JPH05118335A - スラスト磁気軸受 - Google Patents

スラスト磁気軸受

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Publication number
JPH05118335A
JPH05118335A JP30984391A JP30984391A JPH05118335A JP H05118335 A JPH05118335 A JP H05118335A JP 30984391 A JP30984391 A JP 30984391A JP 30984391 A JP30984391 A JP 30984391A JP H05118335 A JPH05118335 A JP H05118335A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thrust
magnetic bearing
seal
high frequency
seal ring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP30984391A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoichi Kanemitsu
陽一 金光
Yoshiichi Kimura
芳一 木村
Susumu Osawa
將 大沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ebara Corp
Original Assignee
Ebara Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Ebara Corp filed Critical Ebara Corp
Priority to JP30984391A priority Critical patent/JPH05118335A/ja
Publication of JPH05118335A publication Critical patent/JPH05118335A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C32/00Bearings not otherwise provided for
    • F16C32/04Bearings not otherwise provided for using magnetic or electric supporting means
    • F16C32/0406Magnetic bearings
    • F16C32/044Active magnetic bearings
    • F16C32/0444Details of devices to control the actuation of the electromagnets

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
  • Magnetic Bearings And Hydrostatic Bearings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ラジアル磁気軸受とスラスト磁気軸受により
支承され、ガス潤滑シールを用いた圧縮機において、ガ
ス潤滑シールは起動時に回転側と固定側のシールリング
間に流体膜が生成されていないため、この面で摩耗が発
生しシール寿命が短くなるという問題がある。ガス潤滑
シールの起動時のシールリング間の摩耗の発生を防止し
シール寿命を長くすることを目的とする。 【構成】 ラジアル磁気軸受とスラスト磁気軸受により
支承され、ガス潤滑シールを用いた圧縮機において、ス
ラスト磁気軸受の励磁コイルに高周波電流を重畳印加す
る手段を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スラスト磁気軸受に係
り、特にガス潤滑シールを用いた圧縮機、例えばターボ
型空気圧縮機等に用いられる磁気軸受装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】図1は磁気軸受により支承されガス潤滑
シールを用いたターボ圧縮機の説明図である。回転軸1
は数個の羽根車2を具備し、これにより図示しないモー
タ等の駆動源とカップリング3によって接続され、空気
等の流体を圧縮する。ケーシング8内において羽根車2
の左端には図示しない空気の吸込口があり、羽根車2の
右端には同様に図示しない空気の吐出口がある。ケーシ
ング8内の羽根車2によって圧縮された流体の高圧部分
1はガス潤滑シール6によってシールされている。
【0003】この圧縮機においてはガス潤滑シール6は
羽根車2の左端に1個所と、右端に1個所と合計2個所
設けられている。ガス潤滑シール6は回転軸1に固定さ
れシールリング(回転側)61が対向するシールリング
(固定側)62と面Aにおいて対面している。シールリ
ング62はシールケーシング64にスプリング63によ
り固定されている。圧縮機が停止時にはスプリング63
の押圧力によってシールリング(固定側)62はシール
リング(回転側)61に面Aにおいて密着している。回
転軸1が回転を始めるとシールリング(回転側)61、
シールリング(固定側)62に設けられた動圧溝により
高い圧力の流体の層、即ち、流体膜ができ、ケーシング
8内の高圧流体を面Aにおいてガス潤滑シールする。こ
の時、シールリング(固定側)62はシールリング(回
転側)61と面Aにおいて非接触となる。
【0004】回転軸1はラジアル方向には、ラジアル磁
気軸受4により非接触で支承されている。ラジアル励磁
コイル44はラジアルステータヨーク43を励磁し、回
転軸1のラジアルロータヨーク45を磁気力によって吸
引制御することによってラジアル方向に回転軸1を支承
する。ラジアルすきまセンサ41は回転軸に取付けられ
たすきまセンサのターゲット42との距離を測り、回転
軸の位置を測定する。
【0005】回転軸1はスラスト方向には、スラスト磁
気軸受5により非接触で支承されている。スラスト方向
には、スラスト励磁コイル54はスラストステータヨー
ク53を励磁することによって、スラストディスク55
に磁気的な吸引力を与えその位置を支承する。センサタ
ーゲット52はスラストディスク55に取付けられ、ス
ラストすきまセンサ51によって、回転軸1のスラスト
方向の位置が測定される。なお非常メカニカル玉軸受7
はスラスト、ラジアルの磁気軸受の補助のためのもので
ある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ガス潤滑シールは回転
が立ち上がれば、動圧により流体膜が形成され非接触で
流体をシールするものであるので、ガス潤滑シール6は
起動時、流体膜が形成されていない。従って、回転の当
初、ガス潤滑シール6においては、シールリング(回転
側)61とシールリング(固定側)62との間で摩擦が
発生し、シールリングが摩耗する。係る摩耗はシール寿
命を短くするので、起動時のみ、ロータ回転軸の回転以
外の方法で流体膜を生成できれば、このシールリングの
摩耗の問題は解決できる。
【0007】
【課題を解決するための手段】ラジアル磁気軸受とスラ
スト磁気軸受により支承され、ガス潤滑シールを用いた
圧縮機において、スラスト磁気軸受の励磁コイルに高周
波電流を重畳印加する手段を具備するものである。
【0008】
【作用】スラスト磁気軸受の励磁コイルに高周波電流を
重畳印加する手段を設けたことにより、励磁コイルに重
畳された高周波電流はスラストデイスクをスラスト方向
に振動させる。したがってシールリング間に僅かの間隙
が発生する。この時、起動することにより、起動時のシ
ールリングの摩耗が減少し、シールリングの長寿命化が
図れる。
【0009】
【実施例】図1は本発明の一実施例のスラスト磁気軸受
の制御回路のブロック図である。回転軸1に固定された
スラストディスク55は、スラスト励磁コイル54の電
流によって、スラストステータヨーク53が励磁され、
その磁気吸引力によって回転軸のスラスト方向の位置が
制御される。スラストすきまセンサ51はセンサターゲ
ット52との位置において、その位置に対応した信号を
すきまセンサアンプ101に入力する。加算回路106
はすきまセンサアンプ101の出力と高周波信号源10
7の出力を加算する回路である。その出力は位相補償回
路102に入力され、回転軸を最適なスラスト方向位置
に支承するよう位相ゲインが調整される。なお加算回路
106は位相補償回路102の出力側に設けられて、こ
の点で高周波信号源107と接続され、高周波信号を重
畳印加してもよい。
【0010】位相補償回路102の出力は二方向に分か
れて、スラスト励磁コイル54にフィードバックされ
る。一方は、そのまま加算回路103aに入り、バイア
ス信号Bが加算されて直線検波回路104aに入力され
る。他方は、位相補償回路102の出力信号は、反転さ
れて、マイナスとなり加算回路103bに入り、同様に
バイアス信号Bとの加算が取られ直線検波回路104b
に入力される。直線検波回路104では、高周波信号は
全波整流、または半波整流されその出力は電力増幅器1
05に入力され、電力増幅された電流はスラスト励磁コ
イル54に印加される。即ち、スラストデイスク55に
は、高周波信号の全波整流もしくは半波整流のリップル
に相当する磁気吸引力が作用する。これは回転軸1の軸
方向の振動であり、シールリング61、62の面Aに僅
かの隙間を生じさせる。
【0011】即ち、高周波信号を加算回路106によ
り、電力増幅器105を経てスラスト励磁コイル54に
印加すると、スラストディスク55ひいては回転軸1は
スラスト方向に微小振動する。スラスト方向を高周波数
で振動させると、スクイーズ効果によりシールリング
(固定側)62とシールリング(回転側)61との面A
にわずかのすきまが発生する。すきまの量としては1μ
m〜数μmが好適である。この状態で回転軸1を起動さ
せれば、シールリング(回転側)61とシールリング
(固定側)62の面Aはほぼ固体的な接触をしないで、
相対運動を始め、その後は回転軸の回転による流体膜に
より、その接触が避けられる。
【0012】加算回路103aに入力された高周波信号
は、励磁コイル54aに対して正相に働き、スラストデ
ィスク55に作用するスラストステータヨーク53bの
磁気吸引力を強める方向に作用する。加算回路103b
に反転入力された高周波信号は、励磁コイル54bに対
して逆相に働き、スラストディスク55に作用するスラ
ストステータヨーク53bの磁気吸引力を弱める方向に
作用する。ここで、高周波信号源107の信号は、
【数1】 以上の周波数が必要である。ここで質量Mはシールリン
グ(固定側)62の質量であり、Kはスプリング63の
バネ力に対応したバネ定数である。この周波数Fは、シ
ールリング(固定側)62の機械的な共振周波数であ
り、この周波数以下では、回転軸1の振動はシールリン
グ62が追随するため、面Aに隙間が生じないためであ
る。
【0013】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明はスラス
ト磁気軸受の励磁コイルに高周波電流を重畳印加して、
ガス潤滑シールのシールリング間にわずかなすきまをあ
けて起動させるものである。したがって、磁気軸受を用
いた圧縮機において、ガス潤滑シールのシールリングの
摩耗が大幅に減少し、シールリングの長寿命化すなわち
ガス潤滑シールの長寿命化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のスラスト磁気軸受の制御回
路のブロック図である。
【図2】磁気軸受により支承されガス潤滑シールを用い
たターボ圧縮機の説明図である。
【符号の説明】
1 回転軸 2 羽根車 3 カップリング 4 ラジアル磁気軸受 5 スラスト磁気軸受 6 ガス潤滑シール 8 ケーシング 51 スラストすきまセンサ 53 スラストステータヨーク 54 スラスト励磁コイル 101 すきまセンサアンプ 102 位相補償回路 103 加算回路 104 直線検波回路 105 電力増幅器 106 加算回路 107 高周波信号源 108 バイアス信号源

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ラジアル磁気軸受とスラスト磁気軸受に
    より支承され、ガス潤滑シールを用いた圧縮機におい
    て、スラスト磁気軸受の励磁コイルに高周波電流を重畳
    印加する手段を具備したことを特徴とするスラスト磁気
    軸受。
JP30984391A 1991-10-28 1991-10-28 スラスト磁気軸受 Pending JPH05118335A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30984391A JPH05118335A (ja) 1991-10-28 1991-10-28 スラスト磁気軸受

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30984391A JPH05118335A (ja) 1991-10-28 1991-10-28 スラスト磁気軸受

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05118335A true JPH05118335A (ja) 1993-05-14

Family

ID=17997951

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30984391A Pending JPH05118335A (ja) 1991-10-28 1991-10-28 スラスト磁気軸受

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JP (1) JPH05118335A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014231827A (ja) * 2013-05-30 2014-12-11 三菱重工業株式会社 ターボ圧縮機およびそれを用いたターボ冷凍機

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014231827A (ja) * 2013-05-30 2014-12-11 三菱重工業株式会社 ターボ圧縮機およびそれを用いたターボ冷凍機

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