JPH05121611A - 電子部品冷却装置および方法 - Google Patents

電子部品冷却装置および方法

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JPH05121611A
JPH05121611A JP4099370A JP9937092A JPH05121611A JP H05121611 A JPH05121611 A JP H05121611A JP 4099370 A JP4099370 A JP 4099370A JP 9937092 A JP9937092 A JP 9937092A JP H05121611 A JPH05121611 A JP H05121611A
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heat transfer
core
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transfer plate
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エリツク・ピー・ラブグレン
Donald P Rearick
ドナルド・ピー・リーリツク
Clifford B Wells
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    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K7/00Constructional details common to different types of electric apparatus
    • H05K7/20Modifications to facilitate cooling, ventilating, or heating
    • H05K7/20536Modifications to facilitate cooling, ventilating, or heating for racks or cabinets of standardised dimensions, e.g. electronic racks for aircraft or telecommunication equipment
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • H05K7/20218Modifications to facilitate cooling, ventilating, or heating using a liquid coolant without phase change in electronic enclosures
    • H05K7/20254Cold plates transferring heat from heat source to coolant

Abstract

(57)【要約】 【目的】 電子機器を冷却するための複合液冷プレート
を提供する。 【構成】 複合液冷プレート100は、好ましくはプラ
スチック製のコア102の片側または両側にある、好ま
しくは銅製の熱伝達プレート130、142を有する。
コアは熱伝達プレートの下の「高温」領域に水を送り、
それによって熱抵抗を非常に低くするための、フロー・
チャネル114を有する。 【効果】 銅またはその他の高熱伝導性材料の使用を、
熱伝導を必要とする領域だけに限定することによって、
軽量でコンパクトな複合液冷プレートが得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般に冷媒制御のシス
テムおよび方法に関し、より詳しくは電子機器用の複合
液冷プレートに関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータに見られる電子部品など、
多くの電子部品の信頼性は、温度の上昇に伴って低下す
ることが知られている。また、これらの電子部品の動作
特性はその動作温度の範囲全体にわたってかなり変化
し、したがってその性能が温度上昇とともにしばしば大
幅に低下することも知られている。
【0003】部品がより低温に保たれている時は、その
部品を動作させるのに必要な電力はより少ないことがわ
かっている。しかし高温になると、このような装置は動
作するのにより多くの電力を必要とするようになり、遂
には実質的に使用できなくなる点にまで達する。これ
は、完全な故障に達するよりかなり前に発生する可能性
がある。
【0004】実際には、ある電子部品の寿命は、それが
動作する温度に直接関係することが一般にわかってい
る。一般に、ある電子部品の寿命は、部品の動作温度が
10℃下がる毎に2倍になると言われている。
【0005】コンピュータで見られるような電子部品を
