JPS60211355A - 酸素センサおよび酸素濃度測定装置 - Google Patents

酸素センサおよび酸素濃度測定装置

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JPS60211355A
JPS60211355A JP59068104A JP6810484A JPS60211355A JP S60211355 A JPS60211355 A JP S60211355A JP 59068104 A JP59068104 A JP 59068104A JP 6810484 A JP6810484 A JP 6810484A JP S60211355 A JPS60211355 A JP S60211355A
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JP
Japan
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oxygen
partial pressure
electrode
pump
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JP59068104A
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Takeshi Kitahara
剛 北原
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N27/00Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means
    • G01N27/26Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means by investigating electrochemical variables; by using electrolysis or electrophoresis
    • G01N27/403Cells and electrode assemblies
    • G01N27/406Cells and probes with solid electrolytes
    • G01N27/407Cells and probes with solid electrolytes for investigating or analysing gases
    • G01N27/4071Cells and probes with solid electrolytes for investigating or analysing gases using sensor elements of laminated structure

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Pathology (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明はガス中の酸素濃度を検出する酸素センサおよび
酸素濃度測定装置に関する。
(従来技術) 近時、エンジンの吸入混合気の空燃比を精度よく目標値
に制御するために、排気系に酸素センサを設けて、空燃
比と相関関係をもつ排気中の酸素濃度に応じて燃料供給
量をフィードバック制御している。また、最近では省エ
ネルギ−の観点からエンジンを稀i混合気燃焼させて燃
費の向上を図るように空燃比のフィード/<ツタ制御を
行うことが試られており、そのため理論空燃比より稀薄
な空燃比(以下、リーン空燃比という)を検出できる酸
素センサが開発されている。
従来のこの種の酸素センサとしては、例えば特開昭56
−89051号公報に記載されたものがあり、第1.2
図のように示される。第1.2図において、1は酸素セ
ンサであり、酸素センサ1は酸素濃度に応じて起電力を
発生する一種の酸素濃淡電池の原理を応用したものであ
る。2は電気絶縁性の隔膜層であり、隔膜層2の表面上
には二つに分けた基準電極3.4が設けられている。基
準電極3.4は酸素イオン伝導性の固体電解質5で包持
されており、この固体電解質5を挟んで測定電極6が積
層されている。そして、これら固体電解質5と測定電極
6は拡散層7によって被覆されており、拡散層7は被検
