JPH0512065A - プログラム実行状況監視方法 - Google Patents

プログラム実行状況監視方法

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JPH0512065A
JPH0512065A JP3149994A JP14999491A JPH0512065A JP H0512065 A JPH0512065 A JP H0512065A JP 3149994 A JP3149994 A JP 3149994A JP 14999491 A JP14999491 A JP 14999491A JP H0512065 A JPH0512065 A JP H0512065A
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JP
Japan
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program module
monitoring
program
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JP3149994A
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Noboru Ohara
昇 大原
Kenji Totsuka
健司 戸塚
Hiroshi Kouriyuu
太司 広隆
Yuji Nomura
祐治 野村
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/30Hydrogen technology
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 ロ−ディング位置がプログラム実行中に変化
した場合でも、その実行状況を確実に追跡でき、また監
視対象プログラムモジュ−ルを必要に応じ切替える装置
を提供する。 【構成】 監視対象のプログラムモジュ−ル名110と
監視範囲を設定する監視対象設定手段100と、記憶手
段へのロ−ディング事象・プログラムモジュ−ル記憶手
段へのアンロ−ディング事象を監視し、ロ−ディング/
アンロ−ディング位置検出する事象検出手段330と、
事象検出の結果に基づき監視対象のプログラムモジュ−
ル名をもつプログラムモジュ−ル名が主記憶手段100
に対しロ−ドされたか否かの判定手段を設け、設定手段
によるプログラムモジュ−ル名を持つプログラムモジュ
−ルのロ−ディング/アンロ−ディングに同期して実行
状況監視手段を起動/停止し、監視対象設定手段で設定
した監視範囲の命令語の実行状況を監視する構成とし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プログラムモジュ−ル
記憶手段から仮想記憶空間を含む主記憶手段にロ−ディ
ングしたプログラムモジュ−ルの実行状況を監視するプ
ログラム実行状況監視方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】データ処理システムは、近年ますます大
規模化してきており、その品質を検査するシステムテス
トにおいてもテスト効率の向上及びソフトウェア品質の
確保に対する要求が増してきている。
【0003】そこで従来において、これらの要求に対応
するために、特開昭61−264447号の「命令事象
記録装置」のように、プログラムモジュ−ルファイルか
ら仮想記憶空間を含む主記憶装置にロ−ディングしたプ
ログラムモジュ−ルの実行状況を監視するプログラムモ
ジュールの実行状況監視装置が提案されている。
【0004】この「命令事象記録装置」で開示されてい
るプログラム実行状況監視装置は、ハードウェアによっ
て構成したアドレス設定手段を使用し、プログラムモジ
ュ−ルの監視対象範囲をその実アドレスまたは仮想アド
レスによって予め設定しておき、この設定した監視対象
範囲における命令語の実行状況を監視し、その監視結果
を記録するように構成したものである。この従来の実行
状況監視装置にあっては、監視対象範囲の命令語の実行
状況に関する情報を高速に収集することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、プログラム
モジュ−ルファイルから主記憶装置にロ−ディングされ
るプログラムモジュ−ルは、そのロ−ディング位置がプ
ログラムの実行中に変化する場合がある。
【0006】しかしながら、上記従来のプログラム実行
状況監視装置にあっては、ハードウェアによって構成し
たアドレス設定手段を使用し、プログラムモジュ−ルの
監視対象範囲をその実アドレスまたは仮想アドレスによ
って予め設定しておくものであるため、プログラムモジ
ュ−ルファイルから主記憶装置にロ−ディングされるプ
ログラムモジュ−ルのロ−ディング位置がプログラムの
実行中に変化した場合は、その変化時点以降の実行状況
を追跡できなくなるという問題がある。
