JPH05121927A - メツシユリフレクタの製造方法 - Google Patents

メツシユリフレクタの製造方法

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JPH05121927A
JPH05121927A JP28279891A JP28279891A JPH05121927A JP H05121927 A JPH05121927 A JP H05121927A JP 28279891 A JP28279891 A JP 28279891A JP 28279891 A JP28279891 A JP 28279891A JP H05121927 A JPH05121927 A JP H05121927A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mesh
wire material
metal mesh
reflector
thermoplastic resin
Prior art date
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Pending
Application number
JP28279891A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Shigemasa
裕之 重政
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 金属メッシュ1をワイヤー材2と結合し、ワ
イヤー材2を背面構造物に取付けるメッシュリフレクタ
の製造方法において、金属メッシュ1とワイヤー材2を
簡単な操作により、短時間で、確実に結合する。 【構成】 ワイヤー材2を熱可塑性樹脂チューブ4に挿
通した状態で金属メッシュ1と合わせるか、あるいは金
属メッシュ1に熱可塑性樹脂フィルムを融着させた状態
でワイヤー材2と合わせ、この状態で加熱により樹脂を
溶融させたのち、冷却により固化させて、金属メッシュ
1とワイヤー材2を結合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は例えば人工衛星等に搭
載して用いられるメッシュリフレクタに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】人工衛星等に搭載されるメッシュリフレ
クタは、アンテナの反射面を形成する金属メッシュと、
この金属メッシュの形状を保持するワイヤー材と、この
ワイヤー材を保持する背面構造物とからなる。このよう
なメッシュリフレクタは、金属メッシュをワイヤー材と
結合し、ワイヤー材を背面構造物に取付けることにより
製造される。
【0003】図3は従来のメッシュリフレクタにおける
金属メッシュとワイヤー材の結合状態を示す斜視図であ
る。図において、1は金属メッシュ、2はワイヤー材、
3は結合用の縫い糸である。従来の金属メッシュ1とワ
イヤー材2の結合方法は、金属メッシュ1とワイヤー材
2を縫い糸3で縫い込むことによって結合している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のメッシュリフレ
クタにおいては、金属メッシュとワイヤー材を縫い糸に
よって結合しているため、結合に多くの工数と時間を必
要とし、また縫い糸の緩みや、金属メッシュの編目のず
れによって緩みやすいなどの問題点があった。
【0005】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、金属メッシュとワイヤー材を簡
易にかつ確実に結合することができるメッシュリフレク
タの製造方法を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は次のメッシュ
リフレクタの製造方法である。 (1) 金属メッシュをワイヤー材と結合し、ワイヤー
材を背面構造物に取付けるメッシュリフレクタの製造方
法において、ワイヤー材を熱可塑性樹脂チューブに挿通
した状態で金属メッシュと合わせ、加熱により樹脂を溶
融させたのち、冷却により固化させて結合するメッシュ
リフレクタの製造方法。 (2) 金属メッシュをワイヤー材と結合し、ワイヤー
材を背面構造物に取付けるメッシュリフレクタの製造方
法において、金属メッシュに熱可塑性樹脂フィルムを融
着させた状態でワイヤー材と合わせ、加熱により樹脂を
溶融させたのち、冷却により固化させて結合するメッシ
ュリフレクタの製造方法。
【0007】
【作用】この発明の請求項1のメッシュリフレクタの製
造方法においては、あらかじめワイヤー材を熱可塑性樹
脂チューブに挿通した状態で、金属メッシュと合わせて
加熱すると、チューブを形成する熱可塑性樹脂が溶融し
て、金属メッシュとワイヤー材の結合部の間隙を埋める
ので、そのまま冷却すると、樹脂は固化して、金属メッ
シュとワイヤー材は結合される。
【0008】この発明の請求項2のメッシュリフレクタ
の製造方法においては、あらかじめ金属メッシュに熱可
塑性樹脂フィルムを融着させた状態で、ワイヤー材と合
わせて加熱、冷却すると、上記と同様にして金属メッシ
ュとワイヤー材が結合される。
【0009】
【実施例】以下、この発明の実施例を図について説明す
る。 実施例1 図1は実施例1の製造方法を示す斜視図である。図にお
いて、1はアンテナの反射面を形成する金属メッシュ、
2は金属メッシュ1の形状を保持するワイヤー材、4は
ワイヤー材2を挿通する熱可塑性樹脂チューブである。
【0010】実施例1のメッシュリフレクタの製造方法
は、まず図1に示すように、ワイヤー材2を熱可塑性樹
脂チューブ4内に挿通した状態で金属メッシュ1と合わ
せる。この状態で、加熱、加圧することにより、樹脂を
溶融させたのち、冷却することにより固化させて、金属
メッシュ1とワイヤー材2を結合する。
【0011】このとき、あらかじめワイヤー材2を熱可
塑性樹脂チューブ4に挿通した状態で、金属メッシュ1
と合わせて加熱、加圧すると、チューブを形成する熱可
塑性樹脂が溶融して、金属メッシュ1とワイヤー材2の
結合部の間隙を埋めるので、そのまま冷却すると、樹脂
は固化して、金属メッシュ1とワイヤー材2は結合され
る。その後ワイヤー材2を背面構造物(図示省略)に取
付けてメッシュリフレクタを完成する。
【0012】この実施例のメッシュリフレクタの製造方
法によれば、ワイヤー材2を熱可塑性樹脂チューブ4に
挿入して金属メッシュ1と合わせ、加熱、冷却により金
属メッシュ1とワイヤー材2とを結合するため、簡単な
操作により、短時間で結合することができる。また熱可
塑性樹脂を接着剤として使用して結合するので、結合部
に緩みが発生せず、確実に結合を行うことができる。
【0013】実施例2 図2は実施例2の製造方法を示す斜視図であり、図にお
いて、5は熱可塑性樹脂フィルムである。実施例2のメ
ッシュリフレクタの製造方法は、まず図2に示すよう
に、金属メッシュ1に熱可塑性樹脂フィルム5を融着さ
せた状態でワイヤー材2と合わせ、加熱、加圧により樹
脂を溶融させたのち、冷却により固化させて、金属メッ
シュ1とワイヤー材2を結合する。
【0014】このとき、あらかじめ金属メッシュ1に熱
可塑性樹脂フィルム5を融着させた状態で、ワイヤー材
2と合わせて加熱、加圧した後、冷却すると、実施例1
と同様にして金属メッシュ1とワイヤー材2が結合され
る。その後ワイヤー材2を背面構造物に取付けてメッシ
ュリフレクタを完成する。この実施例のメッシュリフレ
クタの製造方法においても、実施例1の場合と同様に、
簡単な操作により、短時間で、確実に金属メッシュ1と
ワイヤー材2を結合することができる。
【0015】なお、上記の実施例では、金属メッシュ1
の端部をワイヤー材2と結合する例を示したが、図3に
示すように、金属メッシュ1の中間部をワイヤー材2と
結合する場合も同様にして結合することができる。
【0016】また上記の説明は人工衛星搭載用のメッシ
ュリフレクタを中心に説明したが、本発明は他の用途の
メッシュリフレクタの製造にも適用可能である。
【0017】
【発明の効果】この発明の請求項1のメッシュリフレク
タの製造方法によれば、ワイヤー材を熱可塑性樹脂チュ
ーブに挿入した状態で金属メッシュと合わせ、加熱、冷
却により結合するようにしたので、簡単な操作により、
短時間で、確実に金属メッシュとワイヤー材を結合する
ことができる。
【0018】この発明の請求項2のメッシュリフレクタ
の製造方法によれば、金属メッシュに熱可塑性樹脂フィ
ルムを融着させた状態でワイヤー材と合わせ、加熱、冷
却により結合させるようにしたので、簡単な操作によ
り、短時間で、確実に金属メッシュとワイヤー材を結合
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の製造方法を示す斜視図である。
【図2】実施例2の製造方法を示す斜視図である。
【図3】従来のメッシュリフレクタの一部を示す斜視図
である。
【符号の説明】
1 金属メッシュ 2 ワイヤー材 4 熱可塑性樹脂チューブ 5 熱可塑性樹脂フィルム

