JPH05128583A - 光ピツクアツプ - Google Patents
光ピツクアツプInfo
- Publication number
- JPH05128583A JPH05128583A JP3310078A JP31007891A JPH05128583A JP H05128583 A JPH05128583 A JP H05128583A JP 3310078 A JP3310078 A JP 3310078A JP 31007891 A JP31007891 A JP 31007891A JP H05128583 A JPH05128583 A JP H05128583A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spot
- light
- signal
- detector
- photodetector
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Optical Recording Or Reproduction (AREA)
- Optical Head (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 隣接ピットからの影響が少ない、高密度記録
ディスク再生用の光ピックアップを得る。 【構成】 ディスクからの反射光を収束させ、そのスポ
ット光の内周部より得られる信号から外周部の信号の一
部を減算して信号出力を得る。 【効果】 収差などにより、スポット外周部の不要な信
号が内周部に混入する影響をキャンセル出来る。
ディスク再生用の光ピックアップを得る。 【構成】 ディスクからの反射光を収束させ、そのスポ
ット光の内周部より得られる信号から外周部の信号の一
部を減算して信号出力を得る。 【効果】 収差などにより、スポット外周部の不要な信
号が内周部に混入する影響をキャンセル出来る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ディスクを再生する
ための光ピックアップに関する。
ための光ピックアップに関する。
【0002】
【従来の技術】光ピックアップはレーザ光をディスク面
上に絞り込み、その反射光により信号を得るが、その絞
り込まれたスポット径が小さいほど、高密度に記録され
たディスクの再生が可能となる。ディスク上のスポット
は、通常図4に示す様に、中央部に光強度の強い部分が
あり、その周辺部にはリング状に光強度の大きくなる部
分が生ずる。
上に絞り込み、その反射光により信号を得るが、その絞
り込まれたスポット径が小さいほど、高密度に記録され
たディスクの再生が可能となる。ディスク上のスポット
は、通常図4に示す様に、中央部に光強度の強い部分が
あり、その周辺部にはリング状に光強度の大きくなる部
分が生ずる。
【0003】このスポット中心部の直径は、対物レンズ
に入射するビーム強度を均一にする、或いはビームの中
心部の光を遮ること等により小さくすることが出来る
が、周辺部の光強度はこれに反比例して上昇する。再生
のため有害なこの外周部からの光を除去するため、ディ
スクからの戻り光を収束させその中心部のみで通過させ
実質的に小さなスポットで再生した効果を得る構成の光
ピックアップが考えられている。
に入射するビーム強度を均一にする、或いはビームの中
心部の光を遮ること等により小さくすることが出来る
が、周辺部の光強度はこれに反比例して上昇する。再生
のため有害なこの外周部からの光を除去するため、ディ
スクからの戻り光を収束させその中心部のみで通過させ
実質的に小さなスポットで再生した効果を得る構成の光
ピックアップが考えられている。
【0004】図3にその1例を示す。同図に於いて、レ
ーザ1より出射したビームはコリメートレンズ2,偏光
ビームスプリッタ3,1/4波長板4を経由して対物レ
ンズ5によりディスク6上にスポットとして絞り込まれ
る。ディスク6からの反射光は対物レンズ5,1/4波
長板4を通り偏光ビームスプリッタ7に入る。この入射
光の一部は非点収差光学系8を通り、光検出器9に入射
し、周知の非点収差方式のフォーカスエラー信号を得
る。
ーザ1より出射したビームはコリメートレンズ2,偏光
ビームスプリッタ3,1/4波長板4を経由して対物レ
ンズ5によりディスク6上にスポットとして絞り込まれ
る。ディスク6からの反射光は対物レンズ5,1/4波
長板4を通り偏光ビームスプリッタ7に入る。この入射
光の一部は非点収差光学系8を通り、光検出器9に入射
し、周知の非点収差方式のフォーカスエラー信号を得
る。
【0005】一方、ビームスプリッタ7を通過したビー
ムは収束レンズ10,反射プリズム11,ピンホール1
2を経由して光検出器13に達する。ピンホール12は
収束レンズ10の焦点位置に置かれており、この位置で
は収束レンズ10と対物レンズ5の焦点距離の比の大き
さでディスク面が再現されるから、ピンホール12の径
を適宜選択することにより、ディスク上スポットの外周
部による反射光は除かれ、スポット中央部に相当する光
のみを光検出器13で受けることが出来る。光検出器1
3は2分割素子であり、信号検出の他にプッシュプル方
式のトラッキングエラー信号検出が行える。
ムは収束レンズ10,反射プリズム11,ピンホール1
2を経由して光検出器13に達する。ピンホール12は
収束レンズ10の焦点位置に置かれており、この位置で
は収束レンズ10と対物レンズ5の焦点距離の比の大き
さでディスク面が再現されるから、ピンホール12の径
を適宜選択することにより、ディスク上スポットの外周
部による反射光は除かれ、スポット中央部に相当する光
のみを光検出器13で受けることが出来る。光検出器1
3は2分割素子であり、信号検出の他にプッシュプル方
