JPH0512112B2 - - Google Patents

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JPH0512112B2
JPH0512112B2 JP59145068A JP14506884A JPH0512112B2 JP H0512112 B2 JPH0512112 B2 JP H0512112B2 JP 59145068 A JP59145068 A JP 59145068A JP 14506884 A JP14506884 A JP 14506884A JP H0512112 B2 JPH0512112 B2 JP H0512112B2
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JP
Japan
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turret
drive shaft
main drive
rotation
shaft
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JP59145068A
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Fumio Yokoi
Mitsusachi Asano
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Yamazaki Mazak Corp
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Yamazaki Mazak Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 (a) 産業上の利用分野 本発明は、産業用ロボツト等に適用するに好適
なタレツト駆動装置に関する。
(b) 従来の技術 最近の産業用ロボツトに於ては、要求される作
業が徐々に高度なものになつてくる傾向にある。
こうした要望に答えるために、タレツト上に複数
のハンドを配置して、作業内容に応じてハンドを
選択使用する方式が用いられつつある。
(c) 発明が解決しようとする問題点 従来、こうした方式を採る場合において、タレ
ツト上に設けられたハンドを所定の作業位置に位
置決めするには、位置決め専用のサーボモータを
タレツトに設けていた。しかし、これでは、ハン
ド取り付け装置の重量が増大して大型化する欠点
があるばかりか、ロボツトのアームから先の重量
が増大することにより、ロボツトの全体構造に、
より強固なものが求められるようになる不都合が
ある。
また、サーボモータにより位置決めする場合に
は、サーボモータの駆動制御系が新たに必要とな
るので、ロボツトの駆動制御系を根本的に変える
必要が生じ、在来ロボツトの改造に多くの手間と
費用が掛かる欠点があつた。
本発明は、前述の欠点を解消すべく、軽量かつ
小型で、サーボモータ等の特別の位置決め駆動手
段もタレツト上に設ける必要が無く、従つて、サ
ーボモータ用の新たな駆動制御系を設ける必要の
無い、在来ロボツトにも容易に適用することが出
来るタレツト駆動装置を提供することを目的とす
るものである。
(d) 問題点を解決するための手段 即ち、本発明は、ベースを有し、前記ベースに
主駆動軸を任意の回転角度位置に回転割り出し駆
動自在に設け、前記主駆動軸にタレツト本体を該
主駆動軸を中心に相対的に回転自在に設け、前記
タレツト本体に、前記主駆動軸の回転を前記タレ
ツト本体に伝えるか、前記タレツト本体を前記ベ
ースに対して固定するかを選別する第1のクラツ
チ手段を設け、前記タレツト本体にタレツト旋回
部材を旋回駆動軸を中心に前記タレツト本体に対
して旋回自在に支持し、前記旋回駆動軸と前記主
駆動軸との間に前記主駆動軸の回転を前記旋回駆
動軸に伝達するか否かを選択する第2のクラツチ
手段を設け、前記第1のクラツチ手段により前記
主駆動軸の回転を前記タレツト本体に伝達するこ
とにより前記主駆動軸により前記タレツト本体を
前記タレツト旋回部材と共に前記主駆動軸を中心
に回転させ、前記第2のクラツチ手段により前記
主駆動軸の回転を前記旋回駆動軸に伝達すること
により前記主駆動軸により前記タレツト旋回部材
を前記タレツト本体に対して旋回させ得るように
して構成される。
(e) 作用 タレツト本体を回転させる場合には第1のクラ
ツチ手段により主駆動軸とタレツト本体を接続
し、旋回部材をタレツト本体に対して旋回させる
場合には、第2のクラツチにより主駆動軸と旋回
