JPH05122686A - 動画像予測符号化装置及びその復号化装置 - Google Patents
動画像予測符号化装置及びその復号化装置Info
- Publication number
- JPH05122686A JPH05122686A JP30988891A JP30988891A JPH05122686A JP H05122686 A JPH05122686 A JP H05122686A JP 30988891 A JP30988891 A JP 30988891A JP 30988891 A JP30988891 A JP 30988891A JP H05122686 A JPH05122686 A JP H05122686A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- prediction
- frame
- frequency component
- output
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N5/00—Details of television systems
- H04N5/76—Television signal recording
- H04N5/91—Television signal processing therefor
- H04N5/92—Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback
- H04N5/926—Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback by pulse code modulation
- H04N5/9261—Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback by pulse code modulation involving data reduction
- H04N5/9264—Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback by pulse code modulation involving data reduction using transform coding
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N19/00—Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals
- H04N19/50—Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using predictive coding
- H04N19/503—Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using predictive coding involving temporal prediction
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N19/00—Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals
- H04N19/50—Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using predictive coding
- H04N19/503—Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using predictive coding involving temporal prediction
- H04N19/51—Motion estimation or motion compensation
- H04N19/523—Motion estimation or motion compensation with sub-pixel accuracy
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N19/00—Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals
- H04N19/60—Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using transform coding
- H04N19/61—Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using transform coding in combination with predictive coding
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N19/00—Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals
- H04N19/30—Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using hierarchical techniques, e.g. scalability
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N5/00—Details of television systems