冷却するのにしばしば使用される一次装置は、ヒート・
シンクと呼ばれる。一般にヒート・シンクは、部品を熱
伝導できる位置に付着した大きな熱伝導プレートからな
る。よく使用される1つの熱伝導プレートは、コールド
プレートと呼ばれる。このコールドプレートは、液体冷
媒やガス冷媒などの冷却手段を冷却板の片側に付着し、
冷却される部品をコールドプレートの他の側に接触させ
て部品を冷却する。
【0006】メインフレーム・コンピュータはしばし
ば、電力調整器などのコンピュータ部品を液体冷却する
ための装置を備えていた。これらの装置はしばしば、
「高温の」部品から液冷プレートに放熱することによ
り、コンピュータ部品を冷却する。電力調整器を冷却す
るためによく使用される設計に、米国マサチューセッツ
州ウェイクフィールドのEG&Gエンジニアリング社製
の「ウェイクフィールド液冷プレート」がある。このプ
レートは、1枚の押出し成形アルミニウム板から成り、
その底面に銅管の周りに圧着したフランジがある。この
銅管中に冷媒を通して、アルミニウム板を冷却する。
【0007】ウェイクフィールド液冷プレートは比較的
安価な装置であるが、いくつかの短所がある。銅管とア
ルミニウム板の界面に大きな熱抵抗がある。この管は指
定の最小半径でしか湾曲できず、これによって面積当り
の管の個数と位置が決まる。この位置は「高温」部品の
下にあってもなくてもよい。実際には、このような方法
による管の圧着では、冷却能力が最大50%変動するこ
とがわかっている。部品と冷媒との間の熱抵抗が低いほ
ど「高温」部品は低い温度で動作することがわかってい
る。熱抵抗を最小にするために、しばしば「高温」部品
を複数の冷媒管にわたって液冷プレートに付着する。し
かし管を使用すると、「高温」部品の位置を冷媒にどの
程度近づけられるかが制限される。また、部品を液冷プ
レートに付着する場合、部品取付けねじがウェイクフィ
ールド液冷プレートの管に当たらないようにしなければ
ならず、そのため全体のパッケージ密度が低くなる。
【0008】電子機器の冷却に使用されるその他の装置
も、重大な短所をもつ。特に、これらの装置は重い材料
で作られることが多い。応用例によっては、この重量の
ために冷却システムが完全に使用不能になる。さらに、
これらの装置は、最大の熱伝達を必要とする領域への冷
媒の流れを最適化することはほとんどなかった。したが
って、複数の電子部品をこれらの装置で冷却する場合、
部品は、個々の部品の特定の冷却要件に関係なく冷却さ
れる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の背景
技術の諸問題を念頭に置いて開発された。本発明は、上
述の装置の諸問題を克服するのみならず、周知の電子機
器冷却の装置および方法ではこれまで達成されなかった
多くの利点を有する。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、電子部品を冷
却するための冷媒制御システムを含む。冷媒制御システ
ムは、冷却の対象である電子部品に付着される熱伝導率
の高い第1熱伝達プレートと、冷媒を第1熱伝達プレー
トに送るための冷媒制御手段を含む。第1熱伝達プレー
トは銅製であることが好ましい。冷媒制御手段は第1熱
伝達プレートより低い熱伝導率を有し、所望の形状に成
形できるプラスチック材料で形成することが好ましい。
第1熱伝達プレートを冷媒制御手段に取り付けると、所
望の流れ特性の冷媒空洞がその間に形成される。
【0011】本発明は、電子部品を付着できる熱伝導率
の高い第2熱伝達プレートをも含むことができ、この第
2熱伝達プレートは、冷媒制御手段に取り付けると、第
2冷媒空洞を形成する。また、2つの冷媒空洞を互いに
連絡し、その間に冷媒を流すこともできる。
【0012】
【作用】本発明は、これから強調する多くの特徴と利点
を有する。本発明は、製造が容易で特に軽量な、電子機
器用の複合液冷プレートを特徴とする。銅またはその他
の高熱伝導性材料の使用を、複合液冷プレートの熱伝導
を必要とする領域だけに限定することによって、この複
合液冷プレートは比較的軽量でコンパクトな寸法に保た
れる。
【0013】本発明の他の特徴は、最大の熱伝達を必要
とする領域に冷媒を送るための最適化された冷却経路を
提供することである。したがって、複数の電子部品を冷
却しようとする場合、各電子部品の個別の冷却要件を考
慮に入れて、本発明の複合液冷プレートを構成すること
ができる。複合液冷プレートの冷媒制御手段は、プラス
チック・コアであることが好ましく、液体を「高温」部
品の下のプレートに送るための冷媒フロー・チャネルを
有し、これによって「高温」部品と冷媒との間に短い伝
導経路を形成する。
【0014】最終パッケージ設計を改善する際、まず冷
却しようとするコンピュータ(または他の装置)のレイ
アウトを決定し、次いで液冷プレートのチャネルを、最