ガスに接して被検ガスが酸素センサl内に拡散侵入する
割合を規定している。したがって、拡散N7を拡散侵入
した被検ガスの測定電極6における酸素分圧の変化速度
は被検ガス中の酸素分圧よりも小さい。また、隔膜層2
内には固体電解質5の活性を保つように適温に加熱する
ヒータ8が埋設されている。
基準電極4と測定電極6間には電流供給回路9から流し
込み電流Isが基準電極4から測定電極6に向って供給
されており、この流し込み電流Isにより測定電極6か
ら基準電極4に向って固体電解質5内を酸素イオンが移
動する。
したがって、基準電極4の酸素分圧が高められるが、こ
の基準電極4の周囲に存在する酸素分子は固体電解質5
内等を拡散し、この酸素分子の拡散と前記酸素イオンの
流入とが均衡した状態で基準電極4の酸素分圧が決定さ
れる。基準電極4と基準電極3が近接して配置されてい
るため、基準電極3の酸素分圧は基準電極4の酸素分圧
と等しい。一方、測定電極6の酸素分圧は拡散N7を拡
散侵入してくる被検ガス中の酸素分圧により検定される
が、拡散層7が被検ガスの酸素センサ1内への拡散侵入
の割合を規定しているため、測定電極6の酸素分圧は被
検ガス中の酸素分圧よりも低下している。そして、前記
基準電極3の酸素分圧をPa、測定電極6の酸素分圧を
pbとすると、両電極3.6間には次式のネルンストの
式で決定される起電力Eが発生する。
E= (RT/4F) ・In (Pa/Pb)但し、
R:気体定数、 T:絶対温度、 F:ファラディ定数、 この起電力Eは、被検ガスの所定の酸素濃度を境として
、急変化し、その急変する酸素濃度の値は前記流し込み
電流Isの値により変化する。すなわち、流し込み電流
Isの大きさによって基準電極3の酸素分圧が変化して
、起電力Eの急変す〜竺律Jス中の酸素濃度が変化する
。そして、測定電極6の酸素分圧pbが拡散[7により
被検ガス中の酸素濃度より所定の割合で低下した酸素分
圧を維持しているので、起電力Eを電圧測定手段10で
測定することにより、酸素濃度の濃い被検ガス中の酸素
濃度を容易に測定することができる。また、酸素センサ
lば内部抵抗Rsを有しており、この抵抗Rsは酸素セ
ンサ1の活性状態に応して変化し、その変動を抑えるた
めにヒータ8の温度を加熱用電源11で制御している。
この酸素センサ1を利用して、内燃機関の空燃比を制御
するものとしては、例えば本出願人が先に出願した「空
燃比制御装置」 (特願昭58−79032号)があり
、第3図のように示すことができる。第3図において、
1は酸素センサであり、酸素センサ1は起電力Eと内部
抵抗Rsにより示される。酸素センサlには電流供給回
路21から抵抗RBを介して流し込み電流Isが供給さ
れており、この流し込み電流■Sの値は抵−抗R8の両
端間の電圧降下として電流値検出回路22により検出さ
れている。電流値検出回路22はオペアンプOPI、O
F2および抵抗R1、R2、R3、R4より構成されて
おり、流し込み電流isの値を抵抗Reの両端間の電圧
降下として測定し電圧信号Vtを出力している。電流供
給回路21はオペアンプOP3、OF2、OF2および
抵抗R5、R6、R7、R8、R9、RIOより構成さ
れており、酸素センサ出力Vsが目標電圧Vaとなるよ
うに流し込み電流Isの値を設定している。この目標電
圧Vaは電源電圧15Vを抵抗R5、R6で分圧した基
準電圧vOに電流値検出回路22の出力■iを定数(k
倍)した電圧を加算した値、すなわちVa=Vo+kV
lに設定されており、これは酸素センサ出力Vsの切り
換わり空燃比における急変電圧の略中間値である。また
、定数にはVa=Vo+に−Vi=Vo+l5−Rsと
なるように設定される。ここで基準電圧V。
にl5−Rsを加えて目標電圧Vaとしているのは、酸
素センサ1の内部抵抗Rsによる電圧降下を補償するた
めである。そして、電流供給回路21は酸素センサ出力
Vsが目標電圧Vaとなるように、流し込み電流Tsの
値をオペアンプOP5により制御している。
一方、エンジンへの燃料の供給はフィードバック制御手
段23により行われており、フィードバンク制御手段2
3は運転条件に応じて目標空燃比を設定するとともに、
電流値検出回路22の出力Viに基づいて図示しない燃
料供給手段(例えば、インジェクタ)の供給する燃料噴
射量を制御して空燃比を目標空燃比に制御している。
この場合、電流値検出回路22の出力Viは流し込み電
流1sの値に対応しており、流し込み電流Isの値は第
