JPH05123560A - 粉液混合分散機における粉体供給方法 - Google Patents
粉液混合分散機における粉体供給方法Info
- Publication number
- JPH05123560A JPH05123560A JP3293153A JP29315391A JPH05123560A JP H05123560 A JPH05123560 A JP H05123560A JP 3293153 A JP3293153 A JP 3293153A JP 29315391 A JP29315391 A JP 29315391A JP H05123560 A JPH05123560 A JP H05123560A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- powder
- liquid
- suction
- automatic valve
- dispersing machine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Accessories For Mixers (AREA)
- Mixers Of The Rotary Stirring Type (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 高分子の粉体を混合分散処理する。
【構成】 粉体がケーシングに入る部分と粉体供給口と
の間に自動バルブを設けて周期的に開閉する。
の間に自動バルブを設けて周期的に開閉する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、回転体の遠心作用によ
り粉体及び液体を吸引し該回転体の攪拌力により混合分
散する粉液混合分散機における粉体供給方法に関する。
り粉体及び液体を吸引し該回転体の攪拌力により混合分
散する粉液混合分散機における粉体供給方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種の混合分散機においては、
粉体の種類により例えば高分子の粉体ＰＶＡは、十分な
分散が困難で、分散機の回転体すなわちゼネレータの部
分に詰まり、それ以上混合分散処理が不可能になる。し
たがって、ゼネレータを分解洗浄して詰まった粉体を除
去していた。
粉体の種類により例えば高分子の粉体ＰＶＡは、十分な
分散が困難で、分散機の回転体すなわちゼネレータの部
分に詰まり、それ以上混合分散処理が不可能になる。し
たがって、ゼネレータを分解洗浄して詰まった粉体を除
去していた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】これを防止する方法と
して、従来はタンクに液体を充満してそのタンク内に粉
体を投入し、攪拌機で攪拌し混合分散していた。しか
し、粉体を湿潤させるまでに時間がかかり、更に均一に
分散するまで時間が必要であった。また、この場合で
も、いわゆる「ままこ」ができるとか、攪拌機の軸に粉
体が付着するという欠点があった。
して、従来はタンクに液体を充満してそのタンク内に粉
体を投入し、攪拌機で攪拌し混合分散していた。しか
し、粉体を湿潤させるまでに時間がかかり、更に均一に
分散するまで時間が必要であった。また、この場合で
も、いわゆる「ままこ」ができるとか、攪拌機の軸に粉
体が付着するという欠点があった。
【０００４】本発明は、高分子の粉体を混合分散処理で
きる粉液混合分散機における粉体供給方法を提供するこ
とを目的としている。
きる粉液混合分散機における粉体供給方法を提供するこ
とを目的としている。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明による方法は、回
転体の遠心作用により粉体及び液体を吸引し該回転体の
攪拌力により混合分散する粉液混合分散機における粉体
供給方法において、粉体が前記粉液混合分散機のケーシ
ングに入る部分と粉体供給口との間に自動バルブを設
け、該自動バルブを周期的に開閉することを特徴として
いる。
転体の遠心作用により粉体及び液体を吸引し該回転体の
攪拌力により混合分散する粉液混合分散機における粉体
供給方法において、粉体が前記粉液混合分散機のケーシ
ングに入る部分と粉体供給口との間に自動バルブを設
け、該自動バルブを周期的に開閉することを特徴として
いる。
【０００６】
【作用】本発明の方法においては、高分子の粉体の混合
分散処理に際し、自動バルブを周期的に開閉する。この
自動バルブの周期的な閉弁により粉体の供給が一時止ま
ると、ゼネレータに詰まった粉体の分散が急速に進行
し、詰まり付着している湿潤した粉体がある程度除去さ
れるのでゼネレータの遠心作用が回復する。したがっ
て、吸込性能が向上して液体が充分に吸引されるように
