JPH0512070A - 命令トレース格納装置 - Google Patents

命令トレース格納装置

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JPH0512070A
JPH0512070A JP3164522A JP16452291A JPH0512070A JP H0512070 A JPH0512070 A JP H0512070A JP 3164522 A JP3164522 A JP 3164522A JP 16452291 A JP16452291 A JP 16452291A JP H0512070 A JPH0512070 A JP H0512070A
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JP
Japan
Prior art keywords
trace
memory
trace information
information
processors
Prior art date
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Pending
Application number
JP3164522A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Torishima
剛 鳥島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP3164522A priority Critical patent/JPH0512070A/ja
Publication of JPH0512070A publication Critical patent/JPH0512070A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 トレースメモリのメモリ容量の浪費をせず、
且つ、メモリ容量の増加を防止して当該トレースメモリ
の有効利用を図ることにより、装置の信頼性を向上する
ことにある。 【構成】 トレース情報を出力する複数のプロセッサ1
a〜1dと、この複数のプロセッサから出力されるトレ
ース情報を記憶するトレースメモリ7a〜7dと、前記
複数のプロセッサから出力されるトレース情報のトレー
スの実行の有無を判断する判断手段3と、この判断手段
によりトレース情報のトレースの実行が有のとき前記ト
レースメモリの次アドレスを生成するアドレス生成手段
9a〜9dと、このアドレス生成手段により生成された
トレースメモリの次アドレスに前記トレースの実行の有
を示すトレース情報を記憶する記憶手段5a〜5dと、
前記判断手段によりトレース情報の実行が無のとき当該
トレース情報の前記トレースメモリへの記憶を中断する
手段5a〜5dとを備えたことを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トレース情報を出力す
る複数のプロセッサと、この複数のプロセッサにより解
読された前記命令のトレース情報を記憶するトレースメ
モリとを具備する命令トレース格納装置において、特
に、トレースメモリの浪費を防止するとともに、当該ト
レースメモリの使用効率の向上を図る命令トレース格納
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の計算機のトレース回路は、アドレ
ス、バス上のデータ、レジスタに記憶されているデータ
および命令の実行に伴ない変化するデータを時系列に記
憶装置に書き込む。
【0003】上記計算機の処理を高速に実行するシステ
ムには複数のプロセッサを同時に使用して並列処理を実
行するマルチプロセッサシステムがある。上記マルチプ
ロセッサシステムは、並列処理を実行する場合に命令列
によっては処理を実行しないプロセッサが存在し、当該
処理を実行しないプロセッサではNOP命令により他の
プロセッサの処理に影響を与えない命令が実行される。
上記マルチプロセッサシステムのプロセッサはトレース
回路およびトレースメモリを備えて、図2に示す命令列
13a〜13dを各プロセッサ1a〜1dにより実行さ
れてトレースメモリに図4に示すトレース情報17a〜
17dが記憶される。上記マルチプロセッサシステムの
各プロセッサに備えられているトレース回路は、全ての
命令のトレースを格納するため、処理を実行しない命令
であるNOP命令もトレースすることにより、当該NO
P命令を格納するメモリ容量の増加を抑えるのが容易で
はなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
命令トレース格納装置は、並列処理を実行する各プロセ
ッサにトレースメモリを備えているため、メモリ容量の
増加を招来し、また、処理を実行しないプロセッサの命
令であるNOP命令のトレースもトレースメモリに記憶
するため、メモリの浪費を招来するおそれがあった。
【0005】本発明は、このような従来の課題を解決す
るためになされたもので、その目的は、トレースメモリ
のメモリ容量の浪費をせず、且つ、メモリ容量の増加を
防止して当該トレースメモリの有効利用を図ることによ
り、装置の信頼性を向上する命令トレース格納装置を提
