JPH05116684A - ポンツーン - Google Patents
ポンツーンInfo
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- JPH05116684A JPH05116684A JP13183691A JP13183691A JPH05116684A JP H05116684 A JPH05116684 A JP H05116684A JP 13183691 A JP13183691 A JP 13183691A JP 13183691 A JP13183691 A JP 13183691A JP H05116684 A JPH05116684 A JP H05116684A
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- JP
- Japan
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- pontoon
- main body
- core
- present
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Abstract
(57)【要約】
【目的】ポンツーンを軽量で剛性のあるものにするこ
と。 【構成】大型の発泡スチロールから成る本体2内部に、
鉄板等を四角筒状に形成し穴11を貫通する形で設けた
角形中空部材12から成るコア10を本体2の長手方向
(図中左右方向)に沿って設け、本体2の上面2a(図
中上方)には、薄い鉄板、塗料等から成る保護部材3を
設けて構成したポンツーン。
と。 【構成】大型の発泡スチロールから成る本体2内部に、
鉄板等を四角筒状に形成し穴11を貫通する形で設けた
角形中空部材12から成るコア10を本体2の長手方向
(図中左右方向)に沿って設け、本体2の上面2a(図
中上方)には、薄い鉄板、塗料等から成る保護部材3を
設けて構成したポンツーン。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マリーナの桟橋や海水
浴場の人工島等に用いられるポンツーンに関する。
浴場の人工島等に用いられるポンツーンに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、マリーナの桟橋や海水浴場の人工
島等に用いられるポンツーンは、鉄板やコンクリートに
より作られていた。
島等に用いられるポンツーンは、鉄板やコンクリートに
より作られていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、鉄板やコンク
リートにより作られポンツーンは、それ自体で水圧に耐
え得るように設計されるので、重いものになり、取り扱
いにくかった。また、発泡スチロール等の軽量材は、剛
性が低いので軽量材のみでポンツーンを作ることは困難
であった。
リートにより作られポンツーンは、それ自体で水圧に耐
え得るように設計されるので、重いものになり、取り扱
いにくかった。また、発泡スチロール等の軽量材は、剛
性が低いので軽量材のみでポンツーンを作ることは困難
であった。
【0004】本発明は、上記事情に鑑み、軽量で剛性の
あるポンツーンを提供することを目的とする。
あるポンツーンを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明によるポン
ツーン(1)は、発泡スチロールから成る本体(2)を
有し、前記本体(2)に、剛性を有する骨格部材(1
0)を設け、前記骨格部材(10)に、該骨格部材(1
0)と前記本体(2)を接続し得る付着促進手段(1
1、16、20)を設け、前記本体(2)の少なくとも
上面(2a)に、保護手段(3)を設けて構成される。
ツーン(1)は、発泡スチロールから成る本体(2)を
有し、前記本体(2)に、剛性を有する骨格部材(1
0)を設け、前記骨格部材(10)に、該骨格部材(1
0)と前記本体(2)を接続し得る付着促進手段(1
1、16、20)を設け、前記本体(2)の少なくとも
上面(2a)に、保護手段(3)を設けて構成される。
【0006】また、本発明は、前述のポンツーン(1)
において、本体(2)に、骨格部材を本体(2)の底面