なり、詰まった粉体を押し流す。この遠心作用の回復と
吸込性能の向上との２つの相乗効果により粉体の詰まり
が解消される。
分散処理に際し、自動バルブを周期的に開閉する。この
自動バルブの周期的な閉弁により粉体の供給が一時止ま
ると、ゼネレータに詰まった粉体の分散が急速に進行
し、詰まり付着している湿潤した粉体がある程度除去さ
れるのでゼネレータの遠心作用が回復する。したがっ
て、吸込性能が向上して液体が充分に吸引されるように
なり、詰まった粉体を押し流す。この遠心作用の回復と
吸込性能の向上との２つの相乗効果により粉体の詰まり
が解消される。
【０００７】
【実施例】以下図面を参照して本発明の実施例を説明す
る。
る。
【０００８】図１において、出力軸２が水平に配置され
た図示しないモータのハウジング１には、液体排出口４
を備えた分散室５を画成する分散室ケーシング３が取付
けられ、その分散室５には、出力軸２の端部に固設され
た回転体であるロータ６が収められている。
た図示しないモータのハウジング１には、液体排出口４
を備えた分散室５を画成する分散室ケーシング３が取付
けられ、その分散室５には、出力軸２の端部に固設され
た回転体であるロータ６が収められている。
【０００９】前記分散室ケーシング５には、出力軸２の
軸線上にオリフィス８ａを備え、軸線に直交する液体吸
込口９を備えて吸込室１０を画成する吸込室ケーシング
８が取付けられている。その吸込室ケーシング１０の反
モータ端には、粉体吸込口１２を備えた吸込カバー１１
が取付けられその粉体吸込口１２には、自動バルブ１３
を介して粉体ホッパ１４の粉体供給口１５が接続されて
いる。そして、これらの部材１、３、８、１１、１３及
び１４は、それぞれヘールフランジｈ、ｈ及びクランプ
ｊで相互に連結され、したがって、液体排出口４、液体
吸込口９及び自動バルブ１３は、それぞれ３６０°向き
を自由に設定できるようになっている。
軸線上にオリフィス８ａを備え、軸線に直交する液体吸
込口９を備えて吸込室１０を画成する吸込室ケーシング
８が取付けられている。その吸込室ケーシング１０の反
モータ端には、粉体吸込口１２を備えた吸込カバー１１
が取付けられその粉体吸込口１２には、自動バルブ１３
を介して粉体ホッパ１４の粉体供給口１５が接続されて
いる。そして、これらの部材１、３、８、１１、１３及
び１４は、それぞれヘールフランジｈ、ｈ及びクランプ
ｊで相互に連結され、したがって、液体排出口４、液体
吸込口９及び自動バルブ１３は、それぞれ３６０°向き
を自由に設定できるようになっている。
【００１０】前記分散室ケーシング３には、ロータ６に
対向するステータ７が固設され、両者６、７によりゼネ
レータＧが構成されている。これらロータ６とステータ
７との間には、本出願人による特開昭６３−４９２３９
号公報に示すように、剪断隙間Ｃｒが形成され、液体吸
込口９及び粉体吸込口１２から吸込んだ液体及び粉体を
剪断隙間Ｃｒにより剪断して混合分散し、液体排出口４
から排出するようになっている。そのため、ロータ６及
びステータ７には、分散を能率的に行うための階段状の
段差部Ｔｒ及びＴｓと、歯状の凹部６ａ、７ａとがそれ
ぞれ形成されている。
対向するステータ７が固設され、両者６、７によりゼネ
レータＧが構成されている。これらロータ６とステータ
７との間には、本出願人による特開昭６３−４９２３９
号公報に示すように、剪断隙間Ｃｒが形成され、液体吸
込口９及び粉体吸込口１２から吸込んだ液体及び粉体を
剪断隙間Ｃｒにより剪断して混合分散し、液体排出口４
から排出するようになっている。そのため、ロータ６及
びステータ７には、分散を能率的に行うための階段状の
段差部Ｔｒ及びＴｓと、歯状の凹部６ａ、７ａとがそれ
ぞれ形成されている。
【００１１】前記自動バルブ１３は、図示しない例えは
タイマ又はシーケンサにより、周期的に開閉されるよう
になっている。例えば、ＰＶＡ１０ｗｔ％の場合、閉時
間３〜５秒に対し開時間１０秒前後である。
タイマ又はシーケンサにより、周期的に開閉されるよう
になっている。例えば、ＰＶＡ１０ｗｔ％の場合、閉時
間３〜５秒に対し開時間１０秒前後である。
【００１２】次に、作用について説明する。高分子の粉
体（例えばＰＶＡ）と液体の分散混合処理に際し、ホッ
パ１４に高分子の粉体を投入し、自動バルブ１３を周期
的に開閉する。この自動バルブ１３の開弁時に粉体吸込
口１２から吸引された粉体は、液体吸込口９から吸引さ
れた液体とゼネレータＧで混合分散されるが、高分子な
粉体のため十分に分散されないで、ゼネレータＧの部分
に湿潤した粉体が詰まる。しかし、自動バルブ１３の閉
弁により粉体の供給が一時停止すると、ゼネレータＧに
詰まった粉体の分散が急速に進行し、詰まっていた湿潤
している粉体がある程度除かれる。すると、ゼネレータ
Ｇのロータ６の遠心作用が回復し、吸込性能も向上して
