JPH05118256A - 内燃機関の燃焼室へ燃焼ガスを定量供給するための装置 - Google Patents
内燃機関の燃焼室へ燃焼ガスを定量供給するための装置Info
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- JPH05118256A JPH05118256A JP4086944A JP8694492A JPH05118256A JP H05118256 A JPH05118256 A JP H05118256A JP 4086944 A JP4086944 A JP 4086944A JP 8694492 A JP8694492 A JP 8694492A JP H05118256 A JPH05118256 A JP H05118256A
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M26/00—Engine-pertinent apparatus for adding exhaust gases to combustion-air, main fuel or fuel-air mixture, e.g. by exhaust gas recirculation [EGR] systems
- F02M26/52—Systems for actuating EGR valves
- F02M26/63—Systems for actuating EGR valves the EGR valve being directly controlled by an operator
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M26/00—Engine-pertinent apparatus for adding exhaust gases to combustion-air, main fuel or fuel-air mixture, e.g. by exhaust gas recirculation [EGR] systems
- F02M26/52—Systems for actuating EGR valves
- F02M26/55—Systems for actuating EGR valves using vacuum actuators
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M26/00—Engine-pertinent apparatus for adding exhaust gases to combustion-air, main fuel or fuel-air mixture, e.g. by exhaust gas recirculation [EGR] systems
- F02M26/65—Constructional details of EGR valves
- F02M26/70—Flap valves; Rotary valves; Sliding valves; Resilient valves
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B1/00—Engines characterised by fuel-air mixture compression
- F02B1/02—Engines characterised by fuel-air mixture compression with positive ignition
- F02B1/04—Engines characterised by fuel-air mixture compression with positive ignition with fuel-air mixture admission into cylinder
-
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- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02D—CONTROLLING COMBUSTION ENGINES
- F02D9/00—Controlling engines by throttling air or fuel-and-air induction conduits or exhaust conduits
- F02D9/02—Controlling engines by throttling air or fuel-and-air induction conduits or exhaust conduits concerning induction conduits
