JPH0512594B2 - - Google Patents

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JPH0512594B2
JPH0512594B2 JP20837385A JP20837385A JPH0512594B2 JP H0512594 B2 JPH0512594 B2 JP H0512594B2 JP 20837385 A JP20837385 A JP 20837385A JP 20837385 A JP20837385 A JP 20837385A JP H0512594 B2 JPH0512594 B2 JP H0512594B2
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short tube
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flange portion
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Tadayoshi Nagaoka
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NAGAOKA KINMO KK
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  • Flanged Joints, Insulating Joints, And Other Joints (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、地熱発電所のスチーム井戸、石油の
2次回収用のスチームインジエクシヨン井戸等高
温の作業条件の下で使用されるケーシングパイプ
とウエルスクリーン等異種金属からなる2または
それ以上の管状物を接続するための継手に関す
る。
〔従来の技術〕
地熱発電所のスチーム井戸は、第3図に示すよ
うなケーシングパイプa(以下ケーシングという)
とウエルスクリーンb(以下スクリーンという)
を結合した構造を備えている。ケーシングaは土
圧による井戸の崩壊の防止と、蒸気移送の機能を
有し、スクリーンbは土圧による井戸の崩壊の防
止と土砂の流入を防止しつつスチーム収集を行う
機能を有する。ケーシングaは鉄製のものが多い
が、スクリーンbとしては主としてステンレス鋼
製のものが用いられる。これは微砂の流入を防止
するために、スクリーンとしてはスリツトの小さ
いものが要求され、スリツトの小さいスクリーン
は腐蝕による目詰りを起し易いので、このような
腐蝕を極力少なくするため、スクリーンbの材質
としてはステンレス鋼が好ましいからである。
従来鉄製のケーシングaとステンレス鋼製のス
クリーンbとの結合は両者を直接溶接するか、第
3図に示すような内側にネジを設けた鉄製または
ステンレス鋼製の金属製継手cを使用してネジ止
めするかのいずれかの方法により行われている。
しかし、このようにして結合したケーシングaと
スクリーンbの組合せ構造においては、鉄製ケー
シングの腐蝕が異常に早い速度で進行するという
問題が生じている。これはスチーム井戸のような
湿分の多い環境において、直接接触する鉄製ケー
シングaとステンレス鋼製スクリーンとの間に自
然電極電位差があるため、イオン化傾向のより大
きい鉄製ケーシングaが陽極となり、電食による
腐蝕が促進されるからである。
そこで、水分、湿分の多い環境において、上記
のような異種金属からなるケーシングとスクリー
ンを結合するには、両者を直接接触させず、両者
間に絶縁材料を入れて絶縁させることが考えられ
る。
本出願人はさきに特開昭60−109687号公報をも
つて、水井戸のケーシングとスクリーン等の2本
の異種金属製管状物に接続される2本の短管を離
間して配置し、これらの短管に膨出部を形成し
て、これらの膨出部の外部形状に合致する内部形
状を有する絶縁管によりこれらの短管を接続する
ように構成した異種金属製管状物継手を提案し
た。また本出願人は実開昭60−112782号公報をも
つて、2本の異種金属管状物に接続される2本の
短管を離間して配置し、これらの短管に嵌合しう
る形状の絶縁管により、これらの短管を接続し、
これら短管と絶縁管の一方に突起物を、他方に凹
部を設けるように構成した異種金属製管状物継手
を提案した。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記各提案にかかる継手は、2本の異種金属製
管状物を電気的に絶縁された状態で接続し電食に
よる管状物の腐蝕を防止することができる点で有
