JPH05122095A - ノイズ除去システム - Google Patents
ノイズ除去システムInfo
- Publication number
- JPH05122095A JPH05122095A JP28433391A JP28433391A JPH05122095A JP H05122095 A JPH05122095 A JP H05122095A JP 28433391 A JP28433391 A JP 28433391A JP 28433391 A JP28433391 A JP 28433391A JP H05122095 A JPH05122095 A JP H05122095A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- circuit
- adjacent
- output
- mute
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】強い隣接局信号、強いマルチパスなどが発生し
た時におこるノイズの低減を行う。 【構成】エンベロープのＡＭ成分をＡＭ検出回路４によ
って検出し、ＭＵＴＥ回路５を動作させることにより、
ノイズの低減を行う。
た時におこるノイズの低減を行う。 【構成】エンベロープのＡＭ成分をＡＭ検出回路４によ
って検出し、ＭＵＴＥ回路５を動作させることにより、
ノイズの低減を行う。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はＦＭチューナに関し、特
に妨害信号に対するノイズ低減に関する。
に妨害信号に対するノイズ低減に関する。
【０００２】
【従来の技術】車載用ＦＭチューナにおいては、場所に
より受信状態が変化し特に受信局に隣接したＦＭ信号が
ある場合、音声信号にノイズが発生する。この隣接した
ＦＭ信号の影響を小さくする為従来においては図３に示
すようなシステム構成であった。
より受信状態が変化し特に受信局に隣接したＦＭ信号が
ある場合、音声信号にノイズが発生する。この隣接した
ＦＭ信号の影響を小さくする為従来においては図３に示
すようなシステム構成であった。
【０００３】図３のシステムは、ＦＭ信号を増幅し１
０．７ＭＨｚの中間周波信号に変換するフロントエンド
（Ｆ．Ｅ．）１，中間周波信号を増幅するＩＦ増幅器
２，中間周波信号（ＩＦ信号）を音声信号に変換する検
波回路１２，音声信号をある一定レベル減衰させるＭＵ
ＴＥ回路１３及びＦＭ信号の帯域を検出する帯域検出回
路１４より構成される。帯域検出回路１４は、ＩＦ増幅
器２の周波数が１０．７ＭＨｚを中心に数十ＫＨｚづれ
た時に（通常±２５ＫＨｚ）ＭＵＴＥ回路１３を駆動し
音声信号を減衰させる動作を行う。
０．７ＭＨｚの中間周波信号に変換するフロントエンド
（Ｆ．Ｅ．）１，中間周波信号を増幅するＩＦ増幅器
２，中間周波信号（ＩＦ信号）を音声信号に変換する検
波回路１２，音声信号をある一定レベル減衰させるＭＵ
ＴＥ回路１３及びＦＭ信号の帯域を検出する帯域検出回
路１４より構成される。帯域検出回路１４は、ＩＦ増幅
器２の周波数が１０．７ＭＨｚを中心に数十ＫＨｚづれ
た時に（通常±２５ＫＨｚ）ＭＵＴＥ回路１３を駆動し
音声信号を減衰させる動作を行う。
【０００４】従来において希望信号受信時に隣接に強い
他局のＦＭ信号があった場合、帯域検出回路１４が動作
し、音声信号はＭＵＴＥ回路１３により減衰される為、
隣接したＦＭ信号により発生するノイズも減衰され聴感
上の改善ができる。
他局のＦＭ信号があった場合、帯域検出回路１４が動作
し、音声信号はＭＵＴＥ回路１３により減衰される為、
隣接したＦＭ信号により発生するノイズも減衰され聴感
上の改善ができる。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】従来のシステムにおい
ては、隣接局信号レベルが希望信号レベルより十分大き
い時に安定して動作するが、希望信号レベルとあまり差
が無い時においては、動作しない。その為Ｍｕｔｅ回路
１３の出力ノイズ特性は図５（ａ）に示すように隣接局
信号レベルが希望信号レベル（Ｖ１）に近くなると悪化
し、帯域Ｍｕｔｅが動作するレベル（Ｖ２）の間ノイズ
レベルは大きく（通常ノイズレベルは音声信号以上とな
