JPH05124155A - 賦型シート及び賦型シートを用いた化粧板の連続製造方法 - Google Patents

賦型シート及び賦型シートを用いた化粧板の連続製造方法

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JPH05124155A
JPH05124155A JP28636391A JP28636391A JPH05124155A JP H05124155 A JPH05124155 A JP H05124155A JP 28636391 A JP28636391 A JP 28636391A JP 28636391 A JP28636391 A JP 28636391A JP H05124155 A JPH05124155 A JP H05124155A
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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】化粧板製造時の熱圧に耐える特性を持ち、か
つ、化粧板製造時の剥離の軽い賦型シートと、該賦型シ
ートを用いて表面にる微細な凹凸模様を形成した熱硬化
性樹脂化粧板の連続製造方法の提供を目的とする。 【構成】基材シート(2a)上に耐熱性樹脂層(2b)
を設け、該耐熱性樹脂層の表面に深さ1μm〜60μm
の微細な凹凸模様(1b)を設けたロール状の賦型シー
ト(3)において、前記耐熱性樹脂層には0.5%〜5
%の離型剤(2c)を添加したロール状の賦型シートで
ある。又賦型シートの凹凸模様面を樹脂含浸紙(5)に
接するように重ね、加熱加圧成型し硬化後賦型シートを
剥離してなる化粧板において、少なくとも前記樹脂含浸
紙の樹脂中には、離型剤(2c)を0.5%〜5%添加
したことを特徴とするロール状の賦型シートを用いた化
粧板の連続製造方法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、家具、デスク、テーブ
ル、建築内装材等に幅広く使用される表面に微細な凹凸
模様を有する熱硬化性樹脂化粧板において、ロール状の
賦型シート及びロール状の賦型シートを用いた、ジアリ
ルフタレート樹脂化粧板の連続製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術と問題点】従来から熱硬化性樹脂を用いた
化粧板の表面に凹凸模様を有するものとしては、エンボ
ス金型や樹脂凹凸板により凹凸模様を形成したものと、
賦型シートにより凹凸模様を形成したものがある(特公
平2−38398号公報参照)。しかし、エッチング、
サンドブラスト、彫刻等の処理により表面に微細な凹凸
模様を形成した、エンボス金型を用いた場合は、熱硬化
性樹脂化粧板製造時に、多段プレス機の段数分の枚数の
高価な金型及び予備の金型が必要であり、費用の負担が
増える。また、柄替え時に金型を取り替える必要もあ
り、製造コストも大幅に増加し製品が高価なものとな
る。また、樹脂凹凸板の場合は、熱硬化性樹脂化粧板と
が剥離しにくいために、型板との間に、アルミニウム
箔、ポリプロピレン、ポリエステル等のプラスチックフ
ィルム等を挟む必要があり、このために、微細な凹凸模
様を形成することは困難であった。
【0003】又、賦型シートを用いた場合においても既
存技術では、微細な凹凸模様を形成することは難しく、
例えば、熱可塑性樹脂フィルムに微細な凹凸模様を形成
した賦型シートを用いて、熱硬化性樹脂化粧板を製造し
ようとしても、耐熱性、耐圧性が化粧板製造時の熱圧よ
り劣っているため、凹凸模様を保持することができず、
表面の凹凸がなくなってしまう。又、融点が高くても、
樹脂の塑性流動により賦型シートと化粧板が融着状態に
なり易く、賦型シートの剥離が困難になってしまう。ま
た、一度使用した賦型シートは繰り返して使用すること
ができない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来技
術の問題点を解決し、化粧板製造時の熱圧に耐える特性
を持ち、かつ、剥離の軽いロール状の賦型シートと該ロ
ール状の賦型シートを用いて、表面に微細な凹凸模様を
形成した、熱硬化性樹脂化粧板の連続製造方法の提供を
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために考えられたもので、 基材シート上に厚さ
10μm〜40μmの耐熱性樹脂層を設け、該耐熱性樹
脂層の表面に深さ1〜60μmの連続した微細な凹凸模
様を設けたロール状の賦型シートにおいて、前記耐熱性
樹脂層に離型剤を添加混合したことを特徴とするロール
