JPH05119095A - トナーの帯電量分布測定装置 - Google Patents

トナーの帯電量分布測定装置

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JPH05119095A
JPH05119095A JP3237437A JP23743791A JPH05119095A JP H05119095 A JPH05119095 A JP H05119095A JP 3237437 A JP3237437 A JP 3237437A JP 23743791 A JP23743791 A JP 23743791A JP H05119095 A JPH05119095 A JP H05119095A
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JP
Japan
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toner
funnel
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developing agent
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Application number
JP3237437A
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English (en)
Inventor
Noriaki Tsubota
則昭 坪田
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Kyocera Mita Industrial Co Ltd
Original Assignee
Mita Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 [目的] トナーの帯電量分布測定装置の精度の向上を
図る。 [構成] 現像剤に下方から圧縮エアを吹き付けてトナ
ーを分離し、そのトナーをロートで集めて下部の計測部
の電界中へ落下させて測定する。前記ロートには振動発
生手段を備えたため、ロート内のトナーはその振動を受
けて凝集せず、良好な粒子状態を保持し、帯電量に応じ
て正確に分布するので測定精度が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はトナーの帯電量分布測定
装置に関し、より詳しくは画像形成装置に用いられる現
像剤中のトナー粒子の、帯電量の分布状態を測定する、
トナー帯電量分布測定装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、トナーの帯電量分布測定装置は、
図4に示す特開昭63−263475号のように、円筒
状のハウジング1が、上部の現像剤からトナーを分離す
る分離部2と、下部の分離された前記トナーの帯電量分
布を測定する測定部3とから構成される。前記分離部2
は、現像剤を保持するマグネット(保持手段)4と、こ
の現像剤に圧縮エアを吹き付けるエアニードル(ブロー
手段)5とを備えている。前記マグネット4は、現像剤
を磁気的に吸着保持している。また前記アエニードル5
は、この保持された現像剤よりも下方の位置に設けら
れ、その現像剤の下方から圧縮エアを吹き付けて同現像
剤からトナーを分離する。前記分離部2と計測部3との
間には、ロート6が設けられ、このロート6は先端6a
が小径に形成され下方を向いて前記計測部3側に臨み、
受入れ口6dは大径に形成され、上方を向いて前記分離
部2側に臨む状態で、仕切り板7によってよってハウジ
ング1内に支持される。さらに、この仕切り板7の直下
方においてハウジング1の側壁に外部との連通口1aを
設け、その下方に空気整流用フィルター8を設けてい
る。計測部3は一対の電極棒9a・9bとフィルタ10
を備え、電極棒9a・9bに直流電源Bを印加すること
により、両極間に水平平行電界を形成している。前記ハ
ウジング1の下部には、空気ポンプなどの吸引手段11
を取り付け、前記ハウジング1の外部から前記連通口1
aおよび整流用フィルタ8を通って計測部3へ流れる主
気流を形成するとともに、ロート6の下端口から空気を
吸引することにより、トナーをロート6内に吸引する空
気流をロート上方に形成する。このような装置で、前記
マグネット4上に保持された現像剤に下方からエアーニ
ードル5で圧縮エアを吹き付けることにより、現像剤か
らトナーのみが分離されて上方に吹き飛ばされ、ロート
6に集められ下端から落下する。落下するトナー粒子