る。）、隣接局信号レベルがＶ１からＶ２の間にある状
態の時は、聴感上非常に聞きずらい状態になるという問
題点がある。
ては、隣接局信号レベルが希望信号レベルより十分大き
い時に安定して動作するが、希望信号レベルとあまり差
が無い時においては、動作しない。その為Ｍｕｔｅ回路
１３の出力ノイズ特性は図５（ａ）に示すように隣接局
信号レベルが希望信号レベル（Ｖ１）に近くなると悪化
し、帯域Ｍｕｔｅが動作するレベル（Ｖ２）の間ノイズ
レベルは大きく（通常ノイズレベルは音声信号以上とな
る。）、隣接局信号レベルがＶ１からＶ２の間にある状
態の時は、聴感上非常に聞きずらい状態になるという問
題点がある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明のノイズ低減シス
テムは、ＦＭ信号の電界強度に応じてＤＣ電圧を出力す
るシグナルメータ回路の出力に前記シグナルメータ回路
出力の振幅成分を検出する検出回路が接続され、前記検
出回路の出力によりＦＭ受信機出力の音声信号レベルを
制御するＭＵＴＥ回路を備える。
テムは、ＦＭ信号の電界強度に応じてＤＣ電圧を出力す
るシグナルメータ回路の出力に前記シグナルメータ回路
出力の振幅成分を検出する検出回路が接続され、前記検
出回路の出力によりＦＭ受信機出力の音声信号レベルを
制御するＭＵＴＥ回路を備える。
【０００７】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。図１は本発明の一実施例であり、ＦＭ信号を増幅
し、１０．７ＭＨｚの中間周波信号（ＩＦ信号）に変換
するフロントエンド（Ｆ．Ｅ．）１及び、ＩＦ信号を増
幅するＩＦ増幅器２，ＩＦ信号を音声信号に変換する検
波回路１２，音声信号をある一定レベルに減衰させるＭ
ＵＴＥ回路５，ＩＦ信号のレベルに応じたＤＣ電圧を出
力するシグナルメータ回路（Ｓメータ回路）３，Ｓメー
タ回路３出力の振幅成分を検出し、ＭＵＴＥ回路５を制
御する振幅成分検出回路４（ＡＭ成分検出回路）より構
成される。
る。図１は本発明の一実施例であり、ＦＭ信号を増幅
し、１０．７ＭＨｚの中間周波信号（ＩＦ信号）に変換
するフロントエンド（Ｆ．Ｅ．）１及び、ＩＦ信号を増
幅するＩＦ増幅器２，ＩＦ信号を音声信号に変換する検
波回路１２，音声信号をある一定レベルに減衰させるＭ
ＵＴＥ回路５，ＩＦ信号のレベルに応じたＤＣ電圧を出
力するシグナルメータ回路（Ｓメータ回路）３，Ｓメー
タ回路３出力の振幅成分を検出し、ＭＵＴＥ回路５を制
御する振幅成分検出回路４（ＡＭ成分検出回路）より構
成される。
【０００８】希望信号を受信している時に隣接した妨害
信号がある場合Ｆ．Ｅ．１の出力（ＩＦ信号）は図６
（ａ）に示すように隣接妨害信号により振幅変調を受け
る。このことにより、Ｓメータ回路３の出力にも図６
（ｂ）に示すようにＩＦ信号の振幅と同期して振幅成分
が発生する。Ｓメータ回路３の振幅成分をＡＭ成分検出
回路４にて検出することにより、隣接局信号の有無が判
定でき、ＡＭ成分検出回路４にてＭＵＴＥ回路５を制御
することにより、隣接局信号が存在する時は、ＭＵＴＥ
回路５を駆動させ隣接局信号で発生するノイズを減衰さ
せ聴感上の改善を行う。
信号がある場合Ｆ．Ｅ．１の出力（ＩＦ信号）は図６
（ａ）に示すように隣接妨害信号により振幅変調を受け
る。このことにより、Ｓメータ回路３の出力にも図６
（ｂ）に示すようにＩＦ信号の振幅と同期して振幅成分
が発生する。Ｓメータ回路３の振幅成分をＡＭ成分検出
回路４にて検出することにより、隣接局信号の有無が判
定でき、ＡＭ成分検出回路４にてＭＵＴＥ回路５を制御
することにより、隣接局信号が存在する時は、ＭＵＴＥ
回路５を駆動させ隣接局信号で発生するノイズを減衰さ
せ聴感上の改善を行う。
【０００９】図５（ｂ）−（１）に希望局信号レベルＶ
１時の隣接局信号レベル対ＡＭ成分検出回路４出力信号
との関係を示す。ＡＭ成分検出回路４の出力は、隣接局
信号レベルに比例して増加し、隣接局信号レベルと希望
局信号レベルが同レベル時に最大値となる。ＡＭ成分検
出回路４の出力でＭＵＴＥ回路５の動作を設定すること
で、図５（ｂ）−（２）に示すように隣接局信号により
発生するノイズが問題になるレベルになる前にＭＵＴＥ
