JP2006319424A - メッシュ展開アンテナおよび格子状メッシュ反射鏡面の製造方法 - Google Patents

メッシュ展開アンテナおよび格子状メッシュ反射鏡面の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 収納および展開を繰り返しても所定の電波反射鏡面精度を保ちつつ、また、電波反射鏡面の損傷および劣化が生じ難く、仮に破損あるいは劣化が生じた場合には交換が容易に行なえ、さらに、成形型を用いて製作することにより電波反射鏡面の張力を調整する調整機構の部品点数が少ないメッシュ展開アンテナを提供することを課題とする。
【解決手段】パラボラアンテナの電波反射面として形成した格子状メッシュ反射鏡面2を有する電波反射鏡面体10と、この電波反射鏡面体を展開収納させる開閉機構20と、この開閉機構をスライド自在に支持する支柱21と、を有するメッシュ展開アンテナ1であって、前記電波反射鏡面体が、ステンレス鋼製の格子状メッシュ反射鏡面2と、リブ保持部3と、複数のリブ4とを備え、前記開閉機構が、リンクアーム14と、スライドブロック11と、留付手段16と、を備える構成とした。
【選択図】 図3

Description

本発明は、携帯用もしくは車載用あるいは人工衛星搭載用等として用いられ、電波反射鏡面が金属の細線で形成された格子状メッシュ反射鏡面であり収納展開することができるメッシュ展開アンテナおよび格子状メッシュ反射鏡面の製造方法に関するものである。
従来、金属線を編みこんで電波反射面をメッシュ状とし、かつ、その電波反射面を開閉できるメッシュ展開アンテナとして、複数のケーブルで構成するケーブルネットワークで鏡面を形成してこれに金属メッシュを張ったものが知られている。例えば、図7(a)、(b)に示すように、メッシュ展開アンテナ60は、複数のサーフェイスネットワークケーブル50と、このサーフェイスネットワークケーブル50で形成した三角形の複数のファセット51と、このファセット51にテンションをかけた状態で保持されるメッシュ52と、各サーフェイスネットワークケーブル50の交点すなわちノード53を、所望の電波反射鏡面形状を形成するために引っ張るタイケーブル55と、このタイケーブル55を支持するリアネットワークケーブル54と、を備えている。
このようなメッシュ展開アンテナ60の構成は、ケーブルネットワーク方式と呼ばれ、タイケーブル55の長さを、例えば図示しないターンバックル機構で調整して各ノード53を鏡面の略法線方向に微小移動することで、電波反射鏡面を調整している。
なお、メッシュ展開アンテナ60は、サーフェイスネットワークケーブル50を支承する展開トラス56を備えており、図示しない展開駆動機構により収納展開されるように構成されている。
また、非特許文献1には、7GHz帯のFPU(Field Pickup Unit)に使用される展開型メッシュ反射鏡アンテナの構成が記載されている。この展開型メッシュ反射鏡アンテナは、反射鏡面に金属メッシュとして金メッキモリブデン細線を編みこんだものが使用されている。そして、展開型メッシュ反射鏡アンテナは、中心から放射状に配置された複数の放射リブと、中心から同心円状に設けられたフープケーブルにより、金属メッシュにテンションを与えるように引っ張った状態とし、所望の反射鏡面を形成している。
社団法人映像メディア学会技術報告(ITE Technical Report Vol.28,No.60,PP.13〜16 BCT2004-108(Oct.2004)(2004年10月15日)
しかし、従来から用いられている前記のようなケーブルネットワーク方式のメッシュ展開アンテナは、ノード点位置を所定の反射鏡面になるように調節する必要がある。さらに、人工衛星搭載用として使用する場合には、ケーブルネットワークや展開トラスの熱変形に追従する必要もある。そのため、例えばトリコット編みのような面内に伸縮性のある網物構造が採用され、パラボラ面を形成するために多数の調整機構をもつ、例えば、ケーブルネットワーク方式の場合、多数のケーブルの長さを一本ずつ調整することによりパラボラ面を形成する必要がある。そのため、このようなケーブルネットワーク方式のメッシュ展開アンテナでは、パラボラ面にテンションを与えて張架する必要があるため、複雑な調整機構となり、部品点数が多く、製造性に難点があり、かつ、調整に多くの時間と労力が必要となった。