- H04N5/76—Television signal recording
- H04N5/78—Television signal recording using magnetic recording
- H04N5/782—Television signal recording using magnetic recording on tape
- H04N5/783—Adaptations for reproducing at a rate different from the recording rate
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
Abstract
データ量を少なくした動画像予測符号・復号化装置を提
供する。 【構成】 フレーム間の予測信号に対して低い周波数成
分を抑圧した予測信号を生成する予測信号生成手段(減
算器12、LPF13)と、前記予測信号で被予測信号
を予測して残差信号を出力する予測手段(予測減算器
2)と、フレーム内符号化する手段(フレーム内符号化
器6)とから符号化装置を構成して、フレーム内で独立
に符号化するのを低い周波数成分のみとし、高い周波数
成分に対しては常にフレーム間予測を行うようにする。
Description
録,伝送,表示装置に使用され、信号をより少ない符号
量で効率的に符号化し、特にランダムアクセスやサーチ
が可能な動画像信号の符号化装置及び復号化装置に関す
る。
号のフレーム間の相関を利用し、符号化されるフレーム
を符号化の済んだフレームで予測して、予測誤差のみを
符号化するフレーム間予測符号化がある。近年はさら
に、画像を動きに合わせて移動させて予測する動き補償
フレーム間予測が一般的になってきている。
は、数フレーム毎にフレーム間予測をしないでフレーム
内独立符号化を行い、ランダムアクセスや高速サーチに
対応させている(例えば、図11の(A)に示すよう
に、フレーム内独立符号化画像Iとフレーム間予測符号
化画像Pからフレーム構成する)。その符号化装置の構
成例を図7に示す。
号は予測減算器2に導かれ予測信号が減算される。予測
残差である予測器2の出力は、フレーム内符号化器6で
符号化され圧縮されたデータとなる。そのデータはデー
タ出力9から出力されると共にフレーム内復号器18で再
生された予測残差となり、逆予測加算器16で予測信号が
加算され再生された画像信号となる。再生された画像信
号はフレームメモリー15に蓄えられ、1フレーム遅延さ
せられた後、切り替えスイッチ35のP端子に導かれる。
同期信号によって制御され、Nフレームに一度の独立フ
レームでは可動端子Sは固定端子I側に接続され、他の
予測フレームではP側に接続される。ここでPには1フ
レーム前の再生画像信号が入力されているので、Pが選
択されるとフレーム間予測となる。Iには固定値(0)
が接続されているので、予測減算器2の出力は入力信号
と同じになり、フレーム内独立符号化となる。
端子30より入力されたデータは、フレーム内復号器18で
復号され、逆予測加算器16で予測信号が加算され、再生
画像信号となる。その信号は再生画像信号出力端子34よ
り出力されると共にフレームメモリー15に蓄えられ、1
フレーム遅延させられた後スイッチ35を通って逆予測加
算器16に入力される。スイッチ35は入力データより分離
されたフレーム同期信号で符号化装置と同様に制御され
る。
器6では、まずDCT(離散的コセイン変換)が行わ
れ、その変換出力を量子化し、ハフマン符号などで可変
長符号化されている。前記復号化装置のフレーム内復号
化器18では、まず可変長符号を復号し、固定長符号を量
子化代表値に置き換え、さらに逆DCTして再生信号を
得ている。
復号化装置では、定期的に独立フレームがあり、独立フ
レームは予測フレームより発生するデータ量が多くなる
ので、その分符号化効率が悪くなる。
されるが、独立フレームはデータ量が多いので、高速サ
ーチで復号できるデータ量を通常再生時と同一とする
と、サーチスピードに対応したすべてのフレームを復号
することができず、同一フレームを繰り返し出力するこ
とになる。そこで周波数成分をバンド分割しておき、低
い周波数のもののみを復号すると、各フレームの復号し
なければならないデータ量は少くなるので、解像度は低
くてもスムーズなサーチ画像が得られる。しかし、この
場合、高い周波数成分は無駄になる。
で、独立とするのは低い周波数成分のみとし、高い周波
数成分に対しては常にフレーム間予測を行うことで、蓄
積系メディアで必要とされる機能に対応しながら符号化
効率を改善し、データ量をより少なくすることができる
動画像予測符号化装置及びその復号化装置を提供するこ
とを目的とするものである。
めに、本発明は、例えば図1に示すように、動画像信号
の予測符号化装置であって、フレーム間またはフィール
ド間の予測信号に対し、低い周波数成分を抑圧して予測
信号を生成する予測信号生成手段(減算器12、LPF
13)と、前記予測信号生成手段からの予測信号で、被
予測信号を予測して残差信号を出力する予測手段(予測
減算器2)と、前記予測手段から出力される信号をフレ
ーム内またはフィールド内符号化する手段(フレーム内
符号化器6)とからなることを特徴とする動画像予測符
号化装置を提供する。
信号の予測符号化装置であって、被符号化信号の高い周
波数成分と低い周波数成分を分離する信号分離手段(バ
ンド分割減算器3、サブサンプル器4、オーバーサンプ
ル器5)と、前記信号分離手段から出力される高い周波
