JPH051275U - 電子機器筺体 - Google Patents

電子機器筺体

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Publication number
JPH051275U
JPH051275U JP5570591U JP5570591U JPH051275U JP H051275 U JPH051275 U JP H051275U JP 5570591 U JP5570591 U JP 5570591U JP 5570591 U JP5570591 U JP 5570591U JP H051275 U JPH051275 U JP H051275U
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JP
Japan
Prior art keywords
main body
battery
speaker
cover plate
housing
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP5570591U
Other languages
English (en)
Inventor
茂 上野
Original Assignee
デイエツクスアンテナ株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by デイエツクスアンテナ株式会社 filed Critical デイエツクスアンテナ株式会社
Priority to JP5570591U priority Critical patent/JPH051275U/ja
Publication of JPH051275U publication Critical patent/JPH051275U/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 蓋板を本体に装着する際に蓋板の向きの間違
いを確実に防止でき、また電池が端子から浮き上がって
外れたり、接触不良を起こしたりすることのない電子機
器筺体を提供する。 【構成】 チャイム用筺体1は、少なくともスピーカ4
と電池6を内蔵する本体2と、それらを覆う蓋板3とか
らなる。本体2内には、電池6とスピーカ4が上下に配
置され、電池6の外周面よりスピーカ4の前面を外方に
突出させてある。蓋板3はスピーカ4と対応する位置に
開口12を有し、その内側に電池6の外周面に当接する
突起13が設けられている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、来訪者などの告知に使用されるチャイムやラジオ等の電子機器の 筺体に関し、詳しくは着脱自在な蓋板を備えた筺体の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
たとえば上記チャイム用筺体の従来例について、図6に基づいて説明すると、 図に示すように、チャイム用筺体21は本体22とスピーカ用の開口28を有す る蓋板23から構成され、本体22内にはスピーカ24や電池25などが内蔵さ れる。電池25は本体22内において電極コイルバネ(図示せず)などを介して 着脱自在に取り付けられる。蓋板23は、電池25の交換時や配線の接続時など に本体22から取り外す必要があるため、着脱自在に装着される。すなわち図6 の筺体21では、蓋板23と本体22とに相互に嵌合可能な嵌合部材(嵌合爪2 6と嵌合片27)を設け、蓋板23が着脱自在に装着される構造になっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した従来の電子機器筺体(チャイム用筺体)では、次のよ うな不都合な点がある。 (1)本体22に対し蓋板23を装着する際に、図7のように蓋板23の向きを間 違えて上下逆さまにして装着することがある。この場合にも、蓋板23と本体2 2の嵌合部材26・27が相互に嵌合するので、蓋板23は本体22に装着され る。しかし、スピーカ用の開口28が本体22のスピーカ24の位置にはこない ので、スピーカ24からの音が蓋板23の内面に遮られ聞こえにくくなる。
【0004】 (2)電池25は、上記したように電極コイルバネ等で弾性的に支持して取り付け られるので、振動等で電池25が電極端子より外れたり、電極端子と電池25の 接触不良が生じたりする。
【0005】 この考案は上述の点に鑑みなされたもので、蓋板を本体に装着する際に蓋板の 向きの間違いを確実に防止でき、また、電池が電極端子から浮き上がって外れた り、電極端子との接触不良を起こしたりすることのない電子機器筺体を提供する ことを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記した目的を達成するためにこの考案の電子機器筺体は、a)スピーカや電 池を含む電子機器を内蔵する本体と、該本体に対し着脱自在に装着される蓋板と からなる電子機器筺体において、b)前記本体内には、前記スピーカと前記電池 とを位置をずらせて配置し、かつ本体内に取り付けられる電池の外周面よりもス ピーカの前面が外方に突出するようにし、c)前記蓋板には、前記スピーカに対 応する位置に音声用の開口を開設するとともに、蓋板を本体に装着した状態で前 記電池の外周面に当接する突出部材を内面に設けている。
【0007】
【作用】