供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、トレース情報を出力する複数のプロセッ
サと、この複数のプロセッサから出力されるトレース情
報を記憶するトレースメモリと、前記複数のプロセッサ
から出力されるトレース情報のトレースの実行の有無を
判断する判断手段と、この判断手段によりトレース情報
のトレースの実行が有のとき前記トレースメモリの次ア
ドレスを生成するアドレス生成手段と、このアドレス生
成手段により生成されたトレースメモリの次アドレスに
前記トレースの実行の有を示すトレース情報を記憶する
記憶手段と、前記判断手段によりトレース情報の実行が
無のとき当該トレース情報の前記トレースメモリへの記
憶を中断する手段と、を備えたことを要旨とする。
【0007】
【作用】上述の如く構成すれば、複数のプロセッサから
トレース情報が出力されると当該トレース情報のトレー
スの実行の有無を判断する。上記トレース情報のトレー
スの実行が有のときトレースメモリの次アドレスを生成
して、当該次アドレスにトレース情報を記憶する。一
方、上記トレース情報のトレースの実行が無のとき当該
トレース情報のトレースメモリへの記憶を中断するの
で、トレースメモリのメモリ容量の浪費を防止する。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。
【0009】図1は本発明の命令トレース格納装置に係
る一実施例の制御を示すブロック図である。
【0010】同図において。プロセッサ1a〜1dは、
並列に動作可能であり、トレース情報を出力するととも
に、トレース情報分配部3に各プロセッサが実行する命
令をトレースする必要の有無の情報を出力する。
【0011】トレース情報分配部3は、プロセッサ1a
〜1dから入力されるトレースする必要の有無を示す情
報より後述するセレクタ5a〜5dを制御する制御信号
を出力する。また、トレース情報分配部3は、アドレス
生成部9a〜9dにプロセッサ1a〜1dから入力され
るトレースの有のときアドレスをカウントアップする旨
の信号を出力し、トレースの無のときアドレスのカウン
トアップしない旨の信号を出力する。
【0012】セレクタ5a〜5dは、トレース情報分配
部3から入力される制御信号、例えば、プロセッサ1a
〜1dのトレースする必要が有る場合にプロセッサ1a
〜1dから入力されるトレース情報を後述するトレース
記憶部7a〜7dに出力する。一方、トレース情報分配
部3から入力される制御信号がトレースする必要が無い
場合、セレクタ5a〜5dはプロセッサ1a〜1dより
入力されるトレース情報のトレース記憶部7a〜7dへ
の出力を禁止する。なお、トレースする必要の有る場合
の制御信号を、例えば「01」とし、トレースする必要
の無い場合の制御信号を、例えば「00」とする。
【0013】トレース記憶部7a〜7dは、プロセッサ
1a〜1dから入力されるトレース情報を所定アドレス
に記憶するものである。
【0014】アドレス生成部9a〜9dは、各トレース
記憶部7a〜7dのアドレスカウンタ11a〜11dの
値およびトレース情報分配部3から入力される信号によ
りアドレスを生成する。すなわち、トレース記憶部7a
〜7dにトレース情報を記憶する場合、アドレス生成部
9a〜9dは、当該トレース記憶部7aの次アドレスを
生成する。一方、トレース記憶部7a〜7dにトレース
情報を記憶しない場合に、アドレス生成部9a〜9d
は、当該トレース記憶部7a〜7dの次アドレスを生成
しない。
【0015】次に、トレース記憶部7a〜7dに記憶さ
れるトレース情報を図2および図3を用いて説明する。
【0016】まず、図2において、プロセッサ1aの実
行する命令列13aは、3番目および5番目にプロセッ
サ1aが処理を実行しない命令であるNOP(No−Oper
ation )命令を記憶している。プロセッサ1bの実行す
る命令列13bは、2番目,3番目,6番目および7番
目にNOP命令を記憶し、プロセッサ1cの命令列13
cは5番目および6番目にNOP命令を記憶している。
更に、プロセッサ1dの命令列13dは3番目,4番
目,6番目および7番目にNOP命令を記憶している。
【0017】以上の命令列13a〜13dに記憶されて
いる命令をプロセッサ1a〜1dが実行するとトレース
情報分配部3およびセレクタ5a〜5dは、トレースを
実行する命令11〜命令45のときトレース記憶部7a
〜7dの次アドレスに出力し、トレースを実行しないN
OP命令のときトレース記憶部7a〜7dに出力しな
い。
【0018】従って、トレース記憶部7a〜7dには図
3に示すトレース情報が記憶される。すなわち、命令列
13a〜13dのうち命令11〜命令45がプロセッサ
1a〜1dからトレース記憶部7a〜7dに順次記憶さ
れ、トレース記憶部7aにはトレース情報15aの命令
11,12,14および命令45が記憶され、トレース
記憶部7bにはトレース情報15bの命令21,32,
24,16が記憶される。トレース記憶部7cにはトレ
ース情報15cの命令31,42,34,17が記憶さ
れ、トレース記憶部7dにはトレース情報15dの命令
41,33,25,37が記憶される。
【0019】このように、プロセッサ1a〜1dが処理
を実行しないNOP命令はトレース記憶部7a〜7dに