液体が充分に吸引されるようになり、詰まった粉体を押
し流す。すなわち、この遠心作用の回復と吸込性能の向
上との２つの相乗効果により粉体の詰まりが解消され
る。
体（例えばＰＶＡ）と液体の分散混合処理に際し、ホッ
パ１４に高分子の粉体を投入し、自動バルブ１３を周期
的に開閉する。この自動バルブ１３の開弁時に粉体吸込
口１２から吸引された粉体は、液体吸込口９から吸引さ
れた液体とゼネレータＧで混合分散されるが、高分子な
粉体のため十分に分散されないで、ゼネレータＧの部分
に湿潤した粉体が詰まる。しかし、自動バルブ１３の閉
弁により粉体の供給が一時停止すると、ゼネレータＧに
詰まった粉体の分散が急速に進行し、詰まっていた湿潤
している粉体がある程度除かれる。すると、ゼネレータ
Ｇのロータ６の遠心作用が回復し、吸込性能も向上して
液体が充分に吸引されるようになり、詰まった粉体を押
し流す。すなわち、この遠心作用の回復と吸込性能の向
上との２つの相乗効果により粉体の詰まりが解消され
る。
【００１３】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、高
分子の粉体と液体とを効果的に混合分散し、従来のゼネ
レータ部分の詰まりを解消することができる。
分子の粉体と液体とを効果的に混合分散し、従来のゼネ
レータ部分の詰まりを解消することができる。
【図１】本発明を実施する粉液混合分散機を示す側断面
図。
図。
Ｃｒ・・・剪断隙間 Ｇ・・・ゼネレータ Ｔｒ、Ｔｓ・・・段差部 ｈ・・・ヘールフランジ ｊ・・・クランプ １・・・モータのハウジング ２・・・出力軸 ３・・・分散室ケーシング ４・・・液体排出口 ５・・・分散室 ６・・・ロータ ６ａ、７ａ・・・歯状の凹部 ７・・・ステータ ８・・・吸込室ケーシング ８ａ・・・オリフィス ９・・・液体吸込口 １０・・・吸込室ケーシング １１・・・吸込カバー １２・・・粉体吸込口 １３・・・自動バルブ １４・・・粉体ホッパ １５・・・粉体供給口
Claims (1)
- 【請求項１】 回転体の遠心作用により粉体及び液体を
吸引し該回転体の攪拌力により混合分散する粉液混合分
散機における粉体供給方法において、粉体が前記粉液混
合分散機のケーシングに入る部分と粉体供給口との間に
自動バルブを設け、該自動バルブを周期的に開閉するこ
とを特徴とする粉液混合分散機における粉体供給方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3293153A JPH05123560A (ja) | 1991-11-08 | 1991-11-08 | 粉液混合分散機における粉体供給方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3293153A JPH05123560A (ja) | 1991-11-08 | 1991-11-08 | 粉液混合分散機における粉体供給方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05123560A true JPH05123560A (ja) | 1993-05-21 |
Family
ID=17791109
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3293153A Pending JPH05123560A (ja) | 1991-11-08 | 1991-11-08 | 粉液混合分散機における粉体供給方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05123560A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103127872A (zh) * | 2013-02-05 | 2013-06-05 | 江苏协诚科技发展有限公司 | 一种自动配料系统及生产工艺 |
| JP2021007914A (ja) * | 2019-07-01 | 2021-01-28 | 株式会社田定工作所 | 分散送液装置 |
-
1991
- 1991-11-08 JP JP3293153A patent/JPH05123560A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103127872A (zh) * | 2013-02-05 | 2013-06-05 | 江苏协诚科技发展有限公司 | 一种自动配料系统及生产工艺 |
| JP2021007914A (ja) * | 2019-07-01 | 2021-01-28 | 株式会社田定工作所 | 分散送液装置 |
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