JP7359370B2 - アンテナ用展開可能反射器 - Google Patents

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Description

本発明は、アンテナ用の展開可能反射器に関する。
人工衛星および他の宇宙用途では、展開可能構造物が広く使用されている。こうした構造物により、ローンチビークルのペイロードベイへと搭載するために装置の物理的なサイズを縮小することが可能になる。軌道に入ってペイロードベイから解放されると、構造物はより大きい構成へと展開されて、装置の全体的な寸法を拡大することができる。たとえば、展開可能構造物は広げられ、伸展させられ、または膨張させられることができ得る。
展開可能バッキング構造物と金属メッシュとを備える展開可能アンテナ反射器が開発されてきている。展開可能バッキング構造物により金属メッシュがパラボラ形状に形成されて、アンテナの反射器として機能する。展開可能バッキング構造物は2つの目的を果たす。第一に、展開可能バッキング構造物は、軌道に入った後に金属メッシュを展開させる機構を提供し、第二に、熱弾性的に安定なプラットフォームを反射器に提供する。金属メッシュには固有の剛性がないので、したがってin-situの金属メッシュをその所望の構成に形状設定するために、張力要素およびケーブルネットワーク構造の複雑な集合体が必要とされる。
メッシュをベースとする従来の展開可能反射器はいくつかの欠点に苦慮している。ケーブルネットワークはケーブルがメッシュに取り付けられている箇所において局所的に金属メッシュを形状設定するだけであり、したがって金属メッシュのすべての他の区域にはピロー効果およびファセット効果が生じる。その結果、反射器の最終的な形状は、単に理想的な放物面を近似するだけになり得る。また、ケーブルネットワーク構造は設計および製造が複雑であり、展開中にもつれるリスクを増加させる恐れがある。
本発明はこの文脈において製作される。
本発明の第1の態様によれば、アンテナ用の展開可能反射器が提供され、展開可能反射器は、展開構成において予め形成された形状を取るように構成された展開可能膜と、導電性メッシュであって、展開構成において導電性メッシュが膜の形状を取り、反射器の反射表面を形成するように膜の表面に配された、導電性メッシュとを備え、導電性メッシュは、反射器の展開中に導電性メッシュと膜との間の相対的な横方向の移動を可能にするように構成される。
第1の態様によるいくつかの実施形態では、膜はオープンセル織物材料を備える。たとえば、オープンセル織物材料は三軸織構造を有してもよい。いくつかの実施形態では、オープンセル織物材料は、シリコーンマトリクスに埋め込まれたパラアラミド繊維の織物を備える。
第1の態様によるいくつかの実施形態では、導電性メッシュは、展開構成において展開可能膜の凸形表面に配されるように配置されており、したがって、反射器の展開中、展開可能膜が導電性メッシュを押圧し、予め形成された形状に変形させる。
第1の態様によるいくつかの実施形態では、膜は、無線周波数波長の電磁放射に対して透過性である材料で形成される。
第1の態様によるいくつかの実施形態では、導電性メッシュは、反射器の展開中に導電性メッシュと膜との間の相対的な横方向の移動を可能にするように構成される。
第1の態様によるいくつかの実施形態では、展開可能膜は第1の膜であり、導電性メッシュはこの膜と第2の膜との間に配される。
第1の態様によるいくつかの実施形態では、展開可能反射器は、メッシュを膜に連結するように構成された複数の第1の連結部材を備える。
第1の態様によるいくつかの実施形態では、それぞれの第1の連結部材は、メッシュの1本または複数本の繊維を膜に固定するように構成されたループの形をとる可撓性連結部を備える。
第1の態様によるいくつかの実施形態では、それぞれの第1の連結部材は、メッシュと膜との間の相対的な横方向の移動を可能にするように伸縮できる弾性材料で形成される。
第1の態様によるいくつかの実施形態では、それぞれの第1の連結部材のループの長さは、メッシュの1本または複数本の繊維を囲むのに必要とされる最短距離よりも長く、それにより、メッシュと膜との間の相対的な横方向の移動の間にループのたるみが取られ得る。
第1の態様によるいくつかの実施形態では、展開可能反射器は、導電性メッシュを通過する複数の第2の部材をさらに備え、複数の第2の部材のそれぞれは、反射器の展開中に第1の膜と第2の膜との間の間隔を維持するように第1の膜および第2の膜に連結される。
