JPH05129288A - 窒化シリコン膜 - Google Patents
窒化シリコン膜Info
- Publication number
- JPH05129288A JPH05129288A JP31868891A JP31868891A JPH05129288A JP H05129288 A JPH05129288 A JP H05129288A JP 31868891 A JP31868891 A JP 31868891A JP 31868891 A JP31868891 A JP 31868891A JP H05129288 A JPH05129288 A JP H05129288A
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- JP
- Japan
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- silicon nitride
- nitride film
- film
- threshold voltage
- shift amount
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- Pending
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- Chemical Vapour Deposition (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】比較的高い温度でも薄膜素子のしきい値電圧の
シフト量を小さくして、その信頼性を向上させることが
できる、窒化シリコン膜を提供する。 【構成】窒化シリコン膜の酸素含有量を2.5〜4.0
%の範囲にした。
シフト量を小さくして、その信頼性を向上させることが
できる、窒化シリコン膜を提供する。 【構成】窒化シリコン膜の酸素含有量を2.5〜4.0
%の範囲にした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プラズマCVD法によ
り成膜される窒化シリコン膜に関するものである。
り成膜される窒化シリコン膜に関するものである。
【0002】
【従来の技術】窒化シリコン(Si N)膜は、薄膜トラ
ンジスタや薄膜ダイオード等の薄膜素子の絶縁膜に用い
られており、この窒化シリコン膜は、一般に、プラズマ
CVD法によって成膜されている。
ンジスタや薄膜ダイオード等の薄膜素子の絶縁膜に用い
られており、この窒化シリコン膜は、一般に、プラズマ
CVD法によって成膜されている。
【0003】この窒化シリコン膜のプラズマCVD法に
よる成膜は、従来、プロセスガスであるSi H4 ,NH
3 ,N2 の流量比を、Si H4 /NH3 /N2 =約30
/60/390(CCM) に制御して行なわれており、この
ガス流量比で成膜された窒化シリコン膜の酸素含有量は
約0.02%である。
よる成膜は、従来、プロセスガスであるSi H4 ,NH
3 ,N2 の流量比を、Si H4 /NH3 /N2 =約30
/60/390(CCM) に制御して行なわれており、この
ガス流量比で成膜された窒化シリコン膜の酸素含有量は
約0.02%である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の窒
化シリコン膜は、温度が50℃程度以上になると、薄膜
素子のしきい値電圧を大きくシフトさせてしまうという
問題をもっており、そのため、従来の窒化シリコン膜を
絶縁膜とする薄膜素子は、この薄膜素子を使用する電子
機器(例えば薄膜素子を能動素子とするアクティブマト
リックス液晶表示装置等)の製造工程における熱処理時
や、前記電子機器の使用中の温度変化によって、動作特
性が大きく変化してしまうという問題をもっていた。
化シリコン膜は、温度が50℃程度以上になると、薄膜
素子のしきい値電圧を大きくシフトさせてしまうという
問題をもっており、そのため、従来の窒化シリコン膜を
絶縁膜とする薄膜素子は、この薄膜素子を使用する電子
機器(例えば薄膜素子を能動素子とするアクティブマト
リックス液晶表示装置等)の製造工程における熱処理時
や、前記電子機器の使用中の温度変化によって、動作特
性が大きく変化してしまうという問題をもっていた。
【0005】本発明の目的は、比較的高い温度でも薄膜
