JPH05121782A - 光源ユニツト及びその調整装置 - Google Patents
光源ユニツト及びその調整装置Info
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- JPH05121782A JPH05121782A JP3311824A JP31182491A JPH05121782A JP H05121782 A JPH05121782 A JP H05121782A JP 3311824 A JP3311824 A JP 3311824A JP 31182491 A JP31182491 A JP 31182491A JP H05121782 A JPH05121782 A JP H05121782A
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- optical system
- light source
- laser
- source unit
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Abstract
(57)【要約】
【目的】マルチビーム放射用の光源ユニットの光学系の
位置の調整を容易にする。 【構成】発光チップを備えたレーザーダイオード1と,
外周面に雄ネジ20を有する鏡枠4及びレーザーダイオ
ード1から発せられたレーザービームを平行光にするレ
ンズ3から成る光学系8と,所定の配列で設けられた貫
通孔18において光軸AXが一致するようにレーザーダ
イオード1及び光学系8が固定され、かつ、雄ネジ20
に螺合しうる雌ネジ21が貫通孔18の内周面に形成さ
れているバーボディ2とで構成する。
位置の調整を容易にする。 【構成】発光チップを備えたレーザーダイオード1と,
外周面に雄ネジ20を有する鏡枠4及びレーザーダイオ
ード1から発せられたレーザービームを平行光にするレ
ンズ3から成る光学系8と,所定の配列で設けられた貫
通孔18において光軸AXが一致するようにレーザーダ
イオード1及び光学系8が固定され、かつ、雄ネジ20
に螺合しうる雌ネジ21が貫通孔18の内周面に形成さ
れているバーボディ2とで構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はレーザービームプリン
タ,複写機,ファクシミリ,写真植字機,バーコードリ
ーダー,センサ等に用いられる光源ユニット及びその調
整装置に関するものである。
タ,複写機,ファクシミリ,写真植字機,バーコードリ
ーダー,センサ等に用いられる光源ユニット及びその調
整装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体レーザー(例えば、レーザーダイ
オード)等から成る光源ユニットは、上記のような様々
な装置の発光源として用いられている。例えば、レーザ
ービームプリンタ,複写機,ファクシミリ等の画像形成
装置においては、感光体ドラム上に文字等の画像を高速
で形成するためのレーザービーム放射用の装置として用
いられている。写真植字機においては、フィルム上に高
速印字するためのレーザービーム放射用の装置として用
いられている。バーコードリーダーや各種センサにおい
ては、バーコードや物体からの反射光により情報を得る
ためのレーザービーム放射用の装置として用いられてい
る。
オード)等から成る光源ユニットは、上記のような様々
な装置の発光源として用いられている。例えば、レーザ
ービームプリンタ,複写機,ファクシミリ等の画像形成
装置においては、感光体ドラム上に文字等の画像を高速
で形成するためのレーザービーム放射用の装置として用
いられている。写真植字機においては、フィルム上に高
速印字するためのレーザービーム放射用の装置として用
いられている。バーコードリーダーや各種センサにおい
ては、バーコードや物体からの反射光により情報を得る
ためのレーザービーム放射用の装置として用いられてい
る。
【0003】上記光源ユニットを用いた一般的な構成と
しては、半導体レーザー1個とコリメータを構成する1
個のレンズとのペアで1本のレザービームを形成し、そ
のレーザービームをポリゴンスキャナーで反射して所定
の面上に画像を形成するものが知られている。
しては、半導体レーザー1個とコリメータを構成する1
個のレンズとのペアで1本のレザービームを形成し、そ
のレーザービームをポリゴンスキャナーで反射して所定
の面上に画像を形成するものが知られている。
【0004】このような1個の半導体レーザーを用いた
構成では、スキャニングの速度で処理速度が決まってし
まうため、高速化に限界があるといった問題がある。
構成では、スキャニングの速度で処理速度が決まってし
まうため、高速化に限界があるといった問題がある。
【0005】このような点から、処理速度の高速化を図
るために、1つのパッケージ内にモノリシックでレーザ
ーストライプを2本又は3本形成し、2個又は3個の発
光点を設ける構成が提案されている。これによって、ス
キャニングに用いるレーザービームを2本又は3本形成
することができるので、1個の半導体レーザーを用いた
場合の2倍又は3倍の処理速度の高速化を図ることが可
能となる。
るために、1つのパッケージ内にモノリシックでレーザ