(2c)に位置する形で設けて構成される。
において、本体(2)に、骨格部材を本体(2)の底面
(2c)に位置する形で設けて構成される。
【0007】なお、括弧内の番号等は、図面における対
応する要素を示す便宜的なものであり、従って、本記述
は図面上の記載に限定拘束されるものではない。以下の
「作用」の欄についても同様である。
応する要素を示す便宜的なものであり、従って、本記述
は図面上の記載に限定拘束されるものではない。以下の
「作用」の欄についても同様である。
【0008】
【作用】上記した構成により、本発明は、発泡スチロー
ルから成る本体(2)が、付着促進手段(11、16、
20)に一体化するように作用する。また、骨格部材
(10)が剛性を有するので、ポンツーン(1)が剛性
を有するように作用する。更に、ポンツーン(1)の上
面(2a)を保護手段(3)で被ったことにより、人等
が乗っても本体(2)を成す発泡スチロールが剥離しな
いように作用する。
ルから成る本体(2)が、付着促進手段(11、16、
20)に一体化するように作用する。また、骨格部材
(10)が剛性を有するので、ポンツーン(1)が剛性
を有するように作用する。更に、ポンツーン(1)の上
面(2a)を保護手段(3)で被ったことにより、人等
が乗っても本体(2)を成す発泡スチロールが剥離しな
いように作用する。
【0009】また、本発明は、骨格部材(10)を本体
(2)の底面(2c)側に設けたことにより、ポンツー
ン(1)の型に骨格部材(10)を型の略中心に保持し
なくてもいいように作用すると共に、ポンツーン(1)
の重心が底面(2c)側に成るように作用する。
(2)の底面(2c)側に設けたことにより、ポンツー
ン(1)の型に骨格部材(10)を型の略中心に保持し
なくてもいいように作用すると共に、ポンツーン(1)
の重心が底面(2c)側に成るように作用する。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。図1は、本発明によるポンツーンの一実施例を示す
立体図、図2は、本発明によるポンツーンの別の実施例
を示す立体図、図3は、本発明によるポンツーンの更に
別の実施例を示す立体図、図4は、本発明によるポンツ
ーンの更に別の実施例を示す立体図である。
る。図1は、本発明によるポンツーンの一実施例を示す
立体図、図2は、本発明によるポンツーンの別の実施例
を示す立体図、図3は、本発明によるポンツーンの更に
別の実施例を示す立体図、図4は、本発明によるポンツ
ーンの更に別の実施例を示す立体図である。
【0011】本発明によるポンツーン1は、図1に示す
ように、例えば、長さ(図中左右方向)10m、幅(紙
面垂直方向)1.5m、高さ(図中上下方向)0.9m
程度の四角筒状の大型の発泡スチロールから成る本体2
を有しており、本体2の内部には、剛性を有するコア1
0が外気から隔離される形で本体2の長手方向(図中左
右方向)に沿って設けられている。コア10は、鉄板等
を角形に形成した角形中空部材12から成っており、角
形中空部材12の周囲の四側面12a、12a、12
a、12aには、コア10の内部空間12bと外部空間
を接続する形で複数の穴11が貫通穿設されている。本
体2の上面2a(図中上方)には、保護部材3が上面2
a全面を被覆する形で設けられており、保護部材3は、
薄い鉄板、塗料、薬剤処理、木製板張り等による発泡ス
チロールの硬質層等から成っている。
ように、例えば、長さ(図中左右方向)10m、幅(紙
面垂直方向)1.5m、高さ(図中上下方向)0.9m
程度の四角筒状の大型の発泡スチロールから成る本体2
を有しており、本体2の内部には、剛性を有するコア1
0が外気から隔離される形で本体2の長手方向(図中左
右方向)に沿って設けられている。コア10は、鉄板等
を角形に形成した角形中空部材12から成っており、角
形中空部材12の周囲の四側面12a、12a、12
a、12aには、コア10の内部空間12bと外部空間
を接続する形で複数の穴11が貫通穿設されている。本
体2の上面2a(図中上方)には、保護部材3が上面2
a全面を被覆する形で設けられており、保護部材3は、
薄い鉄板、塗料、薬剤処理、木製板張り等による発泡ス
チロールの硬質層等から成っている。
【0012】本発明は、以上のような構成を有するの
