JPH05122715A - 画像用ノイズ低減回路 - Google Patents

画像用ノイズ低減回路

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Publication number
JPH05122715A
JPH05122715A JP3277842A JP27784291A JPH05122715A JP H05122715 A JPH05122715 A JP H05122715A JP 3277842 A JP3277842 A JP 3277842A JP 27784291 A JP27784291 A JP 27784291A JP H05122715 A JPH05122715 A JP H05122715A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
composite video
signal
circuit
video signal
component
Prior art date
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Pending
Application number
JP3277842A
Other languages
English (en)
Inventor
Junichi Nakada
純一 中田
Tsutomu Sakano
勉 坂野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pioneer Corp
Original Assignee
Pioneer Electronic Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Pioneer Electronic Corp filed Critical Pioneer Electronic Corp
Priority to JP3277842A priority Critical patent/JPH05122715A/ja
Publication of JPH05122715A publication Critical patent/JPH05122715A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ビデオディスクプレーヤ、ビデオテーププレ
ーヤ、テレビ受像機などで用いられる画像用ノイズ低減
回路に関し、出力されるコンポジットビデオ信号の特性
がY/C分離回路の分離性能に左右されることなく、し
かもカラーノイズリダクションのかかったコンポジット
ビデオ信号を得ることを目的とする。 【構成】 入力してくるコンポジットビデオ信号をY信
号成分とC信号成分に分離するY/C分離回路1と、該
分離されたC信号成分中のカラーノイズ成分を抑圧する
ノイズ抑圧手段2〜5と、該ノイズ抑圧手段がカラーノ
イズの抑圧成分を算出するに要する時間だけ前記コンポ
ジットビデオ信号を遅延させる遅延回路7と、該遅延回
路によって遅延されたコンポジットビデオ信号から前記
ノイズ抑圧手段で得られたカラーノイズ抑圧成分を減算
することによりカラーノイズ成分の低減されたコンポジ
ットビデオ信号を得るノイズ相殺手段8とから構成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビデオディスクプレー
ヤ、ビデオテーププレーヤ、テレビ受像機などで用いら
れる画像用ノイズ低減回路に関する。
【0002】ビデオディスクプレーヤ、ビデオテーププ
レーヤ、テレビ受像機などにおけるビデオ信号はフレー
ム単位で構成されている。一般に、このような画像はフ
レーム間で自己相関が高く、一方、ノイズ成分はフレー
ム間でほとんど相関がない。したがって、この自己相関
の有無を利用し、フレーム間で画像を時間的に平均化す
れば、画像自体の信号成分のエネルギーをほとんど変化
させることなく、ノイズ成分のみを低減することができ
る。
【0003】
【従来の技術】図2に、このような原理に基づいて構成
したカラーノイズリダクションのための画像用ノイズ低
減回路の例を示す。入力してくるコンポジットビデオ信
号は、Y/C分離回路1でY/C分離される。分離され
たC信号成分は、減算回路2においてフレームメモリ3
から出力される1フレーム遅延されたC信号成分との間
で差分がとられ、補償信号演算回路4においてこの差信
号(A−B)に基づいてノイズ除去用の補償信号K(A
−B)を算出する。
【0004】そして、減算回路5において前記算出され
た補償信号K(A−B)をC信号から減算することによ
りC信号中のカラーノイズ成分を抑圧する。このように
して得られたC信号とY信号とをいわゆるS端子出力と
してセパレート出力するとともに、加算回路6において
Y信号と前記減算回路5から出力されるC信号とを加算
することによりカラーノイズリダクションのかかったコ
ンポジットビデオ信号を合成して出力する。
【0005】なお、前記ノイズ抑制用の補償信号K(A
−B)の混合比K(=1〜0)が大きい場合には動画像
部分でボケが発生し、また、小さい場合にはノイズ低減
効果がなくなる。したがって、混合比Kを画像の動きに
応じて1≧K≧0の範囲で変化させ、動きの小さい部分
ではKを大きく、動きの大きい部分ではKを小さくする
ように適応的に制御している。
【0006】画像の動きは減算回路2で得られる差信号
(A−B)と比例するので、混合比Kもまた差信号(A
−B)の関数となる。したがって、補償信号K(A−
B)は全体として差信号(A−B)の関数として表すこ
とができるので、この差信号(A−B)と補償信号K
(A−B)との関係を予めROMなどにテーブルとして
入れておけば、補償信号演算回路4に入力する差信号
(A−B)を基にこのテーブルを参照することにより、
画像の動きに応じた最良の補償信号K(A−B)を得る
ことができる。
【0007】前記した差信号−補償信号特性テーブルの
一例を図3に示す。この図3から明らかなように、差信
号(A−B)の値によってノイズ抑圧用の補償信号K
(A−B)の値が変わり、最適なノイズ低減を行うこと
ができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】前記した従来例の場
合、加算器6から出力されるコンポジットビデオ信号の
S/NはY/C分離回路1の分離性能に左右され、分離
性能が悪い場合には入力してきた元のコンポジットビデ
オ信号よりもドット妨害、クロスカラー等の特性が劣化
してしまう可能性があった。
【0009】本発明は前記事情に基づきなされたもの
で、その目的とするところは、出力されるコンポジット
