JPH05126793A - 酸素濃度検出器 - Google Patents

酸素濃度検出器

Info

Publication number
JPH05126793A
JPH05126793A JP4116292A JP11629292A JPH05126793A JP H05126793 A JPH05126793 A JP H05126793A JP 4116292 A JP4116292 A JP 4116292A JP 11629292 A JP11629292 A JP 11629292A JP H05126793 A JPH05126793 A JP H05126793A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oxygen concentration
measurement gas
chamber
concentration detector
diffusion hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP4116292A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2989961B2 (ja
Inventor
Makoto Nakae
誠 中江
Shinko Shibata
真弘 柴田
Yoshiki Nakajo
芳樹 中條
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
NipponDenso Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp, NipponDenso Co Ltd filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP4116292A priority Critical patent/JP2989961B2/ja
Priority to EP92108837A priority patent/EP0516038B1/en
Priority to US07/888,107 priority patent/US5298147A/en
Priority to DE69224933T priority patent/DE69224933T2/de
Publication of JPH05126793A publication Critical patent/JPH05126793A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2989961B2 publication Critical patent/JP2989961B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N27/00Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means
    • G01N27/26Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means by investigating electrochemical variables; by using electrolysis or electrophoresis
    • G01N27/403Cells and electrode assemblies
    • G01N27/406Cells and probes with solid electrolytes
    • G01N27/407Cells and probes with solid electrolytes for investigating or analysing gases
    • G01N27/4071Cells and probes with solid electrolytes for investigating or analysing gases using sensor elements of laminated structure
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N27/00Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means
    • G01N27/26Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means by investigating electrochemical variables; by using electrolysis or electrophoresis
    • G01N27/403Cells and electrode assemblies
    • G01N27/406Cells and probes with solid electrolytes
    • G01N27/407Cells and probes with solid electrolytes for investigating or analysing gases
    • G01N27/4071Cells and probes with solid electrolytes for investigating or analysing gases using sensor elements of laminated structure
    • G01N27/4072Cells and probes with solid electrolytes for investigating or analysing gases using sensor elements of laminated structure characterized by the diffusion barrier