ーストライプを2本又は3本形成し、2個又は3個の発
光点を設ける構成が提案されている。これによって、ス
キャニングに用いるレーザービームを2本又は3本形成
することができるので、1個の半導体レーザーを用いた
場合の2倍又は3倍の処理速度の高速化を図ることが可
能となる。
【0006】しかし、上記のようにモノリシックでレー
ザーストライプを複数本形成する構成では、すべてのレ
ーザーストライプについて同等の強さにレーザー発光さ
せるのが困難であるといった問題がある。この問題を解
決するために、例えば各半導体レーザーの後端面からの
レーザー光をそれぞれに対応するフォトダイオードでモ
ニタすることによりレーザー発光の制御を行おうとして
も、モニタレーザー光に重なりが生じてしまい、各モニ
タレーザー光ごとの分離は困難である。
ザーストライプを複数本形成する構成では、すべてのレ
ーザーストライプについて同等の強さにレーザー発光さ
せるのが困難であるといった問題がある。この問題を解
決するために、例えば各半導体レーザーの後端面からの
レーザー光をそれぞれに対応するフォトダイオードでモ
ニタすることによりレーザー発光の制御を行おうとして
も、モニタレーザー光に重なりが生じてしまい、各モニ
タレーザー光ごとの分離は困難である。
【0007】また、このようにモノリシックでレーザー
ストライプを複数本形成する構成では、それに応じてリ
ード数も多くしなければならない。従って、1パッケー
ジ内に入れられる発光点の数が制限され、前記高速化を
数倍程度にしか向上させることができないといった問題
もある。
ストライプを複数本形成する構成では、それに応じてリ
ード数も多くしなければならない。従って、1パッケー
ジ内に入れられる発光点の数が制限され、前記高速化を
数倍程度にしか向上させることができないといった問題
もある。
【0008】そこで、上記のようなビームを用いた装置
における処理の高速化を図るための複数本のビームを放
射する構成として、図6に示すマルチビーム放射用の光
源ユニット40が考えられる。この光源ユニット40
は、主としてバーボディ42,光学系48及びレーザー
ダイオード49から成っている。バーボディ42には所
定の間隔で複数の穴47が形成されている。レーザーダ
イオード49は1本のビームを発するレーザーダイオー
ドチップを備えている。光学系48はレーザーダイオー
ド49から発せられたビームを平行光にするレンズ43
と鏡枠44とから成っている。穴47の一方の側からは
前記レーザーダイオード49が一部挿通され、他方の側
からはレンズ43を内部に有する鏡枠44が一部挿通さ
れている。同図においては一部分についてのみ内部構造
を示すとともに、一部図示省略しているが、バーボディ
42における各々の光学系48及びレーザーダイオード
49の取付け構造はいずれについても同様である。
における処理の高速化を図るための複数本のビームを放
射する構成として、図6に示すマルチビーム放射用の光
源ユニット40が考えられる。この光源ユニット40
は、主としてバーボディ42,光学系48及びレーザー
ダイオード49から成っている。バーボディ42には所
定の間隔で複数の穴47が形成されている。レーザーダ
イオード49は1本のビームを発するレーザーダイオー
ドチップを備えている。光学系48はレーザーダイオー
ド49から発せられたビームを平行光にするレンズ43
と鏡枠44とから成っている。穴47の一方の側からは
前記レーザーダイオード49が一部挿通され、他方の側
からはレンズ43を内部に有する鏡枠44が一部挿通さ
れている。同図においては一部分についてのみ内部構造
を示すとともに、一部図示省略しているが、バーボディ
42における各々の光学系48及びレーザーダイオード
49の取付け構造はいずれについても同様である。
【0009】上記光源ユニット40において、レーザー
ダイオード49からのレーザービームの焦点位置を調整
するためには、光学系48を光軸AX方向(Z方向)に沿
って移動させる必要がある。そのためには光路を遮らな
いように鏡枠44を把持し、調整を行う必要がある。こ
のような場合、同図に示すような光学系用治具41で鏡
枠44を両側から挟持(チャック)し(矢印m1,m2)、
穴47から引き出したり押し込んだりするのが、一般的
な方法である。
ダイオード49からのレーザービームの焦点位置を調整
するためには、光学系48を光軸AX方向(Z方向)に沿
って移動させる必要がある。そのためには光路を遮らな
いように鏡枠44を把持し、調整を行う必要がある。こ
のような場合、同図に示すような光学系用治具41で鏡
枠44を両側から挟持(チャック)し(矢印m1,m2)、
穴47から引き出したり押し込んだりするのが、一般的
な方法である。
【0010】また、バーボディ42の上面に穴47とつ
ながる穴や溝等を設け、その穴等の内部側にある端部及
び他方の端部と接して、光軸AX方向に鏡枠44を移動
させ、前記焦点位置の調整を行うことも可能である。
ながる穴や溝等を設け、その穴等の内部側にある端部及
び他方の端部と接して、光軸AX方向に鏡枠44を移動
させ、前記焦点位置の調整を行うことも可能である。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前者のような
