JPH09228901A - Egr制御弁およびそれを用いた排気ガス再循環装置 - Google Patents
Egr制御弁およびそれを用いた排気ガス再循環装置Info
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- F02M26/74—Protection from damage, e.g. shielding means
Abstract
(57)【要約】
【課題】 省スペース化を図れるEGR制御弁および小
型化可能な排気ガス再循環装置を提供する。 【解決手段】 EGR制御弁は、弁座部材81、弁部材
82、ロッド83、摺動部材84、スロットルボディ8
0の一部、および負圧アクチュエータ90により構成さ
れており、負圧アクチュエータ90以外の殆どの部品が
スロットルボディ80に収容され、吸気通路80aに接
して配設されている。したがって、スロットルボディ8
0から突出するEGR制御弁の部品が少なく、吸気通路
80a回りのスペースが小さくなっている。ロッド83
はスロットル軸11と平行に配設されているので、スロ
ットル軸11の両端側にスロットル弁12およびEGR
制御弁に付随する部品を集約して配設し、再循環装置全
体の体格を小型化できる。
型化可能な排気ガス再循環装置を提供する。 【解決手段】 EGR制御弁は、弁座部材81、弁部材
82、ロッド83、摺動部材84、スロットルボディ8
0の一部、および負圧アクチュエータ90により構成さ
れており、負圧アクチュエータ90以外の殆どの部品が
スロットルボディ80に収容され、吸気通路80aに接
して配設されている。したがって、スロットルボディ8
0から突出するEGR制御弁の部品が少なく、吸気通路
80a回りのスペースが小さくなっている。ロッド83
はスロットル軸11と平行に配設されているので、スロ
ットル軸11の両端側にスロットル弁12およびEGR
制御弁に付随する部品を集約して配設し、再循環装置全
体の体格を小型化できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関(以下、
「エンジン」という)の吸気通路中に排気ガスを導入す
る排気ガス通路を開閉するEGR(Exhaust Gas Recirc
ulation )制御弁、およびこのEGR制御弁を用いた排
気ガス再循環装置に関するものである。
「エンジン」という)の吸気通路中に排気ガスを導入す
る排気ガス通路を開閉するEGR(Exhaust Gas Recirc
ulation )制御弁、およびこのEGR制御弁を用いた排
気ガス再循環装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、エンジンの排気ガスの一部を
吸気通路に再循環させることにより燃焼温度を低下さ
せ、排気ガス中に発生するNOxを減少させる排気ガス
再循環装置として、欧州特許出願公開第349729号
明細書に開示されているものが知られている。この装置
では、スロットル弁制御装置と近接してEGR制御弁を
配置し、一体のユニットとしている。そして、EGR制
御弁の弁部材とこの弁部材を開閉駆動するアクチュエー
タとが吸気通路の径方向両側に配置されるため、弁部材
とアクチュエータとを連結するロッドを吸気流れで冷却
することができる。
吸気通路に再循環させることにより燃焼温度を低下さ
せ、排気ガス中に発生するNOxを減少させる排気ガス
再循環装置として、欧州特許出願公開第349729号
明細書に開示されているものが知られている。この装置
では、スロットル弁制御装置と近接してEGR制御弁を
配置し、一体のユニットとしている。そして、EGR制
御弁の弁部材とこの弁部材を開閉駆動するアクチュエー
タとが吸気通路の径方向両側に配置されるため、弁部材
とアクチュエータとを連結するロッドを吸気流れで冷却
することができる。
【0003】また、実開平4−66347号公報に開示
されている排気ガス再循環装置も、スロットルボディに
EGR制御弁を一体的に取付けたものである。
されている排気ガス再循環装置も、スロットルボディに
EGR制御弁を一体的に取付けたものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、欧州特
許出願公開第349729号明細書に開示されている排
気ガス再循環装置は、EGR制御弁の弁部材とアクチュ
エータとが吸気通路の直径上両端に配置されているた
め、弁部材および弁部材により開閉される排気ガス通路
の配管とアクチュエータとが吸気通路の径方向両側に大
きく突出し、装置全体の体格が大きくなるという問題が
ある。さらに、弁部材とアクチュエータとを結ぶEGR
制御弁の軸とスロットル弁の回転軸とが直交する方向に
配置されているので、EGR制御弁に付随する部品と、
スロットル弁制御装置に付随する部品とがスロットルボ
ディの四方に向けて突出することとなり、装置全体の体
格を大きくしている。スロットル弁制御装置に付随する
部品としては、スロットル弁開度を調整するレバーや、
アクチュエータ、さらに、開度センサ等が想定される。
許出願公開第349729号明細書に開示されている排
気ガス再循環装置は、EGR制御弁の弁部材とアクチュ
エータとが吸気通路の直径上両端に配置されているた
め、弁部材および弁部材により開閉される排気ガス通路
の配管とアクチュエータとが吸気通路の径方向両側に大
きく突出し、装置全体の体格が大きくなるという問題が
ある。さらに、弁部材とアクチュエータとを結ぶEGR
制御弁の軸とスロットル弁の回転軸とが直交する方向に
配置されているので、EGR制御弁に付随する部品と、
スロットル弁制御装置に付随する部品とがスロットルボ
ディの四方に向けて突出することとなり、装置全体の体
格を大きくしている。スロットル弁制御装置に付随する
部品としては、スロットル弁開度を調整するレバーや、
アクチュエータ、さらに、開度センサ等が想定される。
【0005】また、実開平4−66347号公報に開示
されている排気ガス再循環装置では、EGR制御弁をス
ロットルボディに外付けする構成としているため装置全
体の体格が大きくなる。さらに、スロットル弁の回転軸
と直交する方向に沿ってEGR制御弁の軸線を配置して
いるため、装置全体の体格が大きくなるという問題があ
る。
されている排気ガス再循環装置では、EGR制御弁をス
ロットルボディに外付けする構成としているため装置全
体の体格が大きくなる。さらに、スロットル弁の回転軸
と直交する方向に沿ってEGR制御弁の軸線を配置して
いるため、装置全体の体格が大きくなるという問題があ
る。
【0006】このように従来の排気ガス再循環装置で
は、吸気通路またはスロットルボディにEGR制御弁を
装着するに際し、大きな取付けスペースを必要としてい
たので、装置全体の体格が大きくなるという問題があ
る。本発明はこのような問題を解決するためになされた
ものであり、吸気通路に装着するに際し、省スペース化
を図れるEGR制御弁を提供することを目的とする。
は、吸気通路またはスロットルボディにEGR制御弁を
装着するに際し、大きな取付けスペースを必要としてい
たので、装置全体の体格が大きくなるという問題があ
る。本発明はこのような問題を解決するためになされた
ものであり、吸気通路に装着するに際し、省スペース化
を図れるEGR制御弁を提供することを目的とする。
【0007】本発明の他の目的は、小型化された排気ガ
ス再循環装置を提供することにある。
ス再循環装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1または
2記載のEGR制御弁によると、吸気通路の近傍で吸気
通路の直径上からずれた位置にEGR制御弁に付随する
部品が突出するので、吸気通路回りのスペースを極力小
さくすることができる。本発明の請求項3記載のEGR
制御弁によると、排気ガス通路の吸気通路への連絡口と
アクチュエータとの間に位置する連結装置を吸気流れに
より冷却できるので、排気ガスの高熱がアクチュエータ