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Electrochemistry (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Measuring Oxygen Concentration In Cells (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 測定ガスの急激な圧力変動を受けても安定な
センサ出力が可能な酸素濃度検出器を提供する。 【構成】 一対の固体電解質20、21および23から
なるチャンバ100を有する酸素濃度検出器1の素子2
であって、この固体電解質20の両面には、チャンバ1
00内の酸素イオンを測定ガス側へ輸送するポンプ電極
26、27が形成されているとともに、測定ガスのチャ
ンバ部100内への流入を制限する拡散孔25が形成さ
れており、固体電解質21の両面には、チャンバ部10
0と測定ガス側との酸素分圧差により生ずる濃淡起電力
を検出するセンサ電極28、29が両面に形成されてい
る。そして、この酸素濃度検出器1の拡散孔25の長
さ、直径およびチャンバ25の容積を特定の関係とする
ことにより、測定ガスの急激な圧力変動に対しても安定
したセンサ出力を得ることのできる酸素濃度検出器とし
たことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、測定ガスの急激な圧力
変動が生じても、安定した酸素濃度を検出することので
きる酸素濃度検出器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の酸素濃度検出器としては、例え
ば、特開昭56−130649号公報に開示されている
ように、両端が開口されるとともに、一部にピンホ−ル
形状の拡散孔が形成された閉鎖管の開口端を固体電解質
体によって閉鎖し、この閉鎖管と固体電解質体によって
チャンバ部を形成し、一方側の固体電解質体の相対する
両面にポンプ電極を形成するとともに、他方の固体電解
質体の相対する両面にセンサ電極を形成した構成が知ら
れている。
【0003】上記構成とすることによって、チャンバ部
内とチャンバ部外である測定ガス側との酸素分圧差を拡
散孔によって生じせしめ、この酸素分圧差による酸素濃
淡起電力をセンサ電極によって検出する。そして、測定
ガス中の酸素濃度の変化に伴い、チャンバ部内とチャン
バ部外との酸素分圧差が変化しても、酸素濃淡起電力が
一定になるように、ポンプ電極への印加電圧を制御する
ことによって、この印加電圧に対応する発生電流量によ
り、測定ガスの酸素濃度を検出する。また、同様の作用
を有する酸素濃度検出器が特開昭58−153155号
公報および特開昭60−39548号公報にも開示され
ている。
【0004】ここで、図14および図15に上記構造を
有する酸素濃度検出器の外部圧力変化に対するセンサ出
力の状態を示す。従来構造を有する酸素濃度検出器で
は、図14に示す如く、例えば、内燃機関の排気管中に
生じるような徐々に変化する圧力変化である静的な圧力
変化に対しては、上記のような酸素濃度検出器には圧力
依存性がないことから、圧力変動の大きい使用条件で正
確な酸素濃度を検出するのには有効であった。
【0005】しかし、拡散孔であるピンホールを有する
酸素濃度検出器では、図15に示す如く、例えば、内燃
機関等の吸気管中などにみられるような急激な圧力変化
である動的な圧力変化が生じる場所に酸素濃度検出器を
設置した場合には、酸素濃度検出器の出力が大きく変化
してしまい、正確な酸素濃度の検出ができないという問
題が生じてしまった。
【0006】そのため、例えば図16に示す如く、従来
の酸素濃度検出器では、エンジン回転数の変化に伴う圧
力の急激な変化を受けるため、エンジン回転数に影響さ
れない安定したセンサ出力が不可能になり、正確な酸素
濃度の検出が出来なくなってしまい、従来の酸素濃度検
出器を内燃機関の吸気管に設置し、酸素濃度の検出を行
うことは出来なかった。
【0007】しかし、今日より一層の排ガス規制の必要
性が高まりとともに、内燃機関の燃費の向上が要求され
てきており、そのため吸入空気量とEGRガスとの混入
量を酸素濃度検出器によって制御し、最適なEGR率に
調整する必要が高まってきており、酸素濃度検出器の吸
気管への取り付けの必要性が要求されてきている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明では、
静的な圧力変動はもとより、例えば内燃機関の吸気管の
ような動的な圧力変動の生じる場所に設置したとして
も、正確な酸素濃度を検出することのできる酸素濃度検
出器を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記問題点
の原因を追求した結果、従来の酸素濃度検出器の動的な
圧力変動によるセンサ出力の変化は、以下の原因によっ
て生じることを見出した。
【0010】つまり、従来の酸素濃度検出器では、通常
の場合、測定ガスから拡散孔を介してチャンバ部内に流
入する測定ガスの流入量とポンプ電極によるチャンバ部
内からチャンバ部外への酸素イオンの輸送量とが平衡に
保たれている。しかし、測定ガスの圧力が急激に高くな
った場合、測定ガスとチャンバ部内との圧力差によっ
て、測定ガスから拡散孔を介してチャンバ内に流入する
測定ガスの流入量が必要以上に多くなり、チャンバ内部
の酸素分圧が実際の測定ガスの酸素分圧より高くなって
しまう。そのため、チャンバ内部と測定ガスとの酸素分
圧が平衡となるまで、センサ出力が実際の測定ガスの酸
素濃度より高い値を出力してしまう。
【0011】そこで、我々はチャンバ部外の測定ガスと
チャンバ部内とを連通させる拡散孔の断面積および長さ
とチャンバ部の大きさとを特定することによって、測定
ガスの動的な圧力変動にチャンバ内の圧力が十分追従す
る酸素濃度検出器とすればよいことに着目し、本発明で
は、拡散孔の断面積をS(mm2 )、前記拡散孔の長さ
をl(mm)、前記チャンバ部容積をV(mm3 )とし
た時、 1≦S/(l・V)≦5 の関係を有する酸素濃度検出器を提供するものである。
【0012】
