JPH0512633Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0512633Y2
JPH0512633Y2 JP1986181947U JP18194786U JPH0512633Y2 JP H0512633 Y2 JPH0512633 Y2 JP H0512633Y2 JP 1986181947 U JP1986181947 U JP 1986181947U JP 18194786 U JP18194786 U JP 18194786U JP H0512633 Y2 JPH0512633 Y2 JP H0512633Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat exchanger
holding frame
sealing member
holding
sealing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1986181947U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6390776U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1986181947U priority Critical patent/JPH0512633Y2/ja
Publication of JPS6390776U publication Critical patent/JPS6390776U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0512633Y2 publication Critical patent/JPH0512633Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案は空調換気扇等に組込まれる熱交換器に
関する。
(従来の技術) 従来、熱交換器においては、第4図乃至第6図
に示すように素子1が積層された熱交換体2を基
板3の各角部に立設された断面L字状の保持枠4
内に挿入した後、端板5の各角部の孔6を各保持
枠4の上端舌片7に嵌込み、しかる後該各舌片を
折曲することにより組立てられている。又、熱交
換体2の挿入性を良くしているため熱交換体2と
保持枠4との間には隙間ができるので該隙間を第
6図に示すようにシール材8でシールしている。
しかしながら上記のものは、組立に際しては予
め保持枠内面にシール材8を塗布してから熱交換
体2を挿入しなければならず作業性が悪く、しか
も保持枠4は強度上鉄板で作られており、そのた
めに熱交換器を掃除する際保持枠4の端縁部で手
を切る等怪我のおそれがあつた。
(考案が解決しようとする問題点) 上記したように従来のものは、組立に際し予め
保持枠へのシール材の塗布を必要とするので作業
性が悪く、且つ掃除の際保持枠で手を切る等怪我
のおそれがあつた。
そこで本考案は、前記従来の欠点を除くため
に、弾性を有するシール部材を各保持枠に被着す
ることによりシール作業を簡単化すると共に保持
枠による怪我を防止し以て組立作業性及び安全性
を向上させることを目的とする。
[考案の構成] (問題点を解決するための手段) 本考案は、四角柱状の熱交換体の各稜角部を
夫々保持する金属製の保持枠の外面に夫々弾性を
有するシール部材を被着し、このシール部材を熱
交換体に弾性的に当接し得る構成としている。
(作用) 上記手段によれば、シール部材が熱交換体に弾
性的に当接しているので、熱交換体と保持枠間に
生ずる隙間に対するシール作業が容易で且つ該隙
間による熱交換器の動きを阻止できるものであ
る。
(実施例) 以下本考案の一実施例につき第1図乃至第3図
を参照して説明する。11は熱交換体で、仕切板
12と波形板13を一体に重合した素子14を多
数個交互に直交させて積層することにより四角柱
状に構成されている。15は前記熱交換体11を
収納保持する保持体で、四角形の基板16の各角
部には熱交換体11の各稜角部を夫々保持する断
面略L字状の金属製例えば鉄板製の直状の保持枠
17を一体に立設しており、各保持枠17の上端
には夫々上方に指向する舌片18を延設してい
る。19は前記基板16と対向するように前記各
保持枠17上に配設され基板16と同形状をなす
端板で、その各角部には前記各舌片18に嵌挿す
る孔(図示せず)を形成している。20は前記保
持枠17と略同寸の直状の例えば合成樹脂製のシ
ール部材で、各保持枠17の外面に夫々被着され
るものであつて長手方向の両端縁部には第3図に
示すようにL字状に屈曲して同寸の保持部21,
21を一体形成すると共にその屈曲端部内側に
夫々係止部22を一体に突出形成しており、各保
持部21の端縁部には前記熱交換体11に弾性的
に当接し得る夫々同寸の薄肉状のシール部23,
23を一体に延出形成している。
次に本実施例の熱交換器を組立てる場合につい
て説明する。
先ず、積層した熱交換体11を保持体15に挿
入した後、端板19をその各孔を保持枠17の舌
片18に嵌挿し各舌片18を折曲することにより
保持枠17従つて保持体15に取着する。次いで
第2図及び第3図に示すように各シール部材20
をその各保持部21の係止部22を各保持枠17
の両端縁部に嵌込むことにより各保持枠17に被
着する。この時、シール部材20の各シール部2
3が熱交換体11に弾性的に当接することにより
従来のシール材8と同等の作用即ち排気流と吸気
流との混合が防止されると共に熱交換体11と保
持枠17との間に生ずる隙間による熱交換体11
の動きが阻止される。
上記実施例によれば、従来のように保持枠にシ
ール材を塗布するという面倒な作業を要せず、保
持枠17の外面に単にシール部材20を被着する
だけの簡単な作業のみで従来と同等の効果を得ら
れるのみならず保持枠17の両端縁部がシール部
材20の保持部21によつて隠蔽されるので該端
縁部による怪我のおそれが全くない。
尚、本考案は上記し且つ図面に示す一実施例の
みに限定されるものではなく、要旨を逸脱しない
範囲内で適宜変更して実施し得るものである。
[考案の効果] 本考案は以上説明したように保持枠の外面に単
にシール部材を被着するだけの簡単な作業のみで
シール作業を行ない得るのみならず、熱交換器の
掃除時等における金属製の保持枠による怪我を未
然に防止でき、以て組立作業性及び安全性を向上
できる等の効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本考案の一実施例を示すも
ので、第1図は組立状態の外観斜視図、第2図は
第1図の横断面図、第3図は要部の拡大断面図、
第4図乃至第6図は従来例を示すもので、第4図
は第1図相当図、第5図は分解斜視図、第6図は
第2図相当図である。 図面中、11は熱交換体、15は保持体、17
は保持枠、20はシール部材、21は保持部、2
2は係止部、23はシール部である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 仕切板と波形板からなる素子を交互に直交させ
    て積層した四角柱状の熱交換体と、この熱交換体
    の各稜角部を夫々保持する金属製の保持枠を有す
    る保持体とを備えたものにおいて、前記熱交換体
    に弾性的に当接するシール部を長手方向両端縁部
    に形成したシール部材を前記各保持枠の外面に
    夫々被着したことを特徴とする熱交換器。
JP1986181947U 1986-11-28 1986-11-28 Expired - Lifetime JPH0512633Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986181947U JPH0512633Y2 (ja) 1986-11-28 1986-11-28

