JP4316721B2 - 二つの回転自由度を持たせて2個の物体を互いに連結する装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、二つの回転自由度を持って互いに移動可能な2個の物体A,Bの連結に関し、より詳しくは、強度があって小型の簡易組立式の連結に関する。
【0002】
以下の説明では、便宜上、必要な場合には直交座標系X、Y、Zを参照するが、当然、本発明と発明の詳細な説明の意味とを変更することなく、座標の各役割を入れ換えることができる。同様に、X、YまたはZによる(に従った)回転とは、この回転が、回転幾何学軸の正確な位置は別にして、X、YまたはZに平行な回転幾何学軸により行われることを意味する。
【0003】
【従来の技術】
ジャッキ装置(機構)ではしばしば、たとえばAが装置の固定構造物であり、Cがこの装置の可動部品であるとき、装置の2個の物体AとCを互いに対して移動可能な、たとえば物体Bが考えられる。このようなジャッキは一般に、液圧式、空気圧式または電気式のエネルギー供給源に接続されている。特に、物体A,Cの相対移動が純粋な平行移動、直動あるいは並進運動(translation)ではない場合、この移動に応じた回転自由度を有する連結手段により、前記物体A,Cにジャッキの端を連結することが必要になる。このような構成はまた、物体A,Cの相対的な位置決めの不正確さを解消するために必要になることもある。
【0004】
連結される物体AまたはCの一方が、たとえばX軸により物体の他方に対して回転する場合、ジャッキの少なくとも一端を、X軸による単一の回転自由度を持つ簡単な連結手段により、対応する物体AまたはBに連結することは周知である。前記連結手段は、X軸に平行に配向された中ぐり穴内の円筒シャフトを含む。製造上の公差により物体AとCの間にX軸による位置決め誤差が生ずると、この解決法は、次の二つの欠点を合わせもつ。
【0005】
− 製造上の公差により生ずる位置決め誤差を補正するために、シャフトに沿ったジャッキの位置決め調整が必要になることがある。
【0006】
− 調整の精度を低減し、さらには前記調整をなくすために、シャフトと中ぐり穴との間に十分な遊びが必要になるが、この遊びは、次のような複数の欠点を有する。
【0007】
− 遊びは、ジャッキにより引き起こされる物体AとCの相対移動の精度を低減する。
【0008】
− この遊びが大きいと、ジャッキは解放され、振動作用でひとりでに回転することがある。
【0009】
− シャフトと中ぐり穴との間の接触は、一端でしか行われないので、接触圧が増し、この一端でシャフトおよび中ぐり穴の損傷(劣化)を起こす。
【0010】
このために、回り継ぎ手あるいはトグル継ぎ手(rotule)を介してジャッキ胴体を固定構造物に連結することが知られている。前記トグル継ぎ手は、一般にジャッキ胴体に連結される雄形の球状支承部を含み、また前記トグル継ぎ手は、所定の遊びを伴って雄形の球状支承部を囲む雌形の球状支承部を含む。そのとき前記雌形の球状支承部は通常、固定構造物に結合される。しかしながら、このような連結手段は一般に幾つかの欠点を有する。
1. ジャッキは、たとえば装置の振動作用でひとりでに回転することがあるので、エネルギー源との連結部において応力を発生し、前記連結部を破壊することがある。従って、補足的な回転防止手段、つまり、この回転を抑止する手段を設けなければならない。
2. トグル継ぎ手への連結手段は、ジャッキから伝達される応力に耐えるように必要以上の寸法にしなければならない。これは特に、構成材料を永久変形させて雌形の部分を雄形の部分に組み立てる場合にいえる。従って、構成材料は、柔らかくなければならないので、トグル継ぎ手が受ける応力が大きいと雌形部分の球状の内面が損傷する。この損傷は、応力が大きいために生じる面の圧力により起きる。しかも、装置の振動レベルが高い場合には、こうした必要以上の寸法をさらに大きくしなければならない。かくして連結手段を必要以上の寸法にする場合、その外形寸法および質量が増大されることになる。
【0011】