方法で光学系48の焦点位置を調整しようとすると、光
学系用治具41で光学系48を挟持したときに光学系4
8の光軸が偏心してしまうといった問題が生じる。これ
は、光学系用治具41によって光学系48を挟持する力
が、光学系48をX−Y方向に移動させる方向に作用す
るからである。光軸に偏心が生じると、その偏心を修正
するためにX−Y方向についても調整を行う必要が生じ
る。その結果、操作が煩雑化し、調整に長時間を要して
しまうことになる。
方法で光学系48の焦点位置を調整しようとすると、光
学系用治具41で光学系48を挟持したときに光学系4
8の光軸が偏心してしまうといった問題が生じる。これ
は、光学系用治具41によって光学系48を挟持する力
が、光学系48をX−Y方向に移動させる方向に作用す
るからである。光軸に偏心が生じると、その偏心を修正
するためにX−Y方向についても調整を行う必要が生じ
る。その結果、操作が煩雑化し、調整に長時間を要して
しまうことになる。
【0012】また、後者のような方法で光学系48の焦
点位置を調整しようとすると、バーボディ42が大型化
するとともに構造上不安定になり、鏡枠44を移動調整
するための構成も複雑になる。
点位置を調整しようとすると、バーボディ42が大型化
するとともに構造上不安定になり、鏡枠44を移動調整
するための構成も複雑になる。
【0013】本発明はこのような点に鑑みなされたもの
であって、光学系の位置の調整が容易で、構造が安定か
つコンパクトなマルチビーム放射用の光源ユニット及び
光学系の位置の調整を容易、かつ、自動的に行いうる調
整装置を提供することを目的とする。
であって、光学系の位置の調整が容易で、構造が安定か
つコンパクトなマルチビーム放射用の光源ユニット及び
光学系の位置の調整を容易、かつ、自動的に行いうる調
整装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明の光源ユニットは、発光チップを備えたパッケー
ジと,外周面にネジを有し、前記パッケージから発せら
れたビームを平行光にする光学系と,所定の配列で設け
られた複数の貫通孔において光軸が一致するように前記
パッケージ及び前記光学系が固定され、かつ、前記ネジ
に螺合しうるネジが前記貫通孔の内周面に形成されてい
る固定部材とから成ることを特徴としている。
本発明の光源ユニットは、発光チップを備えたパッケー
ジと,外周面にネジを有し、前記パッケージから発せら
れたビームを平行光にする光学系と,所定の配列で設け
られた複数の貫通孔において光軸が一致するように前記
パッケージ及び前記光学系が固定され、かつ、前記ネジ
に螺合しうるネジが前記貫通孔の内周面に形成されてい
る固定部材とから成ることを特徴としている。
【0015】更に、前記光学系と固定部材との間で光軸
に沿って相対的に力を加える圧縮バネ等の付勢手段を設
けるのが好ましい。
に沿って相対的に力を加える圧縮バネ等の付勢手段を設
けるのが好ましい。
【0016】本発明の光源ユニット用の調整装置は、前
記光学系から発せられたビームの焦点位置を検知するビ
ーム焦点位置検知手段と,前記光学系と係合する治具手
段と,該治具手段を回転させることにより前記光学系を
光軸に沿って移動させる光学系駆動手段と,該光学系駆
動手段の駆動を前記ビーム焦点位置検知手段の出力に基
づいて制御する制御手段とを具備することを特徴として
いる。
記光学系から発せられたビームの焦点位置を検知するビ
ーム焦点位置検知手段と,前記光学系と係合する治具手
段と,該治具手段を回転させることにより前記光学系を
光軸に沿って移動させる光学系駆動手段と,該光学系駆
動手段の駆動を前記ビーム焦点位置検知手段の出力に基
づいて制御する制御手段とを具備することを特徴として
いる。
【0017】
【作用】このような構成によると、光学系を回転させれ
ば、光学系が固定部の貫通孔内を光軸に沿って移動する
ので、焦点位置の調整が可能となる。また、光学系と固
定部材との間で光軸に沿って相対的に力を加える付勢手
段を設けると、貫通孔内のネジに対する光学系外周面の
ネジのバックラッシュが小さく抑えられるので、光学系
のがたつきがなくなる。
ば、光学系が固定部の貫通孔内を光軸に沿って移動する
ので、焦点位置の調整が可能となる。また、光学系と固
定部材との間で光軸に沿って相対的に力を加える付勢手
段を設けると、貫通孔内のネジに対する光学系外周面の
ネジのバックラッシュが小さく抑えられるので、光学系
のがたつきがなくなる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本実施例の構成を概略的に示す断面図であ
り、図2は本実施例とその調整に用いる光学系用治具3
0とを併せて示す外観斜視図である。本実施例の光源ユ
ニット10は、図1に示すように、主としてレーザーダ
イオード1,バーボディ2及び光学系8から成ってい
る。
する。図1は本実施例の構成を概略的に示す断面図であ
り、図2は本実施例とその調整に用いる光学系用治具3
0とを併せて示す外観斜視図である。本実施例の光源ユ
ニット10は、図1に示すように、主としてレーザーダ
イオード1,バーボディ2及び光学系8から成ってい
る。
【0019】前記レーザーダイオード1は、1本のレー
ザービームを発する1つのレーザーダイオードチップ