状の賦型シートである。
【0006】前記、ロール状の賦型シートの微細な凹凸
模様面を、熱硬化性樹脂を含浸した樹脂含浸紙に接する
ように重ね、加熱加圧成形し、樹脂含浸紙の樹脂が硬化
したあと、賦型シートを剥離してなる化粧板において、
少なくとも該樹脂含浸紙の樹脂中に離型剤を添加混合
し、ロール状の賦型シートを用いて、加熱加圧すること
を特徴とする化粧板の連続製造方法である。
【0007】前記、樹脂含浸紙の熱硬化性樹脂が、ジア
リルフタレート樹脂であることを特徴とする化粧板の連
続製造方法である。
【0008】前記、耐熱性樹脂層と少なくとも樹脂含浸
紙の樹脂中に0.5%〜5%の離型剤を添加混合したこ
とを特徴とする賦型シート及び賦型シートを用いた化粧
板の連続製造方法である。
【0009】図に基づき詳細に説明する。図1(a)は
エンボスフィルムの断面図である。このエンボスフィル
ム(1)は、図1(b)に示す積層シート(2)の表面
に凹凸模様を精度良く型押しするもので、表面に凹凸模
様(1b)を形成させた熱可塑性フィルム(1a)であ
る。熱可塑性フィルム(1a)は、賦型シートの表面を
形成するものであり、表面が平滑で凹凸形成の可能なも
のであることが必要である。例えば、ポリ塩化ビニルフ
ィルム、アクリル樹脂フィルム等が使用できる。
【0010】このエンボスフィルム(1)は、公知の方
法により形成できる。すなわち、ロール状のエンボス金
型等を用いて熱可塑性フィルムに重ね、熱圧することに
より凹凸模様を形成することが出来る。この凹凸模様
は、万線模様を小片にしてランダムに組み合わせて形成
した、例えば、深さ1〜60μmの微細な凹凸模様(図
5参照)であり意匠効果が優れたものである。
【0011】図1(b)は、積層シートの断面図であ
る。積層シート(2)は賦型シートの基になるもので、
基材シート(2a)と、耐熱性樹脂層(2b)とからな
る。基材シート(2a)は、耐熱性樹脂層の支持体とな
って、破れたり、伸縮したりすることを防ぐものであ
る。基材シート(2a)としては、耐熱性樹脂層(2
b)形成時の熱、あるいは、エンボスフィルム(1)と
重ねて微細な凹凸模様を形成する際、あるいは、化粧板
製造時の熱圧によって破れたり、融着したり、伸縮した
りしないことが要求される。この様な基材シートとして
は、紙、ポリエステルフィルム、アルミ箔等の金属箔、
または、その積層シート等が使用できる。
【0012】耐熱性樹脂層(2b)は、軟化状態でエン
ボスフィルム(1)の表面の凹凸模様を再現するもので
あり、その表面にエンボスフィルム(1)と重ねるさい
に軟化して、凹凸模様が精度良く反転再現できること、
化粧板製造時に凹凸形状を保持することが必要である。
すなわち、化粧板成型時の熱圧条件を超える耐熱性、耐
圧性があれば凹凸形状の保持には問題なく、また、耐熱
性が、化粧板製造時の最高温度より低くても形状が保持
できる場合もある。例えば、この耐熱性樹脂として、ポ
リメチルペンテン樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリエチ
レン樹脂等が使用することができる。
【0013】この耐熱性樹脂層(2b)は、任意の方法
にて形成できるが、溶融状態の合成樹脂を押し出しダイ
から押し出して、基材シート(2a)上に積層する方法
(押し出しラミネーション法)が好ましい。この耐熱性
樹脂中に、離型剤(2c)を添加混合するが、添加混合
の場合ペレット状の時や、溶融状態のときに行うとよ
い。又、離型剤としては、シリコン樹脂やふっ素樹脂等
の離型性の良い樹脂を使用することができる。又、添加
量は0.5%〜5%の範囲がよい。引き続いて、エンボ
スフィルム(1)を重ねることにより、耐熱性樹脂層
(2b)の形成と、その表面に微細な凹凸模様の形成を
するが、一連の工程で可能になる。耐熱性樹脂層(2
b)は、その材質に応じて150℃〜330℃の温度で
ダイから押し出される。厚みは、凹凸の深さに応じて5
μm〜50μmの厚みを設定するとよい。
【0014】図1(c)は、エンボスフィルム(1)と
積層シート(2)を重ね合わせて加圧した状態の説明図
である。賦型シート(3)は、前記の耐熱性樹脂層(2
b)に離型剤(2c)を添加混合した後、加熱軟化した
状態で、エンボスフィルム(1)を重ね、加圧して、凹
凸模様(1b)を耐熱性樹脂層(2b)上に転写して得
られるものである。 前述したように、溶融した耐熱性
樹脂を基材シート(2a)上に押し出しラミネーション
する工程に続いて、エンボスフィルム(1)を耐熱性樹
脂層(2b)に重ねて加圧する方法が好適であり、均一
に軟化した耐熱性樹脂層(2b)を利用することが出来
