JPH05128738A - 光デイスク装置のpll回路 - Google Patents

光デイスク装置のpll回路

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JPH05128738A
JPH05128738A JP3289034A JP28903491A JPH05128738A JP H05128738 A JPH05128738 A JP H05128738A JP 3289034 A JP3289034 A JP 3289034A JP 28903491 A JP28903491 A JP 28903491A JP H05128738 A JPH05128738 A JP H05128738A
Authority
JP
Japan
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signal
optical disk
circuit
voltage
capacitor
Prior art date
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Pending
Application number
JP3289034A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Meguro
洋 目黒
Makoto Matsuzaki
誠 松崎
Naoto Inaba
直人 稲葉
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Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Publication date
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  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 記録モード又は消去モードから再生モードに
した場合に、瞬時に再生信号とPLL回路からの基準ク
ロック信号とを同期させる。 【構成】 ループフィルタ3のコンデンサCに接続され
た閉成回路6が再生開始指令信号の入力に伴い接点を閉
成してループフィルタ3のコンデンサCに保持されてい
る電位を放電させる。そして、電圧制御回路4の出力信
号が直ちに再生信号に同期するような制御電圧を電圧制
御回路4に出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光ディスク再生回路のP
LL回路に関し、特に再生開始時に、ループフィルタを
閉成するPLL回路の制御に関するものである。
【0002】
【従来の技術】光ディスク装置における再生動作は、光
ディスクに記録された信号をレーザ光を照射し、反射光
を受光素子で受け、受光素子より再生信号を得る。そし
て、この再生信号を2値化する。この2値化した再生信
号からPLL(Phase Locked Loop )回路を用いてクロ
ックを抽出し、データ再生に使用するのが一般的であ
る。 図2は従来の光ディスク装置のPLL回路の概略
構成図である。図2において、位相比較器1は、再生信
号と後述するクロック信号との位相を比較し、その位相
差に応じたパルス幅出力をする。この位相比較器1に入
力される再生信号は前述の2値化した再生信号である。
ループフィルタ3は、抵抗R、コンデンサCで構成さ
れ、チャージポンプ2からのアナログ電圧の低周波成分
のみを濾波するとともに、チャージポンプ2からのアナ
ログ電圧に基づく電位を所定の間維持するためのもであ
る。電圧制御発生回路(以下、VCOという)4は、チ
ャージポンプ2からのアナログ電圧の入力がない場合は
自走周波数で発振したクロック信号を出力し、入力が加
えられると、その自走周波数と入力したアナログ電圧の
周波数の差が縮まる方向へ直流的に制御した周波数のク
ロック信号を出力する。
【0003】ここで、VCO4から出力されるクロック
信号と再生信号が同期している状態を「ロック状態」と
言うこととする。そして、ロック状態に引き込むことが
可能なクロック信号の周波数を「引き込み可能な周波
数」と言うこととする。
【0004】以上のような構成により、VCO4から出
力されるクロック信号の周波数はしだいに引き込み可能
な周波数に近づき、ロック状態となり、再生信号と同期
したクロック信号を作り出すことができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
なPLL回路は、再生動作のときに必要となるものであ
るが、光ディスク装置には、ディスクからの再生のみな
らず、ディスクに記録された情報の消去およびディスク
に対して情報の記録を行うものもある。たとえば光磁気
ディスクを用いるものがある。
【0006】このような再生,記録,消去を行う装置
(以下、総称して光ディスク装置という)においては、
動作モードとして、再生モード,記録モード,消去モー
ドがある。
【0007】再生モード時は、上記のような動作によ
り、ロック状態を維持している。しかしながら、記録モ
ード時、消去モード時においては、再生信号が入力され
