JPH0511675Y2 - - Google Patents

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JPH0511675Y2
JPH0511675Y2 JP1983156154U JP15615483U JPH0511675Y2 JP H0511675 Y2 JPH0511675 Y2 JP H0511675Y2 JP 1983156154 U JP1983156154 U JP 1983156154U JP 15615483 U JP15615483 U JP 15615483U JP H0511675 Y2 JPH0511675 Y2 JP H0511675Y2
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microphone
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【考案の詳細な説明】 本考案の目的は、5〜8Kc位の発音源により、
照明装置の光源の点灯制御を行なう照明装置を得
ることが目的である。更に詳細には、ホワイトノ
イズによる誤点灯を防止し、又万一誤点灯した場
合に設定時間後に自動的に消灯する手段を有する
照明装置を得ることが目的である。
本考案が有効であり、又必要である理由を次に
説明する。
暗夜に目を覚したときに、時刻が気になつて、
室内の電灯を点灯し、又は心配しながら再び睡眠
することは、誰でも経験していることである。特
に液晶表示の時計が普及した現在では、上述した
ことはむしろ潜在的な被害感に転化している。又
老人は、夜半に小用の為に床をはなれることが多
い。このときに、暗夜の為に転倒して障害を受け
ることが多い。特にベツトが普及した現在では、
この事故は予想外に多いものである。
又消灯している寝室に入つてねるときにも天井
の電灯を点灯すると、これを消すことが困難とな
る事情がある。
又ホテル等で、非常災害のときに、点灯する乾
電池を電源とする携帯用灯火が、一定の場所にお
かれているが、非常事態において目を覚して、暗
夜でこれを見付け出すことは、不可能に近いこと
である。従つて精神の安定に役立つ程度である。
実効のない欠点がある。
上述した不都合と欠点を解決する本考案の手段
は、光源の点灯により、その周辺を照明する照明
器具を含む筐体及び該筐体に収納されるととも
に、到来する音波を受信して出力を得るマイクロ
ホンと、5〜8Kc位の周波数の音波を発生する発
音源と、前記したマイクロホンの出力を増巾した
出力信号から5Kc位より低い周波数の出力信号の
みを得るローパスフイルタ回路と、マイクロフオ
ンの出力が予め設定された時間だけ持続したとき
のみに検出信号が得られる検出回路と、該検出回
路の検出信号により、前記した光源を点灯し、設
定された時間後に自動的に消灯せしめる供電回路
と、前記したローパスフイルタ回路より得られる
出力信号により、検出回路の検出信号を断つ制御
回路とより構成されたものである。
発音源として有効なのは、市販の犬笛である。
犬笛は遠方にいる犬を呼寄せる為のもので、その
音波の周波数は平均的に5Kc以上の高い周波数の
ものである。
犬笛がないときには、人間の舌と上あごとの間
の吐息によるシーという摩擦共振音を媒体とする
リモートコントロール装置により、点灯すること
が廉価で、しかも有効な手段となる。かかる手段
について、すでに同一考案者、同一出願人により
登録されたいくつかの考案がある。
例えば実公昭57−48080、実願昭54−66920等で
ある。
しかしこれ等の考案には、共通の欠点がある。
発音源の音波は5Kc〜8Kcの位なので、ハイパス
フイルタにより、この周波数の検出を行なつてい
る。従つて、ホワイトノイズが発生して、これが
時続すると、検出出力が得られて、照明装置が点
灯してしまう欠点がある。即ちホワイトノイズに
より誤動作する欠点がある。
実測によると、2メートル以内で電気掃除機を
運転すると、100%近く誤点灯をする。又屋外を
大型トラツクが全速で走ると、その音により誤点
灯をする。
本考案装置は、上記した欠点を除去したことに
特徴を有するもので、第1図以下の実施例につい
て、その詳細を説明する。
第1図は、本考案装置即ち第3図につき後述す
る電気回路を備えた置時計で、水晶発振子により