- F02D2009/0201—Arrangements; Control features; Details thereof
- F02D2009/0276—Throttle and EGR-valve operated together
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- Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
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- Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】 安価に製造でき、また機能性と信頼性が改善
された装置を提供すること。 【構成】 本装置は、スロットル弁３を配設した吸入管
６と排気管７とを備え、遮断弁１を内蔵した管路２によ
り吸入管と排気管を連結し、吸入管内でスロットル弁を
駆動軸上に配設して成る内燃機関５の燃焼室へ燃焼ガス
を定量供給するための装置において、遮断弁１が駆動軸
４により操作される閉鎖部材を具備することを特徴とす
る。
された装置を提供すること。 【構成】 本装置は、スロットル弁３を配設した吸入管
６と排気管７とを備え、遮断弁１を内蔵した管路２によ
り吸入管と排気管を連結し、吸入管内でスロットル弁を
駆動軸上に配設して成る内燃機関５の燃焼室へ燃焼ガス
を定量供給するための装置において、遮断弁１が駆動軸
４により操作される閉鎖部材を具備することを特徴とす
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はスロットル弁を配設した
吸入管と排気管とを備え、遮断弁を内蔵した管路により
吸入管と排気管を連結し、吸入管内でスロットル弁を駆
動軸上に配設して成る、内燃機関の燃焼室へ燃焼ガスを
定量供給するための装置に関する。
吸入管と排気管とを備え、遮断弁を内蔵した管路により
吸入管と排気管を連結し、吸入管内でスロットル弁を駆
動軸上に配設して成る、内燃機関の燃焼室へ燃焼ガスを
定量供給するための装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】上記の装置はボッシュ社の便覧「オット
ー機関の自動車電気装置、自動車電子装置」(Autoelekt
rik, Autoelektronik am Ottomotor) により知られてい
る。その場合スロットル弁と遮断弁は互いに独立に操作
される駆動手段を具備する。
ー機関の自動車電気装置、自動車電子装置」(Autoelekt
rik, Autoelektronik am Ottomotor) により知られてい
る。その場合スロットル弁と遮断弁は互いに独立に操作
される駆動手段を具備する。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】このため公知の装置は
製造が極めて高価である。また信頼性と機能性があまり
十分でないのが特徴である。
製造が極めて高価である。また信頼性と機能性があまり
十分でないのが特徴である。
【０００４】本発明は、冒頭に挙げた種類の装置を改良
し、安価に製造できると共に遙かに改善された信頼性と
より大きな機能性が得られる装置を提供することを目的
とする。
し、安価に製造できると共に遙かに改善された信頼性と
より大きな機能性が得られる装置を提供することを目的
とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この目的は、スロットル
弁を配設した吸入管と排気管とを備え、遮断弁を内蔵し
た管路により吸入管と排気管を連結し、吸入管内でスロ
ットル弁を駆動軸上に配設して成る、内燃機関の燃焼室
へ燃焼ガスを定量供給するための装置において、遮断弁
が駆動軸により操作される閉鎖部材を具備することを特
徴とする装置によって達成される。従属請求項は有利な
実施態様に関するものである。
弁を配設した吸入管と排気管とを備え、遮断弁を内蔵し
た管路により吸入管と排気管を連結し、吸入管内でスロ
ットル弁を駆動軸上に配設して成る、内燃機関の燃焼室
へ燃焼ガスを定量供給するための装置において、遮断弁
が駆動軸により操作される閉鎖部材を具備することを特
徴とする装置によって達成される。従属請求項は有利な
実施態様に関するものである。
【０００６】本発明に基づく装置においては、遮断弁が
駆動軸により操作される閉鎖部材を具備するようになっ
ている。これによって装置が安価に製造され組み立てら
れる。また長い寿命の間良好な使用特性が特徴であっ
て、電子制御装置の補足使用を廃止しても、環境に悪影
響を与える排気ガス放出の著しい減少が得られる。コン
パクトな寸法と経済的に製造できることに基づき、特に