る。エンボスフィルム(1)は、溶融した耐熱性樹脂が
50℃〜150℃の温度になったときに重ねればよく、
加圧は2本のニップロールもしくはニップロールと冷却
ロールの間で行われる。耐熱性樹脂層(2b)が充分に
冷却して固化した後、エンボスフィルム(1)を剥離除
去して賦型シート(3)が得られる(図1(d)参
照)。
【0015】次に、賦型シート(3)は熱硬化性樹脂化
粧板、例えば、ジアリルフタレート樹脂化粧板等の加熱
加圧を必要とする化粧板を製造する際、その表面に重ね
ることにより、熱硬化性樹脂化粧板の表面に微細な凹凸
模様が転写される。図2は、ジアリルフタレート化粧板
の製造方法における積層構成を示す説明図である。すな
わち、図2において、上下熱板(10,10)、耐熱ク
ッションシート(9,9)、鏡面板(8,8)の間に下
記のものを下から順に積層する。(7)はバッカー紙で
あり坪量55g/m2 〜160g/m2のチタン紙にジ
アルフタレート樹脂を40%〜100%含浸させ乾燥し
た含浸紙であり、化粧板の反り防止の役割を果たす。コ
アー紙(6)はジアリルフタレート樹脂化粧板の基材と
なるものであり、坪量140g/m2 〜180g/m2
の紙にフェノール樹脂を30%〜100%含浸させて乾
燥したものである。コアー紙(6)は、ジアリルフタレ
ート樹脂化粧板の厚みを決定するものであり、1〜4枚
程度重ねて使用するとよい。樹脂含浸チタン紙(5)
は、チタン紙に、場合により絵柄を印刷し、ジアリルフ
タレート樹脂を40%〜100%含浸させ乾燥したもの
である。尚、前記の樹脂含浸チタン紙(5)は、チタン
紙にジアリルフタレート樹脂を含浸するときに、離型剤
として、シリコーン樹脂やふっ素樹脂、等のいずれかを
添加し混合しておいたものである。但し、離型剤は賦型
シートの耐熱性樹脂層に添加混合しておくことで、樹脂
含浸チタン紙のジアリルフタレート樹脂への添加はしな
くてもよい。
【0016】図4は一実施例によるロール状の賦型シー
トを使用して化粧板の連続製造方法を示す説明図であ
る。 前記に示したように、積層セット(図3参照)さ
れた化粧板基材(20)を図4に示すようなプレス装置
に入れて、加熱加圧し、最高温度110℃〜130℃、
圧力は10kgf/cm2 〜30kgf/cm2 、プレ
ス時間1分〜10分間加熱加圧成形した後、前記の樹脂
含浸紙(5)からバッカー紙(7)間の樹脂を硬化させ
て、ロール状の賦型シート(3)を剥がすと一体化した
ジアリルフタレート樹脂化粧板を得ることができる。こ
の時、ロール状の賦型シート(3)は、ジアリルフタレ
ート樹脂化粧板から容易に剥離することができる。
【0017】
【作用】本発明は、以上の構成になっており、深さ1μ
m〜60μmの微細な凹凸模様を設けたジアリルフタレ
ート樹脂化粧板であり、光の反射方向により立体感が現
出し充分に意匠効果が優れたものになる。又、微細な凹
凸模様と調和した絵柄を印刷することにより優れた視覚
的効果を現出し、かつ、加熱加圧成型後、化粧板から賦
型シートを容易に剥離することができる。又、ロール状
の賦型シートとジアリルフタレート樹脂を用いることで
加熱加圧の時間が大幅に短縮することができる。即ち、
他の熱硬化性樹脂化粧板と比べ、熱、圧力とも低いとこ
ろで成形でき、しかも短時間プレスが可能である。この
ことで、賦型シートの剥離のよさとの相乗効果により化
粧板の連続生産が可能となる。
【0018】
【実施例】
<実施例1> エンボスフィルム エンボスフィルムは、厚さ70μmのポリ塩化ビニルフ
ィルム表面に、微細な凹凸模様を有するエンボス金型を
用いて、熱圧プレスにより図5に示すような凹凸模様を
成形する。
【0019】ロール状の賦型フィルム ロール状の賦型シートは、坪量100g/m2 のクラフ
ト紙に押出し温度290℃で、ポリメチルペンテン樹脂
を厚さ20μmに押し出しラミネートした後、離型剤と
してシリコン樹脂を3%添加混合し、約140℃に加熱
した後、ニップロールと冷却ロール間で加圧するととも
に冷却をした。充分に冷却した後、エンボスフィルムで
あるポリ塩化ビニルフィルムのみを剥離除去してロール
状の賦型シートを得た。
【0020】ジアリルフタレート樹脂化粧板 ジアリルフタレート樹脂化粧板は、下部熱盤上に順次、
耐熱クッションシート、鏡面板と、バッカー紙、4枚の
コアー紙、坪量80g/m2 のチタン紙にストライプ柄
を印刷し、ジアリルフタレート樹脂を含浸した含浸紙の
化粧板基材(20)と、更に前記のロール状の賦型シー
ト、鏡面板、耐熱クッションシートを積層し、上部及び
下部熱盤により加熱加圧した。加熱は最高温度130
℃、圧力30kgf/cm2 の条件で5分間行ない、そ
の後圧力を開放し賦型シートを剥離してジアリルフタレ