【0007】一方、デバッガを用いたプログラムの検証
作業中に、監視対象プログラムモジュ−ルを必要に応じ
て切替えたい場合があるが、監視対象のプログラムモジ
ュ−ルは検証作業に先だって実施されるコンパイル処
理、あるいはリ−ンケ−ジ処理時にのみ選択可能であ
り、上記従来のプログラム実行状況監視装置にあって
は、監視対象のプログラムモジュ−ルをそのコンパイ
ル、あるいはリ−ンケ−ジ後に選択可能なように補助す
る手段を設けていない。このため、デバッガを用いたプ
ログラムの検証作業中に、監視対象プログラムを動的に
切替ることはできないという問題がある。
【0008】本発明はこのような問題を解決しようとす
るものであり、その課題は、ロ−ディング位置がプログ
ラム実行中に変化した場合でも、その実行状況を確実に
追跡でき、またデバッガを用いたプログラムの検証作業
中などに、監視対象プログラムモジュ−ルを必要に応じ
て動的に切替えることができるプログラム実行状況監視
方法を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
に、本発明は、監視対象のプログラムモジュ−ル名と監
視範囲を設定する監視対象設定手段と、主記憶手段への
ロ−ディング事象およびプログラムモジュ−ル記憶手段
へのアンロ−ディング事象を監視し、ロ−ディング事象
およびアンロ−ディング事象におけるプログラムモジュ
−ル名とロ−ディング/アンロ−ディング位置を検出す
る事象検出手段と、前記主記憶手段にロ−ディングされ
たプログラムモジュ−ルの中の命令語のうち前記監視対
象設定手段で設定され範囲の命令語の実行状況を監視す
る監視手段と、前記事象検出手段の検出結果に基づいて
前記監視対象設定手段で設定されたプログラムモジュ−
ル名を持つプログラムモジュ−ルが前記主記憶手段に対
しロ−ディングされたか、アンロ−ディングされたかを
判定する判定手段とを設け、前記監視対象設定手段で設
定したプログラムモジュ−ル名を持つプログラムモジュ
−ルのロ−ディング/アンロ−ディングに同期して前記
監視手段を起動/停止し、前記監視対象設定手段で設定
した監視範囲の命令語の実行状況を監視するようにした
ことを特徴とする。
【0010】
【作用】上記手段によれば、監視対象のプログラムモジ
ュ−ル名と監視範囲を設定した後、監視作業の開始を指
示すると、設定したプログラム名を持つプログラムモジ
ュ−ルが主記憶手段にロ−ディングされた時に、判定手
段がこのロ−ディング事象を検出する。また、事象検出
手段がロ−ディング位置を検出する。そして、これらの
検出結果に基づいて監視手段が起動され、監視対象設定
手段で設定した監視範囲の命令語の実行状況が監視され
る。
【0011】このように、監視対象のプログラムモジュ
−ルのロ−ディング位置を動的に検出するようにしてい
るので、プログラムモジュ−ルの実行中にそのロ−ディ
ング位置が変化しても、確実に実行状況を追跡すること
ができる。
【0012】また、監視対象のプログラムモジュ−ル名
を設定し、このプログラムモジュ−ル名を持つプログラ
ムのロ−ディング事象およびロ−ディング位置を検出し
ているため、デバッガを用いたプログラムの検証作業中
に、プログラムモジュ−ル名を設定し直すという簡単な
操作で監視対象プログログラムを動的に切替ることがで
きる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。
【0014】図1は実施例のプログラム実行状況監視方
法を実施する装置の全体構成を示す機能ブロック図、図
2および図3はプログラムモジュ−ルの実行状況を監視
する処理の説明フロ−図である。
【0015】図1において、100は主記憶装置に設け
られた仮想記憶空間であり、ここでは3つの仮想記憶空
間100A,100B,100Cが示されている。11
0はこの仮想記憶空間100内にローディングした監視
対象プログラムモジュール、200は会話型デバッガ、
210は会話型デバッガ200内に位置し、仮想記憶空
間100内にロ−ディングしたプログラムモジュール1
10の実行状況の監視を制御するプログラムモジュール
実行状況監視制御部、220は会話型デバッガ200内
に位置し、監視対象プログラムモジュールのプログラム
モジュール名PROG、監視対象開始アドレスA、及び
監視範囲Lを格納する実行状況監視対象プログラムモジ
ュール情報登録簿であり、プログラムモジュール名PR
OG、監視対象開始アドレスA、及び監視範囲Lは操作
端末500によって設定され、この登録簿220に格納
される。
【0016】300はプログラム実行監視部、310は
このプログラム実行監視部300内に位置し、監視対象
のプログラムモジュール名を格納する監視対象プログラ
ムモジュール名登録簿、320はプログラム実行監視部
300内に位置し、監視対象プログラムモジュール名登
録簿310に対して監視対象のプログラムモジュール名
を登録したり、削除したりする監視対象プログラムモジ
ュール名登録簿管理部、330はプログラム実行監視部