(LDチップ)及びモニタ用フォトダイオードを備えたパ
ッケージであり、フォトダイオードによってモニタする
ことにより各レーザーダイオード1のレーザー発光の強
さが制御されている。
ザービームを発する1つのレーザーダイオードチップ
(LDチップ)及びモニタ用フォトダイオードを備えたパ
ッケージであり、フォトダイオードによってモニタする
ことにより各レーザーダイオード1のレーザー発光の強
さが制御されている。
【0020】また、前記光学系8は、鏡枠4とレンズ3
とから成っている。レンズ3は、コリメータを構成し、
レーザーダイオード1から発せられたビームを平行光に
する。鏡枠4の外周面には雄ネジ(メートル細目ネジ)2
0が形成されている。
とから成っている。レンズ3は、コリメータを構成し、
レーザーダイオード1から発せられたビームを平行光に
する。鏡枠4の外周面には雄ネジ(メートル細目ネジ)2
0が形成されている。
【0021】前記バーボディ2には、貫通孔18が所定
の配列で複数個アレイ状に形成されている。貫通孔18
では、図1に示すように光軸AXが一致するようにレー
ザーダイオード1及び光学系8が固定されている。図2
は、各貫通孔18にレーザーダイオード1及び光学系8
から成る一対の発光手段が、図1に示すように一部挿入
された状態を示している。このように各発光手段が1つ
の貫通孔18に取り付けられているので、バーボディ2
がコンパクトで簡単になり、構造的にも安定になってい
る。また、貫通孔18の内周面には、雌ネジ21が形成
されており、前記雄ネジ20に螺合しうるようになって
いる。
の配列で複数個アレイ状に形成されている。貫通孔18
では、図1に示すように光軸AXが一致するようにレー
ザーダイオード1及び光学系8が固定されている。図2
は、各貫通孔18にレーザーダイオード1及び光学系8
から成る一対の発光手段が、図1に示すように一部挿入
された状態を示している。このように各発光手段が1つ
の貫通孔18に取り付けられているので、バーボディ2
がコンパクトで簡単になり、構造的にも安定になってい
る。また、貫通孔18の内周面には、雌ネジ21が形成
されており、前記雄ネジ20に螺合しうるようになって
いる。
【0022】貫通孔18は、光学系8側とレーザーダイ
オード1側とでは内径が異なっているが、レーザーダイ
オード1と光学系8とがそれぞれ挿入されたときに、互
いの軸が光軸AXに調整されうるように開口している。
尚、貫通孔18の代わりに溝を形成したり、また1列だ
けでなく面状に広がるように多数列、アレイ状に形成し
てもよい。
オード1側とでは内径が異なっているが、レーザーダイ
オード1と光学系8とがそれぞれ挿入されたときに、互
いの軸が光軸AXに調整されうるように開口している。
尚、貫通孔18の代わりに溝を形成したり、また1列だ
けでなく面状に広がるように多数列、アレイ状に形成し
てもよい。
【0023】図1に示すように、鏡枠4及びバーボディ
2にそれぞれ雄ネジ20及び雌ネジ21が形成されてい
るのは、貫通孔18に鏡枠4を螺合した状態で回転させ
る(矢印mR方向又はその逆方向)ことにより、後述する
光学系8のZ方向(光軸AX方向)の調整を行うためであ
る。かかる構成によれば、Z方向の調整が片側からでき
るため、バーボディ2がコンパクトになる。
2にそれぞれ雄ネジ20及び雌ネジ21が形成されてい
るのは、貫通孔18に鏡枠4を螺合した状態で回転させ
る(矢印mR方向又はその逆方向)ことにより、後述する
光学系8のZ方向(光軸AX方向)の調整を行うためであ
る。かかる構成によれば、Z方向の調整が片側からでき
るため、バーボディ2がコンパクトになる。
【0024】また、鏡枠4とバーボディ2との間で、光
軸AXに沿って相対的に力を加える圧縮バネ5が設けら
れている。圧縮バネ5によって、連動相対的に鏡枠4を
レーザービーム出射方向に付勢し、片寄せしている。こ
れにより、バックラッシュが減り、光軸AX方向の鏡枠
4のがたつきが防止される。尚、光軸AX方向に応力を
与えるものであれば圧縮バネ5に限らず、ウェーブワッ
シャ,皿バネ等もバックラッシュ防止用に用いることが
できる。
軸AXに沿って相対的に力を加える圧縮バネ5が設けら
れている。圧縮バネ5によって、連動相対的に鏡枠4を
レーザービーム出射方向に付勢し、片寄せしている。こ
れにより、バックラッシュが減り、光軸AX方向の鏡枠
4のがたつきが防止される。尚、光軸AX方向に応力を
与えるものであれば圧縮バネ5に限らず、ウェーブワッ
シャ,皿バネ等もバックラッシュ防止用に用いることが
できる。
【0025】バーボディ2の上面には、図1及び図2に
示すようにバーボディ2内で貫通孔18とつながってい
る穴6が形成されている。光学系8のZ方向調整後、こ
の穴8に接着剤7が充填されることによって、鏡枠4が
バーボディ2に固定される。
示すようにバーボディ2内で貫通孔18とつながってい
る穴6が形成されている。光学系8のZ方向調整後、こ
の穴8に接着剤7が充填されることによって、鏡枠4が
バーボディ2に固定される。
【0026】光源ユニット10から出射される各レーザ
ービームの発光の強さをフォトダイオードで制御するだ
けでなく、レーザービームの方向,焦点位置,間隔(レ
ーザービーム位置)等についても整列させるための調整