回路５で抑えることが可能である。
１時の隣接局信号レベル対ＡＭ成分検出回路４出力信号
との関係を示す。ＡＭ成分検出回路４の出力は、隣接局
信号レベルに比例して増加し、隣接局信号レベルと希望
局信号レベルが同レベル時に最大値となる。ＡＭ成分検
出回路４の出力でＭＵＴＥ回路５の動作を設定すること
で、図５（ｂ）−（２）に示すように隣接局信号により
発生するノイズが問題になるレベルになる前にＭＵＴＥ
回路５で抑えることが可能である。
【００１０】図２は、ＡＭ成分検出回路４をＩＣ化した
場合の具体的な回路を示す。この回路は、トランジスタ
（以後Ｔｒと記す）１，Ｔｒ２、抵抗（以後Ｒと記す）
１，Ｒ２、定電流源（以後Ｉｏと記す）１により構成さ
れる差動増幅部６と、Ｔｒ３乃至Ｔｒ１４、Ｒ３乃至Ｒ
８、Ｉｏ２により構成される同期検波部７と、Ｔｒ１
５，Ｔｒ１６，Ｒ９，コンデンサ（以下Ｃと記す）１に
より構成される平滑部８で構成されている。
場合の具体的な回路を示す。この回路は、トランジスタ
（以後Ｔｒと記す）１，Ｔｒ２、抵抗（以後Ｒと記す）
１，Ｒ２、定電流源（以後Ｉｏと記す）１により構成さ
れる差動増幅部６と、Ｔｒ３乃至Ｔｒ１４、Ｒ３乃至Ｒ
８、Ｉｏ２により構成される同期検波部７と、Ｔｒ１
５，Ｔｒ１６，Ｒ９，コンデンサ（以下Ｃと記す）１に
より構成される平滑部８で構成されている。
【００１１】Ｔｒ１のベースよりこのＳメータ信号を入
力して増幅し、同期検波部７でＳメータ信号のＡＣ成分
をＴｒ１５へ出力する。Ｒ９，Ｃ１によりＡＣ成分を平
滑し、端子１１から制御信号を出力する。
力して増幅し、同期検波部７でＳメータ信号のＡＣ成分
をＴｒ１５へ出力する。Ｒ９，Ｃ１によりＡＣ成分を平
滑し、端子１１から制御信号を出力する。
【００１２】また、本発明をＩＣ化した場合、図２の回
路を用いれば、約５０素子程度の追加となりチップサイ
ズでは約０．４ｍｍ2 となり、ＦＭ１チップチューナの
チップサイズ３．７ｍｍ2 に比べほとんど無視できる程
度である。
路を用いれば、約５０素子程度の追加となりチップサイ
ズでは約０．４ｍｍ2 となり、ＦＭ１チップチューナの
チップサイズ３．７ｍｍ2 に比べほとんど無視できる程
度である。
【００１３】また、ビルや山などの反射によって発生す
るマルチパスにおいても隣接局信号と同様にＩＦ信号の
振幅が発生することより、マルチパスがひどく発生する
状態においてもＭＵＴＥ回路５を駆動させマルチパスに
よって発生するノイズも減衰させることが可能である。
るマルチパスにおいても隣接局信号と同様にＩＦ信号の
振幅が発生することより、マルチパスがひどく発生する
状態においてもＭＵＴＥ回路５を駆動させマルチパスに
よって発生するノイズも減衰させることが可能である。
【００１４】図４は本発明のノイズ低減システムの第２
の実施例であるが、アンテナよりＦＭ信号を入力してＩ
Ｆ信号を出力するフロントエンド１とＩＦ信号を増幅す
るＩＦ増幅器２とＩＦ信号のレベルに応じてＳメータ信
号を出力するＳメータ回路３と、ＩＦ信号を入力して音
声信号を出力する検波回路１２と、ＩＦ信号の帯域を検
出する帯域検出回路１４とＳメータ回路出力の振幅成分
を検出するＡＭ成分検出回路４と音声信号を入力してＳ
メータ信号及び帯域検出回路１４の出力に応じて減衰さ
せる第１のＭＵＴＥ回路１３と音声信号を入力してＳメ
ータ信号及びＡＭ成分検出回路４の出力信号に応じて減
衰させる第２のＭＵＴＥ回路５で構成されている。
の実施例であるが、アンテナよりＦＭ信号を入力してＩ
Ｆ信号を出力するフロントエンド１とＩＦ信号を増幅す
るＩＦ増幅器２とＩＦ信号のレベルに応じてＳメータ信
号を出力するＳメータ回路３と、ＩＦ信号を入力して音
声信号を出力する検波回路１２と、ＩＦ信号の帯域を検
出する帯域検出回路１４とＳメータ回路出力の振幅成分
を検出するＡＭ成分検出回路４と音声信号を入力してＳ
メータ信号及び帯域検出回路１４の出力に応じて減衰さ
せる第１のＭＵＴＥ回路１３と音声信号を入力してＳメ
ータ信号及びＡＭ成分検出回路４の出力信号に応じて減
衰させる第２のＭＵＴＥ回路５で構成されている。
【００１５】第１のＭＵＴＥ回路１３は、アンテナ入力
ＦＭ信号レベルが小さい時に発生するノイズ及びＦＭ信
号が帯域をはずれた時に動作し、聴感上の改善を行い第