は、電極棒9a・9b間の電界のなかで、帯電量に応じ
た水平方向のクーロン力Hを受け、前記フィルタ10上
に偏倚分散着地するので、このトナー粒子の落下位置の
分布から画像処理によってトナーの帯電量分布を算出で
きるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、エアーニード
ル5によって現像剤から分離したトナーが、多量にロー
ト6の受入れ口6dに導かれると、このロート6の導入
部6dや、下端の先すぼみ部6aで凝集してしまう虞が
あり、このトナーが凝集すると正確な帯電量分布を測定
できないという課題があった。本発明はこのような課題
を解決し、測定精度の高い、トナーの帯電量分布測定装
置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は次のようなトナーの帯電量分布測定装置を
提供する。すなわち本発明は、現像剤を保持する保持部
材を備え、この現像剤からトナーを分離する分離部と、
この分離部から導入されたトナーを電界中に落下させ、
その着地位置からトナーの帯電量分布を測定する計測部
と、前記保持部材に保持された現像剤に下方から圧縮エ
アを吹き付けることによりトナーを上方に飛散させるブ
ロー手段と、この飛散して落下したトナーを受け入れて
計測部へ導入するロートと、前記計測部の下流側より空
気を吸引しトナーを上記ロート内に吸引する空気流をロ
ート上方に形成する吸引手段とを有するトナーの帯電量
分布測定装置であって、前記ロートには振動発生手段を
備えたことを特徴とする、トナーの帯電量分布測定装置
である。
【0005】
【作用】上記構成において、振動発生手段によってロー
トを振動させると、そのロート内に導入されたトナーが
ほぐされて解離し、凝集することなく良好に計測部に導
入される。
【0006】
【実施例】本発明の実施例について、以下、図面にした
がって本発明の構成が実際上どのように具体化されるか
を、その作用とともに説明する。図1は、本発明の一実
施例の断面説明図であり、図中1は円筒状のハウジング
である。このハウジング1は、現像剤からトナーを分離
する分離部2と分離されたトナーの帯電量分布を測定す
る計測部3とからなっている。分離部2は、現像剤を保
持するマグネット(保持手段)4と、この現像剤に圧縮
エアを吹き付けるエアニードル(ブロー手段)5とを備
えている。マクネット4は、トナーおよびキャリアから
なる現像剤を磁気的に吸着保持している。前記エアニー
ドル5は、この保持された現像剤よりも下方の位置に設
けており、このエアニードル5によって現像剤の下方か
ら圧縮エアを吹き付けるようにしている。
【0007】この分離部2および前記計測部3との間に
は、図2に示されるような形状のロート6を設けてい
る。このロート6は、先端が小径(ここでは約1ミリメ
ートル程度)の先すぼみ部6a、この先すぼみ部6aか
ら延びる導入部6b(ここでは約6ミリメートル程
度)、および導入部6bから拡開する回収部6cとから
なり、この回収部6cの端部が大径(ここでは約50ミ
リメートル程度)の受入れ口6dとなっている。またそ
の内壁面には酸化錫被膜を施して設置しており、ロート
6の内壁面との接触によるトナーの帯電を防いでいる。
そして前記受入れ口6dが分離部2側へ臨み、先すぼみ
部6aが計測部3側に臨む状態で、仕切り板7によって
ハウジング1内にロート6を支持しており、さらに、こ
の仕切り板7の直下方においてハウジング1の側壁に外
部との連通口1aを設け、その下方に空気整流用フィル
タ8を設けている。
【0008】計測部3は一対の電極棒9a、9bの下方
に位置するフィルタ10とを備えている。この電極棒9
a、9bは、図3にも示されるように、相対抗し、かつ
互いに平行となるようにハウジング1の側壁内に埋め込
んである。そして、これら電極棒9a、9bに直流電源
Bを印加することにより、両電極棒9a、9b間に水平
平行電界を形成している。さらにハウジング1の下部に
は、例えば空気ポンプ等の吸引装置11(吸引手段)を
連結している。(図1) この吸引装置11によって、ハウジング1の外部から前
記連通口1aおよび整流用フィルタ8を通って計測部3
は流れる主気流を形成するとともに、ロート6の下端口
より空気を吸引することにより、トナーをロート6内に
吸引する空気流をロート6上に形成するようにしてい
る。
【0009】このような装置において、マグネット4上
に保持された現像剤にその下方からエアニードル5で圧
縮エアを吹き付けることにより、マグネット4に磁気的
に吸着されているキャリアを残して軽量のトナーのみが
図1に示されるように上方に吹き上げられ、飛散する。