【作用】本発明の酸素濃度検出器では、酸素濃度検出器
の拡散孔の断面積を大きくし、長さを短くするととも
に、チャンバ部の容積を狭くすることによって、測定ガ
スの圧力が急激に変化したとしても、チャンバ部内の圧
力もまた測定ガスの圧力に追従して変化させることがで
きる。そのため、チャンバ部外の圧力とチャンバ部内と
の圧力差が生じ難いために、測定ガスの拡散孔を介して
のチャンバ部内への流入量が測定ガスの動的な変動に影
響することがなく常に一定とすることができるので、セ
ンサ出力を安定に保たせることができ、測定ガスの急激
な動的圧力変動に対しても影響されない酸素濃度検出器
を得ることができる。
【0013】
【実施例】図1は、内燃機関の吸気管内に取り付けられ
ることによって、吸入空気とEGRガスとの混合ガスで
ある測定ガスの中の酸素濃度を検出し、EGR率を高精
度に検出することのできる酸素濃度検出器1の構成図で
ある。
【0014】2は、直方体形状をなす素子であり、測定
ガスに曝されるセンサ部2aとリ−ド取り出し部2bと
からなる。そして、このリード取り出し部2b側をハウ
ジング3の中空部3aに挿入するとともに、この中空部
3aにおいて、耐熱性の無機接着材4およびこの無機接
着材4の大気側にさらに耐熱性のガラス5により、素子
2をハウジング3の中空部3aに気密に固定する。
【0015】また、素子2のリード取り出し部2bから
導出される2本1組のリード線6、7は、円筒状のコネ
クタ8に固定されている接続ピン8a、8bを介して、
酸素濃度検出器1のリード取り出し部1aまで導出され
ている。そして、このリード取り出し部1aにおいて、
リード線6およびリード線7は、印加電圧制御手段であ
る印加電圧制御装置10およびバッテリー11に接続さ
れている。
【0016】また、素子2の測定ガスに直接曝されてい
るセンサ部2aの周囲には、この測定ガスからの保護の
ために、ハウジング3と溶接固定されるとともに、測定
ガスと素子2が直接接触可能とするための連通孔12a
が無数に形成された保護カバー12が形成されている。
【0017】図2は、図1の素子2のセンサ部2aの構
成断面図を示す。素子2は、例えば、ジルコニア(Zn
2 )とイットリア(Y2 3 )とを主成分とする酸素
イオン導電性固体電解質体20、21および22によっ
て囲まれた容積1mm3 のチャンバ部100により構成
されている。
【0018】固体電解質体20には、直径約0.7mm
長さ0.25mmの拡散孔25が形成されるとともに、
白金ペーストよりなる相対向するポンプ電極26、27
が、ポンプ電極26が測定ガス側に、ポンプ電極27が
チャンバ部100側に曝されているように、この固体電
解質体20の両面に形成されている。
【0019】固体電解質体21には、相対向するセンサ
電極28およびセンサ電極29が固体電解質体21の両
面に形成され、センサ電極28がチャンバ部100内に
曝されている。また、センサ電極29側には、スペーサ
30を介して、発熱体31が形成されている。そして、
固体電解質体21とスペーサ30および発熱体31によ
り、測定ガスに連通される基準室101が形成されてい
る。
【0020】また、固体電解質体20と22および固体
電解質体21と22との間には、絶縁シート23および
24が介在されており、この絶縁シート23、24によ
って、ポンプ電極26、27への電圧印加によるセンサ
電極28、29の濃淡起電力の間に生ずる電気的な影響
を防止している。
【0021】発熱体31は、アルミナ等からなるシート
31aおよび31bによって、白金よりなり、波形状を
有する発熱線31cを挟持しており、この発熱線31c
への電圧の印加によって、発熱体31が発熱し、固体電
解質体20、21および22を所定の温度に維持できる
構成となっている。
【0022】また、この酸素濃度検出器1は、ポンプ電
極26、27間において、電圧の印加が可能なように、
リード線6、印加電圧制御装置10を介して、バッテリ
ー12に接続されている。また、センサ電極28、29
間には、リード線7を介して、印加電圧制御装置に電気
的に接続されており、チャンバ部100内と測定ガスと
の酸素分圧差によって生じる酸素濃淡起電力が印加電圧
制御装置10に入力可能となっている。
【0023】図3は、第1実施例の素子2の分解斜視図
を示す。この図3に従って、素子2の製法を詳細に述べ
る。まず、焼成前のジルコニアおよびイットリアを主成
分とするグリーンシートである焼成前の酸素イオン導電
性の固体電解質体20および21の両面に、相対向する
ように白金電極を所定形状に印刷形成することによっ
て、ポンプ電極26および27、センサ電極28および
29を形成する。それぞれの電極形状は、図3に示す如
く素子2のセンサ部2aに相当する箇所においては、チ
ャンバ部100のほぼ一面に相当する面積の検出部26
a、27a、28a、および29aを有しており、セン
サ部2aとリード取り出し部2bとの間に相当する箇所
には、各電極のリード部26b、27b、28b、およ
び29bとしてリード状に形成され、さらに素子2のリ
ード取り出し部2bに相当する箇所には、取り出し部2
6c、27c、28c、および29cとして、取り出し
易いように所定面積の電極が形成されている。
【0024】また、焼成前の固体電解質体20および2
1の素子2のリード取り出し部2bに相当する箇所に
は、互いに重ならない位置関係にスルーホール32およ
び33が形成されており、焼成前の固体電解質体20の
ポンプ電極27をスルーホール32を介することによっ
てポンプ電極26と同じ面に導出させ、ポンプ電極27
の取り出し部27cをポンプ電極26の取り出し部26
cと同一面上に位置させている。同様に、焼成前の固体
電解質体21のセンサ電極28においてもスルーホール
33を介してセンサ電極29と同じ面に導出させ、セン
サ電極28の取り出し部28cをセンサ電極29の取り
出し部29cと同一面上に位置させている。
【0025】また、ジルコニア(ZnO2 )とイットリ
ア(Y23 )を主成分とするグリーンシートである焼
成前の固体電解質体22の両面には、アルミナ(Al2
3 )よりなる絶縁層23が印刷形成されている。
【0026】また、焼成前の固体電解質体21のセンサ
