JPH05118470A - 電磁開閉弁 - Google Patents

電磁開閉弁

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Publication number
JPH05118470A
JPH05118470A JP27436991A JP27436991A JPH05118470A JP H05118470 A JPH05118470 A JP H05118470A JP 27436991 A JP27436991 A JP 27436991A JP 27436991 A JP27436991 A JP 27436991A JP H05118470 A JPH05118470 A JP H05118470A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
main
flow passage
passage
pilot
Prior art date
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Pending
Application number
JP27436991A
Other languages
English (en)
Inventor
Masakazu Oshima
正和 大嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
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Publication of JPH05118470A publication Critical patent/JPH05118470A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】主流路の流体の供給圧力に応じて、パイロット
流路に流入する流入量を制御する絞り機構を供給圧力に
簡単に対応できるものにする。 【構成】パイロット流路の入口部にニードル弁を設け
る。ニードル弁の調整だけで流体の供給圧力への対応が
可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は冷却水などの流体の供
給制御をするための電磁開閉弁に関する。
【0002】
【従来の技術】電子装置や精密機器などに冷却水を供給
する冷却水供給装置では冷却水を供給したり、供給を停
止したりするために一般に図3に示す電磁開閉弁が使用
される。図において、1は冷却水の主流路、2は主流路
から分岐し出口部において再び主流路に合流するパイロ
ット流路、3はコイル31及びコイルへの通電により上
下作動するプランジャ32からなるソレノイド、4はパ
イロット流路の中央に突設された弁体41、及びプラン
ジャ32の下端面上に形成される弁座42を有しパイロ
ット流路を開閉する弁、5は開口51を介して弁4の上
流側でパイロット流路2に連通させ形成される主弁室、
6は主流路1に突設された弁体61と、主弁室5の室壁
を形成するとともに主流路1との隔壁をなすダイヤフラ
ム62に支持されコイルばね63により矢印A方向に付
勢される弁座64とを備え主流路1を開閉する主弁であ
る。7はパイロット流路2の入口部に設けられ適当な直
径の細管71によりパイロット流路2に流入する冷却水
の流量を規制する絞り機構である。
【0003】上記電磁開閉弁は、冷却水の供給時にはソ
レノイド3に通電されてプランジャ32が引き上げられ
弁4が開弁する。これによりパイロット流路2に流入し
た冷却水は弁4を通りパイロット流路2から主流路1に
吸い込まれるように流出する。かつ主弁室5の水圧は細
管71により流入水量が絞られているために主流路の水
圧に対し負圧となる。又主流路1を流れる冷却水はその
水圧によりダイヤフラム62を押し上げて主弁6を開弁
させる。しかして冷却水は主弁6を通り抜け被冷却体に
供給される。一方冷却水の供給停止の際には、ソレノイ
ド3への通電を断つことにより図示しないばねによりプ
ランジャ32が押し下げられて弁4が閉弁する。これに
よりパイロット流路2から流入する冷却水が主弁室5の
水圧を高める。この主弁室5の圧力上昇とコイルばね6
3の圧力によってダイヤフラム62が押し下げられる。
しかして主弁6が閉弁し冷却水の供給が停止される。
【0004】前記冷却水の供給を停止する際に、冷却水
が流動している主弁6を急速に閉止すると、主弁の上流
側の冷却水の水圧が急激に上昇し水撃現象が発生する。
この水撃現象は配管や圧力計などを損傷させる危険があ
るこの危険を避けるために主弁6の閉止に要する時間を
長くする方法がとられる。この役目を担うのが絞り機構
7で、細管71を備えることにより、主流路1の冷却水
の供給圧力がパイロット流路2を介して主弁室5へ伝わ
る時間が長くなり、弁座64が緩やかに動作して主弁6
の閉じる時間が長くなる。しかして水撃現象が防止され
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで上記電磁開閉
弁において、主弁6の閉止時間は細管71の直径、及び
主流路の冷却水の供給圧力により変化する。このために
水撃現象の発生を防止するためには従来の電磁開閉弁で
はその使用条件に応じ適当な直径の細管を備えた絞り機
構を製作し交換しなければならない煩らわしさがあっ