数成分の信号はフレーム間またはフィールド間予測をし
て残差信号を出力し、低い周波数成分の信号はそのまま
の信号を出力する予測手段(予測減算器2)と、前記予
測手段から出力される信号をフレーム内またはフィール
ド内符号化する手段(フレーム内符号化器7、8)とか
らなることを特徴とする動画像予測符号化装置を提供す
る。
号の予測復号化装置であって、符号化装置から伝送され
てくる符号をフレーム内またはフィールド内復号を行い
復号信号を得る復号手段(フレーム内復号化器18)
と、フレーム間またはフィールド間の予測信号に対し、
低い周波数成分を抑圧して予測信号を生成する予測信号
生成手段(減算器12、LPF13)と、前記予測信号
生成手段からの予測信号と復号信号を加算して再生画像
信号を得る逆予測手段(逆予測加算器16)とからなる
ことを特徴とする動画像予測復号化装置を提供する。
信号の予測復号化装置であって、符号化装置から伝送さ
れてくる高い周波数成分の信号の符号と、低い周波数成
分の信号の符号をそれぞれフレーム内またはフィールド
内復号して、復号信号を得る復号手段(フレーム内復号
化器19、20)と、前記復号手段より得られる高い周
波数成分の信号にフレーム間またはフィールド間の予測
信号を加算して、低い周波数成分の信号はそのままの信
号を出力する逆予測手段(逆予測加算器16)と、前記
逆予測手段から出力される高い周波数成分の信号と、低
い周波数成分の信号を加算して再生画像信号を得る手段
(加算器17)とからなることを特徴とする動画像予測
復号化装置を提供する。
ば、独立とするのは低い周波数成分のみとし、高い周波
数成分に対しては常にフレーム間予測を行うことで、低
い周波数成分については従来と同様に扱え、高い周波数
成分は予測処理により符号化効率が改善され、全体とし
て符号化出力データ量が少なくなる。ランダムアクセス
などでは、アクセスポイントの再生画像は低い周波数成
分だけであり、高い周波数成分はフレームが進むにつれ
て予測残差成分により徐々に再生される。高速サーチで
は低い周波数成分により、スムーズなサーチ画像が得ら
れる。
復号化装置の一実施例を以下図面と共に詳細に説明す
る。 <第1の実施例>図1は本発明の予測符号化装置の第1
の実施例を示すブロック図である。前述した図7の従来
例と同一部分には同一符号を付して示す。図7の符号化
装置に対して、本符号化装置は、予測信号に対する空間
LPF13や減算器12がある点に特徴がある。
力された画像信号は、予測減算器2に供給される。予測
減算器2は、画像入力信号から減算器12より出力される
予測信号を減算し、予測残差を得て、フレーム内符号化
器6へ供給している。フレーム内符号化器6は、入力信
号をフレーム内符号化し、冗長が取り除かれた符号化デ
ータをデータ出力端子9より出力すると共に、フレーム
内復号化器18へも出力している。フレーム内符号化器6
の内部処理は、従来例と同じである。
装置と同一の信号とするため、フィールド内符号化され
た信号より作られる必要がある。従って、フレーム内復
号化器18は、フレーム内符号化された信号を復号し、再
生予測残差を得て、逆予測加算器16へ供給している。逆
予測加算器16は、前記再生予測残差とそれに対応する予
測信号を加算し、再生画像信号を得て、フレームメモリ
ー15へ供給している。フレームメモリー15は、入力信号
を1フレームだけ遅延した出力信号を得て、LPF(ロ
ーパスフィルタ)13及び、減算器12へ供給している。L
PF12の出力はスイッチの固定端子Iに接続されてい
る。
同期信号によって制御され、Nフレームに一度の独立フ
レームでは可動端子Sは固定端子I側に接続され、他の
予測フレームではP側に接続される。ここでI側にはL
PF13の出力である1フレーム前の再生画像信号の低
い周波数成分が入力されており、Pには固定値(0)が
接続されている。減算器12の出力は、切り替えスイッチ
36がP側の時、フレームメモリー15の出力そのままとな
るので予測減算器2では従来例の予測と同じ処理が行わ
れ、切り替えスイッチ36がI側の時、LPF13からの
低い周波数成分が減算された予測信号となるので、予測
減算器2で入力信号からその予測信号を減算しても、低
い周波数成分はそのまま残り、フレーム内符号化器6で
フレーム内独立処理される。
方向フィルタと水平方向フィルタの従属接続型でよく、
その場合の構成は図9の様になる。同図中の数字はタッ
プ係数の例である。
ものである。(A)に示す入力信号はすべての周波数成
分を持っているが、(B)に示す予測信号は低い周波数
が抑圧されたものになっている。このような予測信号が
減算された予測残差は(C)に示すように低い周波数は
入力信号がそのまま残り、高い周波数成分は予測残差の
みとなる。(D)に示す再生信号は予測信号(B)と予
測残差(C)の加算となるのですべての周波数成分が得
られる。
の(予測係数1)とすると、ランダムアクセス後高い周
波数成分の再生が通常の状態に戻るまでに、長い時間が
必要とされる。それが問題となる場合には予測係数を1
より下げ例えば0.8などのすれば、符号化効率は若干
落ちるが、比較的早く通常の画像が得られる。この処理
の実現はLPF13の高い周波数の特性を完全抑圧にせ
ず、0.2程度残すことで実現できる。
を用いる場合は、動き補償でリサンプル処理が行われる
ことになり、そのフィルタの特性で高い周波数は若干抑
圧されるので、あえて予測係数を1より下げなくても良
い。この場合、例えば1/2 画素精度で1/2 画素をずらす
場合は4タップフィルタで-1/16,9/16,9/16,-1/16 など