また、従来のメッシュ展開アンテナは、軽量でかつ収納性に優れるため携行アンテナとしては好適であるが、前記したように伸縮性(柔軟性)に富む金属メッシュを電波反射鏡面として用いた状態で、屋外で使用する場合、風による電波反射鏡面への風圧力がある環境下では、電波反射鏡面の変形あるいは振動し易いという問題がある。
さらに、従来のメッシュ展開アンテナは、電波反射鏡面を取り替えて使用することが考慮されておらず、面内に伸縮性のある網物構造が採用されるため、パラボラ面を形成するために多数の調整機構が必要となり、電波反射鏡面の劣化に対応できない。また、携行アンテナとして利用する場合、電波反射鏡面の損傷および劣化が生じた際に、修理あるいは交換を容易に行なうことができないという問題点があった。
本発明は、前記した問題点に鑑み創案されたものであり、収納および展開を繰り返しても所定の電波反射鏡面精度を保ちつつ、また、電波反射鏡面の損傷および劣化が生じ難く、仮に破損あるいは劣化が生じた場合には交換が容易に行なえ、さらに、成形型を用いて製作することにより電波反射鏡面の張力を調整する調整機構の部品点数が少ないメッシュ展開アンテナおよびその製造方法を提供することを課題とする。
本発明に係るメッシュ展開アンテナは、前記した課題を解決するため、以下のように構成した。すなわち、パラボラアンテナの電波反射面として金属細線で形成した格子状メッシュ反射鏡面を有する電波反射鏡面体と、この電波反射鏡面体を展開収納させる開閉機構と、この開閉機構をスライド自在に支持する支柱と、を有するメッシュ展開アンテナであって、前記電波反射鏡面体が、ステンレス鋼製の細線により格子状で前記電波反射面に沿って形成された前記格子状メッシュ反射鏡面と、この格子状メッシュ反射鏡面の中央で前記支柱の先端側に設けたリブ保持部と、このリブ保持部から放射状に配置されて前記格子状メッシュ反射鏡面を支持する複数のリブとを備え、前記開閉機構が、前記リブにリンクピンによりその一端を軸支するリンクアームと、このリンクアームの他端をリンクピンにより軸支するとともに、前記支柱に沿ってスライド自在に支持されるスライドブロックと、このスライドブロックに設けられ前記支柱に当該スライドブロックを留め付ける留付手段と、を備える構成とした。
このように構成したことにより、メッシュ展開アンテナは、開閉機構のスライドブロックを支柱に沿って、リブ保持部側にスライドさせることにより、リンクアームがリブを一次放射器側に立上げて格子状メッシュ反射鏡面を収納し、また、開閉機構のスライドブロックをリブ保持部から遠ざける方向にスライドさせることにより、リンクアームがリブを展開させ格子状メッシュ反射鏡面を展開させる。そして、開放機構は、留付手段により支柱の所定位置に留めつけると、格子状メッシュ反射鏡面をあらかじめ設定された展開状態に維持することができる。なお、格子状メッシュ反射鏡面は、展開したときにあらかじめ設定された電波反射面となるように、格子状にステンレス鋼製の細線により形成されているため、弛み等がなく風や振動に対する影響が少ない。
また、前記メッシュ展開アンテナにおいて、前記留付手段は、前記スライドブロックを前記リブ保持部から離間する方向に付勢する付勢部材と、この付勢部材の付勢する方向に抗して前記支柱にあらかじめ設けられた係合部に係合するブロック係合手段と、を備える
構成とした。
このように構成したことにより、メッシュ展開アンテナは、付勢部材によりスライドブロックがリブ保持部から離間する方向に付勢されるため、リンクアームがスライドブロック側に引っ張られ、かつ、リブが常に格子状メッシュ反射鏡面を展開する方向に引っ張る状態となる。
また、前記メッシュ展開アンテナにおいて、前記格子状メッシュ反射鏡面は、その周縁に沿って、前記電波反射鏡面体の展開限度を制限するケーブルをリング状に取り付ける構成とすることや、また、前記ケーブルは、接着剤を介して前記格子状メッシュ反射鏡面の周縁に設けられる構成とした。
このように構成したメッシュ展開アンテナは、開閉機構により格子状メッシュ反射鏡面を展開する方向に付勢したときに、ケーブルが電波反射鏡面体の展開限度を超えて展開することを防止する。また、接着剤によりケーブルを設けることにより、電波反射鏡面体の展開収納を容易にする。
さらに、前記メッシュ展開アンテナにおいて、前記格子状メッシュ反射鏡面は、前記リブと、このリブに対面して設けた補助リブとにより挟持される構成とすることや、また、前記格子状メッシュ反射鏡面が、前記リブに対面して設けた一対の補助リブに挟持され、前記一対の補助リブが、前記リブに支持される構成とした。さらに、前記一対の補助リブをリブに支持するときには、リブに段差部を設けて位置決めする構成とした。