に伝達することを抑制できる。
2記載のEGR制御弁によると、吸気通路の近傍で吸気
通路の直径上からずれた位置にEGR制御弁に付随する
部品が突出するので、吸気通路回りのスペースを極力小
さくすることができる。本発明の請求項3記載のEGR
制御弁によると、排気ガス通路の吸気通路への連絡口と
アクチュエータとの間に位置する連結装置を吸気流れに
より冷却できるので、排気ガスの高熱がアクチュエータ
に伝達することを抑制できる。
【0009】本発明の請求項4記載のEGR制御弁によ
ると、連結装置が吸気流れに直接冷却されるので、排気
ガスの高熱がアクチュエータに伝達することをさらに抑
制できる。本発明の請求項5記載のEGR制御弁による
と、排気ガスの圧力がEGR制御弁の開弁側に働かない
ので、EGR制御弁の閉弁時における排気ガス漏れを防
止できる。
ると、連結装置が吸気流れに直接冷却されるので、排気
ガスの高熱がアクチュエータに伝達することをさらに抑
制できる。本発明の請求項5記載のEGR制御弁による
と、排気ガスの圧力がEGR制御弁の開弁側に働かない
ので、EGR制御弁の閉弁時における排気ガス漏れを防
止できる。
【0010】本発明の請求項6記載のEGR制御弁によ
ると、アクチュエータとしてダイヤフラムアクチュエー
タを用いることにより、簡単な構成で弁部材を開閉駆動
できる。本発明の請求項7記載の排気ガス再循環装置に
よると、スロットル弁制御装置およびEGR制御弁に付
随する部品がそれぞれスロットル軸の両側に配置される
ので、スロットル軸と直交する側に部品が突出しない。
さらに、EGR制御弁の少なくとも一部がスロットルボ
ディに収容されるので、スロットル弁制御装置に付随す
る部品が突出する側のスロットルボディの隅にEGR制
御弁に付随する部品が突出する。したがって、再循環装
置全体の体格が小型化され、再循環装置全体の取付けス
ペースを小さくすることができる。
ると、アクチュエータとしてダイヤフラムアクチュエー
タを用いることにより、簡単な構成で弁部材を開閉駆動
できる。本発明の請求項7記載の排気ガス再循環装置に
よると、スロットル弁制御装置およびEGR制御弁に付
随する部品がそれぞれスロットル軸の両側に配置される
ので、スロットル軸と直交する側に部品が突出しない。
さらに、EGR制御弁の少なくとも一部がスロットルボ
ディに収容されるので、スロットル弁制御装置に付随す
る部品が突出する側のスロットルボディの隅にEGR制
御弁に付随する部品が突出する。したがって、再循環装
置全体の体格が小型化され、再循環装置全体の取付けス
ペースを小さくすることができる。
【0011】本発明の請求項8記載の排気ガス再循環装
置によると、スロットル弁の近傍にEGR制御弁を配置
できるので、各部品を集約して配置することができる。
したがって、再循環装置を効率的に小型化できる。本発
明の請求項9記載の排気ガス再循環装置によると、スロ
ットル弁が高温の排気ガスに晒されないので再循環装置
全体の昇温を抑制できる。また、排気ガス中の異物がス
ロットル弁に付着することを防止できるので、スロット
ル弁の滑らかな回動が維持され、吸気流量を高精度に制
御できる。
置によると、スロットル弁の近傍にEGR制御弁を配置
できるので、各部品を集約して配置することができる。
したがって、再循環装置を効率的に小型化できる。本発
明の請求項9記載の排気ガス再循環装置によると、スロ
ットル弁が高温の排気ガスに晒されないので再循環装置
全体の昇温を抑制できる。また、排気ガス中の異物がス
ロットル弁に付着することを防止できるので、スロット
ル弁の滑らかな回動が維持され、吸気流量を高精度に制
御できる。
【0012】本発明の請求項10記載の排気ガス再循環
装置によると、スロットル弁にさらに近づけてEGR制
御弁を配置できるので、再循環装置をより集約して構成
することができる。本発明の請求項11記載の排気ガス
再循環装置によると、アクチュエータとしてダイヤフラ
ムアクチュエータを用いることにより、簡単な構成でE
GR制御弁の弁部材を開閉駆動できる。
装置によると、スロットル弁にさらに近づけてEGR制
御弁を配置できるので、再循環装置をより集約して構成
することができる。本発明の請求項11記載の排気ガス
再循環装置によると、アクチュエータとしてダイヤフラ
ムアクチュエータを用いることにより、簡単な構成でE
GR制御弁の弁部材を開閉駆動できる。
【0013】本発明の請求項12記載の排気ガス再循環
装置によると、スロットル弁制御装置およびEGR制御
弁に付随する部品がそれぞれスロットル軸の両側に配置
されるので、スロットル軸と直交する側に部品が突出し
ない。したがって、再循環装置全体の体格が小さくな
り、再循環装置全体の取付けスペースを小さくすること
ができる。
装置によると、スロットル弁制御装置およびEGR制御
弁に付随する部品がそれぞれスロットル軸の両側に配置
されるので、スロットル軸と直交する側に部品が突出し
ない。したがって、再循環装置全体の体格が小さくな
り、再循環装置全体の取付けスペースを小さくすること
ができる。
【0014】本発明の請求項13記載の排気ガス再循環
装置によると、スロットル弁制御装置に付随する部品が
突出する側の隅にEGR制御弁に付随する部品が配置さ
れるため、スペースを有効に利用して装置を小型化する
ことができる。本発明の請求項14記載の排気ガス再循
環装置によると、スロットル弁が高温の排気ガスに晒さ
れないので装置の昇温を抑制できる。また、排気ガス中
の異物がスロットル弁に付着することを防止できるの
で、スロットル弁の滑らかな回動が維持され、吸気流量
を高精度に制御できる。
装置によると、スロットル弁制御装置に付随する部品が
突出する側の隅にEGR制御弁に付随する部品が配置さ
れるため、スペースを有効に利用して装置を小型化する
ことができる。本発明の請求項14記載の排気ガス再循
環装置によると、スロットル弁が高温の排気ガスに晒さ
れないので装置の昇温を抑制できる。また、排気ガス中
の異物がスロットル弁に付着することを防止できるの
で、スロットル弁の滑らかな回動が維持され、吸気流量
を高精度に制御できる。
【0015】本発明の請求項15記載の排気ガス再循環
装置によると、排気ガス通路の吸気通路への連絡口とア
クチュエータとの間に位置する連結装置を吸気流れによ
り冷却できるので、排気ガスの高熱がアクチュエータに
伝達することを抑制できる。本発明の請求項16記載の
排気ガス再循環装置によると、連結装置が吸気流れに直
接冷却されるので、排気ガスの高熱がアクチュエータに
伝達することをさらに抑制できる。
装置によると、排気ガス通路の吸気通路への連絡口とア
クチュエータとの間に位置する連結装置を吸気流れによ
り冷却できるので、排気ガスの高熱がアクチュエータに
伝達することを抑制できる。本発明の請求項16記載の
排気ガス再循環装置によると、連結装置が吸気流れに直
接冷却されるので、排気ガスの高熱がアクチュエータに
伝達することをさらに抑制できる。
【0016】本発明の請求項17記載の排気ガス再循環
装置によると、排気ガスの圧力がEGR制御弁の開弁側
に働かないので、EGR制御弁の閉弁時における排気ガ
ス漏れを防止できる。本発明の請求項18記載の排気ガ
ス再循環装置によると、アクチュエータとしてダイヤフ
ラムアクチュエータを用いることにより、簡単な構成で
EGR制御弁の弁部材を開閉駆動できる。
装置によると、排気ガスの圧力がEGR制御弁の開弁側
に働かないので、EGR制御弁の閉弁時における排気ガ
ス漏れを防止できる。本発明の請求項18記載の排気ガ
ス再循環装置によると、アクチュエータとしてダイヤフ
ラムアクチュエータを用いることにより、簡単な構成で
EGR制御弁の弁部材を開閉駆動できる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を示す
複数の実施例を図面に基づいて説明する。 (第1実施例)本発明の第1実施例を図1および図2に
示す。図1に示す排気ガス再循環装置1は、図示しない