4図に実線で示すように酸素センサ1の切り換わりを空
燃比に対応している(以下、これらの関係をVi−A/
F特性という)。そして、この切り換わり空燃比は流し
込み電流Isの増加に伴って理論空燃比よりリーン側に
移行する。したがって、酸素センサ出力■Sを目標電圧
Vaとして設定し、酸素センサ出力Vsがこの目標電圧
Vaとなるように流し込み電流Isを供給すると、この
流し込み電流ISは現在の空燃比に応じた値となり、そ
の値を検出することにより、現在の空燃比が検出される
。そして、フィードバック制御手段詔が電流値検出回路
22の出力Vtに基づいて目標空燃比からのずれの大き
さを判断し、このずれの大きさに応じて燃料供給量若し
くは空気量を適切に制御することにより、空燃比が目標
空燃比に制御される。
しかしながら、このような従来の酸素センサにあっては
、被検ガスが拡散層を拡散侵入して酸素センサ内に流入
し、測定電極の酸素分圧を決定する構成となっていたた
め、被検ガス中のゴミ等が拡散層の表面や拡散層の孔中
に付着し、拡散層の被検ガスの拡散侵入を規制する規制
割合が大きくなって、酸素センサの感度が低下する。特
に、この酸素センサを内燃機関の空燃比制御に適用する
と、被検ガスが機関の排気ガスとなり、酸素センサはル
ーバー等に収納されて装着されるが、排気ガス中のカー
ボンなどの未燃成分の拡散層への付着が多く、上記規制
割合の増加が非常に大きくなる。したがって、空燃比の
変化に対する酸素センサの応答性が悪化するとともに、
第4図に一点鎖線で示すように、空燃比A/Fの変化に
対する流し込み電流の変化量が小さくなる。その結果、
空燃比制御の応答性や精度が低下するという懸念があっ
た。
(発明の目的) そこで、本発明は、酸素センサを測定電極と基準電極と
の酸素分圧を測定可能な酸素分圧比とする拡散層を被検
ガスに晒されない基準電極側に設けたものとし、また、
この基準電極の酸素分圧が被検ガスの酸素分圧と常に所
定分圧比となるようにポンプ電流を流して、このポンプ
電流の値に基づいて被検ガス中の酸素濃度を測定するこ
とにより、拡散層へのごみ等の付着を防止して酸素濃度
の濃い被検ガスの酸素濃度を高感度で測定することを目
的とする。
(発明の構成) 本発明は、酸素センサを酸素イオン伝導性の固体電解質
を挟んで基準電極と被検ガスに晒される測定電極を有し
、両電極間の#l@分圧比に応じた電圧を出力するセン
サ素子部と、基準電極を覆い基準電極の周りに第1酸素
層を画成するとともに該第1酸素層と一定酸素濃度の第
2酸素層との間の酸素の移動割合を規定する酸素層画成
部材と、ポンプ電極間に供給されるポンプ電流の大きさ
に応じた酸素イオンを移動して第1酸素層の酸素分圧を
調整するポンプ素子部と、を備えたものとすることによ
り、また、酸素濃度測定装置を、酸素イオン伝導性の固
体電解質を挟んで基準電極と被検ガスに晒される測定電
極を有し、両電極間の酸素分圧比に応じた電圧を出力す
るセンサ素子部と、基準電極を覆い基準電極の周りに第
1酸素層を画成するとともに該第1酸素層と一定酸素濃
度の第2#&素層との間の酸素の移動割合を規定する酸
素層画成部材と、ポンプ電極間に供給されるポンプ電流
の大きさに応じた酸素イオンを移動して第1酸素層の酸
素分圧を調整するポンプ素子部と、ポンプ電流の値を検
出する電流値検出回路と、センサ素子部の出力電圧が所
定値となるようにポンプ電流をポンプ電極に供給する電
流供給回路と、を備えたものとすることにより、測定電
極と基準電極間の酸素分圧を測定可能な分圧比としつつ
拡散層へのごみ等の付着を防止して高酸素濃度の被検ガ
スの酸素濃度を高感度で検出するものである。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第5〜7図は本発明の第1実施例を示す図であり、第5
図は酸素センサの分解斜視図、第6図は酸素センサの断
面図、第7図は測定回路である。第5.6図において酸
素センサについて説明すると、31は電気絶縁性の高い
平板状のアルミナ基板であり、アルミナ基板31の上面
(図中上方の端面)にはヒータ32を挟んで基準ガス導
入板33が積層される。基準ガス導入板33の上面には
基準ガス導入溝34が形成されており、この基準ガス導
入板33上には2枚の隔壁板35.35が順次積層され
る。下側の隔壁板35には小孔35aが穿設されており
、上側の隔壁板36には大きな矩形の貫通孔36aが形