このように構成したメッシュ展開アンテナは、格子状メッシュ反射鏡面が、前記リブに対面して設けた補助リブにより挟持され、補助リブ面、あるいは補助リブ面およびリブ面により支持される。また、一対の補助リブをリブに取り付ける場合には、リブに段差部を設ける構成とすることで、補助リブとリブとの位置決めが一義的に決まる。
さらに、本発明に係るメッシュ展開アンテナの電波反射面の製造方法として以下のようにした。すわなち、パラボラアンテナの電波反射面として金属細線としてステンレス鋼線により形成した格子状メッシュ反射鏡面を有する電波反射鏡面体を展開収納するメッシュ展開アンテナにおける前記格子状メッシュ反射鏡面の製造方法であって、前記パラボラアンテナの外形寸法に対応させて金属細線を格子状の平面体に形成する第1工程と、形成した格子状の平面体の周縁をリング状の固定部材で挟む第2工程と、あらかじめ前記電波反射面に沿って形成され、その電波反射面の中央から放射状に配置した補助リブを装着した成形型を用いて、前記固定部材で挟持した前記格子状の平面体を前記電波反射面としての格子状メッシュ反射鏡面とする第3工程と、を含むこととした。
このようにした電波反射面の製造方法では、はじめに湾曲させたときの大きさを考慮した金属細線の格子状における平面体が形成され、その格子状の平面体から、あらかじめ設定された適正な電波反射面となるように格子状メッシュ反射鏡面が形成されて、さらに、補助リブが取り付けられることになる。そのため、同じ工程を繰り返すことにより、格子状の格子状メッシュ反射鏡面を製作することができる。
本発明に係るメッシュ展開アンテナおよびメッシュ展開アンテナの電波反射面の製造方法は、以下に示す優れた効果を奏するものである。
メッシュ展開アンテナは、電波反射鏡面がステンレス鋼製の細線であらかじめ設定された電波反射鏡面となるように格子状メッシュ反射鏡面を形成しているため、従来のメッシュ反射鏡面のように張力を調整してパラボラ面を形成する調整機構が不要となり、部品点数の削減および、展開したときの調整にかかる時間、労力等を減らすことができる。さらに、風圧力に伴う振動に対しての影響が少ない状態で受信あるいは送信の作業を行なうことができる。また、メッシュ展開アンテナは、開閉機構を操作して格子状メッシュ反射鏡面を収納展開(開閉)する動作を繰り返し行っても、格子状メッシュ反射鏡面を常に適切な状態で展開することができる。
メッシュ展開アンテナは、軽量な構成で、かつ、開閉機構の付勢部材が常に格子状メッシュ反射鏡面を展開する(開く)方向に付勢しているため、屋外で使用する場合に、風等の影響があっても、格子状メッシュ反射鏡面が常にあらかじめ設定された状態で展開することが可能となる。また、メッシュ展開アンテナは、ケーブルを格子状メッシュ反射鏡面の外周縁に設ける構成とすることで、格子状メッシュ反射鏡面が、あらかじめ設定された状態を超えて展開(開く)ことを防止できる。なお、ケーブルを設ける場合には、接着剤を用いることで、格子状メッシュ反射鏡面の収納展開を行う場合に柔軟性を保つことができ都合がよい。
メッシュ展開アンテナは、補助リブを介してリブに取り付けられる構成とすることで、格子状メッシュ反射鏡面をリブに対して取り付けやすくなり、また、補助リブがあることにより面により格子状メッシュ反射鏡面を支持でき格子状メッシュ反射鏡面の損傷あるいは劣化を起こし難く、さらに、補助リブがあることにより、例えば、格子状メッシュ反射鏡面の一部が破損した場合にその破損の影響を最小限に止めることが可能となる。そして、補助リブを取り付ける場合に、リブに段差部を設けて補助リブの位置を決めるようにすれば、格子状メッシュ反射鏡面をリブに取り付ける場合に操作をさらに容易とする。
メッシュ展開アンテナの電波反射面の製造方法によれば、あらかじめ電波反射鏡面に形成された成形型に補助リブを設置した状態で、金属細線の格子状の平面体を押圧してメッシュ反射鏡面を形成するため、形成された格子状メッシュ反射鏡面をリブに取り付ける作業を容易とする。また、ばらつきの少ない同様な構成の格子状メッシュ反射鏡面を量産することが可能で、かつ、補助リブを配置した成形型で形成することにより、格子状メッシュ反射鏡面の交換も容易となる。