素子のしきい値電圧のシフト量を小さくして、その信頼
性を向上させることができる、窒化シリコン膜を提供す
ることにある。
素子のしきい値電圧のシフト量を小さくして、その信頼
性を向上させることができる、窒化シリコン膜を提供す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の窒化シリコン膜
は、その酸素含有量を2.5〜4.0%としたものであ
る。
は、その酸素含有量を2.5〜4.0%としたものであ
る。
【0007】
【作用】このような酸素含有量の窒化シリコン膜を絶縁
膜とする薄膜素子は、比較的高い温度でも、そのしきい
値電圧のシフト量は小さい。
膜とする薄膜素子は、比較的高い温度でも、そのしきい
値電圧のシフト量は小さい。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。
【0009】この実施例の窒化シリコン膜は、例えばa
−Si :H(水素化アモルファスシリコン)半導体を用
いた薄膜トランジスタのゲート絶縁膜に用いられるもの
であり、その酸素含有量は、2.5〜4.0%の範囲で
ある。
−Si :H(水素化アモルファスシリコン)半導体を用
いた薄膜トランジスタのゲート絶縁膜に用いられるもの
であり、その酸素含有量は、2.5〜4.0%の範囲で
ある。
【0010】この窒化シリコン膜は、プラズマCVD法
により、従来の窒化シリコン膜の成膜に用いられている
プロセスガス(Si H4 ,NH3 ,N2 )にN2 Oを加
えたガスをプロセスガスとして成膜されるもので、その
酸素含有量は、上記プロセスガスのN2 Oの流量を制御
することによって任意に選択することができる。
により、従来の窒化シリコン膜の成膜に用いられている
プロセスガス(Si H4 ,NH3 ,N2 )にN2 Oを加
えたガスをプロセスガスとして成膜されるもので、その
酸素含有量は、上記プロセスガスのN2 Oの流量を制御
することによって任意に選択することができる。
【0011】上記窒化シリコン膜は、例えば次の成膜条
件で成膜する。
件で成膜する。
【0012】 成膜温度(窒化シリコン膜を成膜する基板の温度);2
50℃ プロセスガス;Si H4 /NH3 /N2 O/N2 =30/180/5/270(CCM) 圧力;0.5Torr RF周波数;13.56MHz RFパワー密度;84mW/cm2 成膜膜厚;400nm 上記成膜条件は、従来の窒化シリコン膜の成膜条件に対
して、プロセスガスのうちのNH3 の流量を180ccm
(従来は約60CCM )と多くするとともに、N2 の流量
を270ccm (従来は約390CCM )と少なくし、さら
に従来は使用されていないN2 Oを若干量(5CCM )加
えたもので、この成膜条件で成膜した窒化シリコン膜の
酸素含有量は3.4%である。
50℃ プロセスガス;Si H4 /NH3 /N2 O/N2 =30/180/5/270(CCM) 圧力;0.5Torr RF周波数;13.56MHz RFパワー密度;84mW/cm2 成膜膜厚;400nm 上記成膜条件は、従来の窒化シリコン膜の成膜条件に対
して、プロセスガスのうちのNH3 の流量を180ccm
(従来は約60CCM )と多くするとともに、N2 の流量
を270ccm (従来は約390CCM )と少なくし、さら
に従来は使用されていないN2 Oを若干量(5CCM )加
えたもので、この成膜条件で成膜した窒化シリコン膜の
酸素含有量は3.4%である。
【0013】上記成膜条件で成膜した窒化シリコン膜を
ゲート絶縁膜とする薄膜トランジスタは、従来の窒化シ
リコン膜を用いた薄膜トランジスタに比べて温度に対す
るしきい値電圧のシフト量が小さい。
ゲート絶縁膜とする薄膜トランジスタは、従来の窒化シ
リコン膜を用いた薄膜トランジスタに比べて温度に対す
るしきい値電圧のシフト量が小さい。
【0014】これは、上記成膜条件で成膜した窒化シリ
コン膜を用いた被検体と、従来の窒化シリコン膜を用い
た被検体とを製作し、これら被検体をBT処理(Bias
Temperature treatment)してBT処理温度に対する容
量−電圧特性のしきい値電圧Vthのシフト量ΔVthを調
べた結果からも確認された。
コン膜を用いた被検体と、従来の窒化シリコン膜を用い
た被検体とを製作し、これら被検体をBT処理(Bias
Temperature treatment)してBT処理温度に対する容
