JPH05121679A - 集積回路装置 - Google Patents
集積回路装置Info
- Publication number
- JPH05121679A JPH05121679A JP3277847A JP27784791A JPH05121679A JP H05121679 A JPH05121679 A JP H05121679A JP 3277847 A JP3277847 A JP 3277847A JP 27784791 A JP27784791 A JP 27784791A JP H05121679 A JPH05121679 A JP H05121679A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- diode
- open drain
- power supply
- integrated circuit
- output terminal
- Prior art date
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- Withdrawn
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- Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 MOSトランジスタの静電破壊等が生じ難
く、オ―プンドレイン出力端子の電圧に対する制約が少
ない集積回路装置を提供することである。 【構成】 プラス電源VDDとマイナス電源VSSとの
間にダイオ―ドD11を設け、オ―プンドレイン端子V
Oとマイナス電源VSSとの間にダイオ―ドD12を設
け、プラス電源VDDとオ―プンドレイン端子VOとの
間に互いに逆方向に直列接続されたダイオ―ドD13お
よびD14を設けた。したがって、オ―プンドレイン端
子VOに高電圧のプラスの静電気が印加された場合に
は、ダイオードD13の逆方向降伏電流により静電気は
除去される。
く、オ―プンドレイン出力端子の電圧に対する制約が少
ない集積回路装置を提供することである。 【構成】 プラス電源VDDとマイナス電源VSSとの
間にダイオ―ドD11を設け、オ―プンドレイン端子V
Oとマイナス電源VSSとの間にダイオ―ドD12を設
け、プラス電源VDDとオ―プンドレイン端子VOとの
間に互いに逆方向に直列接続されたダイオ―ドD13お
よびD14を設けた。したがって、オ―プンドレイン端
子VOに高電圧のプラスの静電気が印加された場合に
は、ダイオードD13の逆方向降伏電流により静電気は
除去される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、集積回路装置に係わる
ものであり、特にMOS集積回路におけるオ―プンドレ
イン出力の保護回路に関するものである。
ものであり、特にMOS集積回路におけるオ―プンドレ
イン出力の保護回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3に示した従来例では、プラス電源V
DDとマイナス電源VSS(通常はグランド)との間に
ダイオ―ドD31を設けるとともに、オ―プンドレイン
出力端子VOとマイナス電源VSSとの間にダイオ―ド
D32を設け、MOSトランジスタMT3を静電破壊等
から保護している。
DDとマイナス電源VSS(通常はグランド)との間に
ダイオ―ドD31を設けるとともに、オ―プンドレイン
出力端子VOとマイナス電源VSSとの間にダイオ―ド
D32を設け、MOSトランジスタMT3を静電破壊等
から保護している。
【0003】図4に示した従来例では、ダイオ―ドD4
1、D42を設けるとともに、さらにプラス電源VDD
とオ―プンドレイン出力端子VOとの間にダイオ―ドD
43を設け、MOSトランジスタMT4を静電破壊等か
ら保護している。
1、D42を設けるとともに、さらにプラス電源VDD
とオ―プンドレイン出力端子VOとの間にダイオ―ドD
43を設け、MOSトランジスタMT4を静電破壊等か
ら保護している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図3に示した従来の保
護回路では、オ―プンドレイン出力端子VOにプラスの
静電気が印加されると、ダイオ―ドD32には逆方向の
電圧が印加されることになり、MOSトランジスタMT
3では低電圧破壊が生じ易い。
護回路では、オ―プンドレイン出力端子VOにプラスの
静電気が印加されると、ダイオ―ドD32には逆方向の
電圧が印加されることになり、MOSトランジスタMT
3では低電圧破壊が生じ易い。
【0005】図4に示した従来の保護回路では、オ―プ
ンドレイン出力端子VOにプラスの静電気が印加される
と、静電気はダイオ―ドD43を通して除去される。し
たがって、オ―プンドレイン出力端子VOの電圧が「プ
ラス電源VDDの電圧+ダイオ―ドD43の順方向電圧
(0.6ボルト程度)」よりも高くなるような条件で回
路を使用することができない。
ンドレイン出力端子VOにプラスの静電気が印加される
と、静電気はダイオ―ドD43を通して除去される。し
たがって、オ―プンドレイン出力端子VOの電圧が「プ
ラス電源VDDの電圧+ダイオ―ドD43の順方向電圧
(0.6ボルト程度)」よりも高くなるような条件で回
路を使用することができない。
【0006】本発明の目的は、MOSトランジスタの静
電破壊等が生じ難く、オ―プンドレイン出力端子の電圧
に対する制約が少ない集積回路装置を得ることである。
電破壊等が生じ難く、オ―プンドレイン出力端子の電圧
に対する制約が少ない集積回路装置を得ることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明における集積回路
装置は、MOSトランジスタのオ―プンドレイン出力端
子と電源との間に、互いに逆方向に直列接続されたダイ
オ―ドを形成したものである。
装置は、MOSトランジスタのオ―プンドレイン出力端
子と電源との間に、互いに逆方向に直列接続されたダイ
オ―ドを形成したものである。
【0008】
【実施例】図1は、本発明の実施例を示した電気回路図
であり、MOS集積回路におけるオ―プンドレイン出力
の保護回路を示したものである。PN接合ダイオードD
11、D12、D13およびD14並びにNチャンネル
MOSトランジスタMT1は、いずれも単一のシリコン
集積回路に形成されている。VDDはプラス電源、VS
Sはマイナス電源(通常はグランド)であり、VOはM
OSトランジスタMT1のオ―プンドレイン出力端子で
ある。オ―プンドレイン出力端子VOには、図示しない
負荷(例えばブザーの駆動回路)が接続されている。
であり、MOS集積回路におけるオ―プンドレイン出力
の保護回路を示したものである。PN接合ダイオードD
11、D12、D13およびD14並びにNチャンネル
MOSトランジスタMT1は、いずれも単一のシリコン
集積回路に形成されている。VDDはプラス電源、VS