２のＭＵＴＥ回路５は前述した隣接局信号により発生す
るノイズレベルを減衰させ聴感上の改善を行う。
ＦＭ信号レベルが小さい時に発生するノイズ及びＦＭ信
号が帯域をはずれた時に動作し、聴感上の改善を行い第
２のＭＵＴＥ回路５は前述した隣接局信号により発生す
るノイズレベルを減衰させ聴感上の改善を行う。
【００１６】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、搬送波の
振幅成分を検出し、ＭＵＴＥ回路を動作させることによ
り隣接局の強い信号や、強力なマルチパスが発生した時
におきるノイズを低減することができるという結果を有
する。
振幅成分を検出し、ＭＵＴＥ回路を動作させることによ
り隣接局の強い信号や、強力なマルチパスが発生した時
におきるノイズを低減することができるという結果を有
する。
【図１】本発明のノイズ低減システムの一実施例を示す
ブロック図。
ブロック図。
【図２】ＡＭ成分検出回路の一実施例を示す回路図。
【図３】従来技術の一例を示すブロック図。
【図４】本発明のノイズ低減システムの一実施例を示す
ブロック図。
ブロック図。
【図５】ＭＵＴＥ動作のタイミング図。
【図６】強力なマルチパスがあった時の搬送波及び音声
信号を示す図。
信号を示す図。
１ フロント・エンド ２ ＩＦ増幅器 ３ Ｓメータ回路 ４ ＡＭ成分検出回路 ５ ＭＵＴＥ回路 ６ 差動増幅部 ７ 同期検波部 ８ 平滑部 ９ 入力端子 １０ 入力端子 １１ 出力端子 １２ 検波回路 １３ ＭＵＴＥ回路 １４ ＳＤ回路 ａ ＲＦ信号 ｂ ＩＦ信号 ｃ Ｓメータ信号 ｄ 制御信号 ｅ 音声信号 ｆ ＳＤ信号
Claims (1)
- 【請求項１】 ＦＭ信号の電界強度に応じてＤＣ電圧を
出力するシグナルメータ回路と、前記シグナルメータ回
路出力の振幅成分を検出する検出回路と、前記検出回路
の出力によりＦＭ受信機出力の音声信号レベルを制御す
るＭＵＴＥ回路とを備えることを特徴とするノイズ低減
システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28433391A JPH05122095A (ja) | 1991-10-30 | 1991-10-30 | ノイズ除去システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28433391A JPH05122095A (ja) | 1991-10-30 | 1991-10-30 | ノイズ除去システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05122095A true JPH05122095A (ja) | 1993-05-18 |
Family
ID=17677213
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28433391A Pending JPH05122095A (ja) | 1991-10-30 | 1991-10-30 | ノイズ除去システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05122095A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2020184041A1 (ja) * | 2019-03-13 | 2020-09-17 | 古野電気株式会社 | Ｆｍ通信装置、無線通信装置、ｔｄｍａ通信装置、および、ｆｍ通信方法 |
-
1991
- 1991-10-30 JP JP28433391A patent/JPH05122095A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2020184041A1 (ja) * | 2019-03-13 | 2020-09-17 | 古野電気株式会社 | Ｆｍ通信装置、無線通信装置、ｔｄｍａ通信装置、および、ｆｍ通信方法 |
| JPWO2020184041A1 (ja) * | 2019-03-13 | 2020-09-17 |
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