量−電圧特性のしきい値電圧Vthのシフト量ΔVthを調
べた結果からも確認された。
【0015】図1および図2は上記被検体を示してい
る。この被検体は、ガラス基板1の上に、下部電極2
と、窒化シリコン膜3と、a−Si :Hからなるi型半
導体層4およびn型半導体層5と、上部電極6とを積層
したもので、下部電極2上の各積層膜3,4,5,6の
一部には、下部電極2に電圧を印加するための開口7を
設けてある。なお、上記実施例の窒化シリコン膜を用い
た被検体も、従来の窒化シリコン膜を用いた被検体も、
その窒化シリコン膜3は、平行平板型プラズマCVD装
置によって400nmの膜厚に成膜した。
る。この被検体は、ガラス基板1の上に、下部電極2
と、窒化シリコン膜3と、a−Si :Hからなるi型半
導体層4およびn型半導体層5と、上部電極6とを積層
したもので、下部電極2上の各積層膜3,4,5,6の
一部には、下部電極2に電圧を印加するための開口7を
設けてある。なお、上記実施例の窒化シリコン膜を用い
た被検体も、従来の窒化シリコン膜を用いた被検体も、
その窒化シリコン膜3は、平行平板型プラズマCVD装
置によって400nmの膜厚に成膜した。
【0016】上記被検体のBT処理温度に対するしきい
値電圧Vthのシフト量ΔVthは、次のようにして求め
た。
値電圧Vthのシフト量ΔVthは、次のようにして求め
た。
【0017】まず、被検体を無バイアス状態で200℃
に約10分間加熱して初期化処理し、この被検体の容量
−電圧特性を測定した。次に、初期化処理した被検体を
25〜80℃の範囲の所定のBT処理温度に加熱して下
部電極2と上部電極6との間にバイアス電圧を約10分
間印加するBT処理を行ない、BT処理後の容量−電圧
特性を測定した。このBT処理は、負のバイアス電圧を
印加する−BT処理と、正のバイアス電圧を印加する+
BT処理との両方の処理を行ない、両方のBT処理後の
容量−電圧特性をそれぞれ測定した。なお、上記−BT
処理は、下部電極2に、上部電極6に対して−0.87
5MV/cmの電界を印加して行ない、+BT処理は、
下部電極2に、上部電極6に対して+0.875MV/
cmの電界を印加して行なった。
に約10分間加熱して初期化処理し、この被検体の容量
−電圧特性を測定した。次に、初期化処理した被検体を
25〜80℃の範囲の所定のBT処理温度に加熱して下
部電極2と上部電極6との間にバイアス電圧を約10分
間印加するBT処理を行ない、BT処理後の容量−電圧
特性を測定した。このBT処理は、負のバイアス電圧を
印加する−BT処理と、正のバイアス電圧を印加する+
BT処理との両方の処理を行ない、両方のBT処理後の
容量−電圧特性をそれぞれ測定した。なお、上記−BT
処理は、下部電極2に、上部電極6に対して−0.87
5MV/cmの電界を印加して行ない、+BT処理は、
下部電極2に、上部電極6に対して+0.875MV/
cmの電界を印加して行なった。
【0018】次に、上記被検体の初期化処理後の容量−
電圧特性(以下初期特性という)と、−BT処理後およ
び+BT処理後の容量−電圧特性とから、初期特性に対
する−BT処理後のしきい値電圧のシフト量と、上記初
期特性に対する+BT処理後のしきい値電圧のシフト量
とを求め、これらシフト量から、BT処理温度に対する
しきい値電圧Vthのシフト量ΔVthを算出した。
電圧特性(以下初期特性という)と、−BT処理後およ
び+BT処理後の容量−電圧特性とから、初期特性に対
する−BT処理後のしきい値電圧のシフト量と、上記初
期特性に対する+BT処理後のしきい値電圧のシフト量
とを求め、これらシフト量から、BT処理温度に対する
しきい値電圧Vthのシフト量ΔVthを算出した。
【0019】なお、上記被検体のBT処理温度に対する
しきい値電圧Vthのシフト量ΔVthは、上記−BT処理
を行なったときのシフト量ΔVth(-) と、+BT処理を
行なったときのシフト量ΔVth(+) との和であり、上記
シフト量ΔVthは、ΔVth=ΔVth(-) +ΔVth(+) と
して求められる。
しきい値電圧Vthのシフト量ΔVthは、上記−BT処理
を行なったときのシフト量ΔVth(-) と、+BT処理を
行なったときのシフト量ΔVth(+) との和であり、上記
シフト量ΔVthは、ΔVth=ΔVth(-) +ΔVth(+) と
して求められる。
【0020】図3は、BT処理温度を25℃,50℃,
