JPH05118263A - セラミツク製噴射ノズル - Google Patents

セラミツク製噴射ノズル

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JPH05118263A
JPH05118263A JP6989092A JP6989092A JPH05118263A JP H05118263 A JPH05118263 A JP H05118263A JP 6989092 A JP6989092 A JP 6989092A JP 6989092 A JP6989092 A JP 6989092A JP H05118263 A JPH05118263 A JP H05118263A
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JP
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nozzle
nozzle body
fuel
injection
ceramic
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JP6989092A
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English (en)
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Hideo Kawamura
英男 河村
Shogo Suzuki
省伍 鈴木
Hidenori Kita
英紀 北
Yoshio Sekiyama
惠夫 関山
Masahiro Yukioka
雅洋 行岡
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Isuzu Motors Ltd
Original Assignee
Isuzu Motors Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、軸線方向に二分割したノズル本体
部分をセラミックスから製作し、接合部分を強化すると
共にノズル本体を鋼製リングで補強して強度を確保した
セラミック製噴射ノズルを提供する。 【構成】 このセラミック製噴射ノズルは、セラミック
スから燃料流路6を通る軸方向に二分割したノズル本体
部分17,18を形成し、各々のノズル本体部分17,
18をセラミックスとは異質の材料から成る接合部分9
で接合し、各ノズル本体部分17,18と接合部分9と
から構成したノズル本体1の外周に鋼製リング2,3を
嵌合する。ノズル本体1はノズル本体部分17,18を
接合部分9で接合しているが、該ノズル本体1には鋼製
リング2,3が嵌合して接合部分9の強度を補強でき、
負荷等を受けてノズル本体1が破損することがない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、燃焼室等に噴孔から
燃料等の液体を噴射するためのセラミック製噴射ノズル
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、燃焼室に燃料を噴霧する燃料噴射
ノズルは、例えば、図10に示す構造をしている。この
燃料噴射ノズルは、主として、ノズル本体30、該ノズ
ル本体30の筒体先端部37に形成された複数個の噴孔
32及び該噴孔32を開閉するための針弁31から成
る。ノズル本体30は、金属材料或いはセラミックスで
製作された筒体上部34と筒体下部35から成り、筒体
上部34には燃料通路33が形成され、該燃料通路33
の端部には燃料溜まり42が形成されている。また、筒
体下部35の穴部の内周面39と針弁31の外周面41
との間には、燃料溜まり42と連通する環状燃料通路3
6が形成されている。噴孔32は、針弁31の往復運動
によって針弁31の先端のテーパ面が筒体先端部37の
弁座部40に接離することで開閉される。
【0003】従来、燃料噴射ノズルは燃焼反応の前提で
ある燃料の拡散、微粒化等の役割があり、該燃料と空気
との混合により効果的燃焼を行わせるものである。従っ
て、ノズルによる噴霧の構造の良否が熱効率、排気ガス
成分に影響することが分かっている。また、ノズルは加
工精度、耐久性、耐摩耗性、信頼性等も重要であり、従
来は窒化処理や浸炭処理を施した鋼鉄を使用している。
噴霧穴は、ドリルにより精密に加工されている。従っ
て、穴形状は円柱形状が多い。この形状は、必ずしもそ
の噴霧構造に最適なものでなく、加工上の制約から決定