成されている。隔壁板36の上面には酸素イオン伝導性
の固体電解質37が積層され、固体電解質37の両面に
は第1内側電極3B、第2内側電極39および外側電極
40が、例えば、印刷処理等により設けられている。第
1内側電極3Bと第2内側電極39は前記貫通孔36a
に位置するように設けられており、外側電極40は被検
ガスに晒される。そして、前記隔壁板35.36は第1
および第2内側電極38.39を覆って両電極38.3
9の囲りに貫通孔36aを第1酸素層41として画成す
る酸素層画成部材42を構成し、隔壁板35と基準ガス
導入板33は基準ガス導入溝34を第2酸素層43とし
て画成している。この第2酸素層43には酸素濃度一定
の基準ガス(例えば、大気)が導入され、前記小孔35
aは第1酸素N41と第2酸素層43とを連通ずるとと
もに両層41.43間の酸素の移動割合を規定している
また、前記各電極3B、39.40およびヒータ32に
はリード線44.45.46.47.48が接続されて
いる。外側電極40と第1内側電極3Bとの間にポンプ
電流1pが供給され、ポンプ電流rpの大きさに応じた
酸素イオンがポンプ電流rph逆方向に移動して第1酸
素層41の酸素濃度が調整される。したがって、外側電
極41と第1内側電極38とはポンプ電極として作用し
、両電極38.4゜と固体電解質37とはポンプ素子部
49を構成している。また、外側型WA40と第2内側
電極39との間には被検ガスの酸素分圧Pgと第1酸素
1it41の酸素分圧P、との酸素分圧比によりネルン
ストの式で決定される起電力Eが発生し、リード線47
.48間に電圧Vsを出力する。したがって、これら両
電極40.39および固体電解質37は、外側電極40
を測定電極とし、第2内側電極39を基準電極とするセ
ンサ素子部5oを構成している。
この酸素センサは、外側電極4oが被検ガスに晒され、
第1および第2内側電極38.39が小孔35aを通し
て第2#素層43に連通ずる第1酸素[41内のガスに
晒されている。そして、第2酸素N43には一定酸素濃
度の基準ガス(例えば、大気)が導入され、第1酸素[
41と第2酸素屓43との間の酸素の移動割合が小孔3
5aにより規定されている。この両層4]、43間の酸
素分子の移動量Idは、第1酸素N41の酸素分圧をP
、、第2酸素層43の酸素分圧をF2とすると、両層4
1.43の酸素分圧P、、F2の差ΔPヮ (ΔP12
=IPI F21)に比例し、次式で示される。
Id=に、・ΔPr2=Kr ・I P 1P2 1−
− ill 但し、KI :比例定数 また、上記ポンプ電流1pはセンサ素子部50の出力V
sが所定値となるように、すなわち、被検ガスの酸素分
圧Pgと第1酸素1141の酸素分圧P、が常に所定分
圧比となるように供給される。したがって、次式が成立
する。
pl=に2 ・P g −−−−(21但し、F2 :
比例定数 このときのポンプ電流1pは前記第1酸素N41と第2
酸素Fi!43の間で移動する酸素分子量Idと均り合
し、次式が成立する。
ip=に3 ・Id=に、・K、・ΔP12=に、−に
、・l PI −F2 1−−〜(3)但し、F3 :
比例定数、 この(3)式に(2)式を代入すると、Ip=に、・F
3 ・lF2 ・PgPzl−−−+41 となる。いま、基準ガスの酸素分圧p2が一定であるか
ら、ポンプ電流ipの変化は被検ガスの酸素分圧Pg、
すなわち被検ガスの酸素濃度の変化に対応する。したが
って、ポンプ電流Ipの値を検出することにより、被検
ガスの酸素濃度を測定することができる。その結果、こ
の酸素センサは外側電極40と第2内側電極39との酸
素分圧比を測定可能な酸素分圧比とする酸素層画成部材
42が被検ガスに晒らされていないので、被検ガスの酸
素濃度を高感度で検出することができる。
この酸素センサに使用される測定回路の1例としては、
第7図に示すようなものがあり、この測定回路は電流供
給回路51と電流値検出回路52から構成されており、
電流供給回路51は抵抗Rhおよびリード線46.48
を通して外側電極40と第1内側電極38間にポンプ電
流rpを供給する。電流値検出回路52は、差動アンプ
daf1と抵抗Rhより構成されており、ポンプ電流l
pの値を抵抗Rbの両端間の電圧降下として測定して電
圧信号Vtを出力している。電流供給回路5】は、オペ
アンプOP2、OF2、OF2と抵抗R1、R2より構
成されており、オペアンプOP2には第2内側電極39