電極29側には、素子2のセンサ部2aに相当する側が
コの字状に形成された、ジルコニア(ZnO2 )とイッ
トリア(Y2 3 )を主成分とするグリーンシートより
なるスペーサ30が重ねられている。
【0027】そして、両面にポンプ電極26、27が形
成された焼成前の固体電解質体20、両面に絶縁層が形
成されている焼成前の固体電解質22、両面にセンサ電
極が形成されている固体電解質体を順次重ねる。そし
て、焼成前の固体電解質体22および絶縁層23、24
には、素子2のセンサ部2aに相当する箇所において、
チャンバ部100を形成するための四角状の穴が形成さ
れている。
【0028】上述のように、順次積層された焼成前の素
子2を圧着によって、積層した素子同士を固定した後、
焼成してグリーンシートを固体電解質体とする。得られ
た第1実施例の酸素濃度検出器1のチャンバ部100の
容積は約1mm3 であった。
【0029】また、素子2の焼成後には、ドリル等によ
り直径0.7mmで長さ0.25mmの拡散孔25を形
成した。また、発熱体31は、アルミナを主成分とする
2枚の絶縁材料のグリーンシート31a、31bの間
に、例えば白金等よりなる導電性のペーストよりなる発
熱線31cおよびこの発熱線31cの取り出し部におい
て接続される白金よりなる金属線32を挟む。この発熱
線31cは、センサ部2aに対応する箇所においては、
波形状に形成するとともに、リード取り出し部2bに相
当する箇所においては、取り出し易いように所定の面積
を有する。
【0030】その後、この積層体を焼成することによっ
て、発熱体31を得る。そして、焼成して得られた素子
2のスペーサ30の固体電解質体21に対向する面側に
おいて、発熱体31を無機接着材によって接合する。
【0031】次にこの酸素濃度検出器1の作動を図2、
図5及び図6を用いて説明する。はじめに、酸素濃度検
出器1のポンプ電極26、27間に印加電圧制御装置1
0およびバッテリー11によって、電圧を印加すると、
電流が流れることにより、チャンバ部100内の酸素イ
オンがチャンバ部100の外側である測定ガス側に輸送
される。
【0032】この輸送に対して、所定の大きさを有する
拡散孔25より、測定ガスがチャンバ部100にポンプ
電流に輸送される酸素イオンに相当する測定ガス分のみ
が流入される。そのため、チャンバ部100内の酸素分
圧が減少し、センサ電極28、29間にチャンバ部10
0の内側と外側との酸素分圧差に起因する酸素濃淡起電
力が発生する。
【0033】図4は、酸素濃度が10%(図4のA)、
15%(図4のB)および20%(図4のC)における
センサ電極28、29間に発生する濃淡起電力であるセ
ンサ起電力とポンプ電極26、27間への印加電圧値に
よるポンプ電流値との関係を示したものである。
【0034】図4からもあきらかなように、測定ガスの
酸素濃度が変化するにしたがい、濃淡起電力に対するポ
ンプ電流の値が変化していることがうかがえる。特に、
濃淡起電力を例えば、40mvに一定に維持するために
は、測定ガスの酸素濃度が10%、15%および20%
と変化するにしたがい、ポンプ電流値が30、50およ
び70mAと酸素濃度に比例したポンプ電流値となり、
この電流値に対応した印加電圧が必要となることがわか
る。
【0035】以上より、センサ電極28、29間に発生
する濃淡起電力が一定になるように、ポンプ電極26、
27間への印加電圧を制御することにより、この印加電
圧によるポンプ電流値が酸素濃度に起因する酸素分圧差
に比例するため、ポンプ電流値をセンサ出力として、測
定ガスの酸素濃度を検出することができることがわか
る。
【0036】これを図5に示す。この図5は、酸素濃淡
起電力を40mVに一定に保たせるために、ポンプ電極
26、27間の印加電圧値を制御した時の酸素濃度とポ
ンプ電流値であるセンサ出力との関係を示しており、こ
の図5からもあきらかなように、酸素濃淡起電力を一定
にすることによって、酸素濃度に比例したセンサ出力が
得られることがわかる。
【0037】次に、本発明の特徴部分である拡散孔25
とチャンバ部100の大きさの最適化について、図6な
いし図7を用いて詳細に説明する。はじめに、本発明者
らは、測定ガスの圧力が急激に変化した場合の出力信号
の変化の原因を追求した結果、測定ガスの圧力が急激に
変化することによって、拡散孔25を介して、チャンバ
部100内の圧力をも急激に変化させてしまうために、
チャンバ部100と測定ガスとの酸素分圧差が急激に変
化してしまい酸素濃淡起電力もまた急に変動してしまう
ことを見出した。
【0038】そこで、発明者らは、たとえ測定ガスの急
激な圧力変動が生じたとしても、チャンバ部100内の
圧力変動に影響されない酸素濃度検出器を得るために、
拡散孔の長さl(mm)、拡散孔の断面積(mm2 )お
よびチャンバ部100の容積(mm3 )に着目して検討
を行った。
【0039】図6は、拡散孔の長さl(mm)、拡散孔
の断面積S(mm2 )およびチャンバ部100の容積V
(mm3 )として、S/(l・V)(mm-2)から得ら
れる数値(以下、この値を固有特性値と称す)と急激な
圧力変動(例えば、エンジン回転数3200rpmにお
いて、20mHgの圧力差の圧力変動が1分間に100
生じる圧力変動)における印加起電力が正常な場合から
のシフト度合いとの関係を示す。ここで、このシフト度
合いとは、エンジン停止状態におけるセンサ出力からの
エンジン運転状態のセンサ出力のシフト度合いを示す。
【0040】図6よりあきらかなように、従来の固有特
性値である1.0mm-2以下のものでは、ポンプ電流値
のシフト度合いが非常に大きくなってしまい、測定ガス
の急激な圧力変動である動的圧力変化に対して影響が大
きくなってしまうことが容易にわかる。
【0041】図7は、酸素濃度が21%の時の各固有特
性値1.5mm-2(図7のD)、5mm-2(図7のE)
および6mm-2(図7のF)におけるセンサ電極28、
29間に生ずる濃淡起電力とセンサ出力との関係を示
す。
【0042】図7よりあきらかなように、固有特性値が
5mm-2より大きくなってしまうと、濃淡起電力が非常
に小さくなってしまい、酸素濃度の正確な検出ができな
くなってしまことが容易にわかる。
【0043】以上より、固有特性値であるS/(l・