多気筒エンジンのインテークマニホールドの吸気流れ上
流側に配設されている。この実施例の排気ガス再循環装
置1は、ディーゼルエンジンの吸気絞りとしてのスロッ
トル装置とEGR制御弁とを一体の組立体として構成し
ている。排気ガス再循環装置1のスロットルボディ80
にスロットル弁12の回転軸としてのスロットル軸11
が回動自在に支持されており、このスロットル軸11に
スロットル軸11とともに回動するようにスロットル弁
12がねじ13により取付けられている。スロットル弁
12はスロットルボディ80に形成された吸気通路80
aを流れる吸気流量を調節する。
複数の実施例を図面に基づいて説明する。 (第1実施例)本発明の第1実施例を図1および図2に
示す。図1に示す排気ガス再循環装置1は、図示しない
多気筒エンジンのインテークマニホールドの吸気流れ上
流側に配設されている。この実施例の排気ガス再循環装
置1は、ディーゼルエンジンの吸気絞りとしてのスロッ
トル装置とEGR制御弁とを一体の組立体として構成し
ている。排気ガス再循環装置1のスロットルボディ80
にスロットル弁12の回転軸としてのスロットル軸11
が回動自在に支持されており、このスロットル軸11に
スロットル軸11とともに回動するようにスロットル弁
12がねじ13により取付けられている。スロットル弁
12はスロットルボディ80に形成された吸気通路80
aを流れる吸気流量を調節する。
【0018】スロットル軸11の一方の端部には回転セ
ンサ14が取付けられており、スロットル弁12の開度
信号を図示しないECU(エンジンコントロールユニッ
ト)に送出している。スロットル軸11の他方の端部に
はスロットル軸11とともに回動するレバー15が取付
けられている。負圧アクチュエータ20はねじ23でス
ロットルボディ80に取付けられており、負圧アクチュ
エータ20の図示しないダイヤフラムとともに往復移動
するロッド22により、レバー15およびスロットル軸
11が回動する。負圧アクチュエータ20のダイヤフラ
ムは、通気管24および25から負圧が印加されると負
圧側に移動し、スロットル軸11を閉方向に回転させ
る。負圧アクチュエータ20に印加される負圧は、図示
しないバキュームポンプから与えられる。
ンサ14が取付けられており、スロットル弁12の開度
信号を図示しないECU(エンジンコントロールユニッ
ト)に送出している。スロットル軸11の他方の端部に
はスロットル軸11とともに回動するレバー15が取付
けられている。負圧アクチュエータ20はねじ23でス
ロットルボディ80に取付けられており、負圧アクチュ
エータ20の図示しないダイヤフラムとともに往復移動
するロッド22により、レバー15およびスロットル軸
11が回動する。負圧アクチュエータ20のダイヤフラ
ムは、通気管24および25から負圧が印加されると負
圧側に移動し、スロットル軸11を閉方向に回転させ
る。負圧アクチュエータ20に印加される負圧は、図示
しないバキュームポンプから与えられる。
【0019】EGR制御弁は、弁座部材81、弁部材8
2、ロッド83、摺動部材84、スロットルボディ80
の一部、および負圧アクチュエータ90により構成され
ている。これらの部品を含んでEGR制御弁は全体とし
て円柱状の構造体をなしている。そして、その軸方向を
吸気通路の軸方向と交差させて吸気通路を形成するスロ
ットルボディ80上に配置されている。しかもEGR制
御弁は吸気通路の直径上からずれて、吸気通路を形成す
るスロットルボディ80の壁面に配置されている。しか
も、弁座部材81と弁部材82とを含む弁部と、負圧ア
クチュエータ90とをスロットルボディ80の両側に配
置して吸気通路80aに接して配設されている。したが
って、スロットルボディ80から突出するEGR制御弁
の部品が少なく、吸気通路80a回りのスペースが小さ
くなっている。ここで吸気通路に接しているとは、吸気
通路の近傍に配置されているか、吸気通路中に一部を露
出していることを意味する。また、図2に示すように、
スロットル軸11と直交する吸気通路80aの直径方向
へのスロットル弁12の投影範囲と重複してEGR制御
弁は位置している。また、スロットル弁12が開弁する
ときに吸気流れ上流側に動くスロットル弁12の片の
側、つまり図2の上側にEGR制御弁は位置し、排気ガ
ス通路の吸気通路80aとの連絡口が設けられている。
2、ロッド83、摺動部材84、スロットルボディ80
の一部、および負圧アクチュエータ90により構成され
ている。これらの部品を含んでEGR制御弁は全体とし
て円柱状の構造体をなしている。そして、その軸方向を
吸気通路の軸方向と交差させて吸気通路を形成するスロ
ットルボディ80上に配置されている。しかもEGR制
御弁は吸気通路の直径上からずれて、吸気通路を形成す
るスロットルボディ80の壁面に配置されている。しか
も、弁座部材81と弁部材82とを含む弁部と、負圧ア
クチュエータ90とをスロットルボディ80の両側に配
置して吸気通路80aに接して配設されている。したが
って、スロットルボディ80から突出するEGR制御弁
の部品が少なく、吸気通路80a回りのスペースが小さ
くなっている。ここで吸気通路に接しているとは、吸気
通路の近傍に配置されているか、吸気通路中に一部を露
出していることを意味する。また、図2に示すように、
スロットル軸11と直交する吸気通路80aの直径方向
へのスロットル弁12の投影範囲と重複してEGR制御
弁は位置している。また、スロットル弁12が開弁する
ときに吸気流れ上流側に動くスロットル弁12の片の
側、つまり図2の上側にEGR制御弁は位置し、排気ガ
ス通路の吸気通路80aとの連絡口が設けられている。
【0020】図1に示すように、弁座部材81はスロッ
トルボディ80の排気ガス導入側に嵌合して固定されて
いる。弁部材82は弁座部材81に形成された弁座81
aよりも排気ガス流れ下流側でロッド83の一方の端部
に取付けられている。弁部材82が図1の左方向、つま
り排気ガス流れ下流側に移動して弁座81aから離座す
ることにより、排気ガス通路としての排気ガス導入口1
01と吸気通路80aとが連通する。EGR制御弁の軸
であり、弁部材82と負圧アクチュエータ90とを連結
する連結装置としてのロッド83は、吸気通路80aの
軸方向と直交し、吸気通路80aの直径上からずれ、か
つスロットル軸11と平行に配置されている。したがっ
て、ロッド83の端部に連結される負圧アクチュエータ
90は、負圧アクチュエータ20が取り付けられている
のと同じ側のスロットルボディ80の隅に配設されてい
る。
トルボディ80の排気ガス導入側に嵌合して固定されて
いる。弁部材82は弁座部材81に形成された弁座81
aよりも排気ガス流れ下流側でロッド83の一方の端部
に取付けられている。弁部材82が図1の左方向、つま
り排気ガス流れ下流側に移動して弁座81aから離座す
ることにより、排気ガス通路としての排気ガス導入口1
01と吸気通路80aとが連通する。EGR制御弁の軸
であり、弁部材82と負圧アクチュエータ90とを連結
する連結装置としてのロッド83は、吸気通路80aの
軸方向と直交し、吸気通路80aの直径上からずれ、か
つスロットル軸11と平行に配置されている。したがっ
て、ロッド83の端部に連結される負圧アクチュエータ
90は、負圧アクチュエータ20が取り付けられている
のと同じ側のスロットルボディ80の隅に配設されてい
る。
【0021】図2に示すように、吸気流れに排気ガスを
導入する連絡口102は隔壁80bに仕切られてスロッ
トル弁12よりも吸気流れの下流側で下流方向にのみ開
口し、この連絡口102から導入された排気ガスがスロ
ットル弁12の吸気流れの下流側で吸入空気と混合す
る。図1に示すように、連絡口102を挟んでロッド8
3の他方の端部は負圧アクチュエータ90の可動部94
と結合しており、ロッド83は摺動部材84により往復
移動可能に支持されている。摺動部材84は吸入空気お
よび排気ガスのリーク防止を兼ねている。
導入する連絡口102は隔壁80bに仕切られてスロッ