されたものといえる。
【0004】また、セラミック燃料噴射ノズルの製造方
法として、特開昭61−58967号公報に開示された
ものがある。該セラミック燃料噴射ノズルの製造方法
は、窒化ケイ素と焼結助剤とからなるセラミック材料粉
末に有機バインダを混合したものを射出成形によって弁
穴部、燃料供給穴部、燃料噴射穴部を有する成形体を一
度に成形し、しかる後常圧で焼結するものである。
【0005】また、特開昭61−70169号公報に
は、燃料噴射ノズルの製造方法が開示されている。該燃
料噴射ノズルの製造方法を図8及び図9を参照して概説
する。該燃料噴射ノズルの製造方法は、図示のように、
弁穴部24,26、燃料供給穴部27、燃料噴射穴部2
5、燃料溜まり部28を有する燃料噴射ノズルを、ノズ
ル長手方向に直角に燃料溜まり部28で2分割した形状
にそれぞれセラミック原料粉末で射出成形して成形体2
0,21を成形し、該成形体20,21を焼結し、仕上
げ加工し、次いで両者の端面22,23を位置合わせし
て接合したものである。セラミック原料粉末は窒化ケイ
素と焼結助剤である。両者成形体20,21の接合は、
ハロゲン化合物とカオリンの混合物を介在させて行うも
のである。このように燃料噴射ノズルを製造すれば、燃
料溜まり部28の加工を省くことができ、作業性を改善
できるものである。
【0006】或いは、実開昭51−74628号公報に
は、燃料噴射弁が開示されている。該燃料噴射弁は、弁
体の中央突出部に形成されている噴孔の流入側開口縁を
斜面又は丸みをつけるようにしたものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、燃料噴射ノ
ズルにおいて、ノズル本体に形成した燃料通路の形状を
燃料供給口から噴孔に向かうに従って通路面積を縮小さ
せることが好ましく、通路面積を漸次縮小させることに
よって該燃料通路を通る燃料の燃料圧力を上昇させるこ
とができるからである。また、ノズル本体の途中に形成
される燃料溜まり部の形状についても燃料噴射特性にマ
ッチした形状に形成することが好ましいが、ノズル本体
をセラミックスで製作した場合には、セラミックスが高
い剛性と耐摩耗性を有することから、所望の寸法、形状
に加工することは困難である。また、燃料通路を上記形
状に作製するには、窒化ケイ素Si3 4 等のセラミッ
ク材料を鋳込成形、射出成形等によって成形体を作製し
て、該成形体を焼結することで製作することが好ましい
ものである。
【0008】また、図10に示すような一般の燃料噴射
ノズルについては、針弁31が摺動するノズル本体30
の摺動面38の径は、筒体下部35に環状燃料通路36
を形成するノズル本体30の内周面39の径より小さく
形成されていることが必要である。このことは、弁座部
40のシート面と摺動面38との同軸加工が必要であ
り、摺動面38の真円度、摺動面38の面粗さ及び摺動
面38と弁座部40のシート面との同軸度を考慮した場
合に、弁座部40のシート面を加工する時に先端止まり
では加工精度上不可能になるからである。従って、ノズ
ル本体30の摺動面38の径は、環状燃料通路36のノ
ズル本体30の内周面39の径より小さく形成されてい
る。ところが、ノズル本体30をセラミック材料の鋳込
成形、射出成形等によって成形体を作製する場合には、
上記の穴径に形成すると、環状燃料通路36のノズル本
体30の内周面39はアンダカット即ち逆テーパとな
り、成形体が形成できないことになり、ノズル本体30
の摺動面38の径を、環状燃料通路36のノズル本体3
0の内周面39の径と同一の形状に形成しなければなら
ないことになる。このような現象は、前掲特開昭61−
58967号公報に開示されたセラミック燃料噴射ノズ
ルの製造方法についても言えることである。
【0009】また、前掲特開昭61−70169号公報
に開示された燃料噴射ノズルの製造方法は、ノズル本体
を長手方向に直角に燃料溜まり部28で2分割した成形
体20,21を製作して両者をバインダで接合して焼結
したものであるが、両者を接合した接合部の強度は極め
て弱く、強度上問題を有している。しかも、燃料溜まり
部28の加工については作業性を向上できても、弁穴部
24,26及び燃料供給穴部27の加工には困難を伴う
ものであり、特に、燃料供給穴部27の形状については
加工が困難である。しかも、各成形体20,21を製作
する型構造は複雑になり、型の製作コストをアップする
問題を有している。
【0010】噴射ノズルでは、異形噴孔或いはチャンフ
ァ付きの噴孔を形成することは、例えば、前掲実開昭5