式のトラッキングエラー信号検出が行える。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述のように従来技術
では、収束された戻り光の中心部を検出することにより
信号出力を得ているが、実際には光学系の収差などのた
めに戻り光の中心部にもディスク上スポットの外周部か
らの反射光が混入し、再生信号に隣接するピットの影響
が現れ、信号の品質を劣化させている。
では、収束された戻り光の中心部を検出することにより
信号出力を得ているが、実際には光学系の収差などのた
めに戻り光の中心部にもディスク上スポットの外周部か
らの反射光が混入し、再生信号に隣接するピットの影響
が現れ、信号の品質を劣化させている。
【0007】
【課題を解決するための手段】そのため本発明では、光
ディスクからの反射光を収束させることによりスポット
を形成し、そのスポットの内周部と外周部の光を独立に
検出可能とし、内周部の光を検出する光検出器により得
られる電気信号から、外周部の光を検出する光検出器に
より得られる電気信号の一部を減算して信号を得るよう
にしたものである。
ディスクからの反射光を収束させることによりスポット
を形成し、そのスポットの内周部と外周部の光を独立に
検出可能とし、内周部の光を検出する光検出器により得
られる電気信号から、外周部の光を検出する光検出器に
より得られる電気信号の一部を減算して信号を得るよう
にしたものである。
【0008】
【作用】内周部の光を検出するための光検出器に混入し
たディスク上スポットの外周部の信号は、外周部の光を
検出するための光検出器により得られる信号の一部を差
し引くことによりキャンセルすることができる。
たディスク上スポットの外周部の信号は、外周部の光を
検出するための光検出器により得られる信号の一部を差
し引くことによりキャンセルすることができる。
【0009】
【実施例】図1に本発明の1実施例を示す。尚、従来例
と同様の部分は、同符号を付して説明を省略する。図に
おいて、収束レンズ10を通過した後の反射戻り光は、
偏光ビームスプリッタ21,1/4波長板22,ピンホ
ール12を通り光検出器13に達する。光検出器13に
より得られる信号は、ピンホール12上に収束されたス
ポットの中心部のものである。
と同様の部分は、同符号を付して説明を省略する。図に
おいて、収束レンズ10を通過した後の反射戻り光は、
偏光ビームスプリッタ21,1/4波長板22,ピンホ
ール12を通り光検出器13に達する。光検出器13に
より得られる信号は、ピンホール12上に収束されたス
ポットの中心部のものである。
【0010】一方、収束されたスポットの外周部の光は
ピンホール12により反射され、1/4波長板22,偏
光ビームスプリッタ21を通過して光検出器23に達す
る。この光検出器23により得られる信号は、収束され
たスポット外周部のものであるから、この一部を光検出
器13により得られる信号から差し引くことにより混入
した光ディスク上のスポット外周部による信号を除去す
ることができる。
ピンホール12により反射され、1/4波長板22,偏
光ビームスプリッタ21を通過して光検出器23に達す
る。この光検出器23により得られる信号は、収束され
たスポット外周部のものであるから、この一部を光検出
器13により得られる信号から差し引くことにより混入
した光ディスク上のスポット外周部による信号を除去す
ることができる。
【0011】図2は本発明の他の実施例で、その要部を
示したものである。収束レンズ10を通過した反射戻り
光は、反射プリズム11を経由して直接光検出器31に
入射する。光検出器31は、中心部検出器32と周辺部
検出器33によって成り、中心部検出器32は図1の実
施例のピンホール径と同等の大きさであり、その周辺部
を囲む様に周辺部検出器が形成されているため、この両
者の信号出力を前述の様に処理することにより、不要な
信号を除去することができる。
示したものである。収束レンズ10を通過した反射戻り
光は、反射プリズム11を経由して直接光検出器31に
入射する。光検出器31は、中心部検出器32と周辺部
検出器33によって成り、中心部検出器32は図1の実
施例のピンホール径と同等の大きさであり、その周辺部
を囲む様に周辺部検出器が形成されているため、この両
者の信号出力を前述の様に処理することにより、不要な
信号を除去することができる。
【0012】
【発明の効果】以上本発明によれば、光ディスク上のビ
ームスポットのうち、中心部の小さな径のスポットでデ
ィスク上の信号を読み出したことになり、また収差など
の影響により混入する隣接ピットからの影響で打ち消す
ことができるので、品質の良い再生信号を得ることが出
来る。
ームスポットのうち、中心部の小さな径のスポットでデ
ィスク上の信号を読み出したことになり、また収差など
の影響により混入する隣接ピットからの影響で打ち消す
ことができるので、品質の良い再生信号を得ることが出
来る。
【図1】本発明の一実施例を示す概略構成図。
【図2】本発明の他の実施例を示す概略構成図。
【図3】従来例を示す概略構成図。
【図4】本発明の説明をするためのビームスポットの光
強度分布図。
強度分布図。
1 レーザ 2 コリメートレンズ 3,7,21 偏光ビームスプリッタ 4,22 1/4波長板 5 対物レンズ 6 ディスク 8 非点収差光学系 9,13,23,31 光検出器 10 収束レンズ 11 反射プリズム 12 ピンホール 32 中心部検出器 33 周辺部検出器
Claims (1)
- 【請求項1】 レーザ光を光ディスク上に微小スポット
として照射し、前記光ディスクからの反射光を収束レン
ズにより収束させて収束スポットを形成させ、該収束ス
ポットを内周部と外周部とに分離して検出するための光