駆動軸を接続するように作用する。
(f) 実施例 以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。
第1図は本発明によるタレツト駆動装置の一実
施例を示す正断面図、第2図は第1図のタレツト
駆動装置が装着された産業用ロボツトを示す正面
図、第3図は第2図における産業用ロボツトの空
圧回路図である。
産業用ロボツト1は、第2図に示すように、本
体2を有しており、本体2にはメインアーム3が
矢印A,B方向に移動駆動自在、かつ矢印I,J
方向に旋回自在に設けられている。メインアーム
3にはサブアーム5が水平面内で軸5aを中心に
回転自在に設けられており、サブアーム5の先端
には手首軸5bが任意の回転角度位置に回転割り
出し駆動自在に設けられている。手首軸5bに
は、第1図に示すように、タレツト式ハンド取り
付け装置6が、本体9にベアリング10等により
回転自在に支持された取り付け軸7を固着接続さ
せた形で装着されており、取り付け軸7にはキー
11を介してクラツチリング12が嵌合してい
る。クラツチリング12にはピン12aが植設さ
れており、更に取り付け軸7の図中下部にはかさ
歯車13が取り付け軸7に対して回転自在に係合
している。かさ歯車13にはキー15を介してス
ライドリング16が取り付け軸7の軸心方向、即
ち矢印C,D方向にのみ摺動自在に設けられてお
り、スライドリング16にはピン12aと係合し
得る溝16aが穿設形成されている。また、スラ
イドリング16の外周部には溝16bが円環状に
形成されており、溝16bには本体9に固着され
たエアシリンダ17のピストンロツド17aに装
着されたレバ17bの先端が嵌入係合している。
ピストンロツド17aは矢印C,D方向に突出駆
動自在に設けられており、更に、本体9にはエア
シリンダ19がピストンロツド19aを矢印C,
D方向に突出駆動自在にした形で設けられてい
る。エアシリンダ19のピストンロツド19aの
先端、即ち第1図上端にはキー19bが固着され
ており、またサブアーム5のピストンロツド19
aと対向し得る位置にはロツド穴5cが形成され
ている。
一方、本体9には全体円盤状のタレツト20
が、本体9の周囲に円環状に形成されたレール9
aを介して中心軸CLを中心に回転自在に設けら
れており、タレツト20には回転軸20aが中心
軸CLにその軸心を一致させた形で、ベアリング
21等により本体9に対して回転自在に設けられ
ている。回転軸20aにはキー23を介してかさ
歯車22が、かさ歯車13と噛合した形で設けら
ており、更に回転軸20aにはその中心部に空圧
回路を構成する穴20bが軸心に沿つた形で穿設
されている。穴20bの外側には、同様に空圧回
路を構成する穴20cが穿設形成されており、穴
20b及び20cは回転軸20a中に円環状に形
成された空気分配溝20d等を介して、各ハンド
への空気の供給を選択制御する後述の選択切り替
え弁25へ接続されている。なお、穴20b及び
20cには空気供給管26,26が接続してい
る。
また、タレツト20の外周面20eには、複数
のハンド27が所定の間隔で装着されており、各
ハンド27にはハンド27を駆動するためのピス
トンやモータ等のアクチエータ29が設けられて
いる。各アクチユエータ29には、第1図及び第
3図に示すように、タレツト20上に固定的に所
定の間隔で装着された選択切り替え弁25が接続
されており、各選択切り替え弁25はロボツト本
体2側に設けられた制御バルブ30に前述の穴2
0b,20c、空気供給管26等を介して接続さ
れており、更に本体2にはエアシリンダ17,1
9駆動用の制御バルブ31,32がそれらエアシ
リンダ17,19に接続された形で設けられてい
る。なお、各制御バルブ30,31,32には減
圧弁33等を介して図示しない空気圧縮機等の空
気供給手段が接続されている。また、本体9の所
定位置には、第1図に示すように、ブロツク35
が選択切り替え弁25の切り替えロツド25aと
選択的に当接係合自在に設けられている。
一方、タレツト20の、各ハンド27が装着さ
れた位置に対応する位置には、第1図に示すよう
に、位置決め穴20fが設けられており、位置決
め穴20fには、エアシリンダ17のピストンロ
ツド17aの先端が選択的に嵌入係合することが
出来る。
産業用ロボツト1は以上のような構成を有する
ので、第1図下方の所定の作業位置Xに位置決め
されたハンド27を交換して別の作業を行う場合
には、まず、サブアーム5の手首軸5bを適宜な
角度矢印E,F方向に回転させて、サブアーム5
