JPH05124209A - インクジエツト記録ヘツド - Google Patents

インクジエツト記録ヘツド

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JPH05124209A
JPH05124209A JP28900891A JP28900891A JPH05124209A JP H05124209 A JPH05124209 A JP H05124209A JP 28900891 A JP28900891 A JP 28900891A JP 28900891 A JP28900891 A JP 28900891A JP H05124209 A JPH05124209 A JP H05124209A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording head
sealing member
frame
nozzle
guide surface
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP28900891A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihiko Kadowaki
昭彦 門脇
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP28900891A priority Critical patent/JPH05124209A/ja
Publication of JPH05124209A publication Critical patent/JPH05124209A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】記録ヘッドのノズルでのインク乾燥や塵埃の侵
入による詰まりを、封止部材がノズル面に対して直角に
押圧,隔離されるようにして防止する。 【構成】ノズル面に直交する、記録ヘッド本体の両側の
各側面に同軸に立設される回動軸および当接ピンと;U
字状板状部材であり、その各脚部に各々、回動軸と回
動,直進可能に係合する長孔と、当接ピンを接触拘束す
る案内面と、この案内面の終端箇所と近傍で当接ピンを
押圧付勢する一体形成されたバネ部分とが設けられ、U
字の底部に封止部材が固着される枠体と;を備え、この
枠体が回動軸の回りに正回転されるとき、バネ部分によ
る当接ピンと案内面の終端箇所近傍との接触拘束によ
り、封止部材がノズル面から隔離する方向にいったん移
動した後に、終端箇所でバネ部分により封止部材がノズ
ル面に押圧される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、長期間にわたり記録
がおこなわれないとき、インクジェット記録ヘッド(以
下、記録ヘッドという)のノズルでのインク乾燥や塵埃
の侵入による詰まりを防止するインクジェット記録ヘッ
ドに関する。
【0002】
【従来の技術】従来例について以下に図を参照しながら
説明する。図6は従来例における記録ヘッド本体の斜視
図、図7は従来例における枠の斜視図である。図6にお
いて、記録ヘッド本体21には、その下面にノズル面22、
これと直角な両側の各側面に回動軸23と、下, 上の各凹
部26,25 とが設けられる。図7 において、U字状の枠31
には、その底部に封止部材36が、記録ヘッド本体21のノ
ズル面22に対応して設けられ、その左右の各脚部に孔32
と、突起35とが、各々記録ヘッド本体21の回動軸23と、
各凹部26,25 とに対応して設けられる。
【0003】図8は従来例の動作に関し、(a) はその記
録時の側面図、(b) はそのノズル面封止時の側面図であ
る。記録時には、図8(a)に示したように、枠31を回動
軸23の回りに時計方向に回転させ、突起35を凹部26に嵌
め込み位置決めし、ノズル面22を開放して印字可能な状
態にする。また、長期間にわたって記録をしないときに
は、インク乾燥や塵埃の侵入に基づくノズル詰まりを防
止するため、図8(b)に示したように、枠31を回動軸23
の回りに反時計方向に回転させ、突起35を凹部25に嵌め
込み位置決めするとともに、ノズル面22を封止部材36に
よって封止状態にする。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来例では、長期間に
わたり記録がおこなわれないとき、記録ヘッド本体21の
ノズル詰まりを防止することは可能であるが、封止部材
36が損傷を受ける欠点がある。すなわち、封止状態にす