V)(mm-2)の値が、1mm-2以上5mm-2以下であ
る場合に、測定ガスの動的圧力変動の影響を受けず正確
な酸素濃度の検出を行うことが可能であることをはじめ
て見出した。
【0044】次に、固有特性値が1〜5の範囲内である
1.54を有する第1実施例の酸素濃度検出器1の特性
を図8ないし図9に示した。図8は、酸素濃度の変化と
センサ出力との関係を示したものであり、図8よりあき
らかなように、本発明の酸素濃度検出器1においても従
来の酸素濃度検出器同様、固有特性値を従来の酸素濃度
検出器より大きくしたとしても、印加電圧値によるセン
サ出力が酸素濃度に比例し、静的な圧力変動等において
正確な酸素濃度を検出することができる。
【0045】また、第1実施例の酸素濃度検出器1で
は、従来の酸素濃度検出器と比べてチャンバ部100の
容積を小さくし、拡散孔25の長さを短くかつ拡散孔2
5の断面積を大きくしたので、測定ガスがチャンバ部に
流入しやすくなることから、センサ出力を大きくするこ
とができ、さらには応答性も例えば、従来800mse
cであったものを100msecに短縮させることがで
きた。
【0046】図9には、第1実施例の酸素濃度検出器1
と固有特性値が7.5×10-3である従来の酸素濃度検
出器における、エンジン回転数とセンサ出力との関係を
示す。
【0047】図9よりあきらかなように、従来の酸素濃
度検出器では、エンジン回転数の変化にともなう吸入空
気とEGRとの混合気の動的圧力変動の影響を直接受け
てしまい、そのためセンサ出力が変動してしまい正確な
酸素濃度の検出ができなかった。しかし、第1実施例の
酸素濃度検出器1では、拡散孔の長さ、断面積およびチ
ャンバ部容積を所定の関係式で特定することによって、
混合気の動的圧力変動を酸素濃度検出器1が受けてもほ
とんどセンサ出力の変動には影響を受けないという優れ
た効果を得ることができる。
【0048】次に本発明の第2実施例を図10を用いて
説明する。第2実施例では、前記実施例の素子は、直方
体形状をなしたが、第2実施例では、チップ形状とし
た。
【0049】この酸素濃度検出器50では、相対向する
一対の固体電解質体51、52の間に、四角形状の穴が
形成されたスペーサ53を介在させることによって、固
体電解質51、52およびスペーサ53に囲まれた1m
3 の容積を有するチャンバ部110を形成する。
【0050】固体電解質51には、直径0.7mm、長
さ0.25mmの拡散孔54およびこの固体電解質51
の両面にポンプ電極55、56が形成されている。ま
た、固体電解質52の両面には、センサ電極57、58
が形成されている。
【0051】各電極55、56、57および58には、
リード線60、61、62および63が電気的に導通さ
れている。この第2実施例の酸素濃度検出器は、前記第
1実施例と同一の作用、効果を有する。
【0052】図11に第3実施例の酸素濃度検出器20
0を示す、第3実施例の酸素濃度検出器200には、チ
ャンバ室205にいく程、断面積が連続的に小さくなる
拡散孔210を有する。
【0053】このように、半径が変化する拡散孔210
の場合における、本願発明の拡散孔の断面積S、拡散孔
の長さLは、本願発明におけるS/Lの値が、測定ガス
がどれだけチャンバ室に入りやすいかを数値として示す
ことができればよいので、次のように、定めることがで
きる。
【0054】即ち、図11において、拡散孔の最大断面
積をS1、最少断面積をS2とした場合、本願発明のS
は、 S=(S1+S2)/2 で表される。
【0055】そして、第3実施例の酸素濃度検出器20
0を 1≦S/(L・V)≦5 を満足するようにすれば、前記第1実施例と同一の作
用、効果を有する酸素濃度検出器を得ることができる。
【0056】図12に第4実施例の酸素濃度検出器30
0を示す。第4実施例の酸素濃度検出器300では、拡
散孔310の断面積S3が長さL1、拡散孔310の断
面積S4が長さL2である場合には、次のように本願発
明のS/(L・V)を定めることができる。
【0057】即ち、 S=(S3・L1+S4・L2)/(L1+L2) であるので、 S/(L・V)=(S3・L1+S4・L2)/〔(L1+L2 )2 ・V〕 で表される。
【0058】そして、第4実施例の酸素濃度検出器30
0を 1≦S/(L・V)≦5 を満足するようにすれば、前記第1実施例と同一の作
用、効果を有する酸素濃度検出器を得ることができる。
【0059】図13に第5実施例の酸素濃度検出器40
0を示す。第5実施例の酸素濃度検出器400では、こ
の酸素濃度検出器400の拡散孔として、長さL3、断
面積S5の拡散孔410、長さL4、断面積S6の拡散
孔420・・・、及び長さLi、断面積Siの拡散孔4
30が形成されている。
【0060】このように、複数の拡散孔410、420
及び430が形成されている場合には、次のように本願
発明のS/(L・V)を求めることができる。即ち、そ
れぞれのSi/(Li・Vi)(ここでiは、整数)の
総和が本願発明のS/(L・V)の値とすることができ
る。
【0061】そして、第5実施例の酸素濃度検出器40
0を 1≦S/(L・V)≦5 を満足するようにすれば、前記第1実施例と同一の作
用、効果を有する酸素濃度検出器を得ることができる。
【0062】本発明は、前記実施例に限定されるもので
はなく、以下の構成を有してもよい。つまり、前記第1
実施例においては、拡散孔の形成された固体電解質体に
ポンプ電極を、この固体電解質体に対向する固体電解質
体にセンサ電極を形成したがポンプ電極とセンサ電極と
の位置関係はこれに限られるものではなく、例えば拡散
孔が形成された固体電解質体側にセンサ電極を形成して
もよい。
【0063】前記第1実施例においては、拡散孔を固体
電解質体に形成したが、本発明はこれに限られるもので
はなく、チャンバ部と測定ガスとを連通すれば、どこに
形成されていてもよい。
【0064】前記実施例においては、発熱体はセンサ電
極側に形成されたが、発熱体の取り付け位置はこれに限
られるものではなく、例えばポンプ電極側に形成されて
もよい。
【0065】さらに、前記実施例では、発熱体と素子と
をそれぞれ別に焼成したが、固体電解質体にスクリーン