に設けられたロツク穴5cとエアシリンダ19の
ピストンロツド19a先端を対向させる。この状
態で制御バルブ32を切り替えてエアシリンダ1
9のピストンロツド19aをD方向に突出させる
と、ピストンロツド19a先端が、それまでのキ
ー19bが取付け軸7のキー溝7aに嵌入係合し
た状態から、キー溝7aとの係合状態が解除され
てロツク穴5cに嵌入係合し、本体9はエアシリ
ンダ19を介してサブアーム5に対して固定され
る。次に制御バルブ31を切り替えて、エアシリ
ンダ17のピストンロツド17aを同様にD方向
に後退させる。すると、ピストンロツド17aの
先端はそれまで嵌入係合していたタレツト20の
位置決め穴20fから外れ、タレツト20は本体
9に対して回転軸20aを中心に矢印G、H方向
にレール9aを介して自由に回転することが出来
るようになる。
また、ピストンロツド17aがD方向に移動す
ると、レバ17bと溝16bを介して係合してい
るスライドリング16も、D方向にかさ歯車13
上を移動する。すると、スライドリング16の溝
16aがクラツチリング12のピン12aに嵌入
係合する。この状態で、サブアーム5の手首軸5
bを所定角度E又はF方向に回転させると、取り
付け軸7、クラツチリング12、スライドリング
16、かさ歯車13,22を介して回転軸20
a、即ちタレツト20が本体9に対してH又はG
方向に所定角度回転し、それまで作業位置Xに位
置決めされていた使用済みのハンド27を他の待
機位置にずらせると共に、目的のハンド27を作
業位置Xに位置決めする。タレツト20の回転角
度は、手首軸5bの回転角度量に依存するので、
交換すべきハンド27の現在位置(タレツト20
が回転する以前の状態における位置)と作業位置
X間におけるタレツト20の所要回転角度に対応
した角度量だけ手首軸5bをE又はF方向に回転
させることにより、目的のハンド27を容易に作
業位置Xに位置決めすることが出来る。なお、手
首軸5bが回転しても、本体9はピストンロツド
19aがサブアーム5のロツク穴5cと係合して
手首軸5bの回転に対して固定されているので、
本体9が手首軸5bと共につれ回りを生じること
はなく、ハンド27の作業位置Xへの位置決め動
作は円滑に行われる。
目的のハンド27を作業位置Xに位置決めした
ところで、制御バルブ31を切り替えて、エアシ
リンダ17のピストンロツド17aをC方向に突
出させる。すると、ピストンロツド17aの先端
がタレツト20の位置決め穴20fに嵌入係合
し、タレツト20を本体9に対して固定する。こ
の位置決め穴20fは、既に述べたように、タレ
ツト20上の各ハンド27に対応した位置に穿設
されているので、タレツト20上のいずれかのハ
ンド27を作業位置Xに位置決めすることによ
り、該位置決めされたハンド27に対応する位置
決め穴20fとピストンロツド17aが対向する
ことになる。なお、ピストンロツド17aの位置
決め穴20fと係合する先端部17cは、第1図
に示すように、テーパ状に形成されているので、
ピストンロツド17aが位置決め穴20fに嵌入
係合することにより、ハンド27は該テーパ部分
により正確に所定の作業位置Xに位置決め保持さ
れる。
また、ピストンロツド17aがC方向に突出す
ると、レバ17bを介してスライドリング16も
C方向に移動し、それまで係合状態にあつた溝1
6aとクラツチリング12のピン12aとの係合
が解除される。これにより、前述の位置決め穴2
0fに対するピストンロツド17aの嵌入係合に
よるタレツト20の本体9に対する位置決めを、
より正確に行うことが可能となる。即ち、歯車1
3,22等の累積バツクラツシが、ピストンロツ
ド17aが穴20fに嵌入することによつて修正
する角度量よりも小さい場合には、ピストンロツ
ド17aの位置決め穴20fへの嵌入によつてタ
レツト位置を正確に位置決めしようとしても、ロ
ツド17aによつて修正される角度量がバツクラ
ツシ分を上回り、クラツチリング12と溝16a
間の係合を解除しない限りタレツト20の正確な
位置決めが不可能となる。また、歯車13,22
等の累積バツクラツシをピストンロツド17aの
修正角度量より大きくとると、手首軸5bによる
タレツト20の回転位置決めに際して、ピストン
ロツド17aについて正確な位置決めが可能な範
囲にタレツト20を位置決めする必要が生じ、従
つてバツクラツシを考慮した形で手首軸5bの回
転角度を決定する必要が生じて制御が煩雑にな
る。従つて、手首軸5bの制御を煩雑化させるこ
となく、正確なタレツト20の位置決めを達成す
るには、ピストンロツド17aによつて修正され