が必要である。本実施例においては、ビーム焦点位置の
調整を次のようにして行う構成としている。
ービームの発光の強さをフォトダイオードで制御するだ
けでなく、レーザービームの方向,焦点位置,間隔(レ
ーザービーム位置)等についても整列させるための調整
が必要である。本実施例においては、ビーム焦点位置の
調整を次のようにして行う構成としている。
【0027】先ず、光学系用治具30を、図2に示すよ
うに鏡枠4に係合させる(矢印mI)。このとき、光学系
治具30内周面に形成されている2つの突起34を、鏡
枠4の外周面に形成されている2つの切欠き32に嵌合
させる。鏡枠4は、光学系用治具30の回転に伴って回
転し(矢印mR又はその逆回転)、光軸方向AXに移動す
る。それと共に鏡枠4内に固定されているレンズ3も移
動するので、光学系8のZ方向の調整を行うことができ
る。
うに鏡枠4に係合させる(矢印mI)。このとき、光学系
治具30内周面に形成されている2つの突起34を、鏡
枠4の外周面に形成されている2つの切欠き32に嵌合
させる。鏡枠4は、光学系用治具30の回転に伴って回
転し(矢印mR又はその逆回転)、光軸方向AXに移動す
る。それと共に鏡枠4内に固定されているレンズ3も移
動するので、光学系8のZ方向の調整を行うことができ
る。
【0028】次に、図1に示すようにレーザーダイオー
ド1から出てきたラッパ状のレーザービームの中央にレ
ンズ3を位置させ、レンズ3の焦点位置にLDチップ
(図示せず)を位置させることにより、ビームの中央部分
を平行光にする。そして、発光手段から発せられたレー
ザービームからビーム焦点位置検知用のレーザーをビー
ムスプリッタ(図示せず)で分離する。
ド1から出てきたラッパ状のレーザービームの中央にレ
ンズ3を位置させ、レンズ3の焦点位置にLDチップ
(図示せず)を位置させることにより、ビームの中央部分
を平行光にする。そして、発光手段から発せられたレー
ザービームからビーム焦点位置検知用のレーザーをビー
ムスプリッタ(図示せず)で分離する。
【0029】図3のブロック図で示すように、光学系8
から発せられたビームの焦点位置をビーム焦点位置検知
手段26で検知する。具体的には、ビームが収束したり
発散したりしていないか検知する。レーザービームの間
隔はバーボディ2に開けられた貫通孔18の位置で決定
されるが、焦点位置はレンズ3のZ方向(光軸AX方向)
の位置の調整で決まる。
から発せられたビームの焦点位置をビーム焦点位置検知
手段26で検知する。具体的には、ビームが収束したり
発散したりしていないか検知する。レーザービームの間
隔はバーボディ2に開けられた貫通孔18の位置で決定
されるが、焦点位置はレンズ3のZ方向(光軸AX方向)
の位置の調整で決まる。
【0030】ビーム焦点位置検知手段26の検知に伴う
鏡枠4の位置調整を、ビーム焦点位置検知手段26の検
知結果をモニタしながら手動で行ってもよいが、本実施
例は制御手段23により自動的にビーム焦点位置の調整
を行うようにしている。制御手段23は、ビーム焦点位
置検知手段26の出力に基づいて光学系駆動手段24で
光学系用治具30を回転させることにより、光学系8を
構成する鏡枠4を光軸AX(Z方向)に沿って移動させ
る。鏡枠4の移動量は、ビーム焦点位置検知手段26の
出力と予め設定されている基準値との比較結果に基づい
て決定される。
鏡枠4の位置調整を、ビーム焦点位置検知手段26の検
知結果をモニタしながら手動で行ってもよいが、本実施
例は制御手段23により自動的にビーム焦点位置の調整
を行うようにしている。制御手段23は、ビーム焦点位
置検知手段26の出力に基づいて光学系駆動手段24で
光学系用治具30を回転させることにより、光学系8を
構成する鏡枠4を光軸AX(Z方向)に沿って移動させ
る。鏡枠4の移動量は、ビーム焦点位置検知手段26の
出力と予め設定されている基準値との比較結果に基づい
て決定される。
【0031】位置調整時の鏡枠4の移動は、一方向から
行うものとする。例えば、鏡枠4を回転させて(矢印mR
方向)バーボディ2内に押し込んでいき(Z方向)、正確
なビーム焦点位置に対応する信号のピークを越えた後、
一旦余分に戻した後で再び押し込んで調整する。これに
よって、正確な位置調整を再現性よく行うことができ
る。更に、圧縮バネ5によってZ方向のバックラッシュ
が片側に統一されているので、Z方向のがたつきがなく
なり、より正確な位置調整が可能となる。尚、ビーム焦
点位置検知手段26や光学系用治具30は、上述した各
調整のために必要な装置であるから、当然のことながら
図4に示すような実使用においては用いられない。
行うものとする。例えば、鏡枠4を回転させて(矢印mR
方向)バーボディ2内に押し込んでいき(Z方向)、正確
なビーム焦点位置に対応する信号のピークを越えた後、
一旦余分に戻した後で再び押し込んで調整する。これに
よって、正確な位置調整を再現性よく行うことができ
る。更に、圧縮バネ5によってZ方向のバックラッシュ
が片側に統一されているので、Z方向のがたつきがなく
なり、より正確な位置調整が可能となる。尚、ビーム焦
点位置検知手段26や光学系用治具30は、上述した各
調整のために必要な装置であるから、当然のことながら
図4に示すような実使用においては用いられない。
