JPH05122300A - プロトコル試験方法 - Google Patents
プロトコル試験方法Info
- Publication number
- JPH05122300A JPH05122300A JP3277431A JP27743191A JPH05122300A JP H05122300 A JPH05122300 A JP H05122300A JP 3277431 A JP3277431 A JP 3277431A JP 27743191 A JP27743191 A JP 27743191A JP H05122300 A JPH05122300 A JP H05122300A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- test
- scenario
- test scenario
- unconfirmed
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- Pending
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- Maintenance And Management Of Digital Transmission (AREA)
- Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
- Communication Control (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】プロトコル試験器の試験シナリオの記述として
確認の意味を持つところのプロトコルデータユニットを
省略可能にする事によって試験シナリオの作成の工数を
削減する。 【構成】プロトコルデータユニットの送信112に対し
て確認の意味を持つところのプロトコルデータユニット
に対して、受信の検証を自動的に行なう事が可能な前記
試験制御部102を備えることによって、試験シナリオ
101にそのプロトコルデータユニットの受信の記述を
省略できる。
確認の意味を持つところのプロトコルデータユニットを
省略可能にする事によって試験シナリオの作成の工数を
削減する。 【構成】プロトコルデータユニットの送信112に対し
て確認の意味を持つところのプロトコルデータユニット
に対して、受信の検証を自動的に行なう事が可能な前記
試験制御部102を備えることによって、試験シナリオ
101にそのプロトコルデータユニットの受信の記述を
省略できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプロトコル試験器におけ
るプロトコル試験方法に関するものである。
るプロトコル試験方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ISDNパケット交換等の新しい
通信サービスが始まり、通信機器向けの様々なプロトコ
ル試験器が市販されている。
通信サービスが始まり、通信機器向けの様々なプロトコ
ル試験器が市販されている。
【0003】以下図面を参照しながら、従来のプロトコ
ル試験器の一例について説明する。図3はプロトコル試
験器の構成を示し、100はプロトコル試験器、110
は被試験通信機器、120は通信回線、101は試験シ
ナリオである。プロトコル試験器は試験制御部102、
通信制御部103からなる。被試験通信機器はX.25
プロトコルで通信するものとする。
ル試験器の一例について説明する。図3はプロトコル試
験器の構成を示し、100はプロトコル試験器、110
は被試験通信機器、120は通信回線、101は試験シ
ナリオである。プロトコル試験器は試験制御部102、
通信制御部103からなる。被試験通信機器はX.25
プロトコルで通信するものとする。
【0004】図5は、従来のプロトコル試験器の試験制
御部102の処理フローチャートである。
御部102の処理フローチャートである。
【0005】図6はユーザが記述する試験シナリオの例
である。この例では、DTパケットを2回送信したあ
と、RRパケットを受信する事を試験するシナリオであ
る。
である。この例では、DTパケットを2回送信したあ
と、RRパケットを受信する事を試験するシナリオであ
る。
【0006】図4は図6に示す試験シナリオを実行した
とき、試験制御部102と通信制御部103との間で送
受信されるサービスである。
とき、試験制御部102と通信制御部103との間で送
受信されるサービスである。
【0007】以上のように構成されたプロトコル試験器
について、以下その動作について説明する。
について、以下その動作について説明する。
【0008】まず、ユーザは作成した図6の試験シナリ
オをプロトコル試験器の内部へダウンロードする。試験
制御部は図5の処理フローチャートに従って、試験シナ
リオ600からDT送信601を読み込み、送信が指定
されているのを判別し、DTパケット送信要求401を
通信制御部に対して伝える。すると試験制御部はDTパ
ケットを回線120上に送信する。その後通信制御部は
再び試験シナリオを読み込み、同様にDTパケットを送
信させる。さらに通信制御部は試験シナリオ603を読
み込み、受信が指定されているのを判別し、プロトコル
データユニット(以下、PDUと呼ぶ)の受信を待つ。
被試験通信機器110は、ウインドウサイズが2とすれ
ば、DTパケットを2個受信すればプロトコル試験器に
対してRRパケットを返送する。被試験通信機器110
からRRパケットが送信されると通信制御部103から
RRパケット受信表示403が通知される。すると通信
制御部は受信したPDU種別と試験シナリオ603に記
述されているPDU種別と比較する。この例の場合、ど
ちらもRRパケットなので正常終了をユーザに通知して
試験を終了する。もし、受信したパケットのPDU種別
がシナリオと一致しなかった場合、エラーをユーザに通