トル弁12よりも吸気流れの下流側で下流方向にのみ開
口し、この連絡口102から導入された排気ガスがスロ
ットル弁12の吸気流れの下流側で吸入空気と混合す
る。図1に示すように、連絡口102を挟んでロッド8
3の他方の端部は負圧アクチュエータ90の可動部94
と結合しており、ロッド83は摺動部材84により往復
移動可能に支持されている。摺動部材84は吸入空気お
よび排気ガスのリーク防止を兼ねている。
【0022】負圧アクチュエータ90のダイヤフラム9
1は第1ケース92と第2ケース93との間に挟持され
ている。スプリング室97に負圧が印加されていない図
1に示す状態では、圧縮コイルスプリング95の付勢力
によりロッド83が図1の右方向に付勢されている。そ
して、弁部材82が弁座81aに着座することにより、
排気ガス導入口101と吸気通路80aとの連通が遮断
される。
1は第1ケース92と第2ケース93との間に挟持され
ている。スプリング室97に負圧が印加されていない図
1に示す状態では、圧縮コイルスプリング95の付勢力
によりロッド83が図1の右方向に付勢されている。そ
して、弁部材82が弁座81aに着座することにより、
排気ガス導入口101と吸気通路80aとの連通が遮断
される。
【0023】通気管96からスプリング室97に負圧を
印加すると、可動部94とともにロッド83が図1の左
方向に移動することにより弁部材82が弁座81aから
離座する。すると、排気ガス導入口101から導入され
た排気ガスはスロットル弁12よりも吸気流れの下流側
で吸入空気と混合する。燃焼混合気中にH2 O、N2、
CO2 等の排気ガスの不活性成分が混入すると、燃焼温
度が低下するのでNOxの発生を抑制することができ
る。
印加すると、可動部94とともにロッド83が図1の左
方向に移動することにより弁部材82が弁座81aから
離座する。すると、排気ガス導入口101から導入され
た排気ガスはスロットル弁12よりも吸気流れの下流側
で吸入空気と混合する。燃焼混合気中にH2 O、N2、
CO2 等の排気ガスの不活性成分が混入すると、燃焼温
度が低下するのでNOxの発生を抑制することができ
る。
【0024】以上説明した第1実施例では、スロットル
軸11と平行にスロットル弁12の極力近傍にEGR制
御弁を配置したことにより、スロットル軸11と直交す
る側のスロットルボディ80から突出する部品をなく
し、スロットル軸11の両端側にスロットル弁12およ
びEGR制御弁に付随する部品を集約して配設できる。
さらに、スロットル弁12に付随する部品が突出してい
る側のスロットルボディ80の隅にEGR制御弁に付随
する部品としての負圧アクチュエータ90が配設される
ので、再循環装置全体の体格を小型化でき、再循環装置
全体としての取付けスペースを極力小さくすることがで
きる。
軸11と平行にスロットル弁12の極力近傍にEGR制
御弁を配置したことにより、スロットル軸11と直交す
る側のスロットルボディ80から突出する部品をなく
し、スロットル軸11の両端側にスロットル弁12およ
びEGR制御弁に付随する部品を集約して配設できる。
さらに、スロットル弁12に付随する部品が突出してい
る側のスロットルボディ80の隅にEGR制御弁に付随
する部品としての負圧アクチュエータ90が配設される
ので、再循環装置全体の体格を小型化でき、再循環装置
全体としての取付けスペースを極力小さくすることがで
きる。
【0025】また第1実施例では、弁座81aの排気ガ
ス下流側に弁部材82を配置し、弁部材82が排気ガス
流れ下流側に移動することにより排気ガス導入口101
から連絡口102を経て吸気通路80aに排気ガスが導
入される。したがって、負圧アクチュエータ90の可動
部94が負圧側に移動する方向と弁部材82の開弁方向
とを一致させることができるので、負圧アクチュエータ
90の駆動力を弁部材82に伝達する連結装置を簡素化
できる。
ス下流側に弁部材82を配置し、弁部材82が排気ガス
流れ下流側に移動することにより排気ガス導入口101
から連絡口102を経て吸気通路80aに排気ガスが導
入される。したがって、負圧アクチュエータ90の可動
部94が負圧側に移動する方向と弁部材82の開弁方向
とを一致させることができるので、負圧アクチュエータ
90の駆動力を弁部材82に伝達する連結装置を簡素化
できる。
【0026】第1実施例では、連絡口102から導入さ
れた排気ガスがスロットル弁12よりも吸気流れの下流
側で吸入空気と混合するので、排気ガスが直接スロット
ル弁12に当たらない。したがって、高温の排気ガスに
よりスロットル弁12が直接加熱されることを防止する
とともに、排気ガス中の異物がスロットル弁12に付着
してスロットル弁12の回動を妨げることを防止でき
る。
れた排気ガスがスロットル弁12よりも吸気流れの下流
側で吸入空気と混合するので、排気ガスが直接スロット
ル弁12に当たらない。したがって、高温の排気ガスに
よりスロットル弁12が直接加熱されることを防止する
とともに、排気ガス中の異物がスロットル弁12に付着
してスロットル弁12の回動を妨げることを防止でき
る。
【0027】第1実施例では、高温の排気ガスが排気ガ
ス導入口101から導入され、排気ガスに晒されるロッ
ド83の部分と弁部材82とが高温に加熱されても、排
気ガス通路を形成するスロットルボディ80の一部と連
結装置であるロッド83とが吸気通路80aに晒されて
いる。また、負圧アクチュエータ90は弁部材82と離
隔して配設されている。したがって、弁部材82と排気
ガス導入側のスロットルボディ80およびロッド83と
が高温になっても、負圧アクチュエータ90が高温にな
らないので、負圧アクチュエータ90内のダイヤフラム
91が熱により劣化することを抑制できる。これによ
り、負圧アクチュエータ90の作動不良を防止すること
ができるので、吸入通路への排気ガスの導入を高精度に
制御可能である。
ス導入口101から導入され、排気ガスに晒されるロッ
ド83の部分と弁部材82とが高温に加熱されても、排
気ガス通路を形成するスロットルボディ80の一部と連
結装置であるロッド83とが吸気通路80aに晒されて
いる。また、負圧アクチュエータ90は弁部材82と離
隔して配設されている。したがって、弁部材82と排気
ガス導入側のスロットルボディ80およびロッド83と
が高温になっても、負圧アクチュエータ90が高温にな
らないので、負圧アクチュエータ90内のダイヤフラム
91が熱により劣化することを抑制できる。これによ
り、負圧アクチュエータ90の作動不良を防止すること
ができるので、吸入通路への排気ガスの導入を高精度に
制御可能である。
【0028】以上に説明したようにこの実施例では、弁
座部材81と弁部材82とでEGR弁を構成している。
そして、このEGR弁とアクチュエータとしての負圧ア
クチュエータ90と、それらを接続するロッド83と、
それらを取り囲み固定するスロットルボディ80の一部
とによってほぼ円柱状のEGR制御弁を形成している。
一方で、スロットルボディ80は円形断面の吸気通路8
0aを区画形成している。そして円柱状のEGR制御弁
は、その軸方向を吸気通路80aの軸方向と交差するよ
うに、特に望ましくは直交するように配置されている。
しかもEGR制御弁は吸気通路80aの直径上よりずれ
た位置に配置されている。この実施例では、吸気通路8
0aを形成するスロットルボディ80にEGR制御弁が
埋設され、支持されている。このため、全体の体格を大
型化させることなくEGR制御弁を吸気通路に組み合わ
せることができる。特に、上述のように負圧アクチュエ
ータ90とEGR弁とを両側に位置させることでさらな
る小型化が図られる。
座部材81と弁部材82とでEGR弁を構成している。
そして、このEGR弁とアクチュエータとしての負圧ア
クチュエータ90と、それらを接続するロッド83と、
それらを取り囲み固定するスロットルボディ80の一部
とによってほぼ円柱状のEGR制御弁を形成している。
一方で、スロットルボディ80は円形断面の吸気通路8