の係数となり、高い周波数は抑圧される。しかし、画素
をずらさない場合は0,1,0,0 となり、予測係数は1とな
ってしまうので、高い周波数が抑圧されるように1/16,1
4/16,1/16,0 などの係数とする。
る復号化装置の実施例を示すブロック図である。前述し
た図1、図8と同一部分には同一符号を付して示す。図
2において、データ入力端子30を介して符号化装置より
伝送された符号化データ信号が入来し、フレーム内復号
化器18へ供給されている。フレーム内復号化器18は、フ
レーム内符号化された信号を復号し、再生予測残差を得
て、逆予測加算器16へ供給している。逆予測加算器16
は、前記再生予測残差と減算器12より供給される予測信
号を加算し、再生画像信号を得て、再生画像信号出力端
子34を介して出力すると共に、フレームメモリー15へ供
給している。フレームメモリー15は、入力信号を1フレ
ームだけ遅延した出力信号を得て、LPF13及び、減算
器12へ供給している。LPF13の出力はスイッチ36の固
定端子Iに接続される。スイッチの構成及び動作は符号
化装置と同じであり、減算器12の出力は符号化装置と同
じ予測信号として加算器16に入力される。
化装置の第2の実施例を示すブロック図である。図1と
同一部分には同一符号を付して示す。図1に示す第1の
実施例との相違は、低い周波数成分が別に符号化され、
フレームごとに処理を変えず、すべてのフレームで低い
周波数成分は独立とする点である。入力信号はまずバン
ド分割減算器3とサブサンプル器4に入力される。サブ
サンプル器4ではLPF13と同様なフィルタリング行わ
れた後、その周波数帯域に相当するサブサンプルが行わ
れる。前述した図9の例では垂直水平とも1/2とす
る。
化器7とオーバーサンプル器5に入力される。フレーム
内符号化の出力である低い周波数成分の符号化データは
データ出力端子10を介して復号器側に伝送される。フレ
ーム内符号化器7はサブサンプルされた画像に対するも
ので、処理する画素数は入力信号の1/4になってい
る。
ル器4でなくなった画素を補間して作り、元の画像と同
じ画素数にする。オーバーサンプル器5の出力はバンド
分割減算器3の減算入力に入力され、バンド分割減算器
3ではそれを入力信号から減算し、高い周波数成分の信
号を得る。バンド分割減算器3の出力は予測減算器2に
導かれ、フレームメモリー15から出力される予測信号が
減算される。予測残差となる予測減算器2の出力はフレ
ーム内符号化器8でフレーム内符号化され、その出力は
データ出力端子11を介して復号装置側に伝送されると共
にフレーム内復号器20に入力される。フレーム内符号化
器8は高い周波数成分の予測残差に対するもので、処理
する画素数は入力信号と同じである。
れに対応する予測信号と逆予測加算器16で加算され、フ
レームメモリー15で1フレーム遅延させられ、予測信号
として予測減算器2に与えられる。
る復号化装置の実施例を示すブロック図である。図2の
復号装置と比較して、フレーム内復号器が2つあり、オ
ーバーサンプル器5、2つのフレーム内復号器出力を加
算する加算器17が加わっている点が異なる。一方、フレ
ーム内復号器20の出力は高い周波数成分のみになってい
るので、予測信号の形成のためのLPF13や、減算器12
は必要ない。データ入力端子31より来る低い周波数成分
のデータ入力信号は、フレーム内復号化器19でフレーム
内復号化され、オーバーサンプル器5に入力される。オ
ーバーサンプル器5では元の画像と同じ画素数の信号を
作り、その信号を加算器17に与える。
数成分のデータ入力信号は、フレーム内復号化器20で再
生予測残差を得て、逆予測加算器16に入力される。逆予
測加算器16は、再生予測残差とフレームメモリー15より
供給される予測信号を加算し、高い周波数成分の再生画
像信号を得て、加算器17に入力すると共に、フレームメ
モリー15へ供給している。フレームメモリー15は、入力
信号を1フレームだけ遅延させ予測信号として逆予測加
算器16に入力する。加算器17はオーバーサンプル器5か
ら与えられる低い周波数成分の信号と、加算器16から与
えられる高い周波数成分の信号を加算して再生画像信号
を得、再生画像信号出力端子34を介して出力する。
予測符号化装置の第3の実施例を示すブロック図であ
る。図3と同一部分には同一符号を付して示す。図3に
示す第2の実施例との相違点は、図3の実施例は符号化
処理前に高い周波数成分と低い周波数成分の分割を行っ
ているのに対し、図5の実施例はフレーム間予測残差に
対し周波数分割を行う。従って、両方の周波数成分のフ
レーム内復号を行い、予測信号はその結果を加算して作
られる。また、予測では動き補償を行う。
された後、バンド分割減算器3とサブサンプル器4に入
力される。サブサンプル器4は図3と同様な処理が行わ
れ、その出力はフレーム内符号化器7に供給される。ま
た、高い周波数成分であるバンド分割減算器3の出力
は、フレーム内符号化器8に供給される。フレーム内符
号化器7はサブサンプルされた低い周波数成分に対する
ものであり、フレーム内符号化器8は高い周波数成分に
対するものである。それぞれのフレーム内符号化器の出
力はデータ出力端子10および11を介して復号装置側に伝
送されると共にフレーム内復号器19および20に入力され
る。
プル器5に、フレーム内復号器20の出力は加算器17に入
力される。オーバーサンプル器5の出力は加算器17とバ
ンド分割減算器3の減算入力に入力される。加算器17は
両方の成分を加算して再生予測残差を得て逆予測加算器