る時点、または封止状態から開放させる時点、枠31の底
部がノズル面22に対して平行に運動するため、封止部材
36がノズル面22に沿って移動し、これに対ししゅう動す
るからである。
【0005】この発明の課題は、従来の技術がもつ以上
の問題点を解消し、長期間にわたり記録がおこなわれな
いとき、記録ヘッドのノズルでのインク乾燥や塵埃の侵
入による詰まりを防止するために、封止部材がノズル面
に対して直角に押圧,隔離されるようにして、その損傷
が防止されるインクジェット記録ヘッドを提供すること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に係るインクジ
ェット記録ヘッドは、記録しないときノズル面に対し封
止部材を押圧可能な記録ヘッドにおいて、前記ノズル面
と直交する、記録ヘッド本体の両側の各側面に、それぞ
れ同軸に立設される回動軸および当接ピンと;U字状板
状部材であり、その各脚部にそれぞれ、前記回動軸と回
動可能,直進可能に係合する長孔と、前記当接ピンを接
触拘束する案内面と、この案内面の終端箇所およびその
近傍で前記当接ピンを押圧付勢する一体形成されたバネ
部分とが設けられ、かつ前記U字の底部に前記封止部材
が固着される枠体と;を備え、この枠体が前記回動軸の
回りに正回転されるとき、前記バネ部分の付勢による前
記当接ピンと前記案内面の終端箇所近傍との接触拘束に
よって、前記封止部材が前記ノズル面から隔離する方向
にいったん移動した後に、前記バネ部分の付勢による前
記当接ピンと前記案内面の終端箇所との接触拘束によっ
て、前記封止部材が前記ノズル面に押圧される。
【0007】請求項2に係るインクジェット記録ヘッド
は、請求項1に記載の記録ヘッドにおいて、枠体が、そ
の各脚部と記録ヘッド本体の各側面とに、封止部材押圧
時と記録時とにそれぞれ対応し、前記記録ヘッド本体に
対する二つの位置を定める位置決め手段を備える。
【0008】
【作用】請求項1または2に係るインクジェット記録ヘ
ッドでは、枠体が回動軸の回りに正回転されるとき、バ
ネ部分の付勢による当接ピンと案内面の終端箇所近傍と
の接触拘束によって、封止部材がノズル面から隔離する
方向にいったん移動した後に、バネ部分の付勢による当
接ピンと案内面の終端箇所との接触拘束によって、封止
部材がノズル面に押圧される。
【0009】とくに請求項2に係るインクジェット記録
ヘッドでは、枠体が、位置決め手段によって、封止部材
押圧時と記録時とにそれぞれ対応した記録ヘッド本体に
対する二つの位置をとる。
【0010】
【実施例】この発明に係るインクジェット記録ヘッドの
実施例について、以下に図を参照しながら説明する。図
4は実施例における記録ヘッド本体の斜視図、図5は実
施例における枠の斜視図である。図4において、記録ヘ
ッド本体11には、その下面にノズル面12、これと直角な
両側の各側面にそれぞれ同軸に回動軸13と、下, 上の各
凹部16,15 と、当接ピン14とが設けられる。図5におい
て、U字状の枠1 には、その底部に封止部材6 が記録ヘ
ッド本体11のノズル面12に対応して設けられ、その左右
の各脚部に長孔2と、内側に突起5 とが、それぞれ記録
ヘッド本体11の回動軸13と、各凹部16,15 とに対応して
設けられるとともに、従来例と異なり新たに各脚部に
は、案内面3と、バネ部分4とが当接ピン14に対応して
一体的に形成される。ここで、案内面3は、一種のカム
面で、これに沿って当接ピン14を接触拘束する。バネ部
分4は、当接ピン14を案内面3 に対して押圧付勢するた
めに、とくに根元部分で弾性をもたせるように、枠1の
脚部に切り込みを入れて形成した部分である。以上の記
録ヘッド本体11に、枠1を組合わせ、封止部材6によっ
てノズル面12を封止状態にしたときを示すのが図1およ
び図2である。図1は実施例の側面図、図2同じくその
正面図で、説明は省略する。
【0011】実施例の動作について図3を参照しながら
説明する。図3は実施例の動作に関し、(a) 〜(d) はそ
の各動作工程に係る側面図である。図3(a) は、記録時
を示し、枠1を、その長孔2を介して記録ヘッド11の回
動軸13の回りに時計方向に回転させ、突起5 を上側の凹
部16に嵌め込み位置決めし、ノズル面12を開放して印字
可能な状態にする。図3(b) は詰まり防止用封止状態の
前段階を示し、枠1 が反時計方向に回転され、当接ピン
14が案内面3 と接触する直前である。続いて枠1がさら
に回転されて封止状態の直前になると、図3(c) に示す
ように、当接ピン14が案内面3に対し、バネ部分4の先
端下面によって押圧されて接触拘束される。したがっ