0aを区画形成している。そして円柱状のEGR制御弁
は、その軸方向を吸気通路80aの軸方向と交差するよ
うに、特に望ましくは直交するように配置されている。
しかもEGR制御弁は吸気通路80aの直径上よりずれ
た位置に配置されている。この実施例では、吸気通路8
0aを形成するスロットルボディ80にEGR制御弁が
埋設され、支持されている。このため、全体の体格を大
型化させることなくEGR制御弁を吸気通路に組み合わ
せることができる。特に、上述のように負圧アクチュエ
ータ90とEGR弁とを両側に位置させることでさらな
る小型化が図られる。
【0029】さらに、スロットル軸11を有する吸気通
路80aとEGR制御弁とを一体化するにあたっては、
スロットル軸11と並行にEGR制御弁を配置すること
で、全体の体格の大型化を招くことを防止することがで
きる。加えて、スロットル軸11に支持されたスロット
ル弁12は、スロットル軸11より上流側に移動する片
部分と、スロットル軸11より下流側に移動する片部分
とを有するが、上流側に移動する片部分の側にEGR制
御弁を配置することで、軸方向に関してさらなる小型化
が達成できる。
路80aとEGR制御弁とを一体化するにあたっては、
スロットル軸11と並行にEGR制御弁を配置すること
で、全体の体格の大型化を招くことを防止することがで
きる。加えて、スロットル軸11に支持されたスロット
ル弁12は、スロットル軸11より上流側に移動する片
部分と、スロットル軸11より下流側に移動する片部分
とを有するが、上流側に移動する片部分の側にEGR制
御弁を配置することで、軸方向に関してさらなる小型化
が達成できる。
【0030】また、ロッド83を吸気通路80a内に露
出させて配置することで、負圧アクチュエータ90を熱
的に保護することができる。また、EGR制御弁と吸気
通路80aとの合流部には、排気ガスの流れを吸気通路
の下流に案内する案内部材としての隔壁80bを設ける
ことが望ましい。この案内部材によりストッロル軸11
およびスロットル弁12を、スラッジなどの異物から保
護できるとともに、熱的に保護できる。なお、この実施
例では案内部材としての隔壁80bはロッド83をほぼ
完全に覆っているが、ロッド83に直接に吸入空気を当
てるために部分的な穴を有していてもよい。同様にロッ
ド83を冷却するための通路を区画していてもよい。
出させて配置することで、負圧アクチュエータ90を熱
的に保護することができる。また、EGR制御弁と吸気
通路80aとの合流部には、排気ガスの流れを吸気通路
の下流に案内する案内部材としての隔壁80bを設ける
ことが望ましい。この案内部材によりストッロル軸11
およびスロットル弁12を、スラッジなどの異物から保
護できるとともに、熱的に保護できる。なお、この実施
例では案内部材としての隔壁80bはロッド83をほぼ
完全に覆っているが、ロッド83に直接に吸入空気を当
てるために部分的な穴を有していてもよい。同様にロッ
ド83を冷却するための通路を区画していてもよい。
【0031】また、上記実施例では負圧アクチュエータ
によって駆動されるディーゼル機関用のスロットル装置
にEGR制御弁を組み合わせているが、本発明のEGR
制御弁は、アクセルペダルによりワイヤを介して駆動さ
れるか、もしくはモータで駆動されるガソリン機関用の
スロットル装置に組み合わせてもよい。 (第2実施例)本発明の第2実施例による排気ガス再循
環装置を図3および図4に示す。
によって駆動されるディーゼル機関用のスロットル装置
にEGR制御弁を組み合わせているが、本発明のEGR
制御弁は、アクセルペダルによりワイヤを介して駆動さ
れるか、もしくはモータで駆動されるガソリン機関用の
スロットル装置に組み合わせてもよい。 (第2実施例)本発明の第2実施例による排気ガス再循
環装置を図3および図4に示す。
【0032】弁座部材31はスロットルボディ10の排
気ガス導入側に嵌合して固定され、排気ガス導入口51
を形成している。エンジンの排気ガスは排気ガス導入口
51から吸気通路10aと交差する方向に導入される。
排気ガス通路52は排気ガス導入口51から吸気通路1
0aと交差するようにスロットルボディ10内に形成さ
れ、図3の上方から見て吸気通路10aのほぼ中心で直
角に折れ曲がり、吸気通路10aに沿って吸気流れ下流
側に向けて延びている。図4に示すように、排気ガス通
路52はスロットルボディ10の形成する吸気通路10
aと連通しておらず、排気ガス通路52に導入された排
気ガスは吸気通路10aの下流側で吸入空気と混合す
る。図3および図4に示すように、排気ガス通路52を
形成しているスロットルボディ10の隔壁10bの底壁
および側壁は吸気通路10aに直接晒され吸気流れによ
り冷却されるので、高温の排気ガスが排気ガス通路52
に導入されても隔壁10bの底壁および側壁は排気ガス
の温度よりもかなり低温になる。したがって、高温の排
気ガスが排気ガス通路52に導入されても、図3の左側
に位置するロッド33周囲のスロットルボディ10は排
気ガスの温度よりもかなり低温に保持される。
気ガス導入側に嵌合して固定され、排気ガス導入口51
を形成している。エンジンの排気ガスは排気ガス導入口
51から吸気通路10aと交差する方向に導入される。
排気ガス通路52は排気ガス導入口51から吸気通路1
0aと交差するようにスロットルボディ10内に形成さ
れ、図3の上方から見て吸気通路10aのほぼ中心で直
角に折れ曲がり、吸気通路10aに沿って吸気流れ下流
側に向けて延びている。図4に示すように、排気ガス通
路52はスロットルボディ10の形成する吸気通路10
aと連通しておらず、排気ガス通路52に導入された排
気ガスは吸気通路10aの下流側で吸入空気と混合す
る。図3および図4に示すように、排気ガス通路52を
形成しているスロットルボディ10の隔壁10bの底壁
および側壁は吸気通路10aに直接晒され吸気流れによ
り冷却されるので、高温の排気ガスが排気ガス通路52
に導入されても隔壁10bの底壁および側壁は排気ガス
の温度よりもかなり低温になる。したがって、高温の排
気ガスが排気ガス通路52に導入されても、図3の左側
に位置するロッド33周囲のスロットルボディ10は排
気ガスの温度よりもかなり低温に保持される。
【0033】弁部材32は弁座部材31に形成された弁
座31aよりも排気ガス流れ上流側でロッド33の端部
に固定されている。弁座部材31に形成された弁座31
aに弁部材32が着座することにより、排気ガス導入口
51と排気ガス通路52との連通が遮断される。ロッド
33は、スロットルボディ10の内壁および摺動部材3
4により往復移動可能に支持されており、ロッド33の
中央部は吸気通路10aの近傍に位置している。摺動部
材34は排気ガスのリーク防止を兼ねている。スロット
ルボディ10の内壁に形成された凹部空間10cは吸入
通路10aと連通しこの凹部空間10cにロッド33の
中央付近が位置しているので、ロッド33は吸気流れに
晒され冷却されている。さらに、前述したように図3の
左側に位置するロッド33周囲のスロットルボディ10
も排気ガスの温度よりもかなり低温になるので、ロッド
33の連結部材36側の温度上昇を抑制できる。
座31aよりも排気ガス流れ上流側でロッド33の端部
に固定されている。弁座部材31に形成された弁座31
aに弁部材32が着座することにより、排気ガス導入口
51と排気ガス通路52との連通が遮断される。ロッド
33は、スロットルボディ10の内壁および摺動部材3
4により往復移動可能に支持されており、ロッド33の
中央部は吸気通路10aの近傍に位置している。摺動部
材34は排気ガスのリーク防止を兼ねている。スロット
ルボディ10の内壁に形成された凹部空間10cは吸入
通路10aと連通しこの凹部空間10cにロッド33の
中央付近が位置しているので、ロッド33は吸気流れに
晒され冷却されている。さらに、前述したように図3の
左側に位置するロッド33周囲のスロットルボディ10
も排気ガスの温度よりもかなり低温になるので、ロッド