印刷等で発熱体を形成し、素子と発熱体とを一体焼成し
てもよい。
【0066】また、同一の固体電解質体の両面にポンプ
電極とセンサ電極を形成してもよい。この場合、ポンプ
電極とセンサ電極とが同一固体電解質体に形成されてい
るため、ポンプ電極にかかる印加電圧によって、センサ
電極に発生する濃淡起電力値が影響されやすいため、両
電極間に絶縁シート等を介在させてもよい。
【0067】さらにまた、固体電解質体に相対向する電
極を両面に形成し、この電極にポンプ電極とセンサ電極
との両方を兼ねるようにしてもよい。つまり、所定時間
だけ電極に電圧を印加し、電圧を流し電極をポンプ電極
として用いた後、電圧の印加をやめチャンバ部と測定ガ
ス間に生じる濃淡起電力を検出しセンサ電極として用い
る。この作用を交互に行うことにより、相対向する電極
を1ヶ所のみに形成してだけで、測定ガスの酸素濃度を
随時検出できるようにしてもよい。
【0068】
【発明の効果】本発明のように、酸素濃度検出器の拡散
孔の大きさとチャンバ部の容積の大きさを特定すること
によって、チャンバ部外部の急激な動的圧力変動に対し
ても酸素濃度に対する正確な出力を得ることができ、強
いては、内燃機関の燃費の向上をも実現可能とする酸素
濃度検出器を提供することができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の酸素濃度検出器を示す構
成図である。
【図2】本発明の第1実施例の酸素濃度検出器の素子を
示す断面図である。
【図3】本発明の第1実施例の酸素濃度検出器の素子の
分解斜視図である。
【図4】第1実施例の酸素濃度検出器の各酸素濃度に対
する濃淡起電力と印加電圧値との関係を示す関係図であ
る。
【図5】第1実施例の酸素濃度検出器の濃淡起電力を一
定とした時の酸素濃度と印加電圧値との関係を示す関係
図である。
【図6】固有特性値とセンサ出力のシフト度合いとの関
係を示す関係図である。
【図7】各固有特性値における酸素濃淡起電力と印加電
圧値との関係を示す関係図である。
【図8】本発明の第1実施例の酸素濃度検出器の特性を
示す特性図である。
【図9】本発明の第1実施例の酸素濃度検出器と従来の
酸素濃度検出器との特性を示す特性図である。
【図10】本発明の第2の実施例を示す構成図である。
【図11】本発明の第3の実施例を示す構成図である。
【図12】本発明の第4の実施例を示す構成図である。
【図13】本発明の第5の実施例を示す構成図である。
【図14】従来の酸素濃度検出器の特性を示す特性図で
ある。
【図15】従来の酸素濃度検出器の特性を示す特性図で
ある。
【図16】従来の酸素濃度検出器の特性を示す特性図で
ある。
【符号の説明】
1 酸素濃度検出器 2 素子 10 印加電圧制御手段 20 固体電解質体 25 拡散孔 26,27 ポンプ電極 28,29 センサ電極 100,110 チャンバ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中條 芳樹 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 測定ガスに曝されるとともに、両面に相
    対向する電極が形成された酸素イオン導電性の固体電解
    質体とともに形成される箱体形状のチャンバ部を有する
    素子と、 前記測定ガスの前記チャンバ部への流入を制限する拡散
    孔とからなる酸素濃度検出器であって、 前記拡散孔の断面積をS(mm2 )、前記拡散孔の長さ
    をL(mm)、前記チャンバの容積をV(mm3 )とし
    た時、 1≦S/(L・V)≦5 の関係を有することを特徴とする酸素濃度検出器。
  2. 【請求項2】 前記固体電解質体に形成された前記電極
    は、電圧を印加することによって、前記チャンバ部の酸
    素イオンを前記測定ガス側に輸送するポンプ手段と、前
    記チャンバ部と前記測定ガスとの酸素分圧差によって生
    じる濃淡起電力を検出するセンサ手段とからなることを
    特徴とする請求項1記載の酸素濃度検出器。
  3. 【請求項3】 測定ガスに曝されるとともに、少なくと
    も一面が酸素イオン導電性の固体電解質体によりなる箱
    体形状のチャンバを有した素子と、 前記素子の前記チャンバと前記測定ガスとを連通させる
    とともに、前記測定ガスの前記チャンバ内への流入を制
    限する拡散孔と、 前記固体電解質体の両面の対応する面に形成され、電圧
    を印加することによって、前記チャンバ内の酸素イオン
    を前記測定ガス側へ輸送するポンプ電極と、 前記固体電解質体の対応する両面に形成され、前記チャ
    ンバ内と前記測定ガス側との酸素濃度差を、酸素濃淡起
    電力として検出する、センサ電極と、 前記センサ電極より得られた酸素濃淡起電力を略一定に
    保つように、前記ポンプ電極に印加する電圧値を制御す
    る印加電圧制御手段とからなる酸素濃度検出器であっ
    て、 前記拡散孔の断面積をS(mm2 )、前記拡散孔の長さ
    をL(mm)、前記チャンバの容積をV(mm3 )とし
    た時、 1≦S/(L・V)≦5 の関係を有することを特徴とする酸素濃度検出器。
JP4116292A 1991-05-27 1992-05-08 吸気管内用酸素濃度検出器 Expired - Fee Related JP2989961B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4116292A JP2989961B2 (ja) 1991-05-27 1992-05-08 吸気管内用酸素濃度検出器
EP92108837A EP0516038B1 (en) 1991-05-27 1992-05-26 Oxygen concentration sensor
US07/888,107 US5298147A (en) 1991-05-27 1992-05-26 Oxygen concentration sensor
DE69224933T DE69224933T2 (de) 1991-05-27 1992-05-26 Sensor zur Bestimmung des Sauerstoffgehaltes