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属メッシュをワイヤー材と結合し、ワ
    イヤー材を背面構造物に取付けるメッシュリフレクタの
    製造方法において、ワイヤー材を熱可塑性樹脂チューブ
    に挿通した状態で金属メッシュと合わせ、加熱により樹
    脂を溶融させたのち、冷却により固化させて結合するこ
    とを特徴とするメッシュリフレクタの製造方法。
  2. 【請求項2】 金属メッシュをワイヤー材と結合し、ワ
    イヤー材を背面構造物に取付けるメッシュリフレクタの
    製造方法において、金属メッシュに熱可塑性樹脂フィル
    ムを融着させた状態でワイヤー材と合わせ、加熱により
    樹脂を溶融させたのち、冷却により固化させて結合する
    ことを特徴とするメッシュリフレクタの製造方法。
JP28279891A 1991-10-29 1991-10-29 メツシユリフレクタの製造方法 Pending JPH05121927A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006319424A (ja) * 2005-05-10 2006-11-24 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> メッシュ展開アンテナおよび格子状メッシュ反射鏡面の製造方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006319424A (ja) * 2005-05-10 2006-11-24 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> メッシュ展開アンテナおよび格子状メッシュ反射鏡面の製造方法
JP4511991B2 (ja) * 2005-05-10 2010-07-28 日本放送協会 メッシュ展開アンテナおよび格子状メッシュ反射鏡面の製造方法

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