ビデオ信号の特性がY/C分離回路の分離性能に左右さ
れることなく、しかもカラーノイズリダクションのかか
ったコンポジットビデオ信号を得ることのできる画像用
ノイズ低減回路を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明のノイズ低減回路は、入力してくるコンポジ
ットビデオ信号をY信号成分とC信号成分に分離するY
/C分離回路と、該分離されたC信号成分中のカラーノ
イズ成分を抑圧するノイズ抑圧手段と、該ノイズ抑圧手
段がカラーノイズの抑圧成分を算出するに要する時間だ
け前記コンポジットビデオ信号を遅延させる遅延回路
と、該遅延回路によって遅延されたコンポジットビデオ
信号から前記ノイズ抑圧手段で得られたカラーノイズ抑
圧成分を減算することによりカラーノイズ成分の低減さ
れたコンポジットビデオ信号を得るノイズ相殺手段とを
備えることにより構成したものである。
【0011】
【作 用】本発明の場合、ノイズ抑圧手段で得られたカ
ラーノイズ抑圧成分をY/C分離回路を通さない元のコ
ンポジットビデオ信号から減算することにより、コンポ
ジットビデオ信号中に含まれるカラーノイズ成分を抑制
している。
【0012】したがって、ノイズ低減回路から出力され
るコンポジットビデオ信号自体はY/C分離回路をまっ
たく通ることがないので、コンポジットビデオ信号の特
性がY/C分離回路の分離性能によって変動することな
くなり、しかもカラーノイズ成分の低減されたコンポジ
ットビデオ信号を得ることができる。
【0013】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につき
説明する。図1に、本発明の画像用ノイズ低減回路の1
実施例を示す。図において、1はY/C分離回路、2は
差分信号(A−B)を求める減算回路、3はC信号を1
フレーム期間だけ遅延して出力するフレームメモリ、4
は差分信号(A−B)から図3の補償信号K(A−B)
を算出する補償信号演算回路、5はC信号成分から補償
信号K(A−B)を減算することによりC信号成分中の
カラーノイズ成分を抑圧する減算回路である。これら符
号1〜6によって構成された回路は、前述した図1と同
一の構成になるものである。したがって、図1と同一の
部分には同一の符号を付して、これら同一部分の動作説
明については省略する。
【0014】本発明は、前記した従来と同様の回路構成
において、補償信号演算回路4が補償信号K(A−B)
を算出して出力するに要する時間τだけ入力してくるコ
ンポジットビデオ信号を遅延させる遅延回路7と、この
遅延回路7で遅延されたコンポジットビデオ信号から前
記補償信号演算回路4で得られた補償信号K(A−B)
を減算することにより、コンポジットビデオ信号中のカ
ラーノイズ成分を抑圧する減算回路8とを付設したもの
である。
【0015】前記のような構成とすると、遅延回路7で
遅延された元のコンポジットビデオ信号からカラーノイ
ズ抑圧用の補償信号K(A−B)が直接減算され、コン
ポジットビデオ信号中のカラーノイズ成分が抑圧され
る。
【0016】したがって、ノイズ低減回路から出力され
るコンポジットビデオ信号自体は、従来のようにY/C
分離回路1をまったく通ることがないので、出力される
コンポジットビデオ信号の特性がY/C分離回路1の分
離性能によって変動するというようなことがなく、入力
してきた元のコンポジットビデオ信号中からカラーノイ
ズ成分のみを除去して出力することができる。
【0017】
【発明の効果】以上述べたところから明らかなように、
本発明の画像用ノイズ低減回路によるときは、Y/C分
離回路を通さない元のコンポジットビデオ信号からカラ
ーノイズ抑圧成分を減算し、入力してきた元のコンポジ
ットビデオ信号中に含まれるカラーノイズ成分を低減す
るようにしたので、出力されるコンポジットビデオ信号
の特性がY/C分離回路の分離性能に左右されることが
なくなり、しかもカラーノイズリダクションのかかった
コンポジットビデオ信号を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】従来例を示すブロック図である。
【図3】差信号−補償信号特性図の例を示す図である。
【符号の説明】
1 Y/C分離回路 2 減算回路 3 フレームメモリ 4 補償信号演算回路 5 減算回路 2〜5 ノイズ抑圧手段 7 遅延回路 8 減算回路(ノイズ相殺手段)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力してくるコンポジットビデオ信号を
    Y信号成分とC信号成分に分離するY/C分離回路と、 該分離されたC信号成分中のカラーノイズ成分を抑圧す
    るノイズ抑圧手段と、 該ノイズ抑圧手段がカラーノイズの抑圧成分を算出する
    に要する時間だけ前記コンポジットビデオ信号を遅延さ
    せる遅延回路と、 該遅延回路によって遅延されたコンポジットビデオ信号
    から前記ノイズ抑圧手段で得られたカラーノイズ抑圧成
    分を減算することによりカラーノイズ成分の低減された
    コンポジットビデオ信号を得るノイズ相殺手段とを備え
    たことを特徴とする画像用ノイズ低減回路。
JP3277842A 1991-10-24 1991-10-24 画像用ノイズ低減回路 Pending JPH05122715A (ja)

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JP3277842A JPH05122715A (ja) 1991-10-24 1991-10-24 画像用ノイズ低減回路

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JP3277842A JPH05122715A (ja) 1991-10-24 1991-10-24 画像用ノイズ低減回路

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JPH05122715A true JPH05122715A (ja) 1993-05-18

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ID=17589027

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JP3277842A Pending JPH05122715A (ja) 1991-10-24 1991-10-24 画像用ノイズ低減回路

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20010515