JPH0512180Y2 - - Google Patents

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JPH0512180Y2
JPH0512180Y2 JP3768389U JP3768389U JPH0512180Y2 JP H0512180 Y2 JPH0512180 Y2 JP H0512180Y2 JP 3768389 U JP3768389 U JP 3768389U JP 3768389 U JP3768389 U JP 3768389U JP H0512180 Y2 JPH0512180 Y2 JP H0512180Y2
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JP
Japan
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casing
switching valve
rotor
supply
discharge port
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JP3768389U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この出願の考案は、各種の穀類や薬品等の粉体
物の空気輸送用切換弁に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、この種の空気輸送用切換弁は、例えば二
方向の切換弁として、第4図に示すように、ケー
シング1内に配備されたローター2が回動して、
ケーシング1の供給口4と排出口5a、又は供給
口4と排出口5bに、ローター2の供給・排出口
3,3が交互に合致することにより、ケーシング
1の供給口4から供給される粉体物をケーシング
1の排出口5a又は排出口5bに切り換えて排出
する構造のものが存在する。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記従来の空気輸送用切換弁
は、ローター2の供給・排出口3,3の周縁とケ
ーシング1内面との隙間からケーシング1内にエ
アー洩れが生じ、この隙間に粉体物が詰まつて、
ローター2が回動しなくなり、ケーシング1の供
給口4から供給される粉体物をケーシング1の排
出口5a又は排出口5bに切り換えて排出するこ
とができなくなるという課題を有していた。
そこで、この出願の考案の空気輸送用切換弁
は、上記従来の課題を解決するとを目的としてな
されたものである。
〔課題を解決するための手段〕
そのため、この出願の請求項1記載の考案の空
気輸送用切換弁では、ケーシング1内に配備され
たローター2の供給・排出口3,3の周縁に、弾
性体6を介してシール材7を周設したものとして
いる。
さらに、この出願の請求項2記載の考案の空気
輸送用切換弁では、前記請求項1記載の考案の空
気輸送用切換弁において、前記シール材7を、ケ
ーシング1内面との接触面に周溝8を設けたもの
としている。
〔作用〕
この出願の考案の空気輸送用切換弁は、上記手
段を施したため、次のような作用を有する。
先ず、請求項1記載の考案の空気輸送用切換弁
は、弾性体6の弾性力により、シール材7をケー
シング1内面に押し付け、ケーシング1とロータ
ー2を密着させることにより、両者の間に隙間を
生じさせ難くする。
さらに、請求項2記載の考案の空気輸送用切換
弁は、前記請求項1記載の考案の空気輸送用切換
弁と同様の作用をすると共に、周溝8がエアー溜
めとしての作用を有する。
〔実施例〕
以下、この出願の考案の空気輸送用切換弁の構
成を一実施例として示した図面に基づいて説明す
る。
図は、二方向の切換弁として実施したこの出願
の考案の空気輸送用切換弁を示すものであり、ケ
ーシング1の内面にローター2の供給・排出口
3,3の周縁が摺接するようにして、ケーシング
1内に配備されたローター2が回動して、ケーシ
ング1の供給口4と排出口5a、又は供給口4と
排出口5bに、ローター2の供給・排出口3,3
が交互に合致するように構成されており、ケーシ
ング1の供給口4から供給される粉体物をケーシ
ング1の排出口5a又は排出口5bに切り換えて
排出するようにしている。
そして、前記ケーシング1内に配備されたロー
ター2の供給・排出口3,3の周縁には、弾性体
6を介してシール材7を周設したものとしてい
る。さらに、前記シール材7は、ケーシング1内
面との接触面に周溝8を設けたものとしている。
前記弾性体6は、弾力性を有する合成樹脂や各
種のバネ等を使用することができるが、この実施
例で示したものでは、複数個のコイルバネを使用
しており、ローター2の側部の周囲に設けた複数
個の挿入溝9……にそれぞれコイルバネの一端
を、シール材7の下部の周囲に設けた複数個の挿
入溝10……にそれぞれコイルバネの他端を挿入
している。
前記シール材7は、摩擦が少なくしかも摩耗し
難い材料を使用するのが好ましく、この実施例で
示したものでは、高分子樹脂を使用している。
又、このシール材7がローター2の周縁を回転し
ないように、ローター2の側部の周囲に設けた二
個所のピン溝11,11にそれぞれ平行ピン1
2,12の一端を、シール材7の下部の周囲に設
けた二個所のピン溝(図示せず)にそれぞれ平行
ピン12,12の他端を挿入している。
〔考案の効果〕
この出願の考案の空気輸送用切換弁は、以上に
述べたように構成されているので、次のような効
果を有する。
先ず、請求項1記載の考案の空気輸送用切換弁
は、弾性体6の弾性力により、シール材7をケー
シング1内面に押し付け、ケーシング1とロータ
ー2を密着させることにより、両者の間に隙間を
生じさせ難くするので、ケーシング1内にエアー
洩れが生じず、粉体物が詰まつて、ローター2が
回動しなくなるようなことはなく、ケーシング1
の供給口4から供給される粉体物をケーシング1
の排出口5a又は排出口5bにスムースに切り換
えて排出することができる。
さらに、請求項2記載の考案の空気輸送用切換
弁は、前記請求項1記載の考案の空気輸送用切換
弁と同様の効果を有すると共に、周溝8がエアー
溜めとしての作用を有するので、たとえエアーが
この周溝8に入つたとしても、ケーシング1内に
はエアー洩れが生じず、粉体物が詰まつて、ロー
ター2が回動しなくなるようなことはなく、前記
請求項1記載の考案の空気輸送用切換弁と同様に
ケーシング1の供給口4から供給される粉体物を
ケーシング1の排出口5a又は排出口5bにスム
ースに切り換えて排出することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この出願の考案の空気輸送用切換弁
の斜視説明図。第2図は、同空気輸送用切換弁の
断面図。第3図は、同空気輸送用切換弁のロータ
ーの分解斜視図。第4図は、従来の空気輸送用切
換弁の斜視説明図。 1……ケーシング、2……ローター、3……供
給・排出口、6……弾性体、7……シール材、8
……周溝。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 ケーシング1の内面にローター2の供給・排
    出口3,3の周縁が摺接するようにして、ケー
    シング1内に配備されたローター2が回動し
    て、ケーシング1の供給口4と排出口5a、又
    は供給口4と排出口5bに、ローター2の供
    給・排出口3,3が交互に合致するように構成
    され、ケーシング1の供給口4から供給される
    粉体物をケーシング1の排出口5a又は排出口
    5bに切り換えて排出するようにした空気輸送
    用切換弁において、前記ケーシング1内に配備
    されたローター2の供給・排出口3,3に、弾
    性体6を介してシール材7を周設したことを特
    徴とする空気輸送用切換弁。 2 前記シール材7が、ケーシング1内面との接
    触面に周溝8を設けたものであることを特徴と
    する請求項1記載の空気輸送用切換弁。
JP3768389U 1989-03-30 1989-03-30 Expired - Lifetime JPH0512180Y2 (ja)

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JP3768389U JPH0512180Y2 (ja) 1989-03-30 1989-03-30

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JPH02129336U JPH02129336U (ja) 1990-10-25
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JPH02129336U (ja) 1990-10-25

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