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12127891 1991-05-27
JP3-121278 1991-05-27
JP4116292A JP2989961B2 (ja) 1991-05-27 1992-05-08 吸気管内用酸素濃度検出器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05126793A true JPH05126793A (ja) 1993-05-21
JP2989961B2 JP2989961B2 (ja) 1999-12-13

Family

ID=26454659

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4116292A Expired - Fee Related JP2989961B2 (ja) 1991-05-27 1992-05-08 吸気管内用酸素濃度検出器

Country Status (4)

Country Link
US (1) US5298147A (ja)
EP (1) EP0516038B1 (ja)
JP (1) JP2989961B2 (ja)
DE (1) DE69224933T2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0755765A (ja) * 1993-08-12 1995-03-03 Toyota Central Res & Dev Lab Inc 薄膜積層空燃比センサ
JP2019203844A (ja) * 2018-05-25 2019-11-28 日本特殊陶業株式会社 センサ素子及びガスセンサ

Families Citing this family (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4313251C2 (de) * 1993-04-23 2003-03-27 Bosch Gmbh Robert Sensorelement zur Bestimmung der Gaskomponentenkonzentration
DE4333230B4 (de) * 1993-09-30 2004-03-25 Robert Bosch Gmbh Elektrochemischer Meßfühler zur Bestimmung des Sauerstoffgehalts in Gasen
DE4343089A1 (de) * 1993-12-17 1995-06-29 Bosch Gmbh Robert Planares Sensorelement auf Festelektrolytbasis
JP4008056B2 (ja) * 1995-07-18 2007-11-14 株式会社デンソー セラミック積層体の製造方法
JP3671100B2 (ja) * 1996-02-23 2005-07-13 日本碍子株式会社 酸化物センサ
DE19700700C2 (de) * 1997-01-13 2000-01-20 Bosch Gmbh Robert Sensorelement und Verfahren zu dessen Herstellung
DE19803532A1 (de) * 1998-01-30 1999-08-05 Bosch Gmbh Robert Elektrochemischer Meßfühler
DE19941051C2 (de) * 1999-08-28 2003-10-23 Bosch Gmbh Robert Sensorelement zur Bestimmung der Sauerstoffkonzentration in Gasgemischen und Verfahren zur Herstellung desselben
CA2385816A1 (en) * 2001-05-15 2002-11-15 Ngk Spark Plug Co., Ltd. Gas sensor and method for measuring gas concentration using the same
DE10151328B4 (de) * 2001-10-17 2005-05-04 Robert Bosch Gmbh Gasmessfühler
JP3832437B2 (ja) * 2002-04-03 2006-10-11 株式会社デンソー ガスセンサ素子
DE10222791B4 (de) * 2002-05-23 2004-07-01 Robert Bosch Gmbh Heizeinrichtung
JP2005331489A (ja) * 2003-07-25 2005-12-02 Denso Corp セラミック積層体の製造方法
JP4653546B2 (ja) * 2004-06-14 2011-03-16 株式会社デンソー ガスセンサ素子
EP1873517A1 (en) * 2006-06-27 2008-01-02 Fujikura Ltd. Limiting current type oxygen sensor and method of sensing and measuring oxygen concentrations using the same