効であるが、地熱発電所用のスチーム井戸のよう
に300℃前後の高温下で使用する管状物の継手と
して使用するためには、絶縁管はセラミツク等充
分な耐熱性を有する材質のものでなければなら
ず、このような耐熱性材料からなる絶縁管を採用
して上記継手を製造することは加工技術上の困難
性を伴う。すなわち、たとえば絶縁管をセラミツ
クで形成する場合は、予め完成品の形状に成形加
工した絶縁管内に円筒状の各短管部材を挿入配置
した後、各短管部材の一部をダイス等により内側
より塑性変形させて膨出部または凹凸部を成形し
なければならないが、その際絶縁管に加わる押圧
力が不均一であると絶縁管の破損を生じるので加
圧は精密にかつ細心の注意をもつて行わねばなら
ず、極めて困難な作業となる。
本発明の目的は、このような従来技術の問題点
を解決し、高温度での使用に耐えうる充分な耐熱
性を有しながら、成形加工が極めて容易な異種金
属製管状物継手を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段および作用〕
上記目的を解決するため、特許請求の範囲第1
項記載の発明にかかる異種金属製管状物継手は、
一方の金属製管状物との接続端部を一端に、フラ
ンジ部を他端に有し、かつ該管状物と同一金属か
らなる第1の短管と、該一方の金属製管状物と異
る金属からなる他方の金属製管状物との接続端部
を一端に、フランジ部を他端に有し、かつ該他方
の管状物と同一金属からなる第2の短管とを各フ
ランジ部が対向するようにして相互間に間隔を置
いて配置し、電気絶縁材料からなる第1の絶縁リ
ングを、該対向配置した該第1の短管および第2
の短管の各フランジ部の間の空間に配設し、さら
に該第1の短管のフランジ部とその下方に形成さ
れた絶縁リング支持部との間に電気絶縁材料から
なる第2の絶縁リングを介装してなることを特徴
とするものである。
このように構成することにより、予め完全に成
形した各短管および絶縁リングを単に組立てるだ
けで継手は完成し、両管状物は絶縁リングを介し
て電気的に絶縁した状態で相互に接続される。
特許請求の範囲第2項記載の発明は、一方の金
属製管状物との接続端部を一端に、フランジ部を
他端に有し、かつ該管状物と同一金属からなる第
1の短管と、フランジ部を両端に有し、該一方の
金属製管状物と異る金属からなる他方の金属製管
状物と同一金属からなる第2の短管とを該第1の
短管のフランジ部と該第2の短管の一方のフラン
ジ部が対向するようにして相互間に間隔を置いて
配置し、電気絶縁材料からなる第1の絶縁リング
を、該対向配置した該第1の短管および第2の短
管の各フランジ部の間の空間に配設し、さらに該
他方の金属製管状物との接続端部を一端に、フラ
ンジ部を他端に有し、かつ該他方の金属製管状物
と同一金属からなる第3の短管と、該第2の短管
とを、該第3の短管のフランジ部と該第2の短管
の他方のフランジ部が対向するようにして配置
し、該第1の短管のフランジ部と該第3の短管の
フランジ部との間に電気絶縁材料からなる第2の
絶縁リングを介装してなることを特徴とするもの
である。
このように構成することにより、予め成形した
各短管および絶縁リングを単に組立てるだけで継
手を完成することができる上に、管状物の設置場
所以外の場所で継手を組立てて保管し、管状物設
置場所では単に管状物を継手に接合する作業だけ
で両管状物を接続することができる。
特許請求の範囲第3項記載の発明は、一方の金
属製管状物との接続端部を一端に、フランジ部を
他端に有し、かつ該管状物と同一金属からなる第
1の短管と、フランジ部を両端に有する第2の短
管とを、該第1の短管のフランジ部と該第2の短
管の一方のフランジ部が対向するようにして相互
間に間隔を置いて配置し、電気絶縁材料からなる
第1の絶縁リングを、該第1の短管および該第2
の短管の各フランジ部の間の空間に配設し、さら
に該一方の金属製管状物と異る金属からなる他方
の金属製管状物との接続端部を一端に、フランジ
部を他端に有し、かつ該他方の金属製管状物と同
一金属からなる第3の短管と、該第2の短管と
を、該第3の短管のフランジ部と該第2の短管の
他方のフランジ部が対向するようにして相互間に
間隔を置いて配置し、電気絶縁材料からなる第2
の絶縁リングを該第2の短管と該第3の短管の各
フランジ間の空間に配設し、該第1の短管のフラ
ンジ部と該第3の短管のフランジ部との間に電気
絶縁材料からなる第3の絶縁リングを介装してな
り、該第2の短管は前記いずれの金属製管状物と
も異る金属からなるものであることを特徴とする
ものである。このように構成することにより、予
め成形した各短管および絶縁リングを単に組立て
るだけで継手を完成することができる上に、管状
物の設置場所以外の場所で継手を組立てて保管
し、管状物設置場所では単に管状物を継手に接合
する作業だけで両管状物を接続することができ、
さらに第2の短管は第1の短管および第3の短管
と異る種類の金属を選択することができる。
〔実施例〕
以下添付図面に示す実施例により本発明を詳細
に説明する。
第1図は本発明にかかる継手の一実施例を示す
縦断面図である。
本実施例および後述の第2図に示す実施例にお
いては、代表的な例として本発明にかかる継手を
地熱発電所のスチーム井戸用の鉄製ケーシングと
ステンレス鋼製スクリーンの接続に使用する場合
について述べる。
継手1は第1の短管2、第2の短管3および絶
縁リング4を含んで構成されている。第1の短管
2は井戸の中で継手の上方に位置する鉄製ケーシ
ング(図示せず)に接続されるもので、ケーシン
グと同一材料である鉄からなるものである。短管
2は円筒状に形成され、そのケーシングに接続さ
れる接続端部2aにはオネジが切られており、ま
たその反対側の端部には外側に張り出すフランジ
部2bが形成されている。第2の短管3は井戸中
で継手の下方に位置するステンレス鋼製スクリー
ン5に接続されるもので、スクリーンと同一材料
であるステンレス鋼を円筒状に形成してなるもの
である。短管3のスクリーン5と接続される接続
端部3aにはメネジが形成されており、その反対
側の端部には内側に張り出すフランジ部3bが形
成されている。スクリーン5の端縁部と短管3の
内壁により段部11が形成されており、この段部
が後述の絶縁リング7を支持するための絶縁リン
グ支持部を形成する。継手を組立てる場合は第1
の短管2と第2の短管3とは、各フランジ部2
b,3bが互いに向き合う形で間隔をおいて対向
配置される。
フランジ部2bの外径は短管3の内径よりも小
さく、フランジ部3bの内径は短管2の外径より
も大きい。したがつて継手1を組立てた場合フラ
ンジ部2bと短管3、フランジ部3bと短管2と
の間にはそれぞれ空隙が形成される。
絶縁リング4はセラミツク等耐熱性の電気絶縁
材料からなり、その内径は短管2の外径よりも僅
かに大きく、その外径は短管2のフランジ部2b
の外径よりも大きくなるように、形成されてい
る。
上記の継手1によりケーシングとスクリーンを
接続する場合は、短管2のフランジ部2b上に絶
縁リング4を載置し、次に短管3をそのフランジ
部3bが短管2のフランジ部2bと向き合うよう
にして絶縁リング4上に載置する。なお、フラン
ジ部3bの先端と短管2の外壁との間の空隙には
耐熱性絶縁リング6を嵌め込んでおくことが好ま
しい。しかる後フランジ部2bと絶縁リング支持
部11との間にスペーサーとして働く耐熱性絶縁
リング7を嵌め込み、短管3の接続端部3aをス
クリーン5の接続端部5aと螺合することにより
継手1はスクリーン5に固定される。次に短管2
の接続端部2aをケーシングにねじこんで接続す
ることによりケーシングとスクリーンは継手1を
介して電気的に絶縁された状態で相互に接続され
る。
なお、絶縁リング支持部11は第2の短管3の
内壁上に形成してもよい。
第2図は本発明の他の実施例を示す縦断面図で
ある。第1図に対応する構成部分は同一符号をも
つて示しその詳細な説明を省略する。本実施例の
継手は、ケーシングと同一金属からなる第1の短
管2と、内側に張り出したフランジ部を両端に有
しスクリーンと同一金属からなる第2の短管3と
を、第1の短管2のフランジ部2bと第2の短管
3の一方のフランジ部3aが対向するようにして
相互間に間隔を置いて配置し、電気絶縁材料から
なる絶縁リング4を、第1の短管2および第2の
短管3の各フランジ部2b,3aの間の空間に配
設し、さらにスクリーンとの接続端部8aを一端
に、フランジ部8bを他端に有し、かつスクリー
ンと同一金属からなる第3の短管8と、第2の短
管2とを、第3の短管8のフランジ部8bと第2
の短管3の他方のフランジ部3bとが対向するよ
うにして相互間に間隔を置いて配置し、電気絶縁
材料からなる絶縁リング10を第2の短管3と第
3の短管8の各フランジ3b,8b間の空間に配
設し、第1の短管2のフランジ部2bと第3の短
管8のフランジ部8bとの間に電気絶縁材料から
なる第3の絶縁リング7を介装してなるものであ
る。
第2図の実施例において、対向するフランジ部
2b,8bの間の空間に配設される耐熱性絶縁リ
ング4はその外径がフランジ部2b,8bの外径
よりも大きいように形成されている。第2の短管
3は2つの部分3d,3eからなり、接合部3c
においてネジ止めまたは溶接により接合されるよ
うになつている。第2の短管3の短管1,2のフ
ランジ部2b,8bに対応するフランジ部3a,
3bの内径は短管1,3の各フランジ部に隣接す
る部分の外径よりも大きく、短管1,8のフラン
ジ部2b,8bの外径は短管3の内径よりも小さ
い。したがつて継手1を組立てた場合フランジ部
3a,3bと短管2,8、フランジ部2b,3b
と短管3との間にそれぞれ空隙が形成される。
上記の継手1を組立てる場合は、短管2,8を
対向配置し、フランジ部2b,8b間の空間内に
絶縁リング7を配設し、またフランジ部2b,8
bの反対側には絶縁リング4,10を配設した後
フランジ部2b,8bを挾持するようにして第2
の短管の構成部分3d,3eを外側からかぶせ、
接合部3cにおいて接合する。
第2図の実施例においては、第1の短管をケー
シングと同一金属材料で形成し、第2の短管3と
第3の短管8をスクリーンと同一金属材料で形成
しているが、これに限らず、第2の短管3を第1
の短管2と同じくケーシングと同一金属で形成
し、第3の短管8のみをスクリーンと同一金属で
形成するようにしてもよい。なお、第1の短管2
と第2の短管3が同一金属の場合は、絶縁リング
4は省略してもよく、第2の短管3と第3の短管
8が同一金属の場合は絶縁リング10は省略して
もよい。また上記実施例においてはケーシングに
接続される短管を第1の短管とし、スクリーンに
接続される短管を第3の短管としているが、逆に
スクリーンに接続される短管を第1の短管とし、
ケーシングに接続される短管を第3の短管として
も良い。
また上記実施例において第2の短管3はケーシ
ングまたはスクリーンのいずれかと同一の金属材
料から形成されているが、これに限らず、第2の
短管3をケーシングまたはスクリーンのいずれと
も異る金属で形成することも可能である。この場
合は絶縁リング4,7,10のすべてが必要であ
る。このような構成を採用することにより、第2
の短管3としてたとえば強度において特にすぐれ
た鋼材等任意の材料を適宜選択することができる
ので有利である。
さらに、第2の短管3は第2図に示すように上
下に2分割した部分3d,3eを接合部3cにお
いて接合する構成に限らず、たとえば第2の短管
3を第4図に示すように直径方向に2分割した部
分3f,3gで構成するようにしてもよい。また
短管3の両端のフランジ部3a,3bを短管3の
本体部分と別個にリング状に成形する一方、短管
2と短管8の各フランジ部2b,8bも短管2,
8の各本体部分と別個にリング状に成形し、継手
1を組立てる場合は、まずフランジ部3aを短管
2の本体部分に、フランジ部3bを短管8の本体
部分にそれぞれ嵌合し、次いで絶縁リング4,1
0を短管2,8にそれぞれ嵌合し、フランジ部2
b,8bを短管2,8にそれぞれ溶接し、絶縁リ
ングを短管2,8の間に配置した後短管3の本体
部分を短管2,8に跨るように嵌合し、最後にフ
ランジ部3a,3bを短管3に溶接するようにし
てもよく、その他継手1の組立方法としては種々
の変更が可能である。
上記各実施例の継手1により異種金属製管状物
を接続すれば、2本の異種金属製管状物は電気的
に完全に絶縁された状態で接続され、一方の管状
物に電食による腐蝕が発生することを防止するこ
とができる。下方の管状物の重量による引張り荷
重はフランジ部2bにより支える一方、圧縮荷重
に対しては、第1図の実施例においては、絶縁リ
ング7が、また、第2図の実施例においては、絶
縁リング7が抵抗するので、座屈に対しても充分
な強度を発揮することができる。したがつて、本
発明によれば、使用条件により各短管、絶縁リン
グの寸法を適宜調節することにより、あらゆる条
件下で外圧、引張荷重、圧縮荷重に対して充分な
強度を有する継手を設計することが可能である。
また、ボルト、ナツトおよびリベツト等他の締結
部材を一切使用しないので、穿孔による部材強度
の減少も生じない上に製造も簡単である等の利点
を有する。
以上の説明において、異種金属の代表例として
鉄とステンレス鋼の例を挙げたが、本発明はこれ
に限らず自然電極電位差の存するために電食の生
じるあらゆる異種金属製管状物の接続に適用しう
るものである。また本発明の継手はケーシングパ
イプとウエルスクリーン間の継手のみならずケー
シング同志またはスクリーン同志または他の管状
部材の接続にも用いることができる。また本発明
の継手の使用管所の好適例として地熱発電所のス
チーム井戸を挙げたが、石油の2次回収用のスチ
ームインジエクシヨン井戸等高温の作業条件下で
使用される他の管状物の継手としても好適であ
る。また本発明は特に耐熱性材料により各絶縁管
を形成する場合に有効であるが、耐熱性材料以外
の電気絶縁材料たとえばFRP等により絶縁管を
形成する場合にも適用できる。
〔発明の効果〕
上記の構成により、本発明によれば、予め成形
