JPH05126008A - インナカム式分配型燃料噴射ポンプ - Google Patents

インナカム式分配型燃料噴射ポンプ

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JPH05126008A
JPH05126008A JP3288591A JP28859191A JPH05126008A JP H05126008 A JPH05126008 A JP H05126008A JP 3288591 A JP3288591 A JP 3288591A JP 28859191 A JP28859191 A JP 28859191A JP H05126008 A JPH05126008 A JP H05126008A
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JP
Japan
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plunger
fuel
roller
rotor
cam
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JP3288591A
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English (en)
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Yoshifumi Katagiri
美文 片桐
Koichi Nagatani
康一 永谷
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Denso Corp
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NipponDenso Co Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
    • Y02T10/70Energy storage systems for electromobility, e.g. batteries

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  • Fuel-Injection Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 摩耗、焼付などが生じにくく、特に高速回転
域での燃料吸入効率を良好にする小型のインナカム式分
配型燃料噴射ポンプを提供する。 【構成】 プランジャ36の往復摺動によって燃料加圧
室の燃料を加圧し、この燃料を、スピル電磁弁によって
調量し、ロータの分配部を経由して燃料噴射弁に圧送す
る。ロータの加圧部を囲む位置に設けられるインナカム
のカム面に当接するローラ39は、ローラシュー38に
回転自在に支持される。ローラシュー38は、前記ロー
タの加圧部の径方向に形成される貫通孔内を往復摺動す
るプランジャ36と連結部材62によって連結される。
これにより、プランジャ36、ローラシュー38および
ローラ39が挙動を共にし、ロータの回転にともないプ
ランジャ36に作用する遠心力が増大するため、プラン
ジャ36のカムリフト量つまりインナカムのカム面から
のローラ39のジャンピング量が低減され、燃料の吸入
不良が改善される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】 本発明は、ディーゼル機関等に
燃料を圧送供給するインナカム式分配型燃料噴射ポンプ
に関するもので、詳細には、燃料吸入効率を向上させる
機構を有する燃料噴射ポンプに係る。
【0002】
【従来の技術】インナカム式分配型燃料噴射ポンプは、
シリンダ内を摺接回転するロータの燃料ポートがシリン
ダの吐出ポートに連通したとき、プランジャのカムリフ
トにより加圧されたプランジャ室の燃料をロータの燃料
ポートからシリンダの吐出ポート、燃料通路等を経てデ
リバリバルブよりディーゼル機関に供給する。
【0003】そして、分配型燃料噴射ポンプの圧送機構
は、例えば図11に示すように、インナカム40の径方
向内側に設けられ、燃料を分配するロータ13と、ロー
タ径方向に開口される貫通孔35と、貫通孔35に摺動
自在に嵌合されるプランジャ36と、これらのプランジ