で、スチロールを発泡させることによりポンツーン1を
製造する際は、スチロールを発泡させる型の略中心にコ
ア10を適宜な支持手段により保持させ、その状態で、
該型内で発泡スチロールの材料を発泡させる。すると、
発泡した発泡スチロールは、コア10の内部空間12b
を充満し、更に、穴11を介してコア10周囲の空間に
充満する形で前記型内に充填され、本体2が形成され
る。従って、発泡スチロールから成る本体2は、穴11
を介してコア10内外に密に充填されることから、コア
10は発泡形成された本体2と完全に一体化し、コア1
0は本体2内に確実に保持される。また、本体2とコア
10が穴11を介して一体化されることにより、コア1
0が本体2の自重よる変形を阻止し、本体2を発泡スチ
ロールで図1に示すように長尺に形成してもポンツーン
1は変形することなく充分な剛性を有することができ
る。更に、ポンツーン1の上面2aを保護部材3で被っ
たことにより、人等が乗っても本体2である発泡スチロ
ールが剥離することがなくなるので、ポンツーン1の寿
命が延びる。更に、ポンツーン1を水上に浮かべた際
に、コア10を本体2内に設けることにより、コア10
は外部に露出しないので、コア10は水と接触せず腐食
しにくい。なお、上述の実施例では、コア10を四角筒
状の部材から形成したが、ポンツーン1が浮力を有し、
かつ、ポンツーン1に必要とされる剛性に対応した断面
係数が取れればどのような形状の部材でも良く、例え
ば、円筒状、H型状、十字型状でも良い。
で、スチロールを発泡させることによりポンツーン1を
製造する際は、スチロールを発泡させる型の略中心にコ
ア10を適宜な支持手段により保持させ、その状態で、
該型内で発泡スチロールの材料を発泡させる。すると、
発泡した発泡スチロールは、コア10の内部空間12b
を充満し、更に、穴11を介してコア10周囲の空間に
充満する形で前記型内に充填され、本体2が形成され
る。従って、発泡スチロールから成る本体2は、穴11
を介してコア10内外に密に充填されることから、コア
10は発泡形成された本体2と完全に一体化し、コア1
0は本体2内に確実に保持される。また、本体2とコア
10が穴11を介して一体化されることにより、コア1
0が本体2の自重よる変形を阻止し、本体2を発泡スチ
ロールで図1に示すように長尺に形成してもポンツーン
1は変形することなく充分な剛性を有することができ
る。更に、ポンツーン1の上面2aを保護部材3で被っ
たことにより、人等が乗っても本体2である発泡スチロ
ールが剥離することがなくなるので、ポンツーン1の寿
命が延びる。更に、ポンツーン1を水上に浮かべた際
に、コア10を本体2内に設けることにより、コア10
は外部に露出しないので、コア10は水と接触せず腐食
しにくい。なお、上述の実施例では、コア10を四角筒
状の部材から形成したが、ポンツーン1が浮力を有し、
かつ、ポンツーン1に必要とされる剛性に対応した断面
係数が取れればどのような形状の部材でも良く、例え
ば、円筒状、H型状、十字型状でも良い。
【0013】また、本発明によるポンツーンの別の実施
例を、図2に示す。なお、第1図と同一の部分は同一の
番号を付して当該部分の説明を省略する。第2図に示す
ポンツーン1Aは、コア10が、鉄板等をコの字型に形
成したコの字型部材13から成り、コの字型部材13の
周囲の側面13a、13a、13aには、コア10の内
部空間13bと外部空間を接続する形で複数の穴11が
側面13a、13a、13aを貫通して設けられてい
る。また、コア10は、コア10を形成するコの字型部
材13の下端面13c、13cが本体2の底面2c(図
中下方)と一致する形で本体2の内部に設けられてい
る。第2図に示すポンツーン1を、スチロールを発泡さ
せることにより製造する際は、スチロールを発泡させる
ポンツーン1の形状をした型の略中心にコア10を保持
しなくても、ポンツーン1の底面2aとなる該型の底面
にコア10を置いた状態で、前述同様に、該型内で発泡
スチロールの材料を発泡させることによりポンツーン1
を製造することができる。従って、スチロールを発泡さ
せる際に、コア10を、特別の支持手段で型中に保持す
る必要が無くなる。また、コア10を本体2の底面2c
側に設けたことにより、ポンツーン1の重心が底面2c