問題は特に、排気ノズルのフラップ、排気バルブ、またはステータの羽根の制御リングといった物体が、大型寸法の固定構造物で支持されるジャッキにより駆動される、航空機用のターボエンジン(ガスタービンエンジン)で起こる。前記ターボエンジンはさらに、振動レベルが非常に高い中枢部である。これらのジャッキは一般に、振動加速度12G、つまり地球の重力の12倍の加速度を受ける。寿命を保つ必要性から、連結手段は、40Gまで耐えるように寸法決めされる。
【0012】
米国特許第4183590号が記載する既知のトグル継ぎ手は、雄形部分が、2個の外側平面部ならびに円筒形の中ぐり穴を含む球状であり、雌形部分が、2個の部分に分かれ、雄形部分を封入するためにUリンクと協働する台座を含む。Uリンクのフランジは平面部と協働し、前記平面部に平行な面により雄形の球面を案内する。このような軸受は、二つの回転自由度を確保し、実際に大きな負荷に耐えられるが、2個の雌形部分を相互に、また軸受の支持体と連結するのに必要なねじのために、かさばるという欠点を有する。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
解決しなければならない技術的な問題は、二つの回転自由度を持たせて2個の物体A,Bを連結することにあり、このような連結は、特に振動状態において非常に堅牢かつ小型でなければならない。有利には、こうした連結は正確、すなわち遊びがなく、しかも構成および組立が簡単なものでなければならない。
【0014】
【課題を解決するための手段】
この問題を解決するために、本発明は、幾何学軸による円形断面のシャフトを含む、通常Aで示される第一の物体と、前記シャフトを囲む中ぐり穴をそれ自体が含む、通常Bで示される第二の物体との2個の物体A,Bを、二つの回転自由度、例えばX、Yを持たせて互いに連結する装置を提案する。このような装置は、
a. 前記シャフトと同軸に配置される軸受を含み、前記軸受は、雌形の外輪に回転可能に取り付けられる雄形の内輪を含み、従って、前記内輪は、外輪の内部にある雌形の球状支承部で限定された遊びを伴って回転する雄形の球状支承部を含み、前記内輪は、軸受の幾何学軸に心合わせされる円形の中ぐり穴を含み、前記雄形の球状支承部は、互いに平行で且つ軸受の幾何学軸に平行な平らで対向する(反対側の)2個の支持面により側面が画定され、前記支持面の間の距離Dは、中ぐり穴の直径よりも大きいと共に雄形の球状支承部の直径よりも小さく、一方、外輪は、互いに平行で且つ軸受の幾何学軸に平行な平らで対向する2個の案内面を含み、前記案内面は、支持面の両側に配置されて支持面とともに限定された遊びを形成し、前記中ぐり穴、前記雄形の球状支承部および前記雌形の球状支承部は、軸受の幾何学軸によるほぼ回転形状を呈しており、
b. 内輪は、シャフトに軸支されて、このシャフト上で平行移動により位置決めされ、
c. 外輪は、物体Bの中ぐり穴にはめ込まれて前記物体Bに結合されることを特徴とする。
【0015】
「軸支(tourillonnant)」という語は、内輪が、シャフトに沿ってほぼ移動せずに、このシャフトを中心に所定の遊びを伴って回転可能であることを意味する。「限定された遊び(jeu limite)」という表現は、表面の状態および加工公差を考慮に入れて、関与する二面の相対運動を締め付けずに許容するのに必要な通常の遊びを意味する。
【0016】
内輪はシャフトと協働して、他のあらゆる運動自由度を除いた、X軸による回転自由度を形成する。また、支持面は案内面と協働し、前記支持面に平行な幾何学面に沿って前記内輪を案内するので、その結果、前記支持面および案内面に垂直な、従ってX軸に垂直な幾何学軸Yによる回転時に、外輪に対する内輪の相対的な運動性(可動性)を制限する。従って、軸受のシャフト、内輪および外輪の組み合わせは、物体AおよびBの間に、他のあらゆる運動自由度を除いた、X軸およびY軸による二つの回転自由度をもつ連結手段を形成する。
【0017】
可動部品は互いに、物体Aのシャフトと物体Bの中ぐり穴との間の空間を最適に占める重要な各面に従って、非常に近いまたは無限の曲率半径、つまり、内輪とシャフト、雄形の球状支承部と雌形の球状支承部、および支持面と案内面で作用することができる。従って面の圧力は低減されるので、前記面を損傷する負荷も低減され、使用材料とは無関係に連結手段の耐性が改善され、軸受は、使用材料に対して強い作用力に耐えることができる。