この飛散したトナーは一旦上方に舞い上がるが、すぐに
自然落下を始め、吸引装置11によって形成されたロー
ト6の上方の空気流によって受入れ口6dからロート6
内に吸引される。そしてこのロート6の導入部6b内で
トナーは中央に集められ、さらに先すぼみ部6cによっ
て絞られて、ロート6の下端より落下する。このように
して計測部3に導入されたトナーは、吸引装置11によ
って形成された気流に乗って鉛直方向に落下し、電極棒
9a、9b間に導かれる。これら電極棒9a、9bによ
り形成された水平平行電界中で、トナー粒子はその帯電
量に応じた水平方向のクーロン力H(図1)を受けつ
つ、フィルタ10上に着地する。このように、トナー粒
子は水平方向の力Hと垂直方向重力Vを受けながら落下
するため、フィルタ10上にはそれぞれ質量、電荷量に
対応した位置にトナー粒子が分散する。このトナー粒子
の落下位置の分布から、画像処理によってトナーの帯電
量分布を産出する。
【0010】ところで、前記ロート6には、ロート6内
の帯電したトナーの塊をほぐすための振動発生手段12
が備えられている。この振動発生手段12は、ロート6
の導入部6b付近に取り付けられ、圧電振動子,電歪振
動子、磁歪振動子などのうちの、いずれかを用いた超音
波発振器や圧電素子が用いられる。圧電素子は図示しな
い圧電印加装置に接続されており、交流電圧またはパル
ス電圧を印加すると、その圧電素子は交流電圧またはパ
ルス電圧の周波数に応じて撓んでロート6を振動させ
る。このロート6の振動は、同ロート6内のトナーに伝
達され、そのトナー粒子を振動させることによりトナー
の塊がほぐれ、または塊となることを未然に防ぎ、凝集
することなく計測部3に導入される。したがって前記計
測部3から落下するトナーの微粒子は、常に良好な状態
を保持しており、前記水平方向のクーロンHと垂直方向
重力Vとを受けてフィルタ上に質量、電荷量に常に正確
に対応した位置に分散することができ、したがって本発
明によるトナーの帯電量分布測定装置を用いることによ
って、トナーの帯電量分布測定が安定良好に行われるも
のである。
【0011】
【発明の効果】以上本発明によれば、分離部で現像剤か
らトナーを分離してロートに受け入れ、このロートから
導入されたトナーを計測部の電界中に落下させてその着
地位置からトナーの帯電量を測定する構成とし、特にそ
のロートに振動発生手段を備えたので、そのロート内に
導入されたトナーが前記振動発生手段により凝集するこ
となく良好に計測部に導入され、測定精度を向上でき
る、等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の断面説明図である。
【図2】同実施例のロートの断面説明図である。
【図3】前記図1のA−A断面説明図である。
【図4】従来例を示す図である。
【符号の説明】
2 分離部 3 計測部 4 マグネット 5 エアニードル 6 ロート 6d 受入れ口 11 吸引装置 12 振動発生手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】現像剤を保持する保持部材を備え、この現
    像剤からトナーを分離する分離部と、この分離部から導
    入されたトナーを電界中に落下させ、その着地位置から
    トナーの帯電量分布を測定する計測部と、前記保持部材
    に保持された現像剤に下方から圧縮エアを吹き付けるこ
    とによりトナーを上方に飛散させるブロー手段と、この
    飛散して落下したトナーを受け入れて計測部へ導入する
    ロートと、前記計測部の下流側より空気を吸引しトナー
    を上記ロート内に吸引する空気流をロート上方に形成す
    る吸引手段とを有するトナーの帯電量分布測定装置であ
    って、前記ロートには振動発生手段を備えたことを特徴
    とする、トナーの帯電量分布測定装置。
JP3237437A 1991-08-23 1991-08-23 トナーの帯電量分布測定装置 Pending JPH05119095A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100502377B1 (ko) * 2001-07-24 2005-07-22 가부시끼가이샤 도시바 대전량 측정 방법 및 하전빔의 변위량 측정 방법
CN111536766A (zh) * 2020-04-17 2020-08-14 中国兵器工业火炸药工程与安全技术研究院 一种含能材料热风干燥过程饱和静电电荷量自动检测装置

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