指針が駆動されているので、乾電池が電源となる
為に、ランプを常時点灯して指針の照明をするこ
とは不可能である。液晶表示の時計の場合も同様
である。記号1は本体で、これにマイクロホン2
が設けられている。
時計を見たいときには、犬笛を吹くか若しくは
シーという摩擦共振音の発声をすると、10秒前后
の時間だけ、小電球が点灯し、記号1aで示すプ
ラスチツクカバー(着色してある。)を照射し、
この散乱光により、時計指針を見ることができ、
又同時に室内の照明ができるので有効である。ト
イレに行く場合には、この間に室内灯を点灯すれ
ばよい。
第2図に示す実施例は、交流電源を利用する場
合のものである。
第2図a,bにおいて、プラグ4は、室内のコ
ンセントに矢印A方向より差込んで、交流電源を
供給する為のものである。プラグ4は、筐体3に
設けられ、この内部には、第3図に示す電気回路
が収納されている。b図は、矢印A方向より見た
図で、表面パネル5a(乳白色プラスチツク板)
の内部には、光源となる螢光灯5が収納されて光
源となつている。
室内の照明をしたいときに、前述した発音源の
音波をマイクロホン2が受信して、螢光灯5が所
定時間照明されるので、本考案の目的が達成され
るものである。
次に第3図につき、本考案装置の電気回路の説
明をする。
第3図において、記号2はマイクロホンで、こ
の出力は、増巾器6により増巾される。この出力
の1つは、ダイオード7a、コンデンサ7bによ
り直流化される。又他の1つの出力は、ローパス
フイルタ8を介して、低周波の部分のみが選択さ
れ、ダイオード9a、コンデンサ9bにより直流
化される。
前述した発音源の場合には、5Kc〜8Kcの周波
数なので、ローパスフイルタ8(5Kc位以下のみ
が選択して出力されるもの)の出力はなく、従つ
て抵抗10を介して、トランジスタ11のベース
入力が得られて導通する。
従つて、コンデンサ12は充電され、シーとい
う音が1秒位続くと、トリガダイオード13をブ
レークダウンして、単安定回路14を付勢して、
約10秒位その出力が得られる。この出力は増巾器
15により増巾され、この出力により電球16が
点灯する。この点灯時間も10秒位となる。
以上の説明より判るように、日常生活でよく発
生する物がぶつかる短い時間巾の衝激音により誤
動作は発生しない作用効果がある。
又所定時間の点灯により自動的に消灯するの
で、誤動作により電池を消耗する不測の事故が避
けられる効果がある。
しかし、電気掃除機の発生音のように、強いホ
ワイトノイズの場合には、5Kc〜8Kcの音波を含
んでいるので、当然誤動作が発生する。
この場合には、ローパスフイルタ8の出力があ
るので、一般的な室内の騒音のレベルを越える
と、その出力により、抵抗10に電圧降下を発生
し、トランジスタ11は不導通に転化する。従つ
てコンデンサ12の充電は停止され、電球16は
点灯されないので、誤動作が除去される効果があ
る。
以上の動作は、第1図の装置の場合である。第
2図の装置の場合には、電源が商用交流電源とな
るので、第3図の電気回路は次のように変更され
る。第1に交流電源は、降圧整流されて、マイク
ロホン2及び単安定回路14までの電気回路の電
源となる。単安定回路14以降の回路は除去さ
れ、単安定回路14の出力は、点線Bで示すよう
に、SCR17のゲート入力となる。従つて単安
定回路14の出力のある間は、交流電源18より
螢光灯5(第2図で同一記号で示すもの)は点灯
するので、本考案の目的が達成されるものであ
る。
第4図に示すものは、ホテル等に常設してある
防災用の携帯電灯である。記号2は、シーという
音を受信するマイクロホンで、筐体20には、第
3図の電気回路が収納されている。
内部の電球が点灯すると、矢印D方向より光が
投射される。非常災害時に、室内が消灯したとき
に、シーという音を発声すると10秒位点灯するの
で、この間にホルダーより筐体20を引はずす
と、周知の電気スイツチが自動的に投入されて連
続点灯に転化する。この為の電気スイツチ19
が、第3図に示されている。第3図の電気スイツ
チ19が投入されると、正電圧端子19aより電
球16が供電されて点灯する。使用後に、又もと
のホルダに挿入すると、電気スイツチ19は自動
的に開かれ消灯して、次の動作に備えることがで
きるものである。
又電気スイツチ19をスライドスイツチとし
て、第4図に示すように、筐体20に設け、手動