ャ36の内端面で画成されるプランジャ室14と、プラ
ンジャ36の他端面に当接するローラシュー38と、ロ
ーラシュー38のローラ案内溝38aに回転自在に設け
られ、かつインナカム40に当接するローラ39等から
構成されている。
【0004】ロータ13の回転に伴いインナカム40の
内周カム形状に応じてローラ39がローラシュー38を
介してプランジャ36を往復摺動させ、プランジャ36
の往復動によりプランジャ室14に燃料を吸入し圧送す
るようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】近年、ディーゼル機関
の高速化が求められるのに伴い燃料噴射ポンプについて
も高速化が要求されている。このような燃料噴射ポンプ
の高速化を図るときに生じる一つの問題として、高速回
転時に燃料吸入が不十分になりやすいという問題があ
る。この燃料の吸入不良が生じる原因としては、燃料吸
入時における燃料流速が大きくなるため吸入通路の管路
損失が大きくなり、かつ吸入期間はロータの回転角度的
に一定なため回転速度の上昇に比例して時間的に短くな
ることがあげられる。
【0006】この問題を解決する技術的な手段として
は、 吸入通路を拡大することが考えられるが、これ
によるとポンプ圧送系のデッドボリュームを増大させる
結果、噴射圧の低下等を生ずるという弊害を招き、また
フィードポンプ吐出量を増大することが考えられる
が、これによるとポンプの大型化を招くという弊害があ
る。
【0007】さらに燃料の吸入不良の問題を解決するた
めの手段として、特開平2−188665号公報に示さ
れるものがある。このものは、インナカムのカム面にロ
ーラをスプリングの付勢力により付勢し、ローラのジャ
ンピング量を低減しようとするものであるが、しかしス
プリングによる付勢力によると、インナカムのカム面に
対するローラの摩擦接触圧が大きくなること等が原因し
てローラがころがりにくくなり、摩耗、焼付が生じやす
いという問題がある。
【0008】本発明は、前記問題点に着目してなされた
もので、ポンプ圧送系のデッドボリュームの増大、ポン
プ体格の大型化を招くことなしに、摩耗、焼付などが生
じにくく、低速回転から高速回転に至るまで燃料吸入効
率を上昇させて燃料吸入を良好にする機構をもつインナ
カム式分配型燃料噴射ポンプを提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の本発明によるインナカム式分配型燃料噴射ポンプは、
プランジャの往復摺動によって燃料加圧室の燃料を加圧
し、加圧した燃料を調量部材によって調量し、この調量
した燃料をロータの分配部を経由して圧送するインナカ
ム式分配型燃料噴射ポンプであって、シリンダ内を摺接
回転し、燃料を分配する分配部を有するロータと、この
ロータの加圧部を取り囲む位置に設けられるインナカム
と、このインナカムのカム面に当接するローラと、この
ローラを回転自在に支持するローラ案内溝を有するロー
ラシューと、前記ロータの加圧部の径方向に形成される
貫通孔内を往復摺動するプランジャと、前記プランジャ
の径方向外端に設けられ、前記ローラシューと前記プラ
ンジャとを連結する連結部と、前記プランジャの内端面
と前記貫通孔内壁面とで画成される燃料加圧室とを備え
たことを特徴とする。
【0010】
【作用】本発明の分配型燃料噴射ポンプによると、プラ
ンジャとローラシューとは連結部によって連結される構
成であるから、プランジャ、ローラシューおよびローラ
が挙動を共にし、ロータの回転にともないプランジャに
作用する遠心力が増大するので、例えば図5に示すよう
に、プランジャのカムリフト量つまりインナカムのカム
面からのローラのジャンピング量が低減され、燃料の吸
入不良が解消される。
【0011】
【実施例】以下本発明の実施例を図面にもとづいて説明
する。図3および図4は、本発明の第1の実施例を表わ
すインナカム式分配型燃料噴射ポンプの概略構成を示し
ている。分配型燃料噴射ポンプ1は、フィードポンプ2
により燃料タンク3からポンプ低圧側通路6に汲み上げ
た燃料をポンプ高圧側通路4を経てギャラリ(燃料低圧
室)5に取り込み、噴射時期と噴射量を調節した高圧燃
料をデリバリバルブ7からディーゼル機関の噴射ノズル
に圧送する。
【0012】燃料噴射ポンプ1の内部は、ポンプハウジ
ング11に内蔵された円筒状のシリンダ12、シリンダ
12の内周面に回動自在に嵌装されて燃料通路の切替を