側に位置するので、ポンツーン1を水上に浮かべた際に
安定する。
例を、図2に示す。なお、第1図と同一の部分は同一の
番号を付して当該部分の説明を省略する。第2図に示す
ポンツーン1Aは、コア10が、鉄板等をコの字型に形
成したコの字型部材13から成り、コの字型部材13の
周囲の側面13a、13a、13aには、コア10の内
部空間13bと外部空間を接続する形で複数の穴11が
側面13a、13a、13aを貫通して設けられてい
る。また、コア10は、コア10を形成するコの字型部
材13の下端面13c、13cが本体2の底面2c(図
中下方)と一致する形で本体2の内部に設けられてい
る。第2図に示すポンツーン1を、スチロールを発泡さ
せることにより製造する際は、スチロールを発泡させる
ポンツーン1の形状をした型の略中心にコア10を保持
しなくても、ポンツーン1の底面2aとなる該型の底面
にコア10を置いた状態で、前述同様に、該型内で発泡
スチロールの材料を発泡させることによりポンツーン1
を製造することができる。従って、スチロールを発泡さ
せる際に、コア10を、特別の支持手段で型中に保持す
る必要が無くなる。また、コア10を本体2の底面2c
側に設けたことにより、ポンツーン1の重心が底面2c
側に位置するので、ポンツーン1を水上に浮かべた際に
安定する。
【0014】更に、本発明によるポンツーン1の別の実
施例を、図3に示す。図3に示したポンツーン1Bの、
コア10は、その左右両端に長円環状の支持リング10
a、10aを有しており、支持リング10a,10a間
には、アラミド繊維、炭素繊維等の高性能繊維を樹脂等
により固めて形成された複数の棒状繊維部材20が、支
持リング10a,10a間を接続する形で所定の間隔で
全体形状が略楕円筒型状をなすように設けられている。
コア10は、その長手方向を本体2の長手方向(図中左
右方向)に沿わせる形で本体2の内部に設けられてい
る。また、本体2の上面2a及び側面2b、2bは、保
護部材3が設けられている。従ってスチロールを発泡さ
せることによりポンツーン1Bを製造する際は、図1に
示した実施例における場合と同様に、スチロールを発泡
させるポンツーン1Bの形状をした型の略中心にコア1
0を保持した状態で、前述同様に、該型内で発泡スチロ
ールの材料を発泡させることによりポンツーン1Bを製
造する。すると、発泡した発泡スチロールは、コア10
の所定の間隔で設けた繊維部材20の周囲に充満し、本
体2が形成されるので、本体2内に固定されコア10と
形成された本体2は一体化する。従って、上述の図1に
示したポンツーン1と同様の効果に加え、コア10を軽
量なフィブラ等の繊維部材20から形成したので、ポン
ツーン1Bを発泡成型する際に、コア10の取り扱いが
容易になる。また、本体2の側面2b、2bにも保護部
材3を設けることにより、船等がポンツーン1の側面と
接触しても本体2である発泡スチロールが剥離すること
がなくなるので、ポンツーン1Bの寿命が延びる。
施例を、図3に示す。図3に示したポンツーン1Bの、
コア10は、その左右両端に長円環状の支持リング10
a、10aを有しており、支持リング10a,10a間
には、アラミド繊維、炭素繊維等の高性能繊維を樹脂等
により固めて形成された複数の棒状繊維部材20が、支
持リング10a,10a間を接続する形で所定の間隔で
全体形状が略楕円筒型状をなすように設けられている。
コア10は、その長手方向を本体2の長手方向(図中左
右方向)に沿わせる形で本体2の内部に設けられてい
る。また、本体2の上面2a及び側面2b、2bは、保
護部材3が設けられている。従ってスチロールを発泡さ
せることによりポンツーン1Bを製造する際は、図1に
示した実施例における場合と同様に、スチロールを発泡
させるポンツーン1Bの形状をした型の略中心にコア1
0を保持した状態で、前述同様に、該型内で発泡スチロ
ールの材料を発泡させることによりポンツーン1Bを製
造する。すると、発泡した発泡スチロールは、コア10
の所定の間隔で設けた繊維部材20の周囲に充満し、本
体2が形成されるので、本体2内に固定されコア10と
形成された本体2は一体化する。従って、上述の図1に
示したポンツーン1と同様の効果に加え、コア10を軽
量なフィブラ等の繊維部材20から形成したので、ポン