以下、本発明に係るメッシュ展開アンテナおよび電波反射鏡面の製造方法における最良の形態について図面を参照して説明する。図1はメッシュ展開アンテナを展開した状態を示す斜視図、図2はメッシュ展開アンテナを収納した状態を示す斜視図、図3(a)、(b)はメッシュ展開アンテナの平面図および側面図である。
図1に示すように、メッシュ展開アンテナ1は、金属細線で形成した電波反射鏡面体10と、この電波反射鏡面体10を収納展開させる開閉機構20と、この開閉機構20をスライド自在に支持するとともに、電波反射鏡面体10の中央をリブ保持部3を介して支持する支柱21と、この支柱21に支持されたリブ保持部3に取り付けられた一次放射器22とを備えている。そして、このメッシュ展開アンテナ1は、その支柱21が、受信した電波を電気信号に変換する本体部30に保持されている。なお、本体部30は、ここでは、三脚31により所定高さになるように設置されている。
図1に示すように、電波反射鏡面体10は、ステンレス鋼製の金属細線を格子状に機械編みした電波反射面としての格子状メッシュ反射鏡面2と、この格子状メッシュ反射鏡面2の中央に設けたリブ保持部3と、このリブ保持部3から一次放射状に配置されて格子状メッシュ反射鏡面2を支持する複数のリブ4と、格子状メッシュ反射鏡面2の周縁に設けたケーブル5と、を備えている。
図1に示すように、格子状メッシュ反射鏡面2は、ここでは、一例として0.04mmのステンレス鋼製の金属細線を格子状になるように機械編みして平織りとし電波反射鏡面状に形成している。この格子状メッシュ反射鏡面2は、後記するリブ4の数に対応する辺を備える多角形、あるいは円形または楕円形に形成され、その中央部にリブ保持部3が取り付けられる円形の開口が形成されるとともに、中央から周縁に沿って予め設定された曲率面により電波反射鏡面となるように形成されている。また、ステンレス鋼製の金属細線を用いることで、屋外で使用する格子状メッシュ反射鏡面2は、耐錆び性に優れる。
図1に示すように、リブ保持部3は、リブ4を保持するものであり、格子状メッシュ反射鏡面2の中央に配置され、周側面に等間隔でリブ4の基端部を、軸6を介して支持している。そのため、リブ保持部3は、各リブ4の基端を支点として、あらかじめ設定された軌道に沿って所定角度の範囲において、各リブ4を回動させるように支持している。このリブ保持部3は、支柱21の先端側に固定されており、中央に一次放射器22の支持アーム22aが固定されている。
図1に示すように、リブ4は、格子状メッシュ反射鏡面2を支持するものであり、リブ保持部3から放射状に配置され、ここでは、16本が周方向において等間隔に配置されている。このリブ4は、格子状メッシュ反射鏡面2の外周縁近くまでの長さ、あるいは、外周縁までの長さと同等か、または、外周縁までの長さより長くなる寸法に形成されている。このリブ4は、あらかじめ設定された電波反射鏡面の曲率面(格子状メッシュ反射鏡面2の曲率面と同じ)となるように湾曲した状態で形成されている。また、リブ4は、その基端側の近くに、図3に示すように、後記するリンクアーム14の一端を支持するリンクピン15を取り付けるための取付部4aを備えている。さらに、リブ4は、後記する補助リブ4Aを位置決めするための段差部4bを格子状メッシュ反射鏡面2に対面する位置に形成している。
なお、リブ4は、格子状メッシュ反射鏡面2をネジより留めつけることで固定すれば足りるが、ここでは、補助リブ4Aを介して格子状メッシュ反射鏡面2を固定している。補助リブ4Aは、図1に示すように、リブ4の段差部4bに嵌合できる幅で、かつ、リブと同じ長さ以下に形成された一対のリブ帯幅片4c、4dを有している。この補助リブ4Aは、リブ4と同じ曲率面となるように湾曲して形成されており、ここでは、グラスファイバ強化プラスチックにより形成されている。そして、格子状メッシュ反射鏡面2を取り付ける場合には、リブ帯幅片4c、4dで挟持して、挟持した補助リブ4Aをリブ4の段差部4bに嵌合した状態で、ネジにより固定している。なお、リブ4の段差部4bは、ここでは、図3に示すように、リブ保持部3の近傍に段差を一箇所形成して構成されており、リブ帯幅片4dの厚みより小さな段差あるいは厚みと同じ段差となるように形成されている。