安価な小型自動車に使用される内燃機関の装備に本発明
装置を使用することが好ましい。
駆動軸により操作される閉鎖部材を具備するようになっ
ている。これによって装置が安価に製造され組み立てら
れる。また長い寿命の間良好な使用特性が特徴であっ
て、電子制御装置の補足使用を廃止しても、環境に悪影
響を与える排気ガス放出の著しい減少が得られる。コン
パクトな寸法と経済的に製造できることに基づき、特に
安価な小型自動車に使用される内燃機関の装備に本発明
装置を使用することが好ましい。
【０００７】閉鎖部材と駆動軸は一方拘束案内から成る
連結具で連結することができる。この場合、スロットル
弁の駆動軸で閉鎖部材を一方にだけ拘束案内し、閉鎖部
材の運動に支障があったときにスロットル弁運動の妨害
が防止されることが利点である。スロットル弁軸の回転
運動によるスロットル弁の復帰が常に保証されるから、
接続される内燃機関と自動車の信頼性が阻害されること
はない。
連結具で連結することができる。この場合、スロットル
弁の駆動軸で閉鎖部材を一方にだけ拘束案内し、閉鎖部
材の運動に支障があったときにスロットル弁運動の妨害
が防止されることが利点である。スロットル弁軸の回転
運動によるスロットル弁の復帰が常に保証されるから、
接続される内燃機関と自動車の信頼性が阻害されること
はない。
【０００８】有利な実施態様によれば遮断弁が回転すべ
り弁として構成され、弁箱及び該弁箱の中に支承された
２個の調整円板を備えている。これらの円板は互いに相
対回転可能に接触し、それぞれ少なくとも１個の一致さ
せることができる貫通孔を回転軸の外部に具備し、第１
の調整円板は駆動軸により回転可能であり、第２の調整
円板は弁箱の中に回転不能に支承される。遮断弁の熱負
荷が比較的高いので、装置の材料を適当に選択しなけれ
ばならない。特に弁箱にはねずみ鋳鉄、二つの調整円板
には金属又はセラミック材料が適当である。上述のよう
に装置を構成すれば、少数の部品から成る特に小型の弁
が得られ、スロットル弁を支承する駆動軸による回転す
べり弁の駆動が特に簡単であるという利点がある。駆動
軸の密封のために温度安定性のシールを設けなければな
らない。貫通孔の大きさも内燃機関のそれぞれの運転状
態に合わせて特に鋭敏に調整される。小さな構造と少数
の使用部品により装置の小さな重量と低い製造コストが
得られる。
り弁として構成され、弁箱及び該弁箱の中に支承された
２個の調整円板を備えている。これらの円板は互いに相
対回転可能に接触し、それぞれ少なくとも１個の一致さ
せることができる貫通孔を回転軸の外部に具備し、第１
の調整円板は駆動軸により回転可能であり、第２の調整
円板は弁箱の中に回転不能に支承される。遮断弁の熱負
荷が比較的高いので、装置の材料を適当に選択しなけれ
ばならない。特に弁箱にはねずみ鋳鉄、二つの調整円板
には金属又はセラミック材料が適当である。上述のよう
に装置を構成すれば、少数の部品から成る特に小型の弁
が得られ、スロットル弁を支承する駆動軸による回転す
べり弁の駆動が特に簡単であるという利点がある。駆動
軸の密封のために温度安定性のシールを設けなければな
らない。貫通孔の大きさも内燃機関のそれぞれの運転状
態に合わせて特に鋭敏に調整される。小さな構造と少数
の使用部品により装置の小さな重量と低い製造コストが
得られる。
【０００９】第２の調整円板は回転軸の軸方向に移動可
能に支承し、隔膜により弁箱に対して回り止めしかつ密
封することができる。隔膜を形成する材料も、排気ガス
温度の関係上耐熱性でなければならない。弁箱に回転不
能に固支された第２の調整円板に対して第１の調整円板
を回転運動可能に支承することによって、長い使用期間
にわたって二つの調整円板の完全な操作が保証される。
第２の調整円板は圧縮ばねによって弁箱内に支えられ、
第１の調整円板に押し付けられているので、二つの調整
円板の小さな摩耗はこの区域の密封を妨げない。吸入室
と排気室の間の弁内部の良好な密封のために隔膜が設け
られ、例えば２つの弁箱部分の間に緊定され、第２の調
整円板に気密に固定される。両方の調整円板の貫通孔が
閉鎖されていれば、内燃機関の吸入管に排気ガスは到達
しない。圧縮ばねを圧縮コイルばねとして形成すれば、
圧縮ばねのばね特性を押圧力に関する特定の特性値の使
用に合わせて特に簡単に調整することができる。その結
果、弁の長い使用期間中に優れた使用特性が得られる。
能に支承し、隔膜により弁箱に対して回り止めしかつ密
封することができる。隔膜を形成する材料も、排気ガス
温度の関係上耐熱性でなければならない。弁箱に回転不
能に固支された第２の調整円板に対して第１の調整円板
を回転運動可能に支承することによって、長い使用期間
にわたって二つの調整円板の完全な操作が保証される。
第２の調整円板は圧縮ばねによって弁箱内に支えられ、
第１の調整円板に押し付けられているので、二つの調整