大の熱伝導を必要とするプレートの適切な領域に経路指
定することによって、さらに利点が得られる。
【0015】
【実施例】本発明は、複合液冷プレートを含む冷媒制御
システムである。後で詳しく論じるように、この液冷プ
レートは、できるだけ高い冷却能力を必要とするが、限
られたスペースでできるだけ軽量であることも必要な冷
却装置で、特に有用である。
【0016】具体的には、本発明は、重い熱伝導性材料
の使用を、複合液冷プレートの熱伝達特性を必要とする
領域だけに限定するための、複合液冷プレートを有す
る。さらに、複合液冷プレートは、少なくとも1つの熱
伝達プレートと、冷媒が熱伝達プレートの最大の熱伝達
を必要とする選ばれた領域のみに接触するように構成さ
れた冷媒制御システムを有する。このようにすると、冷
媒が各電子部品に必要な冷却をもたらし、各電子部品の
冷却要件が満たされる。このようにして、各電子部品は
動作中、所定値以下の温度になる。さらにこの結果、所
望の冷却結果を達成するために使用される液体冷却の量
が最適になる。本発明の第1の実施例を図1〜図3に示
し、第2の実施例を図4に示す。複合液冷プレートの代
表的な寸法の値は、下記の本発明の好ましい実施例の説
明に示されている。これらの数値は、例示的な性質のも
のであり、本発明に対する制約と考えてはならない。こ
こでは2つの実施例を紹介するが、本発明を実施するた
めの他の実施例を考案することもできる。
【0017】図1および図2で、液冷プレート100
は、プレート100の片側または両側に付着した電子部
品を冷却するために使用される。液冷プレート100は
一般に、コア102、第1熱伝達プレート130、第2
熱伝達プレート142、および第3熱伝達プレート15
2の4つの部品を含む。これから、それぞれについてさ
らに詳しく述べることにする。
【0018】まず、液冷プレート100中の冷媒の流れ
を制御する手段であるコア102について詳述する。コ
ア102は2つの具体的機能を有する。第1に、コア1
02は、複合液冷プレート100の熱伝導性要素より実
質的に軽量の材料で作られている。したがってコア10
2は、複合液冷プレート100の全重量をできるだけ小
さくするのに役立つ。第2に、コア102は、プレート
100の「高温」領域(最大の熱伝達を必要とする領
域)が冷媒と接触するように、複合液冷プレート100
中に冷媒を流すことができるように構成される。したが
って、複数の電子部品をプレート100で冷却しようと
する場合、冷却する電子部品の個々の冷却要件を考慮に
入れてコア102を設計することができる。
【0019】コア102は、近端部104、遠端部10
6、頂部108、および底部109を有する長方形の形
状とすることが好ましい。長方形の形状が好ましいが、
冷却される部品およびプレート100の周りの構造に適
合するものであれば、どのような形状を使用してもよ
い。コア102の代表的な高さは4インチ(約10.2
cm)、代表的な長さは6.5インチ(約16.5c
m)である。コア102は、近端部104、遠端部10
6、頂部108、および底部109に沿って延びる第1
リップ110を有する。コア102は、底部109の上
をそれに沿って延びる第1フロースルー孔124を有す
る(図1)。コア102はまた、頂部108の下をそれ
に沿って延びる第2フロースルー孔125を有する(図
1)。
【0020】コア102は、第1フロースルー孔124
と第2フロースルー孔125との間を延びリップ110
によって画定される中央壁112を有する。中央壁11
2の代表的厚さは0.15インチ(約0.38cm)で
ある。中央壁112は、第1フロースルー孔124、第
2フロースルー孔125およびリップ110とあいまっ
て、第1フロー・チャネル114を画定する。また中央
壁112は、第1フロースルー孔124、第2フロース
ルー孔125および第2リップ210(図2)とあいま
って、第2フロー・チャネル217を画定する。フロー
・チャネル217は溝212、213を含む。チャネル
114および217の代表的な厚さは、(溝212、2
13を含めずに)0.08インチ(約0.20cm)で
ある。溝212、213の代表的厚さは、0.08イン
チ(約0.20cm)である(したがって、中央壁11
2の代表的厚さは、これらの領域で0.07インチ(約
0.18cm)に狭くなる)。中央壁112は位置合わ
せ孔122を有する。位置合わせ孔122は、第1チャ
ネル114から第2チャネル217まで延びることがで
きる。
【0021】図2に示すように、コア102は、コア1
02とあいまって冷媒が通過するルーメン228を形成
する、小片226を有する。小片226は、ルーメン2
28を介して第2チャネル217から溝215、216
への連絡を可能にする。
【0022】コア102は、コア102の近端部104
に取り付けられた2つのホース継手116を有する。ホ