Sはマイナス電源(通常はグランド)であり、VOはM
OSトランジスタMT1のオ―プンドレイン出力端子で
ある。オ―プンドレイン出力端子VOには、図示しない
負荷(例えばブザーの駆動回路)が接続されている。
【0009】図2は、図1の回路が形成されたシリコン
集積回路基板の一部を断面的に示した説明図である。こ
のように、ダイオードD11、D12、D13およびD
14は、同一の半導体基板内に容易に形成することがで
きる。
集積回路基板の一部を断面的に示した説明図である。こ
のように、ダイオードD11、D12、D13およびD
14は、同一の半導体基板内に容易に形成することがで
きる。
【0010】図1および図2に示した実施例では、オ―
プンドレイン出力端子VOとプラス電源VDDとの間
に、互いに逆方向に直列接続されたダイオ―ドD13お
よびD14が形成されている。したがって、図4に示し
た従来例のような制約がなく、オ―プンドレイン端子V
Oの電圧が「プラス電源VDDの電圧+ダイオ―ドD1
4の順方向電圧(0.6ボルト程度)」よりも高くなる
ような条件でも回路を使用することができる。また、オ
―プンドレイン出力端子VOに高電圧のプラスの静電気
(ダイオードD13の逆方向降伏電圧以上の電圧)が印
加された場合には、ダイオードD13の逆方向降伏電流
により、静電気はダイオ―ドD13およびD14を通し
て除去されるため、MOSトランジスタMT1を静電破
壊から保護することができる。
プンドレイン出力端子VOとプラス電源VDDとの間
に、互いに逆方向に直列接続されたダイオ―ドD13お
よびD14が形成されている。したがって、図4に示し
た従来例のような制約がなく、オ―プンドレイン端子V
Oの電圧が「プラス電源VDDの電圧+ダイオ―ドD1
4の順方向電圧(0.6ボルト程度)」よりも高くなる
ような条件でも回路を使用することができる。また、オ
―プンドレイン出力端子VOに高電圧のプラスの静電気
(ダイオードD13の逆方向降伏電圧以上の電圧)が印
加された場合には、ダイオードD13の逆方向降伏電流
により、静電気はダイオ―ドD13およびD14を通し
て除去されるため、MOSトランジスタMT1を静電破
壊から保護することができる。
【0011】以上の実施例では、NチャンネルMOSト
ランジスタのオ―プンドレイン出力の保護回路について
説明したが、図1に示した構成とコンプリメンタリな構
成にすれば、PチャンネルMOSトランジスタのオ―プ
ンドレイン出力の保護回路も構成することができる。
ランジスタのオ―プンドレイン出力の保護回路について
説明したが、図1に示した構成とコンプリメンタリな構
成にすれば、PチャンネルMOSトランジスタのオ―プ
ンドレイン出力の保護回路も構成することができる。
【0012】
【発明の効果】本発明では、MOSトランジスタのオ―
プンドレイン出力端子と電源との間に、互いに逆方向に
直列接続されたダイオ―ドを形成したため、MOSトラ
ンジスタの静電破壊等が生じ難く、しかもオ―プンドレ
イン出力端子の電圧に対する制約が少ない集積回路装置
を構成することができる。
プンドレイン出力端子と電源との間に、互いに逆方向に
直列接続されたダイオ―ドを形成したため、MOSトラ
ンジスタの静電破壊等が生じ難く、しかもオ―プンドレ
イン出力端子の電圧に対する制約が少ない集積回路装置
を構成することができる。
【図1】本発明の実施例を示した電気回路図である。
【図2】図1の回路が形成されたシリコン集積回路基板
の一部を断面的に示した説明図である。
の一部を断面的に示した説明図である。
【図3】従来例を示した電気回路図である。
【図4】従来例を示した電気回路図である。
MT1……MOSトランジスタ VO………オ―プンドレイン出力端子 VDD………電源 D13、D14……ダイオード
Claims (1)
- 【請求項1】 MOSトランジスタのオ―プンドレイン
出力端子と電源との間に、互いに逆方向に直列接続され
たダイオ―ドを形成した集積回路装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3277847A JPH05121679A (ja) | 1991-10-24 | 1991-10-24 | 集積回路装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3277847A JPH05121679A (ja) | 1991-10-24 | 1991-10-24 | 集積回路装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05121679A true JPH05121679A (ja) | 1993-05-18 |
Family
ID=17589103
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3277847A Withdrawn JPH05121679A (ja) | 1991-10-24 | 1991-10-24 | 集積回路装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05121679A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6060752A (en) * | 1997-12-31 | 2000-05-09 | Siliconix, Incorporated | Electrostatic discharge protection circuit |
US6359313B1 (en) * | 1998-05-18 | 2002-03-19 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Electrostatic discharge protection transistor for a semiconductor chip |
-
1991
- 1991-10-24 JP JP3277847A patent/JPH05121679A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6060752A (en) * | 1997-12-31 | 2000-05-09 | Siliconix, Incorporated | Electrostatic discharge protection circuit |
US6359313B1 (en) * | 1998-05-18 | 2002-03-19 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Electrostatic discharge protection transistor for a semiconductor chip |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990107 |