16に供給する。逆予測加算器16、フレームメモリー15、
LPF13、スイッチ36、減算器12の動作は第1図と同じ
である。
15の出力である1フレームだけ遅延した再生画像信号と
入力画像信号を用いて、ブロックごとに動きベクトルを
検出し、そのベクトルにより動き補償された1フレーム
遅延信号(動き補償により、正確な1フレームではなく
なっている)を得て、LPF13および減算器12へ供給し
ている。さらに、動きベクトルの情報は復号側でも必要
なので、動きベクトル出力端子21より出力し、復号側に
伝送している。
る復号化装置の実施例を示すブロック図である。これは
図2の復号装置と図4の復号装置が組み合わされた形に
なっている。データ入力端子31、32より入来したデータ
入力信号は、それぞれフレーム内復号化器19、20で、フ
レーム内符号化される。低い周波数成分はオーバーサン
プル器5に入力され、元の画像と同じ画素数にし、加算
器で両方の成分が加算され再生予測残差が作られる。逆
予測加算器16、フレームメモリー15、LPF13、スイッ
チ36、減算器12の動作は第1図と同じである。逆予測加
算器16の出力は再生画像として、再生画像信号出力端子
34を介して出力する。一方、動き補償器37は、動きベク
トル情報入力35より来る動きベクトル値によってフレー
ムメモリー15の出力に対して動き補償を行い、その結果
をLPF13および減算器12へ供給している。
〜(E)に各実施例のフレーム構造を示す。四角はフレ
ームであり破線で区切られたものは上が高い周波数成分
下が低い周波数成分である。Iはフレーム内で独立に符
号化されるもの、Pはフレーム間の予測で符号化される
ものであり、Bは予測でも前後両方から予測されるもの
である。そこで、同図の(E)に示すように(第4の実
施例)、第1の実施例のPのみのフレームをBに変え
て、PフレームはPフレーム間で予測され、Bフレーム
はPフレームから予測されるようにしても良い。
復号化装置によれば、フレーム内で独立に符号化するの
を低い周波数成分のみとし、高い周波数成分に対しては
常にフレーム間予測を行うことで、低い周波数成分によ
り従来と同様にランダムアクセスやサーチが可能であり
ながら、高い周波数成分は予測処理により符号化効率が
改善されるので、全体として符号化出力データ量を少な
くできることとなる。
スポイントの再生画像は低い周波数成分だけであるが、
高い周波数成分もフレームが進むにつれて予測残差成分
により徐々に再生されるので視覚特性に対して無駄がな
い。すなわち、人間の視覚特性は画像が急激に変化した
直後は視覚能力が通常よりかなり落ちるので、このよう
に高い周波数成分の再生が遅れてもあまり問題とならな
い。さらに、高速サーチでは低い周波数成分のみとなる
が、スムーズなサーチ画像が得られる。
によれば、フレーム内で独立に符号化するのを低い周波
数成分のみとし、高い周波数成分に対しては常にフレー
ム間予測を行うことで、低い周波数成分については従来
と同様にランダムアクセスやサーチが可能でありなが
ら、高い周波数成分は予測処理により符号化効率が改善
されるので、全体として符号化出力データ量を少なくで
きるなど、実用上極めて優れた効果を有する。
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
図である。
図である。
る。
ある。
る。
割減算器、4…サブサンプル器(SS)、5…オーバー
サンプル器(OS)、6、7、8…フレーム内符号化器
(ENC)、9、10、11…データ出力端子、12…
減算器、13…LPF、14、37…動き補償器(M
C)、15…フレームメモリー(FM)、16…逆予測
加算器、17…加算器、18、19、20…フレーム内
復号化器(DEC)、21…動きベクトル出力端子、3
0、31、32…データ入力端子、34…再生画像信号
出力端子、35、36…切り換えスイッチ、40…入力
端子、41…垂直方向LPF、42…水平方向LPF、
43…出力端子。
Claims (4)
- 【請求項1】動画像信号の予測符号化装置であって、 フレーム間またはフィールド間の予測信号に対し、低い
周波数成分を抑圧して予測信号を生成する予測信号生成
手段と、 前記予測信号生成手段からの予測信号で、被予測信号を
予測して残差信号を出力する予測手段と、 前記予測手段から出力される信号をフレーム内またはフ
ィールド内符号化する手段とからなることを特徴とする
動画像予測符号化装置。 - 【請求項2】動画像信号の予測符号化装置であって、 被符号化信号の高い周波数成分と低い周波数成分を分離
する信号分離手段と、 前記信号分離手段から出力される高い周波数成分の信号
はフレーム間またはフィールド間予測をして残差信号を
出力し、低い周波数成分の信号はそのままの信号を出力
する予測手段と、 前記予測手段から出力される信号をフレーム内またはフ
ィールド内符号化する手段とからなることを特徴とする
動画像予測符号化装置。 - 【請求項3】動画像信号の予測復号化装置であって、 符号化装置から伝送されてくる符号をフレーム内または
フィールド内復号を行い復号信号を得る復号手段と、 フレーム間またはフィールド間の予測信号に対し、低い
周波数成分を抑圧して予測信号を生成する予測信号生成
手段と、 前記予測信号生成手段からの予測信号と復号信号を加算
して再生画像信号を得る逆予測手段とからなることを特
徴とする動画像予測復号化装置。 - 【請求項4】動画像信号の予測復号化装置であって、 符号化装置から伝送されてくる高い周波数成分の信号の
符号と、低い周波数成分の信号の符号をそれぞれフレー