第1の態様によるいくつかの実施形態では、膜は、展開構成において導電性メッシュを形状設定するための連続的な3次元湾曲表面を提供するように構成される。
第1の態様によるいくつかの実施形態では、展開可能反射器は成形ビームアンテナ向けの形状設定された反射器として構成され、展開構成では、膜の3次元湾曲表面は、変則的なパターンを有するビームを生成するために、曲率が異なる複数の領域を含む。
本発明の第2の態様によれば、第1の態様による展開可能反射器を備える展開型アンテナが提供される。
第2の態様によるいくつかの実施形態では、展開型アンテナは、展開可能反射器を展開させるように構成されたバッキング構造物をさらに備える。
本発明の第3の態様によれば、第2の態様による展開型アンテナを備える人工衛星が提供される。
本発明の第4の態様によれば、アンテナ用の展開可能反射器を製造する方法が提供され、方法は、展開構成において展開可能膜が型の形状を取るように、型の上に膜を予め形成する段階と、展開構成において導電性メッシュが自己支持膜の形状を取り、反射器の反射表面を形成するように、膜の上に導電性メッシュを配する段階とを備え、導電性メッシュは、反射器の展開中に導電性メッシュと膜との間の相対的な横方向の移動を可能にするように構成される。
第4の態様によるいくつかの実施形態では、展開可能膜を予め形成する段階が、オープンセル織物材料を型の上に置く段階と、オープンセル織物材料を型の上に置く前または置いた後に、ゲルをオープンセル織物材料に塗布する段階と、膜が型の上にとどまっている間に、ゲルを硬化してオープンセル織物材料の周りに固形のマトリクスを形成する段階とを備える。
次に、単なる一例として、添付図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
本発明の一実施形態による、アンテナ用の展開可能反射器の層構造を示す断面図である。 本発明の一実施形態による、図1の展開可能反射器における膜層の三軸織構造を示す図である。 本発明の一実施形態による、展開可能反射器を備える反射器アンテナを示す図である。 本発明の一実施形態による、形状設定された展開可能反射器を備える成形ビームアンテナを示す図である。 本発明の一実施形態による、図4の成形ビームアンテナを備える人工衛星を示す図である。 本発明の一実施形態による、アンテナ用の展開可能反射器を製造する方法を示すフローチャートである。
以下の詳細な説明では、単なる説明のために、本発明のいくつかの例示的な実施形態のみを示し、説明している。当業者には認識されるように、説明されている実施形態は、すべて本発明の範囲から逸脱しない限り、種々の様々な方式で修正されてもよい。したがって、図面および説明は本質的に例示的なものとみなされるべきであり、限定的なものではない。同様の参照符号は、本明細書の全体を通して同様の要素を示す。
ここで図1を参照すると、本発明の一実施形態によるアンテナ用展開可能反射器100の層構造の断面図が示してある。展開可能反射器100は、第1の膜101と、第2の膜103と、導電性メッシュ102とを備える。導電性メッシュ102は第1の膜101と第2の膜103との間に配されている。
本実施形態では、第1の膜101は展開可能膜である。「展開可能」とは、第1の膜101をコンパクトな収納構成へと折り畳むことができ、その後、展開構成へと広げることができることを意味する。展開中に反射器自体が広がることができるアンテナは、一般に「展開型」アンテナと呼ばれている。したがって、本発明の実施形態では、展開型アンテナの主反射器が、第1の膜101を備えることができる。展開可能膜は「展開型」膜とも呼ばれる場合がある。第1の膜101は、展開構成において、予め形成された形状を取るように構成される。たとえば、パラボラアンテナ用の反射器を形成するために、適正な幾何学的特性を備えたパラボラ形の型上に第1の膜101が予め形成され得る。展開構成では、第1の膜101は、導電性メッシュ102を形状設定することにより、反射器100を所望の3次元形状に維持することができ得る。