ない。この場合、位相比較器1に入力される信号(受光
素子の出力を2値化して作られる信号)は、不定な状態
となり、非常に周波数の高い信号であったり、また非常
に周波数の低い信号であったりする。このことは、記録
モード時、消去モード時に限るわけではなく、再生モー
ド時以外のときに、位相比較器1にノイズが入力された
ときも同様である。
【0008】このように、位相比較器1への入力が不定
の状態になると、PLL回路は正常な動作ができなくな
る。たとえば、チャージポンプ2からのアナログ転圧が
電源電圧付近まで上昇し、VCO4からのクロック信号
の周波数が、再生モード時における引き込み可能な周波
数から大きくはずれることになる。
【0009】このような状態で、再生モードになり、再
生信号が位相比較器1に入力されると、ロック状態にな
るまでに多くの時間を要するという問題点があった。
【0010】本発明は以上の問題点を解決するためにな
されたもので、再生モードになったときに、瞬時にロッ
ク状態にすることがでる光ディスク装置のPLL回路を
提供することを目的する。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明に係わる光磁気デ
ィスク装置は、クロック信号と光ディスクからの再生信
号を2値化して得た2値化信号を入力して位相を比較
し、その位相差に応じた差電圧を出力する位相比較回路
と、抵抗とコンデンサからなり、差電圧を入力し低周波
成分を濾波して出力するルーブフィルタと、ループフィ
ルタからの出力を入力し、差電圧に応じた周波数の前記
クロック信号を出力する電圧制御発生回路と、コンデン
サと並列接続された接点を有し、光ディスクの再生開始
時に接点を一瞬閉成する閉成回路とを備えたものであ
る。
【0012】また、クロック信号と光ディスクからの再
生信号を2値化して得た2値化信号を入力して位相を比
較し、その位相差に応じた差電圧を出力する位相比較回
路と、抵抗とコンデンサからなり、差電圧を入力し低周
波数成分を濾波して出力するループフィルタと、ループ
フィルタからの出力を入力し、差電圧に応じた周波数ク
ロック信号を出力する電圧制御発生回路と、コンデンサ
と並列接続された接点を有し、光ディスクの再生中以外
の時に接点を閉成する閉成回路とを備えたものである。
【0013】
【作用】請求項1に係る発明においては、閉成回路が再
生開始時に一瞬閉成してループフィルタのコンデンサに
充電されている電荷を放電させる。
【0014】請求項2に係る発明においては、閉成回路
を再生時以外のときに閉成しておく。したがって、再生
開始時には、コンデンサには電荷が蓄積されていない。
【0015】このようにして、再生開始時に、クロック
信号が再生信号に同期するような差電圧が直ちに電圧制
御発生回路に入力される。
【0016】
【実施例】
(実施例1)図1は本は発明の実施例による光ディスク
装置のPLL回路の概略構成図である。図1において、
図2と同一符号を付したものは、図2つと同様なもので
ある。 ディスクコントローラ5は、光ディスクに対す
る記録・再生・消去の制御を行い、光ディスクの再生を
行っているときは、リードゲート信号を出力する。この
リードゲート信号は、たとえば、光ディスクの再生時に
ロウレベルとなり、再生時以外のときにハイレベルとな
る信号である。スイッチ6は、コンデンサCに対して接
点の開閉をする。
【0017】上記のように構成された光ディスク装置の
PLL回路について、以下にその動作を説明する。光デ
ィスクの再生が開始される直前に、ディスクコントロー
ラ5から、リードゲート信号が出力される。スイッチ6
にリードゲート信号が入力されるとスイッチ6の接点は
一瞬閉じられ、再び開かれる。このようなスイッチはア
ナログスイッチ等を用いれば、容易に構成することがで
きる。
【0018】スイッチ6の接点が閉じられる前に、チャ
ージポンプ2の出力が電源電圧付近まで上昇し、VCO
4からのクロック信号が引き込み可能な周波数範囲外に
なっていたとする。この場合、コンデンサCに充電され
ていた電荷はスイッチ6の接点が閉じられている間に放
電され、VCO4の入力は基準電圧(この場合は0V付
近とする)となる。
【0019】従って、VCO4からの出力であるクロッ
ク信号は、瞬時に引き込み可能な周波数範囲にされて、
すぐにロック状態となり、再生信号と同期した信号とな
る。そして、位相比較器1はクロック信号との位相差を
比較し、その差電圧をチャージポンプ2に出力する。チ
ャージポンプ2は位相比較器1からの差電圧に対応する
アナログ電圧に変換してVCO4に出力する。この場合
は、再生信号とクロック信号とは同期がとれているため
に差電圧はほとんど変化しない。
【0020】次に、VCO4はループフィルタ3によっ
てフィルタ処理されたチャージポンプ2からのアナログ
電圧に基づいて、再生信号と自走周波数の差が縮まる方
向へ直流的に制御した周波数の基準クロックを出力す
る。
【0021】つまり、例えば記録モード又は消去モード
から再生モードにしたときに、直ちにPLL回路が動作
し、再生信号に同期した基準クロックを抽出するために
ループフィルタ3の容量を瞬時に放電させてVCO4の
入力電圧を基準電圧である0V付近とし、PLLがロッ