て、枠1の長孔2が、記録ヘッド11の回動軸13に対して
下方向に移動することにより、いったん枠1 は押し下げ
られて封止部材6 がノズル面12から隔離される。次に、
図3(d) に示すように、枠1 がさらに反時計方向に回転
され、突起5が下側の凹部15に嵌め込み位置決めされる
と、バネ部分4によって当接ピン14が案内面3の左側の
終端部に押圧される。このことによって、最終的に枠1
の長孔2が、記録ヘッド11の回動軸13に対して上方向に
移動することにより、枠1は押し上げられて封止部材6
がノズル面12に押圧され、これを封止する。
【0012】
【発明の効果】請求項1または2に係るインクジェット
記録ヘッドでは、枠体が回動軸の回りに正回転されると
き、バネ部分の付勢による当接ピンと案内面の終端箇所
近傍との接触拘束によって、封止部材がノズル面から隔
離する方向にいったん移動した後に、バネ部分の付勢に
よる当接ピンと案内面の終端箇所との接触拘束により、
封止部材がノズル面に押圧される。したがって、長期間
にわたり記録がおこなわれないとき、記録ヘッドのノズ
ルでのインク乾燥や塵埃の侵入による詰まりを、封止部
材がノズル面に対して直角に押圧,隔離されるようにし
て確実に防止することができ、かつノズル面との擦れに
よる封止部材の損傷が避けられる。
【0013】とくに請求項2に係るインクジェット記録
ヘッドでは、枠体が、位置決め手段によって、封止部材
押圧時と記録時とにそれぞれ対応した記録ヘッド本体に
対する二つの位置をとる。したがって、封止部材押圧時
と記録時とに、枠体が記録ヘッド本体に対して正規位置
に、確実に位置決めされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る実施例の側面図
【図2】同じくその正面図
【図3】実施例の動作に関し、(a) 〜(d) はその各動作
工程に係る側面図
【図4】実施例における記録ヘッド本体の斜視図
【図5】実施例における枠の斜視図
【図6】従来例における記録ヘッド本体の斜視図
【図7】従来例における枠の斜視図
【図8】従来例の動作に関し、(a) はそのノズル面封止
時の側面図、(b) はその記録時の側面図
【符号の説明】
1 枠 2 長孔 3 案内面 4 バネ部分 5 突起 6 封止部材 11 記録ヘッド本体 12 ノズル面 13 回動軸 14 当接ピン 15,16 凹部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録しないときノズル面に対し封止部材を
    押圧可能な記録ヘッドにおいて、前記ノズル面と直交す
    る、記録ヘッド本体の両側の各側面に、それぞれ同軸に
    立設される回動軸および当接ピンと;U字状板状部材で
    あり、その各脚部にそれぞれ、前記回動軸と回動可能,
    直進可能に係合する長孔と、前記当接ピンを接触拘束す
    る案内面と、この案内面の終端箇所およびその近傍で前
    記当接ピンを押圧付勢する一体形成されたバネ部分とが
    設けられ、かつ前記U字の底部に前記封止部材が固着さ
    れる枠体と;を備え、この枠体が前記回動軸の回りに正
    回転されるとき、前記バネ部分の付勢による前記当接ピ
    ンと前記案内面の終端箇所近傍との接触拘束によって、
    前記封止部材が前記ノズル面から隔離する方向にいった
    ん移動した後に、前記バネ部分の付勢による前記当接ピ
    ンと前記案内面の終端箇所との接触拘束によって、前記
    封止部材が前記ノズル面に押圧される構成にしたことを
    特徴とするインクジェット記録ヘッド。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の記録ヘッドにおいて、枠
    体は、その各脚部と記録ヘッド本体の各側面とに、封止
    部材押圧時と記録時とにそれぞれ対応し、前記記録ヘッ
    ド本体に対する二つの位置を定める位置決め手段を備え
    ることを特徴とするインクジェット記録ヘッド。
JP28900891A 1991-11-06 1991-11-06 インクジエツト記録ヘツド Pending JPH05124209A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3363639A1 (en) * 2017-02-17 2018-08-22 Canon Kabushiki Kaisha Inkjet printing apparatus

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