行なうロータ13、ロータ13に形成されるプランジャ
室(燃料加圧室)14で加圧された燃料をロータ13内
の燃料通路から溢流させる電磁スピル弁16、ロータ1
3にカップリング8を介して動力を伝達するドライブシ
ャフト17等から構成されている。
【0013】シリンダ12の内部には、ギャラリ5から
連通路34を介してプランジャ室14に燃料を供給する
ための吸入通路21、プランジャ室14で加圧された燃
料をデリバリバルブ7に圧送するための吐出通路22、
燃料噴射量を調節するためにプランジャ室(燃料加圧
室)14からギャラリ5に燃料を逃がす溢流通路23が
それぞれ設けられ、これらの通路21、22、23は、
シリンダ内周壁面12aにて摺動するロータ小径部13
aの外周面にそれぞれ開口されている。
【0014】燃料を分配するロータ小径部13aには、
プランジャ室14に供給される燃料を吸入通路21から
導入する吸入ポート31、プランジャ室14で加圧され
た高圧燃料を吐出通路22に吐出する吐出ポート32、
燃料噴射量の調節のために溢流通路23に燃料を排出す
る溢流ポート33、これらの各ポート31、32、33
に一端が連通し他端がプランジャ室14に連通する連通
路34がそれぞれ設けられている。
【0015】ロータ小径部13aより外径が大きく形成
された燃料加圧部としてのロータ大径部13bには、径
方向に直交する2本の貫通孔35が開口され、それぞれ
の貫通孔35に2個のプランジャ36が径方向に摺動自
在に嵌合され、これらのプランジャ36の内端面間にプ
ランジャ室14が形成される。プランジャ36の径外方
向の外端面には、図4に示すように、ローラ39を回転
自在に保持するローラシュー38がシュー案内溝81に
径方向に摺動自在に配設されている。ローラ39の径外
方向には、インナカム40の内周面40aが対面し、そ
の内周面の円周方向にカム山が形成されている。プラン
ジャ室14の燃料圧力および遠心力により径外方向に付
勢されるプランジャ36は、その一端によってローラシ
ュー38を介してローラ39をインナカム内周面40a
に形成されたカム面に押圧接触している。
【0016】ここでプランジャ36とシュー38の連結
構造について図1および図2を用いて詳述する。プラン
ジャ36の径外方向端面に円柱36aが形成され、この
円柱36aの頂部に円柱36aよりも大径の円板36b
が形成される。一方、ローラシュー38の底面には断面
が逆T字状の突起38aが形成され、その付け根部に凹
溝38b、38cがローラ軸方向に形成される。そし
て、薄板状の弾性体からなる連結部材62は、前記円柱
36aに嵌合可能な切欠き溝62aと、前記凹溝38
b、38cに係止可能な端部62b、62cを有してい
る。図2は、プランジャ36とローラシュー38を連結
部材62によって連結した状態を示している。
【0017】さらに、図3に示すように、ロータ13の
回転に応じてプランジャ36が径外方向へ移動する燃料
吸入行程においては吸入通路21と吸入ポート31とが
連通し、プランジャ36が径内方向へ移動する圧縮行程
においては吸入通路21と吸入ポート31が遮断する。
ロータ13の吐出ポート32は、吐出行程においてシリ
ンダ12の吐出通路22と連通する。吐出通路22は、
ポンプハウジング11内の通路57を介してデリバリバ
ルブ7に連通する。デリバリバルブ7は図示しないパイ
プが接続され、このパイプの他端は、ディーゼル機関に
搭載される噴射ノズルに接続される。
【0018】溢流通路23の下流の燃料通路には、電磁
スピル弁16が配置され、この電磁スピル弁16により
溢流通路23とギャラリ5との連通または遮断が行なわ
れる。電磁スピル弁16は、ディーゼル機関の運転状態
を示す信号、例えばアクセル開度センサ63からの信
号、回転センサ28からの信号等を基にして駆動制御さ
れる。
【0019】ロータ大径部13bに設けられるパルサ2
6に対向する位置に設けられる回転センサ28の検出し
た回転速度信号は制御装置60に入力され、この制御装
置60は、各種センサ信号に基づいて機関運転状態から
求められる電磁スピル開弁時期を算出し、この開弁時刻
を時間変換して電磁スピル弁16に開弁信号を送る。デ
ィーゼル機関の回転力はドライブシャフト17に伝達さ
れ、ロータ13が回転されると、プランジャ36がイン
ナカム40のカムプロフィールに沿って径方向に往復動
しプランジャ室14にギャラリ5から燃料を吸入する吸
