JPH0512118Y2 - - Google Patents

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JPH0512118Y2
JPH0512118Y2 JP5437887U JP5437887U JPH0512118Y2 JP H0512118 Y2 JPH0512118 Y2 JP H0512118Y2 JP 5437887 U JP5437887 U JP 5437887U JP 5437887 U JP5437887 U JP 5437887U JP H0512118 Y2 JPH0512118 Y2 JP H0512118Y2
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vehicle
antenna cable
cover
vehicle body
outside
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、自動車用アンテナケーブル引き込
み構造に係り、詳しくは車体の防水性等に優れる
自動車用アンテナケーブル引き込み構造に関する
ものである。
〔従来の技術〕
自動車に通信機器及びテレビ等を搭載するとき
は、車外にアンテナが必要となる。
従来の自動車では、製造時において自動車用ア
ンテナケーブル引き込み構造は予め設けられてお
らず、車外のアンテナと車内の通信機器及びテレ
ビ等とを接続するアンテナケーブルを通すため
に、工場出荷後に車体に穴を開けたり(例:実開
昭61−118849号公報)、ドアの窓枠部とその窓枠
内の開閉自在なウインドガラスとの間の隙間を利
用している。
〔考案が解決しようとする問題点〕
このような従来のアンテナケーブル引き込み方
式では、雨天時等において、アンテナケーブルを
通している穴又は隙間から車内へ雨水等が侵入す
るとともに、穴における錆の発生が問題になつて
いる。さらに、車体にアンテナケーブル引き込み
用の穴を設けたり、ウインドガラスと車体との間
の隙間にアンテナケーブルを通したりする場合、
それら穴や挿通部が外から丸見えとなり、外観を
悪化させている。
この考案の目的は、従来技術のこのような問題
点を解決し、防水性及び防錆性に優れるととも
に、外観を向上させることができる自動車用アン
テナケーブル引き込み構造を提供することであ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案による自動車用アンテナケーブル引き
込み構造は、車体に形成され上下においてそれぞ
れ車内及び車外へ開口する車体開口部と、この車
体開口部の周縁部に固定されアンテナケーブルの
接続用のコネクタの装着孔をもつブラケツトと、
車体開口部及びブラケツトの下方を覆うように車
外に配設され着脱自在に固定されるカバーとを有
してなる。
〔作用〕
カバーは、自動車への通信機器及びテレビ等の
搭載及び非搭載に関係なく、車外において車体開
口部及びブラケツトの下方を覆つている。こうし
て、カバーにより、ブラケツト、コネクタ及び車
内への雨水等の侵入が防止される。
通信機器及びテレビ等を搭載する場合は、カバ
ーを取外すとともに、ブラケツトの装着孔にコネ
クタを装着し、コネクタを介して車内及び車外の
アンテナケーブルを接続する。カバーは、コネク
タへの車外のアンテナケーブルの接続後、再び車
体開口部及びブラケツトの下方を覆うように、固
定される。
〔実施例〕
以下、この考案を図面の実施例について説明す
る。
第3図は通信機器及びテレビ等用のアンテナを
車体の外部に設置されたトラツクのキヤブの概略
的な外部側面図である。トラツク10のキヤブ1
2は、ルーフ14と、このルーフ14の幅方向両
側縁部に設けられたドリツプチヤンネル16とを
含み、アンテナ18は、鉛直方向へ延び、下端に
おいて、一方のドリツプチヤンネル16の近傍に
固定されている。クオータパネル20は、キヤブ
12の側面後部に車体の一部として設けられてい
る。
第1図は第2図の−線に沿う断面図、第2
図は第3図のの範囲の詳細図である。第1図及
び第2図において、クオータパネル20の上部側
面には、キヤブ12の側方外方へ膨らむ膨出部2
2が形成され、膨出部22の下端には、上下にお
いてそれぞれ車内側及び車外側へ開口する車体開
口部24が形成されている。ブラケツト26は、
車体開口部24を塞ぐように、周縁部に沿つて適
宜間隔の個所28において車体開口部24の周縁
部にスポツト溶接により固定され、中央水平面部
において装着孔29を形成されている。コネクタ
30は、装着孔29に装着可能であり、装着孔2
9への装着後、ナツト31によりブラケツト26
に固定される。コネクタ30は、一端において車
内の通信機器及びテレビ等へ接続されている車内
側アンテナケーブル32の他端に予め固定されて
いる。車外側アンテナケーブル34は、一端にお
いてアンテナ18へ接続され、他端においてコネ
クタ30の下部の端子へ切り離し可能に接続され
る。ブラケツト26の外方側縁部36は膨出部2
2の下端から下方へ少し突出しており、ねじ穴3
8が外方側縁部36に形成されている。カバー4
0は、上側の側縁部が外方側縁部36の外面にほ
ぼ密に接触するように、そして、他の側縁部が車
体開口部24の下方のクオータパネル20の外面
にほぼ密に接触するように、湾曲した形状に成形
されている。外方側縁部36に接触するカバー4
0の上側の側縁部には、ねじ穴38と対応する位
置に挿通穴42が形成されている。カバー40の
上側の側縁部が外方側縁部36に当たるように、
カバー40を保持してから、ねじ44を挿通穴4
2に挿通し、ねじ44を回して外方側縁部36の
ねじ穴38に締め込み、カバー40をクオータパ
ネル20に固定する。
カバー40は、通信機器及びテレビ等を車内に
搭載している場合及び搭載していない場合共に、
第1図に示されているように、車外側において膨
出部22の下端部に固定されて、車体開口部24
