JPH05126595A - 検出装置 - Google Patents

検出装置

Info

Publication number
JPH05126595A
JPH05126595A JP3291759A JP29175991A JPH05126595A JP H05126595 A JPH05126595 A JP H05126595A JP 3291759 A JP3291759 A JP 3291759A JP 29175991 A JP29175991 A JP 29175991A JP H05126595 A JPH05126595 A JP H05126595A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sensor
humidity sensor
humidity
voltage
resistance element
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3291759A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Tsutsui
敏雄 筒井
Hirohide Sato
博英 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NipponDenso Co Ltd filed Critical NipponDenso Co Ltd
Priority to JP3291759A priority Critical patent/JPH05126595A/ja
Publication of JPH05126595A publication Critical patent/JPH05126595A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Indication And Recording Devices For Special Purposes And Tariff Metering Devices (AREA)
  • Measuring Magnetic Variables (AREA)
  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Electric Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 センサのばらつきによる調整なしで、センサ
の組付け、交換が可能な検出装置の提供。 【構成】 湿度センサ3は抵抗素子7とともに、樹脂モ
ールドされている。抵抗素子7は、基準湿度における湿
度センサ3の出力電圧と、同じ電圧を出力するように選
定されている。そして、利用回路4のCPU16で、抵
抗素子の電圧を読み取り、使用される湿度センサ3の基
準特性に対するばらつきから補正値を算出する。そし
て、CPU16は、湿度センサ3の出力を補正値で補正
し、補正結果をもとに比重を表示器5に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、温度センサ、圧力セン
サ、磁気センサ、光センサ、湿度センサ、物性センサな
どの出力信号により、対象の状態を検出する検出装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば抵抗値の変化により湿度を測定す
る湿度センサを例に用いて説明すると、図3に示すよう
に、基準とする湿度センサの特性(実線A)に対し、使
用する湿度センサの初期特性は、例えば破線Bに示すよ
うに、ばらつきにより、基準特性と一致しない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、従来では、
使用される湿度センサを、センサ出力を利用する利用回
路(計測回路、判定回路、制御回路等)に組付ける毎、
および交換する毎に、センサのばらつきを補正する調整
作業が必要であった。
【0004】
【発明の目的】本発明の目的は、センサのばらつきによ
る調整なしで、センサの組付け、交換が可能な検出装置
の提供にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の補正器付センサ
は、検出対象の状態を処理可能な信号に変換するセン
サ、およびこのセンサの特性のばらつきを補正する抵抗
素子を一体化した補正器付センサと、前記センサの出力
信号を前記抵抗素子の抵抗値に基づいて補正利用する利
用回路とを具備する技術的手段を採用した。
【0006】
【発明の作用】センサは検出対象の状態に応じて、処理
可能な信号を利用回路に出力する。利用回路では、抵抗
素子の抵抗値に基づいて、使用されるセンサの補正量が
設定され、使用されるセンサのばらつきに応じた補正が
なされる。
【0007】
【発明の効果】本発明の検出装置は、上記の作用で示し
たように、利用回路で、使用されるセンサのばらつきに
応じた補正がなされるため、センサのばらつきによる調
整なしで、センサの組付け、交換が可能となる。
【0008】
【実施例】次に、本発明の検出装置を、バッテリ液の比
重を検出して検出結果を利用する装置に基づき説明す
る。 〔実施例の構成〕図1ないし図4は本発明の第1実施例
を示すもので、図1はバッテリ液の比重を測定表示する
装置の電気回路図である。車載バッテリ1のバッテリ液
の湿度を測定し、車両乗員に表示する装置は、バッテリ
液中に配される補正器付センサ2と、この補正器付セン
サ2に組み込まれた湿度センサ3の出力を利用し、バッ
テリ液の比重表示を行う利用回路4とからなる。そし
て、この利用回路4は、比重表示を行う表示器5と、湿
度センサ3の出力を演算して比重を算出し、表示器5を
駆動して表示器5に比重を表示させる電気回路6とから
なる。
【0009】補正器付センサ2は、図2に示すように、
湿度センサ3の周縁および補正用の抵抗素子7を樹脂8
によりモールドしたものである。湿度センサ3は樹脂8
の窓9内に配された水蒸気透過膜で、バッテリ液中に浸
されて、バッテリ液中の水分量、つまり湿度に応じて抵
抗値が変化することを利用して、バッテリ液の比重を計
測するのである。補正用に設けられた抵抗素子7は、使
用される湿度センサ3の特性のばらつきを補正するべ
く、使用される湿度センサ3毎に選定されたものであ
る。本実施例における抵抗素子7の選定方法を説明す
る。使用される湿度センサ3の特性は、例えば図3の破
線Bに示すように、基準特性(実線A)に対してばらつ
きを生じる。そして、予め、基準湿度(例えば50%)
において、使用される湿度センサ3が電気回路6へ出力
する電圧値がVs であるとすると、抵抗素子7が電気回
路6へ出力する電圧値が湿度センサ3の出力電圧Vs と
同じ値のVo となるように、抵抗素子7を選定する。
【0010】電気回路6は、湿度表示の指示を与える作
動スイッチ11を介して供給されるバッテリ1の電圧を
一定電圧にする基準電圧発生手段12と、湿度センサ3
に交流を印加するとともに、湿度センサ3の抵抗値変化
を電圧変換するセンサ抵抗測定手段13とを備える。ま
た、電気回路6は、センサ抵抗測定手段13で測定され