【0018】
さらに、支持面および案内面は、雄形および雌形の球状支承部により画定される幾何学的な球面の内側に残る。かくして、上述の全ての面は、シャフトの面と、雄形および雌形の球状支承部を画定する幾何学的な球面との間にある。従って、この方法は、物体A、Bをかさばらずに連結するものである。
【0019】
上記のような軸受は、本発明の主要な手段である。
【0020】
有利には、
d.外輪は、軸受の幾何学軸に心合わせした軸方向の開口部、雌形の球状支承部、軸受の外部を含み、前記軸方向の開口部は、幾何学軸に従った内輪の外部輪郭と相補的な、軸受の幾何学軸に従った内部輪郭を有するが、この軸方向開口部の内部輪郭は、内輪の外部輪郭よりも大きく、
e. 軸方向の開口部は、案内面を向かい合わせて配置され、前記案内面は取り外し可能である。
【0021】
「軸受の幾何学軸による(に従った)輪郭」という表現は、軸受の前記幾何学軸に垂直な面、たとえば面YZへの正射影の輪郭を意味する。
【0022】
軸方向の開口部は、内輪に対して、外輪の外部から内部まで軸受の幾何学軸に平行な通路を構成するので、軸受を前記幾何学軸に平行に移動することによって、前記内輪を前記外輪に極めて簡単に取り付けることができる。また案内面の取り外し特性により、前記通路を塞いで内輪を外輪に閉じ込めることができる。
【0023】
かくして、軸受の組立は、以下の操作に従って非常に簡単かつ迅速に行われる。
【0024】
− 軸受の幾何学軸内で軸方向の開口部の正面に内輪を導く。
【0025】
− X軸に沿って単に平行移動しながら、雄形の球状支承部が雌形の球状支承部の内側にくるまで内輪を軸方向の開口部に挿入する。
【0026】
− X軸に従って内輪を90゜回転する。
【0027】
− 案内面を設置する。
【0028】
軸受の分解もまた、逆のプロセスにより簡単かつ迅速に行われる。
【0029】
有利には、案内面は、外輪に設けられた溝に挿入されるキーにより支持される。こうした構成により案内面の加工が簡略化され、硬い材料が使用可能になるので、外形寸法が小さくても軸受の耐性を改善することができる。
【0030】
有利には、外輪は外面を含み、キーは、案内面の反対側の面を含み、案内面の反対側の面は、前記外面の延長線上にある。
【0031】
このような構成により、軸受は物体Bの中ぐり穴にはめ込まれるので、外輪の外面は物体Bの中ぐり穴に接触し、案内面の反対側のキーの面がそのとき前記中ぐり穴に至り、溝から抜けないようにすることができる。この構成は、前記中ぐり穴に軸受をはめ込んだとき、前記物体Bの中ぐり穴によって直接、溝の所定の位置に自動的にキーを保持する効果がある。
【0032】
有利には、物体Bは、物体Aに一定の力を及ぼすことができる幾何学軸を含み、物体Bの幾何学軸は、シャフトの幾何学軸と交わり、雄形および雌形の球状支承部は、前記シャフトの幾何学軸と前記物体Bの幾何学軸との交点に心合わせされ、案内面は物体Bの前記幾何学軸に平行である。
【0033】
支持面は、雄形の球状支承部を二つの領域に分割するので、このような構成は、前記幾何学軸により前記領域を分け、少なくとも物体Bの前記幾何学軸の近傍で、物体Bの前記幾何学軸に対して前記領域を軸方向に対称にする効果がある。この構成は、接触圧を最小化するので、雄形および雌形の球状支承部を、前記力の作用に反作用あるいは抵抗するために最適のものである。さらに、内輪の中ぐり穴は、軸受の回転作用により母線全体に沿ってシャフトで支えられるので、内輪の前記中ぐり穴および前記シャフトは、最小の接触圧により、この力に最適に反応することができる。かくして、物体A、Bの連結は、使用材料および軸受の小型寸法に比べて高い応力を支持することができる。
【0034】
本発明の有効な実施形態において、物体AまたはBはロッド、リンク、またはジャッキ胴体であり、その幾何学軸もまた、前記力を及ぼす幾何学軸である。このような物体AまたはBは、一定の力を伝達または発生する機能を持ち、それらの幾何学軸に従ったほぼ縦長の形状を有し、径方向の外形寸法は小さい。従って、本発明は、強度のある連結、および前記物体AまたはBを径方向にはみ出さない小型寸法を可能にするので、特に適切である。物体AまたはBがジャッキ胴体である場合、本発明はまた、前記ジャッキ胴体の回転を抑止するという長所を有する。