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986181947U JPH0512633Y2 (ja) 1986-11-28 1986-11-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6390776U JPS6390776U (ja) 1988-06-13
JPH0512633Y2 true JPH0512633Y2 (ja) 1993-03-31

Family

ID=31127292

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986181947U Expired - Lifetime JPH0512633Y2 (ja) 1986-11-28 1986-11-28

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0512633Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55141782U (ja) * 1979-03-30 1980-10-09

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6390776U (ja) 1988-06-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2918756C (en) Insulated panel assembly
JPH0512633Y2 (ja)
JP3911499B2 (ja) カセットフィルター
JPH0842988A (ja) 熱交換エレメント
JPS589724Y2 (ja) 換気扇
JPH01106768U (ja)
JPH06101988A (ja) 熱交換器
JPS60255521A (ja) 空調装置の接続構造
JP3305561B2 (ja) 熱交換エレメント
JPS6036705Y2 (ja) 合成樹脂製ガラス障子
JPS5844387U (ja) 建築用のパネル
JPH073171Y2 (ja) 熱交換器
JP2501538Y2 (ja) 建築用面構造材の連結装置
JP3984478B2 (ja) 仮設間仕切り用中空パネル
JPH043610Y2 (ja)
JP3659794B2 (ja) 建物の開口部内枠材の組立構造
JPH01131774A (ja) 窓板嵌込み用ガスケツト
JPH0246561Y2 (ja)
JPH029182Y2 (ja)
JPS6312735Y2 (ja)
KR200160742Y1 (ko) 공조기의 하우징골격 조립장치
JPH054515Y2 (ja)
JPH024360Y2 (ja)
JPH0214607Y2 (ja)
JPS6227834Y2 (ja)