知して試験を終了する。
オをプロトコル試験器の内部へダウンロードする。試験
制御部は図5の処理フローチャートに従って、試験シナ
リオ600からDT送信601を読み込み、送信が指定
されているのを判別し、DTパケット送信要求401を
通信制御部に対して伝える。すると試験制御部はDTパ
ケットを回線120上に送信する。その後通信制御部は
再び試験シナリオを読み込み、同様にDTパケットを送
信させる。さらに通信制御部は試験シナリオ603を読
み込み、受信が指定されているのを判別し、プロトコル
データユニット(以下、PDUと呼ぶ)の受信を待つ。
被試験通信機器110は、ウインドウサイズが2とすれ
ば、DTパケットを2個受信すればプロトコル試験器に
対してRRパケットを返送する。被試験通信機器110
からRRパケットが送信されると通信制御部103から
RRパケット受信表示403が通知される。すると通信
制御部は受信したPDU種別と試験シナリオ603に記
述されているPDU種別と比較する。この例の場合、ど
ちらもRRパケットなので正常終了をユーザに通知して
試験を終了する。もし、受信したパケットのPDU種別
がシナリオと一致しなかった場合、エラーをユーザに通
知して試験を終了する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな方法では、DTパケット送信の到達確認の意味を持
つRRパケットの受信を、必ず試験シナリオに記述しな
ければならないので、ウインドウサイズが変わってRR
パケットを受信するタイミングが変わると、試験シナリ
オの大幅な変更が必要となり、シナリオを最初から作成
するのに近い工数が必要となるという問題点を有してい
た。つまり、ウインドウサイズが1になれば図6の試験
シナリオは図7のように変更が必要となる。
うな方法では、DTパケット送信の到達確認の意味を持
つRRパケットの受信を、必ず試験シナリオに記述しな
ければならないので、ウインドウサイズが変わってRR
パケットを受信するタイミングが変わると、試験シナリ
オの大幅な変更が必要となり、シナリオを最初から作成
するのに近い工数が必要となるという問題点を有してい
た。つまり、ウインドウサイズが1になれば図6の試験
シナリオは図7のように変更が必要となる。
【0010】本発明は上記問題点に鑑み、試験シナリオ
の作成工数を大幅に軽減することが可能なプロトコル試
験方法を提供することを目的とする。
の作成工数を大幅に軽減することが可能なプロトコル試
験方法を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記の目的を
達成するために、試験シナリオにしたがったプロトコル
データユニットの送信時にカウンタをインクリメント
し、前記プロトコルデータユニットの確認の意味を持つ
プロトコルデータユニットの受信時に前記カウンタを減
算し、前記カウンタ値が0になると前記試験シナリオの
実行を再開する方法をとる。
達成するために、試験シナリオにしたがったプロトコル
データユニットの送信時にカウンタをインクリメント
し、前記プロトコルデータユニットの確認の意味を持つ
プロトコルデータユニットの受信時に前記カウンタを減
算し、前記カウンタ値が0になると前記試験シナリオの
実行を再開する方法をとる。
【0012】
【作用】本発明方法によって、プロトコルデータユニッ
トの送信時にカウンタをインクリメントし、前記プロト
コルデータユニットの確認の意味を持つプロトコルデー
タユニットの受信時に前記カウンタを減算し、カウンタ
が0になったとき試験シナリオを再開するので、試験シ
ナリオのなかに確認の意味をもつプロトコルデータユニ
ットに関する記述が省略できて、試験シナリオの作成工
数の大幅な削減が可能となる。
トの送信時にカウンタをインクリメントし、前記プロト
コルデータユニットの確認の意味を持つプロトコルデー
タユニットの受信時に前記カウンタを減算し、カウンタ
が0になったとき試験シナリオを再開するので、試験シ
ナリオのなかに確認の意味をもつプロトコルデータユニ
ットに関する記述が省略できて、試験シナリオの作成工
数の大幅な削減が可能となる。
【0013】
【実施例】以下本発明の一実施例について、図面を参照
しながら説明する。
しながら説明する。
【0014】本発明方法に用いるプロトコル試験器の基
本構成は図3と同様であるが、試験制御部102の構成
が従来のものとは異なっている。図1はこの本発明にお
けるプロトコル試験器の試験制御部の処理フローチャー
トである。
本構成は図3と同様であるが、試験制御部102の構成
が従来のものとは異なっている。図1はこの本発明にお
けるプロトコル試験器の試験制御部の処理フローチャー
トである。
【0015】図2は本実施例における試験シナリオを示
すものである。図2において、301、302はDTパ
ケットの送信を示す。
すものである。図2において、301、302はDTパ
ケットの送信を示す。
【0016】以上のように構成されたプロトコル試験器
について、図1、図2、図3、および図4を用いてその
動作を説明する。
について、図1、図2、図3、および図4を用いてその
動作を説明する。
【0017】まずユーザは試験シナリオをプロトコル試
験器内部へダウンロードする。試験が始まると、試験制
御部は図1に示すように未確認DT数を0に設定した
後、試験シナリオを1行だけ読み込む。試験シナリオ3
01は、DTの送信なのでフローチャート203→20
4→205を経由して206を実行する。即ち、通信制
御部に対してDT送信要求を送信する。また、未確認D
T数を1だけインクリメントする。そして次の試験シナ
リオ302を読み込み同様の処理を行うと、未確認DT
数は2となる。試験シナリオは302で終了であるが未
確認DT数が0でないので、204→207→208の
経由でPDU受信待ちになる。その後、2個のDTに対
する到達確認としてのRRパケットを受信すると、21