円板の小さな摩耗はこの区域の密封を妨げない。吸入室
と排気室の間の弁内部の良好な密封のために隔膜が設け
られ、例えば２つの弁箱部分の間に緊定され、第２の調
整円板に気密に固定される。両方の調整円板の貫通孔が
閉鎖されていれば、内燃機関の吸入管に排気ガスは到達
しない。圧縮ばねを圧縮コイルばねとして形成すれば、
圧縮ばねのばね特性を押圧力に関する特定の特性値の使
用に合わせて特に簡単に調整することができる。その結
果、弁の長い使用期間中に優れた使用特性が得られる。
【００１０】更に二つの調整円板が互いに組み合わされ
て相対回転可能に支承されるようにした。第１の調整円
板と一体に結合されたジャーナルによってそうすること
ができる。必要ならば、例えば製造公差を補償するため
に、ジャーナルを中高にすることができる。上記ジャー
ナルを第２の調整円板のジャーナル受けに支承すること
ができる。別の実施態様は、ジャーナルを第２の調整円
板と一体に結合し、第１の調整円板のジャーナル受けに
支承するものである。別の実施態様によれば第１及び第
２の調整円板の両者がジャーナル受けを具備し、軸方向
に回転軸と同軸に別個のジャーナルを配設し、これが二
つの調整円板を互いに連結する。この構造によって両方
の調整円板の相互の良好な回転可動性と、二つの調整円
板の貫通孔以外の良好な気密の相互固定が保証される。
て相対回転可能に支承されるようにした。第１の調整円
板と一体に結合されたジャーナルによってそうすること
ができる。必要ならば、例えば製造公差を補償するため
に、ジャーナルを中高にすることができる。上記ジャー
ナルを第２の調整円板のジャーナル受けに支承すること
ができる。別の実施態様は、ジャーナルを第２の調整円
板と一体に結合し、第１の調整円板のジャーナル受けに
支承するものである。別の実施態様によれば第１及び第
２の調整円板の両者がジャーナル受けを具備し、軸方向
に回転軸と同軸に別個のジャーナルを配設し、これが二
つの調整円板を互いに連結する。この構造によって両方
の調整円板の相互の良好な回転可動性と、二つの調整円
板の貫通孔以外の良好な気密の相互固定が保証される。
【００１１】装置の容易かつ鋭敏な操作のために、二つ
の調整板の少なくとも一方が相互接触区域に温度安定性
の減摩表面被覆を具備することができる。例えば表面に
被覆した中間板がこの要求を満足する。中間円板は例え
ばセラミック材料から成り、これを二つの調整円板の一
方に相対回転不能に密着して固定することができる。
の調整板の少なくとも一方が相互接触区域に温度安定性
の減摩表面被覆を具備することができる。例えば表面に
被覆した中間板がこの要求を満足する。中間円板は例え
ばセラミック材料から成り、これを二つの調整円板の一
方に相対回転不能に密着して固定することができる。
【００１２】二つの調整円板の少なくとも一方がセラミ
ック又はねずみ鋳鉄から成るならば、中間円板が無くて
もよい。その場合、調整円板は良好なすべり特性と少な
い摩耗を特徴とする。有利な実施態様によれば、連結具
が負圧箱を備えた閉鎖具を具備し、該閉鎖具が必要に応
じて第１の調整円板を遮断弁の閉鎖位置の方向に転移す
るようになっている。ねじりばねのばね力に抗してこれ
が行われることが好ましい。それによってスロットル弁
の位置に関係なく装置を閉鎖できることが保証される。
例えば冷温の内燃機関で吸入管への排気ガスの返送を抑
制し又は少なくとも無段階で減少することが可能であ
る。
ック又はねずみ鋳鉄から成るならば、中間円板が無くて
もよい。その場合、調整円板は良好なすべり特性と少な
い摩耗を特徴とする。有利な実施態様によれば、連結具
が負圧箱を備えた閉鎖具を具備し、該閉鎖具が必要に応
じて第１の調整円板を遮断弁の閉鎖位置の方向に転移す
るようになっている。ねじりばねのばね力に抗してこれ
が行われることが好ましい。それによってスロットル弁
の位置に関係なく装置を閉鎖できることが保証される。
例えば冷温の内燃機関で吸入管への排気ガスの返送を抑
制し又は少なくとも無段階で減少することが可能であ
る。
【００１３】負圧箱に吸入ポンプと負圧切換弁を配属す
ることができる。負圧切換弁はエンジン制御部と信号を
授受するように結合することができる。負圧切換弁は負
圧箱への負圧の制御のために使用され、その際吸入管の
負圧又は吸入ポンプによって負圧を働かせることができ
る。これより複雑な配線によって全開通路断面と全閉通
路断面の間の中間位置のための吸入圧変調も可能であ
る。この構造では負圧箱を本来の遮断弁の外部に配設す
ることが好ましい。それによって簡単に製造できること
が保証される。吸入管に十分な負圧がある内燃機関に本
装置を使用する場合は、吸入管で負圧箱に負圧を働かせ
ることができる。この場合は装置を経済的に製造できる
利点がある。