に接続されたリード線47を通してセンサ素子部50の
出力電圧Vsが人力されている。オペアンプOP3はセ
ンサ素子部50の出力電圧Vsの反転増幅信号■a (
Va=−に−4・Vs、に−4:比例定数)を目標電圧
VaとしてオペアンプOP4に出力する。オペアンプO
P4にはこの目標電圧Vaと電流値検出回路52からの
出力電圧Viとが入力されており、オペアンプOP4は
Va=Viとなるように、すなわち、Vs=Oとなるよ
うにポンプ電流rpを外側電極40と第1内側電極38
の間に供給している。すなわち、この測定回路は第1酸
素層41の酸素分圧P、が被検ガスの酸素分圧Pgと等
しくなるようにポンプ電流Ipを供給しており、このポ
ンプ電流1pを検出する電流値検出回路52の出力電圧
Viは、第8図に示すように、被検ガスの酸素分圧Pg
と一対一の関係にある。したがって、電流値検出回路5
2の出力電圧Viにより被検ガスの酸素濃度が測定され
る。また、これら酸素センサと測定回路を内燃機関の空
燃比検出装置に適用すると、電流値検出回路52の出力
電圧Viは空燃比と第9図に示すような関係となる。し
たがって、内燃機関の空燃比を排気ガスによるよごれの
影響を受けることなく感度よく検出することができ、空
燃比制御の応答性や精度を向上させることかで今る。
第1O111図は本発明の第2実施例を示す図であり、
第10図はその酸素センサの分解斜視図、第11図はそ
の測定回路である。
前記第1実施例の酸素センサにおいては外側電極が測定
電極とポンプ電極の両電極の作用をしていたが、本実施
例の酸素センサは測定電極とポンプ電極を別々に設けて
おり、本実施例の説明にあたり第1実施例と同一構成部
分には同一符号のみを附してその説明を省略する。
第10図において、固体電解質rの上面には第1外側電
極61と第2外側電極62とが設けられており、両電極
61.62にはリード線63.64が接続されている。
第1外側電極61は固体電解質屏を挟んで第1内側電極
38と対向しており、第2外側電極62は第2内側電極
39に対向している。
第1外側電極61と第1内側電極38の間にポンプ電流
Ipが供給され、第1酸素層41の酸素濃度が調整され
る。したがって、第1外側電極61と第1内側電極38
はポンプ電極として作用し、両電極38.61と固体電
解質rはポンプ素子部65を構成する。また、第2外側
電極62と第2内側電極39との間には被検ガスの酸素
分圧Pgと第1酸素層の酸素分圧P、との酸素分圧比に
応じた起電力Eが発生し、リード線47.64間に電圧
VSを出力する。したがって、これら両電極39.62
および固体電解質rは第2外側電極62を測定電極とし
、第2内側電極39を基準電極とするセンサ素子部66
を構成する。
この酸素センサに使用される測定回路を第11図に基づ
いて説明する。この測定回路は、第7図に示す測定回路
の電流供給回路51のオペアンプOP2への入力が少し
変更されたものである。すなわち、センサ素子部66の
電極39.62とポンプ素子部65の電極38.61と
を独立させたことにより、センサ素子部66の両電極3
9.62がらの信号が差動アンプdef2に入力されて
おり、電流供給回路67がオペアンプOP3、OF2と
差動アンプdef2と抵抗R1、R2により構成されて
いる。
本実施例においても、第1実施例と同様の効果が得られ
る。
第12図は本発明の酸素センサ第3実施例を示す要部部
分断面図である。
第12図において、71は多孔性体であり、多孔性体7
1の上面には内側電極72を挟んで固体電解質73が積
層される。固体電解質73の上面には第1外側電極74
と第2外側電極75とが近接して設けられており、これ
ら第1および第2外側電極74.75は被検ガスに晒さ
れる。また、多孔性体71は酸素濃度一定の基準ガスに
接しており、基準ガスと内側電極72との間の酸素の移
動割合を規定している。したがって、多孔性体71は多
孔性体71を第1酸素層として内側電極72を囲む酸素
層画成部材を構成する。この内側電極72と第1外側電
極74間にポンプ電流Ipが供給され、第1酸素層であ
る多孔性体71内の酸素濃度を調整する。したがって、
内側電極72、第1外側電極74および固体電解質73
はポンプ素子部76を構成する。また、内側電極72と
第2外側電極75との間には被検ガスの酸素分圧pgと
第1酸素層の酸素分圧P8との酸素分圧比に応じた起電
力Eが発生する。したがって、これら両電極72.75