ース継手116は、図では両方ともコア102の近端部
104にあるが、各ホース継手116がチャネル114
および217に通じている限り、ホース継手116の一
方または両方を、独立に、コア102の近端部104、
遠端部106、頂部108、または底部109に沿って
配置することもできる。ホース継手116はそれぞれ中
央ルーメン118を有し、これを通って冷却用液体がチ
ャネル114と217に移ることができる。
【0023】コア102には取付け孔120があり、こ
れを使って外部構成要素を取り付けることができる。小
片226中に形成されたねじ孔121を使って、外部構
成要素を複合液冷プレート100に取り付ける。取付け
孔120の具体的な形状を図1と図2に示すが、外部部
品の取付けを容易にするものである限り、どのような形
状も可能であり、また取付け孔120を省くこともでき
る。
【0024】コア102は、ポリスルホンなどのプラス
チック材料で作ることが好ましい。一般にプラスチック
は、軽量で比較的安価であり、低コストで複雑な形状に
成形することができるので、好ましい。ポリスルホン
は、温度安定性が高く、好ましい冷媒である水を吸収し
ないので、好ましい。使用されるポリスルホンの具体的
な種類は、アモコ・パーフォーマンス・プロダクツ社製
の材料コードP1700シリーズのUdel(商標)で
あることが好ましい。また、冷媒に対して不活性の材料
なら何を使用してもよい。ある材料が冷媒を汚染せず、
冷媒を吸収しない場合に、それは不活性であると判断さ
れる。
【0025】さらに図1と図2を参照して、第1熱伝達
プレート130についてより詳しく説明する。第1熱伝
達プレート130は、長方形の形状とすることが好まし
い。熱伝達プレート130は、取付け面132とチャネ
ル面232をもつ。チャネル面232はコア102のチ
ャネル114に面し、コア102の近端部104から遠
端部106まで、頂部108から底部109まで延びて
いることが好ましい。第1熱伝達プレート130は取付
け孔136を有し、これを使って部品を取り付けること
ができる。取付け孔136は、図では特定の形状を有す
るが、コア102の取付け孔120の形状に適合するも
のである限り、どのような形状を使用してもよい。
【0026】第1熱伝達プレート130はねじ取付け孔
138を有し、これに冷却すべき電子部品を取り付ける
ことができる。図では14個のねじ取付け孔138があ
るが、冷却すべき電子部品が第1熱伝達プレート130
の取付け面132に適切に取り付けられる限り、どのよ
うな形状を使用してもよい。ねじ取付け孔138は、熱
伝達プレート130を通って円筒形ボス240中に延び
ている。円筒形ボス240は、熱伝達プレート130の
チャネル面232からコア102に向かって延びる突出
部である。ボス240は図では円筒状の物体として示さ
れているが、コア102の位置合わせ孔122に適合す
るものである限り、どのような形状を使用してもよい。
例えば、特定領域における熱伝達を強化するため、また
は曲げ剛さを増すため、あるいはその両方の目的でフィ
ンを使用することもできる。さらに、図では14個の円
筒形ボス240が示されているが、コア102に適合す
るものである限り、いくつの円筒形ボスを使用してもよ
い。
【0027】長方形の熱伝達プレート130が好ましい
が、冷却される部品、液冷プレート100が置かれる周
りの構造、およびコア102の形状に適合するものであ
る限り、どのような形状を使用してもよい。熱伝達プレ
ート130用に選択される寸法と形状はまた、熱伝達プ
レート130がコア102に取り付けられ、ボス240
がコア102の位置合わせ孔122中に延びるときに、
コア102とあいまってコア102の近端部104から
遠端部106へと延びる第1冷媒空洞を形成するのに十
分なものでなければならない。
【0028】さらに図1と図2を参照して、第2熱伝達
プレート142についてより詳しく説明する。第2熱伝
達プレート142は、取付け面244とチャネル面14
4を有する。熱伝達プレート142は、長方形の形状と
することが好ましいが、冷却されるべき部品、液冷プレ
ート100が置かれる周りの構造、およびコア102の
形状に適合するものである限り、どのような形状を使用
してもよい。図1に示すように、第2熱伝達プレート1
42は、熱伝達プレート142のチャネル面144から
コア102に向かって延びる円筒形ボス148を有す
る。図には12個の円筒形ボス148が示されている
が、コア102の位置合わせ孔122に適合するもので
ある限り、いくつの円筒形ボスを使用してもよい。例え
ば、特定領域における熱伝達を強化するため、または曲
げ剛さを増すため、あるいはその両方の目的でフィンを
使用することもできる。
【0029】図2に示すように、熱伝達プレート142
はねじ取付け孔250を有し、これに冷却すべき電子部
品を取り付けることができる。ねじ取付け孔250は、