【0035】
本発明による軸受は、強度があって実施が非常に簡単であるという組み合わせを可能にするという長所を有する。実際、
− 各部品は、単に、旋削、フライス削り、研削のような従来の加工手段により、強度のある材料で構成することができる。
【0036】
− 軸受の組立は、部品のかしめ(はめ込み固定)も永久変形もせずに行われるので、硬い材料を使用できる。
【0037】
− より一般的には、本発明は、材料の選択に制約を課さないので、摩擦の品質、および面の圧力に対する耐性という観点から、各部品に対して、互いに、また外部の部品と併用可能な材料を選択することができる。
【0038】
詳細な実施形態および添付図を参照すれば、本発明は、よりよく理解され、その長所が、いっそう明らかになるだろう。
【0039】
【発明の実施の形態】
最初に図1を参照する。図示されていない航空機用のターボエンジンの固定構造物1、つまり物体Aで、クランク7に連結される連結シャフト6を介して、連結要素5、つまり物体Bが回転する。前記クランク7は、物体B5を回転駆動することができる。厚みのあるシム10は、固定構造物1とクランク7との間で連結シャフト6に従って位置決めされ、それによって、連結シャフト6により固定構造物1に対して連結要素5を位置決めする。液圧ジャッキ15は、ほぼ細長い形で幾何学軸15aによる回転体であり、この幾何学軸15aに従って作用する力を発生する。ジャッキは、ロッド17により延長されるピストン16を含み、前記ピストン16は、ジャッキ15の円筒形の胴体18内を移動する。ロッド17の端17aは、トグル継ぎ手式連結手段20によりクランク7の端7aに連結される。ジャッキ胴体18の端18aは、連結手段25により固定構造物1に連結される。連結手段は、連結シャフト6に平行な幾何学軸25aに従って、円錐形のフォーク26と、ショルダ付きのシャフト27と、ねじ山+ワッシャ+ナットによる連結手段29によりシャフト27に連結されるショルダ付きの2個の軸受金(ブッシュ)28とを連続して含む。ジャッキ15は、軸受金28において前記軸受金のショルダの間で本体18の端18aにより回転する。ジャッキ胴体18は、ナットの締め付けによりそれ自体がシャフト27に固定される軸受金28で支承される。
【0040】
固定構造物1+連結要素5+ジャッキ15は、シャフト27の幾何学軸25aに従って不静定(hyperstatique)であるので、軸方向および径方向の適切な遊びを伴ってジャッキ本体の端18aを軸受金28に取り付けることができ、ジャッキを十分に傾斜することができる。この遊びは、組立時のシム10の厚みを適切に選択することにより低減できるが、これは組立を複雑化し、組立時間を長くする。実際には、この遊びと、結果として得られるシム10の遊びの選択精度との妥協を図る。
【0041】
説明の便宜上、直交する三つの幾何学軸X,Y,Zを持つ座標系を参照する。
【0042】
− 幾何学軸Xは、連結手段25の幾何学軸25a、特にシャフト27に平行である。
【0043】
− 幾何学軸Zは、ジャッキ15の幾何学軸15aに平行である。
【0044】
− 幾何学軸Yは、幾何学軸XとZに垂直であり、従って図の面に垂直である。
【0045】
次に図2を参照する。本発明の実施形態によれば、ジャッキ胴体18の端18aは、幾何学軸40aの軸受40を介して、幾何学軸X、Yにより、二つの回転自由度を伴って固定構造物1に連結されている。前記軸受40は、外輪42の内部に配置される内輪41を含む。内輪41は、シャフト27で軸支可能に取り付けられる。つまり内輪41は、幾何学軸Xに従ってシャフト27を中心として回転可能であるが、X軸による平行移動(並進)自由度はない。一方で、外輪42は、ジャッキ胴体18の端18aに取り付けられる。本発明が対象とする方法の実施により生じる幾何学軸Yに従った回転自由度は、図1の厚みのあるシム10をなくし、装置の組立を単純化することができる。軸受40をシャフト27に取り付けるとき、それらの各幾何学軸25a、40aは合致する。
【0046】