1−74628号公報、或いは特開昭58−14316
2号公報等に開示されたものがあるが、近年、熱効率の
向上と排気ガスの良化が求められており、上記に開示さ
れたものではその要求に応えることができない状態であ
る。
【0011】そこで、この発明の目的は、上記の課題を
解決することであり、セラミックスから成るノズル本体
を液体流路に沿って軸方向に二分割したノズル本体部分
を対向させてノズル本体部分のセラミックスとは異質の
材料から成る接合部分で接合し、ノズル本体に鋼製リン
グを嵌合して両ノズル本体部分を強固に結合させ、ま
た、ノズル本体を液体流路に沿って軸方向に二分割する
ことによって液体流路の形状の自由度を向上させ、例え
ば、ノズル本体の針弁摺動面の径を環状流路の内周面の
径より小さく形成することを可能にし、且つ液体供給口
側端部から噴孔に向かって液体流路面積を縮小させた液
体通路を容易に製作することを可能にし、且つ該液体流
路の面の品質検査を容易にし、しかも、針弁の閉鎖で発
生する衝撃力に十分に耐えることができる接合強度を確
保すると共に、セラミック原料から成るノズル本体部分
の成形体を作製する型を簡単な構造で済むようにして型
の製作コストを低減できる構造を有するセラミック製噴
射ノズルを提供することである。
【0012】更に、この発明の目的は、ノズル本体及び
ノズルチップとを部分安定化ジルコニア或いは窒化ケイ
素のセラミックスで形成し、且つその液体流路をテーパ
状に形成し、噴孔の入口にチャンファを施してチャンフ
ァ部を形成し、噴孔入口部に炭素スラッジの体積が起こ
らず長期にわたり、燃焼効率化と排気ガスの良化が持続
される噴射ノズルを提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の目的
を達成するために、次のように構成されている。即ち、
この発明は、液体流路を通る軸方向に二分割されている
セラミックスから成るノズル本体部分、各々の前記ノズ
ル本体部分の対向面間に位置し且つ両者を接合している
前記ノズル本体部分のセラミックスとは異質の材料から
成る接合部分、及び前記各ノズル本体部分と前記接合部
分から構成したノズル本体の外周に嵌合した鋼製リング
を有するセラミック製噴射ノズルに関する。
【0014】或いは、この発明は、液体流路を通る軸方
向に二分割されているセラミックスから成るノズル本体
部分、及び各々の前記ノズル本体部分の対向面間に位置
し、前記ノズル本体部分の接合面にコーティングしたニ
オブと前記ノズル本体部分を互いに接合するろう材とか
ら成る接合部分、を有するセラミック製噴射ノズルに関
する。
【0015】又は、この発明は、ノズル本体及び該ノズ
ル本体と一体構造のノズルチップを窒化ケイ素又は部分
安定化ジルコニアのセラミックスから製作し、前記ノズ
ル本体を液体流路を通る軸方向に二分割したノズル本体
部分を接合して構成し、前記ノズル本体に形成した穴部
の壁面をテーパ面に形成して針弁を挿入することによっ
て前記テーパ面と前記針弁の外周面との間にテーパ状液
体流路を形成し、更に前記ノズルチップに形成した噴孔
の入口側をチャンファを施したチャンファ部で形成した
セラミック製噴射ノズルに関する。
【0016】また、このセラミック製噴射ノズルにおい
て、前記ノズル本体と前記ノズルチップが接合により一
体構造に構成されているものである。
【0017】また、このセラミック製噴射ノズルにおい
て、前記噴孔における前記チャンファ部から前記噴孔の
出口までをストレート部で形成したものである。
【0018】
【作用】この発明によるセラミック製噴射ノズルは、上
記のように構成されており、次のように作用する。即
ち、このセラミック製噴射ノズルは、セラミックスから
成るノズル本体を液体流路を通る軸方向に二分割してノ
ズル本体部分で製作し、各々の前記ノズル本体部分の対
向面間に位置して前記ノズル本体部分を接合する接合部
分を前記ノズル本体部分のセラミックスとは異質の材料
から構成し、ノズル本体の外周に鋼製リングを嵌合した
ので、前記鋼製リングで前記ノズル本体を補強でき、前
記接合部分の十分な強度を確保し、前記接合部分の強度
を強固にできる。従って、噴射ノズルが液体圧、熱負荷
等を受けても前記接合部分が損傷を受けることなく、前
記ノズル本体部分が分離することはない。
【0019】また、このセラミック製噴射ノズルは、ノ
ズル本体及びノズルチップを窒化ケイ素又は部分安定化
ジルコニアのセラミックスから製作し、前記ノズル本体
に形成した穴部の壁面をテーパ面に形成して針弁を挿入
することによって前記テーパ面と前記針弁の外周面との