【0032】図3に示す構成の調整装置でビーム焦点位
置の調整が完了したら、バーボディ2の上面に設けられ
た穴6に接着剤7を流し込んで、鏡枠4をバーボディ2
に接着固定する。スペースがあれば、鏡枠4とバーボデ
ィ2との境界部全面に接着剤7をつけてもよい。
置の調整が完了したら、バーボディ2の上面に設けられ
た穴6に接着剤7を流し込んで、鏡枠4をバーボディ2
に接着固定する。スペースがあれば、鏡枠4とバーボデ
ィ2との境界部全面に接着剤7をつけてもよい。
【0033】本実施例では、圧縮バネ5によってバーボ
ディ2と鏡枠4との間にテンションがかかっているの
で、接着剤7が完全に硬化するまで待つ必要がない。ま
た、光学系用治具30による調整後、レンズ3の位置ズ
レ等の不具合が生じても、接着剤を除去すればバーボデ
ィ2や光学系8の再生が可能である。バーボディ2への
鏡枠4の固定は、YAGレーザーによる溶接で行うこと
もできるが、上記バーボディ2等の再生は困難である。
ディ2と鏡枠4との間にテンションがかかっているの
で、接着剤7が完全に硬化するまで待つ必要がない。ま
た、光学系用治具30による調整後、レンズ3の位置ズ
レ等の不具合が生じても、接着剤を除去すればバーボデ
ィ2や光学系8の再生が可能である。バーボディ2への
鏡枠4の固定は、YAGレーザーによる溶接で行うこと
もできるが、上記バーボディ2等の再生は困難である。
【0034】光学系用治具30は鏡枠4に対し外側から
係合するので、レーザービームが光学系用治具30で遮
られることはない。よって、ビーム焦点位置検知手段2
6によって検知される焦点位置情報を得ながら、1つの
発光手段についての位置の固定が完了するまで、光学系
8の位置調整を行うことができる。
係合するので、レーザービームが光学系用治具30で遮
られることはない。よって、ビーム焦点位置検知手段2
6によって検知される焦点位置情報を得ながら、1つの
発光手段についての位置の固定が完了するまで、光学系
8の位置調整を行うことができる。
【0035】このような調整方法によれば、1つのチッ
プを有するパッケージ(本実施例ではレーザーダイオー
ド1)内のレーザーチップの組立精度は、±数10μm
のオーダーとすることが可能となる。しかし、1つのチ
ップで複数本のレーザービームを放射させる場合の組立
精度は、±数μmオーダーである。つまり、ICのパタ
ーンを描くのと同様にレーザーストライプを形成する前
述した従来の方法では、レーザービームの本数は3本程
度が限界となるとともに厳しい組立精度が要求されるの
である。それに対して本実施例では、1つのLDチップ
で複数本のレーザービームを形成する方法と比べ、緩い
組立精度で構成することができる。
プを有するパッケージ(本実施例ではレーザーダイオー
ド1)内のレーザーチップの組立精度は、±数10μm
のオーダーとすることが可能となる。しかし、1つのチ
ップで複数本のレーザービームを放射させる場合の組立
精度は、±数μmオーダーである。つまり、ICのパタ
ーンを描くのと同様にレーザーストライプを形成する前
述した従来の方法では、レーザービームの本数は3本程
度が限界となるとともに厳しい組立精度が要求されるの
である。それに対して本実施例では、1つのLDチップ
で複数本のレーザービームを形成する方法と比べ、緩い
組立精度で構成することができる。
【0036】ところで、前記ビームスプリッタで分離さ
れた他方のビームを用いることにより、ビーム方向検知
手段でレーザービームのビーム方向を検知することがで
きる。具体的には、そのビームの平行度及び傾きを検知
する。また、レーザービームの方向はレーザーダイオー
ド1のX−Y方向の調整で決まる。従って、ビーム方向
検知手段の検知結果に基づいて、前記制御手段23でレ
ーザーダイオード1を光軸AXに対し垂直な面に沿って
移動させればよい。つまり、図1に示すようにレーザー
ダイオード1を貫通孔18に一部挿入された状態で光軸
AXに対し垂直に形成された面Sに当てつけ、X−Y方
向に調整し位置決めした後、その位置で鏡枠4と同様に
固定すればよい。
れた他方のビームを用いることにより、ビーム方向検知
手段でレーザービームのビーム方向を検知することがで
きる。具体的には、そのビームの平行度及び傾きを検知
する。また、レーザービームの方向はレーザーダイオー
ド1のX−Y方向の調整で決まる。従って、ビーム方向
検知手段の検知結果に基づいて、前記制御手段23でレ
ーザーダイオード1を光軸AXに対し垂直な面に沿って
移動させればよい。つまり、図1に示すようにレーザー
ダイオード1を貫通孔18に一部挿入された状態で光軸
AXに対し垂直に形成された面Sに当てつけ、X−Y方
向に調整し位置決めした後、その位置で鏡枠4と同様に
固定すればよい。
【0037】上記のように、各部の位置を調整しバーボ
ディ2に固定することによって組み立てられた光源ユニ
ット10においては、アレイ状に配列された複数の発光
手段から発せられるレーザービームは、互いに所定の間
隔をあけて平行に放射される。
ディ2に固定することによって組み立てられた光源ユニ
ット10においては、アレイ状に配列された複数の発光
手段から発せられるレーザービームは、互いに所定の間
隔をあけて平行に放射される。
【0038】図4は本実施例が適用されたレーザービー