導電性メッシュ102は第1の膜101の表面に配され、それにより、展開構成では、導電性メッシュ102は膜101の形状を取り、反射器100の反射表面を形成する。導電性メッシュ102は、反射器の展開中、導電性メッシュ102と第1の膜101および/または第2の膜103との間の相対的な横方向の移動を可能にするように構成され得る。たとえば、導電性メッシュ102は第1の膜101および/または第2の膜103の表面上を自由に摺動して、導電性メッシュ102と上記第1の膜101および/または第2の膜103との間の相対的な横方向の移動を可能にすることができる。代替的に、導電性メッシュ102の表面は、展開中に2つの表面の相対的な横方向の移動を可能にする1つまたは複数の接着性接合部または機械的接合部により、第1の膜101および/または第2の膜103の隣接する表面に連結されてもよい。こうした接合部は、リンク部、連結部、またはテザーとも呼ばれる場合がある。導電性メッシュ102が反射表面として機能し、必要な反射特性を反射器100に与えるので、第1の膜101および第2の膜103は反射性材料で形成される必要はない。
相対的な横方向の移動を可能にすることにより、メッシュ102ならびに/または第1の膜101および第2の膜103の応力が低減されるので、展開可能反射器は展開中に損傷を受けにくくなり得る。また、メッシュ102と第1の膜101および/または第2の膜103との間の相対的な横方向の移動を可能にすることにより、アンテナは、アンテナが宇宙で展開された後で熱サイクルにさらされたとき、メッシュ102と第1の膜101および第2の膜103との異なる材料間の異なる熱膨張率に対応することができる。
本実施形態では、導電性メッシュ102は、展開構成において、展開可能な第1の膜101の凸形表面に配されるように配置されており、したがって、反射器100の展開中、第1の膜101が導電性メッシュ102を押圧し、予め形成された形状に変形させる。このように、展開構成では、第1の膜101によって導電性メッシュ102を張力下におくことができ、導電性メッシュ102の引張り歪みが、展開構成において第1の膜101の凸形表面に対してメッシュ102を保持する助けとなることができ、それにより、メッシュ102は展開された第1の膜101と同じ形状を取る。
導電性メッシュ102が第1の膜101の凸形の面に配される実施形態では、アンテナによって受信または送信される電磁放射は、導電性メッシュ102によって反射される前に、第1の膜101を通過しなければならない。こうした実施形態では、第1の膜101は、無線周波数(RF)波長の電磁放射に対してRF透過性である材料で形成することができる。ここで、「RF透過性」とは、第1の膜101が、RF波長において無視できる程度の損失および無視できる程度の追加的な反射を示し、したがって第1の膜101の存在がアンテナの性能にほとんど、またはまったく影響を与えないことを意味する。第1の膜101をRF損失が小さい材料から形成することにより、導電性メッシュ102に固有の反射効率を維持することができる。
いくつかの実施形態では、導電性メッシュ102および展開可能膜101、103は、使用中、入射電磁放射が、膜101、103に到達する前にメッシュ102によって反射されるように配置されてもよい。たとえば、いくつかの実施形態では、導電性メッシュ102は展開可能膜101、103の凹形表面に配されてもよく、したがって、入射電磁放射は、展開可能膜101、103を通過することなしに導電性メッシュ102によって反射される。こうした実施形態では、アンテナの性能は展開可能膜101、103のRF特性に依存しない可能性があり、したがって、展開可能膜101、103はRF反射性材料から形成されても、RF透過性材料から形成されてもよい。
第2の膜103も展開可能膜でもよい。いくつかの実施形態では、第1の膜101および第2の膜103は互いに同じ材料から形成されてもよく、同じかまたは同様の厚みを有してもよい。たとえば、第1の膜101および/または第2の膜103はオープンセル織物材料から形成されてもよい。他の実施形態では、第1の膜101および第2の膜103は互いに異なる材料から形成されてもよく、かつ/または実質的に異なる厚みを有してもよい。第2の膜103を提供することにより、展開構成における反射器100の形状をより正確に制御することができる。いくつかの実施形態では、第2の膜103は省かれてもよい。
本実施形態の展開可能反射器100は、第1の膜101または第2の膜103にメッシュ102を連結する複数の第1の連結部材106、107を備える。いくつかの実施形態では、第1の連結部材106、107により、メッシュ102が第1の膜101と第2の膜103との両方に連結され得る。第1の連結部材106、107は、上述のように接着性接合部または機械的接合部として形成され得る。それぞれの第1の連結部材106、107により、メッシュ102と第1の膜101および第2の膜103との間のある程度の横方向の移動が可能になると同時に、メッシュ102の一部が第1の膜101または第2の膜103の表面上のある点に連結される。
