JPH05130041A - 音声信号伝送装置 - Google Patents

音声信号伝送装置

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JPH05130041A
JPH05130041A JP3288046A JP28804691A JPH05130041A JP H05130041 A JPH05130041 A JP H05130041A JP 3288046 A JP3288046 A JP 3288046A JP 28804691 A JP28804691 A JP 28804691A JP H05130041 A JPH05130041 A JP H05130041A
Authority
JP
Japan
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signal
audio signal
digital
optical signal
audio
Prior art date
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Pending
Application number
JP3288046A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsufumi Kizawa
充史 鬼澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taiyo Yuden Co Ltd
Original Assignee
Taiyo Yuden Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Taiyo Yuden Co Ltd filed Critical Taiyo Yuden Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ダイナミックレンジが大であり且つ受信側の
構造が簡単な音声信号伝送装置を提供する。 【構成】 音声入力信号レベルの微小単位時間毎の変化
量をn重積分してデジタル音声信号を出力するn次ΔΣ
変調器13と、前記デジタル音声信号をデジタル光信号
に変換して送信する光信号送信器15と、前記デジタル
光信号を受信する光信号受信器16と、受信したデジタ
ル光信号をアナログ音声信号に変換する音声信号変換器
17とを備えた。 【効果】 伝送によるダイナミックレンジが大になり、
送受信間においては1ビットのデジタル信号が使用され
るので、音声入力信号が忠実に伝送される。そして受信
側においては、単純な要素を用いて、伝送されたデジタ
ル光信号を受信し且つアナログ音声信号に変換する事が
可能になるので、受信側の構成が簡略化されて、小形化
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光伝送手段を介在させ
てオ−ディオアンプからコ−ドレスでヘッドフォン或い
はスピ−カ等に音声信号を伝送する音声信号伝送装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の音声信号伝送の方式とし
て、音声信号をFM変調して光伝送するものと、音声信
号をA/D変換して光伝送するものとがある。
【0003】図2は前者の方式を示すブロック図であ
る。アナログオ−ディオアンプ1から出力されたアナロ
グ音声信号は、FM変調器2によりFM変調され、LE
D3により光信号に変換されて送出される。該光信号は
フォトセンサ4により受信され、FM復調器5により復
調され、パワ−アンプ6により増幅されて、スピ−カ7
へ送られる。
【0004】図3は後者の方式を示す音声信号伝送装置
のブロック図である。アナログオ−ディオアンプ1から
出力された音声信号伝送装置のアナログ音声信号は、A
/D変換器8によりA/D変換され、そしてDIT9に
よりデジタルパケットに組み立てられ、LED3により
光信号に変換されて送出される。該光信号はフォトセン
サ4により受信され、DIR10によりデジタル音声信
号に分解されて、D/A変換器11によりD/A変換さ
れ、パワ−アンプ6により増幅されて、スピ−カ7へ送
られる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前者の方
式は、アナログ変調によるものであるから、ダイナミッ
クレンジが60〜70dBであって、音楽の再生などに
おいては必ずしも満足なものではなかった。また、後者
の方式においては、受信側の構造が複雑になって大形化
するので、特にヘッドフォンなどに適用するには不向き
であった。
【0006】本発明の目的は、ダイナミックレンジが大
であり且つ受信側の構造が簡単な音声信号伝送装置を提
供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は前記問題点を解
決するために、音声入力信号レベルの微小単位時間毎の
変化量を複数nによるn重積分して所定の微小レベル変
化量を表してなる1ビットのデジタル音声信号を出力す
るn次ΔΣ変調器と、前記デジタル音声信号をデジタル
光信号に変換して送信する光信号送信器と、前記デジタ
ル光信号を受信する光信号受信器と、前記受信したデジ
タル光信号をアナログ音声信号に変換する音声信号変換
器とを備えた。
【0008】
【作用】本発明によれば、音声入力信号レベルは細分化
された微小単位時間経過毎に、n次のΔΣ変調器によっ
て、所定の微小レベル変化量を表してなる1ビットのデ
ジタル音声信号に変調され、該変調されたデジタル音声
信号は光信号送信器によってデジタル光信号に変換され
て送信される。そして該デジタル光信号は光信号受信器
によって受信され、音声信号変換器によってアナログ音
声信号に変換される。
【0009】
【実施例】図1は本発明の第1の実施例を示す音声信号
伝送装置のブロック図である。
【0010】1,6,7はそれぞれ、図2におけると同
様な、アナログオ−ディオアンプとパワ−アンプとスピ
−カである。12はロ−パスフィルタで、例えば0〜2
2kHzのアナログ音声信号をパスさせる。13はn次
ΔΣ変調器で、差動増幅器A1 ,A2 ,A3 と、アナロ
グ積分器∫a1,∫a2,∫a3と、所定の微小レベル変化量
を表してなる1ビットを用いて量子化する1ビット量子