上記した構成を有するこの考案の電子機器筺体によれば、本体に対し蓋板を装 着した状態で、本体内の定位置に取り付けられた電池の外周面に蓋板側内面の突 出部材が当接し、電池をしっかりと押さえ付けて固定する。このため、電池が浮 き上がって端子から外れたり、接触不良を起こしたりしない。また、蓋板を本体 に装着する際に、蓋板の向きが間違っている場合には、電池の外周面より外方に 突出するスピーカの前面に蓋板内面の突出部材が当接するので、蓋板側の嵌合部 材を本体側の嵌合部材に嵌合させることができないから、蓋板が装着できない。 したがって、蓋板の向きが間違っていることが未然に確認でき、蓋板の向きを正 してから本体に装着されるので、蓋板の開口が必ずスピーカの前方に位置して、 スピーカ音が聞こえにくくなることがない。
【0008】
【実施例】
以下、この考案の実施例をチャイム用筺体を例に挙げ、図面に基づいて詳しく 説明する。 図1はチャイム用筺体の側方断面図、図2は図1のチャイム用筺体の正面図、 図3は蓋板を取り外した状態の本体を示す正面図、図4は本体に装着される蓋板 を内側から見た裏面図、図5はチャイム用筺体の側方断面図で、蓋板の誤装着状 態を示す側方断面図である。
【0009】 図1〜図4に示すように、チャイム用の筺体1は、本体2と、この本体2の前 面に対し着脱自在に装着される蓋板3とから構成されている。
【0010】 本体2内の上部には、スピーカ4が配設され、その前面に複数の円形状の開口 5aを有するカバー5が装着されている。スピーカ4はその底部が本体2の底板 2aに埋め込まれ、カバー5によってスピーカ4の前面が覆われている。
【0011】 また、本体2内の下部には、横向きに並べて上下に2本の電池6・6が、それ ぞれ電極コイルバネ7を介して着脱自在に取り付けられるようになっている。前 記スピーカ4と、電池6との高さの関係は、図1あるいは図5に示すように、ス ピーカ4の前面(正確にはそのカバー5)が、電池6・6の外周面よりも前方( 外方)に突出するように設定されている。そして、スピーカ4を押さえているカ バー5は、電池6の装着の邪魔にならないように途中で底板2a側に折り曲げら れている。
【0012】 さらに、スピーカ4と電池6の中間に、複数個の端子8が配設され、その直ぐ 上に、スピーカ4の音量調整用ボリュウム9が配設されている。なお、端子8に は、押ボタン(図示せず)などからの配線が接続される。
【0013】 本体2の上端部と下端部には、幅方向に一定の間隔をあけて2つの嵌合爪10 がそれぞれ形設されている。その他、本体2には、チャイムに必要な電子回路プ リント基板などの電子機器(図示せず)が内蔵されている。
【0014】 一方、蓋板3は、その上端部と下端部の内縁部に、前記各嵌合爪10と嵌合可 能な嵌合片11がそれぞれ形設されている。また本体2のスピーカ4と対応する 位置に、図2および図4のように傾斜した多数の細長い溝状の開口12が平行に 開設されている。さらに、蓋板3の内面の、本体2の電池6には対応する位置に は、ボス状の突起(突出部材)13がそれぞれ突設されている。そして、それら の各突起13の高さは、蓋板3を本体2に装着した状態で、本体2内の電池6の 外周面に当接するように設定されている。
【0015】 上記のようにして構成された本実施例のチャイム用筺体1では、蓋板3が本体 2に装着された状態で、蓋板3の上端および下端の嵌合片11が、本体2の上端 および下端にある嵌合爪10にそれぞれ嵌合し、本体2と一体的になる。また、 蓋板3の開口12が、スピーカ4の直ぐ前方に位置するので、スピーカ4の音が 遮られない。さらに、蓋板3の内側にある2つのボス状の突起13が、本体2内 に取り付けられた電池6・6の外周面を押し付けるので、電池6は定位置に確実 に固定される。
【0016】 一方、蓋板3の装着時に、蓋板3の向きを間違えて本体2に装着しようとした 場合には、図5に示すように蓋板3の内側に設けられた突起13がスピーカ4の 前面を覆うカバー5に当接するので、蓋板3の上端および下端の嵌合片11が本 体2側の嵌合爪10に到達せず、蓋板3を装着することができない。
【0017】 ところで、上記実施例では、チャイム用の筺体を例に挙げて説明したが、本考 案にかかる筺体は、本体2内に少なくともスピーカ4と電池6を内蔵し、本体2 に対し着脱可能な蓋板3を備えた電子機器の筺体であれば、チャイム用筺体に限 らず、たとえばラジオやテープレコーダやポケットベルなどの各種電子機器の筺 体に適用できることはいうまでもない。
【0018】
【考案の効果】
以上説明したことから明らかなように、この考案の電子機器筺体には、次のよ うな効果がある。 (1)蓋板の向きが間違っているときには、本体に装着できないので、従来のよう に、蓋板の誤装着でスピーカの音が聞こえにくくなることがない。 (2)蓋板が装着された状態では、電池の外周面を蓋板の内側に設けられた突出部 材が押し付けるので、振動等で電池が浮き上がって外れたり、また電池が浮き上 がったために端子との接触不良を生じたりすることがない。 (3)前記突出部材が蓋板の内面に設けられており、外観上は従来の筺体と変わら ないので、デザイン的にも優れた電子機器筺体が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施例にかかるチャイム用筺体を示
す側方断面図である。
【図2】図1のチャイム用筺体の正面図である。
【図3】蓋板を取り外した状態のチャイム用筺体を示す
正面図である。
【図4】チャイム用筺体に装着される蓋板を内側から見
た裏面図である。
【図5】蓋板の誤装着状態を示すチャイム用筺体の側方
断面図である。
【図6】従来のチャイム用筺体の構造を示す側方断面図
である。
【図7】従来のチャイム用筺体の誤装着状態を示す側方
断面図である。
【符号の説明】
1 チャイム 2 本体 3 蓋板 4 スピーカ 6 電池 10 嵌合爪 11 嵌合片 12 開口 13 突起(突出部材)