本実施形態では、それぞれの第1の連結部材106、107はループの形をとる可撓性連結部を備え、これはメッシュ102の1本または複数本の繊維の周りに巻き付けられて、1本または複数本の繊維を第1の膜101および/または第2の膜103に固定する。たとえば、図1に示されているように、ループの両端部は第1の膜101または第2の膜103のマトリクス材料に埋め込まれてもよく、膜101、103を通過し、膜101、103の反対側で固定されてもよい。いくつかの実施形態では、相対的な横方向の移動は、メッシュ102が第1の膜101または第2の膜103の表面を摺動することを可能にするように伸縮できる弾性材料からそれぞれのループ106、107を製作することによって可能になり得る。いくつかの実施形態では、相対的な横方向の移動は、それぞれのループ106、107を、メッシュ102の1本または複数本の繊維を囲むのに必要とされる最短距離よりも長くすることによって可能にされてもよく、それにより、ある程度のたるみがループ106、107に提供され、メッシュ102が第1の膜101または第2の膜103に対して横方向に移動している間にこのたるみが取られ得る。
本実施形態では、展開可能反射器100は、導電性メッシュ102を通過する複数の第2の連結部材104、105をさらに備える。複数の第2の連結部材104、105のそれぞれは、反射器100の展開中に第1の膜101と第2の膜103との間の間隔を維持するように第1の膜101および第2の膜103に連結される。たとえば、第2の連結部材104、105は、膜101、103を形成するときに第2の連結部材104、105の端部を膜101、103のマトリクスに埋め込むことにより、第1の膜101および/または第2の膜103に連結されてもよい。代替的に、第2の連結部材104、105を受けるための凹部が、膜101、103の形成中または形成後に膜101、103のうちの一方の表面に形成されてもよく、その後、適した接着剤を使用して第2の連結部材104、105が凹部に固定されてもよい。さらなる代替策として、第2の連結部材104、105は、適した機械的手段によって第1の膜および/または第2の膜に連結されてもよい。たとえば、ねじ山がそれぞれの第2の連結部材104、105の端部に形成されてもよく、このねじ山は膜101、103のうちの一方の穴を通過して、このねじ山にねじ留めされるナットによって第2の連結部材104、105を固定することを可能にすることができる。
第2の連結部材104、105により、第1の膜101と第2の膜103とが互いに結びつけられて、反射器100が展開されているときに第1の膜101および第2の膜103が互いから離れるように動くことを防止する。第2の連結部材104、105は、メッシュ102が第1の膜101と第2の膜103との間にしっかりと保持されたままになるのを確実にすることにより、導電性メッシュ102のファセッティングおよびピローイングを防止する助けとなる。第2の膜103が省かれている実施形態では、第2の連結部材104、105は省かれてもよい。さらに、第2の膜103が省かれ、第1の連結部材106、107が提供されている実施形態では、第1の連結部材106、107は、メッシュ102を第1の膜101にのみ連結することができる。
ここで図2を参照すると、本発明の一実施形態による、図1の展開可能反射器における膜層の三軸織構造が示されている。図2に示されている構造は、図1の第1の膜101および第2の膜103の一方または両方に使用することができる。本実施形態では、膜層101、103は、三軸織構造を有するオープンセル織物材料を備える。織物材料は、3本の主軸に沿って配向された、複数本の織られた繊維201を備える。繊維201は、マトリクス材料202に埋め込むことができる。本実施形態では、シリコーンマトリクス202に埋め込まれたパラアラミド繊維201の三軸織が使用されている。宇宙用途においては、宇宙グレードのシリコーンをマトリクス202に使用することができる。
三軸織材料はいかなる任意の3次元形状にも形成することができ、したがって第1の膜101または第2の膜103が形成される型の外形に正確に形状を合致させることができる。しかし、オープンセル構造のため、三軸織材料は、特にRF波長では一般に反射特性が不十分である。したがって、本発明のいくつかの実施形態では、三軸織材料を導電性メッシュと組み合わせて、低RF損失に加えて展開構成における正確な形状制御性を示す反射器を提供することができる。