ムプリンタの要部構成を概略的に示す図であり、本実施
例から発せられたレーザービームによって画像形成が行
われている状態を示している。
ムプリンタの要部構成を概略的に示す図であり、本実施
例から発せられたレーザービームによって画像形成が行
われている状態を示している。
【0039】図4に示すように、本実施例をレーザービ
ームプリンタに適用すると、平行光から成る5本のレー
ザービームBが光学用の光源ユニット10から放射され
る。レーザービームBは、軸16を中心に回転するポリ
ゴンスキャナー11で反射され、レンズ13を通った
後、軸15を中心に回転する感光体ドラム14上の帯電
部に潜像を形成する。ポリゴンスキャナー11の回転に
より、5本のレーザービームBは感光体ドラム14上を
軸15方向にスキャンするため、スキャン速度は1本の
レーザービームBでスキャンする従来の方法によるスキ
ャン速度の約5倍になる。
ームプリンタに適用すると、平行光から成る5本のレー
ザービームBが光学用の光源ユニット10から放射され
る。レーザービームBは、軸16を中心に回転するポリ
ゴンスキャナー11で反射され、レンズ13を通った
後、軸15を中心に回転する感光体ドラム14上の帯電
部に潜像を形成する。ポリゴンスキャナー11の回転に
より、5本のレーザービームBは感光体ドラム14上を
軸15方向にスキャンするため、スキャン速度は1本の
レーザービームBでスキャンする従来の方法によるスキ
ャン速度の約5倍になる。
【0040】このように本実施例では、1つのLDチッ
プを有するレーザーダイオード1及びそれと対応する光
学系8から成る発光手段がアレイ状に複数配列されてい
るので、複数本のレーザービームを用いたマルチビーム
スキャニングにより、処理を高速化することが可能とな
るのである。また、光源ユニット10の規模を必要に応
じて拡大すれば、必要な高速化率を達成することもでき
る。
プを有するレーザーダイオード1及びそれと対応する光
学系8から成る発光手段がアレイ状に複数配列されてい
るので、複数本のレーザービームを用いたマルチビーム
スキャニングにより、処理を高速化することが可能とな
るのである。また、光源ユニット10の規模を必要に応
じて拡大すれば、必要な高速化率を達成することもでき
る。
【0041】レーザーダイオード1はパルス駆動を行う
ためON/OFFの動作をそれぞれ独立に繰り返す。従
って、ONするレーザーダイオード1の発光の強さを積
極的に変化させることによって、階調性を変化させるこ
とも可能である。また、前述した各調整により整列した
レーザービームの特性が揃っているので、1つの光学系
を共用することができ、かつ、ユニットとして互換性を
もたせることができる。例えば、光源ユニット10の下
流側に設けられるレンズ13(図4)を共用することがで
きるので、コストが安くなり、位置調整や交換修理等も
簡単になるのである。
ためON/OFFの動作をそれぞれ独立に繰り返す。従
って、ONするレーザーダイオード1の発光の強さを積
極的に変化させることによって、階調性を変化させるこ
とも可能である。また、前述した各調整により整列した
レーザービームの特性が揃っているので、1つの光学系
を共用することができ、かつ、ユニットとして互換性を
もたせることができる。例えば、光源ユニット10の下
流側に設けられるレンズ13(図4)を共用することがで
きるので、コストが安くなり、位置調整や交換修理等も
簡単になるのである。
【0042】図5に示す実施例は、圧縮バネ5の代わり
にスプリングワッシャ9を取り付け、その取り付け部分
に接着剤7を塗布することにより、鏡枠4とバーボディ
2aとの固定を行っているほかは、図1に示す実施例と
同一の構成になっている。よって、同一の効果を得るこ
とができる。尚、図1に示す実施例と同一部分には同一
の符号を付して説明を省略する。
にスプリングワッシャ9を取り付け、その取り付け部分
に接着剤7を塗布することにより、鏡枠4とバーボディ
2aとの固定を行っているほかは、図1に示す実施例と
同一の構成になっている。よって、同一の効果を得るこ
とができる。尚、図1に示す実施例と同一部分には同一
の符号を付して説明を省略する。
【0043】
【発明の効果】以上説明した通り本発明によれば、発光
チップを備えたパッケージと,外周面にネジを有し、前
記パッケージから発せられたビームを平行光にする光学
系と,所定の配列で設けられた複数の貫通孔において光
軸が一致するように前記パッケージ及び前記光学系が固
定され、かつ、前記ネジに螺合しうるネジが前記貫通孔
の内周面に形成されている固定部材とから成っているの
で、光学系の位置の調整が容易で、構造が安定かつコン
パクトなマルチビーム放射用の光源ユニットを実現する
ことができる。
チップを備えたパッケージと,外周面にネジを有し、前
記パッケージから発せられたビームを平行光にする光学
系と,所定の配列で設けられた複数の貫通孔において光
軸が一致するように前記パッケージ及び前記光学系が固
定され、かつ、前記ネジに螺合しうるネジが前記貫通孔
の内周面に形成されている固定部材とから成っているの
で、光学系の位置の調整が容易で、構造が安定かつコン
パクトなマルチビーム放射用の光源ユニットを実現する
ことができる。
【0044】更に、前記光学系と固定部材との間で光軸