る角度量に対して回転力伝達手段中の累積バツク
ラツシを小さくとり、かつタレツト20の位置決
めに際しては、クラツチリング12、スライドリ
ング16等のクラツチ手段により手首軸5bとタ
レツト20間の接続を断つことが望ましい。
クラツチリング12と溝16aの係合が解除さ
れたところで、手首軸5bを、タレツト20の位
置決めの際に、回転させた方向とは反対の方向
に、位置決め時に回転させた角度と等しい角度量
回転させ、元の位置、即ち、タレツト位置決め前
に手首軸5bが位置決めされていた位置に戻す。
そこで、制御バルブ32が切り替えられ、エアシ
リンダ19のピストンロツド19aがC方向に後
退し、ピストンロツド19aとロツク穴5cとの
係合が解除されると共に、キー19bが取り付け
軸7に穿設形成されたキー溝7aに嵌入係合す
る。この状態で、メインアーム3を第2図矢印
A,B方向に適宜移動駆動し、更にサブアーム5
を軸5aを中心に水平面内で回転させて、タレツ
ト式ハンド取り付け装置6の作業位置Xに位置決
めされたハンド27により所定の作業を行う。
なお、作業位置Xのハンド27を第2図に示す
矢印E,F方向に所定角度回転させる場合には、
手首軸5bを同様にE,F方向に所定角度回転さ
せる。すると、手首軸5bの回転はキー溝7a、
キー19b、ピストンロツド19a、エアシリン
ダ19を介して本体9に伝わり、本体9は手首軸
5bと一体となつた形で所定角度回転する。本体
9が所定角度回転すると、本体9に対してピスト
ンロツド17a、位置決め穴20fを介して固定
されたタレツト20、従つて作業位置Xのハンド
27も同様にE又はF方向に所定角度回転するの
で、手首軸5bを回転させることによりハンド2
7を任意の方向へ向かせることが出来る。この手
首軸5bの回転によるハンド27の旋回動作は、
手首軸5bの位置が、タレツト20の位置決め動
作を行う直前の時点に戻されている(即ち、本来
の手首軸5bとしての動作からタレツト20の位
置決め動作に決換えられる直前の位置に戻されて
いる。)ので、その後、再度、本来の手首軸5b
としての動作を行う際に、タレツト20の位置決
め動作の際にどれだけ手首軸5bが回転したかを
考慮しなくても、本来の意図した角度位置にハン
ド27を位置決めすることが出来る。
ところで、所望のハンド27が作業位置Xに位
置決めされると、当該ハンド27のアクチエータ
29に駆動用空気を供給している空圧回路中に設
けられた、選択切り替え弁25,25の切り替え
ロツド25aが本体9に設けられたブロツク35
に、第1図に示すように、当接係合し、タレツト
式ハンド取り付け装置6内の当該アクチエータ2
9に関する空圧回路を選択的に開く。すると、作
業位置Xに位置決めされたハンド27と産業用ロ
ボツト1の本体2側に設けられたハンド制御用制
御バルブ30が接続され、制御バルブ30の切り
替えにより作業位置Xに位置決めされたハンド2
7のアクチエータ29のみが制御バルブ30によ
り駆動制御自在な状態となる。即ち、作業位置X
以外に待機した状態にあるハンド27のアクチエ
ータ29については、当該アクチエーラ29に対
応した選択切り替え弁25がブロツク35と当接
することは無いので、制御バルブ30との空圧回
路が選択切り替え弁25により遮断された状態と
なり、制御バルブ30の切り替え動作により駆動
されるのは作業位置Xにあるハンド27のみとな
り、他の位置のハンド27は何らの動作も行うこ
とは無い。従つて、制御バルブ30の切り替えに
より、作業位置X以外のハンド27が不用意に動
作することが無く、極めて安全である。
(g) 発明の効果 以上、説明したように、本発明によれば、サブ
アーム5などのベースを有し、前記ベースに手首
軸5b、取り付け軸7などの主駆動軸を任意の回
転角度位置に回転割り出し駆動自在に設け、前記
主駆動軸に本体9などのタレツト本体を該主駆動
軸を中心に相対的に回転自在に設け、前記タレツ
ト本体に、前記主駆動軸の回転を前記タレツト本
体に伝えるか、前記タレツト本体を前記ベースに
対して固定するかを選択するエアシリンダ19な
どの第1のクラツチ手段を設け、前記タレツト本
体にタレツト20などのタレツト旋回部材を回転
軸20aなどの旋回駆動軸を中心に前記タレツト
本体に対して旋回自在に支持し、前記旋回駆動軸
と前記主駆動軸との間に前記主駆動軸の回転を前
記旋回駆動軸に伝達するか否かを選択するエアシ
リンダ17、スライドリング16、クラツチリン
グ12などの第2のクラツチ手段を設け、前記第
1のクラツチ手段により前記主駆動軸の回転を前
記タレツト本体に伝達することにより前記主駆動
軸により前記タレツト本体を前記タレツト旋回部