た電圧と、抵抗素子7の抵抗値による電圧とを切り換え
る切替スイッチ14を備える。この切替スイッチ14で
選択された電圧は、A/D変換器15でデジタル変換さ
れ、CPU16に出力される。CPU16は、抵抗素子
7による電圧値に応じて湿度センサ3の出力電圧を補正
して、表示器5を駆動する。また、CPU16は、基準
湿度における湿度センサ基準特性の電圧値Vm を記憶す
るROM17と、抵抗素子7による電圧値、あるいはこ
の電圧値により演算により得られた補正値を記憶するR
AM18を備える。
【0011】上記実施例の作動を、図4に示すCPU1
6の作動の説明のフローチャートに基づき、説明する。
作動スイッチ11がONされると、ステップS1 で、抵抗
素子7による電圧値Vo を読み込む。次に、ステップS
2 で、ROM17から基準湿度における基準特性より得
られる電圧値Vm を読み取り、ステップS1 で読み込ん
だ電圧値Vo と比較して補正値(補正電圧ΔV)を求
め、RAM18に書き込む。続いて、ステップS3 で、
切替スイッチ14を切替え、CPU16への入力を湿度
センサ3の出力に切り換える。ステップS4 で、湿度セ
ンサ3による電圧値Vs を読み込む。次に、ステップS
5 で、ステップS2 で得られた補正値ΔVにより、湿度
センサ3の電圧値Vsを補正する。そして、ステップS6
で、補正された湿度センサ3の電圧値Vs1に基づい
て、表示器5によって比重表示を行う。その後、ステッ
プS7 で、作動スイッチ11がONされているか否かの判
断を行い、YES の場合はステップS4 へ戻り比重表示を
繰り返す。また、NOの場合は、比重表示を終了する。
【0012】〔実施例の効果〕本実施例は、上記の作用
で示したように、作動スイッチ11がONされると、抵抗
素子7の抵抗値により得られた電圧に基づいて、使用さ
れる湿度センサ3の補正値を設定し、その補正値に基づ
いて、使用される湿度センサ3の出力が補正される。こ
のように、作動スイッチ11がONされる毎に、利用回路
4の電気回路6で、補正値を設定し、使用される湿度セ
ンサ3の出力補正を行うため、湿度センサ3の特性ばら
つきによる調整なしで、補正器付センサ2の組付け、交
換が行える。また、補正用の抵抗素子7を、樹脂8で湿
度センサ3と一体化して、補正器付センサ2としたこと
により、センサ部品が大型化しない。
【0013】図5および図6は第2実施例を示す(な
お、電気回路図は、上記の第1実施例と共通で、符号は
図1参照)。本実施例は、図5に示すように、湿度セン
サ3のばらつきによる特性(破線C)が、基準特性(実
線A)に対し、絶対値以外に傾きも変化するものであ
る。本実施例では、次の表1に示すように、抵抗値を、
補正のためのパラメータとして使用するもので、使用さ
れる湿度センサ3の特性に応じた抵抗素子7が、補正器
付センサ2に選定して設けられる。つまり、使用される
湿度センサ3の特性である傾きと、基準湿度における絶
対値(電圧値Vs )に応じて、抵抗値が選ばれている。
【0014】
【表1】 また、電気回路6のROM17には、各抵抗値(CPU
16の入力電圧値)に応じた傾き、絶対値のデータを備
える。そして、CPU16は、読み込まれた入力電圧に
応じて、ROM17から使用される湿度センサ3の特性
を検知し、その特性に応じた補正を行う。
【0015】この第2実施例の作動を、図6に示すCP
U16の作動の説明のフローチャートに基づき、説明す
る。作動スイッチ11がONされると、ステップS11で、
抵抗素子7による電圧値を読み込む。次に、ステップS
12で、ROM17から使用される湿度センサ3の特性
(傾き、絶対値)を読み込む。次いで、ステップS13
で、ROM17から基準特性を読み込む。そして、ステ
ップS14で、使用される湿度センサ3の特性と基準特性
とを比較し、補正値を算出し、RAM18に書き込む。
ステップS15で、切替スイッチ14を切替え、CPU1
6の入力を湿度センサ3の出力に切り換える。ステップ
S16で、湿度センサ3による電圧値を読み込む。次に、
ステップS17で、ステップS14で得られた補正値によ
り、湿度センサ3の電圧値を補正する。そして、ステッ
プS18で、補正された湿度センサ3の電圧値に基づい
て、表示器5によって比重表示を行う。その後、ステッ
プS19で、作動スイッチ11がONされているか否かの判
断を行い、YES の場合はステップS16へ戻り比重表示を
繰り返す。また、NOの場合は、比重表示を終了する。
【0016】図7および図8は第3実施例を示すもの
で、図7はバッテリ液の比重が低下した際に警報器を作
動する電気回路図である。本実施例は、第1、第2抵抗
体19、20および補正用の抵抗素子7で設定される設
定電圧と、湿度センサ3の抵抗変化による電圧とを、コ
ンパレータ21で比較し、湿度センサ3の抵抗変化によ
る電圧が、設定電圧以上となると、つまり、バッテリ液
の比重が設定値よりも低下すると、ランプ、ブザーなど
の警報器22を作動させるものである。抵抗素子7は、
使用される湿度センサ3の特性に応じて、作動点でコン
パレータ21の出力が反転するように、設定電圧を調節
するように選定されたものである。具体的には、使用さ
れる湿度センサ3の特性が図8の破線Dに示す特性の場
合、警報器22が作動する湿度に対する、湿度センサ3
による出力電圧値Vsが、コンパレータ21のマイナス
端子に発生するように、抵抗素子7が選定される。この
ように設けられることにより、バッテリ液の比重が低下
し、水分量が増加して、湿度が設定湿度以上になると、
湿度センサ3のばらつきに関係なく、設定湿度以上とな
ったときに、コンパレータ21がONして、警報器22が
作動する。
【0017】〔変形例〕上記の実施例では、バッテリ液
の比重を検出する湿度センサに本発明を適用した例を示
したが、空気中の湿度を検出する湿度センサなど他の湿
度センサに本発明を適用しても良い。また、センサの一
例として湿度センサを示したが、温度センサ、圧力セン
サ、磁気センサ、光センサ、物性センサなど対象の状態
を検出する他のセンサに本発明を適用しても良い。さら
に、センサの出力により、検出対象の測定値を表示した
り、測定値を判定した例を示したが、制御の情報として
使用しても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】バッテリ液比重測定表示装置の電気回路図であ
る(第1実施例)。
【図2】補正器付センサの平面図である(第1実施
例)。
【図3】湿度と出力電圧との関係を示すグラフである
(第1実施例)。
【図4】CPUの作動を示すフローチャートである(第
1実施例)。
【図5】湿度と出力電圧との関係を示すグラフである
(第2実施例)。
【図6】CPUの作動を示すフローチャートである(第
2実施例)。
【図7】バッテリ液の比重低下警報装置の電気回路図で
ある(第3実施例)。
【図8】湿度と出力電圧との関係を示すグラフである
(第3実施例)。
【符号の説明】
2 補正器付センサ 3 湿度センサ 4 利用回路 7 抵抗素子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G01R 35/00 A 8203−2G