300内に位置し、仮想記憶空間100内にローディン
グ/アンローディングされるプログラムモジュール名と
その事象、並びにロ−ディング位置(仮想アドレスと仮
想空間識別子)を検出するローディング/アンローディ
ング事象検出部、340はプログラム実行監視部300
内に位置し、ローディング/アンローディングされたプ
ログラムモジュールのプログラムモジュール名を監視対
象プログラムモジュール名登録簿310より検索し、こ
の登録簿310に登録されているプログラムモジュ−ル
名のプログラムモジュ−ルがロ−ディング/アンロ−デ
ィングされたのかを判定し、そうであれば、プログラム
モジュール実行状況監視制御部210に、ローディング
又はアンローディング事象、プログラムモジュ−ル名、
ロ−ディング位置(仮想アドレスと仮想空間識別子)を
通知する監視対象プログラムモジュール判定部である。
【0017】400はプログラムモジュールを格納する
プログラムモジュールファイル、500は会話型デバッ
ガ200を操作したり、監視対象のモジュ−ル名を設定
するなどの操作を行う操作端末、600は仮想記憶空間
100にローディングされたプログラムモジュール11
0の実行状況を監視する実行状況監視機構部であり、監
視範囲を指定する情報として、仮想空間識別、監視開始
アドレス、監視終了アドレスが会話型デバッガ200か
ら指定される。
【0018】次に、図2および図3を参照し、プログラ
ムモジュ−ルの実行状況を監視する手順について説明す
る。
【0019】先ず、テスト作業者は、テストカバレジ
(テストの充分性を定量的に表す尺度)の収集や任意の
プログラムモジュールの実行状況の監視を行うために、
ステップ1000で示すごとく、監視対象のプログラム
モジュール110のモジュ−ル名PROG1とその監視
開始アドレスA1および監視範囲L1の情報を操作端末
500から入力する。この場合、監視開始アドレスA1
は監視対象のプログラムモジュール110の先頭からの
ロケーションで指定する。
【0020】このようにして監視対象のプログラムモジ
ュール110のモジュ−ル名PROG1とその監視開始
アドレスA1および監視範囲L1の情報が操作端末50
0から入力されたならば、前記プログラムモジュール実
行状況監視制御部210は、ステップ1010に示すご
とく、入力されたプログラムモジュール名PROG1、
監視開始アドレスA1、監視範囲L1の情報を実行状況
監視対象プログラムモジュール情報登録簿220に登録
する。
【0021】次にステップ1020に示すごとく、プロ
グラムモジュール実行状況監視制御部210はプログラ
ムモジュール名PROG1をプログラム実行監視部30
0に通知する。
【0022】すると、プログラム実行監視部300の監
視対象プログラムモジュール名登録簿管理部320は、
次にステップ1030で示すごとく、プログラムモジュ
ール実行状況監視制御部210より通知されたプログラ
ムモジュ−ル名PROG1を監視対象プログラムモジュ
ール名登録簿310に登録する。
【0023】次に、以上の処理が終わった段階でテスト
作業者は、ステップ1040で示すごとく、監視対象プ
ログラムモジュール110の実行状況の監視を開始する
ように指示する。
【0024】すると、ステップ1050に示すごとく、
監視対象プログラムモジュール110は、プログラムモ
ジュールファイル400より読み出され、仮想記憶空間
100にローディングされる。
【0025】ローディング/アンローディング事象検出
部330は、ステップ1060に示すごとく、監視対象
プログラムモジュール110のロ−ディング事象を検出
し、監視対象プログラムモジュール判定部340に、ロ
ーディング事象とローディングされたプログラムモジュ
ール名PROG1、そのローディング位置(仮想空間識
別子および仮想アドレス)を通知する。
【0026】そこで、監視対象プログラムモジュール判
定部340は、通知された前記プログラムモジュール名
PROG1を監視対象プログラムモジュール名登録簿3
10より検索する。そして、通知されたプログラムモジ
ュール名PROG1が監視対象プログラムモジュール名
登録簿310に登録されていれば、プログラムモジュー
ル実行状況監視制御部210にローディング事象とプロ
グラムモジュール名PROG1、ローディング位置(仮
想アドレスと仮想空間識別子)を通知する。
【0027】但し、ローディングされたプログラムモジ
ュールに対応するモジュ−ル名が監視対象プログラムモ
ジュール名登録簿310に登録されていなければ、監視
対象プログラムモジュ−ル判定部340は、プログラム
モジュール実行状況監視制御部210に何も通知せず、
ローディング/アンローディング事象検出部330から
の次のローディング、又はアンローディング事象の通知
を待つ。
【0028】次にステップ1070で示すごとく、プロ
グラムモジュール実行状況監視制御部210は、通知さ
れた事象がロ−ディング事象であった場合、通知された
プログラムモジュール名PROG1を実行状況監視対象