熱伝達プレート142の取付け面244を通って、ボス
148中に延びている。図ではこのようなねじ取付け孔
250が12個示されているが、冷却すべき電子部品が
熱伝達プレート142の取付け面244に適切に取り付
けられる限り、いくつのねじ取付け孔250を使用して
もよい。熱伝達プレート142の寸法と形状は、熱伝達
プレート142がコア102に取り付けられ、ボス14
8がコア102の位置合わせ孔122中に延びるとき、
チャネル217とあいまって第2冷媒空洞を形成するの
に十分なものである。
【0030】次に、第3熱伝達プレート152について
より詳しく述べる。第3熱伝達プレート152は、取付
け面254とチャネル面154を有する。熱伝達プレー
ト152は、熱伝達プレート152のチャネル面154
からコア102に向かって延びる円筒形ボス158を有
する。図には5個の円筒形ボス158が示されている
が、コア102に適合するものであるかぎり、どのよう
な形状をいくつ使用してもよい。例えば、特定領域にお
ける熱伝達を強化するため、または曲げ剛さを増すた
め、あるいはその両方の目的でフィンを使用することも
できる。
【0031】図2に示すように、熱伝達プレート152
はねじ取付け孔260を有し、これに冷却すべき電子部
品を取り付けることができる。図では5個のねじ取付け
孔260が示されているが、冷却すべき電子部品が熱伝
達プレート152の取付け面254に適切に取り付けら
れる限り、いくつのねじ取付け孔を使用してもよい。
【0032】熱伝達プレート152も、長方形の形状と
することが好ましいが、冷却すべき部品、液冷プレート
100の周りの構造、およびコア102の形状に適合す
るものであるかぎり、どのような形状を使用してもよ
い、。熱伝達プレート152の寸法と形状は、熱伝達プ
レート152がコア102に取り付けられ、ボス158
がコア102の位置合わせ孔122中に延びるとき、溝
215、216とあいまって冷媒空洞を形成するのに十
分なものである。
【0033】次に、液冷プレート100を適切に製造し
組み立てる方法について述べる。液冷プレート100
は、熱伝達プレートの最大の熱伝達を必要とする領域に
冷媒を流すことができるように設計することが好まし
い。液冷プレート100を構成する前に、まず冷却すべ
き各電子部品の冷却要件を決定する。コア102は、液
冷プレート100の最大の熱伝達を必要とする選ばれた
領域に冷媒を流すことができるように、所望の形状に成
形することが好ましい。このようにすると、冷媒が各電
子部品に必要な冷却をもたらし、各電子部品の冷却要件
が満たされる。冷却要件は、各電子部品が所定の温度以
下で動作する時、満たされるものと判断する。この所定
の温度は、冷却すべき電子部品の最適動作条件に直接関
係する。したがって、それぞれ個別の冷却要件と個別の
最適動作条件を有する複数の電子部品を、各電子部品が
実際に所定の温度またはそれ以下に冷却されるように、
冷却することができる。コア102をその最適形状に構
成する際に、考慮すべき要素としては、熱伝達プレート
の液体冷媒と接触する表面領域と、冷却要件が満たされ
るように各表領域を適切に冷却するために必要な液体冷
媒の量が含まれる。したがって、複合液冷プレート10
0の特定の領域により多量の冷媒が流されるように、コ
ア102を構成することができる。
【0034】コア102は、成形することが好ましい。
というのは、(特に、コア102が複合チャネル構成1
14、217を含む場合、)この方法はコア102を製
造するための最も安価な技法であり、かつ構造のそりに
つながるコア102内での応力の蓄積が最小だからであ
る。しかし、コア102は他の適当な従来から知られて
いる技法を用いて形成してもよい。コア102は、液冷
プレート100をコンピュータなどの装置に適切に取り
付けたとき、最大の熱伝達を必要とする部品の下に冷媒
を流すためのチャネル114、217を形成するように
製造する。したがって、部品コストにほとんど影響する
ことなく、精巧なフロー・チャネル構成に対応できるよ
うに、コア102を製造することができる。例えば、液
冷プレート100内で特定の流れ特性をもたらすため
に、チャネル217に、溝212、213を形成するこ
とができる。好ましい実施例における溝212、213
は、チャネル217内の流れの断面積をほぼ一定に維持
して、チャネル217の中にボス148が延びるのを補
償するように形成されている。
【0035】熱伝達プレート130、142、152は
銅製であることが好ましい。プレート130、142、
152の代表的な厚さは0.125インチ(約0.32
cm)である。銅が好ましいのは、熱伝導率が高い(約
400W/m・K)からである。しかしまた、熱伝達プ
レート130、142、152は、熱伝導率が100W
/m・K以上の他の熱伝導性材料で作成することもでき
る。熱伝達プレート130、142、152はまた、鋳