80℃の3段階に選んで、各BT処理温度に対する被検
体のしきい値電圧Vthのシフト量ΔVthを調べた結果を
示しており、図において実線は上記実施例の窒化シリコ
ン膜(酸素含有量3.4%)を用いた被検体の特性、破
線は従来の窒化シリコン膜(酸素含有量0.02%)を
用いた被検体の特性である。
80℃の3段階に選んで、各BT処理温度に対する被検
体のしきい値電圧Vthのシフト量ΔVthを調べた結果を
示しており、図において実線は上記実施例の窒化シリコ
ン膜(酸素含有量3.4%)を用いた被検体の特性、破
線は従来の窒化シリコン膜(酸素含有量0.02%)を
用いた被検体の特性である。
【0021】この図3のように、上記実施例の窒化シリ
コン膜を用いた被検体は、従来の窒化シリコン膜を用い
た被検体に比べて、BT処理温度に対するしきい値電圧
のシフト量ΔVthが小さく、特に50℃以上(図では8
0℃)の比較的高い温度に対するシフト量ΔVthは、従
来のものに比べてかなり小さい。
コン膜を用いた被検体は、従来の窒化シリコン膜を用い
た被検体に比べて、BT処理温度に対するしきい値電圧
のシフト量ΔVthが小さく、特に50℃以上(図では8
0℃)の比較的高い温度に対するシフト量ΔVthは、従
来のものに比べてかなり小さい。
【0022】したがって、上記実施例の窒化シリコン膜
を薄膜トランジスタのゲート絶縁膜に用いれば、比較的
高い温度でも薄膜トランジスタのしきい値電圧のシフト
量は小さいから、その信頼性を向上させることができ
る。
を薄膜トランジスタのゲート絶縁膜に用いれば、比較的
高い温度でも薄膜トランジスタのしきい値電圧のシフト
量は小さいから、その信頼性を向上させることができ
る。
【0023】なお、上記窒化シリコン膜は、薄膜トラン
ジスタのゲート絶縁膜に限らず、例えば薄膜ダイオード
等の各種薄膜素子の絶縁膜に広く適用できる。
ジスタのゲート絶縁膜に限らず、例えば薄膜ダイオード
等の各種薄膜素子の絶縁膜に広く適用できる。
【0024】また、図3には、酸素含有量が3.4%の
窒化シリコン膜を用いた被検体のBT処理温度に対する
しきい値電圧シフト量ΔVthを示したが、上記酸素含有
量は2.5〜4.0%の範囲であればよく、酸素含有量
がこの範囲であれば、薄膜素子の温度によるしきい値電
圧のシフト量を、従来の窒化シリコン膜を用いる薄膜素
子に比べて十分小さくすることができる。
窒化シリコン膜を用いた被検体のBT処理温度に対する
しきい値電圧シフト量ΔVthを示したが、上記酸素含有
量は2.5〜4.0%の範囲であればよく、酸素含有量
がこの範囲であれば、薄膜素子の温度によるしきい値電
圧のシフト量を、従来の窒化シリコン膜を用いる薄膜素
子に比べて十分小さくすることができる。
【0025】すなわち、図4は、図1および図2に示し
た被検体の窒化シリコン膜の酸素含有量を種々の値に選
んで、各被検体を25℃,50℃,80℃の温度でBT
処理したときのBT処理温度に対するしきい値電圧シフ
ト量ΔVthを調べた結果を示している。
た被検体の窒化シリコン膜の酸素含有量を種々の値に選
んで、各被検体を25℃,50℃,80℃の温度でBT
処理したときのBT処理温度に対するしきい値電圧シフ
ト量ΔVthを調べた結果を示している。
【0026】この図4のように、酸素含有量が2.5〜
4.0%の範囲の窒化シリコン膜を用いた被検体は、2
5℃,50℃,80℃のいずれの温度でBT処理したと
きも、しきい値電圧のシフト量ΔVthは小さい。これに
対して、酸素含有量が2.5%より少ない窒化シリコン
膜や、酸素含有量が4.0%より多い窒化シリコン膜を
用いた被検体は、BT処理温度が50℃より低ければ、
しきい値電圧のシフト量ΔVthは比較的小さいが、50
℃以上でBT処理すると、しきい値電圧がかなり大きく
シフトしてしまう。
4.0%の範囲の窒化シリコン膜を用いた被検体は、2
5℃,50℃,80℃のいずれの温度でBT処理したと
きも、しきい値電圧のシフト量ΔVthは小さい。これに
対して、酸素含有量が2.5%より少ない窒化シリコン
膜や、酸素含有量が4.0%より多い窒化シリコン膜を
用いた被検体は、BT処理温度が50℃より低ければ、
しきい値電圧のシフト量ΔVthは比較的小さいが、50
℃以上でBT処理すると、しきい値電圧がかなり大きく
シフトしてしまう。
【0027】なお、上記窒化シリコン膜の酸素含有量
は、上述したように、プロセスガス(Si H4 ,N