材と共に前記主駆動軸を中心に回転させ、前記第
2のクラツチ手段により前記主駆動軸の回転を前
記旋回駆動軸に伝達することにより前記主駆動軸
により前記タレツト旋回部材を前記タレツト本体
に対して旋回させ得るようにして構成したので、
タレツト本体を回転させる場合には第1のクラツ
チ手段により主駆動軸とタレツト本体を接続して
主駆動軸を回転駆動させることにより回転させ、
旋回部材をタレツト本体に対して旋回させる場合
には、第2のクラツチにより主駆動軸と旋回駆動
軸を接続することにより、同様に主駆動軸を回転
駆動させることにより回転させることができる。
即ち、タレツト本体外の駆動源により駆動される
単一の駆動手段としての主駆動軸により、タレツ
ト本体及び旋回部材の主駆動軸を中心とした回転
と、外旋回部材の該タレツト本体に対する回転を
選択的に行うことが可能となり、わざわざ旋回部
材用のサーボモータをタレツト本体上に設ける必
要がなくなり、軽量で小型のタレツト駆動装置の
提供が可能となる。
また、旋回部材の旋回動作を、主駆動軸の回転
角度を選択することにより容易に行うことが出来
るので、タレツト本体上にサーボモータを設けて
旋回させる場合に比して、その制御が在来の主駆
動軸の制御系を利用すれば足り、特別の駆動制御
系を新たに設置する必要がないので、在来のロボ
ツトへの適用も経済的かつ容易に行うことが出来
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるタレツト駆動装置の一実
施例を示す正断面図、第2図は第1図のタレツト
駆動装置が装着された産業用ロボツトを示す正面
図、第3図は第2図における産業用ロボツトの空
圧回路図である。 1……産業用ロボツト、5b……手首軸、6…
…タレツト式ハンド取り付け装置、9……タレツ
ト本体(本体)、12……第2のクラツチ手段
(クラツチリング)、16……第2のクラツチ手段
(スライドリング)、17……第2のクラツチ手段
(エアシリンダ)、19……第1のクラツチ手段
(エアシリンダ)、20……旋回部材(タレツト)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ベースを有し、 前記ベースに主駆動軸を任意の回転角度位置に
    回転割り出し駆動自在に設け、 前記主駆動軸にタレツト本体を該主駆動軸を中
    心に相対的に回転自在に設け、 前記タレツト本体に、前記主駆動軸の回転を前
    記タレツト本体に伝えるか、前記タレツト本体を
    前記ベースに対して固定するかを選択する第1の
    クラツチ手段を設け、 前記タレツト本体にタレツト旋回部材を旋回駆
    動軸を中心に前記タレツト本体に対して旋回自在
    に支持し、 前記旋回駆動軸と前記主駆動軸との間に前記主
    駆動軸の回転を前記回駆動軸に伝達するか否かを
    選択する第2のクラツチ手段を設け、 前記第1のクラツチ手段により前記主駆動軸の
    回転を前記タレツト本体に伝達することにより前
    記主駆動軸により前記タレツト本体を前記タレツ
    ト旋回部材と共に前記主駆動軸を中心に回転さ
    せ、前記第2のクラツチ手段により前記主駆動軸
    の回転を前記旋回駆動軸に伝達することにより前
    記主駆動軸により前記タレツト旋回部材を前記タ
    レツト本体に対して旋回させ得るようにして構成
    したタレツト駆動装置。
JP14506884A 1984-07-12 1984-07-12 タレット駆動装置 Granted JPS6125797A (ja)

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JP14506884A JPS6125797A (ja) 1984-07-12 1984-07-12 タレット駆動装置

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JPS6125797A JPS6125797A (ja) 1986-02-04
JPH0512112B2 true JPH0512112B2 (ja) 1993-02-17

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JPS62213928A (ja) * 1986-03-13 1987-09-19 Nippon Denso Co Ltd 組立機用チヤツク装置

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