により矢印C方向に摘子を引下げると閉じられる
ようにしても同じ目的が達成できる。
本考案装置は、常時電源が投入されていること
が必要である。第2図の装置は、交流電源なので
不都合がないが、第1,4図の装置は、乾電池が
電源となつているので、電池が消耗する。これを
小さくする為の手段が第5図に示されている。
第5図において、記号2はマイクロホンである
が、このマイクロホンとしては、音波を受けて、
始めて電力が発生する形式のマイクロホン、例え
ばセラミツク振動子、圧電素子、ダイナミツク型
のマイクロホン等が利用されている。
マイクロホン2の出力の1つは、第3図の点線
Eの右側回路全部を表示する電気回路21の付勢
入力として入力されている。
マイクロホン2の他の1つの出力は、増巾器2
2で増巾され、単安定回路23を付勢し、この出
力は、11秒位即ち第3図の電球16が消灯される
までの時間帯だけ持続するようになつている。マ
イクロホン2より出力があると、トランジスタ2
4が導通するので、電源正極19aより、電気回
路21が11秒位供電されるので、これが作動す
る。電気回路21は、必要なときだけ供電される
ので、電力消費を小さくすることができる。増巾
器22、単安定回路23は、特に電力消費の小さ
いIC化されたものを使用することがよい。
以上の説明のように、本考案装置によれば、冒
頭において述べた目的が達成されて実用上の効果
著しきものである。
【図面の簡単な説明】
第1図ならびに第2図は、本考案装置の外観を
示す説明図、第3図は、本考案装置の電気回路
図、第4図は、本考案装置の他の実施例の外観
図、第5図は、本考案装置の電気回路の他の実施
例をそれぞれ示す。 1,3,20……筐体、2……マイクロホン、
1a,5a……プラスチツク材、4……プラグ、
5……螢光灯、6,15,22……増巾器、1
1,24……トランジスタ、8……ローパスフイ
ルタ、12,13……時定数回路、14,23…
…単安定回路、19a……電源正極、19……電
気スイツチ、16……電球、17……SCR、1
8……交流電源、21……第3図の点線Eの右側
の電気回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 光源の点灯により、その周辺を照明する照明器
    具を含む筐体及び該筐体に収納されるとともに、
    到来する音波を受信して出力を得るマイクロホン
    と、5〜8Kc位の周波数の音波を発生する発音源
    と、前記したマイクロホンの出力を増巾した出力
    信号から5Kc位より低い周波数の出力信号のみを
    得るローパスフイルタ回路と、マイクロフオンの
    出力が予め設定された時間だけ持続したときのみ
    に検出信号が得られる検出回路と、該検出回路の
    検出信号により、前記した光源を点灯し、設定さ
    れた時間後に自動的に消灯せしめる供電回路と、
    前記したローパスフイルタ回路より得られる出力
    信号により、検出回路の検出信号を断つ制御回路
    とより構成されたことを特徴とする発音源により
    リモートコントロールする照明装置。
JP15615483U 1983-10-11 1983-10-11 発音源によりリモートコントロールする照明装置 Granted JPS6064599U (ja)

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JPS6064599U JPS6064599U (ja) 1985-05-08
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61271781A (ja) * 1985-05-27 1986-12-02 株式会社セコー技研 音波によりランプの点灯を制御する装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5748080U (ja) * 1980-09-04 1982-03-17

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JPS5748080U (ja) * 1980-09-04 1982-03-17

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