及びコネクタ30の下方を覆つている。したがつ
て、車体開口部24を通しての車外から車内への
雨水等の侵入が防止され、また、コネクタ30等
における錆の発生が防止される。
車内に通信機器及びテレビ等が搭載されていな
い場合は、車内側アンテナケーブル32及び車外
側アンテナケーブル34が除去されるとともに、
コネクタ30がブラケツト26の装着孔29から
取り外されている。
車内に通信機器及びテレビ等を搭載する場合
は、一旦、ねじ44を緩めて、カバー40をクオ
ータパネル20から取り外す。次に、コネクタ3
0をブラケツト26の装着孔29に装着し、ナツ
ト31により固定する。コネクタ30の上側の端
子、すなわち車内側の端子には車内側アンテナケ
ーブル32の端が予め接続されているので、コネ
クタ30の下側の端子、すなわち車外側の端子に
車外側アンテナケーブル34を接続し、これによ
り車内側アンテナケーブル32と車外側アンテナ
ケーブル34とが接続状態になる。コネクタ30
への車外側アンテナケーブル34の接続後、カバ
ー40を車体開口部24の下方に保持して、ねじ
44により外方側縁部36に固定する。第1図は
車内側アンテナケーブル32と車外側アンテナケ
ーブル34とを接続した後の状態を示している。
車内側アンテナケーブル32と車外側アンテナケ
ーブル34とが接続されている場合は、車外側ア
ンテナケーブル34はカバー40の下側の側縁と
それを当てられているクオータパネル20の部分
との間を通されている。車外側アンテナケーブル
34が通される個所における水密性を高めるため
に、カバー40は弾性部材からなることが有利で
ある。
〔考案の効果〕
このように、この考案によれば、上下において
それぞれ車内及び車外へ開口する車体開口部が車
体に予め形成され、コネクタの装着孔をもつブラ
ケツトが車体開口部に固定されるとともに、カバ
ーが車体開口部及びブラケツトの下方を覆うよう
に車外において配設され着脱自在に固定されてい
る。したがつて、通信機器及びテレビ等を追加搭
載するのに当たり、車体にアンテナケーブル用の
挿通孔を形成する必要がなく、簡単に車外のアン
テナから車内の通信機器及びテレビ等へアンテナ
ケーブルを引き込むことができる。また、車体開
口部は下方において車外へ開口するとともに、カ
バーが車体開口部及びブラケツトの下方をアンテ
ナケーブルの引き込み時及び非引き込み時におい
て覆つているので、車内への雨水等の侵入、雨水
等に因る車体開口部、コネクタ及びブラケツトに
おける発錆を防止することができる。また、自動
車の外において、上方及びほぼ水平方向からは、
車体に形成された車体開口部が見えないので、外
観が向上する。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例に関し、第1図は第
2図の−線に沿う断面図、第2図は第3図の
の範囲の詳細図、第3図は通信機器及びテレビ
等用のアンテナを車体の外部に設置されたトラツ
クのキヤブの概略的な外部側面図である。 20……クオータパネル(車体)、24……車
体開口部、26……ブラケツト、29……装着
孔、30……コネクタ、32……車内側アンテナ
ケーブル、34……車外側アンテナケーブル、4
0……カバー。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 車体に形成され上下においてそれぞれ車内及
    び車外へ開口する車体開口部と、この車体開口
    部の周縁部に固定されアンテナケーブルの接続
    用のコネクタの装着孔をもつブラケツトと、前
    記車体開口部及び前記ブラケツトの下方を覆う
    ように車外に配設され着脱自在に固定されるカ
    バーとを有してなることを特徴とする自動車用
    アンテナケーブル引き込み構造。 (2) 前記カバーは弾性部材からなることを特徴と
    する実用新案登録請求の範囲第1項記載の自動
    車用アンテナケーブル引き込み構造。
JP5437887U 1987-04-10 1987-04-10 Expired - Lifetime JPH0512118Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5437887U JPH0512118Y2 (ja) 1987-04-10 1987-04-10

Applications Claiming Priority (1)

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JP5437887U JPH0512118Y2 (ja) 1987-04-10 1987-04-10

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Publication Number Publication Date
JPS63161050U JPS63161050U (ja) 1988-10-20
JPH0512118Y2 true JPH0512118Y2 (ja) 1993-03-26

Family

ID=30881316

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JP5437887U Expired - Lifetime JPH0512118Y2 (ja) 1987-04-10 1987-04-10

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JP2020152195A (ja) * 2019-03-19 2020-09-24 株式会社東芝 車両用ケーブル支持装置

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JPS63161050U (ja) 1988-10-20

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