次に図3および図4を同時に参照する。連結手段29の構成要素29a、29b,29cは、それぞれシャフト27の延長線上のねじ山、ワッシャおよびナットである。内輪41は、軸受40の幾何学軸40aを中心としてほぼ回転体の形をしている。内輪41は、二つの側面46により両側で画定されて幾何学軸40aを持つ中ぐり穴(alesage)45を含み、この中ぐり穴45は、シャフト27によってそのショルダおよびワッシャ29bの間で前記内輪41が軸支されるようにする。内輪41はまた、シャフト27の幾何学軸25aに心合わせした雄形の球状支承部47をその周囲に含み、前記雄形の球状支承部47は、側面46a,46bまで延びる延長部48により、軸受40の幾何学軸40aに従って両側が縁取られ、従って雄形の球状支承部47は、前記延長部48に対して径方向に突出している。球状の雄形軸受47は、平らな二つの支持面49により側面が画定され、前記支持面49は、軸受40の幾何学軸40aに平行であり、また互いに平行であって、前記幾何学軸40aに関して径方向に対向している。前記支持面49は、互いに中ぐり穴45の直径よりも大きく、球状支承部47の直径よりも小さい距離Dのところにある。支持面は、たとえばフライス削りにより雄形の球状支承部47を単に削ってもよい。支持面49は、雄形の球状支承部47を、径方向に対向する二つの領域47a、47bに分割する。面取り50は、支持面49との交点で角をカットするとともに雄形の球状支承部47の領域47a、47bを分割し、後述する外輪42の軸方向の開口部の加工を単純化している。
【0047】
外輪42は、軸受40の幾何学軸40aに従ってほぼ回転体の形をしている。外輪42は、軸受40の幾何学軸40aに心合わせした雌形の球状支承部55を含む。前記雌形の球状支承部55は、所定の遊びを伴って雄形の球状支承部47を受容する。前記雌形の球状支承部55は、軸受40の幾何学軸40aに心合わせされて前記外輪42の端57まで延びる中ぐり穴56により両側に延長されている。外輪42の少なくとも片側で、中ぐり穴56は、雌形の球状支承部55に達する2個の切り込み(くぼみ)58により径方向に拡大され、前記中ぐり穴56と一体化する前記切り込み58は、雌形の球状支承部55から外部まで軸方向の開口部59を構成し、外輪41は、この開口部から、雄形の球状支承部47が雌形の球状支承部55の内側にくるまで挿入される。このために、前記軸方向の開口部59の幾何学軸40aによる輪郭は、少なくとも内輪41の輪郭と同じくらいの大きさであり、この二つの輪郭は、軸受40の幾何学軸40aに垂直な面Pの正射影により画定される。かくして、内輪41を外輪42に組み込むために、内輪41を軸受40の幾何学軸40aに合わせ、雄形の球状支承部47の領域47a、47bを切り込み58の正面に配置し、雄形の球状支承部47が雌形の球状支承部55の内部にくるまで、軸受40の幾何学軸40aに沿って平行移動により外輪42に内輪41を挿入し、雄形の球状支承部47の領域47a、47bが、もはや切り込み58の正面に来ないように、軸受40の幾何学軸40aに従って内輪41および外輪42を互いに90゜回転する。そのとき内輪41は、上記の雄形および雌形の球状支承部により、通常は外輪42内で回転することができる。
【0048】
しかしながら、こうしたトグル継ぎ手の運動は、以下の構成により、軸受40の幾何学軸40aに垂直な幾何学軸Yによる回転に限定される。外輪42が含む二つの溝(rainures)65は、直線状でかつ互いに平行であり、軸受40の幾何学軸40aに垂直で、前記幾何学軸40aに関して径方向に向かい合っている。前記溝65は、二つの側面67により縁取られる平らな底66をそれぞれが含み、前記溝65は、底66で雌形の球状支承部55と重なり合う。2個のキー70は、溝65にぴったり合わせられるように寸法決めされ、それぞれが、平らな案内面71と、2個の側面72と、案内面71の反対側の面73とを含む。キー70が溝65内に位置決めされると、案内面71は、支持面49の間で距離Dをわずかに超える距離のところで互いに向き合い、内輪41をその支持面49により平面で所定の遊びを伴って案内する。キー70は、上記の案内を実現し、内輪を外輪内に閉じ込めるという二つの機能を有する。軸受40を組み立てた場合、内輪41および外輪42はもはや、軸受40の幾何学軸40a、支持面49、および案内面66に対して同時に垂直な幾何学軸Yによる、すなわち幾何学軸Yまわりの単一の回転自由度しかない。さらに、幾何学軸Yによる回転自由度の振幅は、雄形の球状支承部47の延長部48と、外輪42の中ぐり穴56との間に残される遊びにより調整される。