ート樹脂化粧板を製造した。この化粧板は前記エンボス
フィルム(1)、賦型シート(3)の微細な凹凸模様を
反転した凹凸模様をもち、更に、下層に印刷したストラ
イプ柄をもつ極めて意匠効果の高いジアリルフタレート
樹脂化粧板が得られた。なお、凹凸模様は本実施例のも
のに限定するものではなく、例えば幾何学的模様等でも
よい。又、賦型シートはロール状であるため一回加熱加
圧成形した後、順次取り出すことにより連続でジアリル
フタレート樹脂化粧板を製造することができる。又、本
発明の賦型シートは8回〜10回程度の連続して使用で
き、更にロール状になっているので連続してシートを供
給でき作業効率がよい。
【0021】<比較例1>剥離性を比較するため、シリ
コン樹脂添加量を変化させて、剥離性とジアリルフタレ
ート樹脂化粧板の表面状態(凹凸模様)の再現性を比較
した。
【0022】
【表1】
【0023】なお、実施例1と比較例Cは、10回加熱
加圧成形して化粧板を製造しても剥離性は充分に保たれ
ていた。
【0024】
【発明の効果】本発明は以上の構成になっているので表
面に微細な(深さ1〜60μ)凹凸模様を有する賦型シ
ートが得られ、その賦型シートを用いることにより、視
覚的効果の優れた微細な凹凸模様を有する化粧板を得る
ことができる。又、賦型シートがロール状であるため、
加熱加圧成形を連続して行うことができ、化粧板を短時
間に能率よく生産することが可能となった。又、ロール
状の賦型シートには離型剤が添加混合してあるため、加
熱加圧成形後に化粧板から賦型シートを剥離するとき、
剥離が軽いので損傷しにくく、又表面の凹凸模様が消え
にくいため(他の熱硬化性樹脂化粧板と比較して、低
温、低圧で短時間で成形できるため)同じ賦型シートを
8回〜10回程度繰り返し使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)一実施例によるエンボスフィルムの断面
図である。(b)一実施例による積層シートの断面図で
ある。(c)積層シートにエンボスフィルムを重ね合わ
せ加圧した状態示す説明図である。(d)エンボスフィ
ルムを剥離してできあがった賦型シートの構成を示す断
面図である。
【図2】一実施例によるジアリルフタレート樹脂化粧板
の製造方法における積層構成を示す説明図である。
【図3】一実施例によるジアリルフタレート樹脂化粧板
基材の積層構成を示す説明図である。
【図4】一実施例によるロール状の賦型シートを使用し
て化粧板の連続製造方法を示す説明図である。
【図5】一実施例によるジアリルフタレート樹脂化粧板
表面の微細な凹凸模様を拡大した平面図である。
【符号の説明】
1 …エンボスフィルム 1(a)…熱可塑性樹脂フィルム 1(b)…凹凸模様 2 …積層シート 2(a)…基材シート 2(b)…耐熱性樹脂層 2(c)…離型剤 3 …ロール状の賦型シート 5 …チタン紙(含浸紙) 6 …フェノールコア紙 7 …バッカー紙 8 …鏡面板 9 …耐熱クッションシート 10 …熱盤 20 …セットされた化粧板基材
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B29K 105:08 B29L 7:00 4F

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基材シート上に厚さ10μm〜40μmの
    耐熱性樹脂層を設け、該耐熱性樹脂層の表面に深さ1〜
    60μmの連続した微細な凹凸模様を設けたロール状の
    賦型シートにおいて、前記耐熱性樹脂層に離型剤を添加
    混合したことを特徴とするロール状の賦型シート。
  2. 【請求項2】前記ロール状の賦型シートの微細な凹凸模
    様面を、熱硬化性樹脂を含浸した樹脂含浸紙に接するよ
    うに重ね、加熱加圧成形し、樹脂含浸紙の樹脂が硬化し
    たあと、賦型シートを剥離してなる化粧板において、少
    なくとも前記樹脂含浸紙の樹脂中に離型剤を添加混合
    し、ロール状の賦型シートを用いて、加熱加圧すること
    を特徴とする化粧板の連続製造方法。
  3. 【請求項3】前記熱硬化性樹脂が、ジアリルフタレート
    樹脂であることを特徴とする請求項2に記載の化粧板の
    連続製造方法。
  4. 【請求項4】前記耐熱性樹脂層と少なくとも樹脂含浸紙
    の樹脂中に0.5%〜5%の離型剤を添加混合したこと
    を特徴とする請求項1、請求項2に記載の賦型シート及
    び賦型シートを用いた化粧板の連続製造方法。
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