JPH05122885A - フアンモータ - Google Patents

フアンモータ

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Publication number
JPH05122885A
JPH05122885A JP27774391A JP27774391A JPH05122885A JP H05122885 A JPH05122885 A JP H05122885A JP 27774391 A JP27774391 A JP 27774391A JP 27774391 A JP27774391 A JP 27774391A JP H05122885 A JPH05122885 A JP H05122885A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
motor case
rotor
stator magnet
fan
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP27774391A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomio Yamada
富男 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP27774391A priority Critical patent/JPH05122885A/ja
Publication of JPH05122885A publication Critical patent/JPH05122885A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】モータのコイルの温度上昇をより一層抑制でき
るファンモータを提供する。 【構成】コイル3を有するロータ1と、ステータ磁石7
を内壁面に取付けるとともにロータ1を内装した金属製
筒状のモータケース2とを備えたファンモータにおい
て、軸方向に通風空間部14を貫通した複数の整流翼1
5をモータケース2の外周面に放射状に突出している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ファンモータに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来例を図7および図8に示す。すなわ
ち、このファンモータは、コイル50を有するロータ5
1と、ステータ磁石52を内壁面に取付けるとともにロ
ータ51を内装した金属製筒状のモータケース53と、
複数の整流翼55を外周に放射状に突出しモータケース
53に外嵌した樹脂製の筒部54とを備えている。56
はファンである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このフ
ァンモータは、整流翼55が樹脂製の成形品等で製作さ
れているため熱伝導率が悪く、しかもファン56による
風が直接モータケース53に当たることがないため、コ
イル50の温度上昇を抑制しにくく、結果的にモータの
出力を低めていた。
【0004】したがって、この発明の目的は、モータの
コイルの温度上昇を抑制できモータの出力を高めること
ができるファンモータを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1のファンモータ
は、コイルを有するロータと、ステータ磁石を内壁面に
取付けるとともに前記ロータを内装した金属製筒状のモ
ータケースとを備えたファンモータにおいて、軸方向に
通風空間部を貫通した複数の整流翼を前記モータケース
の外周面に放射状に突出したものである。
【0006】請求項2のファンモータは、請求項1にお
いて、前記ステータ磁石を挟持する弾性突起を前記複数
の整流翼の間の内壁面より内方に押出したものである。
請求項3のファンモータは、請求項1において、前記通
風空間部は前記モータケースの内部に連通する連通部を
有し、前記ステータ磁石は前記通風空間部の連通部に圧
入する取付用突起を有するものである。
【0007】請求項4のファンモータは、請求項1にお
いて、前記整流翼の側面に切起し片を有するものであ
る。
【0008】
【作用】請求項1のファンモータによれば、ロータのコ
イルに給電するとロータが回転しロータに連結されたフ
ァンが回転して風がモータケースの周面に送風され、モ
ータケースの外面、整流翼の外面および通風空間部を風
が流れ、コイルの熱はモータケースにより冷却される。
このように、モータケースを風により直接冷却するとと
もに、モータケースに整流翼を設けたため、従来例と比
較してコイルの温度上昇をより一層抑制することがで
き、モータの出力を高めることができる。
【0009】請求項2のファンモータによれば、請求項
1において、前記ステータ磁石を挟持する弾性突起を前
記複数の整流翼の間の内壁面より内方に押出したため、
請求項1と同作用のほかステータ磁石の固定構造が簡単
になる。請求項3のファンモータによれば、請求項1に
おいて、前記通風空間部は前記モータケースの内部に連
通する連通部を有し、前記ステータ磁石は前記通風空間
部の連通部に圧入する取付用突起を有するため、請求項
1と同作用のほかステータ磁石の取付けが簡単になる。
【0010】請求項4のファンモータによれば、請求項
1において、前記整流翼の側面に切起し片を有するた
め、請求項1と同作用のほか整流翼の放熱効果がより一
層高まる。
【0011】
【実施例】この発明の第1の実施例を図1および図2に
より説明する。すなわち、このファンモータは、ロータ
1と、モータケース2とを有する。ロータ1は、コイル
3を有するが、実施例では軸4にロータ鉄心5を設け、
ロータ鉄心5にコイル3を巻装し、軸4の端部に整流子
6を設けている。
【0012】モータケース2は金属製筒状であり、ステ
ータ磁石7を内壁面に取付けるとともにロータ1を内装
している。この実施例ではモータケース2の両端部に軸
受け台8,9を設け、軸受け台8,9に軸受け10を設
けて、軸受け10間にロータ1の軸4を貫通支持し、軸
4の外端部にファン11を取付けている。ステータ磁石
7はモータケース2に従来例と同様の手段で固定されて
おり、モータケース2がその磁路を兼ねている。またカ
ーボン製のブラシ12がモータケース2および軸受け台
9に貫設されて整流子6に摺接し、ブラシ12に端子1
3を接続している。
【0013】また、軸方向に通風空間部14を貫通した
複数の整流翼15をモータケース2の外周面に放射状に
突出している。実施例の整流翼15は図2に示すように
モータケース2にマルチフォーミング加工等により断面
U字形に一体に形成し、これにより軸方向の両端に開口
16を有する通風空間部14を同時に形成し、かつ通風
空間部14とモータケース2の内部との間を連通する連
通部21を形成している。
【0014】この実施例によれば、端子13に電源(図
示せず)を接続し給電すると、ブラシ12および整流子
6を通してロータ1のコイル8に通電され、ステータ磁
石7との相互作用でロータ1が回転する。ロータ1の回
転によりロータ1に連結されたファン11が回転して風
がモータケース2の周面に送風され、モータケース2の
外面、整流翼15の外面および通風空間部14を風が流
れ、コイル3の熱はモータケース2により冷却される。
【0015】このように、モータケース2を風により直
接冷却すのとともに、モータケースに整流翼15を設け
たため、従来例と比較してコイル3の温度上昇をより一
層抑制することができ、モータの出力を高めることがで
きる。すなわち、従来と同じコイル温度にすることによ
りモータの高出力化が可能になり、またモータケース2
と整流翼15とが一体に形成されることにより、モータ
ケース1と整流翼15が別体で組立していたために発生
していた費用が削減できる。またモータケース2の弾性
および形状を利用してステータ磁石7を固定することが
可能である。さらに連通部21を通してモータケース2
のコイル3の周辺の対流熱を通風空間部14から直接外
部に排出できるのでコイル3の冷却効果を促進できる。
【0016】この発明の第2の実施例を図3に示す。す
なわち、このファンモータは、第1の実施例において、
ステータ磁石7を挟持する弾性突起17を複数の整流翼
15の間の内壁面より内方に押出したものである。ステ
ータ磁石7は突起17の金属弾性により固定される。し
たがって、この実施例ではステータ磁石7の固定構造が
簡単になる。
【0017】この発明の第3の実施例を図4および図5
に示す。すなわち、このファンモータは、第1の実施例
において、通風空間部14はモータケース2の内部に連
通する連通部21を有し、ステータ磁石7は通風空間部
14の連通部21に圧入する取付用突起18を有するも
のであり、ステータ磁石7の取付けが簡単になる。この
発明の第4の実施例を図6に示す。すなわち、このファ
ンモータは、第1の実施例において、前記整流翼15の
側面に切起し片19を有するものであり、放熱効果がよ
り一層高まる。
【0018】
【発明の効果】請求項1のファンモータは、モータケー
スを風により直接冷却するとともに、モータケースに整
流翼を設けたため、従来例と比較してコイルの温度上昇
をより一層抑制することができ、モータの出力を高める
ことができるという効果がある。
【0019】請求項2のファンモータは、請求項1にお
いて、前記ステータ磁石を挟持する弾性突起を前記複数
の整流翼の間の内壁面より内方に押出したため、請求項
1と同効果のほかステータ磁石の固定構造が簡単にな
る。請求項3のファンモータは、請求項1において、前
記通風空間部は前記モータケースの内部に連通する連通
部を有し、前記ステータ磁石は前記通風空間部の連通部
に圧入する取付用突起を有するため、請求項1と同効果
のほかステータ磁石の取付けが簡単になる。
【0020】請求項4のファンモータは、請求項1にお
いて、前記整流翼の側面に切起し片を有するため、請求
項1と同効果のほか整流翼の放熱効果がより一層高ま
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例の断面図である。
【図2】その切断面の半断面図である。
【図3】第2の実施例の断面図である。
【図4】第3の実施例の断面図である。
【図5】その切断面の半断面図である。
【図6】第4の実施例の破断斜視図である。
【図7】従来例の半断面図である。
【図8】その切断面の断面図である。
【符号の説明】
1 ロータ 2 モータケース 3 コイル 7 ステータ磁石 14 通風空間部 15 整流翼