た。
【0006】この発明は、使用条件が異なっても簡単な
調整により水撃現象を防止することができる電磁開閉弁
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明によれば、流体の主流路から分岐しかつ途
中にソレノイドのプランジャにより開閉される弁を備え
るパイロット流路が形成されるとともに、前記弁の上流
側でパイロット流路に連通し室壁の一部が室内の流体圧
力により動作して前記主流路を開閉する主弁を構成する
主弁室が設けられてなる電磁開閉弁において、前記パイ
ロット流路の入口部にパイロット流路の流量を制御する
ニードル弁を設けるものとする。
【0008】
【作用】ニードル弁を調整することにより、パイロット
流路への冷却水の流入水量が容易に調整される。しかし
て主流路の冷却水の供給圧力に応じニードル弁を調整し
主弁を適当な閉止時間に調整することができる。
【0009】
【実施例】図1及び図2はこの発明の実施例を示すもの
で、図3と共通あるいは同一の部分は同じ符号で示す。
図1及び図2において、8は従来の細管71による絞り
機構7に代えてパイロット流路2の入口部に設けられた
ニードル弁である。このニードル弁8はパイロット流路
2の路壁に形成された弁座81及び先端に弁体82を有
するニードル83からなり、螺合支持されるニードルを
上下させて容易にニードル弁8の流路面積を変化させ冷
却水の流入量を調整することができる。
【0010】前述の構成において、電磁開閉弁は主流路
1を流れる冷却水の供給圧力等使用条件に適した流路面
積に、ニードル弁8がニードル83を上下させる簡単な
操作で調整される。しかして冷却水の供給時には図1に
示す如く、ソレノイド3が励磁されて弁4が開き、冷却
水は主弁6を開弁させ被冷却体に向けて流れる。又冷却
水の供給が停止される時には図2に示す如くソレノイド
3への通電が断たれて弁4が閉弁し、ニードル弁8を通
り主弁室5に流入する冷却水が適当な所要時間で主弁室
5の水圧を高め、主弁6は主流路に水撃現象の発生しな
い適当な速度で閉弁する。このように電磁開閉弁は使用
条件が異なってもニードル弁8の簡単な調整だけで常に
水撃現象の発生しない状態が確保される。
【0011】
【発明の効果】この発明によれば、流体の主流路から分
岐しかつ途中にソレノイドのプランジャにより開閉され
る弁を備えるパイロット流路が形成されるとともに、前
記弁の上流側でパイロット流路に連通し室壁の一部が室
内の流体圧力により動作して前記主流路を開閉する主弁
を構成する主弁室が設けられてなる電磁開閉弁におい
て、前記パイロット流路の入口部にパイロット流路の流
量を制御するニードル弁を設けるようにしたので、電磁
開閉弁は冷却水の供給圧力等使用条件が変化してもニー
ドル弁を簡単に調整するだけでもって、前記変化に対応
して常に水撃現象等が発生しない正常状態に保持され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す電磁開閉弁の開弁時の
断面図
【図2】図1の電磁開閉弁の閉弁時の断面図
【図3】従来の電磁開閉弁の閉弁時の断面図
【符号の説明】
1 主流路 2 パイロット流路 3 ソレノイド 4 弁 5 主弁室 6 主弁 8 ニードル弁

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】流体の主流路から分岐しかつ途中にソレノ
    イドのプランジャにより開閉される弁を備えるパイロッ
    ト流路が形成されるとともに、前記弁の上流側でパイロ
    ット流路に連通し室壁の一部が室内の流体圧力により動
    作して前記主流路を開閉する主弁を構成する主弁室が設
    けられてなる電磁開閉弁において、前記パイロット流路
    の入口部にパイロット流路の流量を制御するニードル弁
    を設けたことを特徴とする電磁開閉弁。
JP27436991A 1991-10-23 1991-10-23 電磁開閉弁 Pending JPH05118470A (ja)

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JP27436991A JPH05118470A (ja) 1991-10-23 1991-10-23 電磁開閉弁

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JP27436991A JPH05118470A (ja) 1991-10-23 1991-10-23 電磁開閉弁

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JPH05118470A true JPH05118470A (ja) 1993-05-14

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ID=17540701

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JP27436991A Pending JPH05118470A (ja) 1991-10-23 1991-10-23 電磁開閉弁

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