ム内またはフィールド内復号して、復号信号を得る復号
手段と、 前記復号手段より得られる高い周波数成分の信号にフレ
ーム間またはフィールド間の予測信号を加算して、低い
周波数成分の信号はそのままの信号を出力する逆予測手
段と、 前記逆予測手段から出力される高い周波数成分の信号
と、低い周波数成分の信号を加算して再生画像信号を得
る手段とからなることを特徴とする動画像予測復号化装
置。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30988891A JP2606508B2 (ja) | 1991-10-29 | 1991-10-29 | 動画像予測符号化装置及びその復号化装置 |
EP19920309863 EP0541287B1 (en) | 1991-10-29 | 1992-10-28 | Video signal coding apparatus and decoding apparatus |
DE69228914T DE69228914T2 (de) | 1991-10-29 | 1992-10-28 | Einrichtung zur Kodierung und Dedokierung von Videosignalen |
US08/731,124 US5838376A (en) | 1991-10-29 | 1996-10-09 | Video coder/decoder which separately processes high and low frequencies |
US08/890,216 US5870147A (en) | 1991-10-29 | 1997-07-09 | Predictive video signal coding and decoding with suppression of low frequencies |
HK97102327A HK1000792A1 (en) | 1991-10-29 | 1997-12-03 | Video signal coding apparatus and decoding apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30988891A JP2606508B2 (ja) | 1991-10-29 | 1991-10-29 | 動画像予測符号化装置及びその復号化装置 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26546496A Division JP2870588B2 (ja) | 1996-09-13 | 1996-09-13 | 動画像予測符号化装置および動画像予測符号化方法並びに動画像予測復号化装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05122686A true JPH05122686A (ja) | 1993-05-18 |
JP2606508B2 JP2606508B2 (ja) | 1997-05-07 |
Family
ID=17998528
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30988891A Expired - Lifetime JP2606508B2 (ja) | 1991-10-29 | 1991-10-29 | 動画像予測符号化装置及びその復号化装置 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (2) | US5838376A (ja) |
EP (1) | EP0541287B1 (ja) |
JP (1) | JP2606508B2 (ja) |
DE (1) | DE69228914T2 (ja) |
HK (1) | HK1000792A1 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002091691A (ja) | 2000-09-20 | 2002-03-29 | Nagano Fujitsu Component Kk | ポインティングデバイス |
US6473533B1 (en) * | 1996-10-25 | 2002-10-29 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Image encoding apparatus and image decoding apparatus |
US6144698A (en) * | 1996-10-31 | 2000-11-07 | Mitsubishi Electric Information Technology Center America, Inc. (Ita) | Digital video decoder and method of decoding a digital video signal |
NO20062097L (no) * | 2006-05-10 | 2007-11-12 | Ntnu Technology Transfer As | Method and device for video encoding and decoding |
FR2944936A1 (fr) * | 2009-04-23 | 2010-10-29 | Thomson Licensing | Procedes de codage et de decodage d'un bloc de donnees images, dispositifs de codage et de decodage implementant lesdits procedes |