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コイルを有するロータと、ステータ磁石
    を内壁面に取付けるとともに前記ロータを内装した金属
    製筒状のモータケースとを備えたファンモータにおい
    て、軸方向に通風空間部を貫通した複数の整流翼を前記
    モータケースの外周面に放射状に突出したファンモー
    タ。
  2. 【請求項2】 前記ステータ磁石を挟持する弾性突起を
    前記複数の整流翼の間の内壁面より内方に押出した請求
    項1記載のファンモータ。
  3. 【請求項3】 前記通風空間部は前記モータケースの内
    部に連通する連通部を有し、前記ステータ磁石は前記通
    風空間部の連通部に圧入する取付用突起を有する請求項
    1記載のモータケース。
  4. 【請求項4】 前記整流翼の側面に切起し片を有する請
    求項1記載のファンモータ。
JP27774391A 1991-10-24 1991-10-24 フアンモータ Pending JPH05122885A (ja)

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JP27774391A JPH05122885A (ja) 1991-10-24 1991-10-24 フアンモータ

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JP27774391A JPH05122885A (ja) 1991-10-24 1991-10-24 フアンモータ

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JPH05122885A true JPH05122885A (ja) 1993-05-18

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ID=17587711

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27774391A Pending JPH05122885A (ja) 1991-10-24 1991-10-24 フアンモータ

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3125411A1 (en) * 2015-07-28 2017-02-01 Wen-San Chou Improved motor structure

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP3125411A1 (en) * 2015-07-28 2017-02-01 Wen-San Chou Improved motor structure

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