ることができる。負圧切換弁はエンジン制御部と信号を
授受するように結合することができる。負圧切換弁は負
圧箱への負圧の制御のために使用され、その際吸入管の
負圧又は吸入ポンプによって負圧を働かせることができ
る。これより複雑な配線によって全開通路断面と全閉通
路断面の間の中間位置のための吸入圧変調も可能であ
る。この構造では負圧箱を本来の遮断弁の外部に配設す
ることが好ましい。それによって簡単に製造できること
が保証される。吸入管に十分な負圧がある内燃機関に本
装置を使用する場合は、吸入管で負圧箱に負圧を働かせ
ることができる。この場合は装置を経済的に製造できる
利点がある。
【００１４】
【実施例】次に図面に基づいて本発明の主題を詳述す
る。図１には内燃機関５の燃焼室に燃焼ガスを定量供給
するための装置が断面図により示されている。その際ス
ロットル弁３の区域に内燃機関５の吸入管６への供給管
２が示され、供給管２は遮断弁１と連結されている。内
燃機関５への燃焼ガスの排気返送のために管路８が設け
られている。管路８は一方では排気管７に配属され、他
方では遮断弁１に接続されている。内燃機関５の吸入管
６に通じる供給管２はスロットル弁３を操作する駆動軸
４により又はスロットル弁３の位置に関係なく負圧箱１
７を具備する閉鎖具により閉鎖される。連結具２２に負
圧箱１７が配属される。負圧箱１７は−図示のように−
吸入ポンプ１９及び間挿された負圧切換弁２３に接続さ
れる。駆動軸４に支承されたスロットル弁３が吸入管６
の中に配設されている。遮断弁１は調整部材として回転
すべり弁を具備する。回転すべり弁は駆動軸４及びこれ
に固定した連結具２２によって操作される。連結具２２
は一方拘束案内から成る。それによってスロットル弁の
運動と本装置の機能的遮断が保証される。駆動軸４によ
ってスロットル弁３が開放位置に移されると、第１の調
整円板１０も連結具によって回転され、遮断弁１を通る
開放断面が拡大される。スロットル弁はねじりばね２０
のばね力に抗して遮断弁を開放する。機能が完全なら
ば、ねじりばね２０が回転すべり弁を再び閉鎖位置に転
移する。しかし例えば遮断弁１の内部に故障が生じたと
きは、この機構はスロットル弁を開放位置に拘束しない
から、車両の動作の信頼性が引き続き保証される。回転
すべり弁は実質的に２個の調整円板１０，１１から成
る。調整円板１０，１１は弁箱９の中に配列されかつ支
承されており、互いに相対回転可能に接触する。調整円
板１０，１１にそれぞれ貫通孔１０．１，１１．１が配
設されている。これらの貫通孔はそれぞれの用途に応じ
て種々異なる大きさに形成され、異なる形状を有する。
本実施例によれば第１の調整円板１０は駆動軸４により
第２の調整円板１１に対して相対回転可能に弁箱９の中
に支承されるようになっている。第１の調整円板１０
は、セラミック材料から成るシールディスクとして形成
された中間円板１６を具備する。中間円板１６は第１の
調整円板１０に直接に回転不能に固定されている。すべ
り特性の改善のために、中間円板１６は表面被覆１５を
具備することができる。少なくとも部分的に重なり合う
貫通孔１０．１，１１．１を除き二つの調整円板１０，
１１は回転運動可能かつ気密に相接する。二つ割弁箱の
密封のために温度安定性材料から成る隔膜が設けられ、
二つの弁箱半分体の間に緊定され、第２の調整円板１１
のための回り止めの働きをする。第２の調整円板１１と
隔膜１３は回転不能かつ気密に相接して固定される。貫
通孔１０．１，１１．１を閉じたときに、これによって
ガス入口とガス出口の間に抜群の密封が作り出される。
二つの調整円板１０，１１の区域の密封効果を改善する
ために、第２の調整円板１１は回転軸１２の方向に移動
し得るように圧縮ばね１４を介して弁箱９に支えられ、
第１の調整円板１０に押し付けられる。回転軸に対して
軸方向に配列され、第２の調整円板１１の空欠部に支承
された第１の調整円板１０のジャーナルによって、二つ
の調整円板１０，１１は互いに組み合わされて回転運動
可能に配列されている。圧縮ばね１４のほかに、ねじり
ばね２０として形成され、一方では弁箱９に、他方では
連結具２２に係止された別のばねが設けられている。ま
た駆動軸４と弁箱９の間にシール２１が設けてあり、外
界に対して駆動孔を密封する。
る。図１には内燃機関５の燃焼室に燃焼ガスを定量供給
するための装置が断面図により示されている。その際ス
ロットル弁３の区域に内燃機関５の吸入管６への供給管
２が示され、供給管２は遮断弁１と連結されている。内
燃機関５への燃焼ガスの排気返送のために管路８が設け
られている。管路８は一方では排気管７に配属され、他
方では遮断弁１に接続されている。内燃機関５の吸入管
６に通じる供給管２はスロットル弁３を操作する駆動軸
４により又はスロットル弁３の位置に関係なく負圧箱１
７を具備する閉鎖具により閉鎖される。連結具２２に負