造物であることが好ましい。また、熱伝達プレート13
0、142、152は、他の適当な従来から知られてい
る技法を用いて形成してもよい。
【0036】ねじ取付け孔138、250、260は、
それぞれボス240、148、158中に穴あけするこ
とが好ましい。取付け面132、244、254は、表
面保護のために、すずやニッケルなどの材料でメッキす
る。ここではすずやニッケルを示したが、プレート13
0、142、152に使用される材料に応じて、他の材
料を使用することもできる。チャネル面144、15
4、232も、選ばれた領域をすずまたはニッケルでメ
ッキすることができる。プレート130、142、15
2の臨界表面は、円滑性を出すために機械加工すること
ができる。熱伝達プレート130、142、152は、
接着剤を用いてコア102に接着することが好ましい。
別法として、熱伝達プレート130、142、152を
他の従来から知られている技法を用いてコア102に固
定してもよい。例えば、配置物をシールするためのOリ
ングと、配置物を結合させるための(ボルトなどの)固
定手段の両方を用いて、熱伝達プレート130、14
2、152をコア102に固定してもよい。熱伝達プレ
ート130、142、152をコア102と結合して液
冷プレート100を形成したとき、ボス148、15
8、240は、コア102の位置合わせ孔122と整列
して複合液冷プレート100を形成し、チャネル114
が、熱伝達プレート130とコア102の間に第1冷媒
空洞を画定し、チャネル217が、コア102と、第2
熱伝達プレート142、第3熱伝達プレート152、小
片226の組合せとの間に第2冷媒空洞を画定する。フ
ロースルー孔124、125によって2つの空洞を互い
に連絡させることができ、また、フロースルー孔12
4、125を意図的に閉鎖して、2つの空洞を分離させ
ておくこともできる。
【0037】使用に際しては、液冷プレート100を、
熱伝達プレート130に沿って冷却すべき第1部品に、
また熱伝達プレート142、152に沿って冷却すべき
第2部品(または第1部品)に取り付ける。図3では、
電子部品300、302、304、305をプレート1
30、142、152上に取り付けた、複合液冷プレー
ト100が示されている。さらに、電子部品306を、
コア102の取付け孔120とプレート130の取付け
孔136に取り付ける。電子部品306は、電子部品3
05を介してプレート130によって冷却される電子部
品308を含む。冷媒は、水であることが好ましいが、
第1ホース継手116中を通り、チャネル114、21
7を通って流れ(それによって熱伝達プレート130、
142、152の選ばれた領域を冷却し)、その後第2
ホース継手116から出る。フロースルー孔124、1
25によって、液体冷媒は第1チャネル114と第2チ
ャネル217の間を流れることができる。チャネル11
4、217中を流れる冷媒は、熱伝達プレート130、
142、152の選ばれた「高温」領域を冷却し、これ
によって冷却すべき部品300、302、304、30
5と冷媒の間に比較的短い伝導経路を形成する。
【0038】液冷プレート100は、50psiの冷媒
圧で動作するように設計される。ただし、液冷プレート
100の動作試験は150psiで行う。水は最適の熱
伝達をもたらすので好ましい冷媒であるが、フルオリナ
ートまたは他の適当な冷媒を使用してもよい。熱伝達プ
レートの腐食が最小になるように、水または他の冷媒を
処理してもよい。
【0039】図1ないし3に示した好ましい実施例で
は、複合液冷プレート100は、プレート100の片側
または両側に電子部品を取り付けやすくするために、コ
ア102の両側に熱伝達プレートが取り付けられている
が、電子部品を液冷プレート100の片側だけに取り付
ける場合は、熱伝達プレート142、152をコア10
2から除くことができる。この場合には、位置合わせ孔
122が部分的に閉じることになり(したがって、位置
合わせ孔122は中央壁112を通って第1チャネル1
14から第2チャネル217までずっと延びることはな
く)、そのため第2チャネル217は不要になる。
【0040】図4に、本発明の第2の実施例を示す。液
冷プレート400は、一般にコア402、第1熱伝達プ
レート412、第2熱伝達プレート413、およびホー
ス継手426の基本部品を含む。そのそれぞれについて
これから詳述する。
【0041】さらに図4を参照して、コア402につい
てさらに詳しく説明する。コア402は一般に長方形の
形状であり、ポリスルホンで作成することが好ましい
が、適当な他のプラスチック材料を使用してもよい、。
コア402は第1端404と第2端406を有する。コ
ア402はまた、その両側に冷媒フロー・チャネル40
7を有する。図には特定の数と配置のフロー・チャネル
407が示されているが、プレート412、413の最