JP5604178B2 (ja) * | 2009-05-28 | 2014-10-08 | パナソニック株式会社 | 複合低域遮断フィルタ、およびそれを用いた撮像装置 |
Family Cites Families (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2850574A (en) * | 1955-11-02 | 1958-09-02 | Bell Telephone Labor Inc | Apparatus for compression of television bandwidth |
US3017456A (en) * | 1958-03-24 | 1962-01-16 | Technicolor Corp | Bandwidth reduction system for television signals |
US4268861A (en) * | 1978-09-18 | 1981-05-19 | Massachusetts Institute Of Technology | Image coding |
JPS5755635A (en) * | 1980-09-20 | 1982-04-02 | Sony Corp | Transmitting method for digital picture signal |
US4665436A (en) * | 1985-12-20 | 1987-05-12 | Osborne Joseph A | Narrow bandwidth signal transmission |
CA1261069A (en) * | 1986-12-08 | 1989-09-26 | Mohamed S. Sabri | Two-channel coding of digital signals |
JP2570384B2 (ja) * | 1988-05-30 | 1997-01-08 | 日本電気株式会社 | 動画像信号の符号化・復号化方式 |
DE3839642A1 (de) * | 1988-11-24 | 1990-05-31 | Bosch Gmbh Robert | Einrichtung zur codierung von videosignalen |
US4985768A (en) * | 1989-01-20 | 1991-01-15 | Victor Company Of Japan, Ltd. | Inter-frame predictive encoding system with encoded and transmitted prediction error |
JPH02301280A (ja) * | 1989-05-15 | 1990-12-13 | Nec Corp | 動画像信号の符号化・復号化方式 |
JP2520306B2 (ja) * | 1989-05-24 | 1996-07-31 | 三菱電機株式会社 | 変換符号化装置 |
GB8920259D0 (en) * | 1989-09-07 | 1989-10-18 | British Broadcasting Corp | Hybrid predictive coders and decoders for digital video signals |
US5144426A (en) * | 1989-10-13 | 1992-09-01 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Motion compensated prediction interframe coding system |
JPH03127580A (ja) * | 1989-10-13 | 1991-05-30 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 動き補償フレーム間符号化装置 |
IT1241184B (it) * | 1990-03-02 | 1993-12-29 | Cselt Centro Studi Lab Telecom | Perfezionamenti ai sistemi ibridi di codifica di segnali video. |
JPH04177992A (ja) * | 1990-11-09 | 1992-06-25 | Victor Co Of Japan Ltd | 階層性を有する画像符号化装置 |
US5276525A (en) * | 1991-03-22 | 1994-01-04 | Bell Communications Research, Inc. | Two-dimensional block scanning for subband image and video coding |
-
1991
- 1991-10-29 JP JP30988891A patent/JP2606508B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1992
- 1992-10-28 DE DE69228914T patent/DE69228914T2/de not_active Expired - Lifetime
- 1992-10-28 EP EP19920309863 patent/EP0541287B1/en not_active Expired - Lifetime
-