ツーン1Bを発泡成型する際に、コア10の取り扱いが
容易になる。また、本体2の側面2b、2bにも保護部
材3を設けることにより、船等がポンツーン1の側面と
接触しても本体2である発泡スチロールが剥離すること
がなくなるので、ポンツーン1Bの寿命が延びる。
【0015】更に、本発明によるポンツーンの別の実施
例を、図4に示す。図4に示したポンツーン1Cのコア
10は、鉄板等を円筒状に形成した円筒部材15から成
り、円筒部材15の側面15aには、棒状部材から成る
心部16b及び付着部16aを組合せた突起部材16が
心部16bを円筒部材15の側面15aの垂直方向に接
続して設けられている。突起部材16の心部16bに
は、棒状部材から成る付着部16aが心部16bの側面
に垂直方向に、即ち、円筒部材15の側面15aに平行
な方向に十字型を形成して接続して設けられている。従
ってスチロールを発泡させることによりポンツーン1C
を製造する際は、図1に示した実施例における場合と同
様に、スチロールを発泡させるポンツーン1の形状をし
た型の略中心にコア10を保持した状態で、前述同様
に、該型内で発泡スチロールの材料を発泡させることに
よりポンツーン1Cを製造する。すると、発泡した発泡
スチロールは、突起部材16の付着部16aの周囲に充
満し、本体2が形成される。そこで、付着部16aを介
してコア10は本体2に固定されることにより、本体2
とコア10は一体化する。なお、上述の実施例では、突
起部材16に棒状の部材から成る付着部16aを十字型
に形成して設けたが、発泡した発泡スチロールが突起部
材16の付着部16aの周囲に充満し本体2とコア10
が一体化されればどのような付着部でも良く、例えば、
円筒部材15の側面15aに平行になるように板状の付
着部を突起部材16に設けても良い。
例を、図4に示す。図4に示したポンツーン1Cのコア
10は、鉄板等を円筒状に形成した円筒部材15から成
り、円筒部材15の側面15aには、棒状部材から成る
心部16b及び付着部16aを組合せた突起部材16が
心部16bを円筒部材15の側面15aの垂直方向に接
続して設けられている。突起部材16の心部16bに
は、棒状部材から成る付着部16aが心部16bの側面
に垂直方向に、即ち、円筒部材15の側面15aに平行
な方向に十字型を形成して接続して設けられている。従
ってスチロールを発泡させることによりポンツーン1C
を製造する際は、図1に示した実施例における場合と同
様に、スチロールを発泡させるポンツーン1の形状をし
た型の略中心にコア10を保持した状態で、前述同様
に、該型内で発泡スチロールの材料を発泡させることに
よりポンツーン1Cを製造する。すると、発泡した発泡
スチロールは、突起部材16の付着部16aの周囲に充
満し、本体2が形成される。そこで、付着部16aを介
してコア10は本体2に固定されることにより、本体2
とコア10は一体化する。なお、上述の実施例では、突
起部材16に棒状の部材から成る付着部16aを十字型
に形成して設けたが、発泡した発泡スチロールが突起部
材16の付着部16aの周囲に充満し本体2とコア10
が一体化されればどのような付着部でも良く、例えば、
円筒部材15の側面15aに平行になるように板状の付
着部を突起部材16に設けても良い。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、発泡ス
チロールから成る本体2を有し、前記本体2に、剛性を
有するコア10等の骨格部材を設け、前記骨格部材に、
該骨格部材と前記本体2を接続し得る穴11、突起部材
16、繊維部材20等の付着促進手段を設け、前記本体
2の少なくとも上面2aに、保護部材3等の保護手段を
設けて構成されるので、発泡スチロールから成る本体2
は、付着促進手段と一体化することにより、骨格部材に
確実に保持される。また、骨格部材が剛性を有するの
で、本体2を長尺の発泡スチロールで形成してもポンツ
ーン1は剛性を有することができる。更に、ポンツーン
1の上面2aを保護手段で被ったことにより、人等が乗
っても本体2を成す発泡スチロールが剥離することがな
くなるので、ポンツーン1の寿命が延びる。
チロールから成る本体2を有し、前記本体2に、剛性を
有するコア10等の骨格部材を設け、前記骨格部材に、