H3 ,N2 O,N2 )のN2 Oの流量を制御することに
よって任意に選ぶことができる。すなわち、N2 Oの流
量を多くすると、成膜される窒化シリコン膜の酸素含有
量が増加し、N2 Oの流量を少なくすると、成膜される
窒化シリコン膜の酸素含有量が減少する。
は、上述したように、プロセスガス(Si H4 ,N
H3 ,N2 O,N2 )のN2 Oの流量を制御することに
よって任意に選ぶことができる。すなわち、N2 Oの流
量を多くすると、成膜される窒化シリコン膜の酸素含有
量が増加し、N2 Oの流量を少なくすると、成膜される
窒化シリコン膜の酸素含有量が減少する。
【0028】
【発明の効果】本発明の窒化シリコン膜は、その酸素含
有量を2.5〜4.0%としたものであるから、比較的
高い温度にさらされても薄膜素子のしきい値電圧のシフ
ト量を小さくして、その信頼性を向上させることができ
る。
有量を2.5〜4.0%としたものであるから、比較的
高い温度にさらされても薄膜素子のしきい値電圧のシフ
ト量を小さくして、その信頼性を向上させることができ
る。
【図1】BT処理温度に対するしきい値電圧Vthのシフ
ト量ΔVthを調べるのに用いた被検体の平面図。
ト量ΔVthを調べるのに用いた被検体の平面図。
【図2】図1のII−II線に沿う断面図。
【図3】BT処理温度と被検体のしきい値電圧シフト量
ΔVthとの関係を示す図。
ΔVthとの関係を示す図。
【図4】窒化シリコン膜の酸素含有量とBT処理温度に
対する被検体のしきい値電圧シフト量ΔVthとの関係を
示す図。
対する被検体のしきい値電圧シフト量ΔVthとの関係を
示す図。
1…ガラス基板、2…下部電極、3…窒化シリコン膜、
4…i型半導体層、5…n型半導体層、6…上部電極、
7…開口。
4…i型半導体層、5…n型半導体層、6…上部電極、
7…開口。
Claims (1)
- 【請求項1】 プラズマCVD法により成膜される窒化
シリコン膜において、その酸素含有量を2.5〜4.0
%としたことを特徴とする窒化シリコン膜。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31868891A JPH05129288A (ja) | 1991-11-07 | 1991-11-07 | 窒化シリコン膜 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31868891A JPH05129288A (ja) | 1991-11-07 | 1991-11-07 | 窒化シリコン膜 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05129288A true JPH05129288A (ja) | 1993-05-25 |
Family
ID=18101909
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31868891A Pending JPH05129288A (ja) | 1991-11-07 | 1991-11-07 | 窒化シリコン膜 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05129288A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6414825B1 (en) * | 1998-10-06 | 2002-07-02 | Tdk Corporation | Thin film device, thin film magnetic head and magnetoresistive element |
-
1991
- 1991-11-07 JP JP31868891A patent/JPH05129288A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6414825B1 (en) * | 1998-10-06 | 2002-07-02 | Tdk Corporation | Thin film device, thin film magnetic head and magnetoresistive element |
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