1996
- 1996-10-09 US US08/731,124 patent/US5838376A/en not_active Expired - Lifetime
-
1997
- 1997-07-09 US US08/890,216 patent/US5870147A/en not_active Expired - Lifetime
- 1997-12-03 HK HK97102327A patent/HK1000792A1/xx not_active IP Right Cessation
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0541287B1 (en) | 1999-04-14 |
EP0541287A3 (en) | 1993-08-11 |
US5838376A (en) | 1998-11-17 |
US5870147A (en) | 1999-02-09 |
DE69228914D1 (de) | 1999-05-20 |
DE69228914T2 (de) | 1999-08-12 |
EP0541287A2 (en) | 1993-05-12 |
JP2606508B2 (ja) | 1997-05-07 |
HK1000792A1 (en) | 2000-04-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5532747A (en) | Method for effectuating half-pixel motion compensation in decoding an image signal | |
JP3189258B2 (ja) | 画像信号符号化方法および画像信号符号化装置、並びに画像信号復号化方法および画像信号復号化装置 | |
JPH05268594A (ja) | 動画像の動き検出装置 | |
KR100364312B1 (ko) | 블록간예측부호화복호화장치및그방법 | |
CN102301718A (zh) | 图像处理设备、图像处理方法和程序 | |
CN102301719A (zh) | 图像处理装置、图像处理方法和程序 | |
JP2830883B2 (ja) | 動画像符号化装置及びその復号装置 | |
US6141379A (en) | Apparatus and method of coding/decoding moving picture and storage medium storing moving picture | |
JPH05122686A (ja) | 動画像予測符号化装置及びその復号化装置 | |
GB2306842A (en) | Reordering prediction macroblocks for image processing | |
JP3164056B2 (ja) | 動画像符号化復号化装置、動画像符号化復号化方法及び動画像符号記録媒体 | |
JP2870588B2 (ja) | 動画像予測符号化装置および動画像予測符号化方法並びに動画像予測復号化装置 | |
JP3367992B2 (ja) | 動画像符号化装置および復号化装置 | |
JP2924866B2 (ja) | 動画像符号化装置、動画像復号装置、動画像符号化方法、並びに動画像復号方法 | |
JP2883592B2 (ja) | 動画像復号化装置及び動画像復号化方法 | |
JPH08149481A (ja) | 映像信号符号化・復号化装置及び符号化・復号化方法 | |
JP2883585B2 (ja) | 動画像符号化装置及び動画像符号化方法 | |
JP3804237B2 (ja) | 動き補償動画像符号化装置及びその方法 | |
JP2863026B2 (ja) | 動き補償予測方法 | |
JP3415390B2 (ja) | 動画像符号化装置及び動画像符号化方法 | |
JPH0638166A (ja) | 動画像符号化および復号化装置ならびにディスク | |
JPH10136371A (ja) | 動画像復号化装置及びその方法 | |
JP2004153853A (ja) | 映像信号符号化・復号化装置及び符号化・復号化方法 | |
JPH089388A (ja) | 動画像復号化装置 | |
JPH06189293A (ja) | 画像符号化方法、画像復号化方法、画像符号化装置、画像復号化装置及び記録媒体 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090213 Year of fee payment: 12 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090213 Year of fee payment: 12 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100213 Year of fee payment: 13 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110213 Year of fee payment: 14 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120213 Year of fee payment: 15 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120213 Year of fee payment: 15 |