化器Qと、1サンプル遅延回路Z-1とよりなり、ロ−パ
スフィルタ12からアナログ音声信号を受けて、音声入
力信号レベルの微小単位時間毎の変化量を、複数nによ
るn重積分して変調し、その結果による1ビットのデジ
タル音声信号を出力する。14はLEDドライバ、15
はLEDで、LED15はLEDドライバ14によって
駆動されてデジタル光信号を送信する。
【0011】16はデジタル光信号を受信するフォトセ
ンサである。17はロ−パスフィルタで、フォトセンサ
16からデジタル信号を受けて例えば0〜22kHzの
アナログ音声信号をパスさせ復調して、パワ−アンプ6
に送出する。
【0012】以上の図1の構成において、ロ−パスフィ
ルタ12から送出されたアナログ音声信号は、n次ΔΣ
変調器13のアナログ積分器∫a1,∫a2,∫a3に送出さ
れる。該アナログ積分器においては、標本化周波数fs
が例えば2MHzに設定されていて、当該周期における
後記する前回量子化出力信号と今回入力したアナログ音
声信号との相差による量子化雑音がアナログ3重積分さ
れる。1ビット量子化器Qは、その積分結果による値が
所定のレベル以上ならば単位レベルだけ増分し、該レベ
ル以下ならば単位レベルだけ減分して量子化する。量子
化されたデジタル音声信号は、LEDドライバ14に送
出されると共に、1サンプル遅延回路Z-1を介して前回
量子化出力信号として差動増幅器A1 ,A2 ,A3 に送
出される。差動増幅器A1 ,A2 ,A3は、この前回量
子化出力信号と当該前段から入力された各アナログ音声
信号との相差をそれぞれ増幅して各積分器∫a1,∫a2
a3に与える。LEDドライバ14は、量子化された1
ビットのデジタル音声信号に基づいてLED15を点滅
駆動し、LED15からデジタル光信号が送信される。
該デジタル光信号は、LED15の点灯頻度に従ったエ
ネルギ−密度の音声信号を成す。
【0013】フォトセンサ16は、LED15のデジタ
ル光信号を受信し、ロ−パスフィルタ17がそのデジタ
ル信号を受けて0〜22kHzのアナログ音声信号をパ
スさせ復調して、パワ−アンプ6に送出する。
【0014】図4は本発明の第2の実施例を示す音声信
号伝送装置のブロック図である。
【0015】18はデジタルオ−ディオアンプである。
19はn次ΔΣ変調器で、差動増幅器A1 ,A2 ,A3
と、デジタル積分器∫d1,∫d2,∫d3と、1ビット量子
化器Qと、1サンプル遅延回路Z-1とよりなり、A/D
変換器8からデジタル音声信号を受けて、音声入力信号
レベルの微小単位時間毎の変化量を、複数nによるn重
積分して変調し、その結果による1ビットのデジタル音
声信号を出力する。以降の各段の要素は、図1における
と同等である。
【0016】以上の図4の構成において、デジタルオ−
ディオアンプ18から送出されたデジタル音声信号は、
n次ΔΣ変調器19のデジタル積分器∫d1,∫d2,∫d3
に送出される。該デジタル積分器においては、標本化周
波数fs が例えば2MHzに設定されていて、積分器∫
d1,∫d2,∫d3により、当該周期における後記する前回
量子化出力信号と今回入力したデジタル音声信号との相
差による量子化雑音がデジタル3重積分される。1ビッ
ト量子化器Qは、その積分結果による値が所定のレベル
以上ならば単位レベルだけ増分し、該レベル以下ならば
単位レベルだけ減分して量子化する。量子化された1ビ
ットのデジタル音声信号は、LEDドライバ14に送出
されると共に、1サンプル遅延回路Z-1を介して前回量
子化出力信号として差動増幅器A1 ,A2 ,A3 に送出
される。差動増幅器A1 ,A2 ,A3 は、この前回量子
化出力信号と当該前段から入力された各アナログ音声信
号との相差をそれぞれ増幅して各積分器∫d1,∫d2,∫
d3に与える。以降の動作は、図1におけると同様であ
る。
【0017】上記の各n次ΔΣ変調器13,18におい
ては、次数nを上げると入力信号が標本化周波数fs
1/6を境にして低周波領域において量子化雑音が減少
し、且つ減少傾向が著しくなる。例えば3次ΔΣ変調の
場合は、標本化周波数fs を2MHzとすると、入力信
号が20kHzの帯域において約100dBのダイナミ
ックレンジが得られる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、音
声入力信号がn次ΔΣ変調されて光伝送されるようにし
たので、ダイナミックレンジが大になり、送受信間にお
いては1ビットのデジタル信号が使用されるので、音声
入力信号が忠実に伝送される。そして受信側において
は、単純な要素を用いて伝送されたデジタル光信号を受
信し且つアナログ音声信号に変換する事が可能になるの
で、受信側の構成が簡略化されて、小形化される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す音声信号伝送装置
のブロック図
【図2】従来の音声信号伝送装置のブロック図
【図3】従来の音声信号伝送装置のブロック図
【図4】本発明の第2の実施例を示す音声信号伝送装置
のブロック図
【符号の説明】
1…アナログオ−ディオアンプ、7…スピ−カ、12,
17…ロ−パスフィルタ、13,19…n次ΔΣ変調
器、14…LEDドライバ、15…LED、16…フォ
トセンサ、18…デジタルオ−ディオアンプ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音声入力信号レベルの微小単位時間毎の
    変化量を複数nによるn重積分して所定の微小レベル変
    化量を表してなる1ビットのデジタル音声信号を出力す
    るn次ΔΣ変調器と、 前記デジタル音声信号をデジタル光信号に変換して送信
    する光信号送信器と、 前記デジタル光信号を受信する光信号受信器と、 前記受信したデジタル光信号をアナログ音声信号に変換
    する音声信号変換器とを備えた、 ことを特徴とする音声信号伝送装置。
JP3288046A 1991-11-01 1991-11-01 音声信号伝送装置 Pending JPH05130041A (ja)

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Cited By (3)

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19970916