プログラムモジュール情報登録簿220より検索する。
そして、通知されたローディング位置(仮想アドレスと
仮想空間識別子)と実行状況監視対象プログラムモジュ
−ル情報登録簿220に登録されている監視開始アドレ
スA1及び監視範囲L1を基に、仮想記憶空間100に
おける実際の監視開始アドレスAA1と監視終了アドレ
スAA2を算出する。そして、この算出した監視開始ア
ドレスAA1と監視終了アドレスAA2と、判定部34
0から通知された仮想空間識別子とを実行状況監視機構
部600に設定した後、この実行状況監視機構600を
起動する。
【0029】すると、実行状況監視機構部600は、設
定された前記監視開始アドレスAA1と監視終了アドレ
スAA2及び仮想空間識別子で指定された範囲内に位置
するプログラムモジュ−ル110の命令語の実行状況を
監視する。
【0030】次にステップ1080に示すごとく、実行
状況監視機構部600は、設定された監視開始アドレス
AA1と監視終了アドレスAA2及び仮想空間識別子で
規定された監視範囲内で動作するプログラムモジュール
の実行状況を監視する。
【0031】次にステップ1090で示すごとくに、実
行状況監視機構部600が実行状況を監視している最中
に、プログラムモジュ−ル110が仮想記憶空間100
よりプログラムモジュ−ルファイル400へとアンロ−
ディングされると、次にステップ1100で示すごと
く、ロ−ディング/アンロ−ディング事象検出部330
がプログラムモジュ−ル110のアンロ−ディング事象
とアンロ−ディングされたプログラムモジュ−ル名PR
OG1を検出し、監視対象プログラムモジュ−ル判定部
340に通知する。
【0032】そこで、監視対象プログラムモジュ−ル判
定部340は、通知された前記プログラムモジュ−ル名
PROG1を監視対象プログラムモジュ−ル名登録簿3
10より検索する。
【0033】この検索の結果、通知されたプログラムモ
ジュ−ル名PROG1が監視対象プログラムモジュ−ル
名登録簿310に登録されている場合には、監視対象プ
ログラムモジュ−ル判定部340はプログラムモジュ−
ル実行状況監視制御部210にアンロ−ディング事象と
監視対象プログラムモジュ−ル名PROG1を通知す
る。
【0034】次にステップ1110で示すごとく、プロ
グラムモジュ−ル実行状況監視制御部210はこの通知
を受けて実行状況監視機構600に動作停止を指示す
る。
【0035】そこで、この指示を受けた実行状況監視機
構600はステップ1120に示すごとく、実行状況の
監視を停止する。この時点で、プログラムモジュ−ル1
10の実行状況監視動作はは終了する。
【0036】次にステップ1130で示すごとく、テス
ト作業者がテスト作業を終了する。
【0037】このように本実施例によれば、プログラム
の実行中に、プログラムモジュ−ルのローディング位置
が一意に定まらない場合においても、監視対象のプログ
ラムモジュ−ル110のロ−ディング位置を事象検出部
330によって動的に検出するようにしているので、監
視対象のプログラムモジュ−ル110の実行中に、その
ロ−ディング位置が変化しても、確実に実行状況を追跡
することができる。そして、プログラムモジュ−ル11
0のロ−ディング位置が変る場合に、従来、テスト作業
者が行っていたプログラムモジュールのローディング位
置を手操作で探す作業が不要となり、監視作業における
操作性と効率が向上する。
【0038】また、監視対象のプログラムモジュ−ル名
を設定し、このプログラムモジュ−ル名を持つプログラ
ムのロ−ディング事象およびロ−ディング位置を検出し
ているため、デバッガを用いたプログラムの検証作業中
に、プログラムモジュ−ル名を操作端末500から設定
し直すという簡単な操作で監視対象のプログラムモジュ
−ルを動的に切替ることができる。従って、複数のプロ
グラムモジュ−ルをリ−ケ−ジして作った任意の機能の
プログラムをデバッグしている最中であっても、そのプ
ログラムを構成するプログラムモジュ−ルの1つを動的
に選択し、実行状況を検証することが可能になる。
【0039】なお、上記実施例において、プログラムモ
ジュ−ル名等を格納する登録簿を会話型デバッガ200
とプログラム実行監視部300の両方に設けているが、
これはいずれか一方に設けるようにしてもよい。
【0040】また、プログラムモジュ−ルは仮想記憶空
間にロ−ディングする例を挙げて説明したが、仮想記憶
空間を用いない場合についても同様に適用できることは
言うまでもない。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、監視
対象のプログラムモジュ−ル名と監視範囲を設定する監
視対象設定手段と、主記憶手段へのロ−ディング事象お
よびプログラムモジュ−ル記憶手段へのアンロ−ディン
グ事象を監視し、ロ−ディング事象およびアンロ−ディ
ング事象におけるプログラムモジュ−ル名とロ−ディン
グ/アンロ−ディング位置を検出する事象検出手段と、
主記憶手段にロ−ディングされたプログラムモジュ−ル