また、格子状メッシュ反射鏡面2は、補助リブ4Aに挟んで接着固定される構成とされることで、面接触により取付精度の維持ができ、一部が破損した場合の周囲への波及を防ぐことができる。このときの接着剤としては、エポキシ系接着剤が使用されることが好ましい。さらに、段差部4bが形成されていることで、製造時の取付作業が容易となり、また、段差部4bの段差がリブ帯幅片4dの厚みより同等または小さくすることで、格子状メッシュ反射鏡面2に凹凸を生じることなくリブ4に支持することができる。補助リブ4Aを用いて格子状メッシュ反射鏡面2をリブ4に支持する場合には、接着剤あるいはネジにより固定される。
図1に示すように、ケーブル5は、所定の太さの線部材であり、格子状メッシュ反射鏡面2の外周縁に沿って設けられている。このケーブル5は、格子状メッシュ反射鏡面2があらかじめ設定された状態に展開(開いた状態)したときに、それ以上開かない(展開限度)ようにリング状に接合した状態で設けられている。なお、このケーブル5は、ここでは、格子状メッシュ反射鏡面2の外周縁を折り返してループを作り、そのループ内に挿通させた状態で設けているが、シリコーン系接着剤を介して接着することで設けても構わない。なお、図1では、リブ4の長手方向に溝が記載されているが、リブ帯幅片4cの一端側がリブ4の段差部4bに嵌めた状態として位置決めされていれば、溝がない状態で、ネジで固定するだけで構わない。
一次放射器22は、格子状メッシュ反射鏡面2の中央の開口から突出するリブ保持部3に支持アーム22aを介して設置されている。この一次放射器22は、格子状メッシュ反射鏡面2で形成される反射鏡面の焦点位置に配置されている。
図3に示すように、開閉機構20は、支柱21にスライド自在に設けたスライドブロック11と、リブ4を支持するリンクアーム14と、スライドブロック11の胴部12に設けられた留付手段としてのフック16とを備えている。
スライドブロック11は、支柱21の外周に沿ってスライド自在に筒状に形成された胴部12と、この胴部12の上端(リブ保持部3側)に形成されるとともに、当該胴部12より大径に形成されたリンクアーム取付部13とを備えている。
リンクアーム14は、その一端をリブ4の取付部4aにリンクピン15で軸支されるとともに、その他端をスライドブロック11のリンクアーム取付部13にリンクピン15で軸支されることで取り付けられている。このリンクアーム14は、ここでは、リブ4の数に対応する位置に設置されているが、電波反射鏡面体10を展開収納できれば、リブ4の数より少なくても構わない。
フック16は、スライドブロック11の胴部12に周円方向に均等な位置で少なくとも2箇所に配置されており、支柱21の係合部21bに係合する係合爪部16aと、この係合爪部16aの基端側を、長穴に設けたピンにより軸支する操作連結部16bと、この操作連結部16bと係合爪部16aとに掛け渡される付勢部材としてのコイルバネ16cと、操作連結部16bの基端側をピンにより軸支するとともに胴部12に設けられた取付基部16dとを備えている。なお、操作連結部16bは、係合爪部16aを軸支する側の端部に操作突片16eが形成されており、作業者の手指による操作が容易にできるように構成されている。
このフック16は、いわゆるパッチン錠の構成であり、係合爪部16aを支柱21の係合部21bに係合することにより、常にスライドブロック11をリブ保持部3から離間する方向に付勢することになる。そのため、スライドブロック11に設けられているリンクアーム14を介して、リブ4は、常に展開(開く)する方向に付勢された状態となる。また、リブ4が展開する方向に付勢されたとき、ケーブル5が格子状メッシュ反射鏡面2の外周縁に設けられていることにより、そのケーブル5の設定位置を越えて格子状メッシュ反射鏡面2は、開くことはない。
支柱21は、その先端側にリブ保持部3を支持し、かつ、基端側に支持ベース23を支持しており、支持ベース23に隣接して係合部21bの取付部21aが設けられている。この支柱21は、ここでは、円筒形状に形成されているが、スライドブロック11をスライド自在に支持できるものであれば、多角形であっても構わない。
本体部30は、受信した電波を電気信号に変換することや、あるいは、送信する電気信号を電波に変換する処理を行うためのものである。また、本体部30を支持する三脚31は、高さ方向の調整ができるもの等、一般的な構成のものである。なお、この本体部30および三脚31は、連続して設置する必要はなく、支持ベース23に接続されるケーブル(図示せず)を介して、本体部30に接続する構成としても構わない(この場合に三脚31は不要)。