【0049】
外輪42はまた、ジャッキ胴体18の端18aに設けられた中ぐり穴76へ外輪を組み立てることを可能にする外面75を含む。有利には、キー70が溝65内にあるとき、前記キー70の反対側面73は、外輪42の外面75の延長線上にある。かくして、軸受40をジャッキ15の中ぐり穴76に挿入すると、キー70は自動的に所定の位置に保持され、前記中ぐり穴76により溝65内に閉じ込める。
【0050】
有利には、外輪42はまた、ジャッキ胴体18に対して前記外輪42を平行移動して位置決めすることができるショルダ80を一端57に含む。また有利には、このショルダ80は、軸受40の幾何学軸40aに平行で平らな位置決め面81によって少なくとも片側がカットされており、前記位置決め面81は、組み立てられる軸受40の支持面49および案内面71が、ジャッキの幾何学軸15aに平行になるように、外輪42をジャッキ胴体18に対して角度位置決めされる。
【0051】
次に、図5を参照する。軸受の別の実施形態において、このショルダ80は、位置決め面81を含まないが、しかし、同様に外輪42をジャッキ胴体18上で角度位置決めするために、たとえばねじ86によりジャッキ胴体18に固定される径方向のアーム85を含む。
【0052】
次に、図6を参照する。キー70は、半円弧形のリング90により溝65の所定の位置に保持されており、リングの各端91は、各キー70の穴の中を径方向に入り込んでいる。これによって、軸受40をジャッキに取り付けていないとき、キー70が落ちないようにしている。リング90は勿論、前記リング90に係合する形の溝92に配置されている。前記溝92は、外輪42の外面75ならびにキー70の反対側面73に設けられ、前記リング90を取り外さなくてもジャッキ胴体18に軸受40を取り付けられるようにしている。
【0053】
本発明は、上記の実施形態に限定されるものではなく、反対に、その範囲および意図を逸脱せずに発明に実施可能なあらゆる変形実施態様をカバーするものである。
【0054】
かくして外輪42は、二つの部分から構成してもよく、その場合、案内面71は、直接、外輪42に加工される。これによって、予めキー70を取り外す必要なく、従ってキーを除去して、雌形の球状支承部55を開けて軸受40を組み立てることができる。
【0055】
溝およびキーの装置の側面はまた直線にすることもできる。
【0056】
連結の耐久力は、面の圧力が増大して前記接触面の損傷が現れる接触面を潤滑することにより改善される。航空機用のターボエンジンでよくみられるように、高温作動の場合には、固体の潤滑剤、たとえばモリブデンを用いることができるだろう。
【0057】
また、外輪42は、盲穴とすることも可能である。
【0058】
より一般的には、この方法は、機械工学で通常用いられるリンク装置の中間軸に適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】固定構造物を中心として回転する可動式の物体を固定構造物から制御するジャッキを、航空機用ターボエンジンに一般的に組み立てた縦断面図である。
【図2】本発明による方法の実施形態の縦断面図である。
【図3】固定構造物にジャッキを組み立てた拡大断面図である。
【図4】本発明による方法を実施するための軸受の詳細な実施形態の分解斜視図である。
【図5】軸受を角度位置決めする本発明による他の実施形態の外観図である。
【図6】組み立てた軸受の装置の外観斜視図である。
【符号の説明】
1 固定構造物
15 ジャッキ
15a,25a,40a 幾何学軸
27 シャフト
40 軸受
41 内輪
42 外輪
45、76 中ぐり穴
47 雄形の球状支承部
49 支持面
55 雌形の球状支承部
59 軸方向の開口部
65 溝
70 キー
71 案内面
73 反対側面
75 外面
Claims (8)