他の実施形態では、膜は三軸織以外の別の適した材料、たとえば編まれた布から形成されてもよい。膜は、高いドレープ性を示す材料から形成することができる。ここでは、「ドレープ性」は、材料がその自重で変形する能力を指す従来の意味で使用されている。ドレープ性が高い材料は、しわになることなく、3次元の複雑な湾曲形状を形成でき得る。材料のドレープ性はドレープ係数(DC)を使用して定量化することができ、ドレープ性が高い材料のDCは小さく、その材料がしわになることなく複雑なカーブ上で容易に変形することができることを意味する。膜が形成される材料についての許容可能な最大DCは、その膜を取ることが必要とされる特定の予め形成された形状に従って、実施形態間で変動する場合がある。たとえば、本発明の実施形態では、膜は、しわになることなく予め形成された所望の形状へと変形することができるのに十分に高いドレープ性を有する材料を含むことができる。
ここで図3を参照すると、本発明の一実施形態による、展開可能反射器310を備える反射器アンテナ300が示してある。反射器アンテナ300は、展開可能反射器310と、アンテナフィード320と、副反射器330とを備える。本実施形態では、展開可能反射器310がアンテナ300の主反射器を形成する。他の実施形態では、副反射器330は省かれる場合があり、したがって、主反射器310はビームをアンテナフィード320へと直接方向付ける。
本実施形態では、展開可能反射器310の膜101は、展開構成において導電性メッシュ102を支持するための、連続的な3次元湾曲表面を提供するように構成される。「連続的な」により、導電性メッシュ102のすべての区域が膜101の一部によって支持されていることが意味される。連続的な膜101を使用することにより、展開構成における反射器310の形状を最も正確に制御することが可能になり得る。
しかし、他の実施形態では、導電性メッシュ102のいくつかの部分は、下側の膜101によって直接支持されていない場合がある。たとえば、いくつかの実施形態では、膜101は、アンテナ300の全体的な質量を低減するために1つまたは複数のアパーチャを含み、導電性メッシュ102は、アパーチャをまたいで連続的な反射表面を提供する場合がある。こうした構成は、アンテナの質量を可能な限り軽減することが必要であり、またアパーチャの領域において正確な形状制御性が損なわれることによる性能の低下が許容可能な妥協である用途において使用することができる。
アンテナ300は、反射器310を自動的に展開させるためのバッキング構造物340も備えることができる。たとえば、バッキング構造物340は、ケーブル342によっていくつかの点で反射器310に留められた弾性フレーム341を備えることができる。弾性フレーム341は、展開可能反射器310とともにコンパクトな収納構成へと畳むことができる。バッキング構造物340に加わる拘束力が解放されると、弾性フレーム341は自動的に広がり、展開可能反射器310を引っ張って展開構成にする。反射器を展開および支持するためのバッキング構造物は当技術分野で知られており、本発明の発明概念を不明瞭にしないために、詳細な説明はここでは行わない。
従来のバッキング構造物は、展開されると反射器を所望の形状に保持することが必要とされるので、これらの構造物は非常に複雑である。対照的に、本発明の実施形態では、展開可能反射器が、自動的に反射器の所望の形状を取る膜を備える。このように、展開構成における反射器310の形状は、バッキング構造物340によって制御されるのではなく、自己支持膜101、103によって制御され得る。
したがって、本発明の実施形態では、バッキング構造物340は展開された後に反射器310の形状を正確に制御することが必要とされておらず、反射器310を広げるのに十分な力を加えるだけでよい。したがって、従来の設計と比較してバッキング構造物の複雑さを著しく軽減することができ、反射器310およびバッキング構造物340を備えるアンテナ組立体の全体的なサイズおよび質量が小さくなる。膜は、展開構成では自動的に予め形成された形状を取るので、複雑なケーブルネットワーク構造によってメッシュの形状が制御される、メッシュをベースとする従来の展開可能アンテナとは対照的に、導電性メッシュ層102は、ピローイングまたはファセッティングに苦慮しないことも理解されよう。