圧箱１７が配属される。負圧箱１７は−図示のように−
吸入ポンプ１９及び間挿された負圧切換弁２３に接続さ
れる。駆動軸４に支承されたスロットル弁３が吸入管６
の中に配設されている。遮断弁１は調整部材として回転
すべり弁を具備する。回転すべり弁は駆動軸４及びこれ
に固定した連結具２２によって操作される。連結具２２
は一方拘束案内から成る。それによってスロットル弁の
運動と本装置の機能的遮断が保証される。駆動軸４によ
ってスロットル弁３が開放位置に移されると、第１の調
整円板１０も連結具によって回転され、遮断弁１を通る
開放断面が拡大される。スロットル弁はねじりばね２０
のばね力に抗して遮断弁を開放する。機能が完全なら
ば、ねじりばね２０が回転すべり弁を再び閉鎖位置に転
移する。しかし例えば遮断弁１の内部に故障が生じたと
きは、この機構はスロットル弁を開放位置に拘束しない
から、車両の動作の信頼性が引き続き保証される。回転
すべり弁は実質的に２個の調整円板１０，１１から成
る。調整円板１０，１１は弁箱９の中に配列されかつ支
承されており、互いに相対回転可能に接触する。調整円
板１０，１１にそれぞれ貫通孔１０．１，１１．１が配
設されている。これらの貫通孔はそれぞれの用途に応じ
て種々異なる大きさに形成され、異なる形状を有する。
本実施例によれば第１の調整円板１０は駆動軸４により
第２の調整円板１１に対して相対回転可能に弁箱９の中
に支承されるようになっている。第１の調整円板１０
は、セラミック材料から成るシールディスクとして形成
された中間円板１６を具備する。中間円板１６は第１の
調整円板１０に直接に回転不能に固定されている。すべ
り特性の改善のために、中間円板１６は表面被覆１５を
具備することができる。少なくとも部分的に重なり合う
貫通孔１０．１，１１．１を除き二つの調整円板１０，
１１は回転運動可能かつ気密に相接する。二つ割弁箱の
密封のために温度安定性材料から成る隔膜が設けられ、
二つの弁箱半分体の間に緊定され、第２の調整円板１１
のための回り止めの働きをする。第２の調整円板１１と
隔膜１３は回転不能かつ気密に相接して固定される。貫
通孔１０．１，１１．１を閉じたときに、これによって
ガス入口とガス出口の間に抜群の密封が作り出される。
二つの調整円板１０，１１の区域の密封効果を改善する
ために、第２の調整円板１１は回転軸１２の方向に移動
し得るように圧縮ばね１４を介して弁箱９に支えられ、
第１の調整円板１０に押し付けられる。回転軸に対して
軸方向に配列され、第２の調整円板１１の空欠部に支承
された第１の調整円板１０のジャーナルによって、二つ
の調整円板１０，１１は互いに組み合わされて回転運動
可能に配列されている。圧縮ばね１４のほかに、ねじり
ばね２０として形成され、一方では弁箱９に、他方では
連結具２２に係止された別のばねが設けられている。ま
た駆動軸４と弁箱９の間にシール２１が設けてあり、外
界に対して駆動孔を密封する。
【００１５】
【発明の効果】本発明の装置は、遮断弁とスロットル弁
が駆動軸により一体的に操作されるように構成されてい
るので、装置が簡素化され、従って安価に製造でき、ま
た機能性と信頼性が改善された装置が実現できる。
が駆動軸により一体的に操作されるように構成されてい
るので、装置が簡素化され、従って安価に製造でき、ま
た機能性と信頼性が改善された装置が実現できる。
【図１】本発明に基づく装置の断面図である。
１；遮断弁 ４；駆動軸
Claims (13)
- 【請求項１】 スロットル弁を配設した吸入管と排気管
とを備え、遮断弁を内蔵した管路により吸入管と排気管
を連結し、吸入管内でスロットル弁を駆動軸上に配設し
て成る、内燃機関の燃焼室へ燃焼ガスを定量供給するた
めの装置において、遮断弁（１）が駆動軸（４）により
操作される閉鎖部材を具備することを特徴とする装置。 - 【請求項２】 閉鎖部材と駆動軸（４）が連結具（２
２）により連結され、連結具（２２）が一方拘束案内か
ら成ることを特徴とする請求項１に記載の装置。 - 【請求項３】 遮断弁（１）が回転すべり弁として構成
され、弁箱（９）及び該弁箱（９）内に支承した２枚の
調整円板（１０，１１）を備え、調整円板（１０，１
１）が互いに相対回転可能に接触し、それぞれ少なくと
も１個の一致させ得る貫通孔（１０．１，１１．１）を
回転軸（１２）の外部に具備し、第１の調整円板（１
０）が駆動軸（４）により回転可能であり、第２の調整
円板（１１）が弁箱（９）の中に回転不能に支承されて
いることを特徴とする請求項１又は２に記載の装置。 - 【請求項４】 第２の調整円板（１１）が回転軸（１
２）の軸方向に移動可能に支承され、隔膜（１３）によ
って弁箱（９）に対して回り止めされかつ密封されてい
ることを特徴とする請求項３に記載の装置。 - 【請求項５】 第２の調整円板（１１）が圧縮ばね（１