および固体電解質73は、内側電極72を基準電極とし
、第2外側電極75を測定電極とするセンサ素子部77
を構成する。
この酸素センサにおいても、センサ素子部77での測定
可能な酸素分圧比を作り出す多孔性体71が被検ガスに
晒されないので、酸素濃度の濃い被検ガスの酸素濃度を
高感度で測定することができる。
(効果) 本発明によれば、センサ素子部に測定可能な酸素分圧比
を作り出す酸素層画成部材を被検ガスに晒されないよう
にすることができるので、酸素層画成部材にごみ等が付
着するのを防1トすることができる。また、測定電極と
基準電極の酸素分圧比が常に測定可能な所定分圧比とな
るようにポンプ電流を供給し、このポンプ電流を測定す
ることにより被検ガスの酸素濃度を測定することができ
る。したがって、広範囲に亘る被検ガスの酸素濃度を高
感度で、がっ、容易に測定することができる。
【図面の簡単な説明】
第1.2図は従来の酸素センサを示す図であり、第1図
はその断面図、第2図はその分解斜視図、第3図は従来
の酸素センサを使用した空燃比制御装置の先願例を示す
構成図、第4図は従来の酸素センサの流し込み電流濃度
および空燃比との関係を示す特性図、第5.6図は本発
明の酸素センサの第1実施例を示す図であり、第5図は
その分解斜視図、第6図はその断面図、第7図は第1実
施例の酸素センサに適用される測定回路の1例を示す回
路図、第8図は第7図におけるポンプ電流と被検ガスの
酸素分圧との関係を示す特性図、第9図は第1実施例の
酸素センサと第7図の測定回路を内燃機関の空燃比検出
装置に通用した場合のポンプ電流と空燃比との関係を示
す特性図、第1O図は本発明の酸素センサの第2実施例
を示す分解斜視図、第11図は第2実施例の酸素センサ
に適用される測定回路の1例を示す回路図、第12図は
本発明の酸素センサの第3実施例を木す要部部分断面図
である。 羽、73−−一固体電解質、 3B、40.61.72.74−−−ポンプ電極、39
.72−−−一−基準電極、 40.62.75−−−測定電極、 41.71−−−−一第1M素層、 42.7] −−−一酸素層画成部材、43−−−−一
第2酸素層、 49.65.7ロ一−−ボンプ素子部、50.66.7
7−−−−センサ素子部、51.67−−−電流供給回
路、 52−−−一電流値検出回路。 代理人弁理士 有我軍一部 第6図 第7図 5.2 ネ夜λ灸方ヌの面敦鯵a(pgl

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 +1) 酸素イオン伝導性の固体電解質を挟んで基準電
    極と被検ガスに晒される測定電極を有し、両電極間の酸
    素分圧比に応じた電圧を出力するセンサ素子部と、基準
    電極を覆い基準電極の囲りに第1酸素層を画成するとと
    もに該第1酸素層と一定酸素濃度の第2酸素層との間の
    酸素の移動割合を規定する酸素層画成部材と、ポンプ電
    極間に供給されるポンプ電流の大きさに応した酸素イオ
    ンを移動して第1酸素層の酸素分圧を調整するポンプ素
    子部と、を備えたことを特徴とする酸素センサ。 (2)酸素イオン伝導性の固体電解質を挟んで基準電極
    と被検ガスに晒される測定電極を有し、両電極間の酸素
    分圧比゛に応じた電圧を出力するセンサ素子部と、基準
    電極を覆い基準電極の周りに第1酸素層を画成するとと
    もに該第1酸素層と一定酸素濃度の第2酸素層との間の
    酸素の移動割合を規定する酸素層画成部材と、ポンプ電
    極間に供給されるポンプ電流の大きさに応じた酸素イオ
    ンを移動して第1酸素層の酸素分圧を調整するポンプ素
    子部と、ポンプ電流の値を検出する電流値検出回路と、
    センサ素子部の出力電圧が所定値となるようにポンプ電
    流をポンプ電極に供給する電流供給回路と、を備えたこ
    とを特徴とする酸素濃度測定装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001027602A3 (en) * 1999-10-15 2001-12-13 Delphi Tech Inc Gas sensor design and method for using the same

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