さらに、反射器310を展開させるためのバッキング構造物340が図3に示されているが、いくつかの実施形態では、バッキング構造物340は省かれてもよい。たとえば、いくつかの実施形態では、収納された反射器310に蓄積された弾性歪みエネルギーが、特に無重力環境において、反射器を自動的に広げ、展開させるのに十分である場合がある。さらに、いくつかの実施形態では、第1の膜101、および/または存在する場合には第2の膜103が、展開構成において、予め形成された所望の形状に反射器100を支持することができる場合があり、したがって「自己支持」膜と呼ばれる場合がある。しかし、反射器310が比較的長期間にわたり収納構成のままになる場合、マトリクスのクリープにより、自己支持膜101、103に蓄積された弾性エネルギーの総量が減少する場合がある。したがって、反射器310を展開させるのに十分な力が利用可能になることを確実にするために、バッキング構造物340が提供されてもよい。
ここで図4を参照すると、本発明の一実施形態による、形状設定された展開可能反射器410を備える成形ビームアンテナ400が示されている。図3の反射器アンテナ300と同様に、成形ビームアンテナ400もアンテナフィード420と副反射器430とを備える。本実施形態では、形状設定された反射器410は実質的にパラボラ形であるが、変則的なパターンを有するビームを生成するために、曲率が異なる複数の領域411を含む。曲率が異なる領域411は、たとえば反射器が特定の国および大陸に的を絞ることを可能にするために、任意の所望の形状を有するビームを生成するように構成され得る。図5には成形ビームアンテナ400を備える人工衛星500が示してあり、人工衛星500では、変則的なパターンを有するダウンリンクビーム510が生成される。
これまで、形状設定された従来の反射器は、複雑な製造方法を使用したソリッドディッシュアーキテクチャにおいてのみ実現されてきた。図4に示してある実施形態では、図1に示してあるように展開可能膜101、103と導電性メッシュ102とを組み合わせることにより、形状設定された反射器が実現される。展開構成では、任意に形状設定された予め形成された膜101、103により、金属メッシュ102が予め形成された膜101、103と同じ形状に変形され、それによって形状設定された展開可能反射器410が実現される。たとえば、図2に示されている三軸織材料を使用して、任意に形状設定された予め形成された膜を形成することができる。三軸織は複雑な形状に形成することができるので、三軸織は、図4に示されている反射器のような、形状設定された展開可能反射器において使用するのに特に適している。
ここで図6を参照すると、本発明の一実施形態による、アンテナ用の展開可能反射器を製造する方法を示すフローチャートが示されている。方法は、型の上に展開可能膜を予め形成することと、続いて膜の上に導電性メッシュを配することとを含む。その結果、展開構成において、導電性メッシュは膜の形状を取ることになり、アンテナにおける反射表面として機能することができる。
第一に、ステップS601では、オープンセル織物材料を型の上に置く。たとえば、図2を参照して上に述べたように、三軸織が使用されてもよい。次に、ステップS602では、マトリクスを形成するために、ゲルをオープンセル織物材料に塗布する。実施形態に応じて、ゲルはオープンセル織物材料を型の上に置く前に塗布されてもよく、置いた後に塗布されてもよい。したがって、いくつかの実施形態では、ステップS602はステップS601の前に実施される場合がある。次いで、ステップS603では、膜が型の上にとどまっている間に、ゲルを硬化してオープンセル織物材料の周りに固形のマトリクスを形成する。このように、膜は、展開構成において自動的に型と同じ形状を取るように予め形成される。次いで、上述のように反射器の展開中に導電性メッシュと膜との間の相対的な横方向の移動を可能にするような方式で、膜の上に導電性メッシュが配される。
本発明のいくつかの実施形態を、図面を参照しながら本明細書に記載してきたが、添付の特許請求の範囲において定義された本発明の範囲から逸脱しない限り、多くの変更および修正が可能であろうことが理解されよう。

Claims (19)

  1. アンテナ用の展開可能反射器であって、前記展開可能反射器が、
    展開構成において予め形成された形状を取るように構成された展開可能膜と、
    導電性メッシュであって、前記展開構成において前記導電性メッシュが前記展開可能膜の前記形状を取り、前記展開可能反射器の反射表面を形成するように前記展開可能膜の表面に配された、導電性メッシュと
    を備え、
    前記導電性メッシュが、前記展開可能反射器の展開中に前記導電性メッシュと前記展開可能膜との間の相対的な横方向の移動を可能にするように構成されている、