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4158166A (en) * 1976-11-24 1979-06-12 Westinghouse Electric Corp. Combustibles analyzer
US4272329A (en) * 1980-03-03 1981-06-09 Ford Motor Company Steady state mode oxygen sensor and method
JPS58153155A (ja) * 1982-03-09 1983-09-12 Ngk Spark Plug Co Ltd 酸素センサ
JPS59178354A (ja) * 1983-03-29 1984-10-09 Ngk Spark Plug Co Ltd 酸素センサ
JPS6039548A (ja) * 1983-08-12 1985-03-01 Ngk Spark Plug Co Ltd 機関の空燃比センサ
JPS6055777A (ja) * 1983-09-07 1985-04-01 Hitachi Ltd 磁気記録再生装置
JPH0612354B2 (ja) * 1983-11-28 1994-02-16 株式会社日立製作所 酸素濃度測定装置の製造方法
US4579643A (en) * 1983-11-18 1986-04-01 Ngk Insulators, Ltd. Electrochemical device
JPS60138263A (ja) * 1983-12-27 1985-07-22 Mitsubishi Electric Corp 機関の排気ガス再循環制御装置
JPS61147155A (ja) * 1984-12-20 1986-07-04 Ngk Insulators Ltd 電気化学的装置
JPH07116970B2 (ja) * 1985-04-26 1995-12-18 株式会社日立製作所 燃料比制御方法
JPH065222B2 (ja) * 1985-05-09 1994-01-19 日本碍子株式会社 電気化学的素子
US4772376A (en) * 1986-03-11 1988-09-20 Nissan Motor Co., Ltd. Air/fuel ratio sensor having oxygen sensor cell and oxygen pump cell
US4990235A (en) * 1989-02-23 1991-02-05 Toyota Jidosha Kabushiki Oxygen sensor
US4938861A (en) * 1989-08-01 1990-07-03 Kabushiki Kaisha Riken Limiting current-type oxygen sensor

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0755765A (ja) * 1993-08-12 1995-03-03 Toyota Central Res & Dev Lab Inc 薄膜積層空燃比センサ
JP2019203844A (ja) * 2018-05-25 2019-11-28 日本特殊陶業株式会社 センサ素子及びガスセンサ

Also Published As

Publication number Publication date
DE69224933D1 (de) 1998-05-07
JP2989961B2 (ja) 1999-12-13
DE69224933T2 (de) 1998-08-27
US5298147A (en) 1994-03-29
EP0516038A2 (en) 1992-12-02
EP0516038A3 (en) 1993-12-15
EP0516038B1 (en) 1998-04-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4728411A (en) Electrochemical device
US5236569A (en) Air/fuel ratio sensor having resistor for limiting leak current from pumping cell to sensing cell
JPH05126793A (ja) 酸素濃度検出器
EP0142993B1 (en) Electrochemical device
EP0144185B1 (en) Electrochemical device
US4755274A (en) Electrochemical sensing element and device incorporating the same
US4578172A (en) Air/fuel ratio detector
EP0172746B1 (en) Electrochemical device
US6592731B1 (en) Amperometric oxygen sensor
US5288389A (en) Oxygen sensor with higher resistance to repeated thermal-shocks and shorter warm-up time
EP0580206B1 (en) Wide-range oxygen sensor
US4629549A (en) Oxygen sensor
EP0147988B1 (en) Air/fuel ratio detector
JPH0414305B2 (ja)
JPH0260142B2 (ja)
JPH11166911A (ja) 空燃比センサ
EP0442415B1 (en) Oxygen sensor
JP4101501B2 (ja) 複合ガスセンサ素子
JPH0921782A (ja) 酸素濃度センサ
JPS60230051A (ja) 酸素センサ
JPS60211355A (ja) 酸素センサおよび酸素濃度測定装置
JPH0550702B2 (ja)
JPH01155260A (ja) 酸素濃度検出装置
JPS6150057A (ja) 空燃比検知装置
JPH0452895B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19990907

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees