JPH0512490Y2 - - Google Patents

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JPH0512490Y2
JPH0512490Y2 JP1985186376U JP18637685U JPH0512490Y2 JP H0512490 Y2 JPH0512490 Y2 JP H0512490Y2 JP 1985186376 U JP1985186376 U JP 1985186376U JP 18637685 U JP18637685 U JP 18637685U JP H0512490 Y2 JPH0512490 Y2 JP H0512490Y2
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JP
Japan
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contact
rotating shaft
bearing
circumferential surface
tapered
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JP1985186376U
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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C17/00Sliding-contact bearings for exclusively rotary movement
    • F16C17/12Sliding-contact bearings for exclusively rotary movement characterised by features not related to the direction of the load
    • F16C17/18Sliding-contact bearings for exclusively rotary movement characterised by features not related to the direction of the load with floating brasses or brushing, rotatable at a reduced speed

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Sliding-Contact Bearings (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、軸受と回転軸との間に取り付けられ
るフローテイング・ブツシユに関し、特に、二重
反転プロペラの軸受に用いて好適のフローテイン
グ・ブツシユに関する。
〔従来の技術〕
従来、第7図および第8図(第7図の−矢
視断面図)に示すように、一方向に回転する回転
軸01と、図示しないハウジングに固着された軸
受03との間に、ブツシユ(フローテイング・ブ
ツシユ)02が介挿されており、このブツシユ0
2は回転軸01と同一方向あるいは逆方向に回転
している。
さらに、ブツシユ02に、回転軸01とは別の
動力伝達機構が取り付けられたものも提案されて
いる。
そして、回転軸01とブツシユ02との摺動面
およびブツシユ02と軸受03との摺動面は、油
あるいは水、海水等で潤滑されており、各摺動面
では相対運動により流体の動圧が発生し、これに
より流体膜が形成されている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、このような従来のフローテイン
グ・ブツシユでは、第9図に示すように、回転軸
01の一端に外力Mが負荷された場合、回転軸0
1は傾くため、軸01とブツシユ02との間およ
びブツシユ02と軸受03との間における、片当
たり側端で形成される流体膜厚さは薄くなり、直
接接触を生じるようになる。
そして、直接接触えお生じた場合の接触圧力分
布は、それぞれP1およびP2のようになり、エツ
ジ部での接触圧力は材料の許容面圧を超え、その
結果、焼付きや異常摩耗等の損傷が生じるという
問題点がある。
本考案は、このような問題点を解決しようとす
るもので、回転軸とブツシユとの間およびブツシ
ユと軸受との間における片当たり時のエツジ当た
りを無くし、接触面積を拡大して、接触圧力を低
下させることにより、焼付きや異常摩耗の防止を
はかれるようにした、フローテイング・ブツシユ
を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
このため、本考案のフローテイング・ブツシユ
は、ハウジングに固定された軸受と同軸受により
支承される回転軸との間に介挿されるフローテイ
ング・ブツシユにおいて、同ブツシユの軸方向に
おける端部の内周面および外周面に、片当たり時
の接触面積を増加させるべく上記端部の先端に向
かい同端部をしだいに薄肉壁にするテーパ面が形
成されて、上記端部の内周面におけるテーパ面が
片当たり時の回転軸との接触面として形成される
とともに、上記端部の外周面におけるテーパ面が
片当たり時の軸受との接触面として形成されたこ
とを特徴としている。
〔作用〕
上述の本考案のフローテイング・ブツシユで
は、回転軸が所定の撓み角をもつて撓んでも、テ
ーパ面によつて、片当たり接触面を回転軸の撓み
角と同等に逃がすことによつて、接触面積が拡大
し、これにより、接触圧力を低下させることがで
きる。
〔実施例〕
以下、図面により本考案の実施例について説明
すると、第1〜6図はその一実施例としてのフロ
ーテイング・ブツシユを示すもので、第1図はそ
の縦断面図、第2〜6図はいずれもその変形例を
第1図に対応させて示す縦断面図である。
第1図に示すように、フローテイング・ブツシ
ユ2の内周面2Aおよび外周面2Bの全面、すな
わち、一方の端部4から他方の端部3へ向けた全
面2A,2Bにはその断面において直線となる截
頭円錐状のテーパ面2a,2aが形成されてい
る。すなわち、このテーパ面2aの内周面2Aは
一方の端部3へ向かいしだいに拡径するように構
成され、このテーパ面2aの外周面2Bは一方の
端部3へ向かいしだいに縮径するように構成され
ていて、これらのテーパ面2a,2aにより、一
方の端部3がしだいに薄肉壁となるように形成さ
れている。
また、本実施例の変形例では、第2図に示すよ
うに、一方の端部4から他方の端部3へ向けた全
面2A,2Bには、その断面において曲面となる
曲面形状のテーパ面2b,2bが形成され、これ
により、一方の端部3がしだいに薄肉壁となるよ
うに形成される。
また、第3,4図に示す変形例では、一方の端
部3の内周面2Aおよび外周面2Bにおいて、中
央側から先端へ向かいしだいに厚さが薄くなる平
面状テーパ面2c,2cおよび曲面状テーパ面2
d,2dがそれぞれ形成されている。
また、第5,6図に示す変形例では、両方の端
部3,4の内周面2Aおよび外周面2Bにおい
て、中央側から先端へ向かいしだいに厚さが薄く
なる平面状テーパ面2e,2eおよび曲面状テー
パ面2f,2fがそれぞれ形成されている。
そして、端部の内周面2Aにおけるテーパ面2
a〜2fが、、片当たり時の回転軸との接触面と
して形成されるとともに、端部の外周面2Bにお
けるテーパ面2a〜2fが、片当たり時の軸受と
の接触面として形成されている。
本考案の実施例としてのフローテイング・ブツ
シユは上述のごとく構成されているので、片当た
り接触が生じた場合、回転軸01とブツシユ2と
の間の接触面およびブツシユ2と軸受03との間
の接触面では、エツジ当たりが無くなり、ブツシ
ユ2の接触面積が増加し、逃し面としてのテーパ
面2a〜2fではほぼ均一の接触面圧状態とな
る。
すなわち、従来例のように、エツジ部で急激に
接触圧力が高くなることは防止され、テーパ面で
は、ほぼ均一の接触面圧状態となる。
〔考案の効果〕
以上詳述したように、本考案のフローテイン
グ・ブツシユによれば、ハウジングに固定された
軸受と同軸受により支承される回転軸との間に介
挿されるフローテイング・ブツシユにおいて、同
ブツシユの軸方向における端部の内周面および外
周面に、片当たり時の接触面積を増加させるべく
上記端部の先端に向かい同端部をしだいに薄肉壁
にするテーパ面が形成されて、上記端部の内周面
におけるテーパ面が片当たり時の回転軸との接触
面として形成されるとともに、上記端部の外周面
におけるテーパ面が片当たり時の軸受との接触面
として形成されるという簡素な構成で、次のよう
な効果ないし利点を得ることができる。
(1) 片当たり時の接触面積が増大することによ
り、片当たり接触圧力を、低下させることがで
きる。
(2) テーパ面では、エツジ当たりが解消され、ほ
ぼ均一の接触面圧となる。
(3) 上記の(1),(2)項の効果により、接触面圧を材
料の許容面圧以下まで低減させることができ、
焼付きや異常摩耗の防止をはかることができ
る。
(4) 接触面圧を低くすることにより、低コストの
低級材の適用が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1〜6図は本考案の一実施例としてのフロー
テイング・ブツシユを示すもので、第1図はその
縦断面図、第2〜6図はいずれもその変形例を第
1図に対応させて示す縦断面図であり、第7〜9
図は従来のフローテイング・ブツシユをそなえた
軸構造を示すもので、第7図は縦断面図、第8図
は第7図の−矢視断面図、第9図はその片当
たり接触状態を示す説明図である。 01……回転軸、02……フローテイング・ブ
ツシユ、03……軸受、2……フローテイング・
ブツシユ、2A……内周面、2B……外周面、2
a〜2f……テーパ面、3,4……端部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ハウジングに固定された軸受と同軸受により支
    承される回転軸との間に介挿されるフローテイン
    グ・ブツシユにおいて、同ブツシユの軸方向にお
    ける端部の内周面および外周面に、片当たり時の
    接触面積を増加させるべく上記端部の先端に向か
    い同端部をしだいに薄肉壁にするテーパ面が形成
    されて、上記端部の内周面におけるテーパ面が片
    当たり時の回転軸との接触面として形成されると
    ともに、上記端部の外周面におけるテーパ面が片
    当たり時の軸受との接触面として形成されたこと
    を特徴とする、フローテイング・ブツシユ。
JP1985186376U 1985-12-03 1985-12-03 Expired - Lifetime JPH0512490Y2 (ja)

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JP1985186376U JPH0512490Y2 (ja) 1985-12-03 1985-12-03

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JP1985186376U JPH0512490Y2 (ja) 1985-12-03 1985-12-03

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Publication Number Publication Date
JPS6293420U JPS6293420U (ja) 1987-06-15
JPH0512490Y2 true JPH0512490Y2 (ja) 1993-03-31

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ID=31135877

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JP7341218B2 (ja) * 2019-02-27 2023-09-08 三菱重工エンジン&ターボチャージャ株式会社 浮動ブッシュ軸受および過給機

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Publication number Publication date
JPS6293420U (ja) 1987-06-15

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