大の熱伝達を必要とする選ばれた領域に冷媒を流すこと
ができるようにコア403を構成するために、どんな配
置のフロー・チャネル407をいくつ使ってもよい。コ
ア402の第1端404に安定化バー408がある。コ
ア402の第2端406にはノッチ410がある。
【0042】第1熱伝達プレート412と第2熱伝達プ
レート413について、さらに詳しく説明する。熱伝達
プレート412、413は互いに違っていてもよいが、
コスト軽減のため同じであることが好ましい。熱伝達プ
レート412、413は、長方形の形状とすることが好
ましいが、コア402および冷却すべき部品に適合する
ものである限り、どのような形状を使用してもよい、。
熱伝達プレート412、413はそれぞれ、冷却すべき
部品と接触して配置される外側面414、415を有す
る。ねじ孔(図示せず)を外側面414、415に加え
ることもできるが、ねじ孔がプレート412、413を
貫通して延びていなくてもよい。各熱伝達プレート41
2、413は、それぞれコア402をその中に配置する
ための陥凹領域416、418を有する。陥凹領域41
6は熱伝達プレート412の壁419によって画定され
る。陥凹領域418は熱伝達プレート413の壁420
によって画定される。熱伝達プレート412、413を
結合したとき、陥凹領域416、418は内部空洞を形
成する。
【0043】陥凹領域416、418から延びる突出部
は図示していないが、ボス、フィン、構造リブなどの突
出部を陥凹領域416、418上に配置することができ
る。
【0044】熱伝達プレート412、413はそれぞ
れ、壁419、420内に、ホース継手426に接続す
るための2つの半円形の凹み422、424を有する。
ホース継手426は、冷媒を通すための内部ルーメン4
28を有する。
【0045】液冷プレート400を適切に製造し組み立
てる方法を、これから説明する。熱伝達プレート41
2、413とホース継手426は、銅製であることが好
ましい。銅が好ましいのは、熱伝導率が高い(約400
W/m・K)からである。しかしまた、熱伝達プレート
412、413とホース継手426は、熱伝導率が10
0W/m・K以上のどんな材料で作成してもよい。また
熱伝達プレート412、413は機械加工することが好
ましい。しかしまた、他の適当な従来から知られている
技法を使用してもよい。外側面414、415は、その
表面をすずまたはニッケルでメッキすることが好まし
い。
【0046】コア402は所望の形状に成形することが
好ましい。成形が好ましいのは、コア402内での応力
の蓄積が最小で、したがってコア402のそりが最小
の、安価な方法だからである。しかし、他の適当な従来
から知られている技法でコア402を形成してもよい。
チャネル407は、熱伝達プレート412、413の最
大の熱伝達を必要とする選ばれた領域に冷媒を流すこと
ができるように構成することが好ましい。安定化バー4
08は、熱伝達プレート412、413の陥凹領域41
6、418の長さと整合する長さに成形して、コア40
2が、陥凹領域416、418によって位置決めされた
ときに熱伝達プレート412及び413内で動かないよ
うにすることが好ましい。次にコア402を熱伝達プレ
ート412と413との間に挿入する。ホース継手42
6を、熱伝達プレート412、413の凹み422、4
24内に配置する。次いで、ホース継手426を取り付
けた熱伝達プレート412、413をシールする従来の
金属被覆を使って、コア402をカプセル封じすること
が好ましい。(カプセル封じは、プレート412、41
3内でコア402を全体的に密封することと定義され、
これにはホース継手426のルーメン428を通じての
みアクセスできる。)使用できる金属被覆法としては、
ろう付け、電子ビーム溶接、ハンダ付けがある。また、
接着剤を使ってプレート412、413をシールしても
よい。熱伝達プレート412とコア402のチャネル4
07との間に、冷媒空洞が形成される。熱伝達プレート
413とコア402のチャネル407との間にも第2冷
媒空洞が形成される。複合液冷プレート400は、冷媒
空洞がすべて互いに連絡し、これによって1つの拡大さ
れた冷媒空洞を形成するように設計されている。また、
いくつかの冷媒空洞が他の空洞から分離されるように、
コア402を設計することもできる。
【0047】使用に際しては、液冷プレート400を、
冷却すべき電子部品に取り付ける。水、フルオリナー
ト、または他の適当な液体などの冷媒が、第1ホース継
手426中を流れ、続いてコア402と熱伝達プレート
412、413の間に形成されチャネル407中を流
れ、第2ホース継手426から出る。チャネル407
は、熱伝達プレート412、413の最大熱伝達を必要
とする選ばれた領域に冷媒が接触できるように設計する
ことが好ましい。またプレート400は、50psiの
冷媒圧力で動作するように設計されるが、圧力試験は最