間にテーパ状液体流路を形成し、更に噴孔の入口側をチ
ャンファを施したチャンファ部で形成したので、噴孔か
ら高圧の噴霧が安定して噴射され、セラミックスで製作
することで、低熱伝導効果があり、噴孔部に炭素スラッ
ジの体積が起こることがなく長期にわたり、燃焼の高効
率化と排気ガスの良化が持続される。
【0020】
【実施例】以下、図面を参照して、この発明によるセラ
ミック製噴射ノズルの一実施例を説明する。図1はこの
発明によるセラミック製噴射ノズルの一実施例を示す断
面図、図2は図1の線A−Aにおける断面図、図3は図
1のセラミック製噴射ノズルの噴孔側から見た平面図、
図4はこのセラミック製噴射ノズルを製作するためのノ
ズル本体の一方のノズル本体部分を示す平面図、及び図
5はこのセラミック製噴射ノズルを製作するためのノズ
ル本体の他方のノズル本体部分を示す平面図である。
【0021】この発明によるセラミック製噴射ノズルの
実施例は、燃料噴射ノズルに適用したものである。この
燃料噴射ノズルは、燃料流路6を通る軸方向に二分割さ
れているセラミックスから成るノズル本体部分17,1
8、各々のノズル本体部分17,18の対向面間に位置
し且つ両者を接合しているノズル本体部分17,18の
セラミックスとは異質の材料から成る接合部分9、及び
各々のノズル本体部分17,18と接合部分9とから構
成されるノズル本体1から構成され、特に、ノズル本体
1の外周には鋼製リング2,3が嵌合されている。この
燃料噴射ノズルにおいて、ノズル本体1は窒化ケイ素、
ジルコニア、炭化ケイ素等のセラミックスから製作した
ものであり、ノズル本体1の先端部には複数個の噴孔7
が形成されている。
【0022】また、ノズル本体1には、燃料噴射装置等
からの燃料を導入するための燃料流路6が形成されてい
ると共に、大径部5と小径部14から成る中空穴が形成
され、該中空穴には往復運動する針弁4が挿入されてい
る。針弁4の先端部にはテーパ面16が形成され、該テ
ーパ面16はノズル本体1に形成されたテーパ面15に
着座するように構成されている。ノズル本体1におい
て、大径部5と小径部14との境界部位には燃料溜まり
部8が形成されている。この燃料溜まり部8は、ノズル
本体1に形成された燃料流路6が連通しており、ノズル
本体1に針弁4が挿入されることによって小径部14と
針弁4の外周面との間に環状燃料流路10に連通されて
いる。また、ノズル本体1の先端部には、針弁4が挿入
されることでノズルサック13が形成され、該ノズルサ
ック13から外部に向かって噴孔7が開口している。従
って、ノズル本体1内を針弁4が往復運動することで、
テーパ面15とテーパ面16とが接離して噴孔7が開閉
されるものである。
【0023】この燃料噴射ノズルを製作するには、次の
ようにして行うことができる。この燃料噴射ノズルを製
作するには、まず、ノズル本体1に形成する燃料流路6
を通る軸線方向即ち長手方向に二分割されているノズル
本体半身成形体11(図4参照)とノズル本体半身成形
体12(図5参照)をセラミック原料によって射出成形
法によって成形する。各ノズル本体半身成形体11,1
2は、後述のように焼成後互いに対向させて接合する
が、燃料流路6、中空穴の大径部5と小径部14、燃料
溜まり部8及びノズルサック13を形成する面は外側へ
露出しているので、該露出面に各部を形成するのは極め
て容易に行うことができる。
【0024】従って、針弁4を往復運動させる中空穴及
び噴孔7を形成するノズルサック13を所定の形状に形
成できることは勿論のこと、送油路即ち噴射質となる燃
料溜まり部8及び燃料流路6の複雑な形状も極めて容易
に形成することが可能になり、形状の自由度が大きく且
つ各部の面の品質検査も容易に行うことができる。ま
た、ノズル本体半身成形体11とノズル本体半身成形体
12に形成する中空穴の大径部5と小径部14、燃料溜
まり部8及びノズルサック13は全く同一の位置に対向
させて形成するが、燃料流路6は図では逆の位置に形成
され、ノズル本体半身成形体11とノズル本体半身成形
体12とを対向させることで1つの燃料流路6を形成す
るように整合することになる。
【0025】各ノズル本体半身成形体11,12を射出
成形法によって成形するには、具体的には、窒化ケイ素
原料粉末と、焼結助剤及び成形バインダとしてポリマ
ー、ワックス等を所定量配合し、該配合原料を加圧ニー
ダで混練した後、破砕したものを成形原料にした。この
成形原料を用いて、ノズル本体半身成形体作製用型を装
備した射出機によってノズル本体半身成形体11とノズ
ル本体半身成形体12とを成形し、脱脂した後、ノズル
本体半身成形体11とノズル本体半身成形体12とを焼
成し、ノズル本体部分17となるノズル本体半身焼結体
とノズル本体部分18となるノズル本体半身焼結体を製
作した。次に、各ノズル本体半身焼結体の各接合面をそ
れぞれ研磨して平滑にし、一方のノズル本体半身焼結体
の接合面にペースト状とした酸化物ソルダー剤を塗布し
た後、該接合面に他方のノズル本体半身焼結体の接合面
を治具を用いて位置がずれないように整合させた。ペー
スト状の酸化物ソルダー剤は、例えば、Al2 3 、Y
2 3 、CaOから作ることができる。ノズル本体半身
焼結体の両者の接合面に酸化物ソルダー剤を介在させて
当接させた状態を保持したままで、接合用の炉内に入
れ、所定の温度まで加熱して各ノズル本体半身焼結体を
互いに接合した。
【0026】上記のように、ノズル本体半身焼結体を酸
化物ソルダー剤を介在させて加熱して互いに接合するこ
とによって、ノズル本体部分17、ノズル本体部分18
及び接合部分9から成るノズル本体1が完成することに
なる。このノズル本体1には、燃料流路6、中空穴の大
径部5と小径部14、燃料溜まり部8及びノズルサック
13が所定の形状に形成されている。しかしながら、ノ
ズル本体1の接合部分9は、Al2 3 、Y2 3 、C
aO等の酸化物ソルダー剤を焼成して形成された層であ
り、窒化ケイ素のノズル本体部分17及びノズル本体部
分18に比較して強度上弱いものであり、ノズル本体1
の中空穴に針弁4を挿入し、熱負荷、燃料圧等の負荷を
かけて往復運動させるだけの信頼性に富んだ強度を有し
ているとはいえない。
【0027】そこで、この燃料噴射ノズルでは、特に、
燃料通路6及び中空穴の大径部5が形成されているノズ
ル本体1の外周に鋼製リング2を嵌合すると共に、針弁
4のバルブシートとなるテーパ面15が形成されている
ノズル本体1の外周に鋼製リング3を嵌合する。ノズル
本体1の外周に鋼製リング2,3を嵌合するには、例え
ば、約400℃に加熱した鋼製リング2,3をノズル本
体1に焼き嵌めすることによって強固に嵌合することが
できる。また、ノズル本体1に噴孔7を形成するには、
例えば、レーザ加工、放電加工等で形成するか、或いは
噴孔を形成した部材をノズル本体1に形成した孔に化学
的に嵌合して接合することで容易に形成することができ
る。更に、針弁4を挿入するノズル本体1の中空穴即ち
摺動面等は加工研磨をすることで、平滑面に形成でき
る。上記のようにノズル本体1の外周に鋼製リング2,
3を嵌合することによって、燃料噴射ノズルとしての強
度を十分に確保することができた。
【0028】次に、図6及び図7を参照して、この発明
によるセラミック製噴射ノズルの別の実施例を説明す
る。図6はこの発明によるセラミック製噴射ノズルの別
の実施例を示す断面図である。この実施例では、上記実
施例の部品と同一の機能を果たす部品には同一の符号を
付している。
【0029】図6に示すように、このセラミック製噴射
ノズルは、燃焼室に燃料を噴射する燃料噴射ノズルであ
り、液体流路である燃料流路6と該燃料流路6に連通し
且つ針弁4が挿入可能な穴部14Tとを形成したノズル
本体1、ノズル本体1に一体構造に構成し且つ噴孔7を
形成したノズルチップ29、ノズル本体1の穴部14T
に嵌入して燃料の噴射を制御することができる針弁4を
有している。このセラミック製噴射ノズルは、ノズル本
体1及びノズルチップ29をセラミックスから製作し、
穴部14Tの壁面をテーパ面に形成して針弁4を挿入す
ることによってテーパ面と針弁4の外周面との間にテー
パ状燃料流路19が形成され、更に噴孔7の入口側をチ
ャンファを施したチャンファ部7Cで形成したものであ
る。
【0030】このセラミック製噴射ノズルは、特に、ノ
ズル本体1及びノズルチップ29を構成するノズル材質
を窒化ケイ素又は部分安定化ジルコニアのセラミックス
から製作したものである。噴孔7におけるチャンファ部
7Cから噴孔7の出口までをストレート部7Sで形成さ
れている。更に、このセラミック製噴射ノズルにおい
て、燃料流路6及びテーパ状燃料流路19は燃料の入口
側より出口側まで一定のテーパを有し、噴孔7の先端部
ではストレート部7Sに形成され、燃料流路6,19に
抵抗がないので、噴孔出口での噴射圧が向上する。
【0031】このセラミック製噴射ノズルについて、ノ
ズル本体1の穴部16に形成したテーパとして8/10
0をつけた。この燃料噴射ノズルを実験したところ、最
大噴射圧は380barであり、テーパをつけない燃料
噴射ノズルの最大噴射圧:265barに比較して噴射
圧は向上していた。そのため、このセラミック製噴射ノ
ズルは、空気との混合が良化し、スモークの発生量が低
減できた。
【0032】本発明と従来のものとを比較試験するた
め、噴孔にチャンファのみを形成した燃料噴射ノズルN
と、燃料流路にテーパのみを形成した燃料噴射ノズルM
とを作製し、本発明の燃料噴射ノズルと比較した。燃料
噴射ノズルNは、噴射圧に関しては燃料流路にテーパを
付けていない燃料噴射ノズルと同等であった。燃料噴射
ノズルMは、噴射圧は370barまで上がるが、燃料
流路にテーパをつけ且つ噴孔にチャンファを形成した本
発明の燃料噴射ノズルに比較して劣るものであった。こ
のことは、高圧の燃料の流れが、噴孔入口部でかえって
乱されて噴霧への空気導入がテーパ及びチャンファの両
方を具備したもの以上にならないためと考えられる。
【0033】このセラミック製噴射ノズルについて、長
時間の運転後の燃料当量比、スモーク、出力(正味平均
有効圧:Pme)は図7に示すとおりであった。図7は
このセラミック製噴射ノズルと従来の噴射ノズルとの燃
料当量比φに対する出力Pme及びスモーク発生量Sを
比較したグラフである。本発明のノズルは、セラミック
スで製作し、燃料流路をテーパ付きに形成し、且つ噴孔
にチャンファを有しているものである。比較のため、3
つの試験片を作製した。比較例1のノズルBは、セラミ
ックスで製作し、燃料流路をテーパ付きに形成し、且つ
噴孔にチャンファを有していないものである。比較例2
のノズルCは、先端をセラミックスで製作したものであ
る。また、比較例3のノズルDは、従来の金属製のチャ
ンファ付きのものである。
【0034】図7において、符号APmeは、本発明に
よるセラミック製噴射ノズルAによる出力を示し、ま
た、符号ASは、本発明によるセラミック製噴射ノズル
Aによるスモーク発生量を示す。符号BPmeは、比較
例1のノズルBによる出力を示し、また、符号BSは、
比較例1のノズルBによるスモーク発生量を示す。符号
CPmeは、比較例2のノズルCによる出力を示し、ま
た、符号CSは、比較例2のノズルCによるスモーク発
生量を示す。また、符号DPmeは、比較例3のノズル
Dによる出力を示し、また、符号DSは、比較例3のノ
ズルDによるスモーク発生量を示す。図7から分かるよ
うに、本発明によるセラミック製噴射ノズルAは、従来
のノズルB,C,Dに比較して、正味平均有効圧が増加
し、スモークの発生が低下していることが分かる。
【0035】このセラミック製噴射ノズルについては、
ノズル本体1とノズルチップ29とをセラミックス粉末
をプレス成形によって一体構造に構成することができ、
その時は、穴部16を削り出し加工して形成し、噴孔7
をレーザ加工等で加工できる。噴孔7のレーザ加工時に
は、穴部16に石膏等を詰めてレーザ加工を行うことが
できる。或いは、このセラミック製噴射ノズルは、ノズ
ル本体1とノズルチップ29とを接合により一体構造に
構成することもできる。
【0036】また、このセラミック製噴射ノズルについ
ては、ノズル本体1を上記ノズル本体部分17,18と
同様の半割ノズル本体から製作できるものである。半割
ノズル本体は、窒化ケイ素又は部分安定化ジルコニアの
セラミックス粉末にポリエチレン等の熱可塑性の樹脂を
添加したコンパウンドを射出成形することにより製作で
きる。或いは、半割ノズル本体は、スリップキャスティ
ング法、即ち、セラミックス粉末をバインダ及び水や有
機溶媒と共に混合してスラリーを作り、該スラリーを石
膏型等の鋳込型に流し込んで成形することもできる。
【0037】各々の半割ノズル本体の接合は、半割ノズ
ル本体の成形体の焼成後に、イオンスパッタ法によって
半割ノズル本体の焼成体の接合面にニオブNbを0.6
μmコーティングする。次いで、半割ノズル本体の接合
面のコーティング層に、ろう材としてAg−Ti−Cu
−In系のろう材を用い、740℃にて接合することが
できる。この時、Ag−Ti−Cu−In系のろう材の
成分は、Ag:59.7wt%、Ti:1.7wt%、
Cu:27.0wt%、In12.0wt%である。
【0038】また、半割ノズル本体の接合面にニオブN
bをコーティングすることによって、ニオブは展延性が
あるので、接合時にニオブがセラミックスとろう材との
熱膨張率差を緩和し、且つ接合時の残留応力が減少し、
接合強度が増強される。半割ノズル本体の接合強度は、
試験片を作製して曲げ試験を行ったところ、40Kg/
mm2 であった。この強度は、ニオブNbを緩和材とし
て用いないで製作したものと比較して、18%強度が向
上していることが分かった。このセラミック製噴射ノズ
ルを製作した各種材料についての熱膨張係数は、以下の
通りである。即ち、窒化ケイ素:3.2×10- 6
℃、部分安定化ジルコニア:10×10-6 /℃、Ag
−Ti−Cu−In系のろう材:18×10- 6 /℃、
ニオブNb:7.2×10- 6 /℃。
【0039】このセラミック製噴射ノズルについては、
上記のように、半割ノズル本体を接合によって製作する
ことによって、燃料流路6及び穴部16の壁面にテーパ
を容易につけることができ、また、噴孔7の入口側にチ
ャンファを容易に形成することができる。穴部16の壁
面をテーパに形成することによって、針弁4を挿入する
ことによって該テーパ面と針弁4の外周面との間にテー
パ状液体通路19が形成される。また、このセラミック
製噴射ノズルは、ジルコニア或いは窒化ケイ素で製作さ
れているので、低熱伝導効果を有しており、噴孔7の領
域に炭素スラッジの堆積が発生せず、長期にわたり燃焼
の高効率化と排気ガスの良化が持続されるものである。
また、ニオブ等の熱膨張緩衝金属をセラミックスの接合
面にコーティングすることにより、接合強度を従来のも
のより大幅に向上させることができ、強度の安定化を図
ることができる。
【0040】
【発明の効果】この発明によるセラミック製噴射ノズル
は、上記のように構成されており、次のような効果を有
する。即ち、このセラミック製噴射ノズルは、液体流路
を通る軸方向に二分割されているセラミックスから成る
ノズル本体部分、各々の前記ノズル本体部分の対向面間
に位置し且つ両者を接合している前記ノズル本体部分の
セラミックスとは異質の材料から成る接合部分、及び各
々の前記ノズル本体部分と前記接合部分とから構成され
るノズル本体の外周に嵌合した鋼製リングを有するの
で、前記ノズル本体を構成するセラミックス体は軸方向
に前記接合部分で二分されたノズル本体部分で形成され
ているが、前記鋼製リングが前記ノズル本体に嵌合して
前記ノズル本体の強度を確保しているので、熱負荷、燃
料圧等の負荷を受けたとしても強度上安定した噴射ノズ
ルを提供できる。
【0041】しかも、前記ノズル本体部分は射出成形で
容易に形成でき且つ前記ノズル本体部分に形成する液体
流路、針弁の摺動面を形成する中空穴、液体溜り部、ノ
ズルサック等は極めて容易に、確実に且つ精度をもって
形成できるので、噴射ノズル自体を高効率で製造でき、
量産が可能である。しかも、前記ノズル本体部分の成形
型は一対の型を準備すればよく、型代を低減でき製造コ
ストを大幅に低減できる。また、噴射ノズルにおいて、
前記ノズル本体部分の露出した面に液体流路、中空穴等
の各種流路を形成するので、各種流路の形状の自由度が
大であり、前記ノズル本体に形成した液体流路及び環状
液体流路を形成する中空穴の形状を液体供給口から噴孔
に向かうに従って通路面積を縮小させた形状にも極めて
容易に製作することができ、該液体流路を通る液体の液
体圧を上昇させることもできる。しかも、各種流路の内
面の品質検査も極めて容易である。
【0042】また、このセラミック製噴射ノズルは、液
体流路を通る軸方向に二分割されているセラミックスか
ら成るノズル本体部分を、該ノズル本体部分の接合面に
ニオブをコーティングし、ろう材で前記ノズル本体部分
を互いに接合したので、接合強度を大幅に強化すること
ができる。
【0043】また、このセラミック製噴射ノズルは、燃
料流路にテーパが付いており、噴孔から高圧の噴霧が安
定して出ており、セラミックスの低熱伝導効果によって
噴孔部に炭素スラッジが堆積することがなく、長期にわ
たり燃焼の高効率化と排気ガスの良化が持続される。し
かも、ノズルを部分安定化ジルコニア或いは窒化ケイ素
のセラミックスで製作しているので、70Kg/mm2
以上の強度を確保できる。更に、噴孔におけるチャンフ
ァ部から前記噴孔の出口までをストレート部で形成した
ので、噴孔からの燃料の噴出が強力になり、噴射燃料の
到達距離が長くなり燃焼室内の空気導入が十分になり、
燃焼状態を向上できる。しかるに、噴孔にストレート部
を形成しない場合には、燃料の霧化が速くなり、到達距
離が短くなり、空気導入が不十分となり、燃焼の悪化を
招いていた。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるセラミック製噴射ノズルの一実
施例を示す断面図である。
【図2】図1のセラミック製噴射ノズルの線A−Aにお
ける断面図である。
【図3】図1のセラミック製噴射ノズルの噴孔側からみ
た平面図である。
【図4】この発明によるセラミック製噴射ノズルを製作
するためのノズル本体の一方のノズル本体部分を示す平
面図である。
【図5】この発明によるセラミック製噴射ノズルを製作
するためのノズル本体の他方のノズル本体部分を示す平
面図である。
【図6】この発明によるセラミック製噴射ノズルの別の
実施例を示す断面図である。
【図7】このセラミック製噴射ノズルと従来の噴射ノズ
ルとの燃料当量比に対するエンジン出力及びスモーク発
生量を比較するグラフである。
【図8】従来のセラミック製噴射ノズルを製作するため
のノズル本体の一方の上半分を示す図面である。
【図9】従来のセラミック製噴射ノズルを製作するため
のノズル本体の他方の下半分を示す図面である。
【図10】従来のセラミック製噴射ノズルの一例を示す
断面図である。
【符号の説明】
1 ノズル本体 2,3 鋼製リング 4 針弁 6 燃料流路(液体流路) 7 噴孔 7C チャンファ部 7S ストレート部 9 接合部分 14T 穴部 17,18 ノズル本体部分 19 テーパ状燃料流路 29 ノズルチップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 関山 惠夫 神奈川県藤沢市土棚8番地 株式会社い すゞセラミツクス研究所内 (72)発明者 行岡 雅洋 神奈川県藤沢市土棚8番地 株式会社い すゞセラミツクス研究所内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体流路を通る軸方向に二分割されてい
    るセラミックスから成るノズル本体部分、各々の前記ノ
    ズル本体部分の対向面間に位置し且つ両者を接合してい
    る前記ノズル本体部分のセラミックスとは異質の材料か
    ら成る接合部分、及び前記各ノズル本体部分と前記接合
    部分から構成したノズル本体の外周に嵌合した鋼製リン
    グを有するセラミック製噴射ノズル。
  2. 【請求項2】 液体流路を通る軸方向に二分割されてい
    るセラミックスから成るノズル本体部分、及び各々の前
    記ノズル本体部分の対向面間に位置し、前記ノズル本体
    部分の接合面にコーティングしたニオブと前記ノズル本
    体部分を互いに接合するろう材とから成る接合部分、を
    有するセラミック製噴射ノズル。
  3. 【請求項3】 ノズル本体及び該ノズル本体と一体構造
    のノズルチップを窒化ケイ素又は部分安定化ジルコニア
    のセラミックスから製作し、前記ノズル本体を液体流路
    を通る軸方向に二分割したノズル本体部分を接合して構
    成し、前記ノズル本体に形成した穴部の壁面をテーパ面
    に形成して針弁を挿入することによって前記テーパ面と
    前記針弁の外周面との間にテーパ状液体流路を形成し、
    更に前記ノズルチップに形成した噴孔の入口側をチャン
    ファを施したチャンファ部で形成したセラミック製噴射
    ノズル。
  4. 【請求項4】 前記ノズル本体と前記ノズルチップが接
    合により一体構造に構成されている請求項3に記載のセ
    ラミック製噴射ノズル。
  5. 【請求項5】 前記噴孔における前記チャンファ部から
    前記噴孔の出口までをストレート部で形成した請求項3
    に記載のセラミック製噴射ノズル。
JP6989092A 1991-04-27 1992-02-19 セラミツク製噴射ノズル Pending JPH05118263A (ja)

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JP6989092A JPH05118263A (ja) 1991-04-27 1992-02-19 セラミツク製噴射ノズル

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JP3-39170 1991-04-27
JP3917091 1991-04-27
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011241818A (ja) * 2010-04-19 2011-12-01 Nippon Soken Inc 内燃機関用燃料噴射弁

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011241818A (ja) * 2010-04-19 2011-12-01 Nippon Soken Inc 内燃機関用燃料噴射弁

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