入行程とプランジャ室14からデリバリバルブ7を経て
高圧燃料をノズルに送出する圧送行程とを繰り返し、こ
れに同期して電磁スピル弁16により溢流時期の調整、
すなわち、燃料噴射量の制御がなされる。
【0020】次に、前記実施例のプランジャ36に作用
する遠心力と従来の比較例によるプランジャに作用する
遠心力とを比較すると次のとおりである。この遠心力が
作用する慣性質量の「有効回転半径」rについては、従
来のものはプランジャの重心位置で決まる有効半径であ
るのに対し、前記実施例ではプランジャ36、ローラシ
ュー38およびローラ39の3個の部品の重心位置で決
まる有効半径であるので、本実施例の場合は従来例の場
合に比べ前記遠心力が作用する慣性質量の有効半径が約
2倍大きくなる。また、前記遠心力が作用する「有効質
量」mについては、従来のプランジャの質量に対し、本
実施例ではプランジャ、シューおよびローラの合計質量
となるから、約2倍ないし3倍に増大する。このため、
プランジャ36に作用する遠心力F(F=mrω2
ω:角速度)は従来のものに比べ約4倍ないし約6倍ほ
ど大きくなる。
【0021】したがって、例えば図5に示すように、従
来の比較例では、燃料吸入時に前述のようにプランジャ
に作用する遠心力が相対的に小さいことからプランジャ
およびローラシューおよびローラがカム面からジャンピ
ングし、プランジャのカム面からのリフト量が過度に増
大し、燃料吸入時に十分な燃料吸入が行われず、燃料吸
入効率が低下する。これに対し前記実施例では、プラン
ジャの径外方向への移動時に作用する遠心力が大きいこ
とから、プランジャ、ローラシューおよびローラのカム
面からのジャンピング量が小さくなるため、燃料吸入時
のプランジャによる燃料吸入力が大きくなり、燃料吸入
効率が向上される。
【0022】次に、前記実施例において、ローラシュー
38の存在理由つまりローラシュー38を廃止できない
理由は次のとおりである。 ローラシュー38を廃止してプランジャ36を直接
ローラ39に当接すると仮定すると、図6に示すよう
に、ローラ39にプランジャ36が当接することによる
ローラ39の受圧面積は、図6(A)に示す斜線領域部
分となり、この斜線領域部分は、ローラ39を保持する
ローラシュー38がある場合に比べ斜線領域部分の面積
が小さくなるため、ローラ39とプランジャ36の当た
り面圧が大きくなるので、ローラの焼付が生じやすくな
って安全率が低下してしまうからである。
【0023】 ローラシュー38を廃止してローラシ
ュー38とプランジャ36を一体化した形態にする場合
は、次のような問題がある。すなわち、図7に示すよう
に、インナカム40はハウジング7に組み込まれるとと
もにプランジャ36はロータ13に組み込まれているた
め、ハウジング7の軸線とロータ13の軸線との不一致
が生じた場合、インナカム40とローラ39の軸線が一
致しないことになるので、このような場合にはプランジ
ャ36に偏荷重が作用し、摩擦抵抗が大きくなって駆動
損失、耐久性劣化等が生じるという問題がある。
【0024】前記、の理由によってローラシューを
廃止することは困難である。次に本発明の第2実施例に
よるプランジャとローラシューの連結機構を図8および
図9に示す。第2実施例は、プランジャ36とローラシ
ュー38を連結する連結部材を、プランジャおよびロー
ラシューに連結部として一体形成した例である。プラン
ジャ36の形状は、第1実施例のものと同様であるの
で、実質的に同一の構成部分に同一符号を付し、説明を
省略する。ローラシュー38の底面には、断面T字状の
凹溝38d、凹溝38eが形成される。凹溝38d、3
8eは、プランジャ36の円板36bを側方からスライ
ドさせて嵌合可能になっている。
【0025】第2実施例では、連結部材がプランジャ3
6とローラシュー38に一体化されて形成されるため、
部品点数が第1実施例に比べて低減されるという効果が
ある。本発明の第3実施例によるプランジャとローラシ
ューの連結部を図10に示す。
【0026】第3実施例は、プランジャ36の径方向外
端部に形成する突起36cの頂面を球状に形成した例で
ある。球状部36dがローラシュー38の凹溝底面38
fに当接する構成であるから、ローラシュー38の軸と
プランジャ36の軸との間に軸ズレがある場合にプラン
ジャ36に作用する偏荷重が解消されるという効果があ
る。
【0027】なお、本発明のプランジャとローラシュー