大150psiで行う。
【0048】
【発明の効果】本発明により、製造が容易で特に軽量
な、電子機器用の複合液冷プレートが提供される。銅ま
たはその他の高熱伝導性材料の使用を、複合液冷プレー
トの熱伝導を必要とする領域だけに限定することによっ
て、この複合液冷プレートは比較的軽量でコンパクトに
保たれる。また本発明により、最大の熱伝達を必要とす
る領域に冷媒を送るための最適化された冷却経路が提供
される。したがって、複数の電子部品を冷却しようとす
る場合、各電子部品の個別の冷却要件を考慮に入れて、
本発明の複合液冷プレートを構成することができる。複
合液冷プレートの冷媒制御手段は、プラスチック・コア
であることが好ましく、液体を「高温」部品の下のプレ
ートに送るための冷媒フロー・チャネルを有し、これに
よって「高温」部品と冷媒との間に短い伝導経路を形成
する。最終パッケージ設計を改善する際に、まず冷却し
ようとするコンピュータ(または他の装置)のレイアウ
トを決定し、次いで液冷プレートのチャネルを、最大の
熱伝導を必要とするプレートの適切な領域に経路指定す
ることによって、さらに利点が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の複合液冷プレートの第1実施例の正面
分解透視図である。
【図2】図1の複合液冷プレートの第1実施例の背面分
解透視図である。
【図3】伝導冷却のために電子部品を両側に取り付け
た、図1の複合液冷プレートの側面斜視図である。
【図4】本発明の複合液冷プレートの第2実施例の正面
分解透視図である。
【符号の説明】
100 複合液冷プレート 102 コア 104 近端部 106 遠端部 108 頂部 109 底部 110 リップ 112 中央壁 114 第1チャネル 116 ホース継手 118 チャネル 124 第1フロースルー孔 125 第2フロースルー孔 130 第1熱伝達プレート 142 第2熱伝達プレート 144 チャネル面 152 第3熱伝達プレート 154 チャネル面
フロントページの続き (72)発明者 ドナルド・ピー・リーリツク アメリカ合衆国12481、ニユーヨーク州シ ヨーカン、メアリー・ルー・レーン 15番 地エイ (72)発明者 クリフオード・ビー・ウエルズ アメリカ合衆国12538、ニユーヨーク州ハ イド・パーク、ヒルマン・ドライブ 8番 地

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)電子部品を付着できる、熱伝導率の
    高い第1の熱伝達プレートと、 (b)前記第1熱伝達プレートの高い熱伝導率より低い
    熱伝導率を有し、所望の形状に成形することのできるプ
    ラスチック材料から形成された、前記第1熱伝達プレー
    トに冷媒を送るための冷媒制御手段とを含み、 前記第1熱伝達プレートを前記冷媒制御手段に付着する
    と、それが冷媒と直接接触して第1の冷媒空洞を形成す
    る、 冷媒を用いて電子部品を冷却するための冷媒制御システ
    ム。
  2. 【請求項2】さらに、電子部品を付着できる熱伝導率の
    高い第2の熱伝達プレートを含み、前記第2熱伝達プレ
    ートを前記冷媒制御手段に付着すると、それが冷媒と直
    接熱的に接触して第2の冷媒空洞を形成する、請求項1
    に記載の冷媒制御システム。
  3. 【請求項3】前記冷媒制御手段が、前記第1冷媒空洞と
    前記第2冷媒空洞の間の連絡を可能にする手段を有す
    る、請求項2に記載の冷媒制御システム。
  4. 【請求項4】前記冷媒制御手段が、前記第1熱伝達プレ
    ートの最大の熱伝達を必要とする選ばれた領域のみに冷
    媒が接触するように構成されたフロー・チャネルを有す
    る、請求項1に記載の冷媒制御システム。
  5. 【請求項5】(1)液体冷媒によって冷却すべき各電子
    部品の冷却要件を決定するステップと、 (2)前記の各冷却要件が満たされるように、前記冷媒
    制御システムの少なくとも2つの選ばれた領域に液体冷
    媒を流して電子部品を冷却する、冷媒制御システムを構
    成するステップと、 (3)前記冷媒制御システム中に液体冷媒を通して、各
    電子部品を冷却し、それによって各電子部品が所定の温
    度以下で動作する前記の各冷却要件を満たすステップと
    を含む、電子部品を冷却する方法。
  6. 【請求項6】前記ステップ(2)の冷媒制御システム
    が、前記冷媒制御システムの少なくとも2つの選ばれた
    領域に液体冷媒を流して、付属の電子部品を前記の所定
    温度以下に保つための、少なくとも1つのチャネルを有
    するように構成される、請求項5に記載の冷却方法。
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