一方、メッシュ展開アンテナ1で使用する格子状メッシュ反射鏡面2は、面内にほとんど伸縮性が無い織物構造であるため、所定の反射鏡面形状を得るためには精度よく成形され、かつ、形成された格子状メッシュ反射鏡面2をリブ4に固定する必要がある。そのためには、図4および図5に示すような製造方法により製造されることが好ましい。図4(a)、(b)、(c)、(d)および図5(a)、(b)は、格子状メッシュ反射鏡面2を製造するための工程を示す模式図である。
図4(a)に示すように、はじめに、金属細線であるステンレス鋼線により格子状に機械編みして、形成するパラボラの外形寸法に合わせて(湾曲させたときに適切な大きさとなる外形寸法)、あらかじめ設定された形状(例えば、円形、楕円形、多角形)に形成した平面体A2、あるいは形成した後に裁断して格子状の平面体A2とする。なお、平面体A2は、その中央に後工程において設けられるリブ保持部3を設けるための開口が形成されている。
そして、図4(b)に示すように、平面体A2の周縁を2枚のリング状の固定部材B1により挟持する。そして、この固定部材B1をハンドリングすることで、平面体A2を扱いやすくしている。
つぎに、図4(c)に示すように、成形型C1は、あらかじめ設定された曲率面(パラボラアンテナの完成した反射鏡面)に形成されており、ここでは、補助リブ4Aの一方のリブ帯幅片4dを等間隔に配置した状態として準備がされている。なお、補助リブ4Aの一方のリブ帯幅片4dを設置する場合には、そのリブ帯幅片4dの厚み分だけ、凹んでいる凹部C2を成形型C1に形成している。また、凹部C2の所定位置には、固定ボルトD1を羅合するためのネジ穴C3が形成されている。
そして、図4(d)に示すように、リング状の固定部材B1を下方に押し下げるか、あるいは、成形型C1を上方に押し上げるかして、格子状の平面体A2を成形型C1に沿って押圧して成形型C1の曲率面に格子状の平面体A2を塑性変形させることで、格子状メッシュ反射鏡面2を形成している。
なお、格子状の平面体A2を成形型C1に押し付けた状態で、図示しない上型を用いて塑性変形させても構わない。また、格子状の平面体A2を成形型C1に押し付けた状態で、その周縁にケーブル5を、エポキシ系接着剤を用いて取り付ける作業を行っても構わない。
また、図5(a)に示すように、成形型C1に格子状の平面体A2を押し付けた状態で、補助リブ4Aの他方のリブ帯幅片4cを、一方のリブ帯幅片4dに対面させ接着剤で接着しても構わない。図5(b)に示すように、補助リブ4Aで挟持した後には、固定ボルトD1を用いて成形型C1に固定させて一定時間、エポキシ系接着剤が乾燥するまで、固定ボルトD1で固定した状態を維持する。エポキシ系接着剤が乾燥したら、固定ボルトD1を外し、図示しない、すでに準備されているリブ保持部3に設けたリブ4に補助リブ4Aを取り付ける等の作業を行うことでメッシュ展開アンテナ1を製造する。
なお、ここでは、補助リブ4Aをあらかじめ設置した例として説明したが、補助リブ4Aは、格子状メッシュ反射鏡面2が形成されてから設置するように、成形型C1には、リブ帯幅片4dを用いない状態としても構わない。
図4および図5で説明したように、格子状メッシュ反射鏡面2は、トリコット編みに比較して面内において柔軟性が小さい(伸縮性が小さい)ため、成形型C1によりあらかじめ曲率面を形成した状態とすることで、風や振動による影響により変形するようなことがない。また、ばらつきの少ない同様な構成の格子状メッシュ反射鏡面を機械的に量産することが可能で、かつ、補助リブを配置した成形型で形成することにより、格子状メッシュ反射鏡面の交換する作業も容易となる。
なお、成形型C1は、一体物でもよいし、分割された板状のものでもよい。このような格子状メッシュ反射鏡面2の構成では、前記のようにリブ4と格子状メッシュ反射鏡面2を、補助リブ4Aを介してねじで締結することが可能であるので、格子状メッシュ反射鏡面2の交換補修が容易となる。
つぎに、メッシュ展開アンテナ1の作用について説明する。
図2に示すように、メッシュ展開アンテナ1は、使用していない場合には、格子状メッシュ反射鏡面2を閉じて収納した状態としておく。そして、メッシュ展開アンテナ1を使用する場合には、はじめに、開閉機構20のスライドブロック11を支柱21に沿って支持ベース23側に作業者の手動によりスライド移動させ、支柱21の係合部21bに、フック16の係合爪部16aを係合する。