した各短管および絶縁リングを単に組立てるだけ
で継手は完成するので、組立後に絶縁リングに成
形加工を施す必要はなく、継手の製造、組立作業
は極めて容易になる。また第2図の実施例の場合
は、上記の効果に加えて、管状物の設置場所以外
の場所で継手を組立てて保管し、管状物設置場所
では単に管状物を継手に接合する作業だけで両管
状物を接続することができるので極めて便利であ
る。
【図面の簡単な説明】
添付図面において、第1図は本発明にかかる継
手の一実施例を示す縦断面図、第2図は本発明に
かかる継手の他の実施例を示す縦断面図、第3図
はケーシングパイプとウエルスクリーンの接続法
を示す図、第4図は短管3の変更例を示す図であ
る。 1…継手、2,3,8…短管、4,6,7,
9,10…絶縁リング、2b,3a,3b,8b
…フランジ部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一方の金属製管状物との接続端部を一端に、
    フランジ部を他端に有し、かつ該管状物と同一金
    属からなる第1の短管と、該一方の金属製管状物
    と異る金属からなる他方の金属製管状物との接続
    端部を一端に、フランジ部を他端に有し、かつ該
    他方の管状物と同一金属からなる第2の短管とを
    各フランジ部が対向するようにして相互間に間隔
    を置いて配置し、電気絶縁材料からなる第1の絶
    縁リングを、該対向配置した該第1の短管および
    第2の短管の各フランジ部の間の空間に配設し、
    さらに該第1の短管のフランジ部とその下方に形
    成された絶縁リング支持部との間に電気絶縁材料
    からなる第2の絶縁リングを介装してなる異種金
    属製管状物用継手。 2 一方の金属製管状物との接続端部を一端に、
    フランジ部を他端に有し、かつ該管状物と同一金
    属からなる第1の短管と、フランジ部を両端に有
    し、該一方の金属製管状物と異る金属からなる他
    方の金属製管状物と同一金属からなる第2の短管
    とを該第1の短管のフランジ部と該第2の短管の
    一方のフランジ部が対向するようにして相互間に
    間隔を置いて配置し、電気絶縁材料からなる第1
    の絶縁リングを、該対向配置した該第1の短管お
    よび第2の短管の各フランジ部の間の空間に配設
    し、さらに該他方の金属製管状物との接続端部を
    一端に、フランジ部を他端に有し、かつ該他方の
    金属製管状物と同一金属からなる第3の短管と、
    該第2の短管とを、該第3の短管のフランジ部と
    該第2の短管の他方のフランジ部が対向するよう
    にして配置し、該第1の短管のフランジ部と該第
    3の短管のフランジ部との間に電気絶縁材料から
    なる第2の絶縁リングを介装してなる異種金属製
    管状物継手。 3 一方の金属製管状物との接続端部を一端に、
    フランジ部を他端に有し、かつ該管状物と同一金
    属からなる第1の短管と、フランジ部を両端に有
    する第2の短管とを、該第1の短管のフランジ部
    と該第2の短管の一方のフランジ部が対向するよ
    うにして相互間に間隔を置いて配置し、電気絶縁
    材料からなる第1の絶縁リングを、該第1の短管
    および該第2の短管の各フランジ部の間の空間に
    配設し、さらに該一方の金属製管状物と異る金属
    からなる他方の金属製管状物との接続端部を一端
    に、フランジ部を他端に有し、かつ該他方の金属
    製管状物と同一金属からなる第3の短管と、該第
    2の短管とを、該第3の短管のフランジ部と該第
    2の短管の他方のフランジ部が対向するようにし
    て相互間に間隔を置いて配置し、電気絶縁材料か
    らなる第2の絶縁リングを該第2の短管と該第3
    の短管の各フランジ間の空間に配設し、該第1の
    短管のフランジ部と該第3の短管のフランジ部と
    の間に電気絶縁材料からなる第3の絶縁リングを
    介装してなり、該第2の短管は前記いずれの金属
    製管状物とも異る金属からなるものである異種金
    属製管状物継手。
JP20837385A 1985-09-20 1985-09-20 異種金属製管状物用継手 Granted JPS6272984A (ja)

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JPH02117490U (ja) * 1989-03-10 1990-09-20

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