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 検出対象の状態を処理可能な信号に変換
    するセンサ、およびこのセンサの特性のばらつきを補正
    する抵抗素子を一体化した補正器付センサと、 前記センサの出力信号を前記抵抗素子の抵抗値に基づい
    て補正利用する利用回路とを具備する検出装置。
JP3291759A 1991-11-07 1991-11-07 検出装置 Pending JPH05126595A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3291759A JPH05126595A (ja) 1991-11-07 1991-11-07 検出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3291759A JPH05126595A (ja) 1991-11-07 1991-11-07 検出装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05126595A true JPH05126595A (ja) 1993-05-21

Family

ID=17773054

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3291759A Pending JPH05126595A (ja) 1991-11-07 1991-11-07 検出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05126595A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011127331A3 (en) * 2010-04-07 2012-02-02 Mc10, Inc. Methods and apparatus for measuring technical parameters of equipment, tools and components via conformal electronics

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011127331A3 (en) * 2010-04-07 2012-02-02 Mc10, Inc. Methods and apparatus for measuring technical parameters of equipment, tools and components via conformal electronics

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7088346B2 (en) Detecting a ‘no touch’ state of a touch screen display
US20050179671A1 (en) Generating and validating pixel coordinates of a touch screen display
JPH05126595A (ja) 検出装置
CN113513823A (zh) 一种新风过滤机组的控制装置、方法和新风过滤机组
JP3152534B2 (ja) 環境センサ
JPS58122465A (ja) 導電率検出器及びその方法
JPH04292732A (ja) 空気清浄機の汚染度感知装置及びその方式
JP3080450B2 (ja) 測定装置
JPH07260730A (ja) 環境センサ出力補正装置
JP2745027B2 (ja) ラベル検知装置
JP3220974B2 (ja) レベル検出回路
JPH0894564A (ja) ニオイモニタ
KR940002335B1 (ko) 공기청정기의 자동오염 조절방법 및 장치
JP2745494B2 (ja) ガス警報装置
JPH06331584A (ja) 環境センサ
JPH07182093A (ja) タッチパネル制御装置
JPH09257848A (ja) 電路の保守点検装置
JP3178702B2 (ja) ガス検出装置
JP2953070B2 (ja) A/d変換装置
JP3329055B2 (ja) 空調制御用水温検出装置
JP2001265531A (ja) タッチパネルシステムおよび電子機器
JPH0545235A (ja) 温度検出装置
JPH08101151A (ja) ニオイモニタ
JPS62170823A (ja) 光量検出回路
JPH08136487A (ja) ニオイモニタ