33の連結部材36側の温度上昇を抑制できる。
【0034】負圧アクチュエータ40は、吸気通路10
aを挟んで弁部材32と反対側に弁部材32と離隔して
配設され、スロットルボディ10に取付けられたステー
16に固定されている。負圧アクチュエータ40のダイ
ヤフラム41は第1ケース42と第2ケース43との間
に挟持され、第1ケース42と第2ケース43とはかし
め固定されている。ダイヤフラム41を含む可動部44
は圧縮コイルスプリング45により図3の右方向に付勢
されている。可動部44には可動部44とともに図3の
左右方向に往復移動する連結部材35が固定されてい
る。連結部材35とロッド33とは連結部材36の両端
部にそれぞれピン等で回動可能に連結されており、連結
部材36はピン37によりステー16に回動可能に取付
けられている。ロッド33、連結部材35および連結部
材36は連結装置を構成しており、可動部44の移動方
向と逆方向に弁部材32を駆動している。負圧アクチュ
エータ40に印加される負圧は、図示しないバキューム
ポンプから与えられる。
aを挟んで弁部材32と反対側に弁部材32と離隔して
配設され、スロットルボディ10に取付けられたステー
16に固定されている。負圧アクチュエータ40のダイ
ヤフラム41は第1ケース42と第2ケース43との間
に挟持され、第1ケース42と第2ケース43とはかし
め固定されている。ダイヤフラム41を含む可動部44
は圧縮コイルスプリング45により図3の右方向に付勢
されている。可動部44には可動部44とともに図3の
左右方向に往復移動する連結部材35が固定されてい
る。連結部材35とロッド33とは連結部材36の両端
部にそれぞれピン等で回動可能に連結されており、連結
部材36はピン37によりステー16に回動可能に取付
けられている。ロッド33、連結部材35および連結部
材36は連結装置を構成しており、可動部44の移動方
向と逆方向に弁部材32を駆動している。負圧アクチュ
エータ40に印加される負圧は、図示しないバキューム
ポンプから与えられる。
【0035】スプリング室47に負圧が印加されていな
い図3に示す状態では、圧縮コイルスプリング45の付
勢力により可動部44および連結部材35が図3の右方
向に付勢されている。連結部材36はピン37を中心と
して時計方向に付勢され、ロッド33および弁部材32
は可動部44とは逆の図3の左方向に引っ張られるの
で、弁部材32は弁座31aに着座する。したがって、
排気ガス導入口51と排気ガス通路52との連通が遮断
されるので、吸入通路10aに続く吸気通路中に排気ガ
スは導入されない。
い図3に示す状態では、圧縮コイルスプリング45の付
勢力により可動部44および連結部材35が図3の右方
向に付勢されている。連結部材36はピン37を中心と
して時計方向に付勢され、ロッド33および弁部材32
は可動部44とは逆の図3の左方向に引っ張られるの
で、弁部材32は弁座31aに着座する。したがって、
排気ガス導入口51と排気ガス通路52との連通が遮断
されるので、吸入通路10aに続く吸気通路中に排気ガ
スは導入されない。
【0036】通気管46からスプリング室47に負圧を
印加すると、可動部44が図3の左方向の負圧側に移動
し、連結部材36はピン37を中心として反時計方向に
回転する。そして、ロッド33および弁部材32が可動
部44とは逆の図3の右方向に移動することにより弁部
材32が弁座31aから離座すると、排気ガス導入口5
1から排気ガス通路52を介して吸気通路10aの下流
側の吸気通路に排気ガスが導入される。
印加すると、可動部44が図3の左方向の負圧側に移動
し、連結部材36はピン37を中心として反時計方向に
回転する。そして、ロッド33および弁部材32が可動
部44とは逆の図3の右方向に移動することにより弁部
材32が弁座31aから離座すると、排気ガス導入口5
1から排気ガス通路52を介して吸気通路10aの下流
側の吸気通路に排気ガスが導入される。
【0037】第2実施例では、連結装置により、負圧ア
クチュエータ40の可動部44の移動方向と逆方向に弁
部材32を駆動するので、負圧アクチュエータの構造を
複雑化することなく、排気ガス流れ上流側に弁部材32
を移動させ、排気ガスを吸入通路に導入することができ
る。また、弁部材32が弁座31aよりも排気ガス流れ
上流側に位置し、弁部材32が排気ガス流れ上流側に移
動することにより排気ガス導入口51と排気ガス通路5
2とが連通する構成であるため、弁部材32が弁座31
aに着座した状態で排気ガスの圧力が弁座31aから弁
部材32を離座させる方向に働かないので、排気ガス非
導入時、排気ガス通路52に排気ガスが流入することを
防止できる。
クチュエータ40の可動部44の移動方向と逆方向に弁
部材32を駆動するので、負圧アクチュエータの構造を
複雑化することなく、排気ガス流れ上流側に弁部材32
を移動させ、排気ガスを吸入通路に導入することができ
る。また、弁部材32が弁座31aよりも排気ガス流れ
上流側に位置し、弁部材32が排気ガス流れ上流側に移
動することにより排気ガス導入口51と排気ガス通路5
2とが連通する構成であるため、弁部材32が弁座31
aに着座した状態で排気ガスの圧力が弁座31aから弁
部材32を離座させる方向に働かないので、排気ガス非
導入時、排気ガス通路52に排気ガスが流入することを
防止できる。
【0038】(第3実施例)本発明の第3実施例を図5
および図6に示す。第1実施例と実質的に同一構成部分
には同一符号を付す。第3実施例では、スロットルボデ
ィ本体60およびハウジング61によりスロットルボデ
ィが構成されている。ハウジング61はスロットルボデ
ィ本体60と別体に形成されており、排気ガス通路52
を形成している。弁部材32、ロッド33、ハウジング
61、弁座部材62および摺動部材63はEGR制御弁
のサブアセンブリを構成しており、スロットルボディ本
体60に組込む前に予め組付けられている。サブアセン
ブリは、排気ガス導入側からスロットルボディ本体60
に挿入され、スロットルボディ本体60のガイド部60
bに案内されて組付けられ、ガイド部60bに支持され
ている。ガイド部60bと接触する以外のハウジング6
1の外壁はスロットルボディ本体60と非接触である。
排気ガス導入側のハウジング61とスロットルボディ本
体60との間には環状の断熱パッキン64が介在し、こ
の断熱パッキン64によりハウジング61が支持されて
いる。
および図6に示す。第1実施例と実質的に同一構成部分
には同一符号を付す。第3実施例では、スロットルボデ
ィ本体60およびハウジング61によりスロットルボデ
ィが構成されている。ハウジング61はスロットルボデ
ィ本体60と別体に形成されており、排気ガス通路52
を形成している。弁部材32、ロッド33、ハウジング
61、弁座部材62および摺動部材63はEGR制御弁
のサブアセンブリを構成しており、スロットルボディ本
体60に組込む前に予め組付けられている。サブアセン
ブリは、排気ガス導入側からスロットルボディ本体60
に挿入され、スロットルボディ本体60のガイド部60
bに案内されて組付けられ、ガイド部60bに支持され
ている。ガイド部60bと接触する以外のハウジング6
1の外壁はスロットルボディ本体60と非接触である。
排気ガス導入側のハウジング61とスロットルボディ本
体60との間には環状の断熱パッキン64が介在し、こ
の断熱パッキン64によりハウジング61が支持されて
いる。
【0039】図6に示すように、排気ガス通路52の排
出口は吸気通路60a内に開口しているので、排気ガス
は吸気通路60a内で吸入空気と混合する。排気ガス通
路52を形成するハウジング61は吸気通路60aに直
接晒されている。さらに、ハウジング61の負圧アクチ
ュエータ側に吸入空気の通過可能な通気孔61aが形成
されており、この通気孔61aにロッド33が位置して
いる。したがって、ロッド33および通気孔61aを形
成するハウジング61の内壁は吸気通路60aの吸気流
れに露出しており、吸気流れによりハウジング61およ