ク状態を維持するようにするのである。
【0022】上述のように、スイッチ6は、リードゲー
ト信号が入力されたときに一瞬閉じられるわけである
が、閉じる時間は、コンデンサCが放電するのに十分な
時間であればよい。また、再生信号が入力されてくるる
前にスイッチ6は開かれることが好ましい。
【0023】(実施例2)次に、本発明の他の実施例に
ついて説明する。実施例1では、スイッチ6にリードゲ
ート信号が入力されたときスイッチ6の接点を一瞬閉じ
ることとしたが、本実施例においては、リードゲート信
号がスイッチ6に入力されていないときにスイッチ6の
接点を閉じておく。そして、再生モードになったとき、
すなわちリードゲート信号が入力されたときにスイッチ
6の接点を開く。
【0024】このようにすることにより、再生モード以
外のときはコンデンサCが充電されず、再生モードにな
ると、接点が開くことにより、ループフィルタ3が動作
可能となり、かつPLL回路をすぐにロック状態とする
ことができる。
【0025】スイッチ6の接点を開閉するタイミングと
しては、リードゲート信号が入力されているときは、接
点を開いた状態にしておく。そして、リードゲート信号
が入力されなくなったら、接点を閉じる。そして、次に
リードゲート信号が入力されるまで接点を閉じた状態に
する。この場合、リードゲート信号が入力される直前に
接点が閉じられていればよいから、必ずしもリードゲー
ト信号が入力されなくなったタイミングで接点を閉じる
必要はなく、ある時間だけ遅延させて閉じてもよい。ま
た、実施例1と実施例2を併用してもよい。
【0026】なお、上記実施例ではディスクコントロー
ラ5からのリード信号をスイッチ6に入力したが、、リ
ードゲート信号の出力に伴って発振器からの発振信号に
よりスイッチ6を制御してもよい。
【0027】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、記録モー
ド又は消去モードから再生モードにして再生信号を位相
比較回路に入力させても直ちに電圧制御発生回路の出力
信号が再生信号に同期するという高価が得られている。
【0028】また、直ちに電圧制御発生回路の出力信号
が再生信号に同期するようにしたので、データの再生に
無駄時間がないという効果が得られている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の光ディスク装置のPLL回路
の概略構成図である。
【図2】従来の光ディスク装置のPLL回路の概略構成
図である。
【符号の説明】
1 位相比較器 2 チャージポンプ 3 ループフィルタ 4 電圧制御発生回路 5 ディスクコントローラ 6 スイッチ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クロック信号と光ディスクからの再生信
    号を2値化して得た2値化信号を入力して位相を比較
    し、その位相差に応じた差電圧を出力する位相比較回路
    と、 抵抗とコンデンサからなり、前記差電圧を入力し低周波
    成分を濾波して出力するループフィルタと、 前記ループフィルタからの出力を入力し、前記差電圧に
    応じた周波数の前記クロック信号を出力する電圧制御発
    生回路と、 前記コンデンサと並列接続された接点を有し、前記光デ
    ィスクの再生開始時に前記接点を一瞬閉成する閉成回路
    と、 を備えたことを特徴とする光ディスク装置のPLL回
    路。
  2. 【請求項2】 クロック信号と光ディスクからの再生信
    号を2値化して得た2値化信号を入力して位相を比較
    し、その位相差に応じた差電圧を出力する位相比較回路
    と、 抵抗とコンデンサからなり、前記差電圧を入力し低周波
    数成分を濾波して出力するループフィルタと、 前記ループフィルタからの出力を入力し、前記差電圧に
    応じた周波数の前記クロック信号を出力する電圧制御発
    生回路と、 前記コンデンサと並列接続された接点を有し、前記光デ
    ィスクの再生中以外の時に前記接点を閉成する閉成回路
    とを備えたことを特徴とする光ディスク装置のPLL回
    路。
JP3289034A 1991-11-06 1991-11-06 光デイスク装置のpll回路 Pending JPH05128738A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR970023250A (ko) * 1995-10-25 1997-05-30 이데이 노부유키 Pll회로 및 디지탈신호 재생장치
KR100413470B1 (ko) * 2002-04-08 2004-01-03 엘지전자 주식회사 양자화 장치의 pll 필터 안정화 장치

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR970023250A (ko) * 1995-10-25 1997-05-30 이데이 노부유키 Pll회로 및 디지탈신호 재생장치
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