に沿って相対的に力を加える圧縮バネ等の付勢手段を設
けることにより、前記光軸方向のネジのがたつきが抑え
られるので、より高精度の光学系位置の調整が可能とな
る。
に沿って相対的に力を加える圧縮バネ等の付勢手段を設
けることにより、前記光軸方向のネジのがたつきが抑え
られるので、より高精度の光学系位置の調整が可能とな
る。
【0045】また、本発明では、光源ユニット用の調整
装置として、前記光学系から発せられたビームの焦点位
置を検知するビーム焦点位置検知手段と,前記光学系と
係合する治具手段と,該治具手段を回転させることによ
り前記光学系を光軸に沿って移動させる光学系駆動手段
と,該光学系駆動手段の駆動を前記ビーム焦点位置検知
手段の出力に基づいて制御する制御手段とを具備する構
成としているので、光学系の位置の調整を容易、かつ、
自動的に行いうる調整装置を実現することができる。
装置として、前記光学系から発せられたビームの焦点位
置を検知するビーム焦点位置検知手段と,前記光学系と
係合する治具手段と,該治具手段を回転させることによ
り前記光学系を光軸に沿って移動させる光学系駆動手段
と,該光学系駆動手段の駆動を前記ビーム焦点位置検知
手段の出力に基づいて制御する制御手段とを具備する構
成としているので、光学系の位置の調整を容易、かつ、
自動的に行いうる調整装置を実現することができる。
【図1】本発明の実施例の構成を概略的に示す断面図。
【図2】本発明の実施例の要部及びそれに用いる光学系
用治具を示す斜視図。
用治具を示す斜視図。
【図3】本発明に係る光源ユニット用の調整装置の実施
例を示すブロック図。
例を示すブロック図。
【図4】本発明の実施例がレーザービームプリンタに適
用され、画像形成を行っている状態を概略的に示す外観
斜視図。
用され、画像形成を行っている状態を概略的に示す外観
斜視図。
【図5】本発明の他の実施例の断面図。
【図6】本発明の目的を説明するための図。
1 …レーザーダイオード 2,2a …バーボディ 3 …レンズ 4 …鏡枠 5 …圧縮バネ 6 …穴 7 …接着剤 8 …光学系 9 …ウェーブワッシャ 10 …光源ユニット 11 …ポリゴンスキャナー 13 …レンズ 14 …感光体ドラム 15,16 …軸 18 …貫通孔 20 …雄ネジ 21 …雌ネジ 23 …制御手段 24 …光学系駆動手段 26 …ビーム焦点位置検知手段 30 …光学系用治具 32 …切欠き 34 …突起 40 …光源ユニット 41 …光学系用治具 42 …バーボディ 43 …レンズ 44 …鏡枠 47 …穴 48 …光学系 49 …レーザーダイオード
Claims (4)
- 【請求項1】発光チップを備えたパッケージと,外周面
にネジを有し、前記パッケージから発せられたビームを
平行光にする光学系と,所定の配列で設けられた複数の
貫通孔において光軸が一致するように前記パッケージ及
び前記光学系が固定され、かつ、前記ネジに螺合しうる
ネジが前記貫通孔の内周面に形成されている固定部材と
から成ることを特徴とする光源ユニット。 - 【請求項2】更に、前記光学系と固定部材との間で光軸
に沿って相対的に力を加える付勢手段を設けたことを特
徴とする請求項1に記載の光源ユニット。 - 【請求項3】前記付勢手段が圧縮バネであることを特徴
とする請求項2に記載の光源ユニット。 - 【請求項4】前記光学系から発せられたビームの焦点位
置を検知するビーム焦点位置検知手段と,前記光学系と
係合する治具手段と,該治具手段を回転させることによ
り前記光学系を光軸に沿って移動させる光学系駆動手段
と,該光学系駆動手段の駆動を前記ビーム焦点位置検知
手段の出力に基づいて制御する制御手段とを具備するこ
とを特徴とする請求項1に記載の光源ユニット用の調整
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3311824A JPH05121782A (ja) | 1991-10-29 | 1991-10-29 | 光源ユニツト及びその調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3311824A JPH05121782A (ja) | 1991-10-29 | 1991-10-29 | 光源ユニツト及びその調整装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05121782A true JPH05121782A (ja) | 1993-05-18 |
Family
ID=18021844
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3311824A Pending JPH05121782A (ja) | 1991-10-29 | 1991-10-29 | 光源ユニツト及びその調整装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05121782A (ja) |
-
1991
- 1991-10-29 JP JP3311824A patent/JPH05121782A/ja active Pending
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