開閉機構20の係合爪部16aが係合部21bに係合されると、スライドブロック11のリンクアーム14が各リブ4を図2の状態から図1の状態となるように電波反射鏡面体10を展開(開く)させる。そして、開閉機構20のフック16は、常に、コイルバネ16cによりスライドブロック11をリブ保持部3から離間する方向に付勢することになる。そのため、スライドブロック11は、リンクアーム14を介してリブ4をさらに展開する(開く)方向に付勢することで、格子状メッシュ反射鏡面2を弛緩させることなく一定の張力が付された状態を維持できる。
そして、格子状メッシュ反射鏡面2の外周縁には、ケーブル5がリング状に設置されていることから、スライドブロック11側から格子状メッシュ反射鏡面2に張力を付与するように力がかかっても、そのケーブル5が設置された格子状メッシュ反射鏡面2の展開限度を超えることはない。メッシュ展開アンテナ1は、図1に示すように、格子状メッシュ反射鏡面2を展開した状態において、電波の受信あるいは送信を行うことができる状態となる。
また、図1の状態から図2の状態にメッシュ展開アンテナ1を収納する場合は、図3(a)、(b)に示すように、開閉機構20のフック16における係合爪部16aを支柱21の係合部21bから離脱させる。つまり、図3(b)に示すように、作業者は、フック16の操作連結部16bに形成されている操作突片16eを、手指で支持ベース23側に押し下げるようにして、コイルバネ16cの弾性力に抗して係合部21bから係合爪部16aを外す。そして、作業者は、スライドブロック11を支柱21に沿ってリブ保持部3側にスライド移動させ、リンクアーム14を介してリブ4を立上げる方向にそのリブ4の基端側を回動支点として作動させ、電波反射鏡面体10を、図2の状態とすることで収納する。
なお、開閉機構20は、格子状メッシュ反射鏡面2を展開したときに常に展開する方向に力を与えるように作用する構成であればよいため、例えば、図6に示す構成であっても構わない。なお、すでに説明した構成と同じ部材は、同じ符号を付して説明を省略する。図6に示すように、開閉機構20Aは、支柱21にスライド自在に設けたスライドブロック11と、そのスライドブロック11の留付手段としてのネジ係合筒部36を備えている。そして、支柱21は、その基端側で支持ベース23に隣接した位置に、係合部としてのネジ部21cを形成している。
スライドブロック11に設けたネジ係合筒部36は、支柱21のネジ部21cに螺合するとともに、スライドブロック11の胴部12の周面に沿って筒状に形成された係合ネジ部36aと、この係合ネジ部36aとスライドブロック11の胴部12の間に設置した圧縮コイルバネ36cとを備えている。
そして、係合ネジ部36aは、その下端(支持ベース23側)にネジ部21cに係合する雌ネジ部36bと、その上端(リンクアーム取付部13側)に胴部12側に折り曲げた折曲端部36dと、を備えている。
なお、圧縮コイルバネ36cは、ネジ係合筒部36の折曲端部36dと、胴部12の下端部を直径方向に突出させて胴部12の周方向に形成した突部12aとの間に収納されて、常に、折曲端部36dと突部12aとを離間させる方向に付勢している。
このように構成された開閉機構20Aは、ネジ係合筒部36を作業者が回転させ、係合ネジ部36aの雌ネジ部36bを支柱21のネジ部21cに螺合すると、圧縮コイルバネ36cの弾性力により、スライドブロック11を支持ベース23側に付勢する。そのため、格子状メッシュ反射鏡面2は、展開する(開く)方向に常に張力が与えられる状態となる。また、メッシュ展開アンテナ1Aは、作業者が係合ネジ部36aを回転させて、雌ネジ部36bをネジ部21cから離脱させることで、格子状メッシュ反射鏡面2収納することができる(図1の状態から図2の状態)。
なお、本発明では、以上のように各構成を説明したが、本発明を逸脱しない範囲で種々の変更をしても構わない。例えば、補助リブ4Aは、リブ帯幅片4c、4dを用いて格子状メッシュ反射鏡面2を挟持するように説明したが、リブ帯幅片4cと、リブ4とで格子状メッシュ反射鏡面2を挟持する構成とすることや、あるいは、リブ4と、係止手段としての止めネジ、接着剤等(図示せず)により格子状メッシュ反射鏡面2を挟持する構成としても構わない。
本発明に係るメッシュ展開アンテナを展開した状態を示す斜視図である。 本発明に係るメッシュ展開アンテナを収納した状態を示す斜視図である。 (a)、(b)は本発明に係るメッシュ展開アンテナの平面図および側面図である。 a)、(b)、(c)、(d)は本発明に係る格子状メッシュ反射鏡面を製造するための工程を示す模式図である。 (a)、(b)は、本発明に係る格子状メッシュ反射鏡面を製造するための工程を示す模式図である。 本発明に係るメッシュ展開アンテナの開閉機構における留付手段の他の構成を示す一部を切り欠いた状態の側面図である。 (a)、(b)は、従来のメッシュ展開アンテナの構成例を示す平面図および側面図である。
