出力
回数Q/minの比率Q/Pあるいは所定時間当りの過
電圧信号の出力回数Qが所定値になると、過電圧になら
ない範囲の回生電流に制限し、また、前述の比率Q/P
あるいは所定時間当りの過電圧信号の出力回数Qが一定
値以上のとき、遮断器2の投入を禁止する指令をゲート
論理部11に出力する。具体的に、カウンター部15
に、ブレーキ指令器12からの回生ブレーキ指令の回数
5/min中に、過電圧信号が出力回数2/minの割
合で入力した時、アンド回路18を介して、Aカウンタ
ーがこれをカウントし、オア回路19を介して、回生電
流リミッタ指令部16に出力する。回生電流リミッタ指
令部16の指令はゲート論理部11に入力され、ゲート
論理部11は6ケのGT0素子8のゲートを制御して、
回生電流を過電圧にならない範囲に制限する。また、カ
ウンター部15に、ブレーキ指令器12からの回生ブレ
ーキ指令の回数5/min中に、過電圧信号が出力回数
3/minの割合で入力した時、アンド回路18を介し
て、Bカウンターがこれをカウントし、オア回路20を
介して、遮断器投入禁止指令部17に出力する。遮断器
投入禁止指令部17の指令はゲート論理部11に入力さ
れ、ゲート論理部11は遮断器2の投入を禁止すると共
に過電圧制御半導体素子6をゲートオンする。あるい
は、ブレーキ指令器12による回生ブレーキ時におい
て、2分間の間に過電圧信号の出力回数が2回カウント
された時、Cカウンターがこれをカウントし、オア回路
19を介して、回生電流リミッタ指令部16に出力す
る。回生電流リミッタ指令部16の指令はゲート論理部
11に入力され、ゲート論理部11は6ケのGT0素子
8のゲートを制御して、回生電流を過電圧にならない範
囲に制限する。また、ブレーキ指令器12による回生ブ
レーキ時において、2分間の間に過電圧信号の出力回数
が3回カウントされた時、Dカウンターがこれをカウン
トし、オア回路20を介して、遮断器投入禁止指令部1
7に出力する。遮断器投入禁止指令部17の指令はゲー
ト論理部11に入力され、ゲート論理部11は遮断器2
の投入を禁止すると共に過電圧制御半導体素子6をゲー
トオンする。なお、回生電流の制限及び回生ブレーキの
操作回数または頻度の低減によるブレーキ力の低下につ
いては、他のエアブレーキなどにより補償することは云
うまでもない。
【0011】
【発明の効果】本発明によれば、回生電力を吸収する負
荷が少ないとき、回生ブレーキを操作する度に発生する
過電圧抑制回路の動作頻度が少なくなり、回生ブレーキ
が失効するときに発生する乗心地の悪化を防止すること
ができ、また、過電圧抑制半導体素子ならびに短絡電流
を制限する抵抗器が過熱によって破損する事故を防止す
ることができる。
荷が少ないとき、回生ブレーキを操作する度に発生する
過電圧抑制回路の動作頻度が少なくなり、回生ブレーキ
が失効するときに発生する乗心地の悪化を防止すること
ができ、また、過電圧抑制半導体素子ならびに短絡電流
を制限する抵抗器が過熱によって破損する事故を防止す
ることができる。
【図1】本発明の一実施例である電力回生ブレーキを備
えた電気車用制御装置の全体図
えた電気車用制御装置の全体図
【図2】回生ブレーキの制御に制限を加えるための特性
図
図
【図3】回生ブレーキ制限装置の詳細図
1 電気車(自車) 2 遮断器 3 フィルターリアクトル 4 架線電圧検出器 5 制限抵抗器 6 過電圧抑制半導体素子 7 フィルターコンデンサ 8 GTO素子 9 フリーホイールダイオード 10 三相誘導電動機 11 ゲート論理部 12 ブレーキ指令器 13 回生ブレーキ制限装置 14 電気車(負荷車) 15 カウンター部 16 回生電流リミッタ部 17 遮断器投入禁止指令部
Claims (4)
- 【請求項1】 電力回生ブレーキを備え、回生電圧の過
電圧を検知して、過電圧抑制半導体素子と抵抗器を介し
て回生電力を短絡し、架線の過電圧を防止する過電圧制
御回路を有する電気車用制御装置において、回生ブレー
キ制限装置を設け、回生ブレーキ時に過電圧制御回路の
動作頻度が高いときは、回生ブレーキの制御に制限を加
えることを特徴とする電気車用制御装置。 - 【請求項2】 請求項1において、回生ブレーキ制限装
置は、過電圧制御回路の動作頻度に応じて、回生電流を
所定範囲に制限し、または、回生電力の架線への回生を
阻止することを特徴とする電気車用制御装置。 - 【請求項3】 請求項1において、回生ブレーキ時に過
電圧制御回路の動作回数と回生ブレーキ指令の回数との
比率が所定値になった時、回生電流を所定範囲に制限
し、また、この比率が所定値より高い一定値以上になっ
た時、回生電力の架線への回生を阻止することを特徴と
する電気車用制御装置。 - 【請求項4】 請求項1において、回生ブレーキ時に過
電圧制御回路の動作回数が所定時間当りにつき所定値に
なった時、回生電流を所定範囲に制限し、また、この所
定値より高い一定値以上になった時、回生電力の架線へ
の回生を阻止することを特徴とする電気車用制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3314002A JPH05130707A (ja) | 1991-10-31 | 1991-10-31 | 電気車用制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3314002A JPH05130707A (ja) | 1991-10-31 | 1991-10-31 | 電気車用制御装置 |
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JPH05130707A true JPH05130707A (ja) | 1993-05-25 |
Family
ID=18048035
Family Applications (1)
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JP3314002A Pending JPH05130707A (ja) | 1991-10-31 | 1991-10-31 | 電気車用制御装置 |
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JP (1) | JPH05130707A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
1991
- 1991-10-31 JP JP3314002A patent/JPH05130707A/ja active Pending
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