４）によって弁箱（９）の中に支えられ、第１の調整円
板（１０）に押し付けられていることを特徴とする請求
項４に記載の装置。 - 【請求項６】 ２つの調整円板（１０，１１）が互いに
組み合わされて相対回転可能に支承されることを特徴と
する請求項３ないし５のいずれか１項に記載の装置。 - 【請求項７】 少なくとも一方の調整円板（１０，１
１）が相互接触面の区域に減摩表面被覆（１５）を具備
することを特徴とする請求項３ないし６のいずれか１項
に記載の装置。 - 【請求項８】 調整円板（１０，１１）の少なくとも一
方がセラミックから成ることを特徴とする請求項３ない
し７のいずれか１項に記載の装置。 - 【請求項９】 調整円板（１０，１１）の少なくとも一
方がねずみ鋳鉄から成ることを特徴とする請求項３ない
し７のいずれか１項に記載の装置。 - 【請求項１０】 回転軸（１２）の方向に見て二つの調
整円板（１０，１１）の間に中間円板（１６）が配設さ
れ、調整円板（１０，１１）の一方に回転不能に固定さ
れていることを特徴とする請求項９に記載の装置。 - 【請求項１１】 連結具（２２）が負圧箱（１７）を備
えた閉鎖具を具備し、該閉鎖具が第１の調整円板（１
０）を必要に応じて遮断弁（１）の閉鎖位置の方向へ転
移することを特徴とする請求項２ないし１０のいずれか
１項に記載の装置。 - 【請求項１２】 負圧箱（１７）に吸引ポンプ（１９）
と負圧切換弁（２３）を配属したことを特徴とする請求
項１１に記載の装置。 - 【請求項１３】 負圧箱（１７）が電磁切換弁によって
操作され、該切換弁がエンジン制御部と信号を授受する
ように結合されていることを特徴とする請求項１１又は
１２に記載の装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE4111240A DE4111240C1 (ja) | 1991-04-08 | 1991-04-08 | |
| DE4111240.7 | 1991-04-08 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05118256A true JPH05118256A (ja) | 1993-05-14 |
Family
ID=6429016
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4086944A Pending JPH05118256A (ja) | 1991-04-08 | 1992-04-08 | 内燃機関の燃焼室へ燃焼ガスを定量供給するための装置 |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5265578A (ja) |
| EP (1) | EP0507996A3 (ja) |
| JP (1) | JPH05118256A (ja) |
| BR (1) | BR9201242A (ja) |
| DE (1) | DE4111240C1 (ja) |
Families Citing this family (11)
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1991
- 1991-04-08 DE DE4111240A patent/DE4111240C1/de not_active Expired - Lifetime
- 1991-12-10 EP EP19910121128 patent/EP0507996A3/de not_active Withdrawn
-
1992
- 1992-04-01 US US07/861,922 patent/US5265578A/en not_active Expired - Fee Related
- 1992-04-07 BR BR929201242A patent/BR9201242A/pt not_active Application Discontinuation
- 1992-04-08 JP JP4086944A patent/JPH05118256A/ja active Pending
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|---|---|
| EP0507996A3 (en) | 1993-02-03 |
| DE4111240C1 (ja) | 1992-06-04 |
| BR9201242A (pt) | 1992-12-01 |
| EP0507996A2 (de) | 1992-10-14 |
| US5265578A (en) | 1993-11-30 |
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