符号の説明
1 メッシュ展開アンテナ
1A メッシュ展開アンテナ
2 格子状メッシュ反射鏡面
3 リブ保持部
4 リブ
4A 補助リブ
4a 取付部
4b 段差部
4c リブ帯幅片
4d リブ帯幅片
5 ケーブル
6 軸
10 電波反射鏡面体
11 スライドブロック
12 胴部
12a 突部
13 リンクアーム取付部
14 リンクアーム
15 リンクピン
16 フック
16a 係合爪部
16b 操作連結部
16c コイルバネ
16d 取付基部
16e 操作突片
20 開閉機構
20A 開閉機構
21 支柱
21a 取付部
21b 係合部
21c ネジ部
22 一次放射器
22a 支持アーム
23 支持ベース
30 本体部
31 三脚
36 ネジ係合筒部
36a 係合ネジ部
36b 雌ネジ部
36c 圧縮コイルバネ
36d 折曲端部
A2 平面体
B1 固定部材
C1 成形型
C2 凹部
C3 ネジ穴
D1 固定ボルト

Claims (8)

  1. パラボラアンテナの電波反射面として金属細線で形成した格子状メッシュ反射鏡面を有する電波反射鏡面体と、この電波反射鏡面体を展開収納させる開閉機構と、この開閉機構をスライド自在に支持する支柱と、を有するメッシュ展開アンテナであって、
    前記電波反射鏡面体が、ステンレス鋼製の細線により格子状で前記電波反射面に沿って形成された前記格子状メッシュ反射鏡面と、この格子状メッシュ反射鏡面の中央で前記支柱の先端側に設けたリブ保持部と、このリブ保持部から放射状に配置されて前記格子状メッシュ反射鏡面を支持する複数のリブとを備え、
    前記開閉機構が、前記リブにリンクピンによりその一端を軸支するリンクアームと、このリンクアームの他端をリンクピンにより軸支するとともに、前記支柱に沿ってスライド自在に支持されるスライドブロックと、このスライドブロックに設けられ前記支柱に当該スライドブロックを留め付ける留付手段と、を備えることを特徴とするメッシュ展開アンテナ。
  2. 前記留付手段は、前記スライドブロックを前記リブ保持部から離間する方向に付勢する付勢部材と、この付勢部材の付勢する方向に抗して前記支柱にあらかじめ設けられた係合部に係合するブロック係合手段と、を備えることを特徴とする請求項1に記載のメッシュ展開アンテナ。
  3. 前記格子状メッシュ反射鏡面は、その周縁に沿って、前記電波反射鏡面体の展開限度を制限するケーブルをリング状に取り付けたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のメッシュ展開アンテナ。
  4. 前記格子状メッシュ反射鏡面は、前記リブと、このリブに対面して設けた補助リブとにより挟持されることを特徴とする請求項1に記載のメッシュ展開アンテナ。
  5. 前記格子状メッシュ反射鏡面が、前記リブに対面して設けた一対の補助リブに挟持され、前記一対の補助リブが、前記リブに支持されることを特徴とする請求項1に記載のメッシュ展開アンテナ。
  6. 前記補助リブが前記リブに設けた段差部で位置決めされることを特徴とする請求項5に記載のメッシュ展開アンテナ。
  7. 前記ケーブルは、接着剤を介して前記格子状メッシュ反射鏡面の周縁に設けられたことを特徴とする請求項3に記載のメッシュ展開アンテナ。
  8. パラボラアンテナの電波反射面として金属細線で形成した格子状メッシュ反射鏡面を有する電波反射鏡面体を展開収納するメッシュ展開アンテナにおける前記格子状メッシュ反射鏡面の製造方法であって、
    前記パラボラアンテナの外形寸法に対応させて金属細線であるステンレス鋼線により格子状の平面体に形成する第1工程と、形成した格子状の平面体の周縁をリング状の固定部材で挟む第2工程と、あらかじめ前記電波反射面に沿って形成され、その電波反射面の中央から放射状に配置した補助リブを装着した成形型を用いて、前記固定部材で挟持した前記格子状の平面体を前記電波反射面としての格子状メッシュ反射鏡面とする第3工程と、を含むことを特徴とする格子状メッシュ反射鏡面の製造方法。
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