JPH05129427A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JPH05129427A
JPH05129427A JP28972491A JP28972491A JPH05129427A JP H05129427 A JPH05129427 A JP H05129427A JP 28972491 A JP28972491 A JP 28972491A JP 28972491 A JP28972491 A JP 28972491A JP H05129427 A JPH05129427 A JP H05129427A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
locos
film
etched
forming
insulating film
Prior art date
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Pending
Application number
JP28972491A
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English (en)
Inventor
Norio Ishizuka
典男 石塚
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】LOCOS形成後のSiに発生する応力とLO
COSがあることによって二次的に発生する応力を緩和
し、結晶欠陥の発生を緩和させる。 【構成】LOCOS6を形成した後に、酸化用マスクを除去し
ないで、等方エッチング液によりLOCOS6のSi表面から
出た部分(膜厚で55%程度)をエッチングする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体に係り、特に、素
子分離に酸化を用いた半導体集積回路装置に対する。
【0002】
【従来の技術】従来の素子分離方法は、特開平1−37845
号公報に示すようにSiの局部で、熱酸化による素子分
離領域(以下LOCOSという)形成後、積極的な酸化エ
ッチングを行わず、また、違う目的でLOCOSをエッ
チングしたとしてもLOCOS形状が凸状になってい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】半導体素子分離に広く
用いられているLOCOS構造はSi表面を境として、
Si基板側に45%、その反対側に55%の酸化膜があ
る。Si基板側の酸化膜形状(主にSiとSiO2 の界
面形状)は素子分離を行う上で大変重要であるが、しか
し、その反対側の酸化膜はあまり意味をもたない。逆
に、平坦化が達成されていないため、LOCOS段差部
に応力集中を引き起こすこと。および、LOCOSの膜
厚が厚くなるため、LOCOS全体に応力を生じ、これ
らが原因で結晶欠陥を誘発する。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
に、本発明はLOCOS形成後、LOCOS形成用マス
クを除去せずに、ほぼ等方的なエッチング液でLOCO
Sをエッチングするようにし、LOCOSの平坦化,凹
化を行った。
【0005】
【作用】LOCOSエッジ(酸化マスクがLOCOS上
にある領域)以外では酸化膜のエッチング速度は温度,
濃度の関数で決まってくるが、LOCOSエッジでは
酸化マスクが存在しているため、エッチング液が片側か
らしか入ってこなくなるためエッチング速度が小さくな
る。酸化マスクでLOCOSを押さえつけているた
め、SiO2 には圧縮応力が発生し、これよりエッチン
グ速度が小さくなる。この二つの効果を利用しLOCO
Sの平坦化,凹化を行う。
【0006】
【実施例】本発明の一実施例であるバイポーラトランジ
スタをもつ半導体集積回路装置を図1に示す。これによ
り構成を説明する。本実施例によるバイポーラトランジ
スタでは、たとえば、p型シリコン基板1の表面に、た
とえば、nプラス型の埋込層2が設けられ、半導体基板
1に、例えば、nマイナス型シリコンのエピタキシャル
層3が設けられている。エピタキシャル層3の所定の部
分には、本発明で形成した新フィールド絶縁膜8が設け
られ、これより、素子間分離及び素子内分離が行われて
いる。さらに新フィールド絶縁膜8の下には、例えば、
pプラスのチャネルストッパ領域9が設けられている。
また、新フィールド絶縁膜8で囲まれたエピタキシャル
層3の中には、例えば、p型のべース領域10が設けら
れ、このベース領域中に、例えば、nプラス型のエミッ
タ領域11が設けられている。尚、ベース領域10の下
方におけるエピタキシャル層3によりコレクタ領域12
が構成されている。13は新フィールド絶縁膜8につら
なつてエピタキシャル層3の表面に設けられた、例え
ば、SiO2 膜のような絶縁膜であって、絶縁膜13に
はエミッタ領域11,ベース領域10及びコレクタ領域
12に対応して、それぞれ開口部13a〜13cが設け
られている。配線141〜143は導電性のある膜、例
えば、アルミニウム膜からなる一層目の配線であり、こ
のうち配線142は開口部13bを通じてエミッタ11
に、配線141は開口部13aを通じてベース領域10
に、配線143は開口部13cを通じてコレクタ領域1
2にそれぞれ接続されている。これらの配線141〜1
43の上には、例えば、CVD法で形成されたSiO2
やリンシリケートガラス(PSG)膜のような絶縁膜1
5が形成されている。この絶縁膜15の上には導電性の
膜、例えば、アルミニウムからなる第二層目の配線16
が設けられている。この配線16は絶縁膜15に設けら
れた開口部17を通して配線143に接続されている。
さらに配線16上には絶縁及び汚染防止を目的として、
例えば、CVD法で形成されたSiO2膜やPSG膜の
ような絶縁膜18が形成されている。
【0007】このように構成された本実施例によるバイ
ポーラトランジスタの製造方法の一例について説明す
る。
【0008】図2に示すように、半導体基板1の表面に