- 幾何学軸(25a)に沿った円形断面のシャフト(27)を含む、通常Aで示される第一の物体(1)と、シャフト(27)を囲む中ぐり穴(76)をそれ自体が含む、通常Bで示される第二の物体(15)との2個の物体A、Bを、二つの回転自由度を持たせ互いに連結する装置であって、
a. 前記シャフト(27)と同軸に配置される幾何学軸(40a)を持つ軸受(40)を含み、前記軸受(40)は、雌形の外輪(42)に回転可能に取り付けられる雄形の内輪(41)を含み、該内輪(41)は、その外周に、軸受(40)の幾何学軸(40a)に心合わせされた雄形の球状支承部(47)と、該球状支承部の両側で軸受(40)の幾何学軸(40a)の方向に延びる延長部(48)とを備え、雄形の球状支承部(47)が延長部(48)から径方向に突出しており、前記雄形の球状支承部(47)は、外輪(42)の内部にある雌形の球状支承部(55)内で限定された遊びを伴って回転可能であり、この限定された遊びは、雄形の球状支承部(47)における前記幾何学軸の方向に延びる延長部(48)と前記雌形の球状支承部(55)の両側にある外輪(42)の内部(56)との間の遊びによって調整されており、前記内輪(41)はまた、軸受(40)の幾何学軸(40a)に心合わせされる円形の中ぐり穴(45)を含み、前記雄形の球状支承部(47)は、互いに平行で且つ軸受(40)の幾何学軸(40a)に平行な、平らで対向する2個の支持面(49)により側面が画定され、前記支持面(49)の間の距離Dは、中ぐり穴(45)の直径よりも大きいと共に雄形の球状支承部(47)の直径よりも小さく、一方、外輪(42)は、互いに平行で且つ軸受(40)の幾何学軸(40a)に平行な平らで対向する2個の案内面(71)を含み、前記案内面(71)は、支持面(49)の両側に配置されて支持面とともに限定された遊びを形成し、前記中ぐり穴(45)、前記雄形の球状支承部(47)および前記雌形の球状支承部(55)は、軸受(40)の幾何学軸(40a)による回転形状を呈しており、
b. 内輪(41)は、シャフト(27)に軸支されて、このシャフト(27)上での平行移動により位置決めされ、
c. 外輪(42)は、物体B(15)の中ぐり穴(76)にはめ込まれて、前記物体B(15)に結合されることを特徴とする装置。 - d.外輪(42)は、軸受(40)の幾何学軸(40a)に心合わせされる軸方向の開口部(59)を含み、前記軸方向の開口部(59)は、軸受(40)の外部と雌形の球状支承部(55)とを連通し、前記軸方向の開口部(59)は、軸受(40)の幾何学軸(40a)に沿った内輪(41)の外部輪郭と相補形をなす、幾何学軸(40a)に沿った内部輪郭を有するが、この軸方向開口部(59)の内部輪郭は、内輪(41)の外部輪郭よりも大きく、
e. 前記案内面(71)は取り外し可能であることを特徴とする請求項1に記載の装置。 - 案内面(71)は、外輪(42)に形成された溝(65)に挿入されるキー(70)に設けられていることを特徴とする請求項2に記載の装置。
- 外輪(42)は外面(75)を含み、キー(70)は、案内面(71)の反対側の面(73)を含み、案内面(71)の反対側の前記面(73)は、前記外面(75)の延長線上にあることを特徴とする請求項3に記載の装置。
- 物体B(15)は、該物体Bの中心を通る幾何学軸(15a)に沿って、物体Aに力を及ぼすことができ、物体B(15)の幾何学軸(15a)は、シャフト(27)の幾何学軸(25a)と交わり、雄形の球状支承部(47)および雌形の球状支承部(55)は、シャフト(27)の前記幾何学軸(25a)および物体B(15)の前記幾何学軸(15a)の交点に心合わせされ、案内面(71)は、物体B(15)の前記幾何学軸(15a)に平行であることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の装置。
- 物体B(15)は、幾何学軸(15a)を持つロッド(17)であることを特徴とする請求項5に記載の装置。
- 物体B(15)は、幾何学軸(15a)を持つリンクであることを特徴とする請求項5に記載の装置。
- 物体B(15)は、幾何学軸(15a)を持つジャッキ胴体であることを特徴とする請求項5に記載の装置。
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