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 スピーカや電池を含む電子機器を内蔵す
    る本体と、該本体に対し着脱自在に装着される蓋板とか
    らなる電子機器筺体において、前記本体内には、前記ス
    ピーカと前記電池とを位置をずらせて配置し、かつ本体
    内に取り付けられる電池の外周面よりもスピーカの前面
    が外方に突出するようにし、前記蓋板には、前記スピー
    カに対応する位置に開口を開設するとともに、蓋板を本
    体に装着した状態で前記電池の外周面に当接する突出部
    材を内面に設けたことを特徴とする電子機器筺体。
JP5570591U 1991-06-21 1991-06-21 電子機器筺体 Withdrawn JPH051275U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5570591U JPH051275U (ja) 1991-06-21 1991-06-21 電子機器筺体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5570591U JPH051275U (ja) 1991-06-21 1991-06-21 電子機器筺体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH051275U true JPH051275U (ja) 1993-01-08

Family

ID=13006307

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5570591U Withdrawn JPH051275U (ja) 1991-06-21 1991-06-21 電子機器筺体

Country Status (1)

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JP (1) JPH051275U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009157149A (ja) * 2007-12-27 2009-07-16 Seiko Epson Corp 電子機器筐体用カバー、電子機器、およびプロジェクタ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009157149A (ja) * 2007-12-27 2009-07-16 Seiko Epson Corp 電子機器筐体用カバー、電子機器、およびプロジェクタ

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Effective date: 19950907