検出器を設け、前記内周部の光検出器により得られる電
気信号から前記外周部の光検出器により得られる電気信
号の一部を減算して信号出力を得ることを特徴とする光
ピックアップ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3310078A JPH05128583A (ja) | 1991-10-30 | 1991-10-30 | 光ピツクアツプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3310078A JPH05128583A (ja) | 1991-10-30 | 1991-10-30 | 光ピツクアツプ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05128583A true JPH05128583A (ja) | 1993-05-25 |
Family
ID=18000917
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3310078A Withdrawn JPH05128583A (ja) | 1991-10-30 | 1991-10-30 | 光ピツクアツプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05128583A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1997013245A1 (en) * | 1995-10-03 | 1997-04-10 | Asahi Glass Company Ltd. | Optical head device and production method thereof |
WO2010025317A3 (en) * | 2008-08-29 | 2010-06-17 | Omniprobe, Inc. | Single-channel optical processing system for energetic-beam microscopes |
-
1991
- 1991-10-30 JP JP3310078A patent/JPH05128583A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1997013245A1 (en) * | 1995-10-03 | 1997-04-10 | Asahi Glass Company Ltd. | Optical head device and production method thereof |
US6271966B1 (en) | 1995-10-03 | 2001-08-07 | Asahi Glass Company Ltd. | Optical head device including an optically anisotropic diffraction grating and process for its production |
WO2010025317A3 (en) * | 2008-08-29 | 2010-06-17 | Omniprobe, Inc. | Single-channel optical processing system for energetic-beam microscopes |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100238266B1 (ko) | 광학장치 | |
JPH1055567A (ja) | 光ピックアップシステム | |
US5883874A (en) | Optical pickup system for selectively reading a multiple number of optical disks | |
JP3160088B2 (ja) | 光学式情報読取装置 | |
JPH05128583A (ja) | 光ピツクアツプ | |
JP3715443B2 (ja) | 光ピックアップ装置 | |
JP2817452B2 (ja) | 光ピックアップ装置 | |
JPH06180854A (ja) | 光ヘッド装置 | |
JPS63261546A (ja) | 光ピツクアツプ | |
JPH11273100A (ja) | フォーカス誤差信号のオフセット調整可能な光ピックアップ装置 | |
JPH05151593A (ja) | 光ピツクアツプ | |
KR100467376B1 (ko) | 기록매체재생장치및기록매체재생방법 | |
JPH0954971A (ja) | 光学ピックアップおよび再生装置 | |
JP2765402B2 (ja) | 光ヘッド装置 | |
JPH05135401A (ja) | 光ピツクアツプ | |
JPS58208945A (ja) | 焦点検出方法および装置 | |
JPS59116938A (ja) | 光情報検出装置 | |
JPH083911B2 (ja) | 光ヘッド装置 | |
JPH02187929A (ja) | 光学ヘッド | |
KR100423853B1 (ko) | 광디스크재생장치 | |
JPH01241031A (ja) | 光学的情報処理装置 | |
JPH0612697A (ja) | 光ピックアップ | |
JPS63259845A (ja) | 光ピツクアツプ装置 | |
JPS6145419A (ja) | 光ピツクアツプ | |
JPH05217196A (ja) | 光学ヘッド |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990107 |