びロッド33が良好に冷却されるので、連結部材36、
連結部材35およびダイヤフラム41が高温に加熱され
ない。したがって、熱によるダイヤフラム41の劣化を
防止できる。
出口は吸気通路60a内に開口しているので、排気ガス
は吸気通路60a内で吸入空気と混合する。排気ガス通
路52を形成するハウジング61は吸気通路60aに直
接晒されている。さらに、ハウジング61の負圧アクチ
ュエータ側に吸入空気の通過可能な通気孔61aが形成
されており、この通気孔61aにロッド33が位置して
いる。したがって、ロッド33および通気孔61aを形
成するハウジング61の内壁は吸気通路60aの吸気流
れに露出しており、吸気流れによりハウジング61およ
びロッド33が良好に冷却されるので、連結部材36、
連結部材35およびダイヤフラム41が高温に加熱され
ない。したがって、熱によるダイヤフラム41の劣化を
防止できる。
【0040】さらに、ハウジング61の排気ガス導入側
は断熱パッキン64により支持され、ハウジング61の
負圧アクチュエータ側はスロットルボディ本体60のガ
イド部60bに支持されており、両支持部の間のハウジ
ング61の外壁はスロットルボディ本体60と非接触で
あるとともに吸気流れに晒されている。したがって、 ハウジング61の排気ガス導入側が導入される排気ガ
スにより高温になっても、この部分からスロットルボデ
ィ本体60への熱の伝導は断熱パッキン64により防止
される。また、ハウジング61の非接触部が吸気流れ
により冷却されているので、ハウジング61がガイド部
60bに接触していてもガイド部60bが高温に加熱さ
れない。およびより、ハウジング61の排気ガス導
入側が高温になってもスロットルボディ本体60の温度
上昇を抑制できるので、スロットルボディ本体60に組
込まれたゴム製のオイルシール等の耐熱性の低い部材が
熱により劣化することを防止できる。さらに、スロット
ル弁12の温度上昇が抑制されることによりスロットル
弁12の熱膨張が抑えられるので、高精度を要求される
スロットル弁12とスロットルボディ本体60とのクリ
アランスを保持し、スロットル弁12がスロットルボデ
ィ本体60と干渉することを防止できる。
は断熱パッキン64により支持され、ハウジング61の
負圧アクチュエータ側はスロットルボディ本体60のガ
イド部60bに支持されており、両支持部の間のハウジ
ング61の外壁はスロットルボディ本体60と非接触で
あるとともに吸気流れに晒されている。したがって、 ハウジング61の排気ガス導入側が導入される排気ガ
スにより高温になっても、この部分からスロットルボデ
ィ本体60への熱の伝導は断熱パッキン64により防止
される。また、ハウジング61の非接触部が吸気流れ
により冷却されているので、ハウジング61がガイド部
60bに接触していてもガイド部60bが高温に加熱さ
れない。およびより、ハウジング61の排気ガス導
入側が高温になってもスロットルボディ本体60の温度
上昇を抑制できるので、スロットルボディ本体60に組
込まれたゴム製のオイルシール等の耐熱性の低い部材が
熱により劣化することを防止できる。さらに、スロット
ル弁12の温度上昇が抑制されることによりスロットル
弁12の熱膨張が抑えられるので、高精度を要求される
スロットル弁12とスロットルボディ本体60とのクリ
アランスを保持し、スロットル弁12がスロットルボデ
ィ本体60と干渉することを防止できる。
【0041】第3実施例では、円形状の吸気通路60a
にハウジング61およびロッド33の一部が位置してい
るため、再循環装置の体格をさらに小型化できる。 (第4実施例)本発明の第4実施例を図7に示す。第3
実施例と実質的に同一構成部分には同一符号を付す。
にハウジング61およびロッド33の一部が位置してい
るため、再循環装置の体格をさらに小型化できる。 (第4実施例)本発明の第4実施例を図7に示す。第3
実施例と実質的に同一構成部分には同一符号を付す。
【0042】第4実施例の負圧アクチュエータ70はダ
イヤフラム71を反負圧側に付勢する圧縮コイルスプリ
ングをもたない構成である。連結部材65の一方の端部
はピン等により連結部材35と回動可能に連結されてい
るが、連結部材65の他方の端部はロッド66と当接し
ている。ロッド66は圧縮コイルスプリング67により
図7の右方向に付勢されている。
イヤフラム71を反負圧側に付勢する圧縮コイルスプリ
ングをもたない構成である。連結部材65の一方の端部
はピン等により連結部材35と回動可能に連結されてい
るが、連結部材65の他方の端部はロッド66と当接し
ている。ロッド66は圧縮コイルスプリング67により
図7の右方向に付勢されている。
【0043】負圧アクチュエータ70の負圧室72に通
気管73から負圧が印加されていない図7に示す状態で
は、圧縮コイルスプリング67の付勢力によりロッド6
6が右方向に付勢され、弁部材32が弁座部材62に形
成された弁座62aに着座しているので、排気ガス導入
口51と排気ガス通路52との連通が遮断されている。
気管73から負圧が印加されていない図7に示す状態で
は、圧縮コイルスプリング67の付勢力によりロッド6
6が右方向に付勢され、弁部材32が弁座部材62に形
成された弁座62aに着座しているので、排気ガス導入
口51と排気ガス通路52との連通が遮断されている。
【0044】通気管73から負圧室72に負圧が印加さ
れると、連結部材35は図7の右方向に引っ張られ、連
結部材65は時計方向に回転する。すると、圧縮コイル
スプリング67の付勢力に抗してロッド66および弁部
材32が図7の左方向に移動し、弁部材32が弁座62
aから離座することにより排気ガス導入口51から排気
ガス通路52に排気ガスが導入される。
れると、連結部材35は図7の右方向に引っ張られ、連
結部材65は時計方向に回転する。すると、圧縮コイル
スプリング67の付勢力に抗してロッド66および弁部
材32が図7の左方向に移動し、弁部材32が弁座62
aから離座することにより排気ガス導入口51から排気
ガス通路52に排気ガスが導入される。
【0045】第4実施例では、負圧アクチュエータ70
内に圧縮コイルスプリングをもたないことにより負圧ア
クチュエータを小型化できる。以上説明した上記第1実
施例〜第4実施例では、スロットル軸および弁部材の駆
動手段として負圧アクチュエータを用いたが、モータを
用いることも可能である。また弁部材を駆動するアクチ
ュエータとして、電磁ソレノイドを用いることも可能で
ある。
内に圧縮コイルスプリングをもたないことにより負圧ア
クチュエータを小型化できる。以上説明した上記第1実
施例〜第4実施例では、スロットル軸および弁部材の駆
動手段として負圧アクチュエータを用いたが、モータを
用いることも可能である。また弁部材を駆動するアクチ
ュエータとして、電磁ソレノイドを用いることも可能で
ある。
【図1】本発明の第1実施例による排気ガス再循環装置
を示す図2のI−I線断面図である。
を示す図2のI−I線断面図である。
【図2】本発明の第1実施例による排気ガス再循環装置
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図3】本発明の第2実施例による排気ガス再循環装置
を示す図4のIII −III 線断面図である。
を示す図4のIII −III 線断面図である。
【図4】本発明の第2実施例による排気ガス再循環装置
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図5】本発明の第3実施例による排気ガス再循環装置
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図6】図5のVI−VI線断面図である。
【図7】本発明の第4実施例による排気ガス再循環装置
を示す断面図である。
を示す断面図である。