記憶されない。
【0020】次に本実施例の作用を説明する。
【0021】ます、装置に電源投入後、プロセッサ1a
〜1dは、セレクタ5a〜5dにトレース情報を出力す
るとともに、トレース情報分配部3にトレースする必要
の有無を示す情報を出力する。上記トレース情報分配部
3は、プロセッサ1a〜1dから入力される情報がトレ
ースする必要の有る場合、セレクタ5a〜5dに制御信
号「01」を出力する。一方、プロセッサ1a〜1dか
ら入力される情報がトレースする必要の無い、NOP命
令の場合にトレース情報分配部3は、セレクタ5a〜5
dに制御信号「00」を出力する。
【0022】上記セレクタ5a〜5dは、入力される制
御信号が「01」のときプロセッサ1a〜1dより入力
されるトレース情報をトレース記憶部7a〜7dに出力
する。一方、入力される制御信号が「00」のときセレ
クタ5a〜5dは、プロセッサ1a〜1dより入力され
るトレース情報をトレース記憶部7a〜7dに出力しな
い。
【0023】アドレス生成部9a〜9bは、各トレース
記憶部7a〜7dのアドレスカウンタ11a〜11dの
アドレスおよびトレース情報分配部3から入力される信
号、例えば、トレースする必要が有る場合には当該トレ
ース記憶部7a〜7dのアドレスをカウントアップす
る。アドレス生成部9a〜9dによりカウントアップさ
れたトレース記憶部7a〜7dのアドレスにセレクタ5
a〜5dからのトレース情報が記憶される。一方、トレ
ース情報分配部3から入力される信号が、例えば、トレ
ースする必要が無い場合、アドレス生成部9a〜9dは
トレース記憶部7a〜7dの次アドレスを生成しない。
【0024】これにより、プロセッサ1a〜1dが動作
しないNOP命令の場合にはトレース記憶部7a〜7d
に記憶されないので、当該トレース記憶部7a〜7dの
メモリ容量の浪費およびメモリ容量の増加を防止して、
メモリの有効利用が図れる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、トレ
ースの要又は不要を判断して当該トレースの不要の場合
にはトレースメモリに記憶しないので、トレースメモリ
のメモリ容量の浪費をせず、且つ、メモリ容量の増加を
防止して当該トレースメモリの有効利用を図ることによ
り、装置の信頼性の向上を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の命令トレース格納装置に係る一実施例
の制御を示すブロック図である。
【図2】プロセッサにより実行される命令列を示す図で
ある。
【図3】トレースメモリに記憶されるトレース情報を示
す図である。
【図4】従来のトレースメモリに記憶されるトレース情
報を示す図である。
【符号の説明】
1a〜1d プロセッサ 3 トレース情報分配部 5a〜5d セレクタ 7a〜7d トレース記憶部 9a〜9d アドレス生成部 11a〜11d アドレスカウンタ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 トレース情報を出力する複数のプロセッ
    サと、 この複数のプロセッサから出力されるトレース情報を記
    憶するトレースメモリと、 前記複数のプロセッサから出力されるトレース情報のト
    レースの実行の有無を判断する判断手段と、 この判断手段によりトレース情報のトレースの実行が有
    のとき前記トレースメモリの次アドレスを生成するアド
    レス生成手段と、 このアドレス生成手段により生成されたトレースメモリ
    の次アドレスに前記トレースの実行の有を示すトレース
    情報を記憶する記憶手段と、 前記判断手段によりトレース情報の実行が無のとき当該
    トレース情報の前記トレースメモリへの記憶を中断する
    手段と、 を備えたことを特徴とする命令トレース格納装置。
JP3164522A 1991-07-04 1991-07-04 命令トレース格納装置 Pending JPH0512070A (ja)

Priority Applications (1)

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JP3164522A JPH0512070A (ja) 1991-07-04 1991-07-04 命令トレース格納装置

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JP3164522A JPH0512070A (ja) 1991-07-04 1991-07-04 命令トレース格納装置

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JPH0512070A true JPH0512070A (ja) 1993-01-22

Family

ID=15794765

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JP3164522A Pending JPH0512070A (ja) 1991-07-04 1991-07-04 命令トレース格納装置

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