との連結部材の構造については、前述した構造に限られ
るものでなく、プランジャあるいはローラシューに連結
部を一体化したもの、あるいは別部材の連結部材を用い
てプランジャとローラシューを連結するもの等の構成に
してもよい。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のインナカ
ム式分配型燃料噴射ポンプによれば、プランジャ、ロー
ラシュー、ローラを連結部によって一体化する構成とし
たため、これらの部品の慣性質量の重心位置が径方向外
側に従来のものより移動するとともに、各部品が連結部
によって一体化される分それらの部品の合計慣性質量が
増大されるため、高速回転時にプランジャに作用する遠
心力を増大できるので、吸入行程時の燃料吸入効率を向
上し、特に高速回転時の吸入不良を解消することができ
るという効果がある。
【0029】したがって、高速回転時、毎回の燃料噴射
時期の遅れが解消され、燃料噴射量も精密に制御される
ため、ディーゼル機関の運転性の向上、振動の低減をは
かることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例によるプランジャ、連結部
およびローラシューを示す組み立て分解構成斜視図であ
る。
【図2】本発明の第1実施例によるプランジャとローラ
シューの連結構造を示す断面図である。
【図3】本発明の第1実施例によるインナカム式分配型
燃料噴射ポンプを示す概略断面図である。
【図4】図3に示すA−A線断面図である。
【図5】本発明の第1実施例によるロータ回転角とプラ
ンジャのカムリフト量を示す特性図である。
【図6】ローラシューを廃止した場合のプランジャとロ
ーラの当たり受圧面を説明する説明図である。
【図7】ロータの中心軸線とハウジングの中心軸線がず
れた場合にプランジャに偏荷重が作用する状態を説明す
るための説明図である。
【図8】本発明の第2実施例によるプランジャとローラ
シューの連結構造を示す組み立て分解構成斜視図であ
る。
【図9】本発明の第2実施例を示す図である。
【図10】本発明の第3実施例を示す図である。
【図11】従来例によるプランジャ、ローラシューおよ
びローラの挙動を示すための断面図である。
【符号の説明】
1 …燃料噴射ポンプ、 12 …シリンダ、 13 …ロータ、 14 …プランジャ室(燃料加圧室)、 16 …電磁スピル弁(調量部材)、 36 …プランジャ、 36a …円柱(連結部)、 36b …円板(連結部)、 38 …ローラシュー、 38a …断面T字状突起(連結部)、 39 …ローラ、 40 …インナカム、 40a …インナカム内周面(カム面)。 62 …連結部材(連結部)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プランジャの往復摺動によって燃料加圧
    室の燃料を加圧し、加圧した燃料を調量部材によって調
    量し、この調量した燃料をロータの分配部を経由して圧
    送するインナカム式分配型燃料噴射ポンプであって、 シリンダ内を摺接回転し、燃料を分配する分配部を有す
    るロータと、 このロータの加圧部を取り囲む位置に設けられるインナ
    カムと、 このインナカムのカム面に当接するローラと、 このローラを回転自在に支持するローラ案内溝を有する
    ローラシューと、 前記ロータの加圧部の径方向に形成される貫通孔内を往
    復摺動するプランジャと、 前記プランジャの径方向外端に設けられ、前記ローラシ
    ューと前記プランジャとを連結する連結部と、 前記プランジャの内端面と前記貫通孔内壁面とで画成さ
    れる燃料加圧室とを備えたことを特徴とするインナカム
    式分配型燃料噴射ポンプ。
JP3288591A 1991-11-05 1991-11-05 インナカム式分配型燃料噴射ポンプ Pending JPH05126008A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007132251A (ja) * 2005-11-09 2007-05-31 Toyota Motor Corp 燃料噴射装置
CN104006136A (zh) * 2014-04-27 2014-08-27 王红兴 弹簧阻尼滑块内凸轮限速器

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