    展開可能反射器。
  2. 前記展開可能膜がオープンセル織物材料を有する、請求項1に記載の展開可能反射器。
  3. 前記オープンセル織物材料が三軸織構造を含む、請求項2に記載の展開可能反射器。
  4. 前記オープンセル織物材料が、シリコーンマトリクスに埋め込まれたパラアラミド繊維の織物を含む、請求項2または3に記載の展開可能反射器。
  5. 前記導電性メッシュが、前記展開構成において前記展開可能膜の凸形表面に配されるように配置されており、したがって、前記展開可能反射器の展開中、前記展開可能膜が前記導電性メッシュを押圧し、前記予め形成された形状に変形させる、請求項1から4のいずれか一項に記載の展開可能反射器。
  6. 前記展開可能膜が、無線周波数波長の電磁放射に対して透過性である材料で形成されている、請求項5に記載の展開可能反射器。
  7. 前記導電性メッシュを前記展開可能膜に連結する複数の第1の連結部材を備える、
    請求項1から6のいずれか一項に記載の展開可能反射器。
  8. それぞれの第1の連結部材が、前記導電性メッシュの1本または複数本の繊維の周りに巻き付けられて前記展開可能膜に固定されるループの形をとる可撓性連結部を有する、請求項7に記載の展開可能反射器。
  9. それぞれの第1の連結部材が、前記導電性メッシュと前記展開可能膜との間の相対的な横方向の移動を可能にするように伸縮できる弾性材料で形成されている、請求項8に記載の展開可能反射器。
  10. それぞれの第1の連結部材の前記ループの長さが、前記導電性メッシュの前記1本または複数本の繊維を囲むのに必要とされる最短距離よりも長く、それにより、前記導電性メッシュと前記展開可能膜との間の相対的な横方向の移動の間に前記ループのたるみが取られ得る、請求項8または9に記載の展開可能反射器。
  11. 前記展開可能膜が第1の膜であり、前記導電性メッシュが前記第1の膜と第2の膜との間に配されている、請求項1から10のいずれか一項に記載の展開可能反射器。
  12. 前記導電性メッシュを通過する複数の第2の連結部材をさらに備え、前記複数の第2の連結部材のそれぞれが、前記展開可能反射器の展開中に前記第1の膜と前記第2の膜との間の間隔を維持するように前記第1の膜および前記第2の膜に連結されている、
    請求項11に記載の展開可能反射器。
  13. 前記展開可能膜が、前記展開構成において前記導電性メッシュを形状設定するための連続的な3次元湾曲表面を提供するように構成されている、請求項1から12のいずれか一項に記載の展開可能反射器。
  14. 成形ビームアンテナ向けの形状設定された反射器として構成され、前記展開構成では、前記展開可能膜の前記3次元湾曲表面は、変則的なパターンを有するビームを生成するために、曲率が異なる複数の領域を含む、請求項13に記載の展開可能反射器。
  15. 請求項1から14のいずれか一項に記載の展開可能反射器を備える展開型アンテナ。
  16. 前記展開可能反射器を展開させるように構成されたバッキング構造物をさらに備える、
    請求項15に記載の展開型アンテナ。
  17. 請求項15または16に記載の展開型アンテナを備える人工衛星。
  18. アンテナ用の展開可能反射器を製造する方法であって、前記方法が、
    展開構成において展開可能自己支持膜が型の形状を取るように、前記型の上に前記展開可能自己支持膜を予め形成する段階と、
    前記展開構成において導電性メッシュが前記展開可能自己支持膜の形状を取り、前記展開可能反射器の反射表面を形成するように、前記展開可能自己支持膜の上に前記導電性メッシュを配する段階と
    を備え、
    前記導電性メッシュが、前記展開可能反射器の展開中に前記導電性メッシュと前記展開可能自己支持膜との間の相対的な横方向の移動を可能にするように構成されている、
    方法。
  19. 前記展開可能自己支持膜を予め形成する段階が、
    オープンセル織物材料を前記型の上に置く段階と、
    前記オープンセル織物材料を前記型の上に置く前または置いた後に、ゲルを前記オープンセル織物材料に塗布する段階と、
    前記展開可能自己支持膜が前記型の上にとどまっている間に、前記ゲルを硬化して前記オープンセル織物材料の周りに固形のマトリクスを形成する段階と
    を有する、
    請求項18に記載の方法。
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