0→211を経由して213により未確認DT数が0と
なり、204→207を経由して209でユーザに正常
を通知して試験を終了する。
験器内部へダウンロードする。試験が始まると、試験制
御部は図1に示すように未確認DT数を0に設定した
後、試験シナリオを1行だけ読み込む。試験シナリオ3
01は、DTの送信なのでフローチャート203→20
4→205を経由して206を実行する。即ち、通信制
御部に対してDT送信要求を送信する。また、未確認D
T数を1だけインクリメントする。そして次の試験シナ
リオ302を読み込み同様の処理を行うと、未確認DT
数は2となる。試験シナリオは302で終了であるが未
確認DT数が0でないので、204→207→208の
経由でPDU受信待ちになる。その後、2個のDTに対
する到達確認としてのRRパケットを受信すると、21
0→211を経由して213により未確認DT数が0と
なり、204→207を経由して209でユーザに正常
を通知して試験を終了する。
【0018】以上のように本実施例において図1に示す
ような処理を行なう試験制御部を設けることにより、試
験シナリオに「受信RRパケット」を記述する必要がな
い。
ような処理を行なう試験制御部を設けることにより、試
験シナリオに「受信RRパケット」を記述する必要がな
い。
【0019】なお、X.25のパケット多重やフロー制
御が発生する条件下でも、「受信RRパケット」を省略
可能な試験制御部を備えたプロトコル試験器も実現可能
である。
御が発生する条件下でも、「受信RRパケット」を省略
可能な試験制御部を備えたプロトコル試験器も実現可能
である。
【0020】
【発明の効果】以上のように本発明は、プロトコルの試
験をする際に、試験シナリオに従ったプロトコルデータ
ユニットの送信時にカウンタをインクリメントし、前記
プロトコルデータユニットの確認の意味を持つプロトコ
ルデータユニットの受信時に前記カウンタを減算し、前
記カウンタ値が0になると前記試験シナリオの実行を再
開することにより、試験シナリオに確認の意味をもつプ
ロトコルデータユニットに関する記述を省略できて、試
験シナリオの作成工数の大幅な削減が可能となる。
験をする際に、試験シナリオに従ったプロトコルデータ
ユニットの送信時にカウンタをインクリメントし、前記
プロトコルデータユニットの確認の意味を持つプロトコ
ルデータユニットの受信時に前記カウンタを減算し、前
記カウンタ値が0になると前記試験シナリオの実行を再
開することにより、試験シナリオに確認の意味をもつプ
ロトコルデータユニットに関する記述を省略できて、試
験シナリオの作成工数の大幅な削減が可能となる。
【図1】本発明方法に用いるプロトコル試験器の試験制
御部の1実施例を示す処理フローチャートである。
御部の1実施例を示す処理フローチャートである。
【図2】同実施例における試験シナリオを示す図であ
る。
る。
【図3】プロトコル試験器の基本構成図である。
【図4】サービスフロー図である。
【図5】従来のプロトコル試験器における試験制御部の
処理フローチャートである。
処理フローチャートである。
【図6】同試験器における試験シナリオを示す図であ
る。
る。
【図7】同試験器における試験シナリオを示す図であ
る。
る。
100 プロトコル試験器 101 試験シナリオ 102 試験制御部 103 通信制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 8020−5K H04L 13/00 305 Z
Claims (1)
- 【請求項1】 試験シナリオに従ったプロトコルデータ
ユニットの送信時にカウンタをインクリメントし、前記
プロトコルデータユニットの確認の意味を持つプロトコ
ルデータユニットの受信時に前記カウンタを減算し、前
記カウンタ値が0になると前記試験シナリオの実行を再
開することを特徴とするプロトコル試験方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3277431A JPH05122300A (ja) | 1991-10-24 | 1991-10-24 | プロトコル試験方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3277431A JPH05122300A (ja) | 1991-10-24 | 1991-10-24 | プロトコル試験方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05122300A true JPH05122300A (ja) | 1993-05-18 |
Family
ID=17583470
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3277431A Pending JPH05122300A (ja) | 1991-10-24 | 1991-10-24 | プロトコル試験方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05122300A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009246453A (ja) * | 2008-03-28 | 2009-10-22 | Fujitsu Ltd | エミュレータ装置 |
-
1991
- 1991-10-24 JP JP3277431A patent/JPH05122300A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009246453A (ja) * | 2008-03-28 | 2009-10-22 | Fujitsu Ltd | エミュレータ装置 |
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