の中の命令語のうち前記監視対象設定手段で設定され範
囲の命令語の実行状況を監視する監視手段と、前記事象
検出手段の検出結果に基づいて前記監視対象設定手段で
設定されたプログラムモジュ−ル名を持つプログラムモ
ジュ−ルが前記主記憶手段に対しロ−ディングされた
か、アンロ−ディングされたかを判定する判定手段とを
設け、前記監視対象設定手段で設定したプログラムモジ
ュ−ル名を持つプログラムモジュ−ルのロ−ディング/
アンロ−ディングに同期して前記実行状況監視手段を起
動/停止し、前記監視対象設定手段で設定した監視範囲
の命令語の実行状況を監視するようにした。
【0042】このため、プログラムモジュ−ルの実行中
にそのロ−ディング位置が変化しても、確実に実行状況
を追跡することができる。
【0043】また、デバッガを用いたプログラムの検証
作業中に、プログラムモジュ−ル名を設定し直すという
簡単な操作で監視対象プログログラムを動的に切替るこ
とができる。従って、複数のプログラムモジュ−ルをリ
−ケ−ジして作った任意の機能のプログラムをデバッグ
している最中であっても、そのプログラムを構成するプ
ログラムモジュ−ルの1つを動的に選択し、実行状況を
検証することが可能になったり、デバッグ作業の操作性
や効率が向上する等の優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の全体構成を示す機能ブロッ
ク図である。
【図2】実施例においてプログラムモジュ−ル実行状況
を監視する処理の手順を示す説明フロ−図である。
【図3】図2の処理の後半部分を示す説明フロ−図であ
る。
【符号の説明】
100…仮想記憶空間、110…プログラムモジュ−
ル、220…実行状況監視対象プログラムモジュ−ル情
報登録簿、330…ロ−ディング/アンロ−ディング事
象検出部、340…監視対象プログラムモジュ−ル判定
部、400…プログラムモジュ−ルファイル、500…
操作端末、600…実行状況監視機構部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野村 祐治 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町5030番地 株 式会社日立製作所ソフトウエア開発本部内

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 プログラムモジュ−ル記憶手段から仮想
    記憶空間を含む主記憶手段にロ−ディングしたプログラ
    ムモジュ−ルの実行状況を監視するプログラム実行状況
    監視方法において、 監視対象のプログラムモジュ−ル名と監視範囲を設定す
    る監視対象設定手段と、前記主記憶手段へのロ−ディン
    グ事象および前記プログラムモジュ−ル記憶手段へのア
    ンロ−ディング事象を監視し、ロ−ディング事象および
    アンロ−ディング事象におけるプログラムモジュ−ル名
    とロ−ディング/アンロ−ディング位置を検出する事象
    検出手段と、前記主記憶手段にロ−ディングされたプロ
    グラムモジュ−ルの中の命令語のうち前記監視対象設定
    手段で設定され範囲の命令語の実行状況を監視する監視
    手段と、前記事象検出手段の検出結果に基づいて前記監
    視対象設定手段で設定されたプログラムモジュ−ル名を
    持つプログラムモジュ−ルが前記主記憶手段に対しロ−
    ディングされたか、アンロ−ディングされたかを判定す
    る判定手段とを設け、前記監視対象設定手段で設定した
    プログラムモジュ−ル名を持つプログラムモジュ−ルの
    ロ−ディング/アンロ−ディングに同期して前記監視手
    段を起動/停止し、前記監視対象設定手段で設定した監
    視範囲の命令語の実行状況を監視することを特徴とする
    プログラム実行状況監視方法。
JP3149994A 1991-06-21 1991-06-21 プログラム実行状況監視方法 Pending JPH0512065A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013232113A (ja) * 2012-04-27 2013-11-14 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 情報処理装置、監視方法および監視プログラム
JP2015508517A (ja) * 2011-12-02 2015-03-19 フィッシャー コントロールズ インターナショナル リミテッド ライアビリティー カンパニー プログラムフロー制御監視ルーチン、関連する方法およびシステム
JP6058246B2 (ja) * 2014-11-14 2017-01-11 三菱電機株式会社 情報処理装置及び情報処理方法及びプログラム

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