1 排気ガス再循環装置 10 スロットルボディ 10a 吸気通路 11 スロットル軸 12 スロットル弁 32 弁部材 33 ロッド(連結装置) 35、36 連結部材(連結装置) 40 負圧アクチュエータ(アクチュエータ) 51 排気ガス導入口 52 排気ガス通路 60 スロットルボディ本体 60a 吸気通路 61 ハウジング 64 断熱パッキン(断熱部材) 65 連結部材(連結装置) 66 ロッド(連結装置) 70 負圧アクチュエータ(アクチュエータ) 80 スロットルボディ 80a 吸気通路 82 弁部材 83 ロッド(連結装置) 90 負圧アクチュエータ(アクチュエータ) 102 連絡口
Claims (18)
- 【請求項1】 内燃機関の吸気通路に排気ガスを導入す
る排気ガス通路を開閉するEGR制御弁であって、 前記吸気通路の軸方向と前記EGR制御弁の軸方向とを
交差させ、前記吸気通路の直径上からずれた位置に前記
吸気通路に接するように配置されることを特徴とするE
GR制御弁。 - 【請求項2】 前記排気ガス通路の前記吸気通路への連
絡口は前記吸気通路の下流方向にのみ開口していること
を特徴とする請求項1記載のEGR制御弁。 - 【請求項3】 前記排気ガス通路の前記吸気通路への連
絡口を挟み、一端側に前記排気ガス通路を開閉する弁部
材を配置し、他端側に前記弁部材を駆動するアクチュエ
ータを配置し、前記アクチュエータの駆動力を前記弁部
材に伝達する連結装置を有することを特徴とする請求項
1または2記載のEGR制御弁。 - 【請求項4】 前記連絡口と前記アクチュエータとの間
で、前記連結装置は吸気流れに露出していることを特徴
とする請求項3記載の排気ガス再循環装置。 - 【請求項5】 前記排気ガス通路を開閉する弁部材が排
気ガス流れの上流側に移動することにより開弁すること
を特徴とする請求項1〜4のいずれか一項記載のEGR
制御弁。 - 【請求項6】 前記排気ガス通路を開閉する弁部材を駆
動するダイヤフラムアクチュエータを備えることを特徴
とする請求項1〜5のいずれか一項記載のEGR制御
弁。 - 【請求項7】 請求項1〜6のいずれか一項記載のEG
R制御弁を用いた排気ガス再循環装置であって、 前記吸気通路を構成するスロットルボディと、 前記スロットルボディに回動自在に支持されるスロット
ル弁とを備え、 前記EGR制御弁は少なくとも一部を前記スロットルボ
ディに収容され、 前記EGR制御弁の軸方向は前記スロットル弁のスロッ
トル軸と平行であることを特徴とする排気ガス再循環装
置。 - 【請求項8】 前記スロットル軸と直交する前記吸気通
路の径方向への前記スロットル弁の投影範囲内に重複し
て前記EGR制御弁の少なくとも一部が位置しているこ
とを特徴とする請求項7記載の排気ガス再循環装置。 - 【請求項9】 前記排気ガス通路の前記吸気通路への連
絡口は、前記スロットルボディの隔壁により仕切られて
形成され、前記スロットル弁よりも前記吸気通路の下流
側で下流方向にのみ開口することを特徴とする請求項7
または8記載の排気ガス再循環装置。 - 【請求項10】 前記排気ガス通路の前記吸気通路への
連絡口は、前記スロットル軸を挟んで位置する前記スロ
ットル弁の二つの片の内、開弁時に上流側に回転する片
の側に形成されていることを特徴とする請求項7、8ま
たは9記載の排気ガス再循環装置。 - 【請求項11】 前記EGR制御弁は、前記排気ガス通
路を開閉する弁部材を駆動するダイヤフラムアクチュエ
ータを備えていることを特徴とする請求項7〜10のい
ずれか一項記載の排気ガス再循環装置。 - 【請求項12】 内燃機関の吸気通路に排気ガスを導入
する排気ガス通路を開閉するEGR制御弁と、 前記吸気通路を構成するスロットルボディと、 前記スロットルボディに回動自在に支持されるスロット
ル弁とを備え、 前記EGR制御弁の軸方向は前記スロットル弁のスロッ
トル軸と平行であることを特徴とする排気ガス再循環装
置。 - 【請求項13】 前記吸気通路の軸方向と前記EGR制
御弁の軸方向とを直交させ、前記EGR制御弁は前記吸
気通路の直径上からずれた位置に前記吸気通路に接する
ように配置されることを特徴とする請求項12記載の排
気ガス再循環装置。 - 【請求項14】 前記排気ガス通路の前記吸気通路への
連絡口は前記スロットル弁よりも前記吸気通路の下流側
で下流方向にのみ開口していることを特徴とする請求項
12または13記載の排気ガス再循環装置。 - 【請求項15】 前記EGR制御弁は、 前記排気ガス通路の前記吸気通路への連絡口を挟み、一
端側に前記排気ガス通路を開閉する弁部材を配置し、他
端側に前記弁部材を駆動するアクチュエータを配置し、
前記アクチュエータの駆動力を前記弁部材に伝達する連
結装置を有することを特徴とする請求項12、13また
は14記載の排気ガス再循環装置。 - 【請求項16】 前記連絡口と前記アクチュエータとの
間で前記連結装置は吸気流れに露出していることを特徴
とする請求項15記載の排気ガス再循環装置。 - 【請求項17】 前記排気ガス通路を開閉する弁部材が
排気ガス流れの上流側に移動することにより前記EGR
制御弁が開弁することを特徴とする請求項12〜16の
いずれか一項記載の排気ガス再循環装置。 - 【請求項18】 前記EGR制御弁は、前記排気ガス通
路を開閉する弁部材を駆動するダイヤフラムアクチュエ
ータを備えていることを特徴とする請求項12〜17の
いずれか一項記載の排気ガス再循環装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8223922A JPH09228901A (ja) | 1995-12-21 | 1996-08-26 | Egr制御弁およびそれを用いた排気ガス再循環装置 |
US08/764,651 US5746190A (en) | 1995-12-21 | 1996-12-11 | EGR system using perpendicularly arranged control valve |
EP96120512A EP0780565B1 (en) | 1995-12-21 | 1996-12-19 | EGR system using a control valve arranged perpendicularly to the axis of an air intake passage |
DE69622248T DE69622248T2 (de) | 1995-12-21 | 1996-12-19 | Abgasrückführungssystem mit senkrecht zum Lufteinlasskanal angeordnetem Steuerventil |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7-333658 | 1995-12-21 | ||
JP33365895 | 1995-12-21 | ||
JP8223922A JPH09228901A (ja) | 1995-12-21 | 1996-08-26 | Egr制御弁およびそれを用いた排気ガス再循環装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09228901A true JPH09228901A (ja) | 1997-09-02 |
Family
ID=26525760
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8223922A Pending JPH09228901A (ja) | 1995-12-21 | 1996-08-26 | Egr制御弁およびそれを用いた排気ガス再循環装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5746190A (ja) |
EP (1) | EP0780565B1 (ja) |
JP (1) | JPH09228901A (ja) |
DE (1) | DE69622248T2 (ja) |
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