該骨格部材と前記本体2を接続し得る穴11、突起部材
16、繊維部材20等の付着促進手段を設け、前記本体
2の少なくとも上面2aに、保護部材3等の保護手段を
設けて構成されるので、発泡スチロールから成る本体2
は、付着促進手段と一体化することにより、骨格部材に
確実に保持される。また、骨格部材が剛性を有するの
で、本体2を長尺の発泡スチロールで形成してもポンツ
ーン1は剛性を有することができる。更に、ポンツーン
1の上面2aを保護手段で被ったことにより、人等が乗
っても本体2を成す発泡スチロールが剥離することがな
くなるので、ポンツーン1の寿命が延びる。
【0017】また、本発明は、前述のポンツーン1にお
いて、本体2に、骨格部材を本体2の底面2cに位置す
る形で設けたので、前述の効果に加え、ポンツーン1
は、ポンツーン1の型に骨格部材を型の略中心に保持し
なくても、該型の底面に骨格部材を置くだけでポンツー
ン1を製造することができると共に、ポンツーン1の重
心が底面2c側に成るので、ポンツーン1を水上に浮か
べても安定する。
いて、本体2に、骨格部材を本体2の底面2cに位置す
る形で設けたので、前述の効果に加え、ポンツーン1
は、ポンツーン1の型に骨格部材を型の略中心に保持し
なくても、該型の底面に骨格部材を置くだけでポンツー
ン1を製造することができると共に、ポンツーン1の重
心が底面2c側に成るので、ポンツーン1を水上に浮か
べても安定する。
【図1】図1は、本発明によるポンツーンの一実施例を
示す立体図である。
示す立体図である。
【図2】図2は、本発明によるポンツーンの別の実施例
を示す立体図である。
を示す立体図である。
【図3】図3は、本発明によるポンツーンの更に別の実
施例を示す立体図である。
施例を示す立体図である。
【図4】図4は、本発明によるポンツーンの更に別の実
施例を示す立体図である。
施例を示す立体図である。
2……本体 3……保護手段(保護部材) 10……骨格部材(コア) 11……付着促進手段(穴) 16……付着促進手段(突起部材) 20……付着促進手段(繊維部材)
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年9月18日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
Claims (2)
- 【請求項1】 発泡スチロールから成る本体を有し、 前記本体に、剛性を有する骨格部材を設け、 前記骨格部材に、該骨格部材と前記本体を接続し得る付
着促進手段を設け、 前記本体の少なくとも上面に、保護手段を設けて構成し
たポンツーン。 - 【請求項2】 請求項1に記載のポンツーンにおいて、 本体に、骨格部材を本体の底面に位置する形で設けて構
成したポンツーン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13183691A JPH05116684A (ja) | 1991-05-07 | 1991-05-07 | ポンツーン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP13183691A JPH05116684A (ja) | 1991-05-07 | 1991-05-07 | ポンツーン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JPH05116684A true JPH05116684A (ja) | 1993-05-14 |
Family
ID=15067239
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP13183691A Pending JPH05116684A (ja) | 1991-05-07 | 1991-05-07 | ポンツーン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05116684A (ja) |
-
1991
- 1991-05-07 JP JP13183691A patent/JPH05116684A/ja active Pending
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