nプラス埋込層2を選択的に形成したのち、たとえば、
エピタキシャル成長により全面にエピタキシャル層3を
形成する。その後、図3に示すようにSiO2 膜4,S
34膜5をエピタキシャル層3の上にデポし、新フィ
ールド絶縁膜8を形成するため所定の部分のSiO2
4,Si34膜5をエッチングする。また、チャネルス
トッパ領域9を形成するため、その上から不純物7を打
ち込む。次に図4に示すように1000℃前後のO2
びH2O雰囲気中で熱酸化を行い、通常のLOCOS6を形成
する。その後、等方的なエッチング液を使用し、通常LO
COS6のSi表面から出た酸化膜部分のみをエッチング
し、次にSi34膜5をエッチングし、本提案の新フィ
ールド絶縁膜8を形成(図5参照)する。その後、コレ
クタ領域12,ベース領域10をイオン打ち込みにより
形成した後、絶縁膜13をCVD法等でデポし、エミッ
タ領域を形成する部分の絶縁膜13をエッチングで取り
去って開口部13bを作り、また、その上からイオン打
ち込みを行いエミッタ領域11を形成(図6参照)す
る。次に、図7に示すように絶縁膜13の所定の部分を
エッチングで取り去り、開口部13a,13cを形成し
た後、スパッタ,CVD法などにより、たとえば、アル
ミニウム膜を所定形状にパターニングして配線141,
142,143を形成する。次に、例えば、CVD法等
で絶縁膜15をデポしたのち、所定部分をエッチングし
て開口部17を形成する。さらに、スパッタCVD法等
により、例えば、アルミニウム膜を所定形状にパターン
ニングして配線16を形成し、その上にCVD法等でS
iO2 のような膜,絶縁膜18をデポする。
【0009】
【発明の効果】本発明によれば、LOCOS形状のSi
表面から出ている領域をなくすこと(LOCOSの平坦
化及び凹状)が可能となるため、LOCOS上に膜が堆
積された場合のLOCOS表面の段差部における応力集
中の緩和、また、LOCOSの酸化膜厚が薄くなるた
め、LOCOS近傍で発生する応力を小さくでき、これ
によって結晶欠陥の発生が緩和される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のバイポーラトランジスタを
有する半導体集積回路装置の断面図。
【図2】図1のものを形成するために必要な製造プロセ
スの第一工程の断面図である。
【図3】図1のものを形成するために必要な製造プロセ
スの第二工程の断面図である。
【図4】図1のものを形成するために必要な製造プロセ
スの第三工程の断面図である。
【図5】図1のものを形成するために必要な製造プロセ
スの第四工程の断面図である。
【図6】図1のものを形成するために必要な製造プロセ
スの第五工程の断面図である。
【符号の説明】
1…p型シリコン基板、2…nプラス埋込層、3…エピ
タキシャル層、5…Si34膜、6…通常LOCOS、
9…チャネルストッパ領域。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年12月3日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のバイポ−ラトランジスタを
有する半導体集積回路装置の断面図。
【図2】図1のものを形成するために必要な製造プロセ
スの第一工程の断面図である。
【図3】図1のものを形成するために必要な製造プロセ
スの第二工程の断面図である。
【図4】図1のものを形成するために必要な製造プロセ
スの第三工程の断面図である。
【図5】図1のものを形成するために必要な製造プロセ
スの第四工程の断面図である。
【図6】図1のものを形成するために必要な製造プロセ
スの第五工程の断面図である。
【図7】図1のものを形成するために必要な製造プロセ
スの第六工程の断面図である。
【符号の説明】 1…p型シリコン基板、2…nプラス埋込層、3…エピ
タキシャル層、5…Si34膜、6…通常LOCOS、
9…チャネルストッパ領域。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】熱酸化による素子分離領域を形成した後
    に、その素子分離領域形成用のマスクを除去することな
    く前記素子分離領域の表面をエッチングすることによ
    り、素子分離領域を平坦化、もしくは凹状にしたことを
    特徴とする半導体装置。
JP28972491A 1991-11-06 1991-11-06 半導体装置 Pending JPH05129427A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28972491A JPH05129427A (ja) 1991-11-06 1991-11-06 半導体装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28972491A JPH05129427A (ja) 1991-11-06 1991-11-06 半導体装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05129427A true JPH05129427A (ja) 1993-05-25

Family

ID=17746936

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28972491A Pending JPH05129427A (ja) 1991-11-06 1991-11-06 半導体装置

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JP (1) JPH05129427A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8385068B2 (en) 2009-06-16 